
ロミオとジュリエットのこどもたち
ロロ
あうるすぽっと(東京都)
2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

この岐阜の果て
劇団献身
プロト・シアター(東京都)
2014/09/25 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
120分の長さは感じず
ナンセンスだったりブラックだったりシュールだったりな笑いの中に「死にたい」が常套句の若者の心情をバランス良く練り込むセンスが光る。
序盤のネタが終盤で実るのも巧かった。
若干の既視感はあるも120分の長さは感じず。

ドアを開ければいつも
演劇ユニット「みそじん」
鶏由宇(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
座敷ならではのリアリティ
座敷での芝居を観たのは初めての経験。リアリティは文字通り本物なので、まるでお隣さんの生活をのぞき見ているような感覚。
テレビドラマにありそうなストーリーは特に意外な展開とかはないが、共感できる内容でした。
四姉妹を演ずる役者さんたちは、それぞれの役の個性を上手く演じていて、服装や髪型など時代考証も良く出来ていたんじゃないでしょうか。
客席から時々笑いが出ていたが、個人的には笑えるシーンをもう少し増やしたほうがシリアスなシーンがより生きてくるかなと・・・。
ラジオの演出はいいですね!
チョット気になったのは、お茶を飲むシーンで、湯呑みを使いまわしているように見えたが、仲のいい姉妹でも同じ湯呑みを使うことは無いのでは・・・。
総体的には、とても楽しめたお芝居でした。
この、“お座敷芝居”、違うストーリーも観てみたいです!

弄ばれて
劇団競泳水着
スタジオ空洞(東京都)
2014/09/17 (水) ~ 2014/09/25 (木)公演終了
満足度★★★★
「ドグラ・マグラ」的ラブコメディ
若き劇作家の恋愛事情。
芝居関連の自虐気味のネタなどありつつも本筋はコワくてイタくて胸キュンなラブコメディ、オノコなら誰しも似た経験・思いはあるのでは?
かくいうσ(^-^)も古傷からまだ血が止まっていないできたての傷まで障りまくり…いてててて。(爆)。
また、主人公・渋谷役の和知さんの出オチ(笑)に始まり、どこまで虚構でどこまで実体験か観客を惑わせ(=観客が「弄ばれて」状態?(笑))、さらに作品中で本作の解説(あるいは批評?)までするとは…!
これまたある意味「ドグラ・マグラ」的で大好き。
あと、映画ネタにも笑ったなぁ。

不謹慎な家
PANDA JOCKEY
シアター711(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
有川さん役の有川さん
有川さんと演出のシンクロ少女名嘉さん目当てで、初見のPANDA JOCKEYさんの舞台を観劇。ストーリは、設定がシュールで、相当偏った会話劇。主人公の女性とその兄の対決会話が面白かったです。

おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。
ハグハグ共和国
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2014/09/23 (火) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
ようやく
千秋楽 思い残すコトがないように最終日は花苗視点で観るために
最前列下手に座る 花苗の鏡は下手だからだ
そして 全部を花苗中心に観た
すると 前2回とは全く違うモノに観える
多分 3回の中で一番泣いた
伊喜さんの迫力&色気にやられた
台詞にはない彼女の心情が
ダイレクトに伝わる
色々な見方の出来る作品
難しいけど 帰宅した後に考えることが出来るのはイイ
単純に面白かったり 1度で満足出来たり 理解出来るのも
悪くないけど
やっぱり 難しくどう取るかを考える芝居は深い
ハグハグはDVDがあるけれど 出来れば物販で脚本があると嬉しいなぁ

殿(しんがり)はいつも殿(との)
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
伺いました。。
シアターKASSI以来・・”前説&余興コーナー”部門を合わせ2冠達成おめでとうございます。過去から宇宙への壮大な一大スペクタクル・・まさに”HARAKIRIネバーエンディングストーリー・・”短編を総動員で全力で・・ってゆうのがイイですね~。余韻はDVDで堪能させて戴きました。。

U&D&O
おぼんろ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
伺いました。
PMCを観に行ったついでに拝見しました(失礼)・・”わかばやしめぐみさん”の変顔を含めた熱演に好感が持てました。物語を要約して子供に読み聞かせる”絵本”として、いけるかも・・☆3.5

コンタクト
水素74%
アトリエ春風舎(東京都)
2014/09/12 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了
満足度★★★★
伺いました。
壮大さには程遠い・・(大人の?)街角SFファンタジ~!!”全開 田川ワールド”を堪能・・
いやぁ、安心した~未来人がエリートばかりじゃ~なくて・・

