ノトスラボvol.6『イワーノフ』
四国学院大学ノトススタジオ
四国学院大学ノトススタジオ(香川県)
2015/06/30 (火) ~ 2015/07/03 (金)公演終了
満足度★★★★
『イワーノフ』B
Bバージョン観劇しました。
最後のシーンがとても感動的でした。
今後も観に行きたいと思いました。
死ねば者ども
東京エスカルゴ。
小劇場 楽園(東京都)
2015/06/30 (火) ~ 2015/07/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
ピッカピカの 5 !
なつかしさとせつなさと、わらいとなみだで最後には僕もすっかり仲間と過ごした気分。生演奏との何気なコラボも楽しい。キレる後輩、火夫の“待ちの5分”が効いてました。
ぎゅっ、と手を握って(予約殺到のため増席しました!)
劇団おおたけ産業
北池袋 新生館シアター(東京都)
2015/07/03 (金) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
涙が・・・
夢はせつなく、現実はかなしい。いろいろな意味の涙がいっぱいでました。
『太平洋食堂』
メメントC+『太平洋食堂』を上演する会
座・高円寺1(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
明治後期を生きる人々の活力
医師でありシェフである主人公が自由と平等を謳って「太平洋食堂」をオープンさせる。そしてそこに集まる人々が生き生きと描かれ、明治後期という時代を生きる人々の活力が伝わってくる。その演出と役者陣の表現力は見事でたっぷり3時間飽きることなく楽しみながら、思想弾圧事件として受け止めることもできた。しかし民衆の思いを権力にぶつける手段として爆弾作りに手を染めるという主人公の過激過ぎるもう一面が自分には今一つ腑に落ちない点として残った。
ぎゅっ、と手を握って(予約殺到のため増席しました!)
劇団おおたけ産業
北池袋 新生館シアター(東京都)
2015/07/03 (金) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
考えさせられました。
現実は厳しいですね。
アンソロジー
ACRAFT
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
豊かな創作力...
芝居は、脚本・演出・演技・舞台美術・音響・照明など、総合的に楽しむものであろう。そしてフィクションであり、それをどう面白く描き、観せるか。そこにテーマ性などが見えれば最高である。
その意味で、この芝居...壬申の乱は日本史の中でも教科書に記されるほど有名でありながら、よく知らなかった話を魅力ある物語にして観せてくれた。
その創作力、イマジネーションの豊かさ...同じことを並べて書いたが、文字も言葉と同じくらいに大切である。それはこの公演が教えてくれたこと。
ネタバレBOX
この物語の構成・展開は解りやすいが、それでもこの時代背景を理解しておいたほうが、より楽しめる。そのストーリーを牽引するのがストーリーテラーとなる、柿本人麻呂と稗田阿礼である。この二人の回想と俯瞰を通して「壬申の乱」前後が描き出される。その展開は時代を遡るが、そこからは時系列に進み、トピックも都度説明が加えられる。
この公演の良かったのは、有名であるがあまり知られていない事件について、発想力豊かに描いたこと。その中心は、人間の愛憎の視点であったが、当時の社会経済(財政逼迫)・政治(皇位継承)・国際情勢(唐、新羅および百済との関係)もしっかり織り込んである。この物語を貫いているキーワード「言霊」であるが、それを表す力強いセリフもちりばめられ、心地よく響く。その後、記される「古事記」「万葉集」などは、まさしく「心に(言葉)の種を植える」が実を結んだ証であろう。
だたし、この「言葉の力」の描き方が、歌を詠むシーンだけでは弱い感じがした。選歌が、個人的心情・情愛のものであるため、この内乱阻止に役立たないのかもしれない。しかしそこは芝居の世界...言葉の力が戦渦を防ぐ一端が観えればと思った。あくまで史実の流れという感じであったのが、個人的には残念であった。
最後に芝居の演出について、際立った戦闘シーン(殺陣)がないので、宮殿の業火シーンは上部幕の揺れと紅蓮照明が相まって陥落の雰囲気があった。逆にいえば、それ以外の演出の妙が感じられなかったのが残念である。
次回公演も楽しみにしております。
地下5階と6階の人々
THE EDGE
ライブハウス地下一階(大阪府)
2015/06/26 (金) ~ 2015/06/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
