最新の観てきた!クチコミ一覧

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ろりえの鬼

ろりえの鬼

ろりえ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/01/28 (火) ~ 2014/02/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

愛すべき
愛すべきヤンキーがいた。そしてちょっとダークな「ろりえ」らしい展開の中に、愛情が感じられた。

『ろりえ』

『ろりえ』

ろりえ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/12/26 (金) ~ 2014/12/30 (火)公演終了

満足度★★★★

飛び出す絵本
舞台美術が「ろりえ」らしいものだった。それはまるで飛び出す絵本のようだった。ラストの大きな赤い月が美しかった。作品はまるで走馬燈のような…、バンドのベストアルバムのような舞台だった。だから何だかごった煮でヤミ鍋のよう。ただ、演者がみな楽しそうだった。「解散?」と思ったのはわたしだけ?そこについてはモヤモヤした。

『ヘッダ・ガーブレル』

『ヘッダ・ガーブレル』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2014/05/29 (木) ~ 2014/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく
主宰の広田淳一さんの書く物語が好きだ。だから他人の作品ではなくオリジナルが観たい。広田さんの演出も好きだ。だが、今回はこれまでとは違うアプローチで、チャレンジする姿勢を感じ、その可能性を観た。まだ違和感があるが、どう進化していくのか見続けたい。

非常の階段

非常の階段

アマヤドリ

吉祥寺シアター(東京都)

2014/09/12 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

健在
あの群舞が健在で嬉しくなる。物語はダークな世界を取り上げているが、社会の闇を抉りつつ、家族の愛情を浮き彫りにする。初日から千秋楽に向け、いやむしろその先に向かって進化し続けるアマヤドリの舞台。劇団の姿勢を改めて実感した。

『海の夫人』/『水』

『海の夫人』/『水』

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/12/04 (木) ~ 2014/12/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

『海の夫人』
イプセンの作品。『ヘッダ・ガーブレル』に続く2作目のイプセン戯曲。演出の方法は前回同様に、台詞の抑揚を最小限に抑え、役者の動きも人形風で、舞台上の移動はすべて直線。だから、斜めの場所への移動はまっすぐに前進してから直角に曲がってポイントへ。正直言えば、劇団主宰で作演出を務める広田淳一さんの戯曲が好きなので、他人の作品よりもオリジナルをもっとやって欲しいと思っていた。いまでもその気持ちは変わらない。さらには、『ヘッダ…』において、イプセン作品に対する広田さんのアプローチに少々馴染めなかった。あの抑揚のない台詞と人形のような制限を与えられた演技に違和感を覚えていた。なのに…。これはどうしたことか。キャスティングが素晴らしかったのだろし、手法も試行錯誤の末に到達した域とでも言えばいいのだろうか、制約の中に躍動する人物が浮かび上がってくるのを感じた。身震いした。これはもう麻薬だ。もう次が欲しくて欲しくてたまらない。3度足を運んだが、既に再演して欲しいと切に願う。新作ももちろん楽しみだが、イプセンに挑む第3弾を心待ちにしている。

ぬれぎぬ

ぬれぎぬ

アマヤドリ

シアター風姿花伝(東京都)

2014/04/01 (火) ~ 2014/04/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

毎回
アマヤドリの公演を観るたびに思うのです。舞台はイキモノでナマモノだと。この作品も、初日から千秋楽に向けてどんどん進化していました。それも大胆に。台詞や場面がカットされたり、増えていたり。よりよいモノにしていこうとする劇団の姿勢が感じられます。次回作も楽しみです。

新年工場見学会2015

新年工場見学会2015

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2015/01/02 (金) ~ 2015/01/04 (日)公演終了

満足度★★★

2015年初芝居
前田司郎 さんのお芝居はたっぷりでした!
ハイバイの岩井さんのお芝居はシュールでした!

