
空ヲ刻ム者 ―若き仏師の物語―
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2014/04/05 (土) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★
凄いと思うも好みは別
スーパー歌舞伎Ⅱ
初めて猿之助さんを生で。
話は深く追求すれば色んなものが見えてくるようで今の社会、政治にも重なるものがあるような。
スーパー歌舞伎だけに派手さは何もかも凄くてエンターテイメント性は抜群。
飛んでくるものの量がなんでも多い(笑)
立ち回りも若さあるアクロバット的要素が後半見所で客席の高揚を煽る。
美しい絵面を意識した舞台作りを感じた。
猿之助さんのセンスが伺えます。

歌喜劇 あなたと轍(わだち)
マサ子の間男
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2014/04/03 (木) ~ 2014/04/05 (土)公演終了
満足度★★★★
ずっとニヤニヤ
初めてのマサ子の間男。
歌喜劇!
ニヤニヤが止まりませんでした。
たかりんさんと平田さんの組み合わせが微笑ましく
お歌も素敵でした♪
個人的に謎のお父さんが好き。
聞くと前作からのキャラ?
前作を観ていたらもっと楽しめたのかと思うと残念です。

魔王城
努力クラブ
STAGE+PLUS(大阪府)
2014/06/28 (土) ~ 2014/06/29 (日)公演終了
満足度★★★
☆★シュール過ぎる会話劇★☆
魔王城は見えるのか?見えないのか?
男2人、女2人、男女と次々と人が現れて高台から見下ろしながら会話する
掛け合い的な感じのシュール過ぎるコント
役者さんも上手く会話も興味深く最後まで聞き入りました!
一部の人にはツボにハマって受けていました♪
私もこっち系の笑いは好きなんですが
後半はもっと振りきっても良かったのかなぁ~(^^;;
あまり笑いというのを求めていないのであれば
この表現もありなのかなぁと思いつつ観劇♪
最後は余りにも冷めた答えを出し過ぎた様にも感じましたが…
それがまたシュールなのか?
まぁでもなかなか興味深い表現のお芝居!
次はどんな表現をするのか?とちょっと気になる劇団!

海猫街・改訂版
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2014/04/21 (月) ~ 2014/05/03 (土)公演終了
満足度★★★★★
圧巻でした!
小屋全体がセットで埋め尽くされる感じ。
一人一人が面白いのもあり、おばあちゃん役の方、特にお気に入りです。
若干ラストなど疑問も残ったけど、特殊ギミックにビックリ!有り余るパワーで面白かったです!そして前列の人は大変だなーと思った(笑)

IN HER THIRTIES
TOKYO PLAYERS COLLECTION
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/03/27 (木) ~ 2014/03/31 (月)公演終了
満足度★★★★
華やか、麗らか
華やか、麗らか、華麗に観て参りました。
TOKYO PRAYERS COLLECTIONの”イン・ハー・サーティーズ”
花も恥じらう30代。
実際に30代の女優さんが演じるある女性の30才~39才までのお話。
え?この女優さん30代?って人もいてびっくり。
20代のお話も以前上演されていて行きたかったのだけど行けなかった。
今回は自分に近い年代だし共感出来そうだなと。
華やかチームは出版社に勤め、結婚、転勤、離婚…という生き方。
麗らかチームは結婚までは同じ。転勤せず子どもを授かり主婦へ…という生き方。
華麗の順で観る。

Not Equal ≠
劇団 FIREBALL
TACCS1179(東京都)
2014/06/13 (金) ~ 2014/06/16 (月)公演終了
満足度★★★
正義って何なん?
殺陣を織り交ぜた仮想世界のお話。少年チャンピオンの囚人リクみたいな感じがした。
ありがちなストーリーにも思えるけど、正しいとは何なのか、疑問を投げかけられ、良い感じでお話はまとまる。伏線がちゃんとあったりは良かった。当パンに関係性が記載されていたので、個々の関係性など、もっと深く描写が欲しいとも思った。もう少しコンパクトに作っても良いのかなとも思いました。

荒野のリア
ティーファクトリー
吉祥寺シアター(東京都)
2014/03/13 (木) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
難しいなりに楽しんだ
リア王読んで挑みました。
なのでわかりましたがあらすじを知らないで観たら
わかりにくかっただろうと思います。
三幕からというのでもわかりにくいでしょうし。
簡易パンフのようなものにあらすじが書かれていましたけれど。
数回観ると演出の面白さもわかってきて楽しめました。
観劇慣れしてない方には難しいと感じる作品だったかもしれません。

