最新の観てきた!クチコミ一覧

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おせっかい母ちゃんリビングデッド

おせっかい母ちゃんリビングデッド

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2014/08/08 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★

台詞が届いてこない
どうも私にはそう思えてならない。神戸アキコ演じる美幸のテンポがいいんだかただ単調なのか、お経のような台詞回しが入ってこない。。思い描いていた母ちゃんのイメージが、強烈なインパクトのある滅茶苦茶なものだったためか(神戸が演るんだから)、観ていてしっくりこなかった。また美幸が一歩的にまくし立てる場面が多く、息子の恩太との関係が見えてこない。なのでラストの母と息子のほのぼのシーンも「何だろう?」という感じ。全体的に人物の描かれ方が浅いと言わざるを得ない。辻沢綾香は相変わらず笑える。

こわくないこわくない

こわくないこわくない

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/08/30 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

いつもほどの疾走感がなくて
やや物足りなさを覚えました。

相変わらず、時流に乗った題材をうまく調理して、クロム流の独自手法で、観客に社会問題を提示する術はお見事だと思うのですが、キャストが多かったことと、数人のクロム主砲キャストが不在だったこと、役者の演技力にバラツキがあったことが、マイナス要因だったのではと感じました。

でも、期待の幸田さんは、期待以上に魅力全開!あのダンスには、打ちのめされました。

最初のシーンは、クロムのベテランキャストの登場からにして頂けたら、もう少し、舞台に気持ちを持って行かれたのかもしれません。

武子さんととかげさんの神崎夫妻の登場から、一気に、世界観が広がりました。

ネタバレBOX

最初に登場される若い警官役のお二人の演技が、できの悪いコント芝居のようで、ゲンナリ。一気に、期待値が下がってしまいました。

ストーリー展開も、いつもほど、先が読めない、奇想天外な空気感が少なく、ネグレクトの親から拉致されて、持田に育てられていた子供達も、キララ役の川村さん以外は、どうも、クロムには不釣り合いな演技で、精彩を欠き、キャストの力量の差も、いつものクロムの疾走感に待ったを掛けた要因かもしれないと感じます。

たじたじが、何故、あーいう行動に出ていたかの、謎が解けた終盤の告白には、うるっとする瞬間があったのですが…。

クロムの芝居は、劇団員と、クロム色を体現できる確かな技量のあるキャストのみで、是非公演して頂けたらなあと切に思いました。
懐郷物語

懐郷物語

劇団EOE

千本桜ホール(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

一所懸命だが
 軍事を物語る場合は、地理的、政治的、国際的視野をもう少し広げておいた方が良い。また、念を形にする時、リアリティーが不足であれば、作家の最も深い所から立ちあがってくる照れなりなんなりがないと、容認される巾が狭まる。(追記2014.9.18)

ネタバレBOX

 シナリオに描かれているテーマ、テーゼに一切新味が無い。これは決定的なマイナスである。外界から断絶する、させることを良くやってきたようであるが、恐らくは、それが原因であろう。何でも縛れば良いというものではない。寧ろ、基本だけ教えてあとはほっぽり出す方が、優れたものを生みだすのではなかろうか? 今日、拝見した作品は、つか こうへいに似たテイストを感じはしたし、ある部分、役者の熱気などは、つか全盛期の時代の役者の演じた熱気をフィルムで観たことしかない自分は、そのフィルムから感じたのと似た感触を受けた。然し、舞台のそれでは無論ない。

