最新の観てきた!クチコミ一覧

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穏やかな罅

穏やかな罅

サンハロンシアター

OFF OFFシアター(東京都)

2024/08/29 (木) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

役者さんも観客もシニアの割合が高い舞台。シニアには身につまされるエピソードばかりで、う~んと考えさせられます。みんなお星さまになっちゃえばいいのに。

Re: プレイバックpart3

Re: プレイバックpart3

劇団チャリT企画

駅前劇場(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/07/02 (火) 19:30

座席1階A列11番

公演初日に最前列で鑑賞。

コメディーとトラジディーの入り混じった展開は劇団チャリT企画らしさが感じられ、「軍隊が守るものは何なのか」を教えてくれる秀逸な作品でした。

「推し」の本宮真緒さんが本当にお美しい。

世界 、

世界 、

演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/03 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
現代社会の暗部を抉り出した観応えあるSF作品。第四次世界大戦以降、厚い雲に覆われ太陽が見えなくなった世界。そんな環境下においても 人間社会の不平等や不寛容は存在する。いや不自由で生活苦だからこそ、その意識は剝き出しになる。そんな人間(個人)と社会(政治)の不都合(暗部)が鮮明に浮かび上がる秀作。
因みに、厚い雲に覆われ太陽が見えなくなった原因は、原爆等 人間に制御不能な新兵器の影響を想像してしまう。

表層的には、骨太で重厚な雰囲気を漂わせているが、随所に笑いの場面を鏤めるなど飽きさせない工夫をしている。舞台美術・技術が見事で、その妖幻といった雰囲気が物語を支えているといっても過言ではないだろう。勿論 内田健介さん、松本紀保さんを始めとした役者陣の演技力は確かで、圧倒的な熱量で物語へ惹き込んでいく。週末、台風の中 出張がなければ もう一度観たかった。
(上演時間2時間 休憩なし) 

ネタバレBOX

舞台美術は、気鋭のロープアーティスト・緊縛師である、一(はじめ)鬼のこ氏による赤い縄を天井まで張り巡らせた蜘蛛の巣 状のオブジェ、その中心部に光る球体。そして収納型の箱馬がいくつか置かれている。全員この赤い縄を(スカーフのように)首に締めており、いろいろな(例えば自縄自縛といった)意味を持たせているようだ。

当日パンフに梗概が記されているが、それによると1000年前に第四次世界大戦が勃発し、厚い雲に覆われた国(王制)が舞台。お金以上に光の鉱石が重宝されており、その光石はマリシテン財団が所有する土地でしか採掘されない。国が財団から光を買い取り、国民に配給している。光は暮らしや動植物の成長に不可欠なもの。月に一度、社会的地位や職種、労働の量によって光の分配が決まる、というもの。

規則・規制の順守、その秩序が守られなければ国は崩壊する。その理屈はもっとものようだが、そのルールは誰がどのような手続で決めるのか。王制といっても 光石がなければ暮らしは成り立たず、実質的な生殺与奪権は財団が握っている。財団の思惑は国をも動かす。翻って、企業献金を始め 色々な資金集めに汲々としている政治(家)、利権に群がる富裕層もいれば、生活苦に喘ぐ貧民層もいる。政治はどこを向き、進もうとしているのか。一方、人の心情を覗いてみれば、嘘偽り、甘言を弄し惑わす。そして嫉妬や羨望が渦巻く深淵が透けて見えてくる。

神の存在を信じるか否か。同じ王宮で働く下男のキーチ・カワウチ(内田健介サン)とエタ(奥田務サン)による存在・非存在の議論は、悪魔の証明を思わせる緊張と迫力ある場面。神の存在を信じるエタ曰く、1000年もの間 戦争はなく平和に暮らしてきた。それは神の御加護だと。平和であれば多少の生活苦など…その次元の異なる屁理屈が怖い。法の制定と施行を順次行なう国(王)の施策と早急に制定・実施を迫る財団の思惑。そこに絡む風評やデマを厳しく取り締まり、財団への批判をかわす。インターネットの普及によって情報の真偽を確かめる術が難しくなった状況に重なるようだ。そしてコロナ禍を経て不寛容で無関心といった風潮が…。

