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あの空をこえて2015

あの空をこえて2015

「あの空をこえて2015」@ソラプロ

新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)

2015/11/08 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

誰が死んで、誰が生き残るのか…紙一重
だからこそ、生き残った者は、死んでいった者達の分まで生きなければ!
をテーマに、阪神淡路大震災で姉を亡くした主人公が、震災当時にタイムスリップ。
打ちひしがれた神戸の人たちを元気づけるため、大学の学生達は主人公達と復興祭を企画するが…。
被災した時を思い出しつつ、学生さん達の想いが熱く、とっても元気が貰える公演でした。

ネタバレBOX

阪神淡路大震災。
誰が死んで、誰が生き残ってもおかしくない…。
友人や家族が亡くなり、自分が生き残ったが、 
自分が死んで、友人や家族が生き残ってもおかしくなかった。
人の生死は紙一重。

だからこそ、生き残った者は、死んでいった者達の分まで生きなければ!
をテーマに、阪神淡路大震災で姉を亡くした主人公が、震災当時にタイムスリップ。
しかしそこは、震災で(姉ではなく)自分が死に、姉が生き残ったパラレルワールド…?

そのパラレルワールドで、主人公は、姉と姉の大学の仲間達と行動を共にボランティア活動をする事に。
そして、打ちひしがれた神戸の人たちを元気づけるため、主人公と姉と仲間達は復興祭を企画するが…。

復興祭に反対していた商店街の人たちだったが、心を閉ざしていた子供達が学生の真心で明るさを取り戻しつつあること知り、復興祭に協力する事に…。

計画通り順調に見えた復興祭だが…。
オープニングセレモニーの演奏を任された姉だが、弟を死なせたのは自分だと、自分自身を責め、復興祭などのお祭りに参加出来る精神状態ではなく、直前になって参加を辞退する。
直前のドタキャンで右往左往する復興祭準備委員会だが…、主人公一人だけが「姉はきっと参加したい筈」と…、姉の説得に…。
主人公の前で、自分の気持ちを吐露する姉…。
主人公の説得に、
弟にあげる筈だったギター…、弟亡き後、そのギターを引き継ぐのは私だ…と気づく姉、
そしてオープニングセレモニーに主演する事になるが…。
主人公が元の世界に戻るためには…。

とっても面白い展開。
被災した時を思い出しつつ、学生さん達の想いが熱く、とっても元気が貰える公演でした。
あたしのあしたの向こう側

あたしのあしたの向こう側

トツゲキ倶楽部

d-倉庫(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

パラレルワールドが…
人は色々な選択や判断をして生きている。それが間違った選択だとしても過去は変えられない。SFの世界ではない…いや芝居なのだからやり直しは出来る。そんな別次元の自分が目の前に現れる。
これから起こる不思議体験は…。

ネタバレBOX

交番内の一場面...舞台セットはその後ろにピラミットのような階段。
交番勤務の警察官が「パラレル宇宙論」という雑誌を読んでいるところから物語は始まる。

時空管理をする組織(局)の誤作動により、パラレルワールドが出現する。その結果、現在の私も含めて9人(同じ名前のため女1~9という番号で識別)の自分が現れる。私以外の自分の存在が理解できないという不思議感覚。そこで起こるコミカル騒動は、笑いが渦巻くにも関わらず哀切を感じてしまう。選択が違った結果、ベクトルが拡散し勝手な会話(思い出話)で収拾できないかと思われたが、あることをキッカケに収斂していく。過去に選択した結果が今の私...しかし、今の私はやりたいことが分らない(明確にできない)。恋人と思っている人との関係も進展しない。もどかしく思う過去の自分たちが今の私を叱咤激励する。