Jailhouse(ジェイルハウス)

Jailhouse(ジェイルハウス)

Performance team PADMA

ブディストホール(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

今までの公演の集大成
いつもながらの力ワザ…もとい、力と技の融合に新ワザ、新キャラも加えて鮮やか。
今回は特に空手の型とロボマイムの融合に感心。
全体の構成も初期のワザとコント(?)が交互に並んだ「短編オムニバス」的なものから1つの流れの中に各ワザを織り込む「長編」系に進化。
いわば今までの公演の集大成。
刑務所内という設定ゆえ、一部の既存ネタを慰問の芸という設定で見せるなどのアイデアもイイ。
近頃は芝居にも慣れてきて、初期の下手ではないが今一つ慣れていない感じの演技がもはや懐かしい(笑)。
力と技の融合、こなれた演技に構成の妙まで会得して、どうすんだい?状態ではないか(笑)。
初めての公演の前日譚となる二部作によって「FAST LANE」を完結させた PADMA、次回からはいわばシーズン2? ますます期待である。(イカン、褒めすぎた(爆))

大江戸宴舞劇

大江戸宴舞劇

Art company Pierrot

御座船安宅丸劇場(東京都)

2014/12/02 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

大江戸宴舞劇〜福祭り〜
劇団四季出身のレベルの高い役者さん達が近くでみれて迫力があった!
写真も一緒にとれるし、景色も綺麗だし、盛り沢山の1時間半でした!

Bye-Byeレストラン

Bye-Byeレストラン

BuzzFestTheater

シアター711(東京都)

2014/12/17 (水) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
閉店寸前のレストランで、すれ違いが生じに生じて起きた誤解。そして全員が終結した時に全ての真実が判明する。最後のシーンは続きが気になる!ってなりました。
とても凄いストーリーでした!そして昼公演ならではの、メンバーのコントも見れて面白かったです。日によってキャストが異なっていたみたいで、その際はストーリーが違っていたのかが気になるところです。
あと終盤に夕方みたいになるという照明が凄かった。
次回作も見に行かせてください

ツキカゲノモリ

ツキカゲノモリ

満月動物園

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2014/12/26 (金) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★

☆★生と死と愛のカタチ★☆
2009年に初演した代表的な作品の死神シリーズの第一弾の再演

今回は元ミジンコターボ主宰の片岡百萬両さんが主演
好きな劇場の一つのシアトリカル應典院へ!

劇場内に入って舞台を見ると照明が下げられていていつもと違う雰囲気
その舞台で死神シリーズ恒例の主役(片岡さん)が前説
片岡さんはお芝居への情熱が感じられる魅力的な役者さん!
毎回、死神や疫病神との掛け合いで楽しませてくれる

そして毎回ですが映像と音楽が絶妙!
タイトルの月がモチーフになって印象的♪
話が進んで色々な話が繋がってきて、
死に直面した時の愛の大きさが見えてくる
生と死を愛のカタチで表現したファンタジー♪

★15周年を記念して今年はこのシリーズ全作品を
公演されるみたいなので要チェック!

よるべナイター

よるべナイター

FUKAIPRODUCE羽衣

青山円形劇場(東京都)

2014/10/30 (木) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

命ほとばしる、喉から肉体から
身体ではなく(生きている)肉体を感じる舞台。


青山円形劇場で観てよかった。
「ナイター」のタイトル通り、物語の中心に野球があり、円形劇場はまるで球場のようではないか。
バックネット裏の特等席で観た。

ネタバレBOX

青山円形劇場で観てよかった。
「ナイター」のタイトル通り、物語の中心に野球があり、円形劇場はまるで球場のようではないか。
バックネット裏の特等席で観た。

タイトルの『よるべナイター』の、「よるべない」とは何なのかと思っていた。
舞台の上では、生と性が溢れていて、「よるべない」のは観客なのかなと。

しかし、ラストへの展開で、1人野球実況中継のサラリーマンが登場することで(単に実況中継をしている人だとてっきり思っていた)、一気に「よるべない」が迫ってきた。

仕事帰りにコンピに寄って、帰りながらの「1人野球実況中継」。
うわー、こ、これは……と。

帰り道で、カップル見て妄想しているサラリーマンなのか。
と思って、切なさが爆発した。

それぞれのエピソードが、万が一彼の妄想の産物であったとしても、それぞれが生きている。
夜の暗闇の中、電球の温かく優しい光が彼らを照らす。LEDじゃない、触れば熱い白熱電球の光だ。

