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PANDORA ~Op.4 樹の章~

PANDORA ~Op.4 樹の章~

Project UZU

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/09/19 (土) ~ 2015/09/22 (火)公演終了

満足度★★★★

復習の上、初観劇♪
本公演に先立ち、「~Op.3 水の章~」「~Op.3 大地の章~」ビデオの上映会『うずカフェ2』に参加!
しっかりと復習の上、初観劇♪
お陰様で楽しく拝見できました!

そして今回、いつものパフォーマンスに加え、コーラスが素晴らしい!
加えて、「MoNoKuRo」でご一緒されていた森屋純さんも加わり、美麗な舞台に!
今回、真実が明かされるが、新たな疑問も…?

次回、物語は怒濤の最終話に!
物語の書き手が、書き手で無くなったら…、物語は…!
楽しみです♪

そぞろの民

そぞろの民

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2015/09/11 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

中身の濃い2時間半の力作
やっと実現したTRASHMASTERSの初観劇は、強いメッセージを持った中身の濃い2時間半の力作だった。
細部までリアルに作り込まれた舞台セットと暗示的な導入部、会話は次第に白熱していき、ついにはさながら言葉の格闘技へ、そして衝撃の結末、と最後まで引き付けられっぱなしだった。役者の皆さんの力量も素晴らしく、長丁場の公演の終盤とは思えないエネルギーも見せていただいたことに心から拍手を送りたい。
また、安保関連法案が成立するこの時期にジャストヒットするように計画し準備を進めてきたところにも作者と劇団の強い情熱を感じた。

ネタバレBOX

ただ1点、父親の自殺の動機や次男に対する心情は理解し難いところがあり、その点だけが引っかかった。
ふたりカオス

ふたりカオス

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

作/演出から「ふたりカオス」の深みを聞く
作/演出松本さんのトークイベントがあると
今更ながら知り、急遽当日券にて観劇。

※ 既に2回観劇していたのですが、それで感想書くと
  「2組(2日)のうちのどちらがいい」みたいな
  かなり不毛な感想になりそうだったので
  感想投稿の連投を避けていました。

今日で3面舞台の3面すべてから観劇出来た事と
松本さんから作/演出についての面白いお話が聴けた事、
そして自分の観劇では「この組がやっぱりベストかな」と
今の所定まって来たので(まだ早いですけど)
二度目の感想投稿をさせていただきますm(_ _)m


まず、
①椎名×柚月 ③宇田川×松田 ⑤栗生×福地ペア、
これらは2度目の観劇なのですが、
初日組だけあってやっぱり安定感を感じました。

演技は他のメンバーももちろん良いのですが、
特にこれらの組み合わせについて
「役とキャストの個性がマッチしている」
「組となる2人の会話劇(のかみ合わせ)がマッチしている」
と、今日の観劇にて再認識しました。

※ 他の方々についても演技の違いなど
  比較する面白さはあれど、
  全回DVD販売について観たい組を選ぶなら
  上記3組は外せない、ベストな組だと思いました。

  単に「初回で観てるから印象が強い」
  「複数回やってるから経験値が上がってる」という
  可能性もありますが。。。


感想評価は初回と変わらず☆4つです。
(空欄にしておきます。)

ネタバレBOX

【思った事】
・ ①椎名×柚月
  他キャストのウェディングプランナー、
  本キャストの別話も観ましたが、
  やはりこの2人が、
  ウェディングプランナーとカフェ店員として
  テンションの高さ/低さ、
  疲れ具合その他とってもベストな気がします。
  (年齢的なものもあるかな、と思ってます。)

  テンションの高い柚月さんにお疲れ椎名さんのコンビが
  非常にマッチしていると思いました。


・ ③宇田川×松田
  さびれた街の裏道での会話劇と考えた時、
  熟女キャバ上宇田川さんと嘘つき地蔵松田さんの
  コンビでの会話のやりとり、地蔵さんを泣かせるその流れ、
  物語の本筋へ迫っていくさまが一番涙腺に刺さったかと。
  (客引き(男)版もいいですが、
  自分は熟女キャバ嬢(女)版が何故か泣けるんですよね、
  亡くなった娘と同性だからでしょうか?
  嘘のメールを読む姿に泣かされてしまいます。)