 唯、自分にも、観終わって暫く金縛りにあった舞台がある。その時、同じ舞台を観ていた観客全員が、自分と同じ状態であった。終演の瞬間、会場は水を打ったように異様な緊張感を伴った沈黙に包まれた。誰もが息を呑んで、静まり返ってしまった。暫くして、其々が我に帰るや否や、割れるような拍手が起こった。大阪の劇団、Mayが、タイニイアリスで演じた「風の市」上演の際である。自分が、小劇場演劇に嵌ったのは、この公演を観たからである。演劇にはそれほどの衝撃力があるが、そんな舞台は、千本に1本位のものだろう。シナリオ、演出、音響、照明、演技、文化・歴史的背景等々が、渾然一体となって、観客のイマジネーションを最大限に揺すぶり、感応させ、至高の高みと地獄の底を引きずり回して魂の底の底までカオティックな熱で焼くとき観客は、身も心も役者や舞台と溶け、交わって壮大なイマージュの時空を創造するのである。
 このような舞台を作り上げる為には、外の世界を知り、自らを知り、真に葛藤しなければならない。魂の鍛錬を、このような精神的レベルに於いて行って初めて、「風の市」のような傑作が生まれるのだ。肉体的な鍛錬は、この魂の鍛錬に比べれば、負荷は軽いと言わねばならない。なぜならば、それは、無限を相手にするわけではないからだ。
みんなのうた

みんなのうた

ツラヌキ怪賊団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★

進化していく怪賊団
初日に続いてリピートしましたが、何だか少しパワーダウンの日だったかな?
役者さんが慣れてきたからかも知れませんが、時間を急ぐばかりにセリフ棒読みが多かった&目立ちたいからの勝手な(?)役者のセリフ変更が多かったように感じます。
出演者さんのブログコメントや他の口コミサイトの書き込みにも多いけど、やっぱりゆりえさんいらない・・・というか出過ぎかなぁ。
小劇場にありがちなヒロイン病なのかw明らかに栞ちゃんがヒロインなのに、前に前に出過ぎで、なんか初日よりも余計なセリフが増えていた感じ。
最後の場面に子供が出てくる前フリ場面でも、余計に居残り過ぎているし!

その後に黒田マスター、陸一郎と鳳お姉ちゃんが締めてくれるから感動にはもっていけるものの・・・っていう気持ちです。

作品的にも進化をしていっているからこそ、より実力がありオーラがある役者さんを配置していって欲しいです。
IKKAN作品がしがらみで進化を止められているように感じてならないです。

初日は☆5に感じましたが、昨日は千秋楽への期待を込めて☆3です。

HOTEL CALL AT

HOTEL CALL AT

メガバックスコレクション

南大塚ホール(東京都)

2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

セットでも定評のある
メガバックスコレクションだけど、今回は小劇場でなくホールという広い空間。
ファンの方がその高さや広さを心配しておられたようだが、その空間を見事に活かして「HOTEL]を再現していた。
聞くとポーン役の鈴木優美さんがセット作りにその才能を発揮したとのことで、役柄と相まってクールな仕事ぶり。
客入れでもキャストが出迎えてくれたり、観客を素敵な舞台にあげてトランプタワーに挑戦させたりと趣向を凝らしていた。
(フェイズランド役の野口さんより、観客の女の子が短時間で仕上げてしまったのには笑ったけど)
もちろん内容は代表作の再演で間違いないものだし、役者陣も素晴らしい。
中でも印象に残るのはキャスト全員によるモノローグというのでしょうか。その効果音、照明とシンクロした演出は心揺さぶられます。

滝さんの支配人は文句のつけようがないけど欲を言えば、予定されていた富永さんの「CALL AT]も観てみたかった気がする。
2日間では惜しい公演ですね。

本物の名探偵ハウンドこと犬飼警部補(日本語公演)

本物の名探偵ハウンドこと犬飼警部補(日本語公演)

Act in Productions

小劇場 楽園(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

不条理
演劇評論家も大変です。

ネタバレBOX

観客として招待された演劇評論家が終盤舞台に上がり、俳優が観客席に座るという不条理劇。

文化の違いか、不条理劇故か、あまりコメディとは思いませんでした。

今回は不条理劇なので少々のわざとらしさは必要だと思いますが、過去のアンディ・ユーテックさんの演出作品を観て感じたことは、ベテランの役者さんを使っている割には演技がわざとらしいということでした。

