最新の観てきた!クチコミ一覧

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「巡光ーめぐるひかりー」

「巡光ーめぐるひかりー」

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2015/08/28 (金) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

エビス駅前バーは違う
一度、ココの芝居を観て頂くと、芝居の観点が変わるかもしれません。至近距離なんてもんじゃない、その気になれば演者さんに触れる程の密接な距離なのです。脚本・演出は観てきた方の評価どおりですので、観たいと思ってる方は時間作ってでもご覧になる価値はあると思います。是非是非!!

果てまでの旅

果てまでの旅

玉田企画

アトリエ春風舎(東京都)

2015/09/05 (土) ~ 2015/09/14 (月)公演終了

満足度★★★

面白い話
面白い。100分。

ネタバレBOX

加藤(伊藤毅)…女部屋行きたい。池田が好き。
吉田(大山雄史)…女部屋行きたい。重原が好き。
小池(玉田真也)…女部屋行きたい。女を相手にテンパる。
手塚(由かほる)…女に興味ない。
重原(由かほる)…体調不良で寝込んでるわりに色々見抜いてる。うるさいからキレた。
池田(鮎川桃果)…矢崎が好き。
佐藤(植田ゆう希)…矢崎が好き。
久保(緑川史絵)…池田と佐藤の仲裁に入り二人を諭す。
矢崎(工藤洋崇)…不良。運動神経良、バンドも出来るとモテる。コンドームを加藤らに渡す。
清水(山科圭太)…矢崎の友人。関西弁。法律にうるさいらしい。最近フラレた。
佐伯(森岡望)…矢崎の友人。矢崎曰くやらせてくれる女。

中学校の修学旅行の旅館。
女部屋に行きたくってしょうがないイケてない男子の会話と、イケてる不良との会話が序盤。恋バナでピリピリする女部屋に乱入して、なんとか頑張ろうと奮闘するが、小池の不要な一言とコンドームで部屋を追い出されるイケてない男子が中盤。責任の押し付け合いを経て、照明落としてから、なんかいい思い出になりそうな感じ語り合うイケてない男子で終幕。

女性の方はよくわからんが、男子のスクールカーストの感じは上手いなと。実際のイケてない男子はあそこまで頑張れるのかわからんが。追い出された後の小池らの言い合いで、中学校での失敗が、今後の人生を悪い方へ決定するというくだりは、中学生視点でなかなか良い。残りの半年どーすんだよとか笑えた。
随所随所に見てられない的な気持ちも覚えつつ、結構楽しめた。加藤らの部分を減らしてでも、矢崎、清水、佐伯のシーンでもうヒトヤマあっても良かったかな。
おつきさまがついてくる

おつきさまがついてくる

【ハッカ】

遊空間がざびぃ(東京都)

2015/09/03 (木) ~ 2015/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★

向こう側の客席が見えるけど「独り」。その説得力!
小栗さんの作品が観てみたくて、
前情報は、ほぼこりっちの記載事項のみで観に行きました。

手前と奥の挟み舞台で、
休憩なし、約2時間。

かけ離れた設定を通して、
私たちと同じような「当たり前の生活」を描くのが面白く、
俯瞰で観ていたつもりでしたがいつのまにか入り込んでしまいました。
(役者さん達がその設定を
行動のなかに自然に取り入れてたので、
違和感がなかった)

観劇前、
スタッフからの諸注意が、ラジオの音で聞こえづらかったです。

ネタバレBOX


この世界におけるタマちゃんの立ち位置が
もし自分だったら苦しいだろうなぁ…と。
シュカに聞こえないように言うあの一言に、
彼女の抱く複雑な愛憎を感じました。


シュカ達のような事になったことはないし、
似た境遇の人も知りませんが、
観ていて感情移入ができるのは
演技と演出と細やかな言葉づかいのせいなんだろうな…
思い出とリアルと幻覚の間で
「触れよう」としている姿に涙があふれました。


歩道橋のシーンの照明の使い方、とても効果的でした。
作中の生演奏も、音楽への移行のしかたや
音を出すツールのチョイスが、
話を分断せず、意味もあり、すごく好みでした。