・ ⑤栗生×福地
  まず女ボクサーを演じる栗生さんの
  シャドーと腹筋がサマになっている、
  兄を殴るパンチがちゃんと「近い」
  (これ結構重要です、離れていると
  「いかにもお芝居」という空気になってしまうので)。

  そして家族の金を盗んで逃げて、自分の幸せを掴みかけた所で
  再び家族の影に出会う、というシリアスさを
  飄々としたキャラで演じる福地さんのトランペッターが
  これまた「殴られなきゃ分からない感」があっていいなあ、と。
  (どんな感だ…)

  この2人のやりとりから最後に「奇跡」の存在に気づき
  リングへの扉へ向けて歩き出すサマが良かったです。

  ちょうど扉の対角線上の席だったので、
  扉の向こうの未知の光(照明)を真正面から(自分も)受けて、
  かなり印象的な光景に仕上がっていたと思います。




そして作/演出松本さんトーク、

・ 最初は単なる短編オムニバスにしようとしていたが、
  それぞれに起承と転結を持たせる為にループさせる事にした。

  ※ 自分は初回観ていた時、1話、2話が起承・・4話、5話と転結が
    描かれるものと思っていて、完全に騙されました。


・ セットなどの少ない2人会話劇を選んだ理由が、
  役者の演技力と熱量によるシンプルな勝負を観てみたいと思った、
  という点、すごく共感しました。

  セットから物語から技工に凝ったものももちろん好きですが、
  たまにはこういう「役者」の力量/熱量自体を
  メインディッシュとして味わう(それも全16(?)皿)というのも、
  色々なお芝居を楽しみたい自分からすると
  非常に贅沢な舞台だと感じられました。


・ 単なるWキャスト(複数キャスト)が同じ芝居をするのでは面白く無い、
  と同じ短編を演じる人達も別々に演技指導した。

  その上、それぞれの個性に合わせて芝居にも変更を入れ、
  または各役者の変更を受け入れ、とした事が
  「複数の回、複数の組、を楽しむ」という本質に迫れる作品になったのかと思います。

  ②SUMIO×色々 は握手しないのに
  ②樋口×色々 は変な握手したり、
  という役者の個性に合わせた所作/行為の違いが
  また「あっ!ここが違う!」という
  間違い探しのような楽しみを生み出しているかと思います。


・ 3面舞台の観せ方に対して、色々考えそしてこだわった。
  1面対象の場合と3面対象の場合とで、
  役者に「いつもの表現」とは違う所作を求めた、
  など、3面全体を楽しませる為の工夫を聴けてよかったです。


自分は3面それぞれの面と①~⑤話について、
「この話はこの面が一番面白い」など
勝手な解釈をして観ていましたが
そういう観劇スタイルの自由を許すのも、
この三面舞台の楽しみなのかな、と感じました。

残念な事( ´ー`)
あんなにあんなに沢山松本さんへ「質問事項」を送ったのに
1通しか読んでもらえませんでしたΣ(゚Д゚

サイゼリヤで悩みに悩んで(単に酔っ払って)
Twitterに連投したのに。




「これで全員観劇出来たかな?」と思っていましたが、
まだ野中さんを観れてないんですよね、
あと④風俗編の女子バージョンがどうしても観たいです。

あと10/5(月)観たいなあ、
でも仕事がピンチで早く帰ったら叱られそうなんですよねえ…

うーん
長文失礼m(_ _)m
EXPO

EXPO

Dr.MaDBOY

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/30 (水)公演終了

満足度★★★★

無題1610(15-299)
19:00の回(曇)

18:15受付、18:30開場、入るとThe Beatlesがかかっている。4面囲いの椅子席、入口側4列、時計回りに1-2-1列という配置。


中央に四畳半的フローリング床。座布団、本棚(三島、芥川、AKIRA)、小さなテーブル、旧式ラジオ、おもちゃの灯台、CD、ビデオテープ、座る場所がない「部屋」..トイレは別のようです。天井にミラーボール。

