
「巡光ーめぐるひかりー」
エビス駅前バープロデュース
エビス駅前バー(東京都)
2015/08/28 (金) ~ 2015/09/09 (水)公演終了
満足度★★★★★
エビス駅前バーは違う
一度、ココの芝居を観て頂くと、芝居の観点が変わるかもしれません。至近距離なんてもんじゃない、その気になれば演者さんに触れる程の密接な距離なのです。脚本・演出は観てきた方の評価どおりですので、観たいと思ってる方は時間作ってでもご覧になる価値はあると思います。是非是非!!

果てまでの旅
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

おつきさまがついてくる
【ハッカ】
遊空間がざびぃ(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★
向こう側の客席が見えるけど「独り」。その説得力!
小栗さんの作品が観てみたくて、
前情報は、ほぼこりっちの記載事項のみで観に行きました。
手前と奥の挟み舞台で、
休憩なし、約2時間。
かけ離れた設定を通して、
私たちと同じような「当たり前の生活」を描くのが面白く、
俯瞰で観ていたつもりでしたがいつのまにか入り込んでしまいました。
(役者さん達がその設定を
行動のなかに自然に取り入れてたので、
違和感がなかった)
観劇前、
スタッフからの諸注意が、ラジオの音で聞こえづらかったです。

パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
『パイドパイパー』観ました
ちょっとややっこしくて、話に入り込むのに時間がかかってしまいましたが、スケールの大きなファンタジー大作、大いに楽しませてもらいました。大人数でも、遊眠さんの存在感大きいなー。

『回文R-18の会・夏の終わりのホラー編』
演劇集団 堕天使
アートギャラリーフジハラ(大阪府)
2015/08/28 (金) ~ 2015/08/29 (土)公演終了
満足度★★★★
いつかシアタードラマシティで。
エロと回文とホラー 映像とコントと朗読 大人の会です。
緑ファンタさんの朗読が最高でした。
詳細は、チンコとか・・・とか 書けない。。。。
いつかシアタードラマシティでするらしい。

BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】
劇団バッコスの祭
萬劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
ニュースの向こう側の事件にスポットを当てた考えさせられる作品
テロリストって、
・日本には存在しない
・海外で無差別に爆破テロとかを実行する
・恐ろしい凶悪にして狂信的な(人間性の壊れた)怪物達
今までニュースの向こう側の事件を目にする度に
そんなふうに思っていました。
しかし、
(全てが正しい主張とは言えませんが)
そもそもは現状の自国や世界の状況を憂い、
それを改善しより良き状態に持って行きたいと思いつつも、
政府その他の状態からまっとうな手段が通じない/使えない状況下において、
最後の手段としての武装蜂起その他の手段に出た人達、
でもあるんですね。
(単なる悪人ではなく、一番に国と国民の事を考えた人達、といえるのかも…)
本劇の中のテロリスト達は本当に「人間」でした。
(ペルーのリアルな現状は把握していませんが)
貧富の差および国民全員がまっとうな教育を受けられない
現状を憂いてテロリスト集団を率いたリーダー。
そして今日食う金にも困る、ただそれだけの理由で
アルバイトとしてテロリストメンバーに引きこまれた人まで。
そこに居るのは、この犯行を犯したのはあくまでも「人」でした。
「ストックホルム症候群」
立てこもり事件などの異常な状況下において、
犯人と人質達の間に一種の信頼関係が産まれた状態、
でしたっけ?
それが関わってくるのは当初から予想がつきましたが、
確かに目の前で”テロリスト”と呼ばれる人達が
(自分達の行動やその目的、犯人と人質という人と人との関係に対して)
苦悩/葛藤し、「単なる人」としての夢を語り討論しあう姿を見ていて、
彼らを「単純な悪」とみなす事は
観客の視点であっても出来ないと思いました。
(自分が日本という比較的ぬるま湯な国に産まれたのでなければ、
多分に共感出来る考え方であったとも思えます。)
実際
・「日本大使公邸で起きた」という点
・当時のフジモリ元大統領が日系人であるという点
以外において、
本事件を日本人として深く考えた事はありませんでした。
しかし、「強行突入にて人質死傷者0、軍隊死亡者2名」という
強行突入ではありえないような幸運とも思われる結果について、
背景が本劇の通りであったとしてもおかしくない、
そう思える「骨太(説得力のある)」物語であり、
各人間達の思考と行動だったと思います。

遥かなる甲子園
関西芸術座
八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)
2015/08/26 (水) ~ 2015/08/28 (金)公演終了
満足度★★★★★
ろう学校の球児たち実話 勇気が出るお芝居
ろう学校の球児たち実話 他校との練習もできない高校野球規定を変えた 手話で、努力:「ガベに穴をあける」 誰:「目の見えない方の動き 手の甲で頬に触れる」、承認の試験試合コールド負け またやり直す 明日から挑戦
承認された。
出演されていた若い方全員の演技がとても上手い。 素晴らしい芝居 感動した。

BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】
劇団バッコスの祭
萬劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了
満足度★★★★
惹きこまれました
同じ題材を他の劇団でも見ました。比べるつもりではなく演出家の視点が何処が中心になるのだろうと気になり。人質とテロリストたちが心を通わせて行く場面・Misフジモリとテロリーダーとの政治的な意見交換の場面・突入するまでの経緯が2時間のあいだにたっぷりと込められて グイグイとひきこまれました。

まつりのあらし
カメハウス
パシフィックシアター(大阪府)
2015/08/20 (木) ~ 2015/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
四国の田舎の風景が見えた 河童 相撲 ワッショイワー
打ちあがる花火ドドーーン 最後 踊るがよー ワッショイ ワッショイ ワッショイワー1人手を振る まつりのあらし
女生徒たちの水着姿が綺麗で爽やかに 花火職人の晒が粋で 教師の凛とした演技 出せる所 魅せる所を全部出してます がんばりが物語を本物にして ちょっと泣いてしまうくらい引き込まれました。 NHKの演劇祭にも出しそうな雰囲気のお芝居 良かったです サカナさんの鍛えられた背中が綺麗でした。

パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
林遊眠一人芝居の魅力
千年のセピラの二回目。今回はやや後方、首を動かさずに全体を見渡せる位置での観劇。劇が始まってみると、危惧していたほど会場の大きさは気にならず、BASE THEATERにはBASE THEATER用の、あうるすぽっとにはあうるすぽっと用のギアチェンジをされていました。セリフの多さと活劇シーンでのテンポを落とさぬよう、やや早口気味になる口調でも、見事に声量をコントロールされていたと感じました。今回は舞台の広さを考え、衣装を膨張色の白に選択したのかどうかは推測となってしまいますが、それでも、舞台上の遊眠さんは大きく見えるのが不思議です。
昨夜の一回目より、一晩という短時間でクオリティを上げてきたセピラ。通常の一人芝居では、文字通り一人の視点によって展開される物語に対し、遊眠さんの一人芝居の特徴である複数人物の演じ分けによる、多様な視点から語れる物語が、ラストへ向けて集約されていく過程に伴う高揚感は、その場でしか得られない特別な時間として記憶に残ります。公演が続けば、今後ますます磨きがかかるであろう千年のセピラが公演二回で終わってしまうのは残念でなりません。しかも、遊眠さんご本人のブログでは、今後の一人芝居への積極的な意欲を語っておらず、観客のわがままを言えば、封印されることなく、今後も観劇できる機会がある事を願うばかりです。

SMOKIN’ LOVERS(20名様限定公演)
惑星☆クリプトン
BAR BASE(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了
満足度★★★
【煙】良い試み、お薦め
バーの席で繰り広げられるショートな会話劇。
演劇の舞台で、セットの客席側が何故壁がないのか?
「観えないからだろ?」…正解!
演劇の基本は<のぞき見>なのです。
すぐ傍で行われる劇。この試みは楽しいです。
作品云々より、この劇空間を楽しむことをお薦めします!
しかも、美女を間近で観られる!!
下世話な事に聞こえるかも知れませんが、これも重要な事です!!
この試みを続けて、内容も進化させていってほしいです。
たのしく劇空間に浸れました。
ただ、店内が暑すぎ!!
集中が持続できません。改善されていれば良いですが、暑さ対策(タオル
扇子等)の持参をお勧めします。

「眠れる森の美女」 サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター
光藍社
Bunkamuraオーチャードホール(東京都)
2015/09/05 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★
王子が美しかった・・・。
来日メンバーが少ないのか、それとも元々こういう演出なのか、白鳥もそうだったが、こちらもコールドの人数が少なくて、眠りにしては華やかさに欠けた。ゲストのロヂキン王子、白鳥のワディム王子とここのダンサーたちとのテクニックの差がすごくて、ちょっと驚いた・・・・。
ロヂキン王子はあまり好みじゃないんだけども、今回は彼に救われた。

紙の花たち
スポンジ
「劇」小劇場(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
音響が良かったです。
ちょっとコミカルな田舎の日常の中で展開される3人の女の物語。
都会に出て行ったお姉さんと田舎に残った妹。それに謎の悪女。
姉の生き方を羨む妹と、こんなはずではなかったと後悔する姉。
現実と夢のギャップに悶々とする2人の姿、それになんとも不気味で恐ろしさを感じさせる悪女の笑い声が、観ている側にも重々しい雰囲気が伝わってくる舞台でした。この舞台で、特筆すべきは音響の使い方。ノイズが効果的に使われていて、やりどころのない状況を表した物語の雰囲気を盛り上げていました。舞台のラストは賛否両論いろいろ有りそう。物語の流れを断ち切るエンディングで、自分としては好きなカットです。見応えがあった芝居でした。

