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カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う/カフカ トリビュートPart3

カフカを読む、カフカを謡う、カフカを想う/カフカ トリビュートPart3

夜想 presents パラボリカ・ビス

parabolica-bis(パラボリカ・ビス)(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1179(14-227) 田中美沙子さん2
17:00の回(やや曇)。16:57開場、昨日に続いてです。

その昨日まで田中さんがBATIKに所属していることを知りませんでした。

「せんがわ」のソロ「うぶ毛」が初めてだと思っていたので、よーく確認するとBATIK「トライアルvol.9(@森下)2010.10」を観ていました。

BATIKは先日「SHOKU(2014/6@KAAT)」を観ましたが出演していらっしゃいませんでした。ですので、10分前に会場に戻った時、黒田さんがいらっしゃってもビックリしなかった次第。

17:06前説~18:19終演。

「鳥」がタイトルにあります。ちょうど「恐竜 化石記録が示す事実と謎(David Norman著)」丸善出版を読んでいるところで、恐竜と鳥類の共通の祖先など興味深い内容、本作が「最初の鳥の誕生」を描いているように思えました。

どんなことをしてほしいの、ぼくに

どんなことをしてほしいの、ぼくに

HYP39

シアターシャイン(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

みてきた
非公開にしちゃいましたけどこっちに”みたい”書いたので。(【重複】と出なかったのはなぜなんでしょう、こりっち7不思議)
買い物かごからネギがはみ出てる奥さん出てきたけど、幸せそうじゃなかったですね。

妹の歌

妹の歌

ガレキの太鼓

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★

人生が自分の思っていたとおりにコントロールではないのだから
舞台も思いどおりにならないのかもしれない。
「思いどおり」と言うのは、演じる側だけでなく、見る側にとってもなんだけど。
だから、そのギャップが埋まらないと「もっと面白くなったと思う」と言ってしまう。
泣きはしないけどね。

ネタバレBOX

高校生が、自分がかつて小学生だったときに仰ぎ見た、年上のお姉さんたちを題材にした小説を披露する。
自分は、今、その「仰ぎ見ていたお姉さんたち」と同じ歳にいる。

そういう視点が入るのかと思えば、そうでもなく、その小説から、作者である女子高生の「今」が浮かび上がるわけでもない。
さらに、小説の中での女子高生の姿から、当時の、あるいは今の彼女たちの姿や、当人たちでは見ることのできなかった、人間関係などが見えてくるわけでもない。

単に、当事者たちも忘れかけていた、「あの日の出来事」がふんわりと蘇るだけだ。あとは離婚への違和感と葛藤。
もちろんそれも面白いアプローチだとは思うのだけど、長々と当時を題材とした小説を再現するのであれば、そうした視点が加わらないと、ただ、その小説を題材にしたリーディングの舞台を見ているようで、さらに深みが増していかない。

後半の離婚についてのホワイトボードでのやり取りは、内容的には面白いのだが、小説や、彼女たちの過去の出来事との結び付きが見えてこない。

それぞれの「今」について、これぐらいの掘り下げがあったとしたら、小説も、掘り下げ部分も活きてきたのではないだろうか。

ホワイトボードを使うことの「意味」ももうひとつわからない。
台詞のやり取りで見せたほうが、もっとスマートだったし、観客に届いたのではないだろうか。
講義じゃないのだから。

個人的に言えば、最後の暗転前にボードの上のほうに書いた赤い文字がよく読めなかった。
斜めの角度から見ているのと、字が崩れすぎていたからだ。
役者さんたちは、当然何が書いてあるのかを知っているとは思うが、読みににくい客席もある可能性があるのだから、翌日のシーンで読んでくれてもよかったのではないかと思う。
(終演後、正面に行って見ようと思っていたが、結局忘れてしまい、わからずじまい・・・少しモヤモヤ・笑)

今、30代になっている彼女たちが高校生になっているのを、本人だったり、別の役者だったりが演じる。
それは演劇ではよくあることだが、その使い分けがうまくない。
見ていて少し混乱してしまう。

