満足度★★
良くも悪くもいつものノリかな
演劇作品というよりはお笑いコントを見ているような感じがしました。
スピード感やノリ重視で、若い人向けの作品かなといった気がします。
(実際客層は若いお客さんが多かったです)
前作に比べると結末や作品のテーマはシンプルで分かりやすかったと思います。
派手なアクション、高速な台詞回しで疾走感がありました。
全体的にDQ風味な演出になっていて、
その辺のお約束やあるあるが分かる人にはより楽しめるのだと思います。
以下、気になった点
勢いに任せた演技に、セット・衣装といった舞台美術が簡素なのもあって
(私には)場面があまり見えてきませんでした。
前作もでしたが、主役級以外は衣装が稽古着のようで味気ないです。
学生、20代、30代で同じ衣装なのも違和感があります。
夢の中?を意識した演出なのかもしれません。
兼ね役が多すぎて、演じ分けがもう少し必要だと思います。
演技的にも見た目(衣装とか)的にも。
7色の声を出すコーナー?はイベント的なノリになってしまっていたので、
演劇作品としては私はこの演出はナシかなぁと思います。
楽しませようという想いは分かるのですが。