Anytime.Anywhere
ソラリネ。
上野ストアハウス(東京都)
2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
満足度★★★★
何時も!
死というテーマが絡み合ってるな~!と、思いました!(全てではないけど)
日常の・・・全てを支配ししまう死・・・死のうと思った人・・・思いがけず死と隣り合わせてしまった人・・・
そんな人たちのその後のストーリーは家族、友人含めて哀しくて・・・
ギュッと胸を締め付けられる舞台でした!
黒猫くんが、良かったなぁ~(*^_^*)

proof(プルーフ)-証明-
風琴工房
SHIBAURA HOUSE 5階(東京都)
2014/05/27 (火) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★
凝縮された面白さだった!
ある数学者のお話。
一風変わった小屋での上演で、セットもガラス張りもオシャレ。力量のある役者さんたちなので魅力的に映る。2方向から観れることや、それぞれの背負っているものや気持ちのやり取りは楽しい。
尺が少し長いのと、キャサリンの心情をもう少し分かりやすいともっと見やすかったかなと思いました。昼間はかなり熱そう。
こういった戯曲は面白いし、もっと展開していって欲しいです。

ネバーランド
少年社中
青山円形劇場(東京都)
2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了
満足度★★★★★
ネバーランドに、もっともっと一緒にいたい!!
ネバーランド国を囲む地平線に集まった満杯のファン!
再びここで、新しい何かが始まるとあって、
人々は親愛の想いを込めて見つめていました☆
そして、
高らかに響き渡る序曲に突き上げられるように、
4年前に手渡された感動が、一瞬にして涙に変換されたのです☆
なぜなら前よりも、ずっとずっと可笑しくて、楽しくて、
一緒になって、子どもみたいにあばれたい気持ちが溢れ出したから!
自分の重さに絶えきれず、
苦しみもがくこの国の住人一人ひとりのお話しを
もっとゆっくり、もっとじっくり聴きたくなったから!
できれば、もっと一緒に泣きたい、一緒に笑っていたい想いに溢れたから!
止めど無く溢れる涙は、再会の喜びもあるけれど、
ネバーランドの皆様も、ファンの私たちも、
精一杯の4年間を
生き抜いてきたからなんだと気づきました。
伝えたい想いが、もっと強くなっていることに・・・
覚悟しなければならないことが、もっと明確になっていることに・・・
勇気を持って突き進むには、
もっと子どもみたいに遊びたおす力が必要なことに、
気づかされたから☆
私たちの心の中には、
苦しみの数だけ、ネバーランドがある☆
喜びの数だけ、ネバーランドがある☆
夢の数だけ、ネバーランドがある☆
本当に、ネバーランドは永遠なのですね!!

鎌塚氏、振り下ろす
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
完璧なる喜劇
って言いのだかわからないけど。安定の面白さ。シリーズ通して観ていると余計に感じます。単体で観ても絶対に面白い!絶妙なやりとり、仕草、…。とくにあの舞台美術は大好き~なんか夢があります!!なんじゃこりゃぁ~もあります。

アンダー・ザ・レインボウ
弦巻楽団
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/10 (木)公演終了
満足度★★★★★
オススメ!!
弦巻啓太さんの作・演出、弦巻楽団20回目の記念公演、きっとワケありな人だと思った人たちには、やはり、ワケがあった。作品を生み出すのに苦悩の時間を過ごす作家と彼のまわりの人たちがかもし雰囲気が、じわじわと伝わってきました。
私はとても面白く観劇しました。ぜひ、おすすめしたいです。

グッド・バイ
メイシアタープロデュース
吹田市文化会館 メイシアター・小ホール(大阪府)
2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
予定外にリピート
未完の作品のその先を書くものだと思っていたが
それだけではなかった。
山崎彬さんの解釈の面白さ。
原稿用紙を模した床に水屋、箪笥、昭和の雰囲気の舞台美術。
薄暗い照明にスモークが焚かれ昔の記憶を辿るような。
この空間だけでもワクワクしていたのに
あんなところが開くなんて。
鉛筆を走らせる音…背を向けて座ってる男。時折酒を飲みながら何か書いている。
この時の酒瓶の位置も好き。
美術、衣装、音楽、照明、舞台効果のあらゆるものが
とても好きな作品でした。
正直、最初は何かわからぬものに圧倒されて
何を観たのか?戸惑い混乱していた。
けど知らぬ間に涙が流れていたのは初めての経験。

オシラス
電動夏子安置システム
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了
満足度★★★★
これって「12人の・・・」ですか???
設定やあらすじをよくよく見ると、例の名作にそっくり???
現代と江戸を行ったり来たりをどうやるのかなぁと思って観に行きましたが、ファンタジーな部分は特に無く、基本は会話劇でしたね。
キャラの設定は秀逸で12人それぞれが生きてました。皆さん演技が上手いので、場面場面で引き込まれました。特に女子のキャラ設定はバランスがとても良かったと思います。
初日だったので、若干ばたばたした部分もありましたが、それもご愛嬌で笑いに変えるあたりは上手でした。
ステージがシリアスっぽく見えますが、基本コメディなので、前説でもう少し盛り上げちゃった方が、本番中も声出して笑えるので、いいかもしれないと思いました
お芝居としてもコメディとしてお勧めです

