
赫い部屋
深夜ガタンゴトン
スタジオ空洞(東京都)
2014/12/23 (火) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
一公演一舞台だけではもったいない!
“うでもげる”、“裕本恭”ふたりの熱演、引き込まれるストーリー、
細やかな演出、衝撃的なエンディング!観劇後の充実感・・・、
すべてを満たしたすばらしい作品。
一公演一舞台だけではもったいない!
再演の機会があればぜひ観ていただきたい。

赫い部屋
深夜ガタンゴトン
スタジオ空洞(東京都)
2014/12/23 (火) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

リボルバー
演劇研究会はちの巣座
シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)
2014/12/20 (土) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
お世辞無しで大笑いしました。面白かった!
はちの巣座30期卒業公演!お世辞無しで大笑いしました。
いや~、本当に伺って良かった。面白かったです。
演出のビア忠さん曰く「わちゃわちゃしてます」との事ですが、確かにわちゃわちゃしてますが、逆に余分なものはなく、実にすっきりとした印象を受けました。
テンポ良く、物語の世界にグイグイ引き込まれてゆく感じです。
卒業公演なのに、卒業公演という感じが全く無く、実にあっけらかんとして、本当に楽しい公演!
はちの巣座30期の方々らしい、良い公演でした。
またキャストも、濃いキャラを適材適所。
くもるめフクさん、高梨糸さん、田舎やあぶさんの嫁3人の井戸端会議&ドタバタ…、テンポといい、間といい、申し分なく、息もびったり、面白い。役者さん自身も楽しまれているような、(会話劇なのに…)躍動感を感じました。凄く好演でした。余人を持って代え難いキャストでした。
一方、男優陣。尻に惹かれまくっている夫3人。その一番手、気弱な夫の新野さん。ダメ夫をダイナミックに演じた松田さん。この3人をまとめつつ、普通に情けない夫を演じた鷲坊さん。本当に良い感じでキャラが立って、良かったです。
そして、OL(月見さん)と少年(ハロウィン太)と未亡人(燦色)と元組員(ビア忠)の顛末!全ての伏線が重なり、本当に面白かったです。
全く卒業公演という感じが無く、ただただ楽しい公演でしたが、本当に卒業公演なんですね。
またどこかで、お会いできればうれしいです。
その日を楽しみにしています。

体夢-TIME
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2014/12/11 (木) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★
賛否両論、さまざまな意見を見て
観てからかなり日数が経ってしまいましたが、「今までとはひと味違う桟敷童子の世界」に賛否両論、さまざまな意見があるようなので、コメントすることにしました。桟敷童子は「風撃ち」以降、毎回観ている思い入れのある大好きな劇団です。しかし、これまで観た3本の本公演はどれも同じ作風、同じテイストの作品に感じられ、正直言って前回の「海猫街」では、「海」がテーマになっている点が同じということもあって、最初に「風撃ち」で受けたほどの面白さと感動を感じませんでした。作品としては「海猫街」の方が上だったようにも思いますが、初めて観た時ほどの新鮮さを感じなかったのが理由かもしれません。
そして今回の「体夢」ですが、作品自体は楽しめたし、「ひと味違う」点の興味も満たされましたが、「桟敷童子らしさ」が少なかった点が残念に思いました。作風とテイストの違う作品は番外公演でも観ていますが、その時でも「らしさ」は満載でした。それが今回はちょっと違いました。劇団の持っている個性と作品のマッチングに少し違和感を覚えました。それは創る側演じる側の問題というよりは観る側の問題(劇団に対して先入観を持って観てしまった)かも知れません。しかし、これまでの路線を続けていたら、新たな観客を獲得できても、古い観客は少しづつ離れていくかも知れません。その意味で今回の作品が劇団としての幅を広げ今後さらに飛躍するための1ステップとなることを切に願います。
「劇団の個性と新たな進化の両立」は老舗劇団に共通の難しい課題だと思います。差し出がましいようですが、演じる側に立った経験のない私が敢えて言わせていただくと、「桟敷童子の劇団員さんが演じて楽しい」作品が「観て楽しい」作品になるという気がします。ぜひその方向に向かうことを願って今後の公演を楽しみにしたいと思います。

