最新の観てきた!クチコミ一覧

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ダンスがみたい!新人シリーズ13

ダンスがみたい!新人シリーズ13

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2015/01/05 (月) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★

1月16日
いつも通りに開演10分遅れ等があり、終演は21:30。本日はCxCが気に入った。ストーリー仕立てなしの純然たるダンスでも活動してほしい。

DANCE to the Future ~Third Steps~ NBJ Choreographic Group

DANCE to the Future ~Third Steps~ NBJ Choreographic Group

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★

どの作品もそれぞれ見ごたえあり
高橋一輝さん振付の「The Lost Two in Desert」が自分は結構ヒットしたかな。いろんなダンサーで観たいパドドゥだったかも。

宝満直也さん「はなわらう」も、ダンサー同士の「触れる/触れない」「手を取る/手を放す」の瞬間がひとつひとつ素敵。ほろほろ来るような瞬間も。

完成度では貝川鐵夫さんの「Chacona」かなと。一番長尺?の作品だったと思うけど、ずっと惹きつけられっぱなしだった。堀口さんの美しさも素敵。

マイレントレウバエフさん振付の湯川麻美子さんソロは、もうこれあと30分くらい観ていたくなるような感じ。一個一個の動きの説得力が、いい。

小口邦明さんの「Dancer Concerto」はステージが狭く感じちゃったかな。もっと広いステージで観てこその作品って感じがしました。

来年は中劇場の公演ってことで、楽しみにしてます。

テンペスト

テンペスト

劇団山の手事情社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

初めて観る劇団
第一印象は「何このすごい足腰!?あと声!?」。
どういう訓練をやったらあそこまで重心の低い粘った動きが実現できるんだろう?
照明や音響もあいまって夢をみてるようなストレンジさ、クセになりそうな100分間。

声の気持ちよさに前半うとうとしてしまったとこが何カ所か。次この劇団観るときは体調管理に気を付けたい。

・・・にしてもうろ覚えだけどテンペストってこんな話だったっけ?。

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★

10人の声は?
10分の休憩を挿み、前後1時間ずつ正味2時間の独り舞台をやり遂げることは素晴らしい。
しかしながら、芝居の内容がイメージしづらく、今一つ伝わってこない。
一人で10役以上をやるのは至難の業である。
声(トーン、スピード)、所作、テンポ、などなど全て変えて観客に伝えなければならないからだ。
私が観た限りでは一本調子になりがちな所が目立った。テンポ重視の芝居であるがゆえ、メリハリが弱く、だれがどの声とはわからないからだ。
賞を取っても奢れる事無く励んでもらいたい!

ネタバレBOX

船上での宴会シーンだが、ペットボトル、ウイダーインゼリーが見えては時代はどうなってるんだと言いたい!
他に工夫する必要あり。
オムニー6

オムニー6

劇団K助

野方区民ホール(東京都)

2014/04/30 (水) ~ 2014/05/04 (日)公演終了

満足度★★★★

学校をテーマにした5編オムニバス
学校をテーマに、定時制、卒業式、部活、同窓会系などをコント気味、サスペンス、感動ものなどの形式で描いた5編オムニバス。
作家が4人いるだけにいろんなスタイルがあるのがイイ。
ちなみに個人的には2、4編目が特に好み。
あと、転換時にシルエットながら装置のハケ方向でモメたりイチャついたりなど小芝居をしているのも愉快。転換中でさえも観客を楽しませようという意気やよし。

毒花ーDOKKA-

毒花ーDOKKA-

危婦人

駅前劇場(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/13 (火)公演終了

満足度★★★★

冴えた演出に満足のミステリー♪
張り出した六角形の舞台に続く花道・・・ 
客席を温めるかの様な前説から本編に そのまま入る演出に まずワクワク♪
ミステリー小説や2時間ドラマにありがちな設定を これでもか!と多様しながらもテンポの良さと小ネタで笑いをとる 個性的な役者陣に 惹きこまれる。
濃いキャラばかりなのに 邪魔する事なく魅せるのは 見事。
若干 笑いに走り過ぎるきらいも有ったけれど、謎解きの楽しさは しっかり残していて ミステリー好きや観劇慣れしていない客層にも楽しめる作品になっていた。
犯人が判った上で、視点を変えて観るのも良いかも・・・ 1度しか観れなかったのが悔やまれる。

