
時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
オープニングの時に
鳥肌が止まりませんでした。←始まったばかりなのに早くもラストへの期待感が高まりすぎて。
舞台装置は最後まで楽しかったです。
回る度に脳内麻薬が分泌された感。
今回3作品目の観劇となったのですが、
見る度に、作・運出の方のパーツが揃って一人の人間というか魅力的な怪物の形になっていくようでクセになる劇団さんです。
正直セリフ回しが好みかそうでないかと言ったら後者なので
次回も超超楽しみぃぃ♪と心待ちにしているわけではないのですが、見逃したらダメ…という強迫観念じみたものがあります。

アニー
日本テレビ
アクロス福岡 福岡シンフォニーホール(福岡県)
2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
福岡まで行って,ミュージカル『アニー』を観た。
福岡まで行って,ミュージカル『アニー』を観た。今回初めて,スマイル組および黒川アニーの方も観ることになった。時間的に余裕があって,なおかつ,かろうじて当日券が残っていた。一日に二度も同じミュージカルを観ることになった。舞台装置は,地方省略版で,さらに簡易になっていた。
今回もゆうなっちアニーは,すごく良かった。孤児ゆうなっちは,役柄的にはいつも大人の顔色をうかがい,視線を気にしている子どもだ。相手の出方によっては,いつ殴られるかわからない。もしかして,いいことがありそうなら,絶対に見逃してはならない。だから,相手の顔は良く見るべきなのだ。
一方,黒川アニーは凄かった。絶対的な強い高音が会場内に心地よく響き渡る。そのような場面が何度もあった。セリフも一つも言いよどむことはない。アドリブも結構きいている。こちらのアニーは,模範的。優等生だと思う。好みの問題もあろうが,演劇派としてはゆうなっちの方が良い出来だ。
アニーの名場面
橋の下で,ホームレスの人たちを相手に,とにかく希望を持つべきだとアニーは言う。人生に絶望している人たちは,反論する。何ひとつ持ってないし,展望もない。それでも,アニーは希望を持ちなさいと言う。確かに,物事はなんでも考え方次第なのだ。いいところを伸ばして,悪いところは無視したい。
大統領官邸においては,アニーは唐突に歌を披露する。この歌にみな勇気をもらう。歌をうたえば,明日はいいことがきっとあるにちがいない。今,とっても苦しくても,大丈夫。心と身体さえあれば,明日は良くなる。大統領は,未来を拓く道を模索するのだ。公共事業で失業対策をしていこう。
アニーは,少しすつウォーバックスの心をつかんでいく。
ウォーバックスの依頼を受けて,クリスマスの夜彼のもと呼ぶべき子どもを探すのは,グレースである。このとき,グレース自身が,アニーに強い愛情を抱く。引き続き,なにげないやり取りをするうちに,アニーという子どもが非常に興味深いキャラクターであることに,ウォーバックスは気がつく。
アニーを理解するうちに,アニーが幻の両親を強く思慕している事実につきあたる。自分の養子にしてもいいが,生きているなら,実の親元に返してあげよう。自分たちは,たまに遊びにいけばいいじゃないか。そのような流れの中で,ハニガンの弟は,よからぬたくらみを開始する。

ドリアン・グレイの肖像
松竹/フジテレビジョン
新国立劇場 中劇場(東京都)
2015/08/16 (日) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
大阪・森ノ宮で,オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を観た。
オスカー・ワイルドは,芸術家は美しいものを創造すれば良いという。
また,批評家は,じゃあ何をやっているのでしょう。美しいものから受けた印象を,自分なりに伝えればいいのです。彼は,そこには,美しいものを美しいと認めるべきで,倫理もどうでもいいし,ましてや,何か立証しようとはしない方がいい。
さらに,芸術の対象には,さまざまな意見はむしろあって良い。さほど役に立つようなものじゃないのが,芸術だが,作ったひとがほめられるのは,作品の出来が人々をおおいに感動させる場合だけなんじゃないだろうか。
今回,大阪・森ノ宮で,オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を観た。
美を失わないものに,誰だって嫉妬する。バジルが描いた絵が,いつまでも美しい。しかし,生きている人間は少しずつ老いて醜くなっていく。絵が,年おいていく,かわりに,生きている私はまったく老けないってことは理想だ。この風変わりな夢が,現実になって主人公は苦しんでいく。
ピアノによる美しい演奏が何度かあった。巨大な肖像画を効果的にながめながら,劇は進行していく。出演者は,いずれも魅力的であった。演劇が終了して,スタンディング・オベーション。なかなか素晴らしい出来でびっくり。

Fight Alone 5th
エムキチビート
エビス駅前バー(東京都)
2015/06/05 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了
満足度★★★
F(タ)
F(タ)チームを観劇。
元からチタキヨ目当てだったのでチタキヨは好きだったが、
他があまり好みでなかったのが残念。
チタキヨに関しては
観た感じ貴子さんにあてがきのように感じたのだが
他ver.を観たらそれもまたあてがきのように思えるのだろう。
スケジュールが調整できず(キ)も(チ)も観れなかったのは悔やまれる。
結果、チタキヨが優勝したようでおめでとうございます。
チタキヨとしては★5をあげたいのだが、
他のがまったく好みのがなかったので評価下げます。