役者さんも大きな不安を感じさせずに、
あたたかく、もの悲しく、
そしてリアルな町の景色を作っていました。

特に子ども世代の、設定が独特で、
彼らの作中での変化が目をみはりました。
小春ちゃんの恋について頭で考えようとしている(思春期?)ところのまくし立てる感じ、
背中合わせの二人のシーンは
「ここのために今までがあったのだろうか…」
と思わせる意識吸引力でした。


作中で使われるあの世界独特の単語が、
観てるうちは覚えているし認識してたのですが、
音として覚えづらくて、ちょっと説明と思い出しに苦労してます。

日記録と思い出の違いについての、システム説明をするシーンが好きです。
パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

『パイドパイパー』観ました
ちょっとややっこしくて、話に入り込むのに時間がかかってしまいましたが、スケールの大きなファンタジー大作、大いに楽しませてもらいました。大人数でも、遊眠さんの存在感大きいなー。

『回文R-18の会・夏の終わりのホラー編』

『回文R-18の会・夏の終わりのホラー編』

演劇集団 堕天使

アートギャラリーフジハラ(大阪府)

2015/08/28 (金) ~ 2015/08/29 (土)公演終了

満足度★★★★

いつかシアタードラマシティで。
エロと回文とホラー 映像とコントと朗読 大人の会です。
緑ファンタさんの朗読が最高でした。
詳細は、チンコとか・・・とか 書けない。。。。
いつかシアタードラマシティでするらしい。 

BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】

BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

萬劇場(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

ニュースの向こう側の事件にスポットを当てた考えさせられる作品
テロリストって、
・日本には存在しない
・海外で無差別に爆破テロとかを実行する
・恐ろしい凶悪にして狂信的な(人間性の壊れた)怪物達

今までニュースの向こう側の事件を目にする度に
そんなふうに思っていました。

しかし、
(全てが正しい主張とは言えませんが)
そもそもは現状の自国や世界の状況を憂い、
それを改善しより良き状態に持って行きたいと思いつつも、
政府その他の状態からまっとうな手段が通じない/使えない状況下において、
最後の手段としての武装蜂起その他の手段に出た人達、
でもあるんですね。
(単なる悪人ではなく、一番に国と国民の事を考えた人達、といえるのかも…)


本劇の中のテロリスト達は本当に「人間」でした。
(ペルーのリアルな現状は把握していませんが)
貧富の差および国民全員がまっとうな教育を受けられない
現状を憂いてテロリスト集団を率いたリーダー。

そして今日食う金にも困る、ただそれだけの理由で
アルバイトとしてテロリストメンバーに引きこまれた人まで。

そこに居るのは、この犯行を犯したのはあくまでも「人」でした。


「ストックホルム症候群」
立てこもり事件などの異常な状況下において、
犯人と人質達の間に一種の信頼関係が産まれた状態、
でしたっけ?

それが関わってくるのは当初から予想がつきましたが、
確かに目の前で”テロリスト”と呼ばれる人達が
(自分達の行動やその目的、犯人と人質という人と人との関係に対して)
苦悩/葛藤し、「単なる人」としての夢を語り討論しあう姿を見ていて、
彼らを「単純な悪」とみなす事は
観客の視点であっても出来ないと思いました。
(自分が日本という比較的ぬるま湯な国に産まれたのでなければ、
多分に共感出来る考え方であったとも思えます。)


実際
・「日本大使公邸で起きた」という点
・当時のフジモリ元大統領が日系人であるという点
以外において、
本事件を日本人として深く考えた事はありませんでした。

しかし、「強行突入にて人質死傷者0、軍隊死亡者2名」という
強行突入ではありえないような幸運とも思われる結果について、

背景が本劇の通りであったとしてもおかしくない、
そう思える「骨太(説得力のある)」物語であり、
各人間達の思考と行動だったと思います。

ネタバレBOX

【思った事】
・ 最初は配役/単純な出演者数などから
  テロリスト達が数百人の人質をとって立てこもった、
  という状況を「うまくは表現出来ていないなあ」など、
  演出面での不満もありました。

  実際人質となった主要メンバーについてすら
  その設定を「覚えきれるかな?」などの不安もありました。

・ 物語が展開していくにつれて、
  人質だけではなくテロリスト達も
  それぞれが「人間」として動き出し、
  人質達との関わり方が変わっていく様を見て、
  「ストックホルム症候群」もので
  お涙頂戴的に終わるのかな、とラストを想像しました。

