最新の観てきた!クチコミ一覧

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Green(C)OPERA -グリーン・コッペラ-

Green(C)OPERA -グリーン・コッペラ-

劇団コスモル

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/05 (水) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★

ムリでしょ
知り合いの関係で行ったけど、この説明見たって、絶対に合わないのはわかってた。
でも、合わないとかそういう問題じゃなかったわ。
まずは人に見せられるレベルにしてから、って言いたい。
なんかさぁ、ここに限らず、最近ホントに、自分たちが楽しけりゃいいみたいな演劇人多いよね。
これからは、小劇場の発展のために、ガンガン厳しく書いていこうと思ってる。

Cat★Cat★Cat

Cat★Cat★Cat

堺こどもミュージカル実行委員会

ソフィア堺(中文化会館)(大阪府)

2015/08/02 (日) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しく観れました!
子供達が、素敵な表情でダンスやお芝居をみせてくれました!

砂時計

砂時計

しかくさんかく。

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★

先入観なしで観たのだが
王子で、学生たちの演劇で、と、知人に勧められて観劇。
かといって、先入観をもって観ることはしなかった。
しかし結果としては、皆さんが言っておられるように、それ以上でもそれ以下でもないということか。

自分たちのやりたいことを、一般の人も観る公演でやることが、平気で出来るのが学生の特権だろう。
それで突っ走りたいのなら、キャンパス内でやるべきではないか?
もっと、プロの公演をたくさん観て、考えて、話し合って、伸びていってほしいと願っている。

自己中カルテット

自己中カルテット

カミナリフラッシュバックスと、まの。

nakano f(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

展開読めたけど…
展開は読めたけど、畳み掛けるようにヒートアップする後半が予想以上におもしろかったです。

ネタバレBOX

詳しくは自ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12060214373.html
MEMORY〜真実の愛〜

MEMORY〜真実の愛〜

ADGシアター

シアター風姿花伝(東京都)

2015/08/07 (金) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

壮大な世界
本線の主軸となる「しょうご」に絡みつく伏線とサイドストーリー
深い展開ではあるが、いかんせん少々伝わりにくいところもあり
もったいない感じがする。
役者は男性陣がパワフルでとても魅力的だった。
女優陣は今後に期待。

砂時計

砂時計

しかくさんかく。

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★

哲学的
摑みどころがないような、淡々とした不思議な雰囲気の舞台でした。人は死んだらどうなるのか?命について等を表現したかったのかな?と思いました。ストーリーが分からず、登場人物の関係性(関係性はないのかも?)や設定が全く分からなかったので、ずっと「?」の状態でした。哲学的な感じなので、答えはなく、人それぞれの捉え方をすればいいのかな?と思いました。よくわからず終いでしたが、雰囲気は好きでした。

子どもに見せたい舞台 vol.9「アンデルセン童話集」

子どもに見せたい舞台 vol.9「アンデルセン童話集」

NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)

あうるすぽっと(東京都)

2015/08/08 (土) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

今年は、(ほぼ)FUKAIPRODUCE羽衣の公演
脚本・演出・音楽が糸井幸之介さんで、出演者はFUKAIPRODUCE羽衣に客演さんたち、の感じ。
では、いつものFUKAIPRODUCE羽衣とは何が違うのか?
それは、切なさはあるけど、リビドーがないこと。

ネタバレBOX

としまアート夏まつりの「子どもに見せたい舞台」は、何度か観たことがあるが、その中では今回が一番。

子ども向けとしながらも、演劇としての完成度が高く、歌や踊りもある音楽劇として観客を楽しませてくれた。
通常のFUKAIPRODUCE羽衣で取り入れられている手法だが、より「音楽劇」としてわかりやすい構造になっている。

演劇としての完成度が高いのは、アンデルセンの童話をもとにした戯曲が成功しているからだ。
例えば、人魚姫の物語を「泡たち」に語らせることで、物語に深みと幅が出たのではないか。
ラストの付け足しも効いてくる(ま、個人的にはそれは蛇足に感じたのだが・笑)。