女優9人が同一人物であるにも関わらず、個性豊かに”私”もしくは”自分”を演じる。特に女5(前田綾香サン)の存在感、女9(佐竹リサ サン)のコメディアンのようなストーリーテラー役は秀逸。まさにシャレではないが、5(ゴ)・9(ク)=極上の輝きである。そして、この女優陣を始め、取り巻く登場人物の生き活きとした演技力がこの公演の魅力だと思う。

気になるところは、時事...政治ネタが少し強引のようで白けてしまいそう。例えば「地域紛争の後方支援に行ったきり帰ってこない」とか、もうワンフレーズくらいのほうがインパクトがあり、印象にも残るのではないか。
最後、女5が着ている「青幕」のような服が悲しい...余韻のある見事なラストシンーンであった。

次回公演も楽しみにしております。
APAFアートキャンプ『共同創作の意義を考える』

APAFアートキャンプ『共同創作の意義を考える』

APAF-アジア舞台芸術人材育成部門

東京芸術劇場 アトリエ(東京都)

2015/11/17 (火) ~ 2015/11/17 (火)公演終了

最終プレゼンテーション
見たというか聞いてきた。それぞれのプレゼンターの思いが聞けて面白くはあった。でも,自分が一番聞きたかったところは少なかったかなぁ。なお,芝居ではないので,☆はつけないこととします。

現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』

現代能楽集Ⅷ『道玄坂綺譚』

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2015/11/08 (日) ~ 2015/11/21 (土)公演終了

満足度★★★★

現代の片隅にも存在しそう・・・。
まずは、一路真輝さんが美しかった!!!
現代のネットカフェを舞台にしているのが面白いです。
色んな人間が出入りしていて、その素性を誰も気にしなくて、気楽さに加えて、人間の闇もある・・・。三島由紀夫の世界の華やかな世界を持ちながら、深々とした闇が足元に広がる様な感じがするのと、なんだか不思議にリンクしました。
原作を読んでからいくと、より面白いと思います。

Bar あの夜3

Bar あの夜3

真紅組

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

番外公演らしく
力を抜いて、でも手は抜かない丁寧なつくり。
歴史上の人物によるガールズトークは、なかなかネタ切れにはならないらしい。3回目の今回は、結婚に幸せを求めた女たちと、自力で成り上がった女たちそれぞれの無いものねだり。後半、自力組の女たちの迫力はさすがの貫禄。

虹を渡る男たち

虹を渡る男たち

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

サンシャイン劇場(東京都)

2015/11/07 (土) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

今回も笑えます
三宅裕司率いるスーパーエキセントリックシアターは、10代から60代までの幅広いメンバーで、「こなせない役はない」(三宅)という円熟期だ。ミュージカルコメディの先頭を行く心意気なんだろう。
今回はタイムトラベルがテーマだが、笑いのツボは多彩だ。また、このまま音楽番組に出てもいけるんじゃないか、という振り付けでのアイドルソングも楽しめる。
期待を裏切らない!ステージだ。

ネタバレBOX

三宅裕司によると、毎日の舞台で新しいネタを入れているとか。すべることを恐れない、サービス精神に拍手。
くろねこちゃんとベージュねこちゃん

くろねこちゃんとベージュねこちゃん

DULL-COLORED POP

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/09/01 (火) ~ 2015/09/02 (水)公演終了

家族ってひとつのフィクション
自分の犠牲の上に家族は成り立っていると思い込んでいる(はためいわくな)母親はそのひとつの典型で、その思い込みを守ってやろうとする息子は、家族を思いやっているのか、優しい息子の虚構を生きているのか。みんな、フィクションの線上を歩いている。たぶんだれでも。

平田オリザ・演劇展vol.5

平田オリザ・演劇展vol.5

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/18 (水)公演終了

満足度★★★

忠臣蔵・武士編 まるでパラレルワールド!?。
本家の忠臣蔵という時代劇の世界に、平田オリザさん風にいじりつつ、現代にパラレルワールドにして、衣装は時代劇でも、小道具は、現代風、言葉もパラレル色豊かでコメディのような時代劇でしたね。

soifo

soifo

ボクキエダモノ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/11/10 (火) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

