
ただお前がいい・・・
劇塾!S.W.S
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2015/04/11 (土) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
昔のドラマを思い出しました
ヤクザには関係ない青春ドラマだったけど、中村雅俊の曲から昔のドラマを思い出しました。
懐かしい。
とってもいいお芝居でした。

「空翔ける雷鳴の夜に」-再演-
GEKIIKE
シアター風姿花伝(東京都)
2015/04/10 (金) ~ 2015/04/20 (月)公演終了
満足度★★★★
難しいチーム名...「霹靂神(はたたがみ)」の下に集いし若者
登場人物はそれほど難しくない。どちらかと言うとストレートな性格の持ち主ばかりだろう。
さて、公演はイケメンを揃えた青春群像劇...その観応えある演技は、もちろん”よさこい演舞”である。見所は2回で、主人公がその魅力にとりつかれた場面、もう一か所は...、
主人公が絶望の淵から立ち直るという設定であるが、その絶望した内容に切実感がない。真面目に考え、生きようとすれば多くの若者が経験する就職活動...それが自殺の動機としては弱い。

Re:Union
K-FRONT+
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2015/04/11 (土) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★★★★
大迫力
映像・照明がうまく利用され、映画以上の大迫力の舞台
そして、お芝居が、それ以上の大迫力
和興さんのお芝居が大迫力で、心に響きました。

『スカイ』 次回ノーチラスは7/24(金)~29(水)
シアターノーチラス
シアター711(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
本当に奇妙な群像劇
社会人サークルを通してみた人心の影のようなもの、またはサークル内での人間関係など、自身も含めたパラノイアを描いた物語。
舞台セットは、上手に「UFO」を呼ぶための「塔」のようなオブジェが作られ、小高い丘に立たせている、というシチュエーションは雰囲気があった。

「空翔ける雷鳴の夜に」-再演-
GEKIIKE
シアター風姿花伝(東京都)
2015/04/10 (金) ~ 2015/04/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
泣いた…!
友人に勧められて観に行きました。ざっくり説明するなれば「若者の青春群像劇」。だけど、随所に散りばめられた現代の問題(不況や就職難、若者の無気力感など)を、1つの物語に綺麗にまとめられている。最後にはスカッとする舞台でした。
他の方がかかれているコンビニ店員は、私は全く気にならなかったです。この職業の人に失礼だとかいい始めたらどの作品にもそんな描写はある。誇張し描くもの。演劇とはそういうものだから、気にせず頑張ってもらいたい。

ディスプレイ
ボクらの罪団
萬劇場(東京都)
2015/04/07 (火) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

「風も銀河もどっどどゴゴンどどうどゴーゴー」・「けんじとケンジと億年兆年億兆年2015年」
チームホッシーナ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

カムサリ
ニットキャップシアター
座・高円寺1(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★
古事記の舞台を現代日本に移し替えた意味があまり感じられず。。。/約90分
大勢のキャストが喋ったり、走ったり、踊ったり、もつれ合ったり、広い舞台のあちこちで色んなことを同時多発的に行い、それを生の楽器演奏と色鮮やかな衣装が盛り立てる、目と耳に楽しい舞台。
初見の団体だったが、その芸風には面白味を感じた。
ただ、人物の行動を他の役者が生ナレーション(?)で説明する演出が最初から最後まで続いて少々うるさく、また、盛り込まれた沢山のエピソードを上手く統合できていないため、全体にとりとめのない印象あり。
うち2つのエピソードは古事記にある有名な2つの話を原話とし、それらが現代日本の団地を舞台にどう展開されるのか、私はそこに最注目して鑑賞したが、その観点からも残念な出来映え。
作・演出家は古事記中のエピソードを現代の日本を舞台に描き、古事記の普遍性を主張したかったのであろう。
だが……。

30光年先のガールズエンド
The end of company ジエン社
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

転人
劇団メイカーズ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2015/04/08 (水) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★
盛りだくさんな芝居で・・・
ドタバタ感が強く感じられました。まあ、色々なシーンが見れてそれなりには楽しめましたが、主人公にはいまいち同調出来せんでした。

追憶のアリラン【ご来場ありがとうございました!】
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
これだけスキなく出来た作品は...
相互の立場の違いや心情が複雑に絡み合って、目が離せないまま終演した感じでした。浅井さんに泣かされちゃった!ハンカチが必要な作品は(知っている人が少なくなったが、昔の『ぴあ』には、そんな作品にはハンカチのアイコンがついてました)あらかじめ教えて下さい!!! 当日パンフレットにあったように、相互が理解しあえて共栄できる日が来ることを祈りたいです。ぜひ、ご覧頂きたい。

バンファイパヤナーク~2015年篇~
あぁルナティックシアター
駅前劇場(東京都)
2015/04/10 (金) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★★★
前作とのつながりがわかったので...
これだけだと、ちょっとわかりにくいかも知れない。当団体としては、ちょっと謎解きが複雑かも?