新宿版 千一夜物語

新宿版 千一夜物語

Project Nyx

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★

豪華な出演者たち
金守珍を中心とする新宿梁山泊の演技の質と
状況劇場の大久保鷹、唐組の稲荷卓央、藤井由紀という唐十郎一派の中での微妙なそれぞれの演技の差を考えながら見るのも面白かった。
しかも寺山修司の戯曲をというのが尚更おもしろい。
そして、そこに天井棧敷の若松武史が参入という凄い取り合わせ。
ズレと融合ぐあいが絶妙だった。

特に稲荷卓央氏が寺山修司の言葉でさえも、唐十郎の言葉のように演じていて、その点がとても興味深かった。

全体としては、脚本自体の問題か、演出の問題か、テーマが今の時代状況とはズレすぎていて、どうもピンとこなかった。

想稿・銀河鉄道の夜

想稿・銀河鉄道の夜

MEHEM

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2015/01/11 (日) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★

みんな カンパネラです。
聞きやすい、解りやすい、
歌が多く 綺麗に、しっかり作りこんだお芝居、
宮沢賢治の銀河鉄道の夜の難解な所を補完してに分かりやすくなっている。

本当の事 探します。 みんな カンパネラです。

綺麗な歌 ミュージカル 銀河鉄道は、亡くなった人が乗る
“みんな カンパネラ” この台詞に想いが詰まっている
銀河鉄道の夜とミュージカルはとても心地が良い。

ネタバレBOX

聞きやすい、解りやすい、
歌が多く 綺麗に、しっかり作りこんだお芝居、
宮沢賢治の銀河鉄道の夜の難解な所を補完してに分かりやすくなっている。

本当の事 探します。 みんな カンパネラです。

綺麗な歌 ミュージカル 銀河鉄道は、亡くなった人が乗る
“みんな カンパネラ” この台詞に想いが詰まっている
銀河鉄道の夜とミュージカルはとても心地が良い。

赤い目玉のさそり 青い目玉の子犬 光の蛇のどくろ 静かに歌いながら // 先生 先生 宮沢先生 カンパネラです 先生はここで何を 空を 天の川 銀河の中心 相対性理論 絶対だった時間と空間がダンスを 光だけが絶対 先生本当の事とは何ですか、 私と言う現象は何ですか、 // 授業 光る銀河を見に行きましょう 光速で100時間 太陽系の外 5光年 10光年 アルタイル 5千 もっと 銀河 200万年 アンドロメダ 地球はアウストラロピテクス猿人 その頃出した光 宇宙に命 天文学 住める星は有る 生物学元素の組合せ 時間が足らない 地球は奇跡 キン コン カン コン 掃除 ザネリがいない ジョバンニ 君の父さんは、悪くない あんな所に列車が どこの停車場だ 今日はこれだけ毎日拾ってくれればいい トントンタンタン 印刷 製本 文字を組合せ 10の40乗 150億年 トンタントンタン 足りないのです 渡す もらう 何を買うのですか ぱんと角砂糖 小さな頃 カンパネラの家に行ったよ 僕一時間で帰って来るよ もっと遊んでおいで // ジョバンニ  テンキリンの駅で待ってておくれよ ねえ ジョバンニ 本当の事は何
カンパネラ 髪が濡れてるよ ケンタウロス 露を降らせ 子供たちの髪を濡らせ
// 銀河ステーション みんな 送れたよ ザネリは帰ったよ テンキリンの・・・ 銀河ステーション 全て銀色に輝く おっかさんは、許してくれるだろうか どうして人は死ぬ 死んでしまう、いいえ 人は天国へ行くのです 誰でも行くのです 私はサウザンクロスに行きます 天国には、安らぎ 地獄には、冒険(ここは地獄?)良い行い 悪い行い その中に報いが有る // うーん 頭が痛い と 言ってもたとえ うーん 頭が痛い 帳簿 コーヒーからひらめき 何費 税理士を雇えばいい なるほど アーメンの人 人を救う 必要経費は 今度はあっちを掘ろう 崩れてしまったら その時は化石になるだけです // ここにかけて良いですか 熊を撃ちに行く 野蛮 へい解ってます 憎い訳じゃない 熊が好き、向こうも好きな様です 仕方なしに 熊 毛皮 2枚2円 たまされてるよ バイト300円 着いて行くよ、 おや この熊・・・ // 本当の母さんに会いに行くんだ 何で俺を殺すんだ ・・・ 死ぬしかない 切符を拝見 サザンクロス30分 サザンクロス40分 切符を、おや それは 何処へも行ける切符 // 青のが 黄色いのが 凸レンズの様になり やがて放たれる ご覧になりますか // 汽車 来ないね 第4時 誰か 駅 コネチカット ランカスター 泣く少女 付き添う ザネリ 違いよます だったかも 髪が濡れている 私達の代わりにボートに乗れた人は帰れる 子供を乗せて下さい だめだ いっぱいだ むらがる 306番の声が、祭り ボートでたった カラスウリを運河に流す この人何言っている ザネリーがおちた カンパネラ、ブイは二人じゃ むりだ カンパネラが飛び込んだ // りんごを持ってるね 本当の事は、なんですか あの光は蠍の火 いたちから逃げる蠍 井戸に落ちる 助からない 何でいたちにこの体をやらなかった ハレルヤ ハレルヤ // 第3時の汽車です 僕達と行こうよ だめです また会いましょう さようなら いっちゃった
僕達は一緒に行こうね   うん・・・
どこまでも   うん...
むかし 昔 ビッグバン 星のかけら 色々な人が色々考える 違う言葉で 同じ事を言う 本当の事を知りたいんだ そうすると 悲しくなった・・・ 解るはずだ 赤いい目玉の蠍 青い目玉の子犬 あれ 石炭 梟 ブラックホール もう怖くない 第4時の汽車 改札 あっ この切符は違います それはまだです 行けない カンパネラ ジョバンニ おっかさんのミルクを忘れないようにね カンパネラーー // 先生 ジョバンニ君 牧場の方がミルクを カンパネラ君はかなしい事です 死 誰も居なくならない いるんです それを考えるのが科学 // キンコンカンコン 白い物は銀河 蠍 くじら ケンタウロス すすき 銀色です シスター 考古学者 熊撃ち アリブレオ火山 サファイアとトパーズ回ってます 蠍良い虫 銀河鉄道 第4時 カンパネラ行きます。