もっと意味を持たして使い分けてほしい。
例えば、小説の中のフィクション部分とノンフィクション部分の使い分けなど、いくらでも方法はあっただろう。
または、小学生のときの記憶を頼りに書いている小説なのだから、例えば、間宮についての記憶が香苗の出来事に混在していて、その混在ぶりを別の役者が演じるなど、いろいろ見せ方はあっただろうと思うのだ。

今、高校生になっている道江は、かつて学校で何らかの問題を抱えていたらしい。
だから、少し年上の彼女たちが、仲良く遊んでいる姿は、「年上のお姉さんたち」という以上に魅力的だったのだろう。
その少し捻れた想いは、高校生になった今も、たぶん続いている。
かつての大食いファイターズたちは、今は昔と違っている。
それは当然だけど、それに戸惑う道江。

特に何ごとも起こらず、台詞だけで楽しむ群像劇で、ストーリーの軸が道江の想い、あるいは感情であるのならば、もっと整理が必要だった気がする。
そうした、台詞主体の作品として、ガレキの太鼓は面白いものを見せてくれるのだから、それぐらいの期待はしてしまう。

小説のあたりはいい感じで、ここからぐっと何かが変化あるいは、持ち上がってくるのかと思っていたのに残念である。

ラストに高校生の道江が、子どものように駄々をこねて(もうみんなに何も聞かないとか言って)、泣き出すのだが、あれば、幼すぎやしないだろうか。
物語の終え方としてはわかるのだけど。

されと小説を読むシーンで、ト書き的なものや、私(道江)の感じたことを、男性の役者が読むのだが、やはり、これは「私」、つまり道江が読んだほうがよかったのではないかと思う。
他人に書いたものを読んでもらうという高いハードルを、さらに自分が読んでみせる、というぐらいに、彼女(道江)が大食いファイターズたちにどんなに強い気持ちがあったのかが、よりわかるように思えるのだ。
自分の想いは、是非当人たちに聞いてほしいと思っているはずだから。
(「声に出して読んでいいのよ」を繰り返すシーンには笑った)

それの強い想いがあって、当人たち大食いファイターズが、いろいろな言葉や出来事をあまり覚えてなくて、さらに「今」があったりしたほうが、道江の中のギャップが高まったように思える。

劇場は斜めに仕切ってあり、左右が長い舞台になっていた。
しかし、その効果はあったのだろうか。
前後に厚みがあったほうが、よかったように思える。
特に、室内のシーンは、不自然に横に並んでいて、動きもほとんどなく、ホントにリーティング公演のようであった。
ソファやイスを配置して、それぞれの席で小説を聞いていたり、お茶を飲んだり、といった動きもほしいところだ。
下手から出て、あえて後ろを回る動線も、それほど活きてないように思ってしまった(同じ室内のはずなのに、出るときは下手から、戻ってくるときは上手から、という動きもあったりするし)。

途中までは、くすくす笑ったりして、とても面白かったんだけどなあ。

役者さんでは、万里紗さんの若さが強く出ているのと、工藤さやさんがなんかいい感じであった。前半は彼女が引っ張っていく感じがあったのだけど、後半はそうではないのが、すっきりしない。
アリーナ・コジョカル 〈ドリーム・プロジェクト2014〉Aプロ

アリーナ・コジョカル 〈ドリーム・プロジェクト2014〉Aプロ

公益財団法人日本舞台芸術振興会

ゆうぽうとホール(東京都)

2014/07/20 (日) ~ 2014/07/22 (火)公演終了

満足度★★★★

盛り上がる構成
第1部80分、休憩20分、第2部20分、休憩15分、第3部35分、終演17:50。「眠れる」にプリンシパルを投入するとは豪勢、お手本のような踊りだった。「エスメラルダ」は少し荒削りながら会場をほぐす若い衆の役割は十分に果たしていた。吉田都の出演はうれしかったが、相方のマックレーがあまりに目立った。第1部でカーテンコールがあり、吉田都はこれで終了。「白鳥」はベタな演目ではあるが、プログラム構成として落ち着くし、コジョカルの泣きの表情がよく似合う。「海賊」はグランパを含めた抜粋集で、そろい踏みは見ごたえあった。全体的に無理に現代を多用せずに古典を中心にしたのがよく、構成での盛り上げがうまく、楽しく過ごすことができた。