アンデルセンの童話で、取り上げたのは、『はだかの王さま』『人魚姫』『五粒の豆』『みにくいアヒルの子』、そしてアンコールとして『マッチ売りの少女』。

どれも「オチ」のようなラストの構造にしていないことで、物語は観客の中へ広がっていったのではないだろうか。

観客は、「子どもに見せたい舞台」にふさわしく、圧倒的に親子連れが多かった。
しかも、低年齢の子どもが多い印象だ。

そんな観客層へ、オープニングのつかみは最高だった。
月を演じた深井順子さんが客席に降りてきて通路を行くのだ。
まわりにいた子どもたちのテンションが一気に上がったのがわかった。
舞台の上にいる人が降りて、そばにやって来るというのは、凄いことなんだなと、改めて感じた。

これがラストまで、うまい使い方で、観客を沸かせていた。
エンディングも役者さんたちが通路を通って去っていくとのが、いい。
深井順子さんや、日髙啓介さんは、自分から手を差し出すことができずに、少しためらっている子どもたちにも、積極的に手を触ったり、頭を撫でたりしていた。そうしてもらった子どもは、本当にうれしそうだった。

子ども向けということからか、『人魚姫』で、泡から空気になった人魚姫ということで終わりではなく、子どもの躾的な話題で、客席に語りかける展開になっていくのだが、これだけは蛇足に思えてしまった(語りかけるところが)。
「いい子でいようね」とか、子どもは聞き飽きているんじゃないのかな。

逆に、『はだかの王さま』で、「王様は裸だ!」と観客に叫ばせてもいいかな、とも思ったり。参加するほうがいいと思うので。

とは言え、低年齢の子どもたちにおもねるわけではなく、大人でも十分に楽しめるレベルの演劇を見せてくれる(機織り職人が、「飲み食いをせず徹夜(鉄矢)で」と言って髪をかき上げる仕草をする、ということではなく・笑)。
誰もが知っているアンデルセン童話のアレンジがうまいから、メッセージとして伝わってくるものがある。

そのメッセージ、テーマは、いつものFUKAIPRODUCE羽衣に通じるところがあるのではないか。
孤独だったり、切なさだったり、前に向かう自由さだったりと。
……リビドー、というかエロさだけはないけれど(笑)。

それがないことで「青春の…」的な感じではないところで、子どもの親世代にもグッとくるところがあったのではないか。
わからないけど。

深井順子さんの、テンションの高さが子どもたちの気持ちにマッチしていたと思う。
高橋義和さんの王様、よかった。澤田慎司さんの王子様もぴったり。鯉和鮎美さんの人魚姫、いい歌を聴かせた。
井上みなみさんのマッチ売りの少女は、歌も含めて、儚さと切なさが抜群だった。

歌は、やっぱりいい。
いつものような、シャウトではないところが、また違った感覚。

振り付けが井手茂太さんなので、それもいい結果となっていた。

公演のサントラを販売していた。
700円。
もちろん買った。
通常のFUKAIPRODUCE羽衣の公演でも、その演目のサントラをその日に販売するといいのにと思った。

以下、公演のときに観たことで、心に残っていること。
ラストで月が帰るときに、月の帽子を忘れていく(演出で)。子どもたちが一斉に「帽子」「帽子」と叫んでいたこと。そのあとの展開は、みんなが笑っていたこと。
近くにいた幼稚園ぐらいの女の子が、弟にアンデルセン童話のストーリーを教えてあげていたこと。
人魚姫が声をなくしてから、気持ちを歌っていたときに、「しゃべってる! しゃべってる」と親に訴えていた子どもがいたこと。


ついでに。
この公演は、0歳児からOKとしている。
しかし、実際0歳児は厳しいだろう。
この日も、乳児が何人かいたようだ。
前のほうにいた乳児は、後半、引きつけを起こすのではないか、と思うほどぐずって泣いていた。
観客も集中できないが、それよりも、赤ちゃん大丈夫か? と気になってしまった。
さすがにO歳児は、託児サービスの設置をしたほうがいいのでは。
オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