開演前にアルコールの販売有、18:55前説(60分)、19:02開演~19:55終演。

シルバーウィーク期間中も若手の方々(学生含む)の作品を中心に観てきました。その締めくくりの一作。

「観たい!」に書きましたように、こちらは初めてですが和田さんは「妖精大図鑑(2015/7@セッションハウス)」を照明(なぜミラーボールの反射は木星みたいに見えたのでしょう)の古澤さん@下北沢での「卒業制作展(2015/1@711)」を観ていて「Dr.MaDBOY」ってどんなお芝居をするのか観に来ました。

起承転結というよりは、瞬間的に閃いたイメージが舞台になったように感じました。中心となる「部屋」とその周辺で生じる「現象」が入れ替わりながら近未来的のようであったり、寝込んでしまった一夜の夢物語のようであったり。時間と空間が分離したとき「東京タワー」はあるのかないのか、幻想的な内容でした。

十八時の音楽浴

十八時の音楽浴

バリアフリー・アミューズメント・シアター

フリースタイルスタジオ金毘羅 http://www.arca-archa.jp/entertainment.html(大阪府)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

よかったです。
女性4名男性1名の朗読。途中寝てる人もいましたが、個人的には良かったです。寝る前に、膝枕をして読んでくれたら最高のボイスや、セクシーボイスの朗読も有り良かったです。でも、動きがあれば尚良かったです。

鳥取イヴサンローラン

鳥取イヴサンローラン

ロ字ック

シアター711(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

性悪
115分。

ネタバレBOX

基本、スナック「イヴサンローラン」でのひきこもごも。

家族のゴタゴタに起因する負け犬な女・美和子(堂本佳世)のマイナスオーラが全開になる終盤の「女子会」とか、中盤の杏(遠藤留奈)との会話が見ごたえあり。女の負け犬根性的なこじらせ具合の表現がユニークでちょっと怖いなと。かわいい子が嫌いとか、その湿りけ具合がユーモラスだった。

(カオスな)女子会で爆発した潤子(水野小論)がけっこう好き。負け犬から這い上がりかける彼女が、ジメっとした舞台上でなんか清らかに見えた。ついでに、潤子が片思いな客・下永(那木慧)と寝たとあっけらかんとしてるちずる(小川夏鈴)もまた、清らかだなと。
硝子の途

硝子の途

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

王道的作品
本当に運が悪くて理不尽ないろいろがあって、でも、最後に皆がハッピーエンドになるっていう王道が、やっぱりいちばん心にじ〜んときます。

世界に一人だけの男

世界に一人だけの男

Flat Base

ワーサルシアター(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

初の二人芝居
ドラマティック・カンパニーの川島得愛さんと、大阪に拠点を置く激富(GEKITONG)の小野木秀樹さんがタッグを組んだユニット、Flat Baseの旗揚げ公演『世界に一人だけの男』を初日から千穐楽まで観てきました。

小野木さんの夢から始まったこの企画。
何から何まで初体験のお二人だったと思いますが、脚本の美浜源八さんと演出の中尾隆聖さん、そして沢山の協力者に後押しされて出来上がった二人芝居は、お世辞抜きで本当に面白かったです!
それぞれ役者の個性を的確に掴んだ脚本を、小気味良いテンポの演出が更に際立たせていて、二人芝居であっても登場人物は二人だけに拘らないスタンスが目新しく、飽きる事なくラストまで一気に観ることができました。
次回作も期待大でお待ちしてます!

硝子の途

硝子の途

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/28 (月)公演終了

満足度★★★★

感情作りすぎのような
深刻なのはわかるけど、そんなに引きずらなくても。自意識過剰。って言葉が正しい使い方かどうかわからないけど、登場人物はそんな感じの人が多かったように見えました。登場からおいおい泣いて出てくるみたいな演出は個人的にはキライ。

ネタバレBOX

14年間で慰謝料払い終わって、お墓に行って、これからは自分の道を行っていいかな、なんて問いかけるのは自己満足でしょう?お墓が答えるわけないしね。しかもほんとは払う必要もなかった慰謝料。
ぼくなら保護観察?みたいなのが終わった時点で、すべて忘れて自分の道を行くな。
死んだのだってアクシデントなんだから。しかもそれでレスリングの道を閉ざされたんだから、もうそれだけで充分制裁は受けたといえるのに。

