最新の観てきた!クチコミ一覧

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Leo of hearT〜怪盗レグルスからの予告状〜

Leo of hearT〜怪盗レグルスからの予告状〜

BIG MOUTH CHICKEN

ウッディシアター中目黒(東京都)

2015/07/07 (火) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

怪盗もの良ミステリー
とても良質のミステリー作品だと思います。
まず脚本が良くできていたと思いますし、舞台美術も◎。
個性的なキャラクターたちは存在感があって良かったです。

かなりコメディ寄りの雰囲気なので、そのノリが合わないと楽しめないかも。
ただし、謎解きの部分はしっかりしていると思います。
不自然だなぁと思っていたところがきちんと伏線になっているあたり上手いなと思いました。
ちなみに犯人当ては見事に外した!(笑)
(半分は当たってたけど・・・)

ネタバレBOX

気になった点
・向坂は椿が現れた時点でなぜ報告しなかったのか?
・男女が同じ楽屋ってありえるの?
・頭をはたくだけの単調なツッコミが多かった
・今泉、過去泉、未来泉の3人が何言ってるのか聞き取れないことが多々(わざとだと思うけど)

ノックスの十戒がふと気になったのだけど
「探偵自身が犯人であってはならない。ただし犯人に変装するなどの場合は除く。」
おお、ちゃんとクリアしてる!





[memo]
予告現場に新人刑事1人しか寄越さなかったのは、
警察は予告状が身内の出した偽物だと分かっていたため。
 →レグルスの出す予告状のフォーマットと明らかに異なっている

予告状を出したのはオーナー。話題になるから。
パジャマ姿のオカマがオーナー。
 →劇場から出た人は居ないという証言より。

ティアラを盗んだのは椿に変装したレグルス。
予告状が偽物であることを説明するために椿が予告時間とサインを書き込む
 →正式な予告状になる
 →オーナーに猿ぐつわをして話せないようにしたのも椿だった

時間が無いのでみんなで探す。その混乱の隙にレグルスは脱出。
結局ティアラは盗まれ、舞台で使うことが出来なかった。
第十夜「路地裏奇談」

第十夜「路地裏奇談」

有末剛 緊縛夜話

ザムザ阿佐谷(東京都)

2015/07/12 (日) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★


緊縛の単独公演は初めて。妖しく、そこはかとなくエロスがあり、はまりそう。

居酒屋『夢の郷』殺人事件2015夏

居酒屋『夢の郷』殺人事件2015夏

居酒屋「夢の郷」☆製作委員会

居酒屋「活鮮旬菜 夢の郷」(東京都)

2015/05/31 (日) ~ 2015/07/20 (月)公演終了

楽しいぞ
今回は2公演拝見。あっという間の90分と、交流会です。行かなきゃ損です。もちろん、後半戦もゴー!

15 Minutes Made Volume12

15 Minutes Made Volume12

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/14 (火)公演終了

満足度★★★

盛りだくさん!
すべて初見の劇団さんでした。いろんな劇団さんの作品を一度に観られるのは良いですね。

各作品の個人的な満足度
Mrs.fictionsさん★4
20歳の国さん★2
MUさん★3
第27班さん★5
ジエン社さん★3
シンクロ少女さん★4

なにか余韻を残す系の話が多くて、スパッと明快に終わる話が無いなぁと思っていました。
アフタートークで「20分あればかなりちゃんとしたものが作れる。15分だと少し足りないのでいかに削るか」みたいな話をされていたのを聞いて納得しました。

私が観た回は冷房が効きすぎていてとにかく寒かった!
手がかじかむくらいに寒くて後半は観劇どころでは無かったです・・・。

ネタバレBOX





[memo]
Mrs.fictions
 幼稚園?の子供を殺したい。
 昆虫図鑑の上から虫を食べさせられる。タガメ
 ダイナマイトの入った箱にタバコを投げ入れる。
20歳の国
 サッカー部の引退試合で大敗してから疎遠に。
 マネージャーの結婚式で再会。globeの曲を歌う。
MU
 HMG。エロを取り締まる。
 すき家でヤるカップルとレビュアー。
 コナンがドピュッシー。
第27班
 かち割り、ポテト、ケバブの出店三兄弟。
 前髪切りすぎた幼なじみを慰める。憧れの人?と夏祭りデート。
 幼なじみは目が見えない?
ジエン社
 死んでるさん。自転車
シンクロ少女
 妻が部下?と不倫。作家が問いただす。
 作家の隣でセックス。
みんなの宅配便