【全公演終了しました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。】こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。

【全公演終了しました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。】こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。

なかないで、毒きのこちゃん

王子スタジオ1(東京都)

2014/07/15 (火) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

鳥皮さんらしさ全開
なんか予約完売で心配してたんですけど、
直前のツイートで残り2席で飛び込み観劇出来ました。
過去公演から冒頭の謝罪から演出だなぁと解っていても
かえって2回観れるスケジュールだから気楽に観劇
その為か意外と唯一の母子の物語が進むにつれ
ちょっと泣けてきてしまった、そして休憩に入るとこれも「経験」と
わざと外へ出ていったら休憩中にも若干ドラマがあったみたい
解っていても2回目は衣装も母も変わり新たな気持ちで観劇
いままで短編集のような作品が多かったですが
45分の短い作品をベースに、約4時間楽しい感覚で
参加気分を味わえる舞台でした。
小学生役の浅川さんの位置は重要で大変そうでしたね~
最初から鳥皮さんらしい可愛らしさを印象つけてくれて良かった。
アップまで観て、その後2回目の通し観れれば十分楽しめるけど
参加気分はやっぱり全部みれてこそですね、祭りに相応しい締めでした。
最後の秘密基地も含めてお祭りとして今回の演劇祭は良かったです。

河童

河童

DULL-COLORED POP

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

独特の世界観
独特の世界観の演劇でした。万人受けする舞台ではなく、観客に色々考えさせる舞台です。ダンスシーンは見応えがあり、役者さんの技量も高いのは分かるのですが、正直私ではよく理解できませんでした。その為、感情移入も出来ず単に舞台上を眺めるだけになってしまいました。残念ながら、再度観れば、分かるという感じでもないです。

河童

河童

DULL-COLORED POP

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

見応えのある舞台
価値観の相対化を促すというか、試されるような、知的な意味で面白い舞台です。私は退屈はしませんでしたが、作者の訴えたいことをちゃんととらえられたか自信はありません。
私の聴覚的な理解力に限界があるせいか、テンポの速い曲では歌詞が聞き取れないのが残念です。

ネタバレBOX

事業が破綻云々という経緯で幻覚妄想状態に陥ったのなら、合理性だけの世界よりはむしろ逆に、人間性過剰な世界を志向するのではないかなと思ったりもしました。まあ、思っただけです。
望蜀ですが、彼が人間世界に戻ることを決める(完全には復帰できないわけですが)上では、純粋に内的な展開というよりは、周囲の人や病院の治療環境がいくらか作用するのが自然な気がします。「狂ってしまった」河童の台詞の一部は、見舞いに来たかつての友の言葉が妄想世界に取り込まれたものなのかなと解釈できるのですが、それが正しいかはともかく、現実世界との関係が見えると、彼の最後の決断がより説得的なものになったのではないかと思うのです。
朝日を抱きしめてトゥナイト

朝日を抱きしめてトゥナイト

ロロ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/07/11 (金) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

面白い!
初ロロでしたが、ぶっ飛びすぎてるギャグ漫画みたいでとても面白かったです。

いくつかのシーンではたまらず爆笑!

噂に聞く、イっちゃってる頃の赤塚漫画ってこんな感じだったのかも。。。


おかしな話の合間を縫って漂ってくる不思議な詩情、妙な後味を残す言葉遊びにも惹きつけられました。

ネタバレBOX

登場人物の中では、他人の記憶を盗聴する女がツボでした。
アウト・オブ・オーダー~Out of Order~

アウト・オブ・オーダー~Out of Order~

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白かったです!
チャレンジチームを観劇しました。スピード感があってテンポ良く、次から次へとハプニングが起こり、とても楽しかったです。役者さん達の熱演も良く、皆それぞれのキャラクターの味をよく出していました。特に印象的だったのが、秘書役のピグデンを演じた濱崎元気さんで、熱演と表情が良かったです。舞台セットも、丁寧に作られていて雰囲気が出ていました。海外のコメディーって、こんなに面白いんだ!と思わせてくれる素敵な舞台でした!