しがらみから離れ、取り巻きから離れ、今一度役者選びを考えた方が良いのではないかと思いました。
『OUF!』 【復路ツアー】

『OUF!』 【復路ツアー】

劇団どくんご

井の頭公園西園・ジブリ美術館裏(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

皆、こういうのは観ないの?
全国各地を飛び回り、テント小屋で公演を行っている劇団となります。

これ凄え!
自分的に大ヒット!
多くの人に観て貰って、どう思います?
って話をしてみたい!

これどうだろう2時間30分くらいで冗長に感じる人や環境(公園なのでカナブン的なものが飛んでたりした)に引く人はもしかしたらいるかもしれないけど、でもやっぱり観て貰いたい。

雰囲気的に見世物小屋みたいな感じでしょうか?
と言っても見世物小屋なんて行った事ないのですがヽ('ー`)ノ

公園のど真ん中にテント建てているので当然地面は土で、草のにおいがする客席というのが新鮮でした。
雨が降っていたので余計そうだったのかも。
もっと言えば、誰かが持ち込んだ酢イカのにおいも漂っていたけど(笑)

会場内は基本ベンチ席でこじんまりした印象。
満員御礼でビックリするぐらい舞台ツラまで増席していた。

基本的に高い質の一人上手が続きます。
凄い全力で面白い。
思いもよらなかった事をしたり。
一人一人の出番が終わると拍手が起こるのが印象的。

冗長に感じる人は感じるかもしれない、でも自分はそれで良かったから何とも。

ところで観劇マナーの注意なんて一言も無かったんです。
凄い自由で、写真を撮ってる人も居れば、多分呑んでる人もいたな。
どこかに「シャッター音だけさせないでね」と書いてあっただけと言う。

要は上演されてる作品がそういう細かいのをねじ伏せる様なモノだったわけです。

ネタバレBOX

受付・開場時、おかしな格好の人たちがうろついている!
役者総出で出迎える形でした。
良いのは受付も同じく役者がやっていて(やっぱり変な格好をしている)、徹底しているのですよね。
これだ!

ちなみに格好は本当に変で、「これ、大丈夫かな?」と思ったくらい(笑)

変なんだけど、でも各地で何公演もやっている頼もしさは感じました。

舞台面も正直想像していたより小さくて、こんなものか、とか思ってたのですが、いやいやいや、あんな使い方をするとは。
凄い説明したいのですが、これ説明したらダメだ(笑)

凄い景色が観れて、オープニングから掴まれた事だけ明記しておきます。生演奏とかも良かったなあ。

間違いなく、観劇で初めて観た景色でした。

途中、かなり神掛かったタイミングで雷が鳴ってたりした。
そういう雑音だったりは既に折り込み済みなんですよね。
夜の回観たから静かだったけど、多分、昼だったら公園で遊んでる人の声とかもあったりしたんじゃないかと。
マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★

最強の女神
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。140分(休10分)。

ネタバレBOX

28歳で死んだ実在の海賊ベラミーの幼少期が一幕
黒人少年アジクが海軍提督の羅針盤窃盗容疑で極刑となることをきき、救出、他の奴隷らも含め海賊となり海へ出る。

海賊となったが、海軍らの猛攻により絶体絶命の危機に陥る二幕
羅針盤と海図、六分儀をそろえると神の国へいけるという伝説があり、くろ髭ティーチの協力もあり3つを揃えるベラミー。神の国を羅針盤が指し示すが、軍艦50隻がベラミーの行く手をさえぎり最期の戦いが始まる。ベラミーの幼馴染ピエトロも倒れ自身も銃弾を浴び海へ落ちるベラミーだったが、羅針盤の精(モリガン)の加護を得て、新たな舟とともに再生(転生)する…。