・ しかし、単なる「一緒に暮らして来たから仲良くなった」ではなく、
  テロリストのリーダーと(架空の存在である)フジモリ大統領の娘の
  「本当にこの国の現状を変えるにはどうしたらよいか?
  軍隊は必要なのか?そしてその維持費は国家予算のどれほどが妥当か?」
  など、テロリストという単なる凶悪集団であったはずの人(達)が、
  この国(ペルー)の未来について本気で理想を持った上で
  人質相手であっても真面目に討論しあう光景に
  涙腺に来るものがありました。

  「ああ、この人は(決して間違いではない)”夢”を持っているんだな」と。

・ 最終局面に入り、人質とテロリスト達の中に信頼関係が産まれ、
  午後テロリスト達が運動不足の解消の為にサッカーをしている、
  と突入チャンスを伝えられる光景を見ていても、
  「本当に時と場所、国の状況が悪くなければ
  この人達は普通に生きられた”ただの”人達だったのに…」
  と、ノンフィクション題材ゆえに定められた結末へ向かう様にも
  何か悲しみが漂いました。

・ 実際当時考察のあった事なのでしょうか?
  フジモリ元大統領が
  立てこもりの長期化による「ストックホルム症候群」の発生、
  テロリスト達が人質を守る盾になる事を狙っていたというのは。
  (ジャーナリストの言葉に強い説得力を感じました。)

・ テロリストのリーダーが最後に残した命題、
  「もし自分達の理想とする国が出来たとして、
  それに武装し向かってくるものがあったらどう対処したらいい?」
  難しすぎる問題だと思います。

  とってはいけない手段を取った以上、
  それに対しては「テロには屈しない」という姿勢を見せなければいけない、
  というのは理解できます。
  しかし、その意図したもの/目的が真に正しいものであった場合、
  その思想までも無碍(むげ)にしてしまって良いものかどうか…

・ ジャーナリストの言う「国民の知る権利」、
  この言葉を使って色々な人達から「自分だけが」
  知りたい事、売れる事、を知ろうとする態度、
  「ああ、これぞ日本で最も毛嫌いされるマスゴミの姿勢(本性)」
  なんだろうなあ、と思いました。
  
  劇中の女性ジャーナリストを含め、まっとうなジャーナリズム精神にもとづき、
  ではなく、単に他社の先を越して売れる為に、
  どんな場面でも「知る権利」などという言葉を
  使う連中こそ成敗されてしまえばいいのに、
  なんて考えたりもしました。

・ タイトルの「BIRTH」(誕生)、こう名付けた理由について
  考えてみましたが、
  テロリストのリーダーが、当時のペルーという国に対して、
  その問題を投げつけた、国家としての命題が「産まれた日」、
  という事でいいんですかね?

  劇中ではフジモリ元大統領の娘と
  日本大使館大使の2人がそれを受け止めていましたが、
  実際の「日本大使公邸人質事件」では
  このテロを起こした理由/目的を誰が受け止めてくれたのでしょう…


なんて事を考えたりしました。
劇団バッコスの祭さんは毎回刺さる「テーマ」で攻めてくるなあ( ´ー`)

お芝居中の細かい出来事やそこに凝らされる技巧などといった点を
あまり気にせず見られるので、後々の感想をまとめるのは楽なのですが、
「演出」(セット/照明/音響その他)面では
ちょっと物足りない、と感じているのかも知れません(自分が)。
遥かなる甲子園

遥かなる甲子園

関西芸術座

八尾市文化会館プリズムホール 小ホール(大阪府)

2015/08/26 (水) ~ 2015/08/28 (金)公演終了

満足度★★★★★

ろう学校の球児たち実話 勇気が出るお芝居
ろう学校の球児たち実話 他校との練習もできない高校野球規定を変えた 手話で、努力:「ガベに穴をあける」 誰:「目の見えない方の動き 手の甲で頬に触れる」、承認の試験試合コールド負け またやり直す 明日から挑戦
承認された。
出演されていた若い方全員の演技がとても上手い。 素晴らしい芝居 感動した。