鮮やかな青春群像劇、いろいろ翻弄された
高校1年生のあるクラスの生徒たち(+α)の物語。
ウブな者から大人びて過激な者まで様々な人物がいる上にトリッキーな部分もあり、あたかも様々な球種の変化球主体のピッチングで進めて行き終盤は豪速球に転じ、それでいて最後のアウトは隠し球でとるが如き鮮やかな青春群像劇、いろいろ翻弄された。
また、舞台後方に垂れている帯状のもの、開演前はチラリと見て染物の布かと思ったが、開演して明かりがはいればそれは透明ビニールに白いビニールテープ(?)を様々なデザインに貼り付けたもの。(出演者それぞれが作ったとのこと)
その舞台美術もセンスが良くかつ効果的で感心。
なお、この夏頃以降、アラサー役者が演じる高校生・中学生をよく目にし、それぞれ説得力があったが、本作の「あの方」は(父親との二役の関係もあったが)さすがに苦しい(笑)。
がしかし、出オチと言おうか飛び道具と言おうか、十分にネタになっていたので、これもアリ。(爆)

PUPAⅡ

PUPAⅡ

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2015/11/15 (日) ~ 2015/11/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

ダンスの表現にただただ圧倒された
ダンス舞台というのは初めて観た
演劇の中で踊っているのではなく踊りが主体の世界に圧倒されてしまった
到着が遅れて35分(全体は75分)しか観れなかったけれど、それでも25名の肉体を使っての表現に惹きつけられ静と動の織りなす世界が素晴らしかった
公演タイトルになっている『さなぎ』を表現するだけにとどまらない舞台だったと思う
千秋楽も観に行くので観れなかった最初の40分も含め楽しみ(≧∇≦*)

サンデーシンガー

サンデーシンガー

ノハラstudio

cafe causa(福岡県)

2015/11/14 (土) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

おとなの卒業写真。。。
自分との相性なんですかね、、、在り来たりのテーマだとは思うのですけど、芝居が出来ていく中での言葉や行動のチョイスがいちいち好きで、ああ、なんか良いなぁ・・・って、すごくリラックスして楽しく観れました。

役者さんの芝居の技術うんぬん・・っていうのも聞くんですけど、まあ、そうなのかなぁと思いつつつ、自分的にはそんなん全然関係なくて、きっと何か伝えようという思いが強くあると、目に見える物も変わって映るのだろうなぁ。。とふと。

個性的な役者さんが多く、みんな多彩だなぁ・・って思いながら、特に江尻さんはべたな芝居とか笑いとかが嫌味にならない稀有な存在感やなぁ。と。
いや、比較的みな、いろいろ許されるひとが多かったのかな。。(言い方変だけど。。)

音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/19 (木)公演終了

満足度★★★★

最先端科学技術を緩く…
物語は、最先端科学技術の話題であるが、その観せ方は軽妙コミカル。また舞台セットもその演出の延長線上にあるようなマンガに出てくるようなもの。
公演全体の雰囲気は、ハッピー圏外らしい温かみと優しさに包まれている。現実の宇宙開発事業はロケット発射場のある自治体、政府機関、民間企業における様々な思惑が絡むようであるが、この公演でもリアル社会を投影しているような...。

ネタバレBOX

梗概は説明引用させてもらい「民間・音無宇宙開発局はロケット事業の岐路に立たされている。 それまでの無人探査衛星打ち上げから、 宣伝目的の名目だけの有人ロケット開発への移行を迫られていた。 技術、費用、人材、時間不足など、とっても不可能な状況。 局員もやる気を失いかけるが、音無宇宙開発局へやってきた青年により事態は急変する。」という。