舞台は、時代や場所を特定させないためにSF。しかし描かれているのは まさしく現代である。登場するのはカワウチ一家・王と大臣・財団で、そこには国民・為政・企業団体といった姿を重ねる。そして衣裳も それぞれ簡素な貫頭衣・上質な白服・黒スーツといった違いで表す。照明は薄暗い中で球体に光を灯す、そして鐘の音で一人ひとり退場(逝去)するラストシーンが実に印象的だ。
次回公演も楽しみにしております。
『大洗にも星はふるなり』

『大洗にも星はふるなり』

ゴツプロ!

「劇」小劇場(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2024/08/29 (木) 19:00

価格4,500円

ゴツプロ青春の会!台風に負けず観劇して参りました。
「江の島」だけど、舞台は茨城県の大洗の「海の家」です。ひと夏の思い出には「恋」がつきもの。
海の家に共に働く「江里子」に惚れこむ7人の男たちが繰り広げる妄想バトルは必見です。
物語の随所に笑いのエッセンスが散りばめられていて、思春期男子が考えそうな想像力を見事に体現してくれていますよ。

ネタバレBOX

舞台となる海の家「江の島」がしっかりと作り込まれていて好印象。
思わずアイスが食べたくなるような、シーズンぴったりのお芝居だったと思います。
キャストも個性豊かな雄雄しいメンツ。癖が強くて、皆ボケるわ騒ぐわで大混戦‼くだらない事で大笑い出来る温かさが魅力的。手紙で江里子に呼び出されたメンズは「誰が江里子と結ばれるか」で彼女への愛をユーモアいっぱいに語りだします。ストッパー役だった弁護士もまさかのキャラ変。配役が持つ理想と現実への対比が上手です。

初見の劇団でしたが、内容はとても分かりやすく雰囲気の良い空間を作り出していたと思います。
脚本に関しては、笑いで盛り上がって熱量が上がっていく半面、妄想・勘違いにピントが当たり過ぎて、微妙な間が生まれてしまったり、独りよがりな演技が長いと観客側も飽きてしまうかな…と懸念点がありました。
天使のように微笑んで 財布なくしてガム踏んで

天使のように微笑んで 財布なくしてガム踏んで

株式会社NLT

博品館劇場(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

オムニバスのコント作品。客を選ばないストレートな笑いの中にも、作演出の上田さんのセンスが光っていて見ていて気持ちがよかった。

ニルバナナナノニ

ニルバナナナノニ

発条ロールシアター

中野スタジオあくとれ(東京都)

2024/08/29 (木) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

風変わりな人、訳アリの人の集まりでした。

ネタバレBOX

登場人物が順に出会い、一緒に住むようになるのですが、その成り行きが自然でなく、違和感がありました。「煮るバナナなのに」ではなく、「ニルババナナナノニ」であることが気になりました。バナナが出てきましたが、煮たものではなかったのです。あんぱんと一緒に出てきた「お茶」の味も気になりました。
異説 東都電波塔 弐 〜 永遠なれ、星の樹

異説 東都電波塔 弐 〜 永遠なれ、星の樹

劇団GAIA_crew

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。演出最高でした。2時間半を超える長丁場の舞台ということもあり、役者さんも大変だったでしょうが観ているほうもかなり体力を使いました^^ 新興宗教のグルの方、途中独演会のような状態でしたが、いやはや、よくあれだけのセリフを覚えられたな…と思いました。これからスカイツリーを見るとき先っぽがちゃんとあるかチェックしちゃいますw

おかしな二人 女性版

おかしな二人 女性版

劇団つばめ組

池袋シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2024/08/22 (木) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

アメリカシチュエーションコメディ 面白かった〜!演者も美術も衣装も良かった

妖怪大参列

妖怪大参列

劇団 枕返し

OFF OFFシアター(東京都)

2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

妖怪もので不思議な雰囲気で最後まで釘付け。人魚さんがよかった!