劇団☆新感線

赤坂ACTシアター(東京都)

2015/07/29 (水) ~ 2015/09/03 (木)公演終了

満足度★★★★★

アドリブ
二回目のリピート観劇。

フルチン『スーパー歌舞伎のワンピースが心配です』

流石です。

外交官〈前売券完売/当日券若干枚あり〉

外交官〈前売券完売/当日券若干枚あり〉

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/07/31 (金) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

虚構を交えながらも、歴史を物語にすることは、過去を検証する糸口を示してくれる
「A級戦犯に問われた外交官たちの証言から開戦の真実に迫る」とフライヤーにあった。
ということは……、と思って観た。

ネタバレBOX

やはりパラドックス定数・野木萌葱戯曲は素晴らしい。
戦争の始まりへの分岐点にかかわった(かかわってしまった)外交官たちから見た戦争を描く。

舞台は、極東軍事裁判開廷の直前に5人の外交官たちが揃うところから始まる。
そこが起点となることで、「どうして戦争になってしまったのか」「戦争を避けることはできなかったのか」という点が語られる。

ミズーリ号艦上での調印式や満州事変勃発、満州国、国連脱退、ベルリン大使館、三国同盟締結など、大陸での戦闘行為が拡大し、さらに太平洋戦争への突き進む「分岐点」を、舞台の上で行き来する。

外交官同士の反目や、軍部との関係、そして世論に揉まれながら、戦争へ突き進むという選択をしていく。
それは、小さな選択であったのかもしれないが、戦いに敗れ、戦犯になってしまったということから、「分岐点」になっていたということに、理解が及ぶのだ。

すなわち、自分たちの、小さな妥協や単眼的な視点が日本を悲惨な災いの中に放り込んでしまった。

最初の一歩は何だったのだろうか。
広田弘毅は、「軍部大臣現役武官制」の復活だったと悔やむ。

この舞台の設定は、先に書いたとおり、東京裁判の開廷前にある。
そこから始まって、そこへ向かってストーリーは進む。
重光葵が声を掛け、「裁判対策」と称して元外交官たちを集め、帝国ホテルの一室で話し合いをする。

なぜ、重光葵は「裁判対策」と称して会合を持ったのか。
そこは疑問であったが、物語が進むにつれて明らかになってくる。

つまり、日本国の、同じ外交官であったとしても、ライバルのひとりであったり、上司や部下の関係であったりすることで、互いの心のうちがわかっていたわけではなかったのだ。
ある意味一匹狼のごとく、国内外と対峙していて、その都度、選択し決断しなくてはならなかったからだ。

だからこそ、彼ら外交官には、この戦争の責任の一端があるのではないか、ということなのだ。
そのときほかの外交官ちが「何をどう考え」「どう行動したのか」は、裁判において自分の事案とも密接に関係するからこそ、「裁判対策」が必要だったのだろう。

彼ら外交官の小さな判断ミス、小さな譲歩が戦争に向かわせてしまった、と考えるのは無理がないのだ。

戦前・戦中の威勢の良さとは異なって、悔やむわけであるし、責任を感じるわけなのだ。
自分たちの戦争への責任とは、「あのときできなかったこと」「あのときに世界情勢が見切れていなかったこと」など、忸怩たる想いから生まれていった。

そこは東京裁判の問題点などとは関係なく、純粋に自分ができなかったこと、判断したことで、災いを被った国民へのお詫びの気持ちから出たものであろう。

彼らに付き従う若い次官たちとは、そのあたりに隔たりがあるのが、リアルだ。

最初のシーンは、極東軍事裁判開廷直前であり、ラストのシーンも同じシーンとなる。
しかし、少しだけ違うところがある。
法廷に呼ばれて部屋を退出するときに、それはあった。

広田弘毅が、出口で歩みを止めて、重光葵に何かを言おうとするが、言わずに終わり、重光葵がそれを察するのが最初のほうである。
そして、ラストでは、同じように広田弘毅が歩みを止めて、重光葵に「この中から、誰かが犠牲にならなくてはならない」(正確な台詞ではないがそんな内容のこと)を告げる。

