最新の観てきた!クチコミ一覧

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The Writer

The Writer

ゼロコ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/03/04 (土) 18:00

同ユニットを見るのは3回目。プレビュー公演。86分。
 2人のパントマイムで物語を作る試みで、面白いとは思うけれども演劇として見るとちょっと先が読めてしまうのは勿体ない。身体能力や技術の高さは確かなものだと思う。「作家」を表現すると言うが、作家である必要がある場面は全体の1/3くらいかな、とも思う。以前観た作品と同じく、細かくタイトルを付けて短編集として上演した方がよかったのではないかとも思った。壁の奥の仕切りが外れるとか、ベニヤ板の陰で姿が見える等、弱化の不手際があったのも残念。
 そんなに面白いと思わない場面でも一部の観客が大笑いすることがあり、パントマイム系のファンが多く来ているのかな。

ザ・フラジャイル ライト/レフト

ザ・フラジャイル ライト/レフト

miuna

スタジオ空洞(東京都)

2023/02/28 (火) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

〈ライト〉
The Fragile とは「壊れやすい」という意味。
人口15万の羆川市、市議会議員選挙に立候補させられた山森信太郎氏。市政を牛耳る竹田グループの娘と結婚した為、駆り出された。事務所では渡辺実希さんが選挙運動を仕切る。竹田グループの会長の孫娘、中野亜美さんは名目だけの後援会長。
公選はがきの二千枚の宛名書きをボランティアで知人にお願い。 やって来たのはヤンキー崩れの杏奈さんとインド人の青柳糸さん。ヘビメタバンドのボーカル菊川耕太郎氏と彼女で街宣右翼(似非右翼)団体の構成員・福井夏さん。

とにかく役者が豪華。キャスティングだけで勝ったようなもの。誰もがこの場を喰ってやる、のギラギラした演技合戦。

山森信太郎氏は目が永田裕志に似ていて好感。
中野亜美さんは凄まじいキャラ作りで唸らせる。
渡辺実希さんの使い勝手の良さ。
杏奈さんは深夜のドンキのジャージの姉ちゃん。妙にエロい。
青柳糸さんは美人のトンパチ・インド人。
菊川耕太郎氏は市原隼人の喋りっぷり。
やはりMVPは福井夏さんだろう。
この人は役者馬鹿なので要求が高い程、燃えるタイプ。

面白かった。

ネタバレBOX

始まり方と終わり方が斬新。渡辺実希さんの口頭での説明。このやり方は他団体も導入してもいいのでは。

右翼ギャグは面白いのだが、もっと攻めても良かった。ちょっと福井夏さんのキャラ設定が矛盾している。ビジネス右翼で通すか、ガチの愛国者か決めるべき。
一番気になったのがヘビメタのイメージ。これだったらパンクで良かったのでは。どんなヘビメタバンドをイメージしているのか?
無償の愛

無償の愛

Orgel Theatre

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白かったです。
病院の休憩室で出会った2人の会話劇でした。
役者さん2人の熱演に惹き込まれました。
果たして、この2人の愛は無償の愛なのか?という疑問も感じ、観劇後も考えながら帰りました。
役者さん2人は、とても魅力的でした。
良い舞台でした。

仮想定規プレゼンツ~フリンジスタイルフェスティバル~

仮想定規プレゼンツ~フリンジスタイルフェスティバル~

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/02/23 (木) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

DRI-VTHEATERを拝見。ある商店街を舞台にした物語を語りながら、歌やダンスがある構成で、新鮮でした。内容も心暖まる内容で良かったです。歌もうまかった。いい歌、いいお話でした。

幽霊塔と私と乱歩の話

幽霊塔と私と乱歩の話

木村美月の企画

小劇場 楽園(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

語りから始まるお芝居。見ていて分かりやすくテンポも良くて面白かったです。乱歩の幽霊塔読んだことないので読んでみようと思いました。お話としては、なんか共通の秘密を世代を越えて共有した、そんな仲間といる感じが出てて好きでした。いいお芝居だったと思います。

カミサマの恋

カミサマの恋

ことのはbox

萬劇場(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

Team箱を拝見しました。ことのはさんの舞台は本当にいつも素晴らしい。今回は好評の作品を再演とのことでより期待大きく伺ったのですが、その期待を大きく上回る素晴らしいお話でした。役者の皆さんの演技も安定の素晴らしいものであっという間の2時間でした。次回作品も期待です