この子が1人になたら さよいなら いつか いつか イツカの名前
面白かった 涙が止まらない ノゾミの選んだ生き方 ノゾミの望む事 この子が1人になたら さよいなら いつか いつか イツカの名前 イツカが見た減って0になって行く母ノゾミの命の重さ THE EDGE良いですね。
ネタバレBOX
「地下6階の人々」
5階のCM映像が流れる 面白そう
// タピオカ イツカちゃんの父親もう来ている、全部で5人 望から届いた手紙 受付ありがとう パクった香典返して 嘘 イツカの父親 引き取りたい人 5人 その中の1人が父親、 父です。 ショーパブオネエ イヤーー はげたゲイ ハゲイ、 男だった頃、 何で別れた、私に好きな男ができた 望から手紙もらって。 // ワイがオトンや 鬼瓦、 元世界チャンピオン なにわのホセ メンドウサ 最後の試合で結婚して下さいと 婚姻届け 望みは1人で育てると 別れた。 // イツカの父です 会えて良かった 下村サンゾーブランド うれる前にノゾミと出会った ムラムラポンのブランド名 改名 サンゾー。 // もういや 5人 ただのヤリマン女じゃん、 もう1人 マスター 私が父 嘘です。 ノゾミー 僕は救われた いじめられてた、いつでも 話していいよ、 ヨウコ お母さんを病院へ。 今日は帰ります。 DNA鑑定 受けない 非人道的、 父さん 父はパンチドランカー。// 下村さんかピロコ どちらがいい?。 父いらない ノゾミ こうなるのわかってたのかもイツカが、大人になるまで生きれない // 下村の妻です 殴る 誰が私が愛した女だ 離婚よ。 5人目はタピオカ君 付き合ってたじゃん アヤカはタピオカと呼ばない 好きだった?。 マスター:俺頼まれたかも 誰も来なければ頼んでいいかな、 本当に父親なのか (凄んできく)(元来の気の弱さ) 違います。 見事にふられた 0.5g 私は救われた。 アヤカはノゾミからタピオカ宛の手紙を預かる アヤカはタピオカと別れる最後の日に手紙は、渡さない様に頼んだ 自分の想いと友人ノゾミとの板挟み。 ごめんなアヤカ 長い間苦しめたなら 俺 引き取る 父でなくても 私知っていたかも // ノゾミはがタピオカに話そうとすると 命の重さが減る ノゾミの命の重さは下がる この子が大人になるまで生きれない 父はタピオカ ノゾミの選んだ生き方 // 大丈夫タピオカさんの命の重さ 減ってない。 イツカ 見えるの。 お母さん少しづつ0になって行った、ピロコさん命0.19・・・。 うそ。 どっきり。 ノゾミとは 約束 果たせたかな。 帰ろ いっぱい話したい事がある。 俺も聞いて貰いたい事もある いっぱい。 // あのさ 父親の事 500→4** ・・・ 。 好きだった 今でも 俺が父親になる 一緒に暮らせる様に 。 ・・・ どっきり 大好きな人(あなた)との この子が1人になたら さよいなら いつか いつか。イツカの名前
タピオカとイツカが帰る道が映像で流れる・・・・
面白かった 涙が止まらない ノゾミの選んだ生き方 ノゾミの望む事 この子が1人になたら さよいなら いつか いつか イツカの名前 イツカが見た減って0になって行く母ノゾミの命の重さ THE EDGE良いですね。
Full Of Liars!
劇団ICHIGEKI☆必殺
シアターブラッツ(東京都)
2015/07/02 (木) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
観やすいサスペンスでした。
ストーリー全体はサスペンスの流れで、随所に笑いを取り入れた、肩に力が入らずに観れる、観やすい舞台でした。(そんなに笑うところか?というぐらい笑ってたお客さんがいましたが。)少し人間関係の相関図が分かりにくいところがあり、後で反芻しないと納得できないかな?と思うところもありました。とは言え、1時間50分の上演時間を感じさせない観やすい芝居だったと思います。
ネタバレBOX
悪魔役のイマダトムさんが芝居の口火を切って、最後に芝居の幕を引く。そんなイマダトムさんの舞台だったと思います。結局、登場した人物のそれぞれのストーリーも所詮は殺し合いをさせる悪魔の手のひらにあって、転がされていただけっていう印象の物語でした。
映日果-アンジール
XZM
遊空間がざびぃ(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーハホリー☆
(^^)/3日(金)の夜、西荻窪で
[XZM(エグゼム)]の、
【映日果-アンジール】を観てきました☆
面白かったです。
13人の男だけで演じる、
ヒューマン・サスペンス・ハードボイルド♪
役者全員がカッコイイ!
ストーリーは見事、選曲もナイス!