ネタバレBOX

打ちましたあー 一樹 おおー えらいなー 甲子園のボール おまえにやる じゃあな 一樹 野球続けろよ ボリューム小さく 小さく 沖縄高校 勉強しな無理だったらろう学校 野球部無い 作ればいい 野球部作って甲子園を目指す 顧問頼むなら俺のノックを取れるようになれば、 練習する // 作文のコンクール文芸部がいいな・・・ 顧問 ノックのテスト 行くぞー おーっ 。俺は耳栓して取れるもんじゃない 顧問の条件 部員を9人に増やす やめない事 女子マネージャーを入れる事 野球部お願いします。 手話 口話法 私の口でしゃべります 世間から相手にされない 俺たちは閉ざされている 開けてみせる 野球部が出来た グランド整備 女子マネージャー宜しく小倉康子。 困ったこと 高野連に加盟できない 高校野球憲章第3章 学校教育法 加盟できない 試合もだめ練習もだめ 一度では諦めない 壁は厚い 高校野球は何のためにあるのですか あの子たちも同じ 理事長 福里ろう学校 1964年沖縄で流行した風疹 多くの妊婦が感染 聴力障害を持った子が多く生まれた その子たちの一時的なろう学校 2、3年で人は減る続かない野球部 軟式なら登録できる 沖縄に高校の野球部はない 中学校との試合になる。 一樹は甲子園で音が観えた 近くのお兄ちゃんが出た甲子園の応援で、 聞こえないのは向こう(高野連)の方ですね 明日は必ず登校させます。 // グランドに石ころが、ばら撒かれる。 加盟できない どうしてここまでするの 好きなんだ 手話で努力は、壁に穴をあけるしぐさ。 茂 本当は野球したいんだろ一緒にやろう // 保護者会から グローブ プロテクター。 校長と顧問の先生が話す 杵野くん沖縄が日本でなかった、甲子園の砂は沖縄の検疫で捨てられた、アメリカからの風疹は検疫にスチュワーデスがもってきた甲子園の小石 石は検疫に引っかからない それを積んで甲子園を作っている。 // 私 心臓病 運動できない ぐれた ぐれてマネージャー 弥生の親はろうを隠したい 口話法を 大学の先生に  私より苦しんでいる人 見つめている人 // 弥生は、発表会で野球部の話 福里ろう学校の事を。 // 同情を集めて 変わらない 病気の事は言わないでくれ 野球が出来なくなる 目の見えない老人の手紙 これから生きる勇気をもらう 目の見えない人と耳の聞こえない人が同じ学校にいた、誰の手話 目の見えない方が、手の甲で顔を触る 手のひらは、いろんなものに触るので汚れているので、汚れていない甲で顔に触れた。 // 茂が杭とネットを持ってグランドに バックネットを作る 茂が入部。 // 動かに壁が動く 試験試合 県大会準優勝校と お守り ふくろ ストライクは肩を叩く 連盟の一部の声 何を試験するのか とんだ茶番だ やれやれ 入場 試合 速い 打てない 打つ コールド負け またやり直す 明日から挑戦
承認された。

ろう学校の球児たち実話 他校との練習もできない高校野球規定を変えた 手話で、努力:「ガベに穴をあける」 誰:「目の見えない方の動き 手の甲で頬に触れる」、承認の試験試合コールド負け またやり直す 明日から挑戦
承認された。
出演されていた若い方全員の演技がとても上手い。 素晴らしい芝居 感動した。
BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】

BIRTH ~ペルー日本大使公邸人質事件~【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

萬劇場(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/07 (月)公演終了

満足度★★★★

惹きこまれました
同じ題材を他の劇団でも見ました。比べるつもりではなく演出家の視点が何処が中心になるのだろうと気になり。人質とテロリストたちが心を通わせて行く場面・Misフジモリとテロリーダーとの政治的な意見交換の場面・突入するまでの経緯が2時間のあいだにたっぷりと込められて グイグイとひきこまれました。

まつりのあらし

まつりのあらし

カメハウス

パシフィックシアター(大阪府)

2015/08/20 (木) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

四国の田舎の風景が見えた 河童 相撲 ワッショイワー
 打ちあがる花火ドドーーン 最後 踊るがよー ワッショイ ワッショイ ワッショイワー1人手を振る まつりのあらし    

