最新の観てきた!クチコミ一覧

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フタゴの女

フタゴの女

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2014/10/18 (土) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

こりゃ、いいもん見せてもらったわ
ふくふくやは初見。北区時代より那須野さんのファンであることから今回の観劇を決めたが、小泉今日子さんが出演ということで、チケット争奪戦は厳しく、電話すること一時間、なんとかギリギリセーフで、一枚だけチケットを入手することができた。
役者陣も良いが、話の展開もとても面白く、良いものを見せていただいた。DVDの
撮影も25日に入っていたようなので、購入も考えてみるか。

夜食の時間

夜食の時間

張ち切れパンダ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/05 (水)公演終了

満足度★★★★

はちきれパンダさん
初めはほのぼのして観ていましたが後半になるにつれハラハラドキドキ。初めての劇団さんでしたが、いつもこのような芝居なのでしょうか。良い意味のショックでした。

キリンの夢

キリンの夢

THE REDFACE

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

流石!
芝居を観る時に初日と楽近くはなるべく観るようにしいている
初日の緊張感が好きなのと その後どれだけ変わっていくのか楽しみだからだ

特にREDFACEは4年程前 1日に3回公演が当たり前のようにしていた頃
開場直前まで稽古?直し?的な声が外に聞こえてくることがあった

今回 決して初日が良くなかったわけではない
あまりにも別モノのキリンの夢として確立されていたので
感動して帰ってきた

なのに 楽前日に行ったら中3日だったというのに
もっと深い芝居になっていた


山崎といえば砂押くんだと思っていたけど
武田くんの山崎も良かった
等身大でとても素直な山崎だった

勇人くんの三木は台詞がない時の表情が抜群で
話していないのに気持ちが伝わってきた

乙女さんの島田は軽快でお調子者かと思えば
それだけではなく一歩引いた感じが良かった

奥田さんの兼常会長は可愛らしくコミカルなのに
曲者さが深くなっている


これだけキャストチェンジして 違和感なく別モノに仕上げる
榊さんの演出力には脱帽
REDFACEの若手の成長振りにも 次回公演の期待が高まる

とにかくREDFACEの公演にハズレはない!

宇宙へのマーチ

宇宙へのマーチ

タッタタ探検組合

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

捻り、イロニーがあれば。
まず、舞台セット(仕掛け)は素晴らしい。そしてキャストのキャラクターを意識した演技は安定感があって安心して観ていられる。
脚本は、あまり捻りが感じられず、小じんまりとまとまったようで、本来の劇団のカラーが出ていないように思う。
宇宙開発が政府主導ではなく、民間企業の共同出資で行われるという現実感、そこに隠された思惑がチラつく。
公演はコミカル仕立てだが、その底流には、閉鎖的状況下における人間のエゴ、民族的問題を意識した描写が見え隠れする。この硬派的な投げかけをコミカルに軽く流すと言うイロニーが弱かったようだ。

この記載は、いつもレベルの高い公演をしている劇団への期待の表れである。

MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

Aチーム公演、観てきました!
とっても楽しい2時間でした!関係の皆様、充実した時間を有難うございました!! 笑いあり涙ありの舞台でした。

実は今回は笠原さんお目当てで参上したのですが、私はただの演劇好きなオジサンでございまして彼の女性ファンではございません(!)・・出会いは「ニューシネマパラダイちゅ」で、それ以来、私は彼のオジサンファンなのでございます。

以下、ネタバレBOXへ


ネタバレBOX

で、本日はもう公演が終わっていることもあり以下気ままに書かせて頂きますが、まず笠原さんの事ですが、彼のこの作品での役廻りは、実は全ての筋書きの黒幕でありながら、それを隠して筋書きを進行させるというもので、この役がコケると芝居全体が締まらなくなるという重要な役回りでした。それを笠原さんは、とても上手く演じていたと思います。彼独自の腰を引いての演技スタイルは前回と変わっていませんが、その猫足歩きになる姿は毎回とっても印象に残るものです。今回もシリアス&コミカルな演技で十分に楽しませて頂きました。これからも独自路線を進めてください。期待してます!! それは新劇系の俳優さんのスタイルとも違うものですが、でも演劇の様式感も持っている彼の演技は、少なくとも私にとっては貴重なものでございます!

実は、この舞台を観始めて最初に感じたのは(昔ながらの)舞台向けの発声で演じる役者さんがいなくて、この舞台って大丈夫???・・ってのが正直な感想でしたが、現代の遮音が完璧な小劇場における発声ってのが、どうあるべきかという事については私の方が認識を改める必要があるのかもしれません! 
考えてみれば、周囲に騒音が無ければ普段の声でしゃべってもいい訳で、従来の演劇の様式感ってのは少なくとも小劇場に於いてはテクノロジーの進歩と共に、もはや崩壊しかけているのかもしれませんね・・でも、私は、普段日常とは異なる演劇空間が観客の目の前で展開するこそ演劇の原点では無いかと思います。そしてその意味で笠原さんの演技が大好きです!