太子堂のサーカス【公演終わりました。ご来場、ご声援ありがとうございました!】
タテヨコ企画
sancha teatretto(東京都)
2014/07/03 (木) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1161(14-209)
20:00の回(曇)。こけら落とし公演だそうで、室内はピカピカ。三軒茶屋から少し歩きますが茶沢通りを外れると普通の住宅街…暗い。会場の近くにスタッフの方、右に曲がってすぐ。
19:35会場着、受付(チケットレス、座席は予め指定されています)。やや変形の横長ワンルームという雰囲気、床はフローリングで入口に向かってコの字の座席(主にパイプ椅子+座布団)。入口の重そうなガラスドアは防音になっているようで、開演までは騒いでも可とのこと。入口横に受付、脚立やデイパック。
19:47前説(横田さん、60分)、18:55上手のドアが開き(階段が見える)、女性が1人、麦茶、雑誌「東京大改造マップ2020」を読む、20:03受付撤去、開演の挨拶、女は電話をする〜21:01終演。
舘さん「想稿 銀河鉄道の夜(2014/4@アゴラ)」、久行さん「スペインのA(2013/6@BOKAN)」、郷本さん「テノヒラサイズの人生大車輪2011(2011/9@南大塚)」。
「説明」にあるように、女、「探検隊」の仲間(婚約している二人)、会社の同僚、ちょっと広すぎる家、なんということもない会話、幼い頃の記憶、サーカスの象、妹の登場で流れが変わり、揺れ動く心と真直ぐな想いとが触れ合うまでのお話でした。
戸外も使った演出、遠くから聞こえるサーカスの音楽、不安を抱えて過ごしてきた女性像が印象的でした。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた
ポップンマッシュルームチキン野郎
駅前劇場(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
すばらしい
素晴らしいの一言がいいあうとおもいます。
非常に内容も面白く
それ以上に、舞台の進行がとても素晴らしいと感じました。
いままで観てきた舞台の中で一番だとおもいます。
転換が非常によく、笑っていたとおもったら、感動したり、涙したり
こんなに瞬間瞬間で感情を揺さぶられた舞台はないです。
演出家の方が相当すごいんだなと感じました。
時間の使い方、間のとりかた、話の軽重、どれをとってもパーフェクトだとかんじました。

わっしょい!!鋼鈴の乱
張ち切れパンダ
小劇場 楽園(東京都)
2014/07/02 (水) ~ 2014/07/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
おもしろい
非常に不思議な感じをもった舞台であり
とても面白かった。
主人公が成長していく様がとてもよく。
演技も抜群であった。

コメディ 人質に乾杯
劇団NLT
銀座みゆき館劇場(東京都)
2014/07/03 (木) ~ 2014/07/07 (月)公演終了

「6月のパンティ」
モーレツカンパニー
Geki地下Liberty(東京都)
2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
やられた~
6月のパンティ、ストーリーはチラシにある通りw。が、しかし、伏線もしっかりした、良い意味で突っ込みどころ満載のラブ?コメディです。かなり早い時間から泣かされましたw。脚本・演出のたかはCさんはじめ、役者の皆さんの思う壺です。ぜひご覧ください♪

日本史教養講座・乱世篇 戦国武将列伝
シノハラステージング
板橋区立文化会館・大ホール(東京都)
2014/06/29 (日) ~ 2014/07/05 (土)公演終了
満足度★★★★★
良かったです。
今回で3度目の上演ということです。残念ながら初演は見逃しているんですが、前作と比べて、会場に合わせて演出を変えている凄さを感じました。
今回は劇場ではなくて、集会室での公演でした。
舞台袖や大黒、花道など、集会室の特性を活かしていて面白い使い方をしていました。
また照明もない舞台ということでしたが、稽古場にお邪魔した感じで、ファンとしては嬉しいスタイルでした。でも本当に照明がなかったかというと・・・・・・ラストシーンは素晴らしかったです。
戦国時代の話に現代の時事ネタをダブらせて、、歴史は繰り返すんだという思いが伝わってきました。
それにしても最新の時事ネタがしっかりお話しに融合されていて、いつもながら、脚本の力が凄いと思いました。
戦国時代の人間関係とか、史実とかちゃんとしているのに、はっちゃけているのが凄くて、友達とも、学生時代にこの作品を見ていたら、歴史が好きになっていたかもって話していたら、後のお客さんも同意してくれました。
今度、再演があるとしたら、ちゃんとした劇場だとどういうふうになるか楽しみという余白も含めて★5つです。