幽霊塔と私と乱歩の話

幽霊塔と私と乱歩の話

木村美月の企画

小劇場 楽園(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かぅたです。

仮想定規プレゼンツ~フリンジスタイルフェスティバル~

仮想定規プレゼンツ~フリンジスタイルフェスティバル~

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/02/23 (木) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Tap & Soul
正直最初はちょっとタップ重たいかなと思ったけど、どうしてどうして途中からは加速度的に技を出して見事に決めてくれた
ともかく45分間踊りっぱなし
そして次々違うステップを披露して圧倒された
最後は観客(お弟子さん?)が加わって向かい合ってのタップは見応えあった
しかしあの狭いタップダンスボードで良くあれだけ踊れるな
ふたりの演奏はそれだけ聴いていても十分
ヴォーカルは余計だったな

なるべく派手な服を着る

なるべく派手な服を着る

MONO

吉祥寺シアター(東京都)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

普通でない家の普通でない兄弟のお話・・・と思って見たら笑えるし、終盤ジーンと来ます。(追記予定)

サンブンノイチ

サンブンノイチ

演劇ユニット ブッカーズ

新宿シアターモリエール(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

Cチームを観劇。
とても面白かった。
終わりのない頭脳戦コメディという謳い文句のとおり。

3人芝居という登場人物の少なさも一人一人の個性付けという点ではプラスに働いてると思う。

ザ・フラジャイル ライト/レフト

ザ・フラジャイル ライト/レフト

miuna

スタジオ空洞(東京都)

2023/02/28 (火) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

R(ライト)チーム鑑賞
自分も含め、客席のオジサン率が異様に高いのも納得の個性派を集めた素敵な座組。
狭小スペースで簡素でも心温まる、毒と笑いに包まれた俳優陣皆が好演のスペシャルな公演。

ペリクリーズ

ペリクリーズ

演劇集団円

シアターX(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/08 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

CoRichにもあるあらすじを読むと「そんなアホな!」という感想の連続でシェイクスピアの金看板が頼りの作品という気がしてしまう。しかし、舞台が始まってみると物語の振れ幅と同じくらい躍動的な振付けと斬新な舞台演出に圧倒されてしまう。とくに嵐に翻弄される船を椅子と机で表す手法は舞台上に甲板を見事に現出させる。感情をすべて舞台に持って行かれた結果、終盤のあまりにあからさまな父と娘の再開シーンでは不覚にも場内の湿度の調整に貢献してしまった。振り返ってみて、荒唐無稽なストーリーを円熟期に入った天才が周到に配置してこの演劇を構成したのだと納得した。

売春宿の古顔を演じる杉浦慶子さんのぶっとんだメイクと演技にぶっとばされた。

古典+斬新な演出+確かな演技で言うことなしの星5つ。…と勢いで書いたけど、冷静になってみると演技のレベルには結構ばらつきがあった。

まち歩き演劇「忘れじの朝(あした)」

まち歩き演劇「忘れじの朝(あした)」

さかい利晶の杜

さかい利晶の杜(大阪府)

2023/03/04 (土) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

満足度★★★

街巡り演劇は珍しいせいか、満員
嫌な予感はしていたが、90分が135分以上に…
内容は良かったけど、次の用事が…
途中でも言って欲しかった…😢

ジョンソン

ジョンソン

溺れた魚の水揚げ式

Therter Cafe 信天翁(大阪府)

2023/03/04 (土) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

コスパは悪いけど(40分でワンドリンク)内容は楽しめた❗前の演劇がおしてすでに始まっていたが、のみ込めた
よくあるシチュエーションだけど、コロナを交えた内容は今時感あった

カミサマの恋

カミサマの恋

ことのはbox

萬劇場(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

《 Team 箱 》観ました。やはり名作ですね。6年前に観たのですが、ほとんど忘れてしまっていて、思い出しながらの観劇でした。イタコはスピリチュアルな存在というより、日常生活のよろず相談って感じがいい。昨年家人を亡くしたこともあり、かなり身に沁みました。

仮想定規プレゼンツ~フリンジスタイルフェスティバル~

仮想定規プレゼンツ~フリンジスタイルフェスティバル~

仮想定規

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/02/23 (木) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

TheScreenTones聴きました。芝居でなく、孤独のグルメ原作者久住昌之氏のバンドのライブです。アーシーでコミカルで飄々とした雰囲気がいいですね。ごろ~、ごろ~、いのがしら、イェイ!

