最新の観てきた!クチコミ一覧

88521-88540件 / 189764件中
エッグ

エッグ

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2015/02/03 (火) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

エッグ?
そもそも「エッグ」が何なのか、観終わっても分かったような、分かんなかった様な。。。

でも、お芝居自体はやっぱり上手いなぁって感じ

野田さんのお芝居って、野田さんが出てくるときは、野田さんが上手くストーリーテラーとしてガイドできると、良い感じに納まるけど、そこで失敗すると何だか良く分かんないまま終わっちゃう。今回は、最初も最後も分かりやすかった。

役者さん立ちは、大倉さんが抜群に面白かった。あと、アンサンブルに深井さんと内田さんが上手く演じていて良かった。

逆に仲村トオルさんの使い方は勿体無い感じでした

でもまぁ上演時間もちょうど良い感じでよかったかな

水と油

水と油

不思議少年

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2015/02/06 (金) ~ 2015/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い男たち
も、最高! 年齢さまざまだから男の「ち・よ・こ・れい・と」みたいに男ってこんな感じで年とっていくのかな~と思った。
大迫さんは殴り合いで流血。それをものともしない感じがステキだった。

ネタバレBOX

オープニングとラストがかっこ良かったな。
やっぱりつかみは大事だと思う。
僕の内定先は、ショッカーです

僕の内定先は、ショッカーです

劇団サラリーマンチュウニ

上野ストアハウス(東京都)

2015/02/12 (木) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1393(15-041)
19:30の回(晴)。18:53会場着、受付、18:58開場。

正面奥に薄い白幕(企業ロゴ?が透けて見える)、床は一段高く、最前列はミニ椅子、以降はひな壇。場内暗めで当パンが読みにくく、本は無理(但し、座席位置にもよりそう)。

普段より客席が賑やか。19:30前説(アナウンス、90分)、19:36開演~21:15終演(このときの挨拶で会社勤めの方、初めて舞台に立つ方がいらっしゃることを知りました)。

芝居が終わり暗転、客席からはすぐに大きな拍手。

「ショッカー」から想像した単純な正義と悪との対決(ある部分、それに近いものはありますが)ではなく、たいへん面白くアレンジしてあったと思いました。

ネタバレBOX

業績報告(よくできた資料..「EBITDA」って書いてあった?)、企画、クレーム受付、発明(特許)、異動、リーダーシップ、トップが負う責任とは、そして人材、会社組織間の様子が上手に織り込まれていました。

始めの1/4くらいまでは、このまま(大学生の就活)普通に進むのかと思っていて、笑いも散発。でもなぜか登場人物に親しみを覚えるようになってからはよく笑い、楽しませてもらいました。

なんのために働くのか...けっこう難しいですね。

オーディションを受けに来た「場違いな役所さん」、最後まで笑った。
丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)

丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/16 (月)公演終了

満足度★★★★

血と生!
人間のタブーの中で、血と生を問う!
キャラクターが明確で複雑な関係ながらも解りやすい。
興味深く観ることができました。

ネタバレBOX

実父が他界し、残された姉妹が遺言に従い残った指輪を幼いころに自分たちを捨てて家を出ていった母に手渡すまでの話。
この母親が凄い。近親相姦地獄!
実兄との間に2人の子供を作る。
さらにその子供(姉弟)が近親相姦で女の子が生まれる。
その女の子が祖母である母親にほったらかしにされ、餓死。
そんな母親にでも会いたいと思う姉妹の心情と近親相姦で生まれた姉弟のそれが切ない。
ユメオイビトの航海日誌

ユメオイビトの航海日誌

LIVEDOG

シアターサンモール(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

う~ん??
劇場入り口のすごい花輪や花束の数からして、人気のある劇団なんだな~と驚きましたが、お芝居は、マカオ氏の殺陣の体のキレの良さが目立ったぐらいかな?全体に稀薄な感じがして残念。でもファンの方がいっぱいいて、にぎやかでしたね。

とらわれた夏

とらわれた夏

ほりぶん

ムーブ町屋4階ハイビジョンルーム(東京都)