王道少年漫画チックな展開。仲間想いで実直なとこもある主人公が、まず助からないだろうって状態で奇跡が起きる。ラストの戦いシーンは見ごたえあったし、いい盛り上がりと思う。
全体的にコミカルな調子のシーンも多々あったので、もっと笑えるとこがあったらメリハリがついたかなと。
ベラミー幼少期の「友人」であり召使でもあった黒人女性(奴隷として売られた?)を、モリガンと重なるように描く手法は面白い。ベラミーのルーツであり、奇跡の布石であり、舞台に厚みを持たせてた。終幕直前に、そのシーンを再度挿入するのが上手い。少年漫画っぽい話をいい感じに引き締めていた。

セリフのトチリも若干あったかもしれないけど、つっかえるのがちょっと多すぎと思う。2時間の一人芝居だから負担が大きいのだろうけども。体力的にも終盤に疲労感があったように見える。終盤でエネルギー最大出力になるような舞台運びだったらなお良かったかなと。海賊話で男(若い男が主人公だけど)メインの作品を若い女性が2時間演じるってだけで凄いこととも思うけど、もう一段上のパワフルさを感じたかった。

とはいえ、魅力的な女優さんとも思ったし、全く違うテイストの演技(作品)を見てみたいと思ったし、おへそキレーだなと思ったし。
谺は決して吼えない

谺は決して吼えない

一色洋平×小沢道成

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

王子小劇場
王子小劇場の取り組みはやっぱり好きです。

お二人ともがっつりファンがいるかたがたでしょうけど(自分でも観た事あるーと思うぐらいなので)、何をおいても王子小劇場の取り組みから派生している事が自分には一番の決め手となります。

二人芝居好きなのもありますが。

今日も王子小劇場、初めて観る形でした。
お客対面で舞台を挟む形でしたが、縦長(あるいは横長)で役者がばっと走り出てくるのはパワフルです。

ネタバレBOX

今回の作品は役者さんから観たら結構生々しく共感する部分があったりするものでしょうか。
金感情の部分とかは兎も角、人間関係の部分において。

人とのすれ違いとか後悔とか、そんなものはどんな人生にもあるのでしょう。
なのでああ、人生って結構キツいなぁとこういう作品を観ると改めて実感させられてしまったり。

人との繋がりは重要で、自分なんかは明らかに下手な方だけど、今以上に希薄になったら人生からひょいと降りてしまう場面とか出て来かねない。

とか、考えちゃいますねー。

アフタートークで30年後にまた再演したらいいんじゃないの?
みたいな話が出ていましたが是非。
そこまで途切れず道があったらとても良い。

てか客でさえ30年後も自分観劇してるのかな、とか考えると未知の領域過ぎる!
HOTEL CALL AT

HOTEL CALL AT

メガバックスコレクション

南大塚ホール(東京都)

2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵なお芝居でした!
メガバックスコレクションさんの舞台を観るのは初めてでしたが、脚本、演出がとても素晴らしく物語の中へぐんぐんと引き込まれていきました。

ネタバレBOX

将来、自分も訪れることになるであろう「HOTEL CALL AT」、寛ぎながら「他の宿泊者」の動向を見守りつつ、「自分だったら‥」と想いをめぐらして観ていました。終盤の駆け落ちした二人が「帰っていく」場面では涙が出てしまいました。

物語とは直接関係ありませんが、開演前からお芝居が始まっていたことにビックリ!そしてフロントのお二人の息がピタリと合った台詞が心地よかったです。
お披露目~浮気編~

お披露目~浮気編~

日本コメディ協会

駅前劇場(東京都)