「謝り過ぎです」っていうセリフがあったけど、謝り過ぎるほど謝って、それが当然、みたいな雰囲気はキライ。

昔、本屋が、万引きした少年を警察に突き出して、警官の隙を見て少年が逃げて、踏み切りで列車にはねられて死んだ事件があったでしょう?そのあと本屋が閉店に追い込まれたときに、万引き少年の親が言ったのが、「これで少しは息子も救われるでしょう」みたいな言葉。
それを思い出して、不愉快な気持ちになっちゃいました。


それから面白いことがあったので、記録しときますね。芝居とは関係ないですが。
なぜか客席が気になって。前のほうでは携帯なるし、右では飴舐めるのに包み紙かしゃかしゃやってるし、左では、いま書かなくてもいいだろうって思うけど、アンケート用紙ばさばさやってて、後ろの席では、お腹がぐーぐー鳴ってるし。
すごいなあと思って。
集中が切れたから、そういうのが気になったのか。そういうのが気になったから、集中が切れたのか。わかりませんが。
OZ♀4♂3

OZ♀4♂3

チームジャックちゃん

ザ・ポケット(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

ウイキッドとは違う前日譚
靴チーム観劇。オズの魔法使いの前日譚を新しい解釈で描いた舞台で、正直童話的では無く、権謀術数の渦巻く人間ドラマ。名前等からある程度推察できるが、これを有りかと思わせられる見事な脚本。
特にグリンダ、ロシーヌ、オズの関係性とそれぞれの思想には説得力がある。後の魔女達や後のカカシ、きこり、ライオンになる前の将軍達もなるほどとなるつながり。トトやニュベロスという名前にもニヤリとさせられる。

2時間の舞台だが、長さを感じさせられない程、惹き込まれた。
魅力的な役者さんが多かったが、中でもグリンダ役の川添美和さん、ロシーヌ役の小宮凜子さんの演技は突出しており素晴らしかった。

牛耳りたい

牛耳りたい

江古田ぐるぐる

新宿眼科画廊(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

絶妙な掛け合い
立ち上げ公演であるが、主演のお二人は数々の舞台で共演したであろう絶妙な掛け合いで、またフライヤーからは想像できない様なシュールなコメディで面白い。性格などが全く異なる親友であるが、微妙な考え方の違い等での戸惑いや嫉妬等が切なくもある。
心の揺れを感じられる舞台で、脚本が秀逸。

5人の役者さん達はそれぞれの見せ場があり、またどの役も個性的で楽しめました。やはり主演のお二人はその中でも特に上手いなぁと感じた。

ラストも「カ・イ・カ・ン」な終わり方で、薬莢が素敵。
次回公演も観てみたいと思いました。

東京楽所 雅楽-源氏物語

東京楽所 雅楽-源氏物語

宮内庁式部職楽部

鎌倉芸術館(神奈川県)

2015/09/27 (日) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

古の歌舞
2時間、休憩1回。雅楽の初鑑賞。なんだか古そうだ、くらいに思っていたが、源氏物語に登場する約20の歌舞のほとんどが伝承されているとのことで驚いた。古楽の音色や音階、独特な動きの舞に魅せられた。英国ロイヤル・バレエの振り付けは少し雅楽の舞に似ているように思えた。帰路に中秋の名月がよく見えたのも印象的。

えのもとぐりむのやわらかいパン

えのもとぐりむのやわらかいパン

えのもとぐりむプロデュース

G/Pit(愛知県)

2015/09/13 (日) ~ 2015/09/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

鳥肌ものの劇でした。
最初はファンタジーなのかなと思いながら
いきなり渡部将之演じる父親に度肝をぬかれ
三郎とひとすさんのやり取りで笑って
野球部の皆さんが熱くて
絶望、病気、諦め、希望、光、そんな色々なものに包まれた時間でした。
とても良かった、最後号泣しました。40代、というかアラフォーの男性に観てほしいなと。男臭い訳ではないのにそんな印象の劇でした。
それにしても渡部将之演じるいかれた父親、とんでもなかったです。
初めての悪役を拝見しましたが、パンを握りつぶしてからのラストの顔はトラウマです。父親が出てくる度に客席の空気が変わってました。
コメディーが得意かと思えば全くそんなことはなく、こんな役も出来るのか!と
仰天しました。
名古屋来て良かった。ありがとうございました。