星を追う人コメットハンター

星を追う人コメットハンター

劇団銅鑼

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/08/29 (木) 14:00

座席1階A列15番

価格5,000円

「親友っていいね!」「繋がりの大切さ」もらいました‼️

1959年生まれの私はアメリカNASAの月計画アポロ計画にも影響され、当時今では考えられない位の宇宙ブームの中で育ちました。小学校の頃から天文少年だった私は、図書館や書店で立ち読みしていくにつれ、素晴らしい貢献をされたアマチュア天文家の方々が少なからず日本にいることを知り、感激感動しました。

本田実さんは、まさにその先駆けとして、日本のアマチュア天文学をリードしてきたお一人です。幼い頃をむさぼり読んだ天文の雑誌などから、本田実さんのエピソードは頭の中に入っていました。それが21世紀の令和6年の夏に多くの方々に知っていただけた有り難さと喜びでいっぱいです。私の幼い頃の天文少年の思い出にも重なりました。

偶然、ある演劇を観に行って、この舞台知るご縁をいただきました。素敵な青春を私たちは生きてきたんだなと言うことを改めて実感する舞台でした。劇団関係者に本当に感謝にたえません。

もう一つ大きな視点は、舞台が施設だったことです。
私の両親は他界していますが、老健施設で多くの方にお世話になりました。今度は自分の番です。

私なりにこれから先残りの人生をどう歩んでいこうかと言う思いの中で、感動を勇気を与えてもらい重ねて感謝したい気持ちです。

劇団のさらなるご発展をお祈り申し上げます。知り合いの天文学者から、「この劇団は、小学校などて子供たちに数多くの作品を見せていますよ」と伺いました。
どうか、多くの子供たちに、ステキな未来があることを伝えてください。ありがとうございました。

志アル者、海援隊ニ入ル。

志アル者、海援隊ニ入ル。

いるかHotel

武庫川KCスタジオ(兵庫県)

2024/08/29 (木) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★

海援隊をオールキャスト女性で上演 初日で緊張もあったのか、かんでいる台詞が目立ったものの、海援隊(武田鉄矢の海援隊ではありません 念の為)をほぼ知らない私でも楽しめました‼️二時間強のランタイムでもいつの間にか終わっていた この天気で満席🈵💺なこともスゲー 今後も見逃せない‼️

奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話

奇ッ怪 小泉八雲から聞いた話

イキウメ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2024/08/09 (金) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

小泉八雲の著作から選んだ奇っ怪な数編をイキウメ風にアレンジした怪談ファンタジーである。選ばれた原作は「骨董」から「茶碗の中」「常識」、「怪談」からは「お貞の話」、他に後に「怪談・牡丹灯籠」の前半の大筋になる浅井了意の「お伽啤子」からとった話などを構成している。大枠は、原作が書かれたとおぼしき頃、警察官(安井順平)と検視官(盛隆二)が捜査の途中で山中の廃寺に宿を借り、その女主人(松岡依都美)や長逗留の小説家(浜田信也)、ややどの仲居などから奇っ怪な話を聞くというメタシアターのオムニバスになっている。有名な原作で既に映画にも名作とされている作品もあるが今回は「怪談」と言えば必ず採用される「耳なし芳一の話」や「雪女」は使用されていない。話者も演じ、聞き手も物語に参加するイキウメらしい構成の夏芝居である。
舞台は古い木造建築を思わせる十本近い柱が立ち、天から常時砂が流れ落ちている中央の庭には、下手に石を積んだ墓(第一話の普賢仏を騙ったった狐の墓である)、上手に紅梅の木)、庭の廻り廊下に、出演者たちが能舞台よろしく摺り足の運びで登場して幕が開く。捜査中の警察官たちが現われるあたりは、泉鏡花の雰囲気である。
小泉八雲原作については、さまざまなアプローチがなされているが、「奇っ怪」が舞台で伝えかったのは、原作にある江戸時代の民衆綺譚でも、ジャポニスク趣味でもなく、この国に受け継がれている奇っ怪な独特の人情の交流のようでもある。西欧に生きた人には、そんな・・と思われるような、例えば、最後に取り上げられた怪談牡丹燈籠のお露と新三郎のどうにも奇っ怪な人情の機微の世界である。庭の墓にある死体の正体とか、茶碗のなかの男も、お貞も、西洋人には、そして現代人には奇っ怪なファンタジーなのである。そこを作者は上手く拾って夏向きのオムニバスにした。
小泉八雲のいぶかしさは結局作品を英語で書いたことでも感じられるが、いまは、そこが現代日本人のいぶかしさと通じるところがあって、面白い。つまりは小泉八雲はいまはイキウメ風に読み解くのが我が国に伝わる「怪談」ファンタジーの読み方としては時流に乗っているのだろう。
イキウメの俳優たちもすっかり上手くなって、この現代化した日本の怪談を現代の観客に上手くつないでいる。新進の若い女優たちも劇団のベテランの中にに新しい風を運んでいて、いい夏芝居になった。満席。