女生徒たちの水着姿が綺麗で爽やかに 花火職人の晒が粋で 教師の凛とした演技 出せる所 魅せる所を全部出してます がんばりが物語を本物にして ちょっと泣いてしまうくらい引き込まれました。 NHKの演劇祭にも出しそうな雰囲気のお芝居 良かったです サカナさんの鍛えられた背中が綺麗でした。

ネタバレBOX

蝉の声 つくつくほうし 祭り 町の予算 大会 うち(私)実行委員 そこ坐らん方が、坐るがあ 3組の野坂 水泳部、一組の一柳 ここへ行く途中に倒れた バス停 乗る 高知のバスは、山道を走る 吐く いつもの事で。 // 足立夕夏 野坂真理子 一柳 椚 一人足りない 河童だ。 きゅうり?相撲する? するっちゃ 一柳さんが、バタリ リキイシ~ 聴けー!! 怒る花火師 無謀だ帰る // う・・・うっ 吐く 席変って 吐いたー (くちからセロハンの紙ふぶき、面白い演出)// 奴らは 知りません 連れてこい 野坂は水泳の練習 泳ぐ(サカナさんの鍛えられた背中がアスリートです綺麗)もうすぐ大会 追いかけてきた一柳がプールに吐く これじゃ泳げんちゃ // ここのプールを貸して 他の二人を連れてきたら 一柳に袋を渡す ふくろ外すな 河童女 // 今からロケット飛ばす 作った? 買った 足立さん補習 椚さん内申 丸井さんは何で花火師に どうしちゅう 何でもない 出店 イベント イベントコンセプト ボランティア募集 会議を覗く友人 // 無くなった 予算? よさこい? 市役所へ行く やめろ おまえらが行っても何も変わらん 帰れ バスの中泣く女生徒たち // 今日は行かないの もう終わった 丸井さんどこへ行く 市役所まで 自己とはいえ人を死なせた 他の人ともいかん  何で黙ってた 田舎の小さな祭り 軽く見た? // なめられた 違う 仲間を大切にする人と思ってた 足立さん祭りしよう 今日いつもの場所で集まります、どうするの 補習行ってくるっちゃ 松井さんを捕まえるには、薬品を並べる 匂いにさらわれてくる こんな珍しい物があるっちゃ みんな集めて丸井さんに話を聞く やらん 水泳 うちと勝負 野坂は途中立ってしまう。 合同文化祭をする 青の森高校がOKしない 椚が企画書 住民への説明 署名 合同文化が祭出来ることになった。花火を作る 丸井さん(小さな玉を作って こよりを作って 動きがリアル) 準備が進む中 台風 外出やぐらの点検 一尺玉が無くなっちゅう 追いかける 雷 ここはどこ お墓 墓石 明日が命日 祭り当日 来ない 間に合った 花火 点火 水で濡れた 導火線にじかに点火しかない おっても何もできない。 花火師丸井だけを残して引き上げる やぐらが壊れる 戻って支える
 打ちあがる花火ドドーーン 最後 踊るがよー ワッショイ ワッショイ ワッショイワー1人手を振る まつりのあらし 過去の魂 想いを、今の女生徒たちの想いが乗り越える   

女生徒たちの水着姿が綺麗で爽やかに 花火職人の晒が粋で 教師の凛とした演技 出せる所 魅せる所を全部出してます がんばりが物語を本物にして ちょっと泣いてしまうくらい引き込まれました。 NHKの演劇祭にも出しそうな雰囲気のお芝居 良かったです サカナさんの鍛えられた背中が綺麗でした。
パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

