実演鑑賞
満足度★★★★★
威勢のいい演者たちに気圧されるよう席につくと、そこは独特の空間でした。何百年もの長い間多くの人々がお参りした場には、人を引き寄せる何かがあるんじゃないかなと思えてなりません。日が暮れて落ち着いた蒸し暑さや、照明に寄る羽虫の軌跡、都心の喧騒などが違和感なく受け入れられ楽しめました。どういった感情なのか推し量れない表情で禍々しく登場するアレはどこから来て、どこへ行くのでしょう。グローバルな都市の中心で境目が無くなる瞬間は、何かが終わったようでもあり、始まったようにも思えます。
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2024/07/12 23:43
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