鳥取イヴサンローラン

鳥取イヴサンローラン

ロ字ック

シアター711(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

初日から大盛況でメンドクサイ!
開場前から並んでる人気ぶりです。
カッコイイ映像と机が振動するほどの音楽にのって
場末のスナックで嫌な男と、メンドクサイ女が開始早々からもう
嫌そうな空気を発してくれて、2時間緊張しっぱなしでした。
でもクライマックス直前、急に笑わせられちゃうんですよー参ります。
女優さんの艶技もいいし、個性バラバラすぎる人物に
見てるこっちも翻弄されます。人による印象違うけれども
今回は不思議と、薄~い多幸感(意味が真逆だけど)を味わえます。
それとも、船が難破してギリ助かった感じに近いかな?
(ネタバレになるのでTBは楽までしません。)
暫く本公演ないので、見た事ない方は見るべし!
※土日完売したようなので、ようやくTB致します。

仮定教師

仮定教師

HYP39

シアターシャイン(東京都)

2015/09/22 (火) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★

見易くて面白いSF作品。
ちょっと長いと思う所もありますが
チケットや当日パンフなどの拘りの演出が散りばめられていて
内容も真面目に生と、存在をテーマにしているような近未来SF
登場人物全員がマトモじゃない人ばかりで、
その分目立つキャラが少ないのですが、博士のイデゴモリと
下衆な父親の、本当に最後って感じの暗い顔が最後に印象的
主宰さんが一人だけカラフルで可愛い役でもっていくのも良い。
女子は可愛い人と面白い人しかいない気がします。

落伍者、改。

落伍者、改。

ラチェットレンチF

南大塚ホール(東京都)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

落語の間合い
伝統芸能としての落語と演劇には、呼吸というか間合いに相違があるように思います。その違いをこのお芝居では見事に表現していました。ダンスも不自然さがありませんでした。最後まで楽しめました。

笑う朗読

笑う朗読

水島裕プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

プロデューサー始め全読み手の「笑って、気持ち良く観劇してもらいたい」という気持ちに溢れた朗読会
自分は全く知らなかったんですが
読み手ほぼ全員がかなり有名な声優陣なだけあって
どうにも大人気だったらしいです(ヤフオクでチケットが高騰していたり)。

朗読(劇)って普通のお芝居と比べて
「視覚」の芝居は基本なくてよし、
「聴覚」が完全優先される為、
マイク音響さえ気を使えばかなりの大箱劇場で公演出来
(=多くの観客を集客出来る)

※ 演者が有名人であればあるほど、
  観客からすれば豆粒大の人影が見えるだけでも大喜び

それなりの評価を得る事も出来るんですよね。
(昨日観てきたSUPER SOUND THEATREがある意味そうでした。
1000人級の箱だったかな?まあアレは視覚的にもすごかったですが)

それをわざわざサンモールスタジオという
超小箱を選んでもらえたのが自分には嬉しかったですね、
演者(読み手)の熱気/感情が
直接伝播する超近距離舞台の劇場なので。


そして朗読劇というと
観る(聴く)側も少し堅苦しい雰囲気の中で、
「文学」的なものを楽しむというよりも「嗜む」、
といったイメージがあるのですが、

本劇は開場時点から水島裕プロデューサーと手品師の方が
(TVのバラエティ番組などで言う本当の「前説」として)、

観客が出来るだけ朗読を気軽に楽しめるように、
笑いたいだけ声をあげて笑えるようにと、
場を温める為に軽妙なトークや手品で皆の気持ちをリラックスさせ、
調度良いぐらいに笑いやすい空気感を作ってくれていました。

劇前ですが見事なホスピタリティ精神でした。


そして肝心の朗読(短編5本)の方は
「笑いの朗読」とうたうだけあって、
基本的に深さ/隠された裏の設定よりも
物語のそこここに仕込まれた笑いのエッセンスを、
それぞれの読み手陣がこれまた「笑い」への(?)
情熱を持って演じてくれていたので、