そんな灯りが、夜の中に、それぞれの「生」を、「命」をぼぉっと照らし、あちこちに見える、そんな当たり前で、ささやかで、平和な夜。
温かい灯りの下には人がいる。

そして明日がある。
命は続く。

歌がとにかくいい。
歌詞カードがあるので、あとでじっくり読むと良さがさらに増す。
メロディが頭の中でリピートする。

きれいに唱うよりも、心の底から歌詞を絞り出して聴かせようとする姿がいいのだ。
どのシーンの、どの一瞬を観ても、どの役者も気持ちが口から、いや喉から、いやもっと深いところからほとばしっている。

日髙啓介さんって、歳取ってからもロックな役者だ。「渋い」とも違う。やっぱり「ロック」だ。歳を重ねるごとにさらにロックで良くなっていくのではないかと思わせる。歌詞とか表情とか、グイグイと心に来る。

名作、「果物夜曲」は、前に東京芸術劇場の野外で観た。
なんてことのないストーリーなのに、深井順子さんと日髙啓介さんの一挙手一投足、台詞や歌が胸に迫る。
なんだろ、この感じ。
泣きそうになってくるではないか。
まるで中学生の初恋のような純情さが、中年に差し掛かった2人の間には芽生えている。

愛というより「恋」。
恋は人を純情にしてしまう。
それを真正面からストレートに見せられて、グッときてしまうのだ。

風俗嬢(小野ゆり子さん?)の純真さのようなものにも触れてしまう。
夜の、電灯の灯りに照らされる彼女たちは優しい。
生身の人であることを感じさせてくれる。
エロスだけでなく、「生きている」ことを感じる。

全体のテンションがリズムに乗って、激しくビートを打っている中での、森下亮さん演じる実況中継サラリーマンがいい。音楽のリズムに乗っているわけではないのだが、作品全体のリズムを壊すことなく、別世界にいるようだ。
彼の口調と動きでラストは、さらに染みてくる。

あいかわらず西田夏奈子さんは歌が上手いし、表情がいい。そして伊藤昌子さんも、あいかわらず表情が良くていい感じに笑わせてくれる。

私の観た回は、代打の回だった。
代打には、元プロ野球選手の古田敦也さんが出てきて驚いた。
明らかに役者とは異質な肉体を持っていて、それがまたいいアクセントになっていた。

舞台の音楽を入れたCDRは出ているのだが(聞き込んでいる)、ここらでスタジオ盤もほしいところだ。
できれば、パートごとに録ってミックスするのではなく、「せーの」で録った、スタジオライブ的なものがいい。
マスターズラン

マスターズラン

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2014/12/23 (火) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★

ごちそうさまでした
硬軟取り合わせた短編集。
ホチキスは役者さんのキャラが確立されているから安定の面白さ。
どれも美味しゅうございました。
日替わりゲストは須貝英くん。
緊迫した2人芝居が見応えありました。
加藤さんのコック服は久々「伝説との距離」以来かな。

第一回お茶の間サミット 『世襲戦隊カゾクマン』

第一回お茶の間サミット 『世襲戦隊カゾクマン』

プリエール

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★

異色の戦隊モノ(笑)
年の瀬に、何も考えず笑って楽しめました。
特撮好きにはニヤリとするところもあり、岡田さんファンは爆笑必至です。
個人的には開演前に流れていた戦隊モノOPメドレーがツボ。
全部口ずさめるわたしもどうかと思いますが(笑)
声だけの出演者も贅沢なキャスティングでした。