本当の事探します みんな カンパネラです。

綺麗な歌 ミュージカル 銀河鉄道は、亡くなった人が乗る “みんな カンパネラ” この台詞に想いが詰まっている 銀河鉄道の夜とミュージカルはとても心地が良い。
開放弦

開放弦

劇団 弾丸コルト

テアトルBONBON(東京都)

2015/01/13 (火) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★

男と女の違い
7人の男女の気持ちのすれ違い、言い出せない思い、ちょっとした浮気心(?)などが表現されていました。人それぞれだとは思いますが、女性と違い男性は、いつまでも初恋の人を忘れられないのかな?と思いました。役者さんの演技は良かったのですが、登場人物皆が、常に怒っている(不満を持っている)感じで、最後までキャラクターに魅力を感じる事が出来ず終いでした。涙を誘う素敵なシーン、舞台美術は良かったです。

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり素晴らしかった!
2014年池袋演劇祭参加作品として観た時も素晴らしかったが、再演も色褪せていなかった。一人何役も演じ分け、人物像もイメージ出来た。また物語の背景・状況説明などストーリーテラーの役割もキチンと行い、その演技力には改めて驚いた。
些細だが、”おぉ”という驚きと”あれ”という傾げの両方があったが…。

ネタバレBOX

まず、”おぉ”の方だが、演劇祭の時にはなかった小ネタの演じとラストシーンの彩りの2つである。
前回観た時以上に表情が豊かになったと思う。それだけ感情表現が上手になったということだろう。なお、小ネタは舞台上手にある船甲板で海軍軍人(副官)が「命などいらない」旨のセリフを吐いた後の部下達の表情…一様に驚いた顔・顔がコミカル。屈んでの演技だけに後ろ席では観にくいかもしれない。
ラストシーン…前回は単に暗転しただけであったが、今回は少し色彩が添えられた。これは観てのお楽しみ。

”あれ”は、前回に比べ立ち回りが小さくなったと思う。前回の劇場・シアター風姿花伝では、舞台をフルに使用していたと思うが、今回は舞台中央での演技が中心であった。大海原に船出するイメージ、格闘・乱闘シーンのスケールが小さくなったなど、物語の壮大さが少し失われたような気がした。立ち回りと引き換えに感情表現が豊かになったのかもしれない。
もう1つ、客いじり的(休憩)シーンがやはり前回と比べ長くなったようだ。
観客の集中力が途切れない程度に(ギリギリだった)…。逆に役者としての集中力はどうなのだろうか?