みんなの宅配便

EPOCH MAN〈エポックマン〉

明大前KID AILACK ART HALL 5F ギャラリー(東京都)

2015/06/27 (土) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

小角まや(♀)×小沢道成(♂)バージョン
当日券にて観劇。小さい劇場だったのでキャンセル待ちでしたが幸運にも観ることができました。

まず目を引くのが、もう一つのバージョンでは全て紙で表現していた小物たちが、こちらのバージョンでは全て本物になっていました。
他にも口で表現していた効果音がこちらのバージョンではきちんとしたSEが使用されている、といった違いもありました。

実物を使ったセットだと、ステージ上に見える押し入れの中の乱雑な状況が桐子の精神状態を表しているようで、
開演前からメッセージを放っているように感じました。
2バージョンの観劇順によってはその感じ方も違っていたのかな?と思うとこの演出はとても効果的だったのだと思う。

桐子のでたらめな距離感や佐竹との噛み合わない会話がおかしみでもあるのだけど、
桐子の抱える孤独感や不器用さに愛おしさを感じる以上に怖さを感じてしまいました。
ラストが前向きな締めになっていたのは救いがあって良かった。

Full Of Liars!

Full Of Liars!

劇団ICHIGEKI☆必殺

シアターブラッツ(東京都)

2015/07/02 (木) ~ 2015/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

まさかの展開!?
基本はホラーサスペンスですが、コメディとしてもしっかり笑いが取れていたと思います。
雰囲気は割と好みだったのですが、ラストは投げっぱなしにせず何かしらの結末が欲しかったですね。
なんかモヤモヤします(笑)

個人的には舛花さんの存在が良かったです。
コミカルなシーンでのはっちゃけぶりが面白かった。
そして観客のミスリードを誘うような演出が◎

ネタバレBOX

まさか、あれだけ登場人物が居て、全員(悪魔?意外)死ぬとは思いませんでした(笑)





[memo]
死者(妻?)を生き返らせるために人を殺す兄妹、
儀式?のために生け贄を探す男性らによって登場人物が殺されていく。

舛花はストーカーに殺されたウルミの相方の幽霊?
生きていた頃の記憶が無い。
実はストーカーの方だった。一緒に島を脱出しようとしていた木賊を殺害。

ストーリーテラー的存在の烏羽は悪魔?

最後に生き残った常磐(兄妹の兄)と舛花が殺し合う。
ラストは観客のご想像にお任せします的な締め。
そして、リンゴの木の下で・・・

そして、リンゴの木の下で・・・

演劇企画アクタージュ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっという間でした
始まる前の挨拶で約100分と言っていたので長いなーと思いましたがあっという間に終わりました!
すごく楽しくみれました(^_^)

最初はコメディなのかと思ったら最後は泣いてしまいました。
また次回作期待してます!!

玉子物語

玉子物語

Q

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/15 (水)公演終了

満足度★★★


100分。

ネタバレBOX

玉子(たまこ)という女性のアパートでの話。

物語性に乏しい舞台。物語性低めで良いけど、シーンシーンの面白さは保ってほしいかなと。「永遠に~」のとことか、家賃滞納している女のとこは好きだけど。

中身が大事なのはわかった。
トランスイマー【満員御礼。ありがとうございました!】

トランスイマー【満員御礼。ありがとうございました!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ!
↑お決まり台詞をそのまま書くと 哲太に失礼だったかも 編集させて頂きました(^^;


冒頭の集合無意識についての説明から テンポよく 小気味よく 良かったです☆
作りがスゴイなって思いました。


主人公:里子(森島縁)の オタク女子というか いっちゃってる系の特徴をよくつかんでいる その好演っぷりと (あそこまで表現できるのってスゴイ・笑)
瀬戸:カウンセラー(関幸治)の演技と。
幼馴染の哲太:(工藤佑樹丸)の安定感。
哲太という名前がキャラにも見た目にもピッタリだったこと。
榊木並さんは 以前見た他の作品で 良い役者さんだと気になってた方でした。
ほか役者さんも魅力的☆

ネタバレBOX

良い思い出で別れた彼との トキメキ記憶を 心理学と夢を使って塗り替えよう!というお話し。
しかし 実際は別れておらず。里子の無意識のなかでは なぜか彼と別れた事になっているという。
これらは 里子のマリッジブルーが引き起こした話だったらしい・・・。
(実際は彼と上手くいっていて むしろ婚約中)。


