最新の観てきた!クチコミ一覧

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播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

イケメンのゲスト揃いの中,変わらぬ作風と小玉久仁子さんの存在感,圧倒的です。なんかホッとするなぁ。良い観劇時間でした。いつも面白い芝居をありがとうございます。

まだここは

まだここは

劇団CLOUD9

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

うーん。
まず、何を伝えたいのかわからなかった。
そして、舞台や照明など各々が作りたいものを作ってみせたような気がして、演出とも噛み合わず。
テンポも悪く、舞台を移動させる意図はあったのか。

しかし、踊ったり面白くないことを笑わせにいくような舞台ではなかったのでそこは良かった。

キッズオペラ「ふたりのももたろう」

キッズオペラ「ふたりのももたろう」

若い演奏家の為のプロジェクト

調布市文化会館たづくり・くすのきホール(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/06 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

絵本のミュージカル化って感じに受け取れたかな~♪
舞台セットはシンプルながら
衣装とかは凝っていて
らしさが良く出ていた
音楽はピアノとドラム系のお二人が担当して
客席最前列に指揮さんがおりました
生演奏と歌は迫力ありました(^-^)
約70分強の作品

ネタバレBOX

普通に知られている
桃太郎の後方に気付かれること無く流れてきた
もう一つの桃が川を流れて海に出て
鬼の住む島に流れ着いて鬼に育てられた桃太郎が
島の命名をして来訪者を募るために島を出て
各地に「来てね~」と看板を立ててる
その背景で普通に悪さをする鬼を退治した知られている
桃太郎さんが鬼が島以外の島にいる
悪いことする鬼を退治に行って
来訪者を迎えたもう一人の桃太郎と相まみえて
さぁ二人仲好くなるにはどうすればいいでしょう?とENDです
ロビーに皆の考えた仲好くなる方法を書いたボードが出されて
書き込んでもらう事もできました
~原作絵本の販売もしてたわ~

知られている桃太郎のお供さんが
一人3役で右半身が白い犬
左半身が茶系のサル
左手が赤い鳥のくちばし等で
左右の腕で鳥を表現・・・受けました(笑)

生声での歌唱が堪能できた
良い舞台でありました~♪
紙は人に染まらない

紙は人に染まらない

藤一色

OFF OFFシアター(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

せつなくて泣けて、考えさせられる良い芝居。まちがいない劇団さん。良い時間をありがとうございました。

播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最近のホチキスのゲストはイケメンだらけで、客席の女性比率が今や少年社中を上回った感があるのだがそれはそれとしてゲストが変われどホチキスの原点はブレないなぁと改めて実感。「家族愛」「とことん馬鹿やる」精神だ。音楽もいい。観た人すべてを気持ちよく劇場から出してくれる。ほんと、癖になります。

零れ落ちて、朝

零れ落ちて、朝

世界劇団

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

『隠された医師の戦争犯罪』のヒリヒリしたシリアス物、ではなく…

打ち寄せる波の様に何度も繰り返す台詞と場面。
とても抽象的で比喩的。
世界劇団さんらしい雰囲気と世界観でE9が充たされてた!

何度も推敲を重ねられた脚本、考えつくされている様に思えた。
ただ、個人的には戦犯,GHQの下りが、幻想的な空間から急に現実世界に引き戻された様で少し残念。

あげとーふ

あげとーふ

無名劇団

無名劇団アトリエ(大阪府)

2023/03/17 (金) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

『あげとーふ』と『4人のアケミ』の2本立て同時上演アーカイブ配信にて3度目の観劇。

『あげとーふ』3度目の観劇。
1度目より2度目、2度目より3度目、観るたびにレベルアップされていて、各人の想いや感情の揺らぎがとても良かった。
若い役者さんの伸び代が良い!
決して広くはないアトリエで、引きの広角や横からのアップなど、飽きさせないカメラワーク、楽しめた!
『4人のアケミ』Cキャスト観劇
生で拝見したA,Bキャストに続き、映像でCキャストを拝見。
本当に役者さんは役が変われば雰囲気も変わりますね。全く違う3つのアケミ愉しかった。

1粒で3度美味しい!

