
ほだす -刻み続ける時計-
劇団いまそかり。
シアター711(東京都)
2014/09/04 (木) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★
観劇の感想です.
初見です.
グッヅ買いました.センスが良くて買えて良かったです!
お話の方は...いいたいことがわかるような気がするのですが,何と言うか,脚本力不足は否めない気がします.俳優さんは本屋の男性はすごく雰囲気があって良かったです.全体に悪い意味で若い感じ。劇団名もすてきだし、センスもあるのだから芝居の方はいろいろな角度から再考してみてほしいです。

Unbreakable-アンブレイカブル
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/09/04 (木) ~ 2014/09/09 (火)公演終了
満足度★★★★
観劇の感想です.
初見です.
お話の内容が面白そうなので楽しみにしていきました!
ストレートにかっこいい!!かっこいいと思われることをストレートに演じてしまう。少し漫画的な感じもしましたが、香港映画のような熱さを感じました.俳優さんが表現力があるから出来る技なのだと思いました.劇団歴が長くてすごいなと思いました.自分たちの世界を作ってしまえるなんてすばらしいです.
お話の後半で少しまったりする間があったのが少し残念です。

学級刑事
トラブルカフェシアター
いわてアートサポートセンター・風のスタジオ(岩手県)
2013/11/03 (日) ~ 2013/11/04 (月)公演終了

musical「タールピット」
Theatre Polyphonic
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2014/08/29 (金) ~ 2014/08/30 (土)公演終了
満足度★★★
☆★お二人の美しいハーモニー★☆
暗い静寂の中から聞こえる歌声♪
全体的に淡々ととした展開で進んでいく
流石に二人の歌声はいい声ですね~♪
特に韓国人のユン・ソンさんの表情が豊かで魅力的ですね♪
その二人の展開に第三者的な人が大きな声でクレームを言う
流れに変化をつける演出だと思いますが
このバランスが私には少し違和感を感じてしまった…(^^;;
幼少期に出会いそして大人になって恋をする
そんな兄妹の半生の描いた禁じられた?恋の物語♪
そんな二人が奏でる優しいハーモニー♪そこは心地いい空間でした(^^)
終演後の生演奏と伊藤靖浩さんのライブも聞き入ってしまった♪

Unbreakable-アンブレイカブル
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/09/04 (木) ~ 2014/09/09 (火)公演終了
満足度★★
好みじゃなかった
原発を真正面から取り上げて現実的な話にするかあるいは原発は無視(連想させることもせず)してのファンタジーにするかのどちらかにすべきだったろう。恐らくは後者の芝居をやりたかったのだろうから原発や洪水を扱うべきではなかった。かなりフィクションであることをうたっていたがこれを観る人であの津波や原発問題を思い起こさない人はいないはずだし、ではこの芝居においてそれらを思い起こさせる必要があったのかというとそれもないはず。ゆえに何をどうしたいのかが曖昧模糊となった。聖書とか神話とかのめんどくさい話もそれが本当の事かどうかもどうでもよくただめんどくさいだけだったし、笑いがいちいち古くさく(タッチなんて今の若い人は知らないのでは?)白けるばかりだった。(正反対の感想もあるようなのでやはり好みの問題なのだろうが・・・。)笑いなんか一切なくしてスタイリッシュでかっこいいハードボイルドに徹してくれたら評価も少しは変わったかもしれない。

9月文楽公演
国立劇場
国立劇場 小劇場(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/22 (月)公演終了
満足度★★★★
三部とも観ることにした
第三部、シェークスピアが原作。これをアレンジし公演するとは文楽も伝統だけによらず、時代の流れにいろいろと挑戦する姿はすばらしいことでだ。
本作はコミカルに作られていて、主人公ファルスのおおぼら吹きで、うわついていて、小悪人なところは、(妹背山婦女庭訓 のどこかの段?)に通ずるところがありなかなか笑わせてくれた。これからも、いろいろとと挑戦していって欲しい
9月22日 第一部 少し人間関係が複雑なので最初は戸惑ったが、人情ものとしてはよかったと思う。少しふくらみがあればもっとよかったであろう。
☆☆☆☆
第二部は、チケットは取ってあったが、都合により観れなかった。残念。
12月公演は「文楽へようこそ」と題して文楽の魅力の解説。また、伽羅先代萩も上演、これは楽しみ。

If I Were You~こっちの身にもなってよ!~
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2014/08/09 (土) ~ 2014/08/24 (日)公演終了
満足度★★★
総括すると面白かったのですが
後半にすすむに連れて面白くなっていきました。一幕のあの長さとまどろっこしさは、翻訳の際に生じた言葉のリズムの違いなのでしょうか?

