
ハリー・ポッターと呪いの子
TBS/ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2022/07/08 (金) ~ 2026/04/29 (水)上演中
実演鑑賞
ハリー・ポッターらの子ども世代がホグワーツに入学するところから物語ははじまる。原作か、せめて映画にひととおり目を通しておかないと楽しみにくいと思う。さすが赤坂ACTシアターを事実上の専用劇場にしているだけあって、舞台装置も大がかりで豪華。演劇でもあり、ショーでもあるといったところか。ストーリーも面白く、娯楽体験としてレベルが高かった。

最高の家出
パルコ・プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2024/02/04 (日) ~ 2024/02/24 (土)公演終了
実演鑑賞
高城れにが主演。家出した主婦が迷い込んだ先の劇場では、ひとりの客のためにいつまでも演劇が行われていて……という不思議な話。SFともいえるような愉快な設定で、展開も楽しかった。単に面白いストーリーというだけでなく、脚本の三浦直之なりの真摯で丁寧な思考をセリフから聞くこともできたのだけど、物語の核心に触れそうなのでネタバレ欄へ……。

ヒロッパ
浪花グランドロマン
ウイングフィールド(大阪府)
2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽日観劇。
マクベスから仮面ライダーアマゾンまで、様々な作品をごった煮…
もとい、オマージュした、ヘンテコ奇天烈、ユメ😌💤の様な物語💕
のモヤの先のモヤの先には🤔?
魔女🧙♀️が3人?いや4人?
やっぱり良く分からなかったけど、面白かった🤩
なんじゃこりゃー😆なのに楽しい🥰

流れんな
iaku
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
貝毒で名物貝漁が停止中の港町の食堂、貝を使った町起こし企画、
選択肢のない姉、自己中&攻撃的な妹と意味不明な夫、幼馴染みと企業人…
行き場のないエゴと、八方塞がりの閉塞感に、胸を締め付けられる😢
異儀田夏葉さんの表現力、感情の揺さぶり、凄かった🤯
良かった。

暁光の魔女と明日の軌跡
少年ピカレスクロマン
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2024/07/19 (金) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇
寒村離島の病院、奇天烈な看護師、元気一杯の患者、でもそこは魔女の巣窟だった?
少年Pが贈る、何ともブッ飛んだ病院七不思議&混沌溢れる世紀末物語🧙♀️
思い込みで🤯世界を救おう⚔️
ハチャメチャだけど、メッチヤ楽しい🥳
面白かった🤩

S高原から
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
平田オリザ『東京ノート』と並ぶ、いわゆる「静かな演劇」の筆頭格。結核に似た架空の病気療養のためのサナトリウムが舞台。患者、見舞い客、看護師、医師らのやりとりは劇的な展開を生まず、ただ淡々と時間が過ぎる。ところどころに展開のタネのようなものは示されるが、それは最後まではっきりと開花しない。「静かな演劇」は、このような構成が「ゆるい」戯曲とセットで生まれるのだな、とよくわかった。

すべての人に可能性があります!
TheNextOne企画
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2024/07/19 (金) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽日観劇。
父の探偵事務所を継いだ美幸だが、何でも困り事を引き受けてしまい…
会う人からはウソの匂いがプンプン👃
良いウソ、悪いウソ、様々なウソが織り成す、チョッと心がホッコリするドタバタ推理コメディ愉しっ😆
脚本:湯浅崇さん、演出:上田一軒さんという、超豪華なタッグによるシニア劇団さんの旗揚げ公演!
とても楽しませて頂きました。
次回も応援しています。TheNextOne企画頑張れ!

流れ星
劇団ブルア
新開地アートひろば(兵庫県)
2024/07/20 (土) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日観劇。
夫が亡くなり、突然魔法使い🧙が…
夫との結婚は過ち!?
その結婚阻止の為、🧙と共に、2人が出会う1970年にタイムスリップ!
学生運動やヒッピー、アットホームな下宿屋を舞台に良き昭和の心暖まる物語🥰
笑って笑って涙溢れるハートフルコメディ💓泣けた😭
良かった💕
ブルアさんは旗揚のモンタージュ、前作の大地、に続き3度目の観劇、どれも情感あふれる公演でしたが、今回は宅間さんの脚本(とても観たかった演目)ということもあり、後半畳み込む展開が胸を締め付け💓、ボロボロ泣かれる方が多数。私も思わす…泣きました😭
とても良かったです💕
追伸、因みに今までCorichに情報が上がったのが、旗揚と今回のみの様なので、できれば毎回情報を上げてもらえると、見逃しがなくて、嬉しい💕