しかし、公演全体は素晴らしいの一言。
自分は前回公演との比較で書いているが、初見の人は十分楽しめるのではないか。
次回、9月の あうるすぽっと での公演を楽しみにしております。
回帰熱

回帰熱

観覧舎

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★

女優陣
彼女たちを活かすためのお芝居という感じでした。

ネタバレBOX

父母の離婚で離れて暮らしていたお姉さんが急に妹の私のところに近付いてきた理由が明らかになる話。

癌の手術費用を手に入れるために来て、ちょっと手癖の悪いこともしようとしたお姉さんでしたが、妹の友人たちがそれならばとお金を貸してくれるなんて、なんて愛された人なんだろうと思うとともに、バイトで生計を立てているのが実情の主演女優に対して、なんてお金持ちなのだろうと思いました。

顔の大きめな女優さんが多かったですが、魅力的な女優陣が多くて嬉しかったです。
緋桜

緋桜

弌陣の風

銀座みゆき館劇場(東京都)

2015/01/09 (金) ~ 2015/01/10 (土)公演終了

満足度★★★★

新春らしい
艶やかな舞、堪能させてもらいました。大まかなストーリーの流れは感じられたのですが、台詞がないとなかなかディテールまでは伝わらないですね!?あと、綺麗に見せようとしてなのでしょうが、指先に力が入りすぎているように感じました。うまく力が抜けるとしなやかさが出てもっとよくなるのではないでしょうか!?

悲しき天使

悲しき天使

“STRAYDOG”

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧巻
遊郭といっても、恋愛や性だけのストーリーでなく。
命の重さ、お金の意味を考えさせられる名作だったと思います。

ネタバレBOX

ネタバレ感想です。

http://ameblo.jp/maybach-overseas/entry-11976129256.html
マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

マナナン・マクリルの羅針盤 再演 2015

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい
再演という事もあり、ハードルは上がっていたが、
新たな演出もあり、全編、見応えがあった。
こんな一人芝居はなかなか見る機会がないです。
本当に素晴らしいパフォーマンスでした。

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

男は二度死ぬ・その一度目!!~その三~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

初日を拝見
元売れっ子役者、元ボクシング世界チャンピオンなどスターダムをのし上がり、頂点を極めた者が、そのまま引退することは極めて稀である。一方、下積みのまま消えてなくなる者は、星の数ほども居る。

ネタバレBOX


 今作は煌びやかな世界の影で起き得る事を若い小説家が作品化しているというスタンスを取って進行するので、メタフィクションである。一方、そのメタフィクションに登場人物たちが影響を与えるという設定も施されているので、これをモデルが、シナリオライターに与える影響と取ることもできるし、作家が複眼的に観、表現しているのだと取ることも可能である。
 但し、この作品構造が、露骨に見えるということではない。寧ろ、銀塩写真のように、一旦、ポジの世界をネガに反転し、更にネガからもう一度ポジに反転して世界を再現して見せるような不思議なテイストに包まれているのである。
 初日を拝見したばかりだから、これ以上、物語の内容には立ち入らないが、このネガで描かれている社会の影の部分の根深さを感じさせることには成功している。
新春玉山福袋

新春玉山福袋

花まる学習会王子小劇場

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/01/15 (木) ~ 2015/01/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

破格
玉山悟さんを主演に据えて、6団体の短編作、各作品に一人ゲストの役者が入り、二人芝居の体をなします。
団体も役者のかたも個性的で本当にお得だと思う。

各作品の前にそれぞれの職員のかたの映像が入るのですが、思った以上にこの作り手の顔が見えるの良かったと思う。
普段、あんまり作・演出のかたの顔分かんないですもんね。

1000円と破格なのでもし時間合うかたは17日(土)まで!
お賽銭もっと入れてきても良かったなぁ。

間違いなくオススメなんだけど、自分が奨めた人、下ネタは苦手って言ってたのがちょっと心配ですけどね。!
ヽ('ー`)ノ

上演台本集も良いもの。
玉山さんの俳優経歴付き500円!