シカク
企画演劇集団ボクラ団義
サンモールスタジオ(東京都)
2014/12/18 (木) ~ 2014/12/28 (日)公演終了
レアポケモン2匹ゲットだぜ!(今は妖怪ウォッチですかね)
まず、
・ 感想連投してしまっている事
(僕が書くほど他の方が引いてないか心配です…)
・ 今回、ボクラ団義という劇団で
今まで色々サブキャラクター的な役割を
担当してきた皆様の隠された力というか
新しい可能性をどんどん見せつけられるのが嬉しくて、
「お芝居1回としての面白さ」よりも、
・ この役者のここがすごかった!
・ ここがすごくなる可能性がある!
みたいな事書いちゃってます。
(客観性にも欠けまくってます、きっと。)
すいませんm(_ _)m
はっきりいって僕の感想は観劇の役には立ちません。
12/23(火)18:00 竹石加藤高橋松島回観劇。
まず、
・ 高橋さん松嶋さん2人初回かつ本日千秋楽
=この「シカク」に舞台上で慣れていくチャンスがない。
・ 高橋さんは今まで結構変わったサブキャラを
短時間芝居で演じられるのが
(自分が観劇していた限り)中心だった事。
・ 松嶋さんは演劇自体に数年のブランクあり。
という事から、「シカク」慣れした2人(竹石さん加藤さん)に対して、
この2人がどこまで失敗せずについていけるかどうか、
という結構心配される回かと思いました。
※ 回りの方が開演前「今日はハズレかも」的な事を言っていたので
(多分上記の点を心配してでしょうが)
自分としては「グギギ」(見返してやってちょうだい!)
という気持ちで見守りました。
しかし、2人ともすごかった!
(レアポケモンゲットしに来て正解でした。)
(詳細はネタバレとして)
・ 高橋さん、この4人だけの長編舞台を(多分)男Cという役よりも
「役者高橋雄一自身の個性」を使って等身大で演じたのか、
台詞も自分の口調でスラスラと、
感情の込め方も見事で、
「ここまでメインで張れる役者さんだとは気づかなかった」
と正直思いました。
・ 松嶋さん、(ネタバレになる部分は避けつつ)
見事感情の起伏をクライマックスに向けて
盛り上げて女を演じきっていたかと。
場慣れしている竹石さん加藤さんと相乗効果的に歯車が噛み合って、
ベスト回が☆5つとしても、
この4人の回も(比較せず)普通に観たら普通に「面白い!」、
と感じられる回に仕上がってました。
役者試しの「虎の穴」みたいなお芝居ですね、この「シカク」は( ´ー`)

その河を渡れ
朋ノ会
新宿眼科画廊(東京都)
2014/12/20 (土) ~ 2014/12/24 (水)公演終了
満足度★
う~ん・・・・よくわからんかった・・・
まぁ川を挟んで同人物が存在を・・・という話なんですが、
実際区別が付かない=つけない? つくりは観客置いてけぼりじゃなかろうか?
と思った80分。 眠気にも襲われたし・・・・

GREAT EXPECTATIONS -大いなる遺産-
Studio Life(劇団スタジオライフ)
シアターサンモール(東京都)
2014/12/18 (木) ~ 2015/01/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
う~む目が離せず、眠気も襲ってこなかった。
ちっ~と人物描写に甘い点があるかなぁ、と思いはしたが。物語の重厚感と進みっぷりに圧倒された2時間20分(?:芝居前口上では15分って言ってたなぁ(^^)

サンタクロース・ドットコム!
シアターキューブリック
テアトルBONBON(東京都)
2014/12/19 (金) ~ 2014/12/28 (日)公演終了
満足度★★★
別バージョンを観ました
どちらが良いかは好みの問題と思いますが、どうしてもダブルキャストの方については、この役は「そりチーム」この役は「ひげチーム」と観てしまいました。ちなみにダンスは、同じ人がしているはずなのに、今日のチームの方がキレキレ・ノリノリに感じました。時間と軍資金が許すなら、サンタクロースとふみえの、それぞれの思いが強く感じられた、前回のチームをもう一度みたいです。

象はすべてを忘れない
ままごと
象の鼻テラス(神奈川県)
2014/12/05 (金) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★
そうですね
初めての参加です☆
祝日でしたので①展示②パフォーマンス③演劇。全てのコンテンツがありました。
行った時間も16時で遅かったのは事実とはいえ 『体験型』を楽しむには・・・
企画は良いと思うのですが 夕方以降に行くものではなかったようです。
海風で超寒いし 更に暗くてわからないことが出てきます・・・。
②のパフォーマンスはタイムテーブルが決まっています。
私が行った日は全部予約制だったのもあり 結局定員に入れませんでした。
タイムテーブルはできたら事前に公開して欲しかったなって思います。
(もし公開されていたのに私が気づかないだけでしたら申し訳ありません。
その場合は お手数ですが関係者様ご一報くださいませ)。
このイベントは全体的に 「慣れている人か知っている人」しか攻略できない感がある。
それから 象の鼻カフェのスタッフさんは 対応は素晴らしかったです
むしろ風貌が劇団員さんっぽかったです。
続きはネタバレにて。

その河を渡れ
朋ノ会
新宿眼科画廊(東京都)
2014/12/20 (土) ~ 2014/12/24 (水)公演終了
満足度★★★
消化不良かも
壁、舞台中央に置いてあるテーブルなど会場全体が白を基調にしている。また、登場人物4名中2名が研究所勤務で白衣を着ている。白=清潔というイメージの中で、台詞だけで汚い河をイメージするのは難しかった。それ以上に、この公演で訴えたかったことが…。漠然とわかるような気がするが、纏まりがついているのだろうか?
”汚い河”が本当にあるという現実話か、自省という比喩話か今一つ理解できなかった。

恋と家族と労働と
劇団『っぽいもの』
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2014/12/22 (月) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★
作者独自の視点・・・
劇団の方向性を決める(今後があるか、ないかも含めて)大事な公演ということで、
観させていただきました。
“仕事に悩む男と、恋に悩む男と、家族に悩む男”のオムニバスをメインとした舞台で、
ほとんどの人が共感できる内容だと思ったが、
作者の独自な視点によるメッセージが感じられず、観劇後の充実感がいまひとつといった感じ。
また、笑いに関しては“間”、“緩急”など、研究されたほうがよいかと・・・。
今後に期待!頑張ってください!