林遊眠一人芝居の魅力
千年のセピラの二回目。今回はやや後方、首を動かさずに全体を見渡せる位置での観劇。劇が始まってみると、危惧していたほど会場の大きさは気にならず、BASE THEATERにはBASE THEATER用の、あうるすぽっとにはあうるすぽっと用のギアチェンジをされていました。セリフの多さと活劇シーンでのテンポを落とさぬよう、やや早口気味になる口調でも、見事に声量をコントロールされていたと感じました。今回は舞台の広さを考え、衣装を膨張色の白に選択したのかどうかは推測となってしまいますが、それでも、舞台上の遊眠さんは大きく見えるのが不思議です。
昨夜の一回目より、一晩という短時間でクオリティを上げてきたセピラ。通常の一人芝居では、文字通り一人の視点によって展開される物語に対し、遊眠さんの一人芝居の特徴である複数人物の演じ分けによる、多様な視点から語れる物語が、ラストへ向けて集約されていく過程に伴う高揚感は、その場でしか得られない特別な時間として記憶に残ります。公演が続けば、今後ますます磨きがかかるであろう千年のセピラが公演二回で終わってしまうのは残念でなりません。しかも、遊眠さんご本人のブログでは、今後の一人芝居への積極的な意欲を語っておらず、観客のわがままを言えば、封印されることなく、今後も観劇できる機会がある事を願うばかりです。

SMOKIN’ LOVERS(20名様限定公演)

SMOKIN’ LOVERS(20名様限定公演)

惑星☆クリプトン

BAR BASE(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

【煙】良い試み、お薦め
バーの席で繰り広げられるショートな会話劇。

演劇の舞台で、セットの客席側が何故壁がないのか?
「観えないからだろ?」…正解!
演劇の基本は<のぞき見>なのです。

すぐ傍で行われる劇。この試みは楽しいです。

作品云々より、この劇空間を楽しむことをお薦めします!

しかも、美女を間近で観られる!!
下世話な事に聞こえるかも知れませんが、これも重要な事です!!

この試みを続けて、内容も進化させていってほしいです。

たのしく劇空間に浸れました。

ただ、店内が暑すぎ!!
集中が持続できません。改善されていれば良いですが、暑さ対策(タオル
扇子等)の持参をお勧めします。

ネタバレBOX

店内に入ると、チラシの美女(=緒川さん)がカウンターにいらっしゃいました。
手首にチケット(=リストバンド)を付けていないので、すぐにここが芝居の場所だと解ります。
しかし、ものすごく綺麗でセクシーな女性なので、開演までの時間、彼女を眺めているだけでも特別な出来事に思えます。

本当は、もっとお客に溶け込んで、いつ始まったのか解らない内に始まっているという趣向を試して欲しいです。
開演中の諸注意は、飲み物係りの方がカウンターから話せばそれで済みますから。

中川さんのピュアな外見と演技はとても良かったです。近いということがこれほどワクワクするとは思いませんでした。

男優陣の巧さはこの空間にフィットしていました。
特に、篤彦さんの知ったかぶりはデフォルメされていますが、よく居るタイプで本当におかしかったです。儲け役ですね。

国崎さんはPARLIAMETの女性の役で、台詞の切れは良いのですが、大阪弁での早い台詞のかぶせは”あり”かとも思いますが、もっと怖い女性の本質を表現する洞察力が欲しいです。特に間近なこの場所では、そちらの解釈で芝居された方がずっと深いと思います。
緒川さんはどう演技するのでしょうか?
この作品が一番やりがいのある人物像ではないのでしょうか?
中川さんのバージョンがあったら良いのでは…???

座る場所ですが、入ってすぐのカウンターのL字のところがお勧めです。
但し、暑いです。
「眠れる森の美女」 サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター

「眠れる森の美女」 サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター

光藍社

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2015/09/05 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★

王子が美しかった・・・。
来日メンバーが少ないのか、それとも元々こういう演出なのか、白鳥もそうだったが、こちらもコールドの人数が少なくて、眠りにしては華やかさに欠けた。ゲストのロヂキン王子、白鳥のワディム王子とここのダンサーたちとのテクニックの差がすごくて、ちょっと驚いた・・・・。
ロヂキン王子はあまり好みじゃないんだけども、今回は彼に救われた。

紙の花たち

紙の花たち

スポンジ

「劇」小劇場(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

音響が良かったです。
ちょっとコミカルな田舎の日常の中で展開される3人の女の物語。
都会に出て行ったお姉さんと田舎に残った妹。それに謎の悪女。
姉の生き方を羨む妹と、こんなはずではなかったと後悔する姉。
現実と夢のギャップに悶々とする2人の姿、それになんとも不気味で恐ろしさを感じさせる悪女の笑い声が、観ている側にも重々しい雰囲気が伝わってくる舞台でした。この舞台で、特筆すべきは音響の使い方。ノイズが効果的に使われていて、やりどころのない状況を表した物語の雰囲気を盛り上げていました。舞台のラストは賛否両論いろいろ有りそう。物語の流れを断ち切るエンディングで、自分としては好きなカットです。見応えがあった芝居でした。