2014/09/06 (土) ~ 2014/09/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

まさしくコメディのショーケース
まさに流石のクオリティ、一定の縛りがある中での4編それぞれ異なるタイプのオムニバスは優劣つけ難く(「どれが一番好き?」と問われても回答不能)、まさしく「コメディのショーケース」。
まずはレイ・クーニーばりのファルスで始め、次いで状況が論理的に絡まったロジカル・コメディという前半、対してハートウォーミングなウェルメイド系2編の後半という構成・上演順も的確で、ホントにコメディ作家が束になるとスゴい…(笑)
前半2編は作風をよく存じているお二方の作品で「あぁ、いかにも!」だったし、3編目が伏線とその回収も巧みな上にウェルメイドなのに対して4編目の狂言回しがもの凄い変化球で最初は「ん?この順なの?」だったものの、ラストでその上演順とした理由を理解。巧いよなぁ。
あと、ミドリとモモちゃんの衣装…(笑)

しかし考えてみると大のオトナのコメディ作家が徒党を組んで作品を創るなんてオトナげないな(←「だいにんきない」と読まれないための敢えての表記)、反則だよぉ!(笑)
脚本担当と演出担当の組み合わせ、いったい何通りになるんだか?

マザー4

マザー4

劇団エリザベス

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/09/04 (木) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

内容はもちろん、照明効果だけでも一見の価値あり
冒頭で異変を提示してツカミはオッケー、そしてその後の場の進行に伴い次第に謎がほどけて行く構造(ほどき具合も含む)が巧みで、クライマックスで到達するテーマも好み。
さらにプロジェクターからの映像・光だけで照明効果をまかなう手法が独特にして秀逸!
映像には簡易プロジェクションマッピングとも言える部分があり、極論すればこれだけでも一見の価値あり。
あと、本編では「五階です」の使い方も面白い。
それにしてもエリザベスの公演でオープニングダンスを見ることになろうとは…(ちょっと意外)

ネタバレBOX

「死を選んじゃダメだよ」「そのままでいい、そのままが一番」なんてのも好みなんだな。
マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごい!
大阪公演が観られず、東京に来ているタイミングでの公演。
これを運命と言わずして何と言う?という事で、念願の観劇。
2時間の一人芝居。
あれだけの台詞を覚え、10人以上の老若男女になり、動き、走り回る。
しかも、この日は1日3回公演の3回目。
大きくはない彼女の身体のどこに、そんなパワーが秘められているのか、と驚かされる。
実在した海賊たちを題材としたエンターテイメント。
紙芝居を見る子どものように、舞台に引き込まれ、思わず身体が前のめりになってしまう。
観られるチャンスを逃さなくて良かった。

マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動
大阪 船場シアターで
観て感動して
東京で3回 計4回観ました
2時間10分の上演時間が
観る度に短くなってくる
感じがします
それだけ 引き込まれて
いってしまいます

最終日悔いが残らない様に
頑張って下さい

ifi イフアイ

ifi イフアイ

梅田芸術劇場

青山劇場(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★

う~ん、ちょっと残念な感じかな・・・
それなりに見どころはあるのだが、値段を考えると満足度は高くない。
前半はなんだか同じような場面が続いて(集中力がなくなりそう感じたのかもしれないが)、眠くなった。
ストーリーが面白そうだったので観劇したが、逆にこれならストーリーって必要?と感じてしまった。
やはり圧倒的に女性客が多い。
上演時間2時間20分(休憩時間20分含む)。

ネタバレBOX

・映像を使用している場面があるが、映像の中の動きが分かりずらい。
・時計の映像は工夫していて良かった。
・ダンスと歌がメインで場面場面をみるとなかなか見どころはある。
ストーリー→ダンス・歌→ストーリー→ダンス・歌といった繋がりに感じてしまい、場面場面が流れるというよりぶつ切り?に感じてしまった。
何を見せたかったのかなあ。

ベネディクトたち/ミッドナイト25時

ベネディクトたち/ミッドナイト25時

ナカゴー

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2014/08/30 (土) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