いっぱい良いところがあったのだけど
後半は同じやりとりの繰り返しで ちょっと退屈になってしまったことと。
ラスト里子は 現実の世界が現実である事に気づいたのだけど、その変化があまり変化を感じられず、ラストがちょっと物足りなかったこと。


イキウメの前川大さんでしたかな? その人の脚本を ちょっと思いだしました。
なんでかわからないけど 作り込みの細かさとか うーんと唸らせるところとか 見事感が近いものがある気がします。
(あっヘンな意味ではなくです^^)。


あと席が増席なので おしりが痛かった事と 端っこで『この席嫌だろうなお客さん・・・』と心配そうに 脚本:演出の春陽漁介さんが 最後まで気にしてくださったこと。
お気づかいは嬉しい でも やっぱりあの席は嫌でした。
当日券で500円高くして入ってるのに。


『スイマー』と関連して作った作品とのことでしたが
『スイマー』も実は気になって観にいけなかったため 観劇出来て良かったです。
『ト音』も行きたかった作品でした。
ファーマーズROCK

ファーマーズROCK

劇団みゅーじかる.321♪

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/07/10 (金) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

配役が素晴らしい。
歌有りダンス有り殺陣有り。
スピード感がとにかくすごかった。
出演者が多いのに舞台が狭く感じられず
ダイナミックで見惚れた。
前回も今回もDVDだけでなくCDも製作して欲しい。
西原さんの歌声が特別大好き。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/07/09 (木) ~ 2015/07/13 (月)公演終了

満足度★★★★

カラフル
チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。100分。

ネタバレBOX

白雪姫(渡辺実希)の若さと美しさを呪ったママハハの女王(佐々木豊)は狩人(渡辺望)を暗殺に仕向けるが狩人は白雪姫に女王の乱心を告げ、森の奥へ逃がす。力尽きて倒れた白雪姫を、多重人格の少年(加藤晃子)が助け、同居が始まる。白雪姫の生存に気づき、女王は老女に扮して白雪姫を殺そうとするが、白雪姫のママハハへの想いを知った女王は身を引く。二人だけの平穏な日々の中、脚を負傷した隣国の王子が来居する。少年は拒むが姫は王子を受け入れる。回復した王子は姫への想いを打ち明け、国に来るよう誘うが、少年に殺されてしまう。そして、王子に別れを告げ家に戻ってくるという姫を、少年はナイフで殺してしまう…。

初演を見ているので、カラフルverを観劇。初演時よりも見やすくなったせいか、舞台の面白さがダイレクトに伝わってきた。
自分を殺そうとしたママハハへの愛を求める白雪姫とその気持ちにやられる女王の構図や、孤独と弱さから他人格を作り出した少年と、まっすぐな気持ちをもつ姫とのズレとか、見せ場見せ場もしっかりしてた。

カラフル版だけあってか、照明の使い方もよかった。少年が鏡を壊しまくるシーンは好き。
15 Minutes Made Volume12

15 Minutes Made Volume12

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

隙がない6団体、笑いが強い回
隙がある「すき家」の話はありましたが・・・
初観劇のジエン社さん27班さんも含め、どれも個性的で楽しかった。
前半の締めがMU,後半はシンクロさんと好きな劇団が
期待以上の笑えて、劇団さんらしい作品を見せてくれました。
性癖話は下品じゃなければ男女で笑いが起きますね
最初のfictionnsさんの静かな入りに二十歳の国、の青春話は
27班の上手い恋愛話(切ない)とバランス良い感じで
15分になった理由も知る事が出来ていい回でした。
終わりの回でのMUも再度笑わせてくれましたよ

ファーマーズROCK

ファーマーズROCK

劇団みゅーじかる.321♪

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/07/10 (金) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽最高!!
千秋楽に参加させて頂きましたが、とても良かったです。アンコールもあり、関西オールスターズ勢揃いといった感じでした!ヘップホール期待しています!!ミュージカル的な要素が皆を引き付けていました。

自由を我らに

自由を我らに

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/07/07 (火) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった!
言葉で遊んで、憲法で笑えるなんてすごかった。でも、ラストは予想通りな感じで、良い意味で裏切ってほしかったかな。

まめ芝。その捌

まめ芝。その捌

まめ芝。事務局

ワンズスタジオ(東京都)

2015/07/11 (土) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1535(15-223)
15:30の回(晴、熱)。