エバーランド〜プレオープン〜
フロアトポロジー
新大久保「ホボホボ」(東京都)
2015/06/24 (水) ~ 2015/06/24 (水)公演終了

虚言癖倶楽部
smokers
ギャラリーLE DECO(東京都)
2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
終わらないフリートーク
3回目の観劇でしたが、1回目は頭フル回転のキャパオーバーで、2回目は何とか着いてイケて、3回目で、あのシーンは、このシーンの為の伏線かを考える余裕が出来ましたが、4回目でも新たな驚きが有るのは必須だと思います。

丹青の皿屋敷
深川とっくり座
江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
家族で
楽しめる怪談話。王道を行くのかと思いきや、まったく違う話になるのが面白い。
ただ昔の呼び名が出てくるので(トイレ→厠)、近くにいた子供が「よくわからない」とぼやいていた。小さい子供にはわかりにくいかなぁ。
いい意味で大衆演劇を見た感じで良かったです。

15 Minutes Made Volume13
Mrs.fictions
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★
いい企画なんだけどなあ
こういう企画こそは演劇を観たことない人に是非観てもらいたいものだが、観客のほとんどが演劇関係者のようであったことが残念。こういう企画を非演劇関係者で席を一杯にできたら演劇界も活性化するのだろうに・・・。フィクションズのトリは決まってるとして順番はどうやって決めたのかしら?もちろん結果論だが個人的には一番良い順序だったように思う。つい順位付けしたくなるがいい意味でそれは難しいのでやめておこう。

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』
劇団☆新感線
赤坂ACTシアター(東京都)
2015/07/29 (水) ~ 2015/09/03 (木)公演終了
満足度★★★★★
特典てんこ盛りサービス
過去上演舞台の主要配役や人物入替ネタなど、良いとこ取りでお祭り感満載、また啖呵も不変で聞いてて小気味良く、説明不要の愉快痛快舞台だった。
笑っている内に五右衛門ROCKのテーマが流れた辺りから、不意に出演者の皆さんが年長者になっても、こんなに意味ないバカ芝居に全力を出していることに感慨深く見えてちょっとウルウル嬉し泣きしそうになったけど。ツインボーカル、今回も迫力ある歌声でした。それにしても冠君は貫禄ついたなぁ…。賀来賢人さん、初見だったが印象に残り、今後の活躍を見たくなった。
35周年おめでとうございました。

マクベス
パルコ・プロデュース
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★
わからない点もあったけど興味深く観劇
広い病室に隔離された患者、部屋にはベッドや仕切りのない浴室に洗面所、天井部にはテレビモニターが3台設置、上手側に階段。中央には吹き抜け窓、そこから女医と看護士が見守る。病による錯綜した夢なのか、どこまでが彼の現実なのか。次第に劇場型の治療法に思えてきた。
もともとお得意?のマイムは大人から子供、マクベス夫人まで巧みに演じ分けてテンポよく進行。後半からマクベスと患者が一体化して見えて来る。一人語りなのに映像も交え性別を変えて演じる生尻蔵さん、引き締まった体つきと腹式呼吸の凄さにも注目してしまった。これが肉体派俳優ってことか。
変化をつけた話ではあったが、最後まで舞台マクベスだったのは驚き。あまり関係ないが、ETV「おはなしのくに」にでも出演して、演じて欲しい。
メインは患者である男だけど、その彼をフォローする形で2人の役者さんも出演。かなり印象的な出方もあり名前や活動も知りたかったのだが当日パンフもないため知りようがなく、多分パンフには出演者名の記載があるのかもしれないが、紙一枚でいいからキャスト表をどっかに掲示してほしかった。また細かく表情を見るぶんには今回みたいなホールでは、すこし大きすぎた気も。

FENCE
空想実現集団TOY'sBOX
北池袋 新生館シアター(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
新たな1面を見れました!
毎度上質なエンターテインメントを見せてくれるこの劇団!
今回もわくわくしながら劇場へ行ったのですが
見事に期待を裏切られました!いい意味で!
まずダンスがすごい!
いつもより長いダンスだったのですが飽きることなくドキドキしながらみれました!
内容もシリアスなだけでなく沢山笑えるポイントがあり
でも締まるところはしっかりと引き締まっていてとても満足です!
最後のシーンではうるっとくることも
新人のほしなさんが辞めてしまうのは悲しいですがまた復帰することを願っています!
なんと3部作だそうで続きがとっても気になります!