もうひとつの感じた事は、最近は小劇場でも照明設備が完備していて複数の場を舞台上の置き物を変える事無く照明の変化で表現することが可能になっきているという事です。敗戦後のドイツでウィーラント・ワグナーが用いた手法が現代日本で復活した訳で、資金難から舞台装置が作れないってのが主な理由であったでしょうが、それが現代日本の小劇場演劇に、ほぼ同じ理由で復活したのは興味深いものがあります。実は資金面のみならず演劇の本質がそこにあるのかもしれません。舞台は役者と脚本こそが本質であって、あとは補助的なものなのだと・・なんしろ演じるのは人間ですから!しかしながらテクノジーの進歩に伴って時代と供に移り変る事もまた演劇に必要な事なのではないかとも思います。きっとそのうち3Dマッピングプロジェクターで舞台セットが表現される日が来るかもしれませんね~ その時代には役者さん達は超小型のマイクでしゃべるなんて事になるんでしょうか???
泥の子

泥の子

劇団 きみのため

劇場HOPE(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

逞しく生きる
1948年当時…生きるためになりふり構わないという、バイタリティを感じさせる公演だった。一方、貧しさ故の悲哀も十分描き込んだ秀逸な作品だと思う。戦後の食料というと、食糧管理法の下で、栄養失調で亡くなった裁判官のことを思い出す。闇米拒否する清貧さによるそうだ。
さて、単に善悪だけを論じることに意味がない状況下…この苦難を経て今の日本がある。この公演は、登場したような人達の姿を通して、現在の有り様を考えさせる一石を投じた作品だと思う。刑務所のほうが食事の心配がないようなセリフがあったが、現在では働く場所、就業形態の不安定化による生活困窮が問題になっている。正直者(法遵守した人が死亡)が……不条理にならないようにする必要があるだろう。
さて公演だが、舞台セットは悲惨な状況を感じさせる見事な作り込みであった。そのセット(窓からの出入りも含め)を十分活用した演出も見事であった。一部小物等(盗品靴が新品、黒先生の靴下が新しい)に違和感はあったが、そこはご愛嬌だろう。
全体的には、社会的訴求力のある好公演であった。

今後の公演にも期待しております。

ネタバレBOX

ところで、黒先生(塚本一郎)が臨終間際に姉御(西村有加)に告白するシーンは、やはり吐露することで、気が楽になりたかったか。説教をしていた人間が…やるせなさすぎるが、さらに人間の暗部をえぐり出し、予定調和で終わらせない。逆に印象付け見事な結末に導いた。
姉御が、遺骨を抱いて号泣するラストシーンは感動的であった。
夜食の時間

夜食の時間

張ち切れパンダ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/05 (水)公演終了

満足度★★★

着地点
☆3.7
途中から着地点をどこに持って行こうとしているのか、適度な緊張感を以て展開を見守りながら楽しめた。
演技を楽しめるし、女優さんも綺麗だし勿体ない作り。次回公演にも足を運びたい。

ネタバレBOX

ドキリとする台詞が散りばめられていたり、俳優陣の演技も良いのだが、最後の台詞が軽すぎた。
おそらく最後の15分に☆五つになるか☆三つになるかの際が潜んでいるのでしょうね。
MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

お疲れ様でした!
千秋楽Bチームも無事終了した頃でしょうか?始まる前までは、まだかなまだかなと思っていたら、あっと言う間に終わりました。この1週間は本当に早かったですね!3回も観させていただきましたが今日が1番アドリブが多くてキャストさん達も遊び心いっぱいで、こちらの側もあれあれと思いながら爆笑してました。でも終了後はなんかさみしい気持ちの方が強くなってしまった、明日以降はこのメンバーには会えないと思ったら…。しかし、このメンバーに会えたことを感謝しなければなりませんね、石川優実さん、スタッフの皆様ありがとうございました。

アセリ教育

アセリ教育

夢ノ島企画

ART THEATER かもめ座(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

「Fランク」芝居
この公演に関わった凡ての人たちは、猛省すべきだと思う。
「劇評」以前の問題ですよ。
演技・演出・舞台…何一つ、観劇に耐え得るレベルに達していない!
要は、煮詰まって無い!
稽古を観せられてる感じ。
結婚式の余興より酷いよ!