2015/01/29 (木) ~ 2015/02/11 (水)公演終了

満足度★★★★

熱い60分間
楽日に滑り込み観劇。
開始して直ぐ、女性2人のただならぬ関係性が判明。
そんな所にまた女性が加わり、狂った安定を迎えるのですが
最後の客の登場から、もう恐ろしいお祭り状態(笑)
繰り返される呪詛と共に、トンカツの焦げた匂いと夏の暑さ。
もう笑いながらも、熱気に包まれる空間に
最後は観てる側も「ぐったり」するような気持ちになりました。
60分以上の濃さでしたね、本当に囚われて解放されました。
(TBは終了)

スタンド・バイ・ユー

スタンド・バイ・ユー

東宝/テレビ朝日

シアタークリエ(東京都)

2015/01/12 (月) ~ 2015/01/27 (火)公演終了

満足度★★★★

キャラクターが輝いていました。
検索をかけても名古屋公演が出てこなかったので、こちらに感想を。

各々のキャラクターがそれぞれどこか可愛らしく、個性的でありながらも感情移入しやすいお話でした。
堤さんならではの小ネタも素晴らしい。

そして、とにかく「見せる」演出。
そのおかげで会話劇でありながらも飽きさせない。
勝村さんの身体を張ったお芝居も多いに笑わせていただきました。

初っ端のメインテーマを歌唱するシーン。
その瞬間は正直、ハズレか…と思いましたが、ラストにもう一度フルでその歌をきいた際には感動すら覚えました。
そのような心境の変化をさせる、人を引き込むストーリー。演出。
さすがの一言。

シコふんじゃった。

シコふんじゃった。

激富/GEKITONG

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/02/05 (木) ~ 2015/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱いお芝居でした!
男の裸まつり~で、とても熱いお芝居でした!

またいつか、再演を希望します!

面白かった!

ネタバレBOX

詳しくは、拙い自ブログに詳しく感想を書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-11989022367.html
Coppo

Coppo

TIDELAND

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/02/09 (月) ~ 2015/02/11 (水)公演終了

満足度

脚本と作品に温度差がある
一番後ろに座ったのが仇となった。
一段下がったステージで何が行われているのか全く見えず、
舞台全体を観るために一番後ろに座ったのに、ヒトの頭を見に行ったようだった。
会場のスペースの問題もあるけど、客席の並べ方(交互にするとか)考えた方がいいと思う。

ストーリーはアニメを見ているかの様なファンタジー。
でも、セットは至ってシンプル。
シンプルすぎてお話の世界に入り込むのが困難。

楽曲は、お話の世界感を出そうとするがあまり、
それぞれの曲の違いが分かりづらいものになってしまったように思えた。

メイクも衣装もかなり控えめ。
脚本は作り込まれているのに、
色んなことがもの足りない作品になってしまった気がした。

歌の表現力は見事だったし、
役者も迫力のある演技で楽しめる部分が多かった。

身勝手な希望を言わせてもらえるならば
生演奏の二人は前方で奏でて、
お芝居は一段上がったステージで行って貰いたかった。

ユメオイビトの航海日誌

ユメオイビトの航海日誌

LIVEDOG

シアターサンモール(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

期待し過ぎたか?
この作品は二度目。前回も感じたが、主役の存在が薄い。今回は主役だけでなく、その他の登場人物にも深さが感じられなかった。あれだけの出演者を活かせなかったのは、演出のせいだろうか?なんとももったいない事だ。余計な部分が多すぎたのではないかと、その分各キャラのカラーをもっと出していくべきだったのではないかと・・・。期待し過ぎだったのだろうー、なんとも拍子抜けした。

座長芝居2

座長芝居2

ネコ脱出

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄い劇を見させていただきました。
見てきました!!!

どこまでが台詞通りでどこからがアドリブなのかわかりませんでした

とにかく面白かった!!!

前回に比べ、目当ての渡部将之さんが濃いキャラで飛ばしまくってました!

流石にネタバレに書こうと思います。

色々気になるのでもう一度見に行きます。

ネタバレBOX

最初のギター合戦が素晴らしかった!!

劇場全体が笑うみたいな感覚でした

おそらくバーのマスター(村手さん)がいきなり曲を変えたのだと思うのですが

一瞬テンパりつつも即座に笑いにかえて、完成度の高い一人芝居(と、言うのでしょうか)をやりきる渡部さんに感動しました。本当に何でも出来るなこの人!と前作では物語を回す役だったので感嘆しました。そのあとのマスターも差があって素晴らしく受けてました!

