最新の観てきた!クチコミ一覧

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流れんな 

流れんな 

iaku

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2014/10/25 (土) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

流れんな
いい作品。90分。

ネタバレBOX

睦美(峯素子)…四十路手前の独身。父の食堂手伝いと亡き母の代わりという人生をずっと歩んできた。駒場と不倫、サツキとは確執あり、父が倒れ食堂(生活)の不安と移植の問題など、目白押し。記憶の母に触れたくないが母に依りたいと想っている。
サツキ(橋爪未萌里)…睦美の14位年の離れた妹。翔の妻。妊娠8週。出産前検査を受け入れる代わりに睦美の記憶を映像化することに同意した。睦美のつっこまれたくないとこにドンドン突っ込む。
司(緒方晋)…睦美の友人。学生時代付き合ってた際に強引にしようとしたせいで、睦美から関係をもてないと言われる。タイラギ漁師で毎日タイラギを食べてる。
翔(酒井善史)…サツキの夫。ここ最近の貝毒のことを調べ、サツキに出産前検査を薦めるが、睦美らから反対を喰らう。
駒田(北村守)…町の有力企業勤務。村おこしの企画を担当し、睦美と不倫をする。会社が汚染魚の汚染部分を海に捨ててることを、白状。睦美に別れを告げ、割り箸を投げつけられる。

寂れた村の町おこし問題に始まり、出産前検査、肝臓移植、医療費、脳内映像化、不倫、癒着、企業倫理、環境汚染、DV、家庭環境等、これでもかと悩ましい物事を詰め込んでくる。その上で、睦美に焦点をしっかり当てて90分で仕上げる手腕が凄い。

唯一親に願った、ぼっとん便所を洋式トイレに変えてもらったことで、母の危機を見過ごしたことの十字架を背負い続け、今なお、ぶっ倒れそうな心で何とか踏ん張っている睦美が、母が死んだトラウマのトイレに入り嗚咽するラストシーン。母の死から遠ざかりたいと思う心と裏腹に母を求めてしまう(求めざるを得ない)、八方塞がりな睦美に、背中が熱くなるような寒気がするような感覚になる。町に対しても家に対しても人に対しても窮屈な睦美はとても悲劇的と思う。序盤で見せた駒田への愛らしい表情を思うと、一層思う。
世界は嘘で出来ている

世界は嘘で出来ている

ONEOR8

ザ・スズナリ(東京都)

2014/10/21 (火) ~ 2014/10/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

今年は田村作品イヤーでした
今年は、田村作演出を観る機会が多数あり、3月に劇小劇場で『肉屋のムスメ』、4月に明治座で『きりきり舞』、5月に吉祥寺シアターで『ガーデン』(演出和田憲明)、8月に青年座劇場で『台所の女たち』に続いて、本拠地のONEOR8の本公演『世界は嘘でできている』のプレ千秋楽を満員御礼状態のスズナリで観劇しました。舞台はゼブラ以来お馴染みの、現在と過去が交互に入れ替わりながら進むストーリ展開。主人公の甲本さんとその弟役の恩田さんが実にいい味を出していました。ラストの母親への電話が、タイトルを象徴しており、成る程と納得させられる舞台でした。

Vector

Vector

VOGA

石清水八幡宮 野外特設舞台(京都府)

2014/10/17 (金) ~ 2014/10/20 (月)公演終了

満足度★★★★

素敵な野外公演
役者さんのアンサンブルがすてきですよ。

次回の公演がまちどうしいですよ。

ハチャメッチャストーリー ~黒髭とアワワと秘密の財宝~ 

ハチャメッチャストーリー ~黒髭とアワワと秘密の財宝~ 

劇団K助

ザ・ポケット(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★

考えずに見れる
物語はあまり深く考えることなく起こってることを素直に楽しめばいい感じ。コメディ部分でもう少し笑わせてくれればはありましたが、面白かった。

オシラス

オシラス

電動夏子安置システム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/08 (火) ~ 2014/07/15 (火)公演終了

満足度★★★

いつもとはちょっと番う
ベースがあれだからか、全体的にはいつもの電夏と違った感じ。あの装置が物語上重要となってくるが、もっと活用した方がより面白くなった気もしたかな。
面白くは見れたが、初日だからか、会話のテンポがちょっと堅い感じだったかな。

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

雰囲気は変わらず
いつもより下ネタ系は少なめながらも雰囲気は変わらずな感じ。どの目線で見るかにより物語の印象はガラリと変わってくるかな。女優陣の配役もなかなかよかった(ビックリもしたがww)。面白かった。

 片恋。

片恋。

演劇ユニット ランニング

ザムザ阿佐谷(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです
なんとも長~い片思い。呆れるんだけど、泣かせてもらいました。

火宅の後

火宅の後

猫の会

「劇」小劇場(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

お見事!
檀一雄へのリスペクトを感じさせる見事な芝居でした。しかし砂上の演技にはちょっとびっくり。役者さん達大変だったろうな。

MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

《大笑い》AND《胸がギュッ》
本日初日の公演を拝見致しました!
とても面白い作品でした!!シザーブリッツさんの舞台は2014年に入り全て観劇しておりますが、毎回、《大笑い》AND《胸がギュッ》で、ジェットコースターに乗っているかの様に気持ちを持っていかれます。
これから千秋楽まで、ドンドン良くなって行くと思います。
もう一回行きたいな♬
終演後の挨拶で次回作のご案内がありました。
《男 オブ スティール》
ベテランの和興さんの主演\(^o^)/絶対に行きます!
5回は観たい❤❤❤

楽しい時間をありがとうございました!