多くの観客が知っているように、広田弘毅は唯一、文官でありながら、A級戦犯として死刑になった人だ。
裁判では何も語らなかった。
重光葵が開いた「裁判対策」で広田弘毅は自分の過ちを重く受け止めてしまったということだ。
もちろん、このような「裁判対策」は、フィクションであろうが、広田弘毅の中では同様の振り返りが起こっていたのかもしれないのだ。

「A級戦犯に問われた外交官たちの証言から開戦の真実に迫る」とフライヤーにあった。
ということは、広田弘毅が何をどう考え、そしてどう行動したのか、という点が物語の中核をなすのではと思っていた。
文官として唯一A級戦犯で死刑判決となった人だからだ。そこには物語がありそうだ。

しかし、野木萌葱さんは、そこに直接的な焦点を当てなかった。
彼の個人的な問題よりも、もっと大きくて根本的なところに焦点を当てた。すなわち、「なぜ戦争が起こって(を起こして)しまったのか」を、外交の分岐点に絞って見せたのだ。

したがって、盛り上がりそうな、裁判の判決については何も語らないのだ。後日談的なものもない。つまり、広田弘毅を非劇のヒーローにしなかった。潔い。
これは盛り上げたいという気持ちと、作品としての終わらせ方としてはこれでいいのだ、という相克があったのではないか、というのは素人考えだろうか。

物語は、順を追えば、なんとなく昭和のピンポイントの歴史が見えてくるようにはなっている。
しかし、満州事変から東京裁判ぐらいまでの歴史が、ざっくりとでも頭に入っているのといないのとでは見え方が異なってくる。
とてもうまいつくりだと思う。

虚構を交えながらも、歴史を物語にすることは、過去を検証する糸口を示してくれる。
70年戦争をしていない国に生まれ育っているにもかかわらず、一番近い戦争の歴史を、学校でほとんど習ってこなかった、私たちへ、「戦争」を考えるきっかけのひとつになるだろう。

この作品では、性急な結論を出しておらず、(自分の業績のことも考えつつも)誠実に仕事をしたことが戦争につながってしまうこともあるのだ、ということを知ることができるだろう。

もちろん、作者の意図や気持ちは、フィクションの中の登場人物たちが語ってくれているので、それを汲み取る必要はあるのだが。

ひとつだけ気になったのは、軍部や政府には、この戦争は「自存自衛」であるという考えが支配していたと思うのだが、その点について外交官たちはどのようにとらえていたのかを語ってほしかった、ということ。

野木萌葱さんの劇団、パラドックス定数は非常に面白い。
戯曲の面白さもあるが、役者さんたちの熱があるからだ。
とても誠実で丁寧な演技だ。
熱っぽい男祭りな舞台だ。

しかし、若いということが唯一気に掛かるところでもあった。
今回、青年座の舞台で、年齢にバラエティが出て(しかも高めで)、野木戯曲がさらに深みを増したようだ。
演出の黒岩さんには申し訳ないが、野木さんの熱っぽい演出でも観たかったと思った。

青年座の役者さんたちは、さすがにいい味を出している。
重光葵を演じた横堀悦夫さんは、青年座で前回観た『鑪―たたら』で演じていた軽みとは打って変わって、気骨ある外交官を好演していた。
松岡の右腕を演じていた山賀教弘さんは、独特の飄々とした感じと、一気にテンションを上げた演技が印象に残る。

野木萌葱さん(パラドックス定数)は、『東京裁判』『昭和レストレイション(226事件)』そして『外交官』と、ピンポイントで、このあたりの昭和史を描いているので、次はどんな角度で、何を見せてくれるのか、非常に楽しみだ。
re:birth

re:birth

W.Strudel

SPACE9(大阪府)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★

パワーアップした2ndシーズン!
新戦力も加わり、パワーアップした2ndシーズン!
クオリティー高く、楽しく拝見しました。

10月には壱劇屋さんとのコラボも、楽しみです♪

ネタバレBOX

サイボーグパパの続編のような内容との事。
サイボーグパパはギフトでもチラッと出てきたので、劇団の方のパパへの強い想い入れを感じます。
サイボーグパパは未見なので、また観てみたいです。