ビー・ヒア・ナウ Be Here Now

ビー・ヒア・ナウ Be Here Now

文化庁・日本劇団協議会

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/07/10 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

時は流れても
24年前の原作。しかし、これだけの年数が経っていてもステージとしての面白さは変わらない。ダンスの見事さは、虚構の劇団らしい相変わらずさ。
タイトルの意味は「今ここにいること」だとか。私にとって、それを強く思わせる台詞がいくつかあった。
人は皆、いつもそれを想いながら生きているのではないか。
以前、柿喰う客の本公演で拝見したのとは全然、違う七味さんにやられてしまった。
お気に入りの杉浦さんが主役だったのが、私としてはほくほく。

トークライブ『田渕法明のひとりで喋るもん(でも誰かがいないと寂しいゾ!)』&みんなで楽しむアナログゲーム講座

トークライブ『田渕法明のひとりで喋るもん(でも誰かがいないと寂しいゾ!)』&みんなで楽しむアナログゲーム講座

ライトアイ

ACT cafe(大阪府)

2014/07/19 (土) ~ 2014/07/19 (土)公演終了

満足度★★★★★

楽しい
時間を過ごせました。ここでは書く事ができないやろうな、という裏話なども聞けたし、柿谷さんの振付師としてのお話も。また大阪で開催して欲しいと切に思いました(>人<;)

永遠の一瞬 -Time Stands Still-

永遠の一瞬 -Time Stands Still-

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★

それぞれの生き方
登場人物が4人、場所も1つの部屋のみのストレートな会話劇で、様々な考えさせられるトピックが扱われていました。

結婚しないまま長年同棲しているカメラマンの女とジャーナリストの男、編集者とその恋人の2組のカップルの正義や仕事、人生についての価値観の相違が浮かび上がり、最後まで共通の結論には辿り着かないものの、それぞれの考え方を尊重する結幕に希望が感じられました。
斜めに振ったリアルな室内のセットの中、わずかな効果音と写真の映像だけしか用いず、演技に集中させる演出で、台詞の裏に込められた感情に引き込まれました。

戦争ものにありがちなお涙頂戴に対しての自省を込めたやりとりが途中である通り、声高にメッセージを押し付けず、またシリアスな内容の中にも程良くユーモアが感じられる充実した内容の作品でしたが、オーソドックスにまとまり過ぎていて、この脚本・演出ならではと思える要素があまり感じられず、少々物足りなさを感じました。

転換の際に上手奥に戦争の写真が映し出されていたのですが、写真の切り替わりにエフェクトを掛けていたのが芝居がかって見えて違和感を覚えました

河童

河童

DULL-COLORED POP

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度

んー。
歌もダンスも魅力的でエンターテイメント性には富んでいる。
が、伝えたい事がぼんやりしている。
抜いて観れば面白いとこもあるが、
トータルバランスは残念としか言えない。
とても長く感じるので休憩時間には帰ろうかと悩んでしまった。

【全公演終了しました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。】こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。

【全公演終了しました。ご来場頂いた皆様ありがとうございました。】こんにちわ、さようなら、またあしたけいこちゃん。

なかないで、毒きのこちゃん

王子スタジオ1(東京都)

2014/07/15 (火) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しい時間でした
演劇祭、自分はここが最後。
ここが最後の作品になって良かった。
コスパも最高でしたね。
芝居が完成しなかったからという体なので\1800だったけどまあ安いでしょ。

休憩挟みつつ4時間弱との触れ込みでした。
途中入退場可とのことでしたが、まあ全部観なくては!

