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太陽2068

太陽2068

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2014/07/07 (月) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

太陽#03
後方ですが正面より。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

更に演劇的にするには?
 小劇場劇団が抱えている問題をステージ化した点を、先ずは、評価できる。

ネタバレBOX

 猿の王国の話を演じる劇団の裏方の話。具体的には制作の劇団運営話が中心になることによって、普段、観客の目からは隠れている、役者と制作、演出、プロデュースの関係を含めての舞台裏や公演続行か中止かという判断迄含めて、現在、この国で演劇に携わる小劇団の問題が噴出し、劇団の存廃が問われるという可也シリアスな内容だ。当然、役者個々人の演技論、演技の哲学や内実迄問われるし、バイトに追われ乍ら、本来自分が追い続けて来た夢が最早信じられなくなり掛けているという精神的苦境も語られる。その背景には、人生の多くの時間を自分の夢にでは無く生活にかけざるを得ない事情や、親・親族からの軋轢、恋人との将来設計迄、様々な問題が絡んでくるのであるが、これらのどん詰まり状況をこの劇団の持ち味と思われる一種の暖かさで解決してゆく。
 然し、芝居の作り、即ち、ドラマツルギーの観点からゆくと、二項対立が徹底しない為に、ドラマチックな展開には弱さが感じられたように思う。更に、観客を引き込む為には、矢張り、二項対立をハッキリさせて、エッジを利かせ、人情の機微によってよりは、ドラマの必然性として結末を導く法が効果的であろう、とは思う。
キープレス

キープレス

劇団森キリン

アトリエ春風舎(東京都)

2014/08/02 (土) ~ 2014/08/07 (木)公演終了

満足度★★★

登場人物の誰に対しても・・
親の影響が大きそう、というのがちょっと・・まどろっこしいと言うか(苦笑

ネタバレBOX

見る限り、登場人物の5人中3人、心のどこかで親の愛情を渇望しているのではないかと見える気がする。

あと一人は愛情を渇望している。

もう一人は・・良く分からない(笑
逆に隠れマザコンっぽい弟君に何故惹かれるのかが良く分からない。あとなんであんなに鈍いのかも。

3人は幼少期に親の愛情を受けられなかったことがトラウマで幸せに踏み出せないように見えるんだが、そうだろうか?
描きたい主題はあくまで行間で、心理ではないと言われそうなんだが、
多少、物語の骨組みがシンプルすぎると、
行間も生まれにくいようにも感じる。

両親が不在でも感情の優しさを手に入れる人間は大勢いる。
物語の中に作者の希望が多く含まれすぎているようにも思う。
もっと素直に感じるままを描いた方が良いのではないかとも思う。
色彩をもっと増やした方が良いように思う。

ものごとは捉え方だと思う。
両親や周りに心配されない方が、
どの橋の下ででも野垂れ死にできるという気楽さもあるように思う。

5人のうち4人の若者の捉え方が悲観的過ぎるように思う。

きのう家族を失った人にでも、
爆発するような勢いで未来を指させる躍動感が若い人には欲しい気がする。
繊細さではなく。
解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

本編のみならずカーテンコールもイイ!
初日公演の終演後から劇場退出時間までに巻き起こるすったもんだを制作さんほか裏方さんにフォーカスして描き出し、劇団運営の厳しさ、大変さをユーモアにくるんで表現した小劇場界バックステージもの。


感心したのはリアルとアンリアルの絶妙なバランス。

持ち上がるゴタゴタは実際に起こりえそうな生々しさをはらみながらもどこかぶっ飛んでいて現実味に乏しくもあり、それがゆえに娯楽作品たりえていた。
一演劇好きとしては主役の制作さんの心の襞の一つ一つまで丁寧に描き込むもっとリアル寄りの作品を観たかった気もしましたが、そういう細やかすぎる作品は本多劇場のような大箱では伝わりづらいと最近実感しているので、今回上演されたもので良かったのだと思います。


バランスについてさらに言うなら、緊張と弛緩の按配も絶妙。

ちょうど空気が張りつめてきたところでおバカな出来事が起こるので、ギャップ効果で何倍にも可笑しみが増す。

そして何より良かったのが、終幕からカーテンコールにかけて。

この劇団の“色々あるけど人生明るくいこうぜ!”ってな突き抜けた楽天主義がヒシヒシと伝わってきて、心が踊った。

ネタバレBOX

総責任者である劇団主宰者がいない間に話が進むのが本作の肝。

結果、主宰の独断で決められることを制作さんが周囲と揉み合いながらああでもないこうでもないと苦悶しつつ決めていく姿が描かれ、“悩める制作さんの劇”として輪郭がくっきりした印象。