追憶のアリラン【ご来場ありがとうございました!】
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高の舞台でした
出演者の方から薦められて、今回、こちらの劇団さんの舞台を初めて拝見しました。
全てにおいて素晴らしかった!
脚本も、舞台セットも、役者さん達の演技も。。。
2時間以上の芝居にずっと入り込んでました。

ディスプレイ
ボクらの罪団
萬劇場(東京都)
2015/04/07 (火) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

機械都市には風が吹く
劇団回転磁石
シアターシャイン(東京都)
2015/04/10 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★
矛盾だらけの感想でごめんなさい。
観客と密なこの劇場の特性をあまり考えていないなぁと思ってしまいました。混沌とした物語の混沌としたセリフが『間』もなく進み、少々しんどかった。いろんなお芝居の断片がアタマを過ぎってしまいながらも(笑)役者さんはどの方もみな魅力的でしたし、なんだか悔しかったので次回作も必ず観に行こうとおもいました。

長井古種 日月
あやめ十八番
d-倉庫(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★
久々に地元にて観劇
気になる内容だったので、観劇。
ちょっと話の内容が薄っぺらかったのがなぁ...
生演奏も素敵でしたが、薄っぺらいものに厚みを出そうとしていたのが逆効果でした。ミスマッチ?が狙いならば理解もできますが、いたって本人たちは内容に沿わせようとしていたので、もっと遊んだり冒険したりした方が演出的にも音楽的にも良かったと思いました。

ご無沙汰してます。
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2015/04/04 (土) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★★
千秋楽
最後のA/B/Cの3連荘公演観ました。
もうお腹いっぱいです。
まぁそれにしても役者さんの個性で作品は大きく変わってしまうことを体感できました。
音楽とかもそうですが、いろんな要素が相まって一つの作品になるので、なるたけ体感しないと本当のお芝居は面白くないかもしれないですね。
とにかく楽しかった。

長井古種 日月
あやめ十八番
d-倉庫(東京都)
2015/04/09 (木) ~ 2015/04/14 (火)公演終了
満足度★★★
お初でした
会場がd-倉庫だったので、行くのに躊躇しましたが、何とか間に合って無事に観劇。
生演奏に、結構な人数のキャストさんでしたが、初めてのあやめさんと言う事で、あまり勝手がわからず。
役者さんの中には結構上手い人もいましたが、全体的には吸収しきれぬまま終わってしまった感じ。

闇のうつつに 我は我かは
演劇集団 Ring-Bong
サイスタジオコモネAスタジオ(東京都)
2015/03/28 (土) ~ 2015/04/05 (日)公演終了
満足度★★★
戦争は青春を描く禁断のキャンパス
まず一般論から。「戦争」を描いているようでいて、それが話を盛り上げる背景、あるいはドラマの従属品に過ぎないような作品は数多ある。無益で非合理な戦争の実態をあぶり出す「意図」はあっても、時代を生きる「人間」は美しく描きたい、人間を信じたい、己の祖先を悪し様には描けない・・こうして戦争の「醜悪」と掛け離れたファンタジーに収まる、というパターンも多々あるだろう。書き手の「良心」は疑わないけれど能天気にしか思えない「よくあるパターン」の一つは、十五年戦争や戦争体制の時代を想起させるキーワードを織り込み、あとは観客の中にそのイメージが滲み出すにまかせるやり方。観客は何となく厳粛な気分にさせられる。「それも有りでは?」と思われるかも知れない。だが「先の戦争」や「戦前」に対する既にある社会的記憶にオンブして、自身の「解釈」が語られないのは何も語っていないに等しい。しかもそれは現状を追認する行為にとどまっている意味で、ある見方からすれば害悪だと言えなくない。
日本での「戦争」に対する最大公約数的なイメージは原爆、空襲、食糧難といったもので、確かにこの社会的記憶を折々に喚起することは、人の命に厳粛な思いを至らしめる時間の提供という意味はあるだろうし、現状では最善だと考える道筋も分らなくない。だが「被害」に偏った社会的記憶を誘引するだけでは、変化は起こらない。
そもそも戦争を忌避する理由は「殺されない・苦しまない」事のためでなく、まず「殺さない・苦しめない」事のため、であるべきだ、と思う。後者を理由としてはじめて、かつての日本が「被害を受ける」前に行なった累々たる「加害」が無視できなくなる。敗戦直後の日本人は戦争に「負けた」責任を為政者に問うた。無策を問責したのは良いが、では勝っていれば良かったのか。いずれにせよ日本は敗北を抱きしめて戦後を歩み出した。心地良い「被害の歴史観」に浸ってきた日本人だから、自国の行なった非道の事実を否定する論は今、相変わらず喧しく、また罷り通っている。
例えば、演劇をやるために「戦争」を語るのか、戦争を語らざるを得ない状況だから演劇を手段に選んだのか。二つは似て非なりといえども、同一創作者の中では折り重なり同衾していることだろう。
しかし戦争を語る芝居を見るとき、私はこの点を見極めずには居られない。で、恐らく、的確な評価眼を持つ人はそこに演劇の質がかかっている事を見抜くだろう。
そこだけ整理しておきたい。‥戦争は「事実」に属するが、ドラマにとってはその深刻さに価値があり、しばしば利用される。そしてその重みは「事実」である事に裏付けられている。ただ、現在「事実」は公然と揺るがせに遭ってもいる。また演劇も、必ずしも事実でなくとも「事実という事にして」仮想の話として楽しめてしまうエンタメの要素を持っている。「戦争」に関わる事実の場合、事の性質上、当然ながら事実性が重要になるが、エンタメの成立のために「戦争」が消費されるに等しく扱われる場合でも、批判を覆して余るだけのメッセージ性、感動のある作品になっているかの評価の秤にかけ、「事実の裏付け」の欠陥を不問にできる場合もきっとあると思う。だが「事実」である事の重みに着目してドラマに活用するのであれば、事実の真偽、その意味、それらに対する解釈を、せずに過ぎやることは許されないと思うのだ。
長大な前置きになったが、今回の「闇のうつつに」は如何。

SILVER to BLACK
HyouRe Theatre Company
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2015/04/11 (土) ~ 2015/04/12 (日)公演終了
満足度★★★
このユルさはアリ!
不思議な始まりが最後に畏れと繋がる。意外性あふれる未知の表現に感覚的についていくうちに、いつの間にか大切なことが心に浮かびあがっている。飄々とクセのある面白味、なるほど賢治の世界だこれはと得心させられた。