聴きながら、その表情/所作を眺めながら、
しっかり笑いどころでは声をあげて笑わせていただきました。

ネタバレは避けますが、
非常に良い気分で始まり、更に良い気分で終われた、
という感じでしょうか。

こういう一風変わった朗読(劇)、
これからも色々なメンバーと続けていって欲しいですね。

ネタバレBOX

【思った事】
・ 5編それぞれの感想は長くなるので置いておいて。


・ 全話通してそれぞれの読み手
  (声優さんから成田童夢さんってスポーツ系の人でしたっけ?まで)
  が、この笑いの短編5編について、
  「真剣」にかつ「笑わせたい」という固くはない
  やさしい気持ちを抱いた状態で演じてくれていたのか、
  かなり楽しい感情が伝播して来るのが分かりました。


・ 2話で妊婦/主婦を務めた寿美菜子さん、
  可愛いですよね。
  まあそれは置いておいて、
  今までお芝居、朗読劇(1人1役を演じる群読)を
  数本観せてもらっていたのですが、
  イマイチアニメで楽しませていただいているほどには
  「感情」が伝わってこない、という印象があったんですよね。
  (演技を観せる方(ほう)/ミスをしないようにという方(ほう)に
  意識が行き過ぎて気持ちがこもっていなかった?)

  ですが本劇では今までとは全く違う印象を受けました。

  まず「本当の朗読(1人で物語の全役を演じ分ける)」をやられた訳ですが、
  産気づく妊婦、医者、泥酔した亭主、看護婦などを
  上手さはともかく、それぞれの気持ちを見事に表して
  演じ分け(読み分け)していたかと思います。
  (聴いていて「コメディ」としての楽しさが感じられました。)

  更に生まれた赤ちゃんとのやりとりは、
  赤ちゃんの愛らしさが視えるようで、
  「笑い」よりも微笑ましい気分にもなりました。

  こういう演技/読みが出来るのなら、
  今後も活動を追っていきたい役者さんの1人だなあ、
  と思いました( ´ー`)
  ? 上から目線?


・ ほとんどの物語は「笑い」に始まり「笑い」に終わる、
  あまり深い裏設定などはつけないで
  「気軽に楽しめるように」と作られているのかな?
  と思っていたのですが、

  5話の(娘含め)町の皆から嫌われていたお父さんが死んだお話、
  「何故、父(大塚明夫さん)は皆から嫌われようとしたのか?」
  
  その理由が
  「母の死があまりにも悲しくて、自分が死ぬ時は周りを
  こんな気持ちにさせない、逆に喜ばれてしまうような死に方がしたい」
  だった事を知った時、娘(寿美菜子さん)同様
  ちょっと涙腺が緩みかけました。

  更に、
  最終話だった事もあり「いい話」で終わらせるのかな?
  と思っていたら、
  死んだ父「娘にすぐに会いたい!転生したい!」と願ったら

  ゴキブリに転生し家に帰ってきた娘に新聞紙で殴られる、

  というやはり「笑い」を優先したオチの付け方、
  一貫性があって良いですね。

  他の色々な団体その他が行う朗読劇とはまったくテイストの違う、
  どんなに気分が沈んでいた観客も
  「笑い」の気持ちを持って帰れるような、
  というプロデューサー/脚本家と演者陣の気持ちが伝わってくるようでした。


基本考えさせられるような深い話ではない為、
「人を選ぶ所はあるかな?(単純さを嫌う人もいるかな)」とは思いましたが、
自分は満足させていただきました。
劇団めばち娘旗揚げ公演「ツチノコの嫁入り」

劇団めばち娘旗揚げ公演「ツチノコの嫁入り」

OFFICE SHIKA

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/09/17 (木) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足!
映画「ピースオブケイク」を見たから・・これは観ておかなくちゃって行った。
映画では松坂桃李くんがやった、オカマの天ちゃんはどうなるのかーって興味があった。
いやー観に行って良かった!
この劇場で、この劇団の旗揚げ公演が観れたこと。ほんとに良かった。
山本裕典くんって、すっごく上手な役者さんなのね。これまで興味なかったのが残念。
阿部丈二さんは、アクが強いけど、さすがって感じ。
早く気づいていたら、リピートしたかったな。

硝子の途

硝子の途

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

泣けた。
よくできた舞台美術が、昭和のコメディ的なムードにピッタリ!と思わさせておいて、だんだんとウェットな世界へ引き込む。笑いがあることで逆に哀しさが強調され、泣けてしまう。上演、約125分だがアッという間に終わった。映画「若大将シリーズ」のように歌が盛り込まれているのは賛否両論あるが、個人的にはいい演出だと思う。ようは、楽しめればいいのだ。

真田十勇伝 2015(全日程完売御礼申し上げます!!)