また、最終的な決定権を持つ主宰がいないことにより話がややこしくなり、結果として話が面白くなっていた。
UNIQUE NESS(ユニークネス)

UNIQUE NESS(ユニークネス)

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

英国コメディ風のブラックな会話劇。でも結構ドタバタ要素も。。。/約110分
あの有名なネッシー写真に関わったことにより自身も数奇な運命をたどり、家族や親族、友達にまで因果な人生を歩ませたある男の物語。

…なんて書くと同情すべき不憫な男に思えるが、今は入院中のこの男ハロルド・グレイはひっきりなしに病室を訪ねてくる近しい人々に憎まれ口を叩いてばかりの偏屈者。
速射砲のように罵言を繰り出すこのハロルドとその周囲の人々がテンポよく互いをなじり合って紡ぎ上げていく物語はロンドンを舞台としているだけあって辛辣な英国コメディさながらで、アメリカンコメディよりブリティッシュコメディのほうがずっと好きな私にはとても楽しめた。

口は悪いがどこか憎めない、まるでルパン三世みたいなハロルドのキャラクターにも好感。

そのルパンよろしき軽やかさを持つ大家仁志さんにこの役は当たり役に思えました。

そして、大家さん演じるグレイのセリフの練られていること!
セリフの一つ一つが『世界のブラックジョーク集』みたいな本から引用されているかの如き完成度で、とても面白かったです。

ネタバレBOX

本作はラストも秀逸。

死期の近いある夜、担当看護師で異母妹でもあるハンナを相手にネッシーの話をするハロルド。

ネッシーの写真が作り物であることはあっさり認めがらも、「でも見たのは本当なんだ! それで世間に知って欲しくてあんな写真を撮ったんだ!」と、それまでの悪辣さはどこへやら、子供のような無邪気さでネッシーの目撃談を語るハロルドの無垢な姿にホロリとさせられました。。。
吸血姫と透明少女

吸血姫と透明少女

フルーツケイク

TORII HALL(大阪府)

2014/07/25 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

交わる事のない出会いと友情と別れ
しゅんが拾ったネックレスはランゼに戻り 友情は 夏の出会い 意識が通い 見えたのは、ランゼが見て来た多くの風景、マッターホルンの夕日 出会いからバイバイまで夏祭りに見えた ちょっとせつない、交わる事のない2人の出会いと友情と別れ、最高に面白かった。

ネタバレBOX

前説
良いでわないか よいでわないか
代々 婿をとる// 西原希蓉美さん 歌 同じ空のしたで。。。
アレ~ クルクル 帯の内側 間も無く開演

 これは僕の物語だ、 夜 虫の声 川のせせらぎ カエルの鳴き声 芋 米は不作 平八郎が 一揆 // ゆっくり落ちて来た 走った手の中に入った、独り占めしたかった この夜を // マントの2人 探せ 無い 首にガブリ 言葉が判る様に 首飾り見なかった? ランゼ様 吸血 気持いい 大人のたしなみ 神に背いた 日本の神は許すよ 夏祭り //しゅん 顔にケガ 友達ええな 寝た 首 ゴクリ ごくり // ペック おじおばさん 天狗 コウモリ だめ こんな人の血を吸ったらだめ 人じゃない もののけ //バイト やんちゃな天狗 // 犬も歩けば肛門丸出し / ランゼは太陽 みんなを照らす しゅんは月 // ランゼ おら 変かな ほんまは女 私は吸血鬼 はい 勉強 ドリル ランゼも いつか 僕意外の血を吸うの そうね 、、
、 遊ぼ ゴンベさんの犬見よ 肛門まるだし // しゅん 家は 小さな庄家 凶作続き 大きな庄家へ婿入りで生き抜く 女の子が生まれた 母と逃げた 村外れ 男の名前しゅん 男の格好 何のために生まれた 私は何 あんた 吸血鬼になってる 戻す 数を増やさない 人間になれば、私達の言葉は 解らなくなる ごめんなさい 私も自分勝手 行く所には、こぶの大きな馬がいる 意地悪な質問される ・・・夏祭りしよう どうやって 意識を通じる 流れ星 // じゃいくわ 人間に戻りたい ちゃちゃっと行くよ 同じ事思うてた またいつか 友達になってくれたありがとう// 重なる言葉// 言葉が解らなくなるなる
いつも一緒 まってる ばいばい ばいバイバイ ランゼ ありがとう バイバイ ランゼ