短編の良いところは短くても無駄なところが無いから密度が濃いし、役者のかたの魅力がストレートに伝わってくるかなと。
あまりにもサクサク楽しめてしまったので、もっと観ていたかった、くらいが難点でした(笑)

上映100分程、途中休憩有り、なので一本ずつはショートショートの様な感じとなります。

ネタバレBOX

『バス停』
作・演出:池亀三太(ぬいぐるみハンター)
共演:榊菜津美

玉山さんに女子高生をやらせる、書くと出オチ臭が半端ないんですが、見た目で笑わせずするりとはじまったのがとんでもないと思った。
後から「あ、そういう設定(笑)」と笑えるんですよね。
榊さんのパワフルさも良かった。
戦国パンツはちょっと面白いと思ってしまったヽ('ー`)ノ
なんでこの状況になったのかには触れずで悔しい、だから面白いんだろうけど。!


『遺体よ、僕とキスをしてくれないか』
作・演出:裕本恭(劇団東京ペンギン)
共演:うでもげる

ちょっとこれ、素敵でしたよ。
紛れもなくラブロマンス。
うでもげるさんのキス良かったなぁ。
羨ましい。。じゃなかった(笑)
台詞も好きだった。
台本読んで改めて思ったけど、冒頭結構、長台詞なんですね。
短編とはいえ、6本全てに主演の玉山さんの台詞量ってかなりのものだよなぁ。
これぐらいは目じゃなかったりするんでしょうか。


『まねっこどうぶつ』
作・演出:つくにうらら(カミグセ)
共演:田中渚

ヒゲいじりすぎ(爆笑)!
というか、前半3作品は漏れなくいじっていましたが(笑)
玉山さんを構成するものとしてはヒゲ分は重要なのでしょう。
3作品目にしてはじめて帽子を脱いだのが効いていた。
他にも順番の妙があった様に思う。
こうして美容院で三つ編みをしてもらう事が特別、という事なのかなー。
お姉さんに対する淡いもの、というのもあるのかなと。


『白紙』
作・演出:佐々木琢(あたらしい数字)
共演:辻響平

ああ、これも良い話!
一方通行の会話が面白くもあった。
こんなのならば恥ずかしい部分を残したまま死んだとしても悪くないかも、と思ってみたり。
台本読んでて気がついたけど、息子が友達読んでタバコ吸ってたのくだりは最初無かったのですね。
作ってく中で増えたのだなぁ、普通の作品とそういうとこ変わらないのでしょうね、きっと。


『楽園の二人』
作・演出:モラル(犬と串)
共演:川本ナオト

問題作(笑)
川本ナオトさんも職員のかたなので、純粋に職員だけのチーム。
それがこれでいいのかと(笑)
明日観ると言っていた、自分が奨めた人がどう観るかだけ本当に心配なのですが、まあでも申し訳ない事に面白かったですわヽ('ー`)ノ
何でもあり、これが出きるならば確かになんでもNGなくできちゃいますよね。!
童貞の官能小説家、というだけでインパクトがあります。
真っ裸の観せかたがとても卑怯でした。
手慣れてるなー(爆)
自分が書くものを実際に体験する必要があるのか、ないのか。
意外にその辺り興味深いとこの話だったりもしました。


『じんましん』
作・演出:北川大輔(カムヰヤッセン)
共演:さとうみみ

ここまで皆さん、ここぞとばかりに玉山さんへの悪意が同居した様な愛に満ちた作品ばかりでした。
主旨は的にそれで良かったと思いますが(笑)
北川さんは一番玉山さんと付き合いが長い事からか、良い具合に気負いは無い作品になっていた様に思います。
こっ恥ずかしい事を聞いたら蕁麻疹が出る病気というの面白かった。
でもこれ、無さそうで実際にもありそうな病気ですね、どうなんだろう?
「愛してる」が武器になり得る夫婦というのはなかなか良いんじゃなかろうか。
愛のバカヤロウ!

愛のバカヤロウ!

劇団ズッキュン娘

シアター風姿花伝(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

だんごむし
後半からの藤吉みわさんの演技(ダンスも含めて)が、凄くて引き込まれた。アフターイベントも楽しかった。

愛のバカヤロウ!

愛のバカヤロウ!