素人
劇団天然ポリエステル
タイニイアリス(東京都)
2014/06/12 (木) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

みんなのうた
ツラヌキ怪賊団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/08 (月)公演終了
満足度★★★★
次回作に(も)期待
今回は停滞しつつある劇団にとって、勝負の兆しが見えたように感じる。
IKKAN氏のブログにもあるように、台本ギリギリだったようなので荒削り感は否めないが、中村裕香里のヒロイン起用はドンピシャリだったように感じる。
とにかく小劇場特有の出たがり感が悪目立ちの石井明日香を完全に喰っていたし、どうしてもシガラミや情があるのだろうが石井明日香の登場シーンの多さは邪魔だったし、感情の出来上がっていない上での大声芝居にはヘキヘキとしたが、これだけ新人(?)に喰われれば、次作での出番はないであろう。いや、そう願いたい。
同じくIKKAN氏のブログにもあったが、田中某を演じた高品、各所で良い味を出していた関根、樋田は客席からもその器用さは際立っていた。
ピンを貼る派手さはないのだけれど、作品の質を間違いなく向上させていた。
作品の質といえば、黒田勇樹はやはりものが違う、喫茶店のシーンではその時だけは一時も目が離せなかった。
目が離せないと言えば、声が魅力的なのは鳳恵弥と京本有加、2人とも凄くオーラがあって、演技も安定しているのは流石と思った。
特に時間の関係上に台詞が早くなるのだろうが、それを難なくこなしている鳳は流石つかこうへいの弟子。
ひまわりの歌で踊るAyanoはとても綺麗で、もっとダンスシーンも見たかった。
後藤たけるは器用だなぁーと見ていたが、ソロダンスの時はいっそもっとパワフルなのが見れたら満足。
松本一平もステージングが上手いのだからもっと出番が見たい。
橋本、本川、紅葉のテニミュ3人はツラヌキで良い意味で新境地だと感じる。
次作も是非見たい。
ウチクリ内倉は走る姿が美しいのだから、今回ももっと走って欲しかった。
緑川陸との絡みが多かったのは見応えがあった。
IKKAN氏の弟子であるまーみは台本を良く理解しているのがわかり、見ていて心地よかった。
やはり、男性役者と女性役者の実力差が激しい印象があった今までのツラヌキで、まーみが育ち、鳳、京本という実力派が加わり、中村裕香里が発掘されたのは期待を増幅させる。
IKKAN氏の素晴らしい脚本で実力派男性陣と、この女性たちが次作で共演してくれることを大いに期待する。

わが友ヒットラー【当日券ございます】
風琴工房
TRUMPROOM(東京都)
2014/09/09 (火) ~ 2014/09/14 (日)公演終了
満足度★★★★
わが友ヒットラー
三島由紀夫作のこの戯曲を観るのはたぶん4度目。今回が一番面白かった。わかりやすく男の友情、可愛いじゃれ合い、馬鹿丸出しのみっともなさが楽しめた。女性演出家だからかも?会場も一見の価値あり。

Unbreakable-アンブレイカブル
演劇レーベルBo″-tanz
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/09/04 (木) ~ 2014/09/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
渾身の問題作!!
魔法の世界のファンタジー。ライトノベル!?
かと思いきや…
ファンタジーの皮を被った、シビアな風刺劇でした!
いや、このテーマを世に問うためには、ファンタジーの体裁が必要だったのか。
さらに、必要以上にちりばめられたオヤジギャグ(笑)
だって、オヤジが主人公だもん。
オヤジギャグとダサかっこよさはデフォでしょ!
あ、オヤジギャグと書いたが、その笑いのセンスはかなり秀逸。
全てのギャグが笑えるし愛おしい(笑)
今回は若者ターゲットのただのファンタジーではなく、大人のダークな社会派ファンタジー。
そして、せつなくて泣ける物語!!
見事なエンターテイメントとして仕上げた、渾身の問題作でした。
演劇人としては、こう言う作品こそ支持したいものです。

はんかい電車
山尾企画
阪堺電車内(大阪府)
2014/08/31 (日) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★
☆★アトラクション的なお芝居★☆
まぁ電車でのお芝居って言うだけで何だか愉しい気分になりますね~(^^)
恵美須町駅から約2時間の列車の旅♪
それまでに色々な人が現れて出会っていきます♪
運行中は走る音がうるさい車内で
大きな声で演じている役者さんを観ているだけでも変な感覚
お芝居じゃなかったらあまり関わりたくない人たち…(^^;;
ストーリー的には普通ですが電車の空間が愉しくさせてくれる♪
それは何かアトラクションを楽しんでいる様なお芝居!
面白い事にどんどんチャレンジしたいって気持ちは伝わってくる劇団
そして12月に再演決定!
日常では味わえない不思議な体験をしたい方にはオススメ!