ネタバレBOX

家業としての戦隊という着目。
嫁姑問題から跡継ぎ問題まで、まるで「渡鬼」?というくらいな展開に
怪人との戦いが絡めてあってとても面白かったです。
戦いの場面も映像を使用していて工夫されていました。

惜しむらくはオトコマエオトコの変身後の姿を観られなかったことでしょうか。
続編では是非ミドラー様に負けないエレガントな姿を拝見したいです。
ミドラー様のカーテンコールでの腰の低いご挨拶もツボでした。
アキバレンジャー3期でアキバレッドVSオトコマエオトコ実現しませんかね
Hiroshige Blue(ヒロシゲブルー)

Hiroshige Blue(ヒロシゲブルー)

ミヤタユーヤ

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/01/02 (金) ~ 2015/01/04 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
内容があり、感動した。すばらしかった。

立つ多根跡を濁さず

立つ多根跡を濁さず

ハイリンド

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/12/15 (月) ~ 2014/12/17 (水)公演終了

寂しいです
小劇場界きっての眼鏡俳優、多根さんの最後の公演。
というか盛大なお別れ会かな。
アットホームな雰囲気なのに、内容はシリアスからコメディまで。
濃くて贅沢な時間を過ごさせてもらいました。
ハッチーパッチーが妙にツボでした。

わたしが言うのも何ですが、やっぱり勿体ないなぁ~。
新しいステージでのご活躍をお祈りしています。

太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう

太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/24 (水)公演終了

満足度★★★

一粒で二度美味しい
キャラメルなのにほさかワールド、一粒で二度美味しい的な。
自己犠牲という深いテーマを上手く料理してあった。
とりあえず役者の魅力を存分に堪能出来て観ていて幸せな作品でした。
劇団初主演の鍛治本くんの頑張りと
看板俳優の貫禄十分の多田くんは観て損は無いかと思います。
今度は是非ほさかさんの演出で。

ネタバレBOX

ブリザード・ミュージックに出てくる幻の作品がモチーフ。

駅のホームから落ちた子どもを助けようとして
代わりに死んでしまった兄を巡る人々と主人公の物語。

自己犠牲は自己満足にすぎないのでは?
残されたものの悲しみはどう昇華させれば良いのか考えさせられた。
ブリザード・ミュージック BLIZZARD MUSIC

ブリザード・ミュージック BLIZZARD MUSIC

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/25 (木)公演終了

満足度★★★

クリスマスにピッタリ
再々演は観ていて今回の公演は4回目の上演。
久々に観て、あ~、こんなお話だったなぁと感慨にふける。
わたしはどうも「クリスマスはじじいが頑張る日」ってセリフを聞くと条件反射で涙がでるようだ。
西川さんのジジイっぷりはさすが。
阿部丈二くんと三浦剛くんが安定感で引っ張っていってる感じ。

月光条例

月光条例

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

サービス精神にも感動
マンガ原作だけど、登場人物はまったくイメーどおり。6回観て毎回感動の嵐。でも、みんなが知っている、童話物語をベースにするってある意味ずるいよね。千秋楽終演後の物販横にいた、赤ずきんちゃんとはガシッと握手をしてしまいましたよ。良かったよ~。パワーマイムやカメラワーク演出を応用、進化している飛び出す演劇にも驚き。あと、女の子の水着もサービス満点でした。

舞台版 うしおととら第三十六章「西の国・妖大戦」

舞台版 うしおととら第三十六章「西の国・妖大戦」

シアターOM

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

お祭りでした。
ほとんどまんが原作のイメージどおりだし、大がかりだし、小劇場でここまでやって大丈夫なのかと心配するぐらい楽しませてもらいました。ダンスに驚き、東の鎌鼬「かがり」役ナツキ姐さんのボディコンに期待して観たけど、西の鎌鼬「ナオ」役のナルコ姉さんのFカーップ!もまた。いえいえ、雷信兄さん、西の長、東西のカラス天狗、西の鎌鼬兄弟、そしてイズナ、みんな良かった。毎回関東から大阪まで通う価値あります。

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