まず、役者の掛け合いが甘い。
ものすっごォォォく、甘いっ!
練習不足そのもの。
ただ、シャウトして、ハイテンションで押せ押せドンドンで終盤まで持ってけるわけねーだろ!
中屋敷の芝居って、そんな単純じゃありましぇーん!

何か面白いこと書かれてるから、それっぽく演ったらウケるんじゃね?みたいな…。
あのねぇ…もっと書かれいる事とちゃんと向き合うべきでしょう。
台本の上っ面だけなぞっても、身内(サクラ)だけしか喜ばねーよ!

夜食の時間

夜食の時間

張ち切れパンダ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/05 (水)公演終了

満足度★★★★

序盤とラストの落差が凄い
願い通りに食したら…序盤とラストの劇風を激変させる演出には驚いた。詳しくは書けないが、個人的には受け入れられる内容で見応えがあった。

ネタバレBOX

ある地方の小料理屋が舞台…このセットの作り込みは見事で、本当に店内に居るような感覚になる。この店内で人情ものが展開すると思われたが、途中から急展開。観終わってみれば”サイコ”もしくは”ホラー”ミステリーという印象である。

さて梗概は、父親が亡くなり、実家の小料理屋を継ぐため、彼女を連れて戻ってきた男が主人公。その男、幼馴染の女性を乱暴した過去がある。その幼馴染は、それでもその男を慕っており、彼女(妊娠中)と幼馴染の女の戦いが凄まじい。最後は、男も巻き込んで殺人事件になるが…。
登場人物の性格付けは明確で、観ていて面白い。会社の先輩・後輩の思惑違い、女同士の恋愛(レズ)、やる気のない若者店員などその演技は見事であった。
その中で、特に天乃舞衣子サンについて記しておく。彼女と会うのは、映画「花と蛇 ZERO」封切り前のPRイベント以来であった。映画と違って、芝居はライブであり一瞬一瞬が勝負であるが、本公演では持ち前のキャラ(映画と同様エロチック…自分も自認して話していた)を十分発揮し、観(魅)せていた。

今後の公演にも期待しております。
Lucifer

Lucifer

Ammo

d-倉庫(東京都)

2014/10/31 (金) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

真っ直ぐでとても誠実
ユーゴスラビア現代史を下敷きにしたフィクション。ドキュメンタリータッチで進んでいくストーリーはリアルでソリッド。ヨーロッパサッカーが如何に市井に根ざしているのかという部分に深い理解があって、そのサッカーを通して物語が進んでいく。真っ直ぐでとても誠実。

ネタバレBOX

ただ、相当ユーゴスラビア史やバルカン半島史に対して理解がないと難しい部分が多い、劇中である程度説明をする部分はあるが、そう簡単には浸透しない。悪い言い方をすると雰囲気で進行してしまっている感が拭えない。劇チョコの『サラエヴォの黒い手』観ていたから相当助かった。

前園あかりのキャラがストーリーの進展と連動して変化していく様がとても良かった。友達にアクセサリーをねだる女の子が、徐々に凄烈さを備えていって兵士に成っていくプロセスは、もうそれ自体が悲劇で心に刺さった。あとチャントで一際声がデカイ。存在感の際立ちは流石。

鹿島ゆきこをシリアス作品で初めて観たのが新鮮だった。コメディ作品の中でも感じていたが技術高い。セリフは聴き取りやすいし、所作がナチュラルで観ている側の納得度高い。今作は、あまり見せ場のある役柄ではなかったのが残念。自劇団の公演以外の客演ももっと観たい。
未開の議場

未開の議場

カムヰヤッセン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★★

会議ものの王道
会議ものの王道的な構成。緊迫感のある議論と細かい笑い、全体を貫く差別というテーマがとてもバランスよく配置されている。重たくて扱いにくいテーマを力量の高い俳優陣が時に軽妙に捌くことで、スッと心に入ってくる。差別について誰しもが何かを考えるように出来ているのが巧い。

ネタバレBOX

小沢道成演じる森と小林樹演じる葉浦との序盤から続く小競り合いがいい。序盤は森の真っ直ぐさと葉浦の嫌らしさの対比から、後半は森の脆さと葉浦の仕事への誠実さの対比。両者の正義ぶつかり合い。どちらも悪くない。全体テーマとのシンクロが良かった。

辻貴大と島野温枝演じる大崎夫妻も印象的。センスが絶望的にないだの、豆の栽培だので散々にヤられる辻貴大が観もの。島野温枝のセリフ回しも。滑舌は悪くないが若干舌足らずな感じが独特。夫にいつも自分が正しいと思っていると指摘するセリフの深さ。
色のない虹