劇団ズッキュン娘

シアター風姿花伝(東京都)

2015/01/14 (水) ~ 2015/01/19 (月)公演終了

満足度★★★★

だんごむし
後半からの藤吉みわさんの演技(ダンスも含めて)が、凄くて引き込まれた。アフターイベントも楽しかった。

アンチゴーヌ

アンチゴーヌ

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場内Cリハーサル室(東京都)

2015/01/10 (土) ~ 2015/01/15 (木)公演終了

満足度★★★★

熱演。
必死の形相が残像として瞼に映る。新国立劇場Cリハーサル室という場所での公演は、役者が間近で演技しても選良?の清潔感を失わず。『親の顔が見たい』でも主にアッパークラスな人達を素晴らしく判りやすく演じ分けていた彼らだが、今回はギリシャ悲劇を翻案したらしき作品である事から推測されるが、難易度高し。
しばし会場について少し。地上から階段を地下へ降りてさらに長い廊下を進む。新国立劇場はやはり広い。着いた会場は長方形、十字の通路で区切られた四つの客席エリア(それぞれ32席、計128席)は、長方形の長辺を背に向かい合う形で階段式。周囲は防音マットを貼り付けたクリーム色、天井はそこそこ高く照明がつってある。十字に渡した通路の先端は、ドン突きと左右に逃げる袖とも黒。観客もここを通って客席エリアに入り、座る。通路は白で、壁も白系、通路の先端が黒というのは奥行き感的に悪くない。十字の長い方の一つは先端に向けて下り坂、そこから衛兵や伝令などが出入りする。対する通路には王座が置かれている。私は最前列で座席より高い通路の上の演技を見上げ、王の横顔を見る位置だった。・・長い紹介をしたが、これは紀伊國屋演劇賞を受賞し立ての伊藤雅子の舞台装置だそう。人物の関係や出はけの整理にかなり貢献していた、と感じた。四方の客席エリアを向いた頭上のスピーカからは、開演後ヘリの旋回する音、以後も舞台の時代設定とはかけ離れた「音」が臨場感を醸して違和感がなかった。
さて芝居のほう、戯曲の「言葉」の多さは書かれた時代の「今」に呼応したもののようで、戯曲紹介のレベルに堕ちそうになりながら、若い俳優らの熱度によって最後まで目をこらして見ることが出来た。アンチゴーヌの「意志」の行方が、王の「真実」(恐らく)の告白によって揺らぐ終盤が話のミソではあるが、にもかかわらずアンチゴーヌは(謀反人とされた)兄を弔う意志を曲げず、現場を衛兵に目撃された事もあって本当は死罪を回避したい王も彼女の「協力」なくして放免も出来ず、ついに・・という展開。
ただ、もし王の語る「真実」が本当に真実ならその事を(可能性として)想定しなかったアンチゴーヌの察知力の無さ、もしくは「真実を覆おうとする何がしかの願望」の存在が問題化しそうなのだが、、「意志」一本で説明してしまった感が残るのは戯曲のせいか。王の言った事が真実であっても、「にもかかわらず」ある態度を貫く、ということをどう理解するかを考えるためには、「問い」を投げ置く演技でなきゃならん所、全体として、なにか物語は解決したかのように見える。王が真実を語っていない、という演技プランは本から浮かんで来そうだがその線だと話が判りやすすぎか。ただ、「厳しい時代をある意味で純粋に生き抜いた女性」、と美談に寄せてまとめちゃって良いのか?(戯曲的に)と少し思った。

ダンスがみたい!新人シリーズ13

ダンスがみたい!新人シリーズ13

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2015/01/05 (月) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

ダンスざんす
d倉庫初覗き。その関心とチラシのポップ感に惹かれ、不案内だが「踊り」を観に。もっと近場なら他の回も覗きたいのだが・・と前置きしながらおずおずと覗いた感想。「他の回もみたい!」。踊りにも色々・・とは思うが踊り手それぞれに「型」があってそれらは何らかの系統に属していそうだ。モデルとなっている師匠、先駆者としてある踊り手が思い浮かんだりした。身体から発する「動き」とは別に、これをどう「作品化」するか。音響、照明、それらと動きの組合せ、変化(バリエイション)、物語的な展開がどう構築されているか、あるいはどう意表をつくかといった要素が絡む。総じて言えた事は、言葉が無い分、これらの身体の動き、リズムが何を語っているのかと凝視し、思い巡らし、感知しようとエネルギーを使い、疲れた。この日は、快い疲れ。3組はソロ、1組が6名による群舞。評価の視点は多々あり得て、興味深いジャンルだ。客席はほぼ満席。

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