15:32受付(1ドリンク)、開場、ベンチシート席(満席)。

2013/6の獣の仕業「助ける」以来の「まめ芝」公演、会場にはもちろん斉藤さんがいらっしゃいます。

「シックスペース」のみ、以前、観劇していまして「吟遊演舞/オロチ(2014/9@pit)」から4公演目。先週は新宿眼科画廊での公演を観ました。

15:34前説(休憩なし)~

しむじゃっくU-22「えっと。」20歳ver.。
22歳以下の若手対象WS企画だそうで、できたてほやほやの大学生5人。開演~16:04。自分を伝えるプレゼンというのはなかなか(実社会では)難しいのか、会社では意外と物怖じしない若手が多いように感じています。
16:07

トンプソン「手羽先に鶴」「桃と動物と私」。変形日本昔話的な構成が面白く、役者さんのほんわかしたキャラクターも相性がよかったです。
16:37

シックスペース「吟遊演舞/オロチ」。
もともとこの作品が出会いなので久しぶりの再演となります。
生声による唄と舞が「叙事詩」らしさを引き立てています。
16:47~挨拶17:25



ペール・ギュント

ペール・ギュント

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2015/07/11 (土) ~ 2015/07/20 (月)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい…
作品は、たいへん有名でもその内容は漠然としか知らなかった。横浜まで、出かけてゆくのが面倒で、当日券となったが運よくかなり前の席だった。

最初の場面は、少しなじめなかったが、時間をおって興味深い場面が増えていく。最後には、人生の深いなぞに迫るようで感動的であった。よいものを観た。

ネタバレBOX

イプセン現代劇集にならぶ傑作選は,いずれも夢も希望もないような社会悪とか,家庭内問題を,見事にえぐったような作品が多い。それに比べると,『ペール・ギュント』は,どこか夢物語で,童話的である。比較的若いうちに,イプセンが,まだロマンチックな面を持っていた頃の戯曲だからだろうか。たしかに,この『ペール・ギュント』で,イプセンが世界中に認められ,大成功を収めた。きっと,この作品を心に,その後の名作が生まれていったのだろう。

冬が過ぎ,春も去る,夏が来て,今年も暮れた。いつか,あなたは,私の胸に戻って来るであろう。約束どおり,私は,いつまでも,いついつまでも,ペール・ギュントを待っている。ソールヴェイが,長い物語の終盤で,老いて,やつれて,それでも,夫を待っている姿に,涙をそそられる。

イプセンは,比較的長生きで,人生の後半に有名な戯曲をたくさん残している。しかし,仮にもっと早く人生から退場していたならば,彼の傑作は,『ペール・ギュント』だったのかもしれない。そして,この作品は,彼自身が社会的に浮上していくまでの多くの苦難を,挫折を,怒りを,悲しみを一番正直に伝えているような気がする。今回の上演をずっと観ていて,ふとそんなことを思った。

『ペール・ギュント』は,夢の中のおとぎ話的で,実際に,メーテルリンク『青い鳥』のような,象徴主義的な雰囲気が多用されていたことに気が付いた。だから,トロルの話などもものすごく念入りだった。実は,トロルのようだとか,トロルだったら,とか,イプセン作品ではときどき耳にする。しかし,トロルそのものが,妖怪なのか,死霊なのか,さっぱりわからない,といつも思っていた。今回,その謎が,少し解けたと思っている。

五月のときには,新国立劇場で,『海の夫人』を観た。ステージは,かなり広く,デラックスだったが,イプセン作品は,ほかの劇場では,ほとんど目と目が合うような,息が伝わるほどの,小劇場,小舞台が多い。『海の夫人』は,ある種のゆとりのためだけに,あのバカでかいステージが用意された。しかし,『ペール・ギュント』は,少しちがった。大きな,大ミュージカル的な舞台が必要だった。想像力で補うような大スペクタクルも,今回の演出でわかり易くなる。

この『ペール・ギュント』は,とても良い演劇だと思う。最初は,爆音でびっくりさせたり,出演者の中でadidasジャンパーを着ていて目立ってしまっていたり,やたら卑猥なシーンが続いたり,やや引いてしまった。しかし,そのような前半の場面も,母親との死別場面などに至ると,だんだん落ち着いて来た。シースルーのビニールシートなどの大げさな演出にも,だんだん慣れてゆく。『ペール・ギュント』,現代的な演劇,とてもクール!だった。
非龍伝