ゲストさんもバレエが実はしっかり出来ていたり、とにかく高倉さん扮する山田が巻き込まれていくのが面白かったです。

最後もまさかこうなるとはと言う終わり方で、前作の劇とはいい意味で違う座長芝居でした!


「橋」「おもいで橋の居酒屋」

「橋」「おもいで橋の居酒屋」

THEATRE ATMAN

東京アポロシアター(東京都)

2015/02/08 (日) ~ 2015/02/11 (水)公演終了

満足度★★★

「おもいで橋の居酒屋」のほうが・・・
千秋楽〔Bチーム〕を観劇。

一本目の「橋」は、流れから結末が想像できてしまい、ドキドキ感がなくエンディングへ。

ブラックジョークも日本人向けのアレンジがほしいところ。

二本目の「おもいで橋の居酒屋」はマッタリ始まりマッタリ終わる。
アドリブのやり取りが面白く、役者も楽しそうで、こちらのテイストのほうが私は好き。

物語を膨らませ“作品”として仕上げたら面白いものになるかも・・・

ゾンビ沼袋

ゾンビ沼袋

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

熱い!
熱いパフォーマンスがいい!

その迫力に圧倒され、何だかわからないが、楽しめた!

こういうのもアリかも・・・

こうして二人は幸せになりました、とさ

こうして二人は幸せになりました、とさ

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

好き。
チケプレにて。

最初の軽さから 徐々にテーマを 静かにアピールしていく。

開演待ちの間 かなりざわついてた客席、アナウンスによる ゆるーいマエセツに これまたゆるーく笑っていた客席も いざ芝居が始まると 舞台と一体になってた。

ほとんどが常連さんな感じですが それだからこそ ドタバタの中でもいくつかあるシリアスなシーンでうまれた完全な静寂。

最前列で かなりきっつい体勢で観劇しながら、その昔、大学の劇団の公演を ドキドキワクワクしながら観てたことを思い出しました。

いろんな手法がある中で シンプルな(おそらくそれほどお金もかかってない)最低限の衣装&小道具だけで みごとに芝居の世界に引き込まれた!


小劇団ならでは、というか、原点を見た思い


好きです。

タケルのミコト!【アンケート即日公開】

タケルのミコト!【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/02/05 (木) ~ 2015/02/11 (水)公演終了

満足度★★★

詰め込みすぎ
古代歴史においての愛憎や、命・生命の尊さを述べられているようだが、少し詰め込みすぎのように感じた。殺陣は見事であったが、何度も繰り返されているため、くどい印象を受けた。

『Fermat's Last Theorem』(フェルマーの最終定理)

『Fermat's Last Theorem』(フェルマーの最終定理)

ユニークポイント

シアター711(東京都)

2015/02/04 (水) ~ 2015/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

その過程が
証明することに携わった数学者の面々の個性がよくできている。数学をテーマにしているが、数学の知識がなくても芝居にはいっていける。見終って自分もこの証明の場に立ち会った、そんな充足感が味わうことができた。

夏目漱石とねこ

夏目漱石とねこ

DULL-COLORED POP

座・高円寺1(東京都)

2015/02/05 (木) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★

何故「漱石」なのか
<癇癪持ち>であるという漱石の実像(?)は、関川夏央と谷口ジローの劇画作品で紹介されている。
その漱石の内なる部分を描き出すのかと思って観劇した。

 結果、物足りなかった。

 猫の存在が”語り部”になると予想していたのだが、表面的な描写に終わっている感が強い。

 漱石の内なる感情を表現しえていたのか?

 作家としてそれに向き合い吐露した漱石を選んだのは何のためか?