狼なキミとエンドレスな魔女

狼なキミとエンドレスな魔女

劇団1mg

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

typeA千秋楽観劇♾🌕
ウィルス災害で人口激減の日本、
離島に収容された新東京国立免疫センターではワクチン開発に向け…

SFとしては設定が少し雑でご都合主義だが、ファンタジとしてはラストの展開は感動物、良かった。

紙は人に染まらない

紙は人に染まらない

藤一色

OFF OFFシアター(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

本編はかなりシリアスでやるせない話ですね。時代のせいにするのはなんだが、仕方ないのかな。アフターイベントの一人芝居はテンポよくサラリと楽しめるコメディーでした。

播磨谷ムーンショット

播磨谷ムーンショット

ホチキス

あうるすぽっと(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

泣かせるコメディーの王道路線。大いに楽しめました。

けむりの肌に

けむりの肌に

キ上の空論

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

実にスタイリッシュな群像劇。かなりシリアスな内容ながら、ちょっとサイコミステリーな感じやシニカルな笑いもあって、惹きつけられますね。

朱の会vol.6 怪異と幽玄ノ譚ー雨月物語と小泉八雲の世界

朱の会vol.6 怪異と幽玄ノ譚ー雨月物語と小泉八雲の世界

朱の会

中野スタジオあくとれ(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/04/08 (土) 18:00

初見のユニット。興味深い公演だった。66分(15分休み)53分。
 朗読をメインとしているユニットらしいが、いまいゆかり出演ということで観に行った。怪異譚の短編をいくつかリーディングするが、動きも含め興味深い舞台だった。扱った作品は
芥川龍之介「魔術」
江戸川乱歩「指」
岩間太郎「薔薇の散策 ほか」(詩)
和田誠「おさる日記」
小泉八雲「お貞のはなし」
小泉八雲「むじな」
石川淳「吉備津の釜」
小泉八雲「守られた約束」
で、詩は読んだことはなかったが、それ以外は「おさる日記」の他は全て知ってる題材だった。いまい出演の「おさる日記」は新鮮で面白く観た。他の作品も丁寧に作られていた。
 開場前に列ができ、開場して10分と経たずにほとんどの席が埋まる人気で、根強いファンがいることが分かる。

紙は人に染まらない

紙は人に染まらない

藤一色

OFF OFFシアター(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

そうか~この時代では戦争に行く事が「おめでとうございます」なのか・・・♪
色々な戦争物を観ていると「お国のために」と「無事にお戻り下さい」が普通に出てくるのだが・・・そうでない人もいるのかと・・・淡々と描いている分少し怖さを垣間見た気がする・・・♪

ナイゲン(にーらぼ版)

ナイゲン(にーらぼ版)

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い!お薦め。
何度か観ているが、改めて演出やキャストの違いによって劇の印象が異なって観える ことが分かる。同時に シアターミラクルが閉館と分かっているから、ラストシーンは なおさら印象的に感じた。

自分は天邪鬼か…出来過ぎた?がゆえに不満が残るという奇妙な感じ。説明にある「会議を描いたコメディでありながら、民主主義や自由の意義を問う青春群像劇」に間違いはないが、会議を通して高校生の成長を描いた物語でもあろう。その成長譚の代表格が議長であり文化副である。例えば、議長はその職を仕方なく引き受け、会議を通じて成長していくといった先入観を持っていたが…。確かに表面的には優柔不断で 他人の言動で右往左往するが、冒頭から大声で会議を仕切ろうと やる気満々の態度(良い意味での演技力)である。そこには成長譚が観られない。

夏休み前の或る1日、午後から夕刻にかけて行われた会議<通称:ナイゲン>、その激論を終え、3年生・花鳥風月の「こんなナイゲンがやりたかった!」が物語の肝。照明…会議中は明るい陽光、しかし夕刻には黄昏に変化する、その哀愁がシアターミラクルの閉館に重なる。
(上演時間2時間15分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

セットは会議で見かけるロ字型。正面にグリーンボード、その上部に時計がある。上演時間とナイゲン討議時間(下校2時間前の時刻 16:15~18:30)に重ね合わせて臨場感を持たせる。客席はL字に設え、観客には会議の立会人のような緊迫感を持たせる。
内容限定会議(通称:ナイゲン)は、県立国府台高校 文化祭”鴻陵祭”における各参加団体の発表内容を審議する場である(文化祭規約)。規約が”自主自律”の精神に則っている。この規約が掲載された「内容限定会議資料」(劇中使用と同様)が観客にも配付される。すでに参加団体の催し内容も確認したところに、学校側から「節電エコプログラム」の催しを押し付けられて…。

発表内容に関する指摘、恋愛(痴情的)感情、上級学年優先や 何となくなど、意味不明の理由まで飛び出し議論は漂流し続ける。始めの理論武装された議論から感情優先のドタバタコメディへ…。いつの間にか文化祭全体会議からクラス代表の顔になっている。下校時刻が刻々と迫ってくる。そんな中、演劇の上演許可を得ていないクラス(3年1組<花鳥風月>)があった。ナイゲンの議論は、如何にこのクラスが主体的にエコプログラムを受け入れるか、という話へすり替わっていく。自主自律の精神に沿わせようとするもの。

さて、花鳥風月(音峯大樹サン)によれば、上演許可に係る資料はクラスの女生徒が提出していた、にも関わらず許可が得られなかった?提出忘れまたは錯誤?という疑問が残る。学校側は既に「節電エコプログラム」をやらせるつもりで、ナイゲンの最終日ギリギリで提案してきたのでは?という様々な憶測を持たせる面白さ。