TWO DASH
川崎インキュベーター
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
神戸原論と「地のDNA」
腹筋善之介と会ったことがある。
「会った」と記したが正確には「遭った」かもしれない。
下北沢の駅前劇場で開演を待つ、私。すると隣にいた男性客が「ちょっとだけ椅子をズラして頂いてもいいですか?デカい男が三人並んでいるので…まあ、あんまり動かすと怒られちゃうので、ちょっとだけ」
この男性こそ腹筋善之介氏である。
「観劇圏」を確保したいけど、「制作サイド」にも配慮しなければならない。「あんまり動かすと怒られちゃう」の一言が舞台人だと思った。
今回、腹筋氏が川崎を開催地に催す『キンフェス2014』。
1996年、神戸市在住だった腹筋氏が阪神大震災を被災した際、当時住んでいたアパートの向かい「洋館」を臨時避難所としたらしい。所有者である大家さんがアパート居住者に開放した空間だった。
腹筋氏は翌朝、実家のある大阪へ自転車帰郷したそうだが、「時間は一定ではない」、極めて特殊な「場」が本作を上演するキッカケとなった。
実は この噺、前説にすぎない。新書における「はじめに」に等しいボリューム。まるで舞台全編を統括する案内人だ。
源平の時、終戦後の時、そして阪神大震災の時、それぞれの時代に「動き」がある。
震災後の「ゆっくりとした空間」が、前時代の若者を鮮やかに躍動させるためである。
別の舞台を観劇した腹筋氏が私に放ったメッセージは「動かすと怒られちゃう」だった。
『キンフェス2014』はどうか。
この要望を逆回転するベルトコンベアー、すなわち それ(腹筋氏)は工場長であった。

本間さんはころばない
九十九ジャンクション
小劇場B1(東京都)
2014/09/30 (火) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
黙って。
男は黙って事を成す。頑固な親父でしたがあったかい感じでしたね。今回は子供がテーマ。感受性が強い子供のころの出来事はトラウマになることが多いですね。その問題をテーマにしたいい作品だったと思います。俳優さんたちもいいキャストだったと思います。

タイムマシン レポート
アトミック☆グース
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
現在・過去・未来~~~~ぃ。
タイムマシンって、なんか憧れる。
未来に行ったり過去に行ったり、現在・過去・未来はどんな...............ってね(^^ゞ
このお話もある意味ドラえもんのような、ある意味ターミネーターのような...............。
過去が変わると未来が変わっちゃう。
未来を変えちゃえば過去は存在しなかったかもしれないと、なんだか現在・過去・未来の調和は難しい。
そもそも未来人がタイムトラベルしてきた理由は、過去に戻ってお母さんに会いたい...............って言ってたある人の言葉に、会わせてあげたいと思ったことから始まったことなんだけど...........。
タイムマシンが28年先とか28年前にしか動かないというちょっと間抜けな部分もあったりして...............。
しかしその28年って、なんでキリのいい30年とかじゃないのってとこにも、ちょっと理由があって、うるう年をひっかけてた。
誰が現在人?で、誰が未来人?って、スッチャカメッチャカでなんか笑える。
ここはどこ?私は誰?的でね。
でもとても面白かったです。
公演後、5分間の休憩があり、両脇は脚本演出の西田正也と小道具池田?
CBCアナウンサーの若狭敬一と東海テレビアナウンサーの高井一を迎えアフタートークスタート!
高井さんが今回の舞台に出てきたとき、なんか雰囲気ちがう人?
でもナレーションから始まり、それは様になってたから、そういう人もメンバーにいるんだ~ぁと!!
でもどっかで見たことある人...................と思ってたら、やっぱアナウンサーだったんじゃん。
ナレーションは上手だったけど、どおりで舞台のセリフがぎこちなかったはず!!
本人も気にしてたみたいだけど..............................。
でも頑張ってたしダンディーでよかったですよ。
前にアフタートークで、舞台に出てみたい的な発言をしたらそれが本当になったとか!?
今度は若狭さんに振ってたよね。
野球が好きらしく、野球エサにそっち方面の脚本書くから若狭さんも出てくださいよ~ってね!
舞台もアフタートークもどちらも面白かったです(^^)v