プリンス・オブ・デビル~妃を探せ!~
Seiren Musical Project
六行会ホール(東京都)
2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
やはり主役次第
私はTDR組とUSJ組どちらとも拝見したが、個人的にはUSJ組の方が好みだった。周りの観劇者も同じような感想を持っているのではないだろうか。
パンフレットにて、演出の石原慎一氏が対談中で、両班ともに台本は一緒だがキャラクターの作り方や話の進め方が異なると述べていた。両班ともに拝見したが、その通りであった。
TDR組においては、主人公ルドルフは比較的成熟しておりもう立派な大人の王子という感じであったが、USJ組はまだ少年で自分の周りの状況に困惑している様子が見て取れた。
その中でもUSJのルドルフ役、夏目卓実さんの芝居にはど肝を抜かれた。客を味方につけることができ、客の懐に入ってくる様な芝居を作っていた。これは学生演劇かと疑うくらいの芝居力をもち、周りの客の多くは目に涙を浮かべていた。ダンスや立ち回り立ち姿にも凛としたものをもち、歌は少年のような明るい声質、比較的大型ではない容姿を良く活かしていた。USJ組を見た後にTDR組を拝見したので、残念ながらTDR組にはひとつ物足りなさを感じてしまった。
また、USJ組の琢馬役 溝口悟光さんも芝居力のある役者だと感じた。
まさに、泥臭く生きる人間の象徴となっており、それに影響を受けるルドルフの姿がよりわかりやすく見て取れた。
以下、ネタバレにて。

さよならサムゴー ~いつかはギャットモンテイプ~
サムゴーギャットモンテイプ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/09/03 (木) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
夏の終わり。伏線も楽しく出来てる!
DISC1からガラリと変わり山並さんの予定通り行くと、
キチンと青春モノっぽい笑いつつも淋しさ漂う舞台が出来るんですね!
夏休み明けの始業式、ザワザワと集まるクラスメイト22人。
その会話、行動、目線などの理由「夏休みの出来事」を上手いバランスで
過去に遡り、時に始業式の場面に戻り整理して行きます。
予告の水着シーン、黙々と舞監督さんが仕事してて応援したくなる。
プール、部活、恋愛、旅行、転校、霊感?虫取りと様々に展開していく
英語版虫取りは妙なイントネーションに麻痺して笑えてくる始末。
宙吊り、ブレヒト幕?英語、小さな回転盆、紙吹雪と色々駆使して
近代の激しい男の子同士のキスシーンがクライマックスが妙に盛り上がる
情けない先生がいいポイントで、最後のオチもいいアクセントでした。
クラスに居たら個人的には霊感少女と部長に手を差し伸べたいです。

平成舞姫
第27班
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/08/29 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
Dは面白い、Cは見方次第
先週から跨ぎで残りのDCを観劇。
Dは太田さんの怪しい台詞と行動が素敵。
それに対する女優さん4人も個性があって○
修羅場で終始顔を伏したまま、
悪魔にでも乗り移られたような声で参加する被害者。
最後はなかなか良い終わり方で70分でも充実。
Cは二つの物語が並行に展開されていが・・・・
最後、2つの世界が紡がれるんですけれど
かなり予想の範疇でありますが、それまで両方良いので
無理矢理だなぁ~と思ってしまいます。
弟の事で愛する人を見つけた男は2番手って
残酷だなぁって、でもそれは否定する気がないのですが
伏線もなく、両方の物語が良かっただけに、強引に見えました。
ただ前回の1位なので、今回も人気だろうし
私のように思う人は少ないんでしょうねー
劇中マンガや、幼馴染がいいのでお勧めではあります。
(私はDに投票しました)

パイドパイパー と、千年のセピラ
劇団ショウダウン
あうるすぽっと(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
千年のセピラ 観劇
そうだよ,これが観たかった。前日に観た「パイドパイパー」ももちろん良い出来だったとは思うが,「羅針盤」からもう林遊民という役者の虜になっている者としては,これが待っていた作品である。東京だけの特別公演,しかも初日で,いくつか?と思った部分もないではないい。でも,そんなことは関係ない。一人芝居でありながら舞台には何人も同時に存在するように見せる演技力,しぐさ,表情,特筆すべきは声の徹り,申し分ないものであったと思う。賞賛と感動に値する作品,素晴らしい観劇の時間だった。劇団ショウダウン,また来年には東京に来るとのこと。もう,今から期待である。

ご臨終
「クリスマス特別企画」
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了
満足度★★★★
ありがちなストーリーだけど
ラストに向けて盛り上げていくのにお涙頂戴的な要素を積み重ねていく手法もよくあるんだけれど、小さな劇場で、役者さんの演技が間近に感じれる分、引き込まれる舞台になっていたと思います。オフオフブロードウェイの小さな芝居小屋的な雰囲気で良かったかな。芝居の中では、仲谷さんの感極まって泣き崩れる迫真の演技が良かったです。それに、最後の小林さんのオチで笑わせて頂きました。

タヒノトシーケンスvol.1 透明な動物と夜通し歩き回る
タヒノトシーケンス
新宿眼科画廊(東京都)
2015/09/04 (金) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

DADDY WHO?
天才劇団バカバッカ
テアトルBONBON(東京都)
2015/08/26 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了