クジカン×キカク
シアターKASSAIイベント部
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/09/08 (月) ~ 2014/09/09 (火)公演終了

ベネディクトたち/ミッドナイト25時
ナカゴー
3331 Arts Chiyoda(東京都)
2014/08/30 (土) ~ 2014/09/14 (日)公演終了

東益平7丁目団地防衛隊
ENBUゼミナール
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2014/09/09 (火) ~ 2014/09/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
登米裕一は禍福があざなわれた人生という奇なものを相変わらず描き続ける。/約75分
「東益平7丁目団地防衛隊」。。。
観終えた後、このタイトルが甘く、酸っぱく、ほろ苦く、いろんな味を帯びて胸に沁みてくる素晴らしい人間ドラマでした。
それにしても、演劇学校の卒業公演だってのに、皆さん演技うますぎ。
「公演の主旨を考えてもっと初々しく演じなさいな」って言いたくなるほどに(笑)。
ともあれ、どの役者さんも、それぞれの役に付与されたビミョーな個性をきっちり表現されていてお見事でした。
アイドルソングに合わせて一同がハジけて踊る合間合間のダンスシーンがとても効いていた。

醜い男
冨士山アネット
東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)
2014/09/05 (金) ~ 2014/09/16 (火)公演終了
満足度★★★★
夢に出て来そうなシーン多数。
普段はギャラリーとして使われてるハコでの公演、妙にドライでエロティックな照明のもと最初に役者が空間に入ってくる、その瞬間からなんかもう面白かった。
出来る役者が四匹。ねっとりと胃にもたれる、あるいはサクッと軽い、そんな緩急自在に展開する芝居も観ていて楽しかった。
「顔」は誰のモノなのか、「整形」を題材に展開されるお話。
自分はあまり出来のいい顔じゃないけど、その顔から逃げてみるとどうなるのか、とかちょっと考えちゃったり。
最近読んだ鷲田清一の『ちぐはぐな身体』とも重なる部分が多かったのは妙な偶然(まあ鷲田先生の場合あんなことだったらいつでも書いてるけど)。

Go There!
NPO法人らふと
RAFT(東京都)
2014/09/09 (火) ~ 2014/09/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
無題1244(14-283)
20:00の回(スーパームーン)。ちょっと早め19:14受付、開場。
縦長コの字の客(椅子)席、奥にピアノ、周囲になにやら音の出るモノ、手前に照明とカメラマン。
此処は昨年12月以来(南さんのダンス公演)。小川さん他みなさん初めて。20:11開演~21:12終演。
バンドネオンとピアノの組み合わせ、静かな会場に染み入る音色、ダンサー3名いずれも個性的で、客席への語りかけ、詩の朗読、英語/フランス語などでアクセント、楽器は弾くだけではなくパーカッションにもなり、それぞれソロが見事で、思いがけないライブでした。
Celineさんはパワーに満ちた舞と柔軟さ、田畑さんは後半、大暴れ舞台から飛び出しそうな勢い、小西さんは詩とゆったりした動き、また3人がからんだ舞も。
周囲を客席で囲まれた舞台、演奏者は対角線上に位置し、共演(協演)。生のバンドネオンは初めてで、力強い音からすすり泣くような音まで自在、ピアノの響き具合もよく、K.エマーソンばりの演奏ゃペダルで音を出したり。

Kiss Me You ~がんばったシンプー達へ~
株式会社エアースタジオ(Air studio)
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2014/09/03 (水) ~ 2014/09/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
A公演(5公演目):気がつく前に
気がつく前に、涙が、ほほをつたわっている、そんな舞台。
来年、再来年、夏になれば、きっと、想い出す、そんな舞台。
涙だけではなく、笑えて、楽しさもある舞台。
何度観ても、また、観たくなる、そんな舞台。

蕎麦屋の兄妹
あひるなんちゃら
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/15 (月)公演終了

HOTEL CALL AT
メガバックスコレクション
南大塚ホール(東京都)
2014/09/06 (土) ~ 2014/09/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇団の魅力を余すことなく
メガバックスコレクションの作品だよなぁ。この劇団の魅力が網羅されています。それも開演前からです。劇場の前,一瞬,本物の・・・かと思ってしまいました。前の方に陣取っていると,後ろからよく通る高圧的な女性の声が・・・それに呼応して,可愛いメイドさんの声が,さらによく見ると役者さんがあちこちにウロウロして,雰囲気を作ってくれてるじゃないの。トランプ勝負も面白かったです。そして,本題の芝居,ホラーなんだけど,優しいなぁ。さすが,代表作と云うだけのことはある。全員が訳ありで,各別でサイドストーリーが作れそうな人たち,それを演じる役者さん,堪能できました。これは良かった。2日間だけで,人に勧める間なんてなかったけど,これはオススメの作品でした。