
第55回式能
公益社団法人能楽協会
国立能楽堂(東京都)
2015/02/15 (日) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
第2部
上演時間4時間15分、25分休憩1回。第1部との間隔は30分しかなく、見所からは出る必要があるが能楽堂内で待機できる。第1部とあわせて9時間以上の公演で、他の人は知らないが、長さを感じなかった。能楽公演の頂点ともいえるので、チケット代はもっと高額でよいと思う。3番目「吉野静」(金剛流)、狂言「因幡堂」(大蔵流)、4番目「鬼界島」(喜多流)、休憩、狂言「成上り」(和泉流)、5番目「葵上」(金春流)。「鬼界島」は他流では「俊寛」。

丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)
鵺的(ぬえてき)
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/02/11 (水) ~ 2015/02/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
毒気を抜かれる
主人公の視点から家族の関係が明らかになっていくその歩みにぐいぐい惹きこまれ、行き場のなさや鈍色の痛みにも浸潤されつつ、その先に訪れるものに一気に持って行かれました。
母親、凄かったなぁ。唖然とし、苛立ちもし、でもそれを全否定できない感覚に心を奪われました。

鬼のぬけがら
ナイスコンプレックス
OFF OFFシアター(東京都)
2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
ぬけがら。
公演が終わって、かなり長い時間が経つのだけれど、
まだ、沢山のシーンや、ことばが鮮やかに残っている。
生みの苦しみがあったという。
キムラ真と末原拓馬の『たくまこ』。正解だ。
人の弱さと、ゆるしと気づき。
そこにあるのは、荒浜の大きな海。
最後に流れたのは、涙だけど、苦くはなかった。
ありがとう。。

第55回式能
公益社団法人能楽協会
国立能楽堂(東京都)
2015/02/15 (日) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
翁付五番立て・第1部
上演時間4時間30分、30分休憩1回。食堂は予約で満席。「翁」(観世流)、1番目「西王母」(観世流)、狂言「大黒連歌」(大蔵流)、休憩、2番目「花月」(宝生流)、狂言「舟渡聟」(和泉流)。5流宗家という豪華さで、5番立てで、とてもとても見ごたえがあった。能楽堂主催でないためか字幕装置が利用できず誤算だったが、式能なので雑念抜きで舞台に集中するのもよいことだ。

こうして二人は幸せになりました、とさ
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

【T OF N】
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2015/02/05 (木) ~ 2015/02/19 (木)公演終了
満足度★★★★★
しろいせかい。。
ふわぁっと、たくさんの想いが降り積もる。
3つのお話がどれも素敵。
中嶋康太さんの脚本、金崎敬江さんの演出、素敵な役者さん達。
過去と今と、私と貴方と。
繋がりの、縁の、
心のどこか奥の、視線のどこか遠くの。
ぽっ、ぽっ、て。灯りをともすみたいに。
見えてくる、色んな何か。

ユメオイビトの航海日誌
LIVEDOG
シアターサンモール(東京都)
2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★
それなりに楽しめました
賛否両論だったのであまり期待せずに観に行きました。
その為か意外と楽しんで観ることができて良かったです。
ただやはり主役に魅力がないのが残念でなりません。
役者がどうのでは無く脚本に力が無く物語に深みも無い。
それでも楽しめたのはキャストさんやスタッフさん達のお陰ですね。

朗読会『最後の一句』を読む
文京区立 森鷗外記念館
文京区立 森鷗外記念館(東京都)
2015/02/14 (土) ~ 2015/02/14 (土)公演終了
満足度★★★★★
無題1395(15-043)
18:00の回(晴)。17:30受付、17:33開場。会場は森鷗外記念館1F「モリキネカフェ」。庭園側は大きなガラス窓になっていて「大イチョウ」「観潮楼門「三人冗語」の文字があり鷗外ゆかりの庭園ということです。艶のある木の色、黒いテーブルと椅子。
観客の皆さんが北原さんを「先生」と呼んでいらっしゃるのでなぜかなと思い、当パンなどをみるとワークショップをひらいていらっしゃるのですね。
普段観ているお芝居のなかでも「朗読」「リーディンーグ」作品が何作かあり、よくカラダを動かすもの、ほとんど素の状態で読み飛ばすもの、一人~数人とさまざま、会場や音楽によっても印象が変わります。
北原さんの朗読は2回目で、昨年11月、島薗邸での「かたりと」による『紅梅振袖』が初めて。箏と語りと会場と作品、そのすべてがひとつに織り込まれて伝わってくるようで、それは他では得られないものでした。
今をさかのぼること数十年前、NHK「朗読の時間」、白坂道子さんによる「第七官界彷徨(尾崎翠著)」を聴いたときの、これが朗読というものかと驚嘆した体験、それが再び目の前に現れるとは、思ってもいませんでした。なんという不思議な巡り合わせでしょう。
それから約3ケ月、鷗外は読んだことがなくどうだろうという気持ちもありましたが、席に着く北原さんのお顔をみてそんな不安は消し飛んでしまいました。
18:01館長挨拶~ 18:49終演~19:05トーク終了。
和服姿、後ろのガラス、窓越しに見える庭と室内の様子が重なり、時は一気に1738年に。まっすぐ背筋を伸ばし、冬の夜を背景に語られる物語は長い年月を飛び越え、届けられたかのように聴こえてきます。
帰宅してから「青空文庫(2種あり)」を斜め読み。
次の公演「テルマエ太宰(6/19)」も行きたいと思います。