ネタバレBOX

いつも選曲が素晴らしい❤

毎回の舞台でツボです(笑)

本日もヴェルディ レクイエムと、柴田恭平さんで大笑いでした!
次回も期待しておりますっ♬
MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

チームA: スパイス効いて
笑って楽しく、そこに、涙が少々。
今回も、涙のスパイスが効いて、味が濃く深く、心にしみわたる、そんな舞台です。
それに、和興さんのお芝居、スゴイ。
また、観たくなる舞台。

また、観劇させていただきます。

グッバイ、マザー

グッバイ、マザー

劇団ズッキュン娘

ナンジャーレ(愛知県)

2014/10/25 (土) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

ズッキュン娘「グッバイ、マザー」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】


最近いちいち呟いてないが、アーバンクアも仁王門湯も炭の湯も正義。炭の湯から徒歩5分でナンジャーレ。ズッキュン娘「グッバイ・マザー」を観ます。きれいどころが知り合いだらけであまりありがたみが…おっと誰か来たようだ


ナンジャーレなう。ナンジャーレらしくない客層…普段演劇観てなさそうな(星の女子さん除く)、やや年配の男性だらけ(←オマエモナー) ズッキュン娘「グッバイ・マザー」19:00開演。



ズッキュン娘「グッバイマザー」、地下アイドル版本谷有希子といったテイストの、自意識過剰親子愛憎劇。作家が自分の内にある物を掘り下げつつエンターテイメントに仕上げる姿勢がステキ。キレキレの身体は短距離男道ミサイルばり(←女子に対して、、)笑いのポイントも巧み。#グッバイマザー


ズッキュン娘「グッバイマザー」、身体表現が独特に面白いたなはしを、「たなっしー」と呼びたい衝動。#グッバイマザー


ズッキュン娘「グッバイマザー」@ナンジャーレ、深いテーマは一滴、身体やこころのキレのよさで徹底的に楽しく見せる。ゲキバカとか好きな人、名古屋でエンタメ舞台をやりたい人には見逃さないでほしい。#グッバイマザー


赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み

赤い下着、覗くその向こう側、赤の歪み

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2014/05/09 (金) ~ 2014/05/21 (水)公演終了

満足度★★★★

よかったです
反復を繰り返して畳み掛けるように迫ってきました。変態だけど純愛。その気持ちわかるような気がします。

板橋ビューネ2014

板橋ビューネ2014

板橋ビューネ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2014/10/18 (土) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

「板橋ビューネ」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら書き直します】


「板橋ビューネ」、楽園王「リア王」手練れ。戸賀センスに慣れてないと厳しいかも。雲の劇団雨蛙「対話篇」かなり難解だが、最後になぜか福島を想起してびっくり。妖帝デカダンス「女殺油地獄」、ラスト近くの死者のシーンにゾクッ。映画の予告編みたいに名シーンだけ編集しては。

それからの遠い国

それからの遠い国

劇団太陽族

長久手市文化の家 風のホール(愛知県)

2014/10/18 (土) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

太陽族「それからの遠い国」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら書き直します】


太陽族「それからの遠い国」、前作「ここからは~」と同じく、前川麻子「愛のゆくえ(仮)」と共通の題材(こちらは家族の繋がり)。16年前のあの日から時間の止まった人々が、再び世の中を歩み出すまで。前売り2000円はどう考えても安過ぎ。明日は前作のリーディング、来週は三重県文で上演。


太陽族「それからの遠い国」、あのバックのセットが謎。ラストのトラックは、同じ長久手で上演された香港話劇團「脱皮パパ」の飛行機のように、旅立ちを連想させた。



deprived

deprived

shelf

gallery+cafe blanka(愛知県)

2014/10/05 (日) ~ 2014/10/07 (火)公演終了

満足度★★★★

shelf「deprived」 観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら書き直します】


丸の内・blankaなう。シニアな知り合いだらけ。待合室の一階カフェも、公演できそうな空間(会場は地下一階の展示場)。二年ぶりの名古屋公演、shelf[deprived]19:00開演。


shelf[deprived]、視線や立ち位置の変化といった最小限の身体。様々な台詞の中で、歌という言葉の暴力的に場を支配する力。茶化す、振り回される、戸惑いながら乗っていく…個人より大きな概念に対する、様々な人のあり方。カフェ公演の小さな会場が、人の等身大を感じさせる。