木ノ下歌舞伎 勧進帳
木ノ下歌舞伎
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2023/09/01 (金) ~ 2023/09/24 (日)公演終了
実演鑑賞
名作「勧進帳」を木ノ下裕一が補綴、杉原邦生が演出。ラップや電子音のBGMで「勧進帳」の世界がわかりやすく描き出される。シアターのほぼ中央に細長い舞台をつくり、それを挟んで客席をつくるという珍しい構造だった。義経一行と富樫ら関守は基本的に向き合う恰好で話が進んでいく。服装も言葉遣いも現代風でありながら、「勧進帳」のエッセンスが取り入れられている。この舞台では富樫が怪しい山伏の正体を見抜いていたのか、考え直すのも面白いと思う。

日本文学盛衰史
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/30 (月)公演終了
実演鑑賞
高橋源一郎の同名小説の舞台化。名だたる文豪たちが次々に登場、ナンセンスなやりとりを繰り広げ、最後には日本文学の未来へも思いを馳せる。腹を抱えて笑いつつ、文学の未来を真剣に考えたくなるハイクオリティーな演劇だった。夏目漱石や太宰治の名前がなんとなくわかるだけでもじゅうぶん楽しめる。もちろん文学の知識があればあるほど面白みが増す、味わい深い舞台でもある。

劇団帰燕旗揚げプレ公演第2弾朗読劇『ひまわり』
劇団帰燕
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/07/30 (火) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

ムーミン谷の夏まつり
日生劇場
日生劇場(東京都)
2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
全てちっちゃな動物は尻尾にリボンを着けなくちゃ!
そうリボンをね、尻尾にさ!
スナフキンの吹くこのハーモニカの歌の詩だけで感性がずば抜けていることがよく分かる。原作者トーベ・ヤンソンのこのセンス。
子供の頃、アニメ(多分1972年版)に夢中だった訳だが、原作も少し読んだ記憶がある。アニメと全然違っていて驚いた。何か妙に深層心理に引っ掛かってくる世界。日本だと『冒険コロボックル』や『ゲゲゲの鬼太郎』になるのか。幼年期の虚構世界の記憶は永らく人間に影響力を持つのだろう。
原作は『ムーミン谷の夏まつり』。火山が噴火して大洪水が起こり、ムーミン谷は水没してしまう。一家と仲間達はムーミン屋敷が水没する前に流れて来た化け物屋敷に移り住む。
人形劇団ひとみ座、出遣いにて上演。人形美術は勿論小川ちひろさん、看板女優の松本美里さんはちびのミイ役。
ムーミン人形を持っている子供達が多くて嬉しい気分。上演後の客席へのサーヴィスは皆大喜び。

(株)デスゲーム工務店
電動夏子安置システム
赤坂RED/THEATER(東京都)
2024/05/29 (水) ~ 2024/06/02 (日)公演終了

ゴツプロ!第九回公演『無頼の女房』
ゴツプロ!
本多劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了

涼月の記
日穏-bion-
テアトルBONBON(東京都)
2024/07/24 (水) ~ 2024/07/28 (日)公演終了

"Gouche"
PANCETTA
小劇場B1(東京都)
2024/07/31 (水) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
セロ弾きのゴーシュをモチーフにした話。ミュージカル部分多め。子供でも楽しめるようにしてあり、夏休みの家族向けという感じ。

魚雷モグラ’24
ウラダイコク
みらい館大明ブックカフェ特設ステージ(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

息子
劇団演奏舞台
演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)
2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了

はやくぜんぶおわってしまえ
果てとチーク
アトリエ春風舎(東京都)
2024/08/01 (木) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
昨年上演された作品が早くも再演、とのこと。僕は初見でした。タイトルから連想するのは「我慢を強いられていることへの耐え難き怒り」で、それを思うだけでも胸が痛い。
舞台は、私立の女子校(中高一貫校?)の教室。放課後を過ごす五人の生徒と一人の教師による会話劇。校内のイベント「ミス・ミスターコンテスト」が突如中止になり、その話題と、生徒たちの日常を綴りつつ物語は進んでいく。

PLAY!!!!!〜夏の夜の夢〜
CHAiroiPLIN
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
原作はシェイクスピアの『夏の夜の夢』。余談ですが、昔は夏季になると『夏の夜の夢』上演が増えた印象があるのですが…、最近はそうでもないのかも。作品は「おどるシェイクスピア」シリーズ、ダンス公演にリクリエイション。群舞シーンも多く、華やかな見応えもありました。