非龍伝

非シス人-Narcissist-

サンモールスタジオ(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

すごい迫力・・・
ナルシストの作品は、毎回すごい迫力がある。山崎は、妻も子どももいる中卒の機動隊長だ。しかし、その妻は学生運動家のリーダーで警察側のスパイを企むのだ。

なりゆきで、子どもまで作るが、最後には国会まえで夫婦決闘の場面になる。妻は、なぐり殺され、あとにはかつとしという名の少年が残る。勝利に何の意味があるか。

だいたい同じようなメンバーで、つか作品が多いが非常に完成度が高いと思われる。政治的にとくに偏向しているわけでもない。つか作品の魅力にこだわっている。

蒲田行進曲にも、兄弟子の女をあてがわれ、苦悩する男が出てくる。これと、テーマは似ている。なんだか、物悲しいが、共感する内容に惹かれるようだ。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/07/09 (木) ~ 2015/07/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

よかった!
演技も、脚本も、演出もすばらしいの一言!満足して帰って、家族に熱く語ってしまいました。

トランスイマー【満員御礼。ありがとうございました!】

トランスイマー【満員御礼。ありがとうございました!】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2015/07/08 (水) ~ 2015/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ロングラン希望!
相変わらず薀蓄を絡めてくる切り口にニヤリとさせられる、スタイリッシュで楽しい作り。
次から次へと、アイデアがよく湧き出てくるなぁといつも感心してしまう。もっと注目されていい安定感と独自性を打ち出している劇団です。

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

僕の中にある静けさに降る、騒がしくて眩しくて赤くて紅い雪

天幕旅団

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/07/09 (木) ~ 2015/07/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

カラフル版
本当は両方観たかったが、初演を観ているのでカラフル版を観劇。
文字通りカラフルな舞台で衣装も大変美しい。
初演の時も、毛糸の赤い血やゴムで形作る鏡の枠などに感動したが
今回のアイデアもまた素晴らしく繊細で効果的。
スローモーションの安定感と美しさ、計算された緻密な動き、
音響と照明の効果も素晴らしく
スピーディーな展開であっという間に平和な日常は崩壊する。
初演の時は「日常を喪う怖ろしさ」が印象に残ったが、
今回のカラフル版でビシビシ伝わって来たのは
「守ってあげられない自分、守ってもらおうと思っていない女」に対する
絶望と怒りだった。
“大人の男”としての王子に対する嫉妬と敵意をむき出しにした小人の心情が超リアル。
ハッピーエンドどころか誰もハッピーにならない白雪姫、でも私はこの方が断然好きだ。

ネタバレBOX

一段高く四方囲み舞台が設えてあり、色とりどりの布が敷き詰められている。
舞台下、四隅には小道具が整然と用意されていて、この劇団らしい几帳面な印象。
登場した4人の役者さんはみな裸足で、それが布を敷き詰めた床に相応しく柔らかい。

女王も白雪姫も、そして七人の小人もストールで装う。
特に多重人格の小人はストールの色で人格を表現、めまぐるしい変化が
視覚にも訴えて来る。
モノクロ版では表に出すまいとする感情がくっきりと浮かび上がった。
カラフル版では人の心の多様性に焦点が当てられているように感じた。

“多重人格の小人”という衝撃的な設定の素晴らしさはそのままに、
そうせずにいられなかった小人の孤独と、それ故に白雪姫を失いたくないという欲望、
王子に対する敵対心や、自分を子ども扱いする白雪姫に対する怒りと悲しみが
プリズムのように現れるところが素晴らしい。

女王が己のしたことを悔いてとどめを刺さずに立ち去るところ、
本当は継母に愛されたかった白雪姫の、指先まで神経の行き届いた動きの美しさ、
王子の善人というだけでない、どこか小人のコンプレックスを見透かしたような
勝ち誇ったような上から目線、
それらがキャラに奥行きを与え、登場人物を一層立体的に見せる。

冒頭に逮捕された小人を提示し、そこから時間を巻き戻す構成が成功して、
“サスペンスファンタジー”の名にふさわしい見事な本歌取りになっている。
このあっと驚くような、それでいて極めて人の心に忠実な設定こそが、
天幕旅団の真骨頂で作・演出の渡辺望さんの豊かな発想力が存分に発揮されている。
衣装のセンスの良さや効果的な照明も相まって、チーム力の高さも天幕の魅力だ。
舞台の下で待機している時の、あの表情もまた見たくなる4人なのである。

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