教室から出られないという密室状態、しかも会議時間が限られているという空間と時間の制約に緊張が生まれる。テンポ良く、また疾走するような会話劇は、立会人的な観客も固唾を呑んで見守っている感じ。会話劇だけに登場人物のキャラクターや立場などが観(魅)せられるか。個性豊かな登場人物を演じるキャストが変われば劇雰囲気も変わるだろう。内容の面白さは勿論、キャストによって違った印象になるから、何度観ても飽きることはない。

会議は民主主義、自由とは を問うているが、同時に高校生の成長する姿も描く。例えば議長(平井泰成サン)は優柔不断な性格のようだが、学生側の「自主自律<ナイゲン>」と学校側の「節電エコプログラム」の間でギリギリの調整を試みている(ここから成長していく過程が観られるのでは)。文化副(井澤佳奈サン)は夏休みを謳歌すると公言していたが、会議後は文化祭(実行委員会)の手伝いを監査(寺園七海サン)に申し出るなど、変化が見られる。

各クラスの発表内容の審議結果を多数決(民主主義的な)で決める。討議では自分の考えを訴えつつも相手の言い分も聞くという態度が大切。物事を決める熟議のプロセスを重視している。意見の一致も大切だが、一人ひとりが違った見方で世界を見ることで世界はまともな形で存在するかも。芝居ではこの役割を3年3組_どさまわり(浅見臣樹サン) に担わせている。にも関らず、全体討議終了後の採決は全会一致の承認が必要であると…そうであれば議論の過程の多数決は何の意味があったのだろうか、という疑問が生じるところ。

会議後、花鳥風月が将来に向けて、皆がやりたがる「エコプログラム」を創作する。同時に「こんなナイゲンがやりたかった」は、有名無実になりつつある自主自律<ナイゲン>の精神が感じられたからではないだろうか。真に問題が解決した訳ではなく、会議内容の真価はこれから問われるのだと暗示している。実に深い余韻を残しており見事!
岸田國士連続上演「紙風船」「驟雨」

岸田國士連続上演「紙風船」「驟雨」

東京演劇アンサンブル

野火止RAUM(埼玉県)

2023/04/08 (土) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

新座の野火止RAUMは少し遠いが、東京演劇アンサンブル2022年度研究生公演、しかも岸田國士連続上演となれば、ぜひ観ておきたかった。二回しかないので 早めに予約、当日は開場前に並んだ。満席‼

上演作品は「紙風船」(1925年)と「驟雨(しゅうう)」(1926年)である。「紙風船」は何度か観たことがあるが、「驟雨」は未見であり楽しみにしていた。約百年前、西暦表記したが、和暦では大正14年と15年。関東大震災によって大きな打撃を受けたが、再び大衆文化が華開いた時期でもあったらしい。
描かれているのは、両作品とも夫婦の物語であるが、平凡な営みと荒々の極みといった対照的とも思える内容だ。もしかしたら対をなすために選択したのだろうか。

研究生は4人(男性1名 女性3名)、男性は両作品に、女性は1名が両作品に登場する。演技は少し硬いと思ったが、確かな手応えを感じさせる。そして演技を支える舞台美術や照明・音響といった舞台技術は最小限に止めている。その意味では、研究生公演の名に相応しい演技力勝負の舞台である。
「観てきた!」は作品ごとに分けず、本欄で両作品のコメントを記す。
(上演時間「紙風船」30分 休憩15分 「驟雨」50分)

ネタバレBOX

●「紙風船」
ほぼ素舞台、夫は椅子に腰かけ新聞を読み、妻は近くで編み物をしている。二人とも着物姿である。

梗概…結婚して一年の夫婦が過ごす 日曜日の午後。夫(細谷巧サン)は一人出掛けようとするが、妻(鈴木貴絵サン)から小言を言われ所在なげにしている。妻は編み物をしながら夫を観察している。夫は、新聞で「結婚後一年の日曜をいかに過ごすか」という懸賞募集でもしたら面白いだろうなと言う。妻は「妻が日曜に退屈しない方法」を語り始める。そのうち二人は空想の鎌倉旅行を始めるが…。

平穏なひととき、他愛ない言葉遊びをしているよう。結婚一年というよりは、熟年夫婦のような味わい 雰囲気が漂う物語である。二人とも着物姿で、生き方や考え方が同じ方を向いていると思わせる。理想と現実の狭間に揺れ動く気持…しかし平凡で退屈、それこそが幸せのように思える。ラスト、姿を見せない子の存在<紙風船>が、意味深である。