追伸、個人的には、主人公の青年の主張にあまり共感できなかったのが、少し残念!
他人なのに、幸せそうに暮らしているのに、そっとしておいてあげれば良いのに、と思いました。
Memorable Moments 2013-2016

Memorable Moments 2013-2016

風雲かぼちゃの馬車

戸塚区民文化センターさくらプラザホール(神奈川県)

2015/08/09 (日) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1558(15-247)
17:30の回(晴)。

埼玉から戸塚へ大遠征。「青春スープレックス!?(2013/6@相鉄)」以来。

いつ来たか覚えていない戸塚駅前(西口)はすっかり変わっていました。会場は戸塚区総合庁舎の3階4階、17:10着。受付後中へ、全席指定で3列目中央席、前後が互い違いに配置されていてあまり傾斜はないものの比較的観やすい。

先日、江古田のカフェで遭遇した(元劇団ピアチェーレ)浅賀さんが再び客演しているので観に来ました。過去、上演したミュージカルのコンサート版+新作披露+殺陣。

17:35前説、17:40開演~19:19終演。前方席だったからかマイクの音量が揃っていないような気がしましたが、生声コーラス(巧い)はよく聴こえました。

SECRET NUMBER

SECRET NUMBER

劇団しゃけ温泉

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/02 (日)公演終了

満足度★★★★

役者のレベルが高い
第三回も見ましたが若者ばかりにしては芝居がうまい劇団。
今回も主宰の神谷明奈さんがラストシーンを飾ったが彼女の芝居が逸脱していて凄まじく毎回鳥肌が立つ。
他で芝居する神谷さんもすばらしいが、彼女の凄みを感じるのはやはりここなのだろうか。演出の内田さんが彼女の良さと実力を知って引き出しているのだろうか。
他にも寺本さん、きむらさん、上村さんの安定感と光る存在感が腰を落ち着かせる。
前回参加している役者全員、第三回とは違った役どころだったので役者としての引き出しを感じた。
内田さんがたくさん出る芝居も見てみたい。


今回の話はライアーゲームと似ているところが残念だが、テンポ感がとてもいい(後半長い芝居をした役者が神谷さんと寺本さんだからか保ったのかも知れない)
何よりもは役者のレベルが高いが、ダンスもクオリティーが高く、脚本さえもっとオリジナリティーや意外性があれば、今後も期待できる劇団。
次も楽しみに待っています。

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★

動物の動きがすばらしい
国内上演10000回のこの名作。お客を楽しませることに力点を置いた俳優の歌やパフォーマンス以外で注目すべき点は、動物たちの動きでしょうか。キリンやシマウマなど、動物たちの豊かな表情、動きを研究し尽くした舞台美術。そして、それを実現する舞台俳優たち。鍛え抜かれた演出はこういうところも取りこぼしがない。

合歓版・南太平洋 (再々演)

合歓版・南太平洋 (再々演)

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★

コントラストを際立たせた方が好み
折しも長崎原爆の日に太平洋戦争末期、南太平洋に浮かぶ孤島を舞台とした、日本軍捕虜収容所周辺の人々のサスペンス仕立ての作劇を興味深く観ました。
硬い題材を演劇的楽しさで魅せるには、俳優陣の熱演が光るも、リアリティと軽さのバランスをどこか欠いた惜しい作り。全体を通して、吸引力が弱く緩い感じで推移していき冗長な印象を抱く。開演前の役者との直接交流が華やかで楽しい味わいなのに、舞台美術も今一つ奥行が無く物足りない。

サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージック

劇団四季

四季劇場 [秋](東京都)