しゅんが拾ったネックレスはランゼに戻り 友情は 夏の出会い 意識が通い 見えたのは、ランゼが見て来た多くの風景、マッターホルンの夕日 出会いからバイバイまで夏祭りに見えた ちょっとせつない、交わる事のない2人の出会いと友情と別れ、最高に面白かった。
ガイコツ拳/わっと・あ・わんだふる・わーるど

ガイコツ拳/わっと・あ・わんだふる・わーるど

骸骨ストリッパー

ひつじ座(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/11 (月)公演終了

満足度★★★★

ガイコツ拳ー!!
やられたー!世界観にのまれたw
大道具とかない舞台だったのに飽きさせない個性豊かな俳優陣にかっこいい殺陣!!
かなり笑わせてくれましたヽ(*^^*)ノ
面白かったー!!

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

今後に期待
何回か拝見させていただいておりますが、前回見た3月よりも良い作品だったと思います。他の劇団と違いショー的な要素を入れる等独特な味付けをするところは”らしさ”が出ていたと思います。初の本多劇場でとのことですが、ぜひ、また本多劇場で観れるよう頑張ってほしいと思う。キャベツ投げてましたが、劇場の人も大目に見てあげてほしいと思う。
今後はもっとお客さんの予想外の所で笑いが起こる様な工夫やもっとメリハリをつけた極端な芝居(製作さんが代役で頑張ってるけど、如何せん下手すぎる等)のようなことをしてもいいと思った。若手の演劇集団。王道を進むのも一つであるが、このように他とは違う個性のある演劇もありだと思います。まだまだ荒いところはあるが今後に期待したいと思います。もうちょっと三軒茶屋ミワ出してほしかったかな。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★

底の浅い笑い
創立5年で本多劇場に進出とのことで興味を持ち観に行きましたが、単純に楽しめる内容ではあるものの笑いの取り方が軽薄で、本多劇場で公演をする水準には達していないと思いました。

江古田のガールズ自身を思わせる初めて本多劇場で公演を行う劇団を描いたバックステージ物で、劇中劇で始まり、そのクライマックスで主役が怪我をしてしまい、翌日の千秋楽をどうするかで劇団の制作や舞台監督達が右往左往する物語が現実の時刻に対応して進行し、普段表に出て来ない人達の思いや悩みが分かり易く描かれていました。トラブルを克服し何とか公演を中止せずに済みそうになったところで新たな事故が起き、ハッピーエンドとはならなかったのが良かったです。

冒頭の歌と踊りのシーンは、失敗作という設定通り、子供っぽくて全然笑えない内容(『ライオンキング』を猿の社会に置き換えたパロディー)なのに結構な時間を割いていたのは意味が無いと思いました。また物語が終わった後に続く全員でのレビュー的シーンがあったのは冒頭の劇中劇とは違って必然性も感じられず、また振付・ダンスもレベルが低く、無い方が良いと思いました。
演劇業界をネタにした台詞のやりとりで笑わせる箇所もありましたが、下ネタや男性が脱ぐ、何度も叩くといった学生演劇の様なノリでウケを狙うことが多くて残念に思いました。
この様なタイプの作品だと演技も大袈裟になることが多いのですが、そうはならずにバランス良く役柄の個性を打ち出していたのが良かったです。物語と演技の力で笑わせるポテンシャルを感じたので、安易なウケ狙いに頼らない作品を作って欲しく思いました。

キープレス

キープレス

劇団森キリン

アトリエ春風舎(東京都)

2014/08/02 (土) ~ 2014/08/07 (木)公演終了

満足度★★

ネタばれ
不満

ネタバレBOX

劇団森キリンの『キープレス』を観劇。

個人の記憶、思い出、郷愁などがキーワード即座に出てきそうな個人の昔の日常の出来事を題材にした芝居。
今の若手にありがちな着眼点だが、到達点をどこに持っていくかが作家の資質が問われるとこだが、そこは全くと言っていいほど何もなく、ただ単に観客に投げかけているだけあり、作品の余白を作っているように見せかけているだけで、演出家の描きたい事は何?と疑問符を投げかけたくなる。
まだ20代の作・演出の若者がついこないだの過去を振り返るより、未来を描く事が先決だろ!と言いたくなってしまった。
解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★

いわゆる
バックステージ物なんだけど、劇団のファンの人には一部大受けしていましたが、始めから笑いに来ている人以外には、妙に間を外したギャグや内輪受けの物が多く(祝・本田劇場など)なじめない感が残った。始めの劇中劇、あれはやはりそれなりのものである必要があったと思います。歌はまずくても踊りは素晴らしいとか、パクリでももう少しそれなりの形になっているとか、だれか一人だけでも本格的なミュージカルを見せるとか・・・・。すべて劣化版だと結構時間が長いので悲しい。制作さんも、たとえ代役にしろそこそこの演技を見せて欲しかったですね。それがあってこそ、元来のキャスティングに戻った時の「え~この人のも悪くないのに残念!」という贅沢感が味わえる。スマイル君をもうちょっと上手に使えなかったのかな?