『血の家』
劇団HIT!STAGE
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

エトランゼ
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1574(15-263)
13:00の回(晴)。
12:15会場着、外ではなくいつも「開場待ち」で使っている部屋で受付、入ると大手さん。
12:30開場、目の前まで樹木が迫っている舞台、その先に何があるのかは見えません。
上手、四角い井戸(?)のようなものに水が流れ落ちています、縁には麦藁帽子がひとつ。
13:01前説、開演~14:58終演。
エトランゼ...異邦人、見知らぬ者...「L'Etranger(1942)」カミュの作品。
カタカナのタイトルですが、とても和的な物語で、閉じた世界へやってくる者たちとの対立、何が目的か、何のためなのか...が神聖な場所である山に出現した大掛かりな舞台装置を十二分に活かした演出、役者さんたちのカラダを張った演技によって明らかにされます。

15 Minutes Made Volume13
Mrs.fictions
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★
ショートケーキと大福
両方とも好き。今回もいろ色なお芝居(お菓子)が出てきた。まるでお菓子の品評会のように、どれが一番にするかは難しい、みんなおいしかった。

サンプリングデイ
壱劇屋
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2015/08/21 (金) ~ 2015/08/24 (月)公演終了
満足度★★★
壱劇屋MUSH UP ORIGINAL★
『MUSH UP PROJECT』シリーズ最終章★なんやけど、マッシュアップ作品と呼ぶには違和感がありました。だって『劇団壱劇屋』オリジナル作品みたいなんやもん☆オリジナルが元々【壱劇屋テイスト】を含んだ作品やったのかなと想像します。パフォーマンスや段取りの凄さを含めお芝居は大好きなんで、壱劇屋オリジナルやったら大満足♪でもマッシュアップって意味では物足りなく感じました。
今回は『公開稽古』『公開場当たり』も拝見出来て壱劇屋の皆さんとの繋がりを共有する時間がいっぱいで、とても良い思い出になりました(^o^)v

時をかける206号室
企画演劇集団ボクラ団義
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高です
先日2回観劇しましたが、目と頭がついていかない笑
1回目はあっという間の2時間、2回目はどこが伏線だったのかとか、細かいところに気づいて楽しめる2時間でした。
たくさんチケットとっておいてよかった…笑
点と点が繋がって線になる瞬間の鳥肌はやみつきになります。
前説から開演の転換の音の演出がすごく好きです。
セットもとにかくすごい。あれを手作り&手動は本当に驚きました。
普段とはかけ離れた役を演じる方が多いのも魅力のひとつかな?
盛りだくさんのイベント、恒例の前説と役者さんと距離が近く、色々なお話しが聞けるのもとっても嬉しいです。

暁!!三國学園
劇団ZTON
なんでもアリーナ(関西テレビ放送本社内)(大阪府)
2015/08/23 (日) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
昼A、夜B側で観劇
あんなに学園生活どっぷりやってくれたのに、
ストーリー上もまさかの一週間で、
カーテンコールでふと時計を見たら上演時間2時間なかった! という衝撃。
なんというボリュームとスピード感。
三国志知ってると笑えるパロディいっぱいだし、
パンフレットの用語集も三国志ネタいっぱいだし、
三国志以外のオマージュもあるし、
三国志知識とっぱらっても学園ものとしても楽しめるしで
まさに「エンタメストライク」。大満足でした!
各々のキャラクターが個性的で、
髪の色やビジュアルの奇抜さに負けてなかったせいか、
違和感を感じずに観ることができました。
音楽&早口でせりふが聞き取れないところもいくつかありましたが、
前後のニュアンスで内容はわかったので、ストレスにはなりませんでした。
使用音楽とシーンのニュアンスがぴったりで、
上手い選曲だなー! と感心しました。
もちろん再演希望ですが、
このまま別媒体に持っていって2次元化もありだなぁと思います。
面白かったです!

オパンポン☆ナイト番外 〜感謝勘弁〜
オパンポン創造社
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2015/08/22 (土) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
勘弁・感謝・勘弁の順で観劇。
劇場は始めていく場所でしたが、
出演者の方がブログで丁寧に案内してくださり、
曲がり角に案内板を置くなどの心配りがあって、迷わず行けました。
(「「地下鉄出口の進行方向と逆に…」の部分が、
特にありがたかったです。そこで大体自分は方向を間違えてしまうので)
オパンポン創造社の作品を楽しむための条件はただひとつ
「あなたが人間であること」
それくらい扉が開け放たれてる感のある、
突飛な設定ながら
「あ、この人の気持ちわかるなぁ」と思わせてくれるような4作品でした。
単体でも完結しているオムニバスだけど、
すべてが少しずつ繋がっているつくりで、
悲しかったり切なかったり、嬉しかったりで目から涙が止まらないのに
口元は笑顔になってしまうという体験が、またできました。
楽しい時間をありがとうございました。

エトランゼ
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/08/19 (水) ~ 2015/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
圧倒
毎回、舞台美術の芸術性には驚かされますが、
今回はもう凄いの一言。
大量の水を使った演出にただただ圧倒されました。
また、物語もよく、役者さんの演技に見入ってしまいました。
この舞台を見れて良かったです。