かえる

かえる

西瓜糖

ザ・ポケット(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/03 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

西瓜糖『かえる』を観劇。

初見の劇団。

あらすじ:
 太平洋戦争末期、中野の自宅が焼けてしまい、初老の父と妹、次男の嫁の三人が葉山に越してくる。そこに不在だった次男(作家)が愛人とその娘を連れてきて、一緒に住むことになる。
貸家の大家さん、傷痍軍人、看護師、女性編集者などが出入りし、貧しいながらも、賑やかな生活を送っている。だが敗戦が濃厚になってくると、互いの感情が爆発し、手に負えない状況になってしまうのであった…。

感想;
 戦火の中で、人がどのように変わってしまうのか?が描かれている。戦争体験がなくとも、未だに他国では戦争が行われているという観点で見ていくと劇作家のテーマが見えてくる。
 軍国主義の父親、それに反する次男、狂気に走ってしまう傷痍軍人、新たなる生きる道を模索する若者たちなど、被害を被るの市井の人たちの苦しみは辛い。
ただ時間と共に不満を感じるのが、経験のない未知の時代を直接的に描くのは正しい方法論かもしれないが、誰もがやっているからか、凡庸に見えてしまい、何も迫ってこないのだ。狙いは明らかなだけに、知らない時代を見れる興奮と演劇的興奮が交差してこないのだ。野田秀樹、平田オリザ、古川健らの刺激を求めないにせよ、戦時中を描くには独自の視点で攻めていかないと、重いテーマが劇場を後にした瞬間に消えてしまうのだ。だからか二重の含みを持つタイトルの『かえる』が萎んでしまうのだ。カエルのエピソードにぐっときただけに、残念にならない。
 群像劇には必ず面白い俳優がいるようで、一番出番の少ない青年が語るセリフが、現代の我々に対する生き方への道標と思えたのが救いだった。
朝日に願え 春公演

朝日に願え 春公演

朝劇三軒茶屋1年ロングラン公演

三軒茶屋orbit(東京都)

2024/04/17 (水) ~ 2024/04/28 (日)公演終了

実演鑑賞

面白かったです。

終わらない歌

終わらない歌

WHO'S TERRACE × BOO WHO WOOL

ワテラスコモンホール(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

終わらない歌を拝見させていただきました。
前作の公演も原作もまだ見てないですが、今回の作品だけでも充分に楽しめる内容でした。
むしろこんなに素敵な内容なら前作のも見たかったなぁと見終わった後に思いました。きっと今回と同じように素晴らしい舞台だったんだろうなと思います。
(そういうことで帰りに受付で両方の原作書いました。これから読みます)