丸の内のshelf終演、少し懇親会の後、新栄の短距離男道ミサイルへ。

平日の夜に名古屋で、shelfと短距離男道ミサイルの公演をハシゴできるとは。

東京でshelfとバナナ学園をハシゴしたのを思い出した。神託と祝祭、どちらも神がかり的。そして、短距離男道ミサイル。



誰も死なない

誰も死なない

刈馬演劇設計社

ユースクエア(名古屋市青少年交流プラザ) (愛知県)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

刈馬演劇設計社「誰も死なない」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら書き直します】


刈馬演劇設計社「誰も死なない」、渦巻きのような、空っぽの中心の回りで暴れ回る奔流。一人離れて見下ろす杭。結局、誰も救われてはいないのか。生者は死者を、いつか忘れるだろう…それが救いか。佐野ちゃんの眼の見開きっぷりや、ラストのスージーの暴走が見物ww


不確かなアイデンティティを支えてくれる幻想や思い込みに縛られ、同族相手に繰り広げられる生き死にかけた争いも、見慣れた端から見れば茶番劇のように見えるのでは(笑いどころ多いし)。刈馬演劇設計社「誰も死なない」

ラクダ

ラクダ

room16

G/Pit(愛知県)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

room16「ラクダ」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら書き直します】


伏見・G/PITなう。しかし毎週公演があるのって、意外に印象が濃いなあ。ドラマ「孤独のグルメ」愛知県・日間賀島編にも出演された大女優・藤島えり子さま主演\(^o^)/ room16「ラクダ」19:00開演。


room16「ラクダ」、複雑に緊張感が絡み合う前半と、タイマンででアクセル全開の後半が、まるで違う戯曲のよう。それぞれだけでも成立しそう。役者の、表情の細かな変化一つ一つや、力むことなく相手や場を支配する演技に納得。最後のシーンの美術がズルいくらいに美しい。


room16「ラクダ」、女三人の何か欠如したアイデンティティーのリアリティ(+それらが絡んで動かす展開)が凄まじい。彼らの呼吸を読むように手玉に取る男も、私の知らないどこかにいそう。



どんぶりの底

どんぶりの底

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★

流山児★事務所 「どんぶりの底」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】


流山児☆事務所「どんぶりの底」、古典「どん底」をベースに、死ぬほどの貧乏をたくましく生きる人々の姿。なぜか、水へのこだわりが。集団ダンスが軟体生物というか有機的な群体のよう。役者もベテラン揃いでパワーあり。ただ、自分の中に観る必然性がなかったため、いまいち引っ掛かりを持てず。




scattered(deeply)

scattered(deeply)

雲の劇団雨蛙

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/02 (木)公演終了

満足度★★★★

雲の劇団雨蛙「scattered(deeply)」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】


おはようございます。神田・江戸遊は正義。王子演劇祭以来、四ヶ月ぶりの上京。でも目的地は埼玉。初キラリ☆ふじみで雲の劇団雨蛙を観ます。京都の田辺さん辻崎さん、島根のあさひやまん、万有引力のゴウキ(三重出身)、拠点・日本のタダジュンさん達に、愛知から会いに来ました ヽ(´∀`)ノ


富士見市・キラリ☆ふじみなう。遠路はるばるこの地に、京都から島根から三重から愛知から人が集う意義とは。雲劇プロデュース「scattered(deeply)」 14:00開演。田辺氏・多田氏・岡田氏のプレトークなう。


雲劇プロデュース「scattered(deeply)」、田辺氏の、笑いどころ多くも世界の境界線をあやふやに する戯曲。種を越えるアニミズム、そのシャーマンとなる狩人はトリックスター。芸術と生活、秘儀的なサブテレニアンと公的なキラリ☆ふじみの場の違い、その両方で上演する意義。

ビルのゲーツ

ビルのゲーツ

ヨーロッパ企画

アマノ芸術創造センター名古屋(愛知県)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

ヨーロッパ企画「ビルのゲーツ」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】


ヨーロッパ企画「ビルのゲーツ」、二階席から見たセットがクォータービューのゲーム画面みたい。ルールに基づく単調な進行が、展開に連れて解釈や集団心理が変遷。最初はSFC「タクティクス・オウガ」の死者の迷宮、中盤から福本伸行の漫画、終盤はもはや幻想的…。


ヨーロッパ企画「ビルのゲーツ」、一見シンプルだけど仕掛け満載のセットが、Kudan Project「真夜中の弥次さん喜多さん」を彷彿とさせる。間違い探しのように、あちこち少しずつ次々変化。裏はきっと、スタッフの凄まじい戦場('Д`)┌ 受付に少年王者舘の人もいた(笑)



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