ネタバレBOX

舞台に散らばったスイカの匂いが最後までムンムンでした。
(スイカ好きだから良いけれど。(^_^;))
プリンス・オブ・デビル~妃を探せ!~

プリンス・オブ・デビル~妃を探せ!~

Seiren Musical Project

六行会ホール(東京都)

2015/09/02 (水) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

やはり主役次第
私はTDR組とUSJ組どちらとも拝見したが、個人的にはUSJ組の方が好みだった。周りの観劇者も同じような感想を持っているのではないだろうか。
パンフレットにて、演出の石原慎一氏が対談中で、両班ともに台本は一緒だがキャラクターの作り方や話の進め方が異なると述べていた。両班ともに拝見したが、その通りであった。
TDR組においては、主人公ルドルフは比較的成熟しておりもう立派な大人の王子という感じであったが、USJ組はまだ少年で自分の周りの状況に困惑している様子が見て取れた。
その中でもUSJのルドルフ役、夏目卓実さんの芝居にはど肝を抜かれた。客を味方につけることができ、客の懐に入ってくる様な芝居を作っていた。これは学生演劇かと疑うくらいの芝居力をもち、周りの客の多くは目に涙を浮かべていた。ダンスや立ち回り立ち姿にも凛としたものをもち、歌は少年のような明るい声質、比較的大型ではない容姿を良く活かしていた。USJ組を見た後にTDR組を拝見したので、残念ながらTDR組にはひとつ物足りなさを感じてしまった。
また、USJ組の琢馬役 溝口悟光さんも芝居力のある役者だと感じた。
まさに、泥臭く生きる人間の象徴となっており、それに影響を受けるルドルフの姿がよりわかりやすく見て取れた。
以下、ネタバレにて。

ネタバレBOX

2幕半ば、琢馬がボクシングの試合に向かう直前、ルドルフと琢馬のお互い腹を割って話す大事な場面があるのだが、TDR組はあっさりしすぎていてがっかりしてしまった。USJ組はここを大切に作っており、台本こそ変わらないのだが、この場面が琢馬とルドルフの友情を表す唯一の場面でもあるから感動的な場面となっていた。
さよならサムゴー ~いつかはギャットモンテイプ~

さよならサムゴー ~いつかはギャットモンテイプ~

サムゴーギャットモンテイプ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/09/03 (木) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

夏の終わり。伏線も楽しく出来てる!
DISC1からガラリと変わり山並さんの予定通り行くと、
キチンと青春モノっぽい笑いつつも淋しさ漂う舞台が出来るんですね!
夏休み明けの始業式、ザワザワと集まるクラスメイト22人。
その会話、行動、目線などの理由「夏休みの出来事」を上手いバランスで
過去に遡り、時に始業式の場面に戻り整理して行きます。
予告の水着シーン、黙々と舞監督さんが仕事してて応援したくなる。
プール、部活、恋愛、旅行、転校、霊感?虫取りと様々に展開していく
英語版虫取りは妙なイントネーションに麻痺して笑えてくる始末。
宙吊り、ブレヒト幕?英語、小さな回転盆、紙吹雪と色々駆使して
近代の激しい男の子同士のキスシーンがクライマックスが妙に盛り上がる
情けない先生がいいポイントで、最後のオチもいいアクセントでした。
クラスに居たら個人的には霊感少女と部長に手を差し伸べたいです。

平成舞姫

平成舞姫

第27班

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/08/29 (土) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

Dは面白い、Cは見方次第
先週から跨ぎで残りのDCを観劇。
Dは太田さんの怪しい台詞と行動が素敵。
それに対する女優さん4人も個性があって○
修羅場で終始顔を伏したまま、
悪魔にでも乗り移られたような声で参加する被害者。
最後はなかなか良い終わり方で70分でも充実。
Cは二つの物語が並行に展開されていが・・・・
最後、2つの世界が紡がれるんですけれど
かなり予想の範疇でありますが、それまで両方良いので
無理矢理だなぁ~と思ってしまいます。
弟の事で愛する人を見つけた男は2番手って
残酷だなぁって、でもそれは否定する気がないのですが
伏線もなく、両方の物語が良かっただけに、強引に見えました。
ただ前回の1位なので、今回も人気だろうし
私のように思う人は少ないんでしょうねー
劇中マンガや、幼馴染がいいのでお勧めではあります。
(私はDに投票しました)