 虐待を受ける下りも唐突に過ぎ、その裏側を描き切れていない。

 唯一の救いは、2時間あまりの上演時間を長く感じなかったことか…。
これは反面、次こそ掘り下げるのだろうというこちら側の準備する構えによるところも大きいのだが。

 「私はここに居ますよ」という暗示のような台詞は、残念ながらこちらにその意味を伝えることなく終わる。

ゾンビ沼袋

ゾンビ沼袋

lovepunk

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

安城さん
劇団Lovepunkのシリーズ化?された新宿女子プロレス。
その中のキャラクター「ゾンビ沼袋」がひとり歩きし始めた。
これはゾンビものではなくプロレス愛に溢れた物語だ。

丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)

丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)

鵺的(ぬえてき)

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/16 (月)公演終了

満足度★★★★

展開がおもしろい
脚本、演出がよいのでしょう。家族をテーマにした作品としては次の展開がどうなるか、引き込まれていきました。夜つかれていたので眠くなるのではの予想が覆され最後まで目が離せませんでした。緊張した状況の中での笑いもほっとさせてくれた感があります。

ネタバレBOX

尼崎の件って、何のことを言っていたのでしょうか。あの事件かな。小道具のイスの足が全て違う方向を向いていて色も違っていたけれど、きちんとイスの役割をしていたのは、家族という虚構の安定感を象徴していたからでしょうか。
空白の色はなにいろか?

空白の色はなにいろか?

鳥公園

STスポット(神奈川県)

2015/01/16 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

シーン0の内側に引きこまれ・・・
開演時間とほぼ同時に入場。
最初は観るともなしに眺めていた、板付き役者がひたすら林檎の皮をむく姿に、少しずつ、やがてどっぷりと惹きこまれる。

そのまま開演時間を通り過ぎて現れる世界のありようにそのままはまり込んでしまいました。

ネタバレBOX

舞台は中央に2階建てのスペースがあって、開場時から女性が一心不乱にりんごをむいている。
その姿にすっと取り込まれるような引力があって知らず知らずのうちに見入ってしまう。
やがて、そこにすっとひとりの男が現れて、世界が動き始めます。

ちょっとした二人の会話のパターンというかシークエンスがあって、最初は何気なくみているのだけれど、その繰り返しや、さらに話す側と受ける側の変化に世界の曖昧さと深さが同時に醸されていく。

シーンの現れ方やどこか終わりの定まらない収束の仕方、二段舞台の上の世界と下の世界、その不器用でするっと入り込むようなつながり方。
最初は、ひとつの刹那として眺めていた光景に、ルーズな連鎖が生まれ、単なる物語の展開では捉えきれないすっと軌道をはずれた印象が差し込まれたり、あるいはナチュラルな所作や会話へと戻ったり。
その会話にしても、いくつもの距離や密度が組み合わされたり、舞台の中ででの座標が変化していて。
やがては世界は観る側が舞台との受け渡しで追いかけていく歩みから解き放たれた、どこか抑制の効かない、日和見な、シーンの揺らぎや行き来となっていく。その確たる意図や意味をつかめぬままに、でも舞台に訪れるものに共振するなにかがあって、やがてはその組みあがりに取り込まれてしまう。。

細かめに刻んだ風景の断片が、場ごとに異なる重さを持って現われ、形を変え、色を変え、霧散していくような感覚。上と下、時にはとてもも筋が通っていて具体的、でもそれとおんなじ質感と色合いにもかかわらず、歪んだり、ベクトルが変わってしまった世界が、秩序なく、まことしやかに舞台を満たすのだけれど、その、現われ消える間や、言葉が変容していくタイミングも絶妙なのですよ。
なんだろ、観る側に心地よくその歩みを受け入れさせるリズムのようなものがあって。

やがて、その世界の枠組みやフォーカスもどこか崩れはじめ、移ろいをとどめる枠組みは形を失って。
その先では闇となり、現われる言葉に脳内のシナプスが繫がれていく音が聞こえるようにさえ思える・・・。
ああ、これって脳内の風景そのものだと思う。

そうして、再び林檎を剥く女性の姿を見て、そこまでに紡がれた一心不乱な姿の内側に広がる心描写の実存感に息を呑む。何気なく林檎を剥き終わるラストシーンには、一本の皮の終端のその世界に訪れたものがすっと消えていくような感覚が訪れ、捉われる。

一個の林檎が剥き上がる時間に現われ消えた内なる風景には、役者たちの一瞬ずつをいくつもの加減で精緻に描ききる力にも支えられ、これまでに体験したことのない時間と空間のリアリティが生まれていて。
これ、面白い。
観終わって、一呼吸おいて、心の移ろいを刹那ごとに切り取る描写力とそれを組み上げる圧倒的な表現の創意と力量に、従前の作品とはまた異なる進化を感じ、感服したことでした。

このページのQRコードです。

拡大