王子スタジオ1、ワワフラミンゴと同じ会場でしたが、外が見えるのがちょっと良い。
演劇祭では地下に潜りがちなのもある(笑)
豪雨やかみなりも味があった。
終わるまでにやんでくれ!とは思ったけど。

手首に入場パスを巻いて中へ。
フェスっぽい。

中では役者らしきかたがたが出迎え。
珍しいと思ったら公開練習という体なのね。

ネタバレBOX

そう、戯曲が45分しかなく完成もしていないので公開練習をします、ごめんなさいという形ではじまったのでした。
また、一人役者が遅れていて、というとんでもない状況であったりとか。




みないなのが意図してやられていた感じでした。
その部分は最後分かるように出来ていたし、全公演終演後のツイートでも触れていたので間違いないでしょう。
主宰の鳥皮ささみさんというのがどんなかたなのか気になった。
結局、あの場にはいなかったのかな??
演出助手も役者が演じていた徹底ぶりが面白かった。

こういう作りのものは客側からしたら煙に撒かれた後、種明かしはして貰いたいなーと思うので良かった。


アップ、通し稽古、ダメ出し、通し稽古、ダメ出し、解散!
という大まかな流れでしたが、二回目の通しは衣装にも着替え、本チャンのモノを観せてくれたと自分は理解。
遅れてきた役者もそこから参加するという体。

観やすそうな席に途中休憩の時に移動したせいかもしれませんが、二回目の方がよく伝わってきた様に思った。

内容を知ってしまっている方が集中力が切れない事があるんだなと最近思ったり。

また衣装で記号を見せるのは(制服であったり)大事なんだなと改めて思った。
やはり自分は顔覚えが悪い。


ちなみに45分のこの短編、それ自体も大分良い話なんだと思う。
各年代の同一人物が沢山いるのも面白かった。
毒きのこヘアーだらけなのも納得。

客は周りをぐるっと囲む形でしたが、割りと芝居の方向が決まってしまっているのでそこだけ気になった。


休憩中も動きがあり(遅れてきた役者が怒られていたり)、多分、外に出た役者も何かしらのドラマがあったと思うのでそれも観たかったな。
コロニー

コロニー

ファントマ

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/07/19 (土) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★

女達の熱き戦いの物語
その地で生きる者達の、愛と戦いを、熱く描いた作品でした。
登場人物が少し多く、場面も結構すぐに変わるので、ちょっとごちゃごちゃして追いにくい印象は受けました。
美津乃あわさんとコロさんが最高にかっこ良かったです。

ネタバレBOX

昆虫世界をモチーフにしていたため、どれがどの虫なのか考えながら見ていました。
虫苦手なので、調べるに調べられないので、わからないままのものも多いですが…。

女王が娘たちを手に掛けるシーンが、エレカシの『翳りゆく部屋』をバックにスローモーションだったのが凄く良かったです。切なく熱い。
そこから、愛を知らないはずの娘・クオーツに女王の証である槍を引き継ぎ、そしてクオーツが息絶えるまでのシーンが、好きでした。
CQ、CQ、

CQ、CQ、

サムゴーギャットモンテイプ

pit北/区域(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

扇風機の表情
面白かったと思う。
細かい部分はどうでもいい系統かなと。

ショートコント?が微妙に絡まりあっていた感じ。
割りと規則正しく順繰りにやってた印象があるのでもう少し濃淡があって良かったかも。
体感でしかないけど、同じシリーズの場面を1つずつ減らして、もう1つ別のネタがあったら更に好みだったかもしれない。



ここの劇場の作りだと内側の席が多分一番観やすいと思うのだけど、「関係者席」として潰れていたのはなんだよ、と思わせてしまう要因ではある。
関係者と言うより遅れてきた客の為に案内しやすい席を抑えていたのだろうけど。
結局、開演間際に来た客が座っていた様なので意味がなかったのでは。
後から来た客の方が優遇されている様に見えるやり方は回避した方がいいと思う。

ネタバレBOX

人に見立てた扇風機が好き。
あれ、忘年会とかの一発芸にとても最適だと思った。
下手な役者より表情があった気がする(笑)