さて、芝居には細かい疑問等が多くある。例えば青年の正体は、なぜ前科者ばかりが集まっているのか、この人数で遂行できるのか、さらに言えばあんなに簡単に脱獄できるのか...等々。
しかし例えば、母親の胎内にいる赤ん坊が足蹴にするとお腹が凹凸するように、胎内という宇宙の中で暴れているのが「ハッピー圏外」という劇団であるとすれば、大きな流れは大切にしつつ、些事と思えるようなところにも工夫を凝らしもっと大きく成長するだろう。その結果、遊び心という自由”度”は縮小しないでほしい(スケール感は大切)。

このロケット打ち上げ...宇宙開発には軍事戦略、テロ対策という国家的側面と軍需産業、宇宙産業という資本市場がしっかり観える。この社会的な問題の捉え方が鋭く、一方人間の優しく人情という味が感じられる。この”鋭く 緩い”公演は面白い。

ちなみに、ある新聞によれば、観劇した2015年11月には今まで打ち上げてきたロケットを改良し、人工衛星に優しいロケットを打ち上げる予定であるとか。その意味で、脚本・演出の内掘優一 氏の先見性に驚かされる。

次回公演を楽しみにしております。
音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/19 (木)公演終了

満足度★★★

劇団名の通り ハッピー…?
観終わった後、妙にハッピーな気分になれます。

もっと刈り込めますね。
特に序盤から中盤にかけての展開がズルズルです。

不要なところは思い切ってカットしてみるべきです。おそらくあと20分詰められたら、もっと見事な作品になると思います。
主人公周りが…これがヒントです。


思いっきりフィクションですが、漫画チックな魅力がある作品です。
<やれば出来る>というテーマは少々希薄ではありますが。
それを強調するには個人個人を掘り下げる必要があり、重苦しくなって、この雰囲気が保てないかも。各自のトラウマまでを事前にドラマにしておくと後半が活きるのですが…。

肩肘張らずに、仕事帰りの息抜きに観る。
そんなニーズには十分応えられると思います。

ネタバレBOX

いつも思うのですが、小劇場の芝居は、何故不必要に怒号を用いたがるのでしょう?
芝居は汗だ!涙だ!エネルギーのほとばしりだ!なんてのは演じる側の自己満足で、観る側には語彙が不明瞭になる、思いのほか感情が伝わりずらい、鬱陶しい…etc. 良い事はひとつもありません。
もっと技術を磨いて欲しいです。
声を枯らして頑張ってます!というのは素人の極みでしょう。
この作品もそうです。
もっと内面に目を向けて演技プランを立てて欲しいと思いました。
がなるだけでは何も伝わらないものです。

あと、自衛隊vs公安よりは、警察vs公安の方がリアリティがあります。

宇宙の限定利用を紛糾するというテーマにもっと集約させた方が良かったかなと思います。
親会社云々は不要だと思います。その証拠に、いつの間にやら、敵役がメンバーに入り込んでいますよね。

大国の思惑と、それに追従するばかりの我が国の首脳たち。
それが敵役になっていた方が話がすっきりするし、テーマも終始明確ですよね。

役者行政より、作品至上主義に立って創作するべきでしょう。
そうすればもっともっと面白い作品を送り出せる劇団だと思います。

こうもり…?一番意味不明な役どころですよね????
くちづけ

くちづけ

タクフェス

キャナルシティ劇場(福岡県)

2015/11/14 (土) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

最後の踊る発表会で気持ちが楽になる
障がい者を取り巻く厳しい現実。以前に比べたら法律や制度でずいぶん異なってはきた、一般の人々の受け止め方も変わりつつある。           
障がい者事業所で働いてようやくわかる現実の厳しさ。             悲しいです、
しかも彼ら知的なハンディの方々はまっすぐでいて、、、。             

ネタバレBOX

切ない話ですが何とかしないとと思い毎日支援しています。          最後の明るく楽しい踊りと歌の発表会ですがすがしく帰れました!       また、主人公のオーデションにハンディのある彼女が来たので役をつけて出演させましたという発表に感動しました!                      これからますます成長されると思います。次回の来福が楽しみです!
音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/19 (木)公演終了