終演後の中日打ち上げも最高でした♪
観劇にをブログに書きました。
デイドリーム
劇団アルターエゴ
OFF・OFFシアター(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
家族への想い
☆チーム観劇。家族愛を感じる作品だが、複雑な想いと純粋な愛情に溢れ、見応えがありました。
以下、公演中なのでネタバレで。
ネタバレBOX
イギリスからのピアノ留学から戻った次女と家を守る長女、フリーターの末弟の家族を描いた作品。母親は既に亡くなっており、父も家を出て再婚している。最初、揃った姉妹と従妹の和やかな雰囲気と会話で静かに物語は進んでいく。だが、弟の詐欺被害事件と母親や父親の不倫等で急にドロドロした物語へと変貌した。だが、詰め込み過ぎた印象も少し感じてしまった。弟の詐欺被害事件なども登場してから急展開かつ即解決だったので(笑)
夢?で出てきた母親も直球で詐欺の事を話すので、少し含みを持たせて次女が気づく位の方がとも思ってしまった。DNA検査も飛躍したなと(笑)
だが、家族の形はそれぞれとも思うので、根底にある愛情を感じられたラストは感動的でした。
役者さんは、子供時代も見事に演じられた小野寺夏子役の堀口幸恵さん、強さと家族への思いに溢れた小野寺春花役の丸山彩智恵さん、明るく支える本田香役の小西有香さんが印象的でした。
恋 其之弐
吉野翼企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★
ネタばれなし
やっと岸田理生の後継者を見つけた!
Messiah Girls ‐First Gaze‐
Lunar Punk
萬劇場(東京都)
2015/07/02 (木) ~ 2015/07/06 (月)公演終了
満足度★★★★
嶋垣くららのヒロインオーラ
この作品が成功したのは、いや、シリーズのこれからの展開に期待を抱けたのは、嶋垣くららのヒロインオーラ。
そしてボータンツの重鎮羽鳥友子の圧倒的存在感。
このふたりの冒頭シーンは、ワクワク感満載で、そこからまさかの、ガールズロックバンド生演奏SFミュージカルとでも言うようなステージが展開する中、昔よく読んだ人類史の謎的トンデモ本のパーツが、パズルを埋めるように物語を形成していく。
出番はそれほどでもないが、要所要所を締めていく羽鳥友子。
とにかく表情が素晴らしい嶋垣くらら。
他の出演者もバンドのメンバーも、女性陣全てに、その気合いを感じた。
彼女たちを観るために、この五部作、付き合っていこうと思った。
ネタバレBOX
ナビゲーター登場後の第二部になって、謎解明よりも悪の支配者VSレジスタンスという、SFバトル物の王道ストーリーになっていくので、私の好みとしては少し大味な感じはしたし、前半やや啓蒙臭が強すぎるきらいはある。
が、終盤、シャーマンの独白あたりから悪の支配者側が細かく描かれてくると、また物語世界にぐいぐい引き戻される。
ゼレが声を発するようになる場面のやりとりは、少し散漫になった物語をぐっと引き締めてくれた。
そして怒濤の急展開から、もう一人のヒロインの、父登場!!
テンション高い!!熱い!!暑苦しい!!(笑)
いや、素晴らしかったです。
リ:ライト
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
今回もつながる
トツゲキ倶楽部さんは3回目の観劇となるが、今回も「人のつながり」を感じさせてくれる暖かい作品でした。今作では、化学反応と言った方が良いのかもしれませんが。
あの内容を、90分にまとめている脚本・演出は実にすごいと思います。
公演中なので以下、ネタバレで。
ネタバレBOX
アルツハイマーの治療薬を研究する大学の研究室が舞台であるが、恋人関係のもつれ、研究室を辞めようとしている者、皮肉にも自身が若年性のアルツハイマーになっている者等、当然だが様々な自身の問題を抱えている。
その中で、治療薬につながる実験が成功したのだが・・・。
この実験データを巡り騒動が起こる。回転数が安定しない遠心分離機、ゴミ箱に処分してしまった記録紙、データを消去してしまったPCファイル等々。
この辺りもそれぞれの人間関係が相互作用しており、これが面白い。
また、ある程度話が進んだところで、今まで起こった事が予知夢という形で巻き戻される。そして、タイトルの「リ:ライト」である書き換えが始まる。また、研究の言動力の一つに、研究員の治療も入っており、そこもまた、つながりを感じさせる。
いやぁ~、素晴らしい脚本です!
14人の登場人物がいるのですが、それぞれがキャラ立ちしており、また皆一様に良い人達なのでついつい応援したくなります。
複雑な心情が多く難役の星神沙織役の前田綾香さん、病気ながら明るく皆に愛される笠戸華役の佐竹リサさん、クールな優しさを魅せてくれた淡路玲子役の高橋優都子さん等の女優陣の活躍が印象的で、それを支える他の女優陣やコメディ要素が多かった男性陣、繋がりを感じるまさに化学反応でした。
次回公演も楽しみです。
映日果-アンジール
XZM
遊空間がざびぃ(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
男性キャスト陣がかっこいい!とりわけ...