うぶ
INUTOKUSHI
駅前劇場(東京都)
2014/12/19 (金) ~ 2014/12/28 (日)公演終了
満足度★★★★
-
上演時間2時間。笑いのネタがいつにもましてディープ。”シャーペン”が思い出し笑いしてしまう。客席の段差が少なく結構見づらいので、舞台の高さを工夫してほしい。

あの子と旅行行きたくない
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2014/12/13 (土) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★
この味わい
もう、このBar公演に関しては劇評とか要らないんじゃないかな。(それでも一応星を付けてみる)
会場の一体感と温もりがとても魅力的な公演ですね。

「本読みの時間」#36 〜さがしものはなんですか?〜
「本読みの時間」
ACT cafe(大阪府)
2014/12/23 (火) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
愛は食べ物
最初、最後、インパクト有りすぎ(笑)
愛情は、失ってから感じるものなのか?
じわっと来て、泣けました。
ありがとう

OLと課長さん
関村俊介と川村紗也と浅野千鶴の三人芝居
スタジオ空洞(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/23 (日)公演終了
満足度★★★★
他愛のない会話と愛のあるツッコミ
3人のバランスが絶妙で、その身体性も含めて良い感じになっていました。フィクション性もこんな話ないとは言い切れない塩梅の実在感
昼休み時間と同じ45分構成も気が利いている。これ以下だと物足りないし、これ以上だとダラダラと長く感じる事でしょう。
たわいのないを他愛のないと書くのは当て字らしい。しかし、間違いなく課長はこの二人の事好きだよね。他愛があるよね、飯の時間すっ飛ばされてるし。

刀と天秤
JACROW
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了
満足度★★★
面白くないわけじゃないです
東電OL事件と言うセンセーショナルですが、ある意味、色々な作家が扱った手垢の付いた題材をどう切るのか楽しみでしたが、やっぱり時間が短すぎますね。
蒻崎さんの熱演も有り、さすがに見せてくれましたが、劇場型犯罪を劇場でやるのですからもっともっとキツクしても良かったのかなあと思いましたね。後、テーマに持って行くのがちと強引かなあと思いました。
見本市として割り切ったら、次も観たいな思わせたもん勝ちなんで、今回はちょっと分が悪かったかな。

◯六◯◯猶二人生存ス
劇団チョコレートケーキ
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了
満足度★★★
惜しい
どなたかも書かれていましたが、この内容はこの劇場向きじゃないような気がします。肝であるはずの切迫性と圧迫感が伝わって来なかったです。勿論、二人の迫真の演技である程度は伝わってきますが、
死に際の声が後ろの席にまで聞こえるようにしなくてはならないと言う二律背反の命題でしたね。
後、助かる助からないサスペンスとこの二人と語り部の人間関係が短すぎる分薄まってしまっている感じがします。
出来れば、もう少し小さい会場でもう少し長めに見たかったかなあと思いました。

「40 Minutes」
TABACCHI
スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)
2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了
満足度★★★★
電動夏子安置システム評価
劇団チョコレートとJACROWは個別のページが有りましたので、評価と感想はそちらに書かせていただくとして、
ここでは、個別のページが無い「電動夏子安置システム」のみの評価と感想を書かせていただきます。
単純に面白かった。
テーマを決めて、決められた時間の演劇で勝敗を決するとなると、どうしても「武器」を持っている所が良く見えると言うか面白く映るし、評価も高くなる。
この場合、武器はドタバタコメディ。
その意味で、戦略は間違っていないし、内容も面白かったので戦術も間違っていないと思われます。

この橋、渡るべからズ
東京パイクリート
劇場MOMO(東京都)
2014/12/10 (水) ~ 2014/12/14 (日)公演終了
満足度★★★★
頓知…鈍知か
タイトルは、言わずと知れた一休和尚の有名な頓知話。しかし、本公演は思っている結末にはならない。高尚と思われている和尚が民衆の役に立たないという、コメディでありながらシュールな内容というギャップが楽しい。他人任せで何事も丸く収まるという、安易・事なかれ主義に対する批判が見え隠れする。“ワンシチュエーションコメディ”と謳っているが、その底流は頓知では解決できないかも…。あまり深く考えず、鈍感になって舞台表現だけを素直に楽しんだほうが賢明だ。

時の物置
スターダス・21カンパニー
上野ストアハウス(東京都)
2014/12/17 (水) ~ 2014/12/21 (日)公演終了
満足度★★★★
勝手知ったる他人の家
そんな時代だったのでしょうね!? 今はなくなってしまったいいところや、戦後の負の部分もありつつ、議論や討論にも活気のあった、そんなところを感じられた舞台でした。