6人の悩める観客

6人の悩める観客

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めちゃめちゃ面白かった☆何が凄いって国家と演劇界をリンクさせる大熊さんのセンスよね!単なる「演劇あるある」に終わらせない物語の奥深さをプロットに盛り込んでるから最後まで作品にのめり込む事が出来るのよ♪モチロン壱劇屋らしいパフォーマンスも作品に色を添えてます☆そして行澤&大熊コンビは無敵の活躍です\(^o^)/

カミサマの恋

カミサマの恋

ことのはbox

萬劇場(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

この作品は初演がすこぶる好みであったので迷わず予約したが、やはり名作である。
カミサマ役木村望子さんは前回も良かったが今回はいよいよもって素晴らしい。
圧倒的な安定感があり、その醸し出す優しさが、まさにカミサマであり、この作品の出来はやはりカミサマ役にかかっていると感じた。
そして2回見たことで、畑澤氏の筆運びの細やかさも改めて知ることができた。
冷静になって考えれば都合の良い話でもあるのだが、人の感情を見事に的確に表現しておられるため、結末はわかっていながらもやはり涙腺が緩むのを止められなかった。
(Team 葉観劇)

カミサマの恋

カミサマの恋

ことのはbox

萬劇場(東京都)

2023/03/01 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
人の優しさ温かさ、そして自然の厳しさ寒さ、そんな反対の情景が浮かび上がる。それらは目に見えない雰囲気であり、物語の”カミサマ”も同様である。その目に見えない 物語の根底にあるのは人を思い遣るといった気持、それを実に上手く描き出している。

勿論 脚本の力もあろう、しかし会話の絶妙な間<ま>や、落胆・激情・驚異といった感情表現の豊かさに驚かされる。誇張した演技ではなく、その場面の素直な気持を巧く表す、そんな自然体の情景が心地良い。

自然と言えば、舞台技術である音響 音楽は太鼓の音だけ、照明は ラストの春先を思わせる階調のみ。それでも舞台効果は十分に発揮しており見事。
上演時間2時間10分 途中休憩なし)
【Team 葉 チーム】

ネタバレBOX

舞台セットは 広間のような和室。その周りは板張りの廊下で、そのまま上手奥は玄関へ通じる。和室内の上手に応接セット、下手に棚<茶器等が並ぶ>、経机の上には祈りの際に使う太鼓。簡素な造りであるが、物語を紡ぐには十分な配置である。

春が感じられるようになってきた津軽。舞台は「竜神さま」なる神の声を聴いて、土地の人の悩み事に助言する"カミサマ"遠藤道子(木村望子サン)のもとへ嫁姑問題、引篭もりだった者の受験、孫の結婚相手探しなど身近な悩みごとを抱えた人びとが日々やってくる。悩み事を聞き、神様の言葉として助言し相談者の心をほぐしてゆく。多くは60歳以上の高齢者、そこに地域性を見るようだ。またTVへも出演したことから 東京からわざわざ訪ねてくる者もいる。
一方、道子のもとへ 何年も連絡がなかった息子・銀治郎(如月せいいちろーサン)、が突然帰ってくる。道子は未婚、結納までした婚約者がいたが、火事で事故死した。彼の生まれ変わりとして銀治郎を引き取り育てた。しかし放蕩息子で、道子の内弟子であった女性と結婚し子まで生まれたが…。その娘・しのぶ も34歳、東京で働いていたが訳あってと、こちらも問題がありそう。父娘の確執など、道子の家でも悩み事は尽きない。突飛な出来事ではなく、日常(身近)にある悩みや問題を点描することで共感を誘う。

恐山のイタコは死者の声を聴く「仏おろし」で知られるが、津軽では、それに似た”カミサマ”なる存在があるらしい。民間信仰で、迷信と思う人もいるだろうが、家族の災厄や悩みなどを聴き、神様におうかがいを立て助言をする役を担っている。いわば人知の及ばない”神の領域”を設け、その声をうまく利用して、ささくれだった人間関係の修復を図る。ウソかマコトか、あいまいな部分をあえて残して、心を和ませる生活の知恵といったところ。
物語は、日常の話題と”仏おろし”といった神事、そこに共感と〈土着〉信仰を描き、特異性を表現する。その特異性の中に、語ることが叶わなくなった亡(愛し)き人の思いを知らせる。生者・死者の変わらぬ思いが観客の魂を揺さぶる。観る者が思うであろう様々な受け止め方、それを〈思考〉狭窄・偏重にさせない幅広さ奥深さを感じる。

道子に弟子入りしている下条由紀(上之薗理奈サン)も訳有りのようであるが、全部を描き切らない。その余白は観客の想像する領域として残す、その余韻が巧い。
役者陣はそれぞれのキャラクターを立ち上げ、バランスも良い。その土地の言葉(方言)を喋ることで土着信仰の要素をしっかり伝える。
死という掴み様のないものに謙虚に向き合っている。その一方で生きている人の悩み事、それも身近な生活にあるところ。その様相を丁寧に映しとって紡ぎ出したこの公演、観応えがあった。
次回公演を楽しみにしております。
マギーの博物館

マギーの博物館

劇団俳小

サンモールスタジオ(東京都)

2023/03/03 (金) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今も昔も変わらないことを実感する舞台です。

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