もしも、もう一つの人生を見られたら
Unit Blueju
座・高円寺2(東京都)
2014/09/19 (金) ~ 2014/09/22 (月)公演終了
満足度★★★★
伺いました。
ダンスの振付が格段に良くなり・・演奏もピアノ伴奏から楽隊形式に・・
僭越ながら見終わって、新感覚ミュージカルを目指す劇団として漸くピースが揃って来た様に思えました。今後を期待して・・四捨五入で☆4つです。。

結婚の偏差値2
劇団マツモトカズミ
新宿村LIVE(東京都)
2014/09/10 (水) ~ 2014/09/23 (火)公演終了
満足度★★★★
伺いました。
140分はチト長めでしたが、これだけのタレントさんを集め”個性豊かにキャラ立ち”をさせながらの展開では、致し方なしといったところ・・脚本作りに御苦労があったものと推察されます・・舞台慣れしている”民本さん”と”森田さん”が要所を締め、コミカル&若干サスペンスタッチなストーリー・・期待以上に結構面白かったです。身体能力の高い”聖也さん”、ボケ&被せ突っ込みが冴えた”ナカムラアツシさん”・・希少男優陣も頑張ってました。。
・・エンディングでのオールキャストのウエディングドレス姿は、圧巻でした。。

シャンタンスープ
バンタムクラスステージ
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
コメフェスで無ければ……
素晴らしく良かった。
コメフェス6作品の中で物語に一番引き込まれた作品でした。
コメディという縛りが無かったなら、この作品に一票投じたかもしれない。
ただ、あまりにシリアスな部分の印象が強くて、笑いの場面も引きずられてしまいました。
全体的に印象に残るキャラクターが多かったです。
特にマネージャー役の土谷さんが良かったなぁ。
おどけている姿とブラックな姿のギャップが素晴らしかった。

TWO DASH
川崎インキュベーター
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
チーム須磨観劇です
前説から腹筋さんがアットホームな雰囲気を「もぁ~ん(^^)」とかもし出してそのまま作品へと導入した約2時間15分の話です。自分的には好みの舞台表現であり、眠気の起きる事無く2時間越えの長丁場を堪能できました。

死ぬまでに一度でいいから、ロマンス・オン・ザ・ビーチ
20歳の国
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2014/10/04 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★
少々長いが
篠原彩さんが良いね。
湯口光穂さん他、各々がとても印象に残る。
シモの話を核にした、暑苦しくも愛おしい、ちょっぴりいい話。

タダデネ!
発条ロールシアター
タイニイアリス(東京都)
2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

The World is Yours
トランス☆プロジェクト
テアトルBONBON(東京都)
2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
自分探し
インターネットというバーチャルな世界の方が自分自身を曝け出せるという、逆説的な話。説明にあるあらすじ「主人公マキトが訪れたインターネット上の世界『ミラーワールド』。 そこでは誰もが自分の分身『アバター』を作って生活を送っていた。 そこでマキトは『人を探している』と語る男性と出会う」ことになる。虚構の中の真実は継続できるのか。そもそも虚の中に実は存在するのか、という疑問が生じる。
バーチャルな世界では、自分の性別・年齢・容姿について事実を登録していない。第三者に成りすまし、自分の本当に行いたいこと、言いたいことを実行している。それは本当の自分を相手に見せることなく、嘘のままだから可能ということらしい。自分らしさとは…実に興味深い公演であった。
最後はそうなるであろう展開に胸を撫で下ろした。
今後の公演にも期待しております。

"conditions" _music by SHUTA HASUNUMA
岩渕貞太 身体地図
森下スタジオ(東京都)
2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
無題1270(14-309)
15:00の回(曇)。14:15受付、14:30開場(Cスタジオ)。椅子席3列、4列。正面、木台(?)が横に2段、壁ができています。15:04開演〜16:06終演。
岩渕さん、小暮さんは「斑(ふ)(2014/3@アートスクエア)」を観ていて2回目です。当パンに「身体と音楽をめぐる作品」とあります。
立体的な音像(音が回る)、カラダの動きや位置が緩やかに変化してゆきます。
当パンに挟まれたチラシに、今週2回観に行った勅使川原さんの「eyes 目(@KARAS APPARATUS)」があり、それはベートーベン「7番」全曲を使ったダンス。本作は、ノイズ、コラージュされたような断片が中心。
最近読んだ本(生命の進化について書かれたもの)に載っていた食虫植物の項が連想されるのですが…外的刺激を受け反応する、止まる、また反応する…一見ほとんど変わらない表情も植物的だったのかも。大地を摑む根、太陽を求める花、風に抗する葉ですかね。