真田十勇伝 2015(全日程完売御礼申し上げます!!)

劇団SHOW特急

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

「真田十勇伝2015」
昨日は、観劇三昧の一日。一本目の観劇は、お昼に大坂真璃子さんの出演されている池袋シアターグリーンBig Tree Theater で、劇団SHOW特急第7回公演「真田十勇伝2015」夏の陣(ダブルキャストで昼公演は夏の陣、夜公演は冬の陣)。

 劇場が終演後にキャストと面会する場所が無い為、面会は出来なかったのですが、開演前、受付を済ませた直後、真璃子さんから「今日は、雪さんの為に踊ります」とキラキラした目でお声をかけて頂いて、とても嬉しい気持ちのまま観劇。

 「影の軍団」や「猿飛佐助」などの時代劇やアニメを見て育った世代としては、霧隠才蔵や猿飛佐助、服部半蔵、真田幸村が一同に会するこの舞台は、それだけで既にワクワクするし、世代ではない人でも、男前揃いで、躍動感と切れのある殺陣、ストーリーの面白さに、真田十勇伝の世界の中にするりと入り込んで楽しむことが出来る舞台。

 舞台を観て感じたキイワードは、「信じる」。親子、兄弟、仲間、主従、愛する者、自分の理想、自分の信念を信じること、信じ抜き、守り、戦い、散って行く命たち。

 散った後に残されるものは、絶望でも悲しみでもなく、散って行った者たちの思いを信じ、胸に留め、散って行った命たちと共に生きて行こうとする強さと希望それを体現し感じさせてくれるのが、元山久恵さん</font>のお清。 

 先入観なしに、あるがままの相手を観て、信じ切り、信じる者と思いを守るために戦う、強さと深い優しさを持った二階堂隼人さんの真田幸村。

 中盤まで、兄を思うがゆえに、自分の能力を隠し、頼りない息子を装っている幸村の本当の強さと能力をしっかりと見抜き、見守り、信じた幹山恭市さの真田昌幸の懐の深さ。

 家康側についたとは言え、父と弟を思い命を助けようと説得を試み、葛藤す眞田規史さの真田信之。 

 先入観なしに、自分を信じた幸村を信じ命をかけて守り、裏切ることなく付き従う久保瑛則さんの霧隠才蔵。

 胸に秘めたまま、お清の為に幸村を守り、戦いに赴く斉藤至大さんの望月六郎。

 庄野有紀さんの猿飛佐助、高松周平さんの三好清海、谷恭輔さんの三好伊三、宮下浩行さの海野六郎、中村一平さの筧十三、黒澤俊一さんの由利鎌之介、工藤そのかさんの穴山小介、赤羽信之介さんの根津甚八、真田幸村を信じ、惚れて負けると解っている戦に付き従い、命をかける真田十勇士の胸の内にあったのは、ただひとつ「信じる」こと。

 その対極にあるのは、息子秀頼を溺愛するあまり、秀頼を守るために良かれとしたことが、歴史を変え、息子の能力を発揮させることを妨げた、愚かではあるが哀しい母の誤った愛を体現する能條由宇さんの淀君。

 自分の立場と考えに固執するあまり、全体を見極め的確に対処する判断を誤り、守るべき君主を危険に晒し、結果大事に至らせてしまう、何となくサラリーマンの世界の上司によくいる厄介な上司を体現したような<font 多田聡さんの大野修理。

 魅力溢れる、個性豊かな人間たちが織り成す、笑いあり、涙あり、美しく切れのある艶やかな踊りあり、迫力と舞うような美しい殺陣あり、感動あり、切なさありの2時間20分のワクワク、ドキドキするエンターティメント人間活劇でした。

                            文:麻美 雪

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