2013/01/16 (水) ~ 2013/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

子どもたちがすごい!
この名作を映画でなく舞台で見るなら、注目はやはり、7人の子どもたちの歌や演技だ。歌や踊りが素人の目から見ると、もう、この子たちは天才ではないか、特に末娘役はまだ7歳!なのだが、そこはやはり、劇団四季の舞台。完成度の高さは期待を外さない。
四季劇場「秋」で今日が初日。2010年が四季の初演で、東京では今回が2年ぶり。

Green(C)OPERA -グリーン・コッペラ-

Green(C)OPERA -グリーン・コッペラ-

劇団コスモル

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/05 (水) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★

不思議な世界
独特の世界観である。
最初の30分程度は展開の速さと世界観についていけなかった。
理解が進んでからは楽しく観ることができた。よくできた作品だったと思います。
一つ指摘するならば、もう少し観る側の理解を促進させる努力があっても、よかったかもしれない。まあ、説明くさくなってもまずいし、難しいところですが。

本当にあったら怖い話

本当にあったら怖い話

江古田のガールズ

「劇」小劇場(東京都)

2015/08/05 (水) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

あっぱれ
実力派の団体なので、心配なく期待して観に行きましたが、満足できるものでした。
演劇好きにも演劇初見の人にも薦められるよい作品だったと思います。
DVDになるということですので、是非、購入して思い出し笑いさせていただきたいと思います。

ネタバレBOX

アフターイベントも面白かったですw
幻想時代劇 『阿弖流為-ATERUI-』

幻想時代劇 『阿弖流為-ATERUI-』

東方守護-EAST GUARDIAN-

新宿村LIVE(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★

“プチ宝塚(?)”
千秋楽を観劇。

“阿弖流為”を題材とした、ミュージカル、書籍、映像から歌舞伎まで数多いが、“阿弖流為”はそれだけ魅力ある題材といえるのだろう。

さて、今回の“東方守護”による“阿弖流為”だが、
予備知識のない人にも充分楽しめる、ストーリーがわかりやすい作品になっていたと思う。

“阿弖流為”、“陰陽師エボシ”を女性が演じることによって、
何ともいえぬ人物像を醸し出し、“プチ宝塚(?)”といった感じで魅入ってしまった。

“田村麻呂”を演じた“椿誠之助”さんの迫力ある芝居もとてもいい。


ネタバレBOX

今回の座席設定、ほとんど傾斜がなく、後ろのほうに座った観客は、舞台に座ってのシーンはほとんど見えなかったんじゃないかな。

座ってのシーンが多いときは、“D倉庫”や、“吉祥寺シアター”みたいに座席の傾斜がきつい劇場のほうがいいんじゃないでしょうかね。
第14回 世界バレエフェスティバル

第14回 世界バレエフェスティバル

東京バレエ団

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bプロ
4時間35分、休憩3回。Aプロでは身体能力が印象に残ったが、Bプロはまんべんなくよかった。先発のヴァルデス/グオーネは盛り上げ役として十分に活躍した。ゼレンスキーはジャズダンスをちょっと踊った感じでAプロのほうが味が出ていた。ゴメスの作品は面白い。ムンタギロフのアリは踊りはシャープでよかったが、筋肉の付き方がシャープでないのが残念。ベジャールは人気がある。椿姫ではロホは活発すぎたのに対して、アイシュヴァルトはほのかな哀愁が漂いさすが。シムキンは予定通りに大盛り上がり。ヴィシ/マラのオールドマン・アンド・ミーは美しく物悲しいよい作品。ルグリのウルリックは軽薄さが妙に似合って面白かった。アレクサンドロワのキトリは体が重さそうだったが、早めのシングルのみのフェッテにしたことがよかったと思う。ロパートキナの瀕死の白鳥はバレエファンは一度は見るべし。ロパートキナは観客の受けがよすぎて、このような状態ではザハロワは出演したくないだろう。

GoodBye,GoodBoy

GoodBye,GoodBoy

劇団ミックスドッグス

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

理系的発想のハートフル作品
平成生まれの老人には生きにくい時代という設定が面白い。
人間と人工知能との関係は今度ますます議論の対象となっていくことでしょう。時代を先取りした深い作品。

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