星を追う人コメットハンター

星を追う人コメットハンター

劇団銅鑼

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/08/28 (水) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/08/29 (木) 14:00

座席1階

彗星や新星を数多く見つけたアマチュア観測家・本田実の物語。大正生まれで戦争に行った経験があり、1990年に77歳で亡くなった人物を現世代の人たちとリンクさせるため、高齢者施設に入居している認知症の男性が「自分の幼なじみだ」として語らせる台本はとても興味深い。

認知症介護という視点でも、きちんと取材して書かれている。認知症の人が語る物語を否定せずじっくり聞いて対話をしていくという主人公の介護職の仕事ぶりが、この物語をつむいでいくのだが、認知症の人を受け止めてケアしていくという施設の在り方はとてもいい。いつも人に優しい舞台をつくる銅鑼らしい展開だった。
主人公の男性は妻と別居しているという設定で、舞台が進むにつれて二人の抱えている問題が明らかになってくる。ただ、自分にはこの設定や妻の存在が物語のメーンストーリーであるコメットハンターとは直接関係ないのが気になった。「自分の幼なじみ」と本田氏のことを語る男性の物語がもっとあるとよかったような気がする。

朝日のような夕日をつれて2024

朝日のような夕日をつれて2024

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2024/08/11 (日) ~ 2024/09/01 (日)公演終了

実演鑑賞

おもちゃ会社「立花トーイ」の社員の世界、『ゴドーを待ちながら』の世界、そして哲学的な「私」をめぐる世界が次々に移り変わり、演じ分けられる。俳優の早いセリフと大きな動きと軽薄なやりとりで、文脈はつねにずらされ、遅延させられる。物語の核心にはいつまでたってもたどり着けない。あるいは、はじめからすでにたどり着いている? 新商品・メタライフは完成するのか、ゴドーはやってくるのか、そして私は、誰なのか?

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

楽園王

新宿眼科画廊(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/08/05 (月) 15:00

【Bプログラム】
「赤い靴」は掛け合い漫才のような軽妙なやり取りが独特で他団体のために書き下ろすとテイストが異なるのかと思ったが終盤からオチにかけてはやはり長堀作品(笑)。その前日譚「アオイハル」はあれこれ「あ、なるほど」的な。(笑)
ラストを飾る「紙風船」は衣装や会場の持つイメージや途中で流れる「ボレロ」(←これがまた効果的)などにより今まで観てきた「和風」な印象と異なる「洋風」。夫婦が背中合わせに座るのは内心に秘めたベクトルの視覚化か?とも。

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-

楽園王

新宿眼科画廊(東京都)

2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/08/04 (日) 17:00

【特別プログラム】
テキスト散らかし型リーディング2篇。「お国と五平」は以前にも観たが今回男二人が形は違えど「純真」であり、それに対してお国が強かだと気付く。さらに終演後に長堀主宰から原作とのラストの違いを伺い大いに得心。
「華燭」の原作は小説だそうだがほぼ全編が披露宴での祝辞なのでリーディングにはうってつけ。特定の単語を誇張したりしつつ次第に熱を帯びてくるスピーチ(奥村さんの熱演たるや!)が笑いを誘う。
ところで「お国と五平」劇中で流れたベートーヴェンの交響曲第7番第2楽章をアレンジした歌は何???(検索してもヒットせず)
また、「楽園王と言えば」な(笑)句読点ずらしというのは音楽に喩えれば変拍子のようなものではないか?と長年観ていながら初めて思った。

アビゲイルのパーティ―

アビゲイルのパーティ―

Masui Studio

聖天通劇場(大阪府)

2024/08/23 (金) ~ 2024/08/25 (日)公演終了

満足度★★★★

海外戯曲で取っ付きにくいかな〰️と思っていたが、同意できることがめっちゃあって、海外の夫婦もあまり変わらないんだなーと思った反面、自宅でパーティーを開くことにカントリーショック😨を覚えた❗ 
自己顕示欲が強いなー 私には無理

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