満足度★★★★

阿鼻叫喚(『ミッドナイト25時』)
魑魅魍魎
金槌殴打

ネタバレBOX

客演役者
阿鼻叫喚
魑魅魍魎
金槌殴打
弱肉強食
羊頭狗肉
硝子粉砕
英語嫌悪
鳥類親切

そんなストーリーで60分。

なぜこれが「面白い」と感じるのかは、よくわからない。
こんな雑な演劇には、激怒しそうなものなのに、大笑いし、また観たくなる。
高じてファンになってしまうほど。

そのヒントが劇中にあった。
ハンバーガー屋の店長が、逃げてきた女を一瞬で洗脳するシーンだ。
女は自分がハンバーガーの肉になるのを簡単に受け入れた。
というか、自ら早くハンバーガーになりたい、とまで言い出した。

「これだ!」
我々、観客は、ナカゴーに知らず知らずのうちに洗脳されているのだ。
それに違いない。

ナカゴーが劇場でハンバーガーを売り出したときには注意が必要だ。
観客のだれかが、その材料になっているかもしれないからだ。

ただし、彼らにも弱点はある。
「英語」だ。
だから観客は自分の身を守るためには、
受付で「お名前は?」と聞かれたら
「マイネームイズ……」と答えよう。

……うーん、くだらない感想。


ナカゴーは「まったく終わりが見えない」「繰り返し」の「くどさ」がある。
最近は、「繰り返し」はくどくなくなっているが、「くどさ」と同様の、「圧」が台詞のやり取りにある。
本当は、絶叫的な舞台は好きではないのに、それが面白く感じてしまう。
凄いと思う。

この作品は、客演の役者さんたちで構成されているのだが、ナカゴーの肝の部分はしっかりとつかんでいた。
演出がいいからなのか? よくわからないけど。

暴力シーンはいつもトンカチが振り回される。

窓ガラスが割れて、布団の上に散乱しているという設定が、いい感じでクドイ。
「英語はやめてー!」と叫ぶ、店長役の菊川恵里佳さんの、お猿のように、顔を真っ赤にして叫ぶ表情がいい。
冒頭に逃げ込んでくる女を演じた二宮未来さんの、最初から吹っ切れた演技も素晴らしい。

もう一本の『ベネディクトたち』を観ることができない。
残念無念
権利放棄
マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

疲れんだろうなぁ
池袋演劇祭のCM大会で女性の一人芝居であることを知り興味を持った。そして,一人芝居であることから80分程度の一人芝居と誤解して観に行くことにした。ところが,その後,コリッチの紹介ページからも2時間を超える大作であることが明らかになる。そして,実際に第1部60分,10分の休憩をはさんで,第2部70分,ホント一人芝居ではしんどい時間で,もうそれだけでも☆1つ加算評価であるる。さらに,その実際の舞台では・・・一人芝居をあんまり観たことはないけれど・・・これは良い!彼女の魅力もあろうが,物語にも惹きつけられる。これは見事である。伝わってくる。この芝居はオススメである。

グレーテルの妹

グレーテルの妹

シアターノーチラス

OFF OFFシアター(東京都)

2014/09/03 (水) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★

んんー・・・
サクッとまとめてしまえばなんでもないお話なのですが、
人間のこころの奥底にあるおぞましい、なにか。
日常の隙間から這い出る心の闇をシビアに描いていました。
個々の心情の噛み合わなさもそれを引き立てていたと思います。

マナナン・マクリルの羅針盤

マナナン・マクリルの羅針盤

劇団ショウダウン

シアター風姿花伝(東京都)