踊るメシアにシロップを
フィルレアリスト
RAFT(東京都)
2015/02/13 (金) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★
不可解コント
10本立て(と記憶しています)のコント?集です。
全体的に、よくわかりませんでした・・・が、パンフレットの文面によると、それで間違っているわけではないようです。
「まいむさん」が面白かったです。
役者さんは上手な方や味がある方や、揃っていると思いました。声量が小屋のサイズに対し大きかったのが、最初の2,3本は気になりました。
一番楽しめたのはアフタートークでした。
不条理は苦手、というわけでもないのですが・・・なんとなく、引っかかってくるものを感じられませんでした。

丘の上、ただひとつの家(全公演終了・ご来場ありがとうございました)
鵺的(ぬえてき)
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/02/11 (水) ~ 2015/02/16 (月)公演終了
満足度★★★★
面白い
ミステリーのような見せ方だが、内容はえげつないホームドラマ。
とても良く出来た作品でした。
本当に面白かったです。
ただ1点だけ非常に残念でした。
そこをクリアにして、もう一度観たいと思いました。

朝劇 下北沢「下北LOVER」
朝劇
VIZZ (ヴィズ) (東京都世田谷区北沢2-23-12 Mビル1F)(東京都)
2015/01/18 (日) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
何度も通いたくなる楽しさ♪
朝劇下北沢の第二弾はオリジナルメンバーに加えゲストが参加。日替わりとは思えないほどの出番と台詞の量にゲストの方も驚いたとか。常連客役の漫読と、トイレに閉じこもった妹役とのやりとりは特に見もの。終演後はキャストが席まで来てくれるので至近距離で話ができるのもうれしい。楽しい観劇の後は美味しい食事とお見送りのハイッタッチで一日がHappyに♪一度だけでは目が足りないのでまた見に行きたいです!

三人姉妹
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2015/02/07 (土) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★
誰にも…
ストーリーは時代などもあり感動とかでもなく、暗いトーンで進み、役の誰にも共感する事もなく終わりますが、余貴美子さん、宮沢りえさん、蒼井優さんはもちろん、他の役者さん達の演技に魅せられました。

【前略】下衆會の代表、私なんです。ゆうさんでも、真穂さんでも、ましてや野良さんでもないんです。え?nico?さくらさん?いやいやいやいや(笑)え?伊熊先輩?!
綜合藝能座家 下衆會
冷泉荘(福岡県)
2015/02/13 (金) ~ 2015/02/14 (土)公演終了

新釈・月喰マスカレイド
<火遊び>
ギャラリー悠玄(東京都)
2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

雲の脂
ホエイ
アトリエ春風舎(東京都)
2015/02/07 (土) ~ 2015/02/16 (月)公演終了

つかこうへい TRIPLE IMPACT 初級革命講座・飛龍伝
RUP
紀伊國屋ホール(東京都)
2015/02/12 (木) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★
前説のトモユキさん、良かったです
本作を観るのは、北区解散以来の二度目。アイ子役が今回は大谷さんに変わりました。今回は純粋な初級革命講座ではなく、飛龍伝と話を混ぜてリニューアルされていました。個人的には、初級革命講座は少々だるい部分があるため、今回の方が楽しめるものとなっていた気がします。ただ、大谷さんの出番が、やや少なめで残念でした。吉田さんの演技がとても良く、またいつか再演があればと思いました。

ボンベイドリームス
梅田芸術劇場
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2015/02/14 (土) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★
大阪公演千秋楽
スラムの青年が映画スターになるまでのサクセスストーリー。
少し内容が重たく感じましたが、ダンス、歌と見応えたっぷりの内容でした。すみれさんの美声に驚いた公演です。

こうして二人は幸せになりました、とさ
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

僕の内定先は、ショッカーです
劇団サラリーマンチュウニ
上野ストアハウス(東京都)
2015/02/12 (木) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★
理由が弱い!
”働く”意味を問うという点は、解りやすく描かれていたと思いますが
お金に不自由がなく、勉強もスポーツも何でもこなしてしまう主人公の東大生が、内定していた数社でなくショッカーを選んだ理由が弱いです。
”高等遊民”的な意味での読書のかわりの仕事のように思えてなりません。
ショッカーの件は、単に脚本家が好きで使っただけと私は解釈しています。
開演前にかかる仮面ライダー(初代からv3だけは憶えてる)の曲懐かしい!

こうして二人は幸せになりました、とさ
MacGuffins
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/02/10 (火) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★
良くも悪くもいつものノリかな
演劇作品というよりはお笑いコントを見ているような感じがしました。
スピード感やノリ重視で、若い人向けの作品かなといった気がします。
(実際客層は若いお客さんが多かったです)
前作に比べると結末や作品のテーマはシンプルで分かりやすかったと思います。
派手なアクション、高速な台詞回しで疾走感がありました。
全体的にDQ風味な演出になっていて、
その辺のお約束やあるあるが分かる人にはより楽しめるのだと思います。
以下、気になった点
勢いに任せた演技に、セット・衣装といった舞台美術が簡素なのもあって
(私には)場面があまり見えてきませんでした。
前作もでしたが、主役級以外は衣装が稽古着のようで味気ないです。
学生、20代、30代で同じ衣装なのも違和感があります。
夢の中?を意識した演出なのかもしれません。
兼ね役が多すぎて、演じ分けがもう少し必要だと思います。
演技的にも見た目(衣装とか)的にも。
7色の声を出すコーナー?はイベント的なノリになってしまっていたので、
演劇作品としては私はこの演出はナシかなぁと思います。
楽しませようという想いは分かるのですが。