朗読劇「月光の夏」

朗読劇「月光の夏」

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2014/08/02 (土) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

クオリティー高いですね。
期待通りでした。朗読劇は2作品目ですが、今回の作品良かったです。題材はこの時期に良くある戦争です。だるまさんすごいです。いい時間をいただきました。次回作も楽しみですね。

解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度

暑い!
劇場、空調ちゃんとしてください!
ラストになってやっとエアコン入ったけど、
途中、暑くて仕方なかった!
内容的にも酷かった。時間とお金の無駄。
なんで本多でこんなことやるんだと思う。
ラストを見るとやってる側だけ楽しんでいる感で
いっぱいでした。

幸いは蝎の火に灼かれ

幸いは蝎の火に灼かれ

牡丹茶房

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/08/04 (月) ~ 2014/08/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい悪女振り!
役者さんたちもストーリーも素晴らしく、堪能しました。

ネタバレBOX

「銀河鉄道の夜」の中のイタチに追われたサソリの話がモチーフになっていて、灯という女性の犠牲的精神によって心臓移植を受けることができて命を得た苹果(りんご)が、悪女という本性を現し、男たちをたぶらかせて徹底的に自己の幸せを追求していく凄まじい話。でも良かったのですが、文才のある苹果が手術後の眠りの中で一つの潜在意識に基づいて夢見たストーリーということで、心臓移植は成功したものの筋肉の衰える病気は依然残る何もかもが上手くいくわけではない現実に戻してくれました。

別に現実に戻らなくても良かったです。清楚な苹果の悪女振りに魅了されました。悪女に騙されるということは、騙されたことに気付かず、むしろあなたのせいではないなどと気遣いまでしてしまうところにその怖さがあります。

手は素晴らしい文章も書けば人を殺すときにも使います。お父さんを突き落としたときの苹果の手の様子が印象的でした。

最初から説明口調の嫌いがあってやや強引にストーリーを展開させているように感じましたが、ドロドロをあれだけ盛り込んで二時間に収めようとすれば仕方ないかなとも思います。
UNIQUE NESS(ユニークネス)

UNIQUE NESS(ユニークネス)

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

どこにでもいる
不実な男を巡る話でした。

ネタバレBOX

ネッシーの写真に関係したハロルド・グレイと、彼の病室に集う人たちとの関係性を描いた話。

外科医がネッシーの写真を発表したおかげで信憑性があったとのことですが、その外科医は既に死亡していてハロルドの動向に注目が集まっていた時期だと思います。

捏造については妹に対して仄めかした程度でしたが、マイク・ウェザレルなる招かれざる客が病室を訪れ、首謀者としてあのときのことを吐露していました。本当はそこであっと驚くべきなのでしょうが、今現在の私たちは、関係者の誰かが公表して写真が捏造だったことを既に知っているわけで、特段驚きませんでした。

写真の嘘にはさほど引き込まれませんでしたが、子供を堕ろしたと言っていた元妻が実は娘と一緒に住んでいることが分かったときは本当にホッとした次第でした。

結局、ネッシー云々に関係なく、死期が近づいたどこにでもいる不実な男を巡る財産狙いと恨みつらみの話でした。
スノードロップ

スノードロップ

みどり人

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1197(14-245)
19:30の回(曇、風強い)。19:00受付、開場。さいじょうさん、宮本さんが誘導、入って右が舞台、左に椅子席、ひな壇。1年前の「女の作る〜」と同じような造り。3方に白いカーテン。床は、左が白、右がグレーの2色。それぞれ同色の大きな箱がひとつずつ。

「みどり人」はとても好きな劇団で5作目です。

19:31前説、19:33開演(カノンロックですかね?)〜20:23、休憩(白いカーテンが取り外され暗幕に)、20:33〜21:32(次回予告を含め)終演。

辻川さんは、文月堂の「へちま(2012/4@ OFF)」が初めてで4作目。それにしても怪優揃いの「みどり人」。

「支店長」は、お約束のようにぽっこりお腹を披露、汗もメイクなのでしょう、ピカピカの金時計、全身コテコテ。宮本さんは髪が短くなりスッキリした印象…で、指輪をした役。みなさん濃い、(劇中のお茶もそうですが)とっても濃い。