それぞれ悪役っぽいのですが、役作りが深く、女性客がきゅんきゅんしていそう!日頃はやさしい役に徹している(?!)鈴木さんがハードな役で驚きました(別人を感じました)。そうそう、椎名亜音さんが手伝いに来られていた気がします(余談ながら...)。
マルナゲドン
FREE(S)
小劇場B1(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
独自の空気感あり!
なんだこれは?と思いつつも進むと、どんどこ楽しくなってくる!遊びの精神満載。客層もとても良くて、居心地の良いステージとなる。京楽産業からの花が届いているのはそういうことだったんですか。次回も楽しみな感じです。頑張って下さい。
鑪―たたら (残席僅か)
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストレートプレイを堪能
サスペンデッズ主宰の早船聡さんの戯曲を青年団のベテラン俳優たちが演じる。
老舗劇団の実力を味わう。
ネタバレBOX
昔、キューポラの煙が火事のようにたなびいていた町が、今や、マンションの建ち並ぶところとなった。
かつて、親友だった鋳物職人は、ひとりは不動産プローカー(今西康平)に、もうひとり(水沼鉄三)はその町を離れ、別のところで息子と鋳物工場を続けていた。
「キューポラ」という喫茶店で彼らをめぐる物語。
訓練と経験を積んだ俳優が、時間をかけて準備し、演じるストレートプレイは、絶品である。
こういう言い方は、なんだけど、多くの若い小劇場系劇団では出せない味がある(どちらがいい、というわけではない)。
先月見た文学座でもそれを感じた。
早船作品は何回か観ているが、青年座のこの作品は、どっしりと腰が据わっている。
もともと戯曲が持っている資質なのだろうが、それが経験と訓練を積んだ俳優たちによって、十二分に活かされている。
不動産プローカー・今西康平役の山路和弘さんが、フル稼動。
本当に気持ちがいいほど、最初から最後までの、熱量が変わらない。
途中の昔のシーンが差し挟まれ、山路和弘さんが素早く切り替わり、おばさん役を演じるところがある。
おちゃらけているようでも、本編を乱さない強度がある。
こういう味、強度は若手の俳優ではなかなか出ないだろう。
単なるおふざけに見えてしまうから。
そして、山路和弘さんに対する腕のいい鋳物職人・水沼鉄三役の山本龍二さんの佇まいがいい。
黙って立っているだけで見える、対比が見事。
離婚により家族から離れて1人の男と、息子に期待をかけすぎて、宝であるその息子を失ってしまった男が、表面上ではぶつかっているようで、実は、わかっているということが、後半に見えてくるという戯曲がうまい。しかも、それを広げて見せないところに美学さえあると感じた。
互いに息子にどう接していいのかわからなかったのだ。
その息子役の2役には驚いた。
石母田史朗さんが、まったく違う2人の息子をくっきりと演じ分けていた。
同じ俳優が演じることで、一見違う息子と父親の関係が、根っこは同じではないのか、とも感じさせてくれるのだ。
彼ら2人や、彼らを取り巻く人々の仕事への誇りも感じさせる。
さらに、今日的な、ヘイトスピーチ、失業者、ニート、在日、ネット、そんな背景が裏に見え隠れするところもうまい。
やたらカッコ良すぎるシーンもあるが、状況説明の小芝居が面白すぎる。
面白すぎるのだけど、くだらないとか、ベタとか感じないのは、基本の確かさがあるからだろう。
工場と喫茶店を兼ねたようなセットもいい。
キューポラから流れでるように見える湯(溶けた鉄)の感じとか。
この作品を、7人の俳優で演じ切ったのは驚きだ。
邪教
劇団YAX直線
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2015/07/02 (木) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
目の付け所が好きなのです
相変わらず当日リーフレットの文字数が半端ないです。
各登場人物の
バックホーンも(作中では語られない情報すら)書いてあるので、
読んでから観ると彼らの思考が受け入れやすくなります。
受付は開演の1時間前、開場は15分前。
上演時間は90分強。
ネタバレBOX
脳内会議の話があらすじにあったので
「あっちもこっちもタイムリーだな」と思って観劇に臨みましたら
当日リーフレットでそこに触れていました(笑
この物語の登場人物のような不毛な脳内会議は自分もやりがちなので
あのあたりの感情移入度は半端なかったです。
「小劇場でよくあるシリーズ」は、