2014/09/05 (金) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

えっ
  海は危険な世界だ。人間等一噛みで真っ二つにする程大きな鮫がいるし、凶暴な海獣も居る。何より底しれない海底から何が何時現れてもおかしくないのだ。現代ですら、宇宙と深海は、人の知の及んでいない場所の代表である。まして、物語の時代は18世紀初頭、それも実在した海賊、サミュエル・ベラミーを主人公にしているのだから、海洋実習船に乗って航海をしたりした体験を持つ自分は、男性役者の一人芝居だと決め込んで劇場へ行ったのだ。ところが、出て来た役者は、若く可愛い女性、確かにバランスの取れた無駄のない体つきをしていて、相当、体の鍛錬はしているであろう。 然し、演ずるのは、海の荒くれ者の代表とも言える海賊と彼らを追う軍隊だ。おまけに、1人で10人程を演じ分け、地の文章も多いシナリオだ。休憩10分を挟むとはいえ、2時間10分の長丁場である。無謀という評価をしなければならないか、或いは、人間というのはここ迄できるのか! という感心で終わるのか分からない、というのが、最初の印象であった。結果から言うと、後者であった。

ネタバレBOX

 シナリオが、物語の顛末を基本的には時系列に沿って追って言っていること、分かり難いと思われる点には、適宜、解説を入れながら進められるので、観客はずっと物語の勘所に集中していられること、が今作成功の秘訣であろう。この辺りの演出は気付かれ難いが見事である。また、演じる林 遊眠さんが、立ち位置、声音、体の姿勢や向きを合理的に組み合わせて人物を描き分け、最小の動きで最大の効果を生みだしている。頭の良い役者さんが、弛まざる訓練によって掴み取った結果なのだろう。無論、そうはいっても過酷な公演には違いないから、水分補給が必要になったり、サプリメントが必要になったりする。だが、それらを摂取したくても、中々摂取できない程のレベルで、つまり肉体負荷マックスの地平で彼女の演じる演技は、自ずと肉体に精神を宿し、極めて美しい。
 この彼女の身体に、演じられる其々のキャラクターが宿り、自らの言葉を彼女に託して発するようなイマージュを作り出す為に、実に効果的に、照明、音響が使われていることにも注意したい。林 遊眠はここでは霊媒である。だから女性なのだ。この物語の作りは、このように解釈すると、総てが合理的に符号するのだ。ラグナロックを防ぐ為に、最強の女神モリガンは、サミュエルの力を借りた。そして、今、蘇ったサミュエルは、霊媒、林 遊眠の力を借り、300年後の我らに語りかける。人が生まれ持っている権利、自由の尊さとそれを得る為に為されねばならない戦いとその意味を!
HOTEL CALL AT

HOTEL CALL AT

メガバックスコレクション

南大塚ホール(東京都)

2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

スペシャルバージョン
2012年3月版とは、部分的に少しだけ違う台本(初演時に近いそうです)でしたが、二転三転する後半は、ラストを知っている私でも、引き込まれる。やっぱり、メガバの代表作と言われる素敵な作品でした。
公演が明日までとは、もったいない。

ネタバレBOX

個人的趣味では、作品に笑いを求めないが、トライアラスキー伯爵(滝さん)とフェイズランド(野口さん)の、おやつの場面は、とても可笑しかった。

ウェイン婦人(大里冬子さん)の威厳が、今回の方が増していて良かった。後半、母の愛や優しさを、取り戻す感も、良かったです。

タップ(下平修平さん)の彼女を愛する故の後悔、彼女を救いたいと思う、ひたむきさも、良かったです。

バスの運転手マルコ(山上広志さん)、自責の念、家族想いの姿も良かったです。

いつものメンバーは、劇場が変わっても、声の響きもよく、各キャラの想いが募っていった。

トライアラスキー伯爵(滝さん)は、2012年3月版とは少し違う味わいでしたが、やはり秀逸でした。

フロントガールの2人(鹿目こころさん、吉原怜那さん)も可愛かった。あの声の揃い方も可愛さと不気味さがあって、作品の世界観を色濃くしていた。

相変わらず、美術や照明も素晴らしかった。
個人的趣味では、2012年3月版の方が、重厚感があって好きだが、やはり素敵な物語は、何度でも観たいので、又再演、お願いします。

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