パイドパイパー と、千年のセピラ

パイドパイパー と、千年のセピラ

劇団ショウダウン

あうるすぽっと(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

千年のセピラ 観劇
そうだよ,これが観たかった。前日に観た「パイドパイパー」ももちろん良い出来だったとは思うが,「羅針盤」からもう林遊民という役者の虜になっている者としては,これが待っていた作品である。東京だけの特別公演,しかも初日で,いくつか?と思った部分もないではないい。でも,そんなことは関係ない。一人芝居でありながら舞台には何人も同時に存在するように見せる演技力,しぐさ,表情,特筆すべきは声の徹り,申し分ないものであったと思う。賞賛と感動に値する作品,素晴らしい観劇の時間だった。劇団ショウダウン,また来年には東京に来るとのこと。もう,今から期待である。

ご臨終

ご臨終

「クリスマス特別企画」

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ありがちなストーリーだけど
ラストに向けて盛り上げていくのにお涙頂戴的な要素を積み重ねていく手法もよくあるんだけれど、小さな劇場で、役者さんの演技が間近に感じれる分、引き込まれる舞台になっていたと思います。オフオフブロードウェイの小さな芝居小屋的な雰囲気で良かったかな。芝居の中では、仲谷さんの感極まって泣き崩れる迫真の演技が良かったです。それに、最後の小林さんのオチで笑わせて頂きました。

ネタバレBOX

ちょっと残念なのが、途中、仲谷さんが観客に背を向けて舞台奥の黒カーテンに向かって台詞を言う時に、カーテンに音が吸収されて、殆ど聞き取れませんでした。あと、陣内さんが熟女漬けを投げつけるシーン。気になる人は気になるかもしれませんね。
タヒノトシーケンスvol.1 透明な動物と夜通し歩き回る

タヒノトシーケンスvol.1 透明な動物と夜通し歩き回る

タヒノトシーケンス

新宿眼科画廊(東京都)

2015/09/04 (金) ~ 2015/09/09 (水)公演終了

満足度★★★★★

【透明な動物ツアー 】観劇
いくらでも可能性を秘めていると思いました。

ネタバレBOX

町を分解して田丁町(たひのとちょう)、そんな架空の町を作り、自然、施設、住人を設定して、その中で物語を作って思い切り遊びつつ、ストーリー展開は不条理劇風に冷静沈着に進行するような感じの物語。

外部の人間にとって住人の対応は不条理劇的ないらいらを感じるでしょう。

鉄塔に近づこうとしてもたどり着けない空間の歪んだ土地がある。透明な動物が本当にいて、触ることもできる。病気のせいか、人生に嫌気のさした警察官が透明な動物の皮を使って透明人間になり、そこら辺を逃避行するなどという設定も奇妙で素晴らしかったです。

渋めの萩原聖人のような人、アンガールズ山根のような人、南果歩のような人、役者さんたちも素敵でした。

可能性をいくらでも秘めていると思いました。面白かったです。
DADDY WHO?

DADDY WHO?

天才劇団バカバッカ

テアトルBONBON(東京都)

2015/08/26 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★★

【赤間直哉バージョン】観劇
役者さんたちは技量があって素敵でしたが、一点集中し過ぎ、単調でした。

ネタバレBOX

ある男性のお通夜の席に集まった青年たちが、一時期それぞれの母親と結婚して父親だったことがあること、そしてその理由を知る話。

その男性はゲイで、子供を抱え困窮した女性を助け、結婚することで子供を可愛がる喜びを味わい、女性が新たなパートナーを見付けたり、自立する目処がつくと離婚するというようなことを何度も繰り返していたのでした。

まあいい話なのですが、とにかくゲイ、ゲイ、ゲイとうるさく、単調でうざい感じ、食傷気味になりました。

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