当パンに舞台となったビルのフロア案内図が載っていてわかりやすい。

「プルート」というのが「冥王星」のことだとは知りませんでした(初めて聞いたのは「鉄腕アトム」)。

赤黄緑のロゴや星印(多いほど上職?)なども印象的。

場面の転換が多いのですが混乱することなく、また、このアクの強さは他では体験できないものでした。

後編は12月。

スノードロップ

スノードロップ

みどり人

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★

後を引く
どちらかと云えば苦手な部類の物語。でも,怖いもの見たさという面もあるのかなぁ。今回は第1話と第2話だったけど,後を引くっていうか,続きがとても気になっている。どう結末をつけるんだろうか?復讐劇だよね。好い人ではなくて,思いっ切り復讐を果たして満足してほしいような気もする。

ネタバレBOX

でも,やっぱ登場人物,みんな壊れているような気がする。また,スノードロップって,そうなんだ,そういう意味があるんだ!今度,機会があれば使ってみよう。
UNIQUE NESS(ユニークネス)

UNIQUE NESS(ユニークネス)

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

癖のある登場人物が楽しめた♪
イギリス人を演じてますという感じが、これまた楽しめた約1時間50分。

舞台美術の見た目と使い方が結構ユニークでスタイリッシュな感じを受けました

ネタバレBOX

舞台中央にベットが置いてあり、左右に額縁が段々に吊るしてあり椅子が後ろにあって物語に関与する人物が座っていて中央に出て話を紡ぎます。

ハウスキーパーさんのキャラクターが良く出来てて気に入りました

人間関係は楽しめたが、主人公の遺産についてもっと明確な情報を提示して欲しかったかな。
幸いは蝎の火に灼かれ

幸いは蝎の火に灼かれ

牡丹茶房

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/08/04 (月) ~ 2014/08/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

女優陣の熱演◎
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたオープニングからの…………予想外の展開でした。

昼メロを遥かに凌駕するドロドロの愛憎劇。。。正直苦手なジャンルの舞台ではあったのだけど、女優陣の熱演が素晴らしかった。特に恋人、父、そして我が家までも次々と奪われ不幸のどん底に突き落とされていく、静深(しずみ)の鬼気迫る演技はお見事でした。

また円形状の舞台(四方囲み)の作りも効果的で良かったと思う。そのせいで死角になる部分もあったけど。。。


上演時間:120分



【無事終幕】「とーく・おぶ・ざ・でっど ∞ ~廻~」【ご来場大感謝】

【無事終幕】「とーく・おぶ・ざ・でっど ∞ ~廻~」【ご来場大感謝】

JOHNNY TIME

エビス駅前バー(東京都)

2014/07/25 (金) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった!
JOHNY TIMEさんを観に東京に行ってきました!

・・・ということは残念ながらなく、友達に会いに行った東京でぽっかり空いた時間。
舞台が観たい!とこりっちで探したのがこの舞台でした。
観たい!観てきた!の評価が高かったことと、バーでの演劇に興味をもったのが決め手でした。

最初、あらすじを聞いた時は、正直、不安がいっぱいでした。
手をのばすと届くような近い距離で、現実離れした話の世界が作られるのか、数年間かけて作られた物語の完結編だけ観て話がわかるのかと。

結果、おもしろかったです。
現実的ではない話のはずなのに、実際に起こりうるしれないという気がしましたし、伝えたいメッセージが明確だったのも好みでした。
登場人物もそれぞれ個性が際立っていて、魅力的でした。

つい「立派な舞台でやりたい!」となってしまいますが、おもしろい脚本と、役者の技能があれば、どこでも舞台になるんですね。
目からうろこでした。
照明さんも音響さんもいらっしゃらなかったような気がするのですが、全てパソコンで操作されているんでしょうか?

時間があれば歴史篇も観たかったです。
今後東京に行く際にはJOHNY TIMEさんが公演をされていないか調べます。
そして、いつか関西でもバーやカフェで公演をしに来てください!

ネタバレBOX

森絵都さんの「カラフル」を、もっと非現実的にした感じを受けました。
ゾンビにやられたり、世界が滅びたりという設定は、特に洋画で多いような気がしますが、これだけCGや特殊メイクなしに、そういった世界を作り出してらっしゃったのは、役者さんの力だと思います。
本当にすごい!

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