色のない虹

ポムカンパニー

シアター711(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★

まとまっていました。
初見です。斬新さはありませんでしたが。まとまりのあるお芝居でした。

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

良い舞台。
元気を沢山もらえました。

赤い鳥の居る風景

赤い鳥の居る風景

世田谷シルク

座・高円寺1(東京都)

2014/10/13 (月) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

スタイリッシュ
難解。流石の不条理劇、やはり別役実。そこに、世田谷シルクのスタイリッシュな演出が追加され、掴み所のない微妙だけどとても綺麗な世界観を感じた。脚立の象徴性と食事のシーンでのコップのダンスが特に印象的。

ネタバレBOX

百花亜希の表現する実存感には震えた。目が見える見えないの部分ではなく、役柄の存在そのものの違和をねじ伏せる説得力。どう考えても不条理な価値判断や行動をそういう考え方をする人物が存在し得ると納得させる力量は素晴らしかった。

オドリコの群舞は、それ単発でも成立するほどの完成度の高さで観応え充分。舞台装置や音響効果の替わりを動きと声で表現していたのが格好良かった。あまりにも活躍し過ぎて作品全体が演劇とコンテンポラリーダンスのセパレートになりかかっていたのは気になった。
「ちはやぶる神の国」~異聞・本能寺の変~

「ちはやぶる神の国」~異聞・本能寺の変~

演劇集団アトリエッジ

シアターサンモール(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

成長が楽しみです
この劇団の良いところは、若手の舞台に対する向き合い方が真面目で一生懸命だと感じられること。今回もまだ未熟ながら何年か後が楽しみに思える舞台でした。熟年組の味のある演技は見応えあり。
またストーリー面白かったです。これも有りかもとついつい思ってしまうほど、光秀と信長の繋がりがいい。以前観にいった時に同じく、じわっと感じるもののある舞台でした。

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

メイツ!
劇団6番シード『メイツ!ブラウン管の向こうへ』観てきた。
笑えて、泣けて、REDチーム・BLUEチームどちらも
最高に面白い作品だった。出演してる役者さん達が芸達者なことに脱帽!!
千秋楽までに、あと何回か観ておきたい。

アンサータン・ストーリーズ

アンサータン・ストーリーズ

演劇ユニット「クロ・クロ」

劇場MOMO(東京都)

2014/10/15 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

玄人好み
パラレルで進むストーリー。時間軸も因果も入り乱れていて難解。意図的だろうが、最後は広がった展開を投げ出したかのよう。ある程度筋立っている部分は感じたが、ラストはもう少しまとまっていると観やすい。嫌いじゃないけど玄人好み。

ネタバレBOX

もともと、日本のラジオ観ての流れで観に行ったので屋代秀樹やるんげに注目していたのもあるが、るんげの落ち着いた知性派のイメージが印象的。意外にも、といっては失礼だが、こういった役柄がハマるのは驚いた。いいキャスティングと演出。
薄暮(haku-bo)

薄暮(haku-bo)

intro

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

怖くて綺麗で儚くて寂しくて、でも好きな薄暮の時間
半分はインスタレーションとして楽しむと良いのかな、と思いました。
ライトを使った表現、紙の雪景色、紙の雲の上…記憶に残る視覚表現だと思います。
動物頭の存在感もシュールで嫌いではないです。

薄暮を感じたのは小中学生の帰宅シーン、それから、引きこもりの部屋が段々暗くなるシーン…
怖いくらい静かで、一瞬なのに永遠に思える薄暮…ええ、客席でもしっかり薄暮を味わいましたよー!!

私は生まれも育ちも関東人なので旅先で一度しか味わったことがないのですけれど
雪景色の薄暮、もしくは明け方って格別ですよね。あれはホント別世界に誘われます。
でもやっぱり毎日は嫌だな、毎日なら沖縄行きたいわ。

長女、良かったです。
めちゃくちゃ共感しました。

共感と言うより、思い出したくもないのに思い出させられた感じ?w

空から降る小さな愛

空から降る小さな愛

ジ~パンズ

銀座みゆき館劇場(東京都)

2014/10/27 (月) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

時間差ポケ&ツッコミ
上の階、下の階、がストーリーのトリックというよりは、笑いに繋がっていて
勝手に想像して抱いた期待通りではなかったけど、時間差ボケ&ツッコミと言いますか、Aクイック・Bクイックツッコミといった感じのテンポの笑いは私の中で新しかったです。
フライヤーから勝手にJKに的を絞ったストーリーや生き様が見れると思ったのでその点も思ってたのと違うなぁ…とは思ったけど、
役者さん一人一人が生き生きとしていたので、役者さんの生き様(覇気)を見せて頂いた充実感はありました。

会場が狭かった…100年前の日本人の体形なら丁度良いのでしょうが…

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