●「驟雨」
大きな木の横長テーブルと椅子、登場人物は皆 客席側に向いて座る。何となく映画「家族ゲーム」の食卓シーンを連想する。蓄音機の音が時代を感じさせる。

梗概…朋子(入澤 愛サン)と譲(細谷巧サン)夫妻の家。譲が帰宅した直後、新婚旅行に行っているはずの朋子の妹・恒子(福井奏美サン)が訪ねてくる。恒子は姉に「夫とは(性格・慣習)合わない」と言い、旅行中の様々な愚痴や不満を話し始める。朋子は他愛ない夫婦喧嘩と思っていたが、次第にその他愛なさに潜む問題に気付き始める。そして夫・譲にも意見を求めるが、ますます混乱するような…。他に家政婦(鈴木貴絵サン)登場。

恒子の絶対許せないこと…旅先宿で夫の友人と偶然出会い、夫は友人と飲みに出かけ明け方帰ってきた。それを譲は夫の気持を代弁するように話し出す。男たるもの、夫たるもの の所業には寛大であれと…現代では通じない論であろう。続けて、仮に離婚しても、今より幸せな再婚が出来るかどうか。さらに処女ではない云々という貞操まで言い出して…。約百年前に岸田氏がジェンダーを意識していたのだろうか?
物語は、譲の考えを逆説的に捉えなければ 上演の意味が見いだせないだろう。つまり譲の言葉から、男女間にある様々な問題や矛盾を浮き彫りにする。古びた「男尊女卑」の意識下には、逆に「男だから」という責任と不自由さが付きまとう。

演出は、姉・朋子は着物、妹・恒子は洋服、そこに考え方の違い、古風か現代かといった意識の違いをみせる。演技は、岸田國士の戯曲ーその(大正)時代感覚に合わせ ゆったりと演じている。勿論 感情移入もしているだろう。
この岸田國士作品を通して、変哲のない日常、現代にも通じる男女の在り様、どちらも今を描いているような感覚に陥る。
次回(本)公演も楽しみにしております。
けむりの肌に

けむりの肌に

キ上の空論

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

元戦隊ヒーローだった栄光がかえって足枷となり生き辛そうに映る主人公
いつのまにか学生時代の友人との間に生活格差が生まれていたり、日常でのさり気ないジャブが着実に効いてくるビターな一面もありながら同時にシニカルな笑いやら哀愁やら様々な感情が生まれてくる興味深い観劇体験でした

登場人物一人一人にたっぷり時間を割いているわけでは無いのに、各々の人間性がしっかり浮き彫りになっていくエピソードテクニックが本当に見事で
色んな人間臭さが混ざり合ってぶつかっていく様が絶妙に面白く且つ感慨深い
過去と現在の間に流れている(舞台上には描かれていない)余白の時間をも想像で描きあげようとする欲求が募り、そうした過程もすっかり肉付けされている手法も見事だと思いました

紙は人に染まらない

紙は人に染まらない

藤一色

OFF OFFシアター(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★


#藤束遊一 #谷川清夏
#浜舘洋 #島津尋 #林竜三
#藤屋安実 #加藤広祐
#藤松優(敬称略)
かの大戦を終えるまでの日本の国家主義や全体主義と、教育が担った役割とその崩壊については、語り継いでいかなければいけないと思っている。
敗戦したからこそ、戦争をすることは間違いだと言える世の中になったけれど、それを言えないあの時代に、どれほどの人間が本当にそれを思えていたかは分からない。そうした思いを抱く人が多くの作品に登場するけれど、その存在はどれくらい居たのだろう。召集令状が届くことを喜びと受け取る社会で。
個人的には、最近その辺のことがわからなくなってきた。
今作品でも、それぞれの立場や主張の根拠を掴むことができなかった。何故そう思うのか、それを訴えるのか、理解しきれなかった。多分に、花粉症の薬の副作用による眠気も影響しているけれど。
目当ての谷川清夏さんは素敵だった。観る度に魅力を増している気がする。また拝見したい。

沈黙の春 світло

沈黙の春 світло

コンドルズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2023/04/07 (金) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

これもダンスなのかしら感はありましたが、ニューダンスということなので、きっとそうなのでしょう。とにかく楽しかったです。人文字クイズなんか笑っちゃいました。次回、埼玉公演も行きたいです。

人の不幸は蜜の味

人の不幸は蜜の味

劇団テアトルジュンヌ

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

前半が分かりやすくコミカルでよかった。

Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜

Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2回目観劇したら、1回目では???だったことがようやっと分かったりして、これは私の理解力不足かと思いましたが、同じような方がいらっしゃるようなので、脚本(演出かなあ)がもう少し親切でもいいのではないかとも思ってしまいました。
でも面白いことは間違い無いです。
私が見た回では、前説で来年の上演作品と主演が本人不在のまま決まり、アフタートークではジャンケンで次回?作品の主演が決まっていました。こんな6番シードさん、次回も楽しみです。

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