特定の団体を指してるわけじゃないのでしょうけど
思い当たるような景色をあちこちの劇団で観たなぁ…と、
脚本家さんの観察眼に思わず笑ってしまいました。
劇中劇のプロジュエクト〇ックスと、
某時代劇がツボにはまって大笑いしました。
作中に出てくる「ご当地グルメ」「お茶」「たこ焼き器」のたとえも
親しみやすく、かつ分かりやすくて着眼点と言葉選びが見事だなぁ、と。
演技としては特に
星子役の須賀さんの
写真が流れていくような表情の変え方(りんごの話)や
三垣役のれんださんの堕天使の妖艶さ、
飛来矢役のChiRiさんの
「ヒモ力(ひもりょく)」トークの説得力と安定の体幹、
丹波役の冨岡さんの色気(まさに「ヒモ力」では…と思うほど)、
心平役の二川くんのくそまじめな熱さが印象的でした。
スケッチブックの使い方もここならでは…で、
書いてある言葉(彼らの発言)に心を揺さぶられます。
二者の発言を交互に見せるところでは、
一瞬どっちを観ればいいのか悩むので、
スケッチブックを掲げたり一歩前に出るとかの
視線誘導が欲しいかなと思いました。
(音楽に合わせる関係上、難しいのかもしれないなぁと思いつつ)
実はタイトルの「邪教」とチラシの空模様に
脳内で宗教的な話になるんだろうか…とドキドキしていたのですが、
「とにかく進もう」と思える力に変えてくれる使い方だったので
安心しつつ、元気になれました。
熱唱する原さんがカッコよかったです。
小さくこぶしを握りました。
ふがいないや
劇団冷凍うさぎ
アトリエS-pace(大阪府)
2015/06/27 (土) ~ 2015/06/29 (月)公演終了
満足度★★★★
役者さんの熱演と…、常習性が…♪
いつも、役者さんの熱演…、凄いと思います…。
そして、いつも後味の悪い演劇…、それでいて、常習性が有りますね。
今回は客演さんも沢山居られ、良かったです。
たまには、明るい「冷凍うさぎ」も観てみたいきがします…。
アンソロジー
ACRAFT
笹塚ファクトリー(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
全然古びていない。無論、褒め言葉だぞ!!
原作は13年前、前田 和紀氏によって書かれた。中心となる時代は7世紀末の柿本 人麻呂が活躍した時代、万葉集の時代と言った方が良いか。或いは壬申の乱の時代、即ち蘇我 入鹿らが、中大兄皇子、中臣鎌足らに討たれ大化の改新(645年)に至った後の話であるが、歴史を上手に持ち込んでいるのは、この展開の中に、ちゃんと唐・新羅と百済・大和の関係を持ち込んでいることである。而も、今回、脚本・演出を担当した久保田 唱氏が、稗田阿礼と柿本 人麻呂を配したことで、今作で内容が、歴史的物語として定位されているのである。(更なる追記、終演後に後送)
ネタバレBOX
物理学でいえば、時間、空間が移ろう為の場が定位された訳である。この作品の安定性はこの点にある。無論、今作は演劇作品であるから、様々な歴史解釈・説の中で必ずしも定説に従っている訳ではない。然し、それは当然のことである。芸術作品の役割は、人間を描くことであって歴史上の事実を発見することでもなければ、あるイデオロギーや支配体制にとって有利な歴史観を敷衍することでもないからである。
今作では、言霊という表現に込められたもの、即ち言霊の意味する所を追求することによって人の心の在り様と、その痛切な念を描いているからである。
その具体的な在り様が如何なるものであるかは、終演後に記すが、品、切実さ、哀れ、温かさと幸せ、政治と人心など、現代にもそのまま通じる鮮烈で純粋な表現に集約したこの作品の作(原作及び脚本)・演出・キャスティング、演技、殺陣、照明と音響の効果、舞台美術、裏回りスタッフの対応迄含めて良い作品に仕上がっているというべきだろう。
恋 其之弐
吉野翼企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/07/01 (水) ~ 2015/07/05 (日)公演終了
満足度★★★★
演出と内容が好相性/約110分
妖しさを強調した演出によりこの世ならざる雰囲気をたたえた舞台に、アイデンティティを求めてさまよう亡霊のような男女の話が見事になじんで、実に見応えがありました。
ネタバレBOX
惜しまれるのはギターの弾き語りによる最後の歌。
内容が通俗的で岸田世界に合わず、私には蛇足に思えた。
掉尾を飾っていることもあり、劇全体があの歌へと収斂され、矮小化されてしまった印象。
ところで、あの歌の詞は岸田の作なのだろうか?
直感的に他人の作だと私は感じましたが、もし間違っていたらごめんなさい。