最後、エロ歌舞伎と言うのをやったけど、是非、本物の伝統芸能として歌舞伎を修練してからやったのを観たいと思った。
思うのが、あれぐらい一瞬の爆発力のあるネタを持ってるとこは芝居自体はコンパクトにまとめた方が有効な気がする。
あれだけを目当てにリピートさせるとかも有りえると思う。
プライム輪舞曲

プライム輪舞曲

クリエイティヴ零-ZERO-

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/07/16 (水) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★

投票制のマルチエンディング
エンディングが、観客の投票制というシステムはなかなか面白かったです。
私が観た回はブラッグエンディング。
ただ、どちらも観たいと思っても、その回の観客次第なので、なかなかの賭けですね…。

ネタバレBOX

物語自体も、時間移動ものだけど、タイムパラドックス等をちゃんと解消してくれるので、違和感なく楽しめたように思います。
同じ場面を繰り返すことも多かったのですが、それに関しても違和感はなく。
それから、素数等の少しむずかしい単語や理論について、ホワイトボードを使いながらわかりやすく説明してくれたのも良かった。
それも、登場人物達の設定のおかげで、説明が入っても違和感がありませんでした。

面白かったのですが、序盤の方は少しだれてたかな、と思います。
コスプレの兄妹の一度目のコスプレの部分は無くても良かったのでは…?
(元ネタがわからないとわからない状態でしたし)
それから、オープニングのダンスを劇中でまるっともう一度やっていましたが、あれも別に、同じものを再びやる必要はなかったように思います。
Fight Alone 4th

Fight Alone 4th

エムキチビート

エビス駅前バー(東京都)

2014/06/05 (木) ~ 2014/06/30 (月)公演終了

満足度★★★★

Fチーム
Fチームを観劇しました。
他のチームはうまく日程が合わず、観ることが出来なかったのですが、どれも、観てみたかったと、凄く思います。

ネタバレBOX

FチームはMrs,fictions中嶋さんが作演出の萱怜子さんと、西田シャトナーさんを目当てに行ったのですが、4作品ともそれぞれクオリティが高く、とても満足出来ました。

気に入ったのは、やはり上記のお二方の作品でした。

中嶋さんの言葉遣いが凄く好きなのですが、それはここでも健在。
穏やかに心をきゅっと掴むようなお芝居で、あとからじわじわ余韻が来ます。
萱怜子さんの田舎のキャバ嬢っぷりも凄くしっくり来てて良かったです。

西田シャトナーさんは、今回の優勝者ということでしたが、納得の結果だと思います。
バーというあの空間をしっかりと活かしたままで、笑って泣けるSF空間を作り上げていました。流石です。
耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

クオリティの高い時代ミステリー
まず脚本がとても良く練られていて、説得力のある歴史の可能性を提示してくれたのではないかと思います。
私が歴史に疎いせいもあるかもしれませんが、「そんなのありえない」という感じではなく、「もしかしたら、そういう可能性もあるのかもしれない」と思わせてくれたのが凄い。

役者さん達も熱演で、2時間超えの長めの公演だったにも関わらず、それを感じずに物語に引き込まれました。
個人的には、中岡慎太郎の大神拓哉さんが良かった。

ただ、仕方がないとは思いますが、ちょっと説明台詞が多く、そしてその台詞が早口気味だったため、歴史知識が少なめだと、そのあたりを追いかけるのが少し大変だったように思います。

CQ、CQ、

CQ、CQ、

サムゴーギャットモンテイプ

pit北/区域(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

初観劇、いい出会いでした。
ちょっと下らない感じの物語が様々
劇中劇(オーディション形式なんですが)として始まる。
シュールな感じ、チープな感じ、それぞれ面白いし
最後関連付けしていくので、考えてるなぁと感心しちゃいます。
笑える台詞のポイント(序列というか)がいいですね。
ちょっと長いと思えてしまう所もありましたが
最後に待っていた三人吉三?のような大馬鹿歌舞伎が
それまでの物語も一掃してしまいように男の勢いで展開され
スカットした面白さになって観劇終了となりました。
意外と下ネタもきつくないので初心者にもオススメ出来たのに
もう千秋楽直前の時間、もしコレ観た方15時まで急ぎましょう。

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