満足度★★★★

けっこうアラが気になったかな~
でも楽しい作品でもあり、宇宙とかロケットとかが好きな人には薦められるかしら。 と思えた2時間の作品(ゴンダワラさんの活躍によっては多少伸びるかな(^^)

ネタバレBOX

え~っと初演と比べるとサスペンス感が薄れたかなぁと感想

音無宇宙開発局は財閥系の親会社よりの政策対応(ロケット打ち上げを規制する国連規約(イラクなんかは現実、国民守る為に平気で破っちゃいましたけどね~。)=民間でのロケット開発が遅れます=でも発表前に打ち上げると世論を味方につけて開発熱が頓挫することは無い)用に切り捨てられるところ、皆の熱意により打ち上げられないはずのロケットを見事に打ち上げて意趣返しとなるスッキリする結末のロケットものです(ざっくりの粗筋です・・・)

う~ん「王立宇宙軍」に似てますね(葬式のとこのサスペンダー=制服のカットが不自然な以外は完璧な作品でした(^^)

腕は一流だが皆脛にキズ持つみであるという開発局メンバーは好きだった「機動戦艦ナデシコ」のクルーみたいで好ましかった。(腕が良くて性格とかも良いのは一流企業とかが取ってしまっているという(^^;)

開発局メンバーの引き抜きを狙うJAXAがちょっと協力したり、サスペンスメインで作品を引き締めるはずの無血テロリストの話が取ってつけたような感になってしまったのが残念・・・初演では、えっあの人がもしかして・・・。って思わせるニュアンスが濃くてドキドキしたんだがなぁ。

オープニングでのISSに蕎麦を届けたって話は、あまりにもリアルさに欠けてたので。主人公に「どこまでが本気で、どこまでが本当なんだろう。この人たちは・・・?」とか言って欲しかった。(JAXAの女上司さんが部下に敬語風に話す1箇所の台詞にも違和感があったなぁ・・と)

上の方から送られてくる補充人材について、あまりにも怪しい「チスイコウモリ」さんと「デンキマン」さんも仕事だけは並以上で、さすが本社の采配と述べるようなシーンとか台詞が欲しかったなぁ・・・と。(デンキマンさんは今回黄色で統一されててインパクトはあったけど・・・、初演さんの方が”でんきばずーか”の雰囲気好きだったデス。)(チスイコウモリさんは主宰さんで吸血鬼風に痩せ型にダイエットしたのかしら?インタビューウィズバンパイアのトム君みたいでかっこよかったなぁと感想)

楽しいゴンダワラ氏は今回蕎麦屋の主人とロケットのパーツ作る”鉄職人”=鍛冶屋さん?=似合ってた・・けどラストで活躍する時、電源落とされて開かない扉を次々と彫金加工して。例えば目的地までの十二枚の扉を干支の置物に変えて開けてゆくとかゆ~ギャクとかカマして欲しかったかなぁ→「ここはやはりあれだなネズミからにするのかな?それとも今年の干支からの方がよいのかな?君は何が好きかな?」とかいつも通りに時間かかる会話で笑いを取って欲しかったなぁ。(鉄から何でもつくるゴンちゃんですが、なぜかジュラルミンやらチタン合金まで鉄板から叩きだしてしまうというギャグも一言つけてみて欲しかったかなぁ)(あろさんの漫画「優&魅衣」にでてくるゴン爺みたく特殊合金を鉋がけしたりして、ミクロン単位精度の合金類を大工道具で仕上げてしまうというキャラを思い出しました♪)

ラストの無血テロリストの爆破台詞に「ロケット周辺の部下たちの~」とか言って決断を誘導したりする台詞も欲しかったでしょうか・・・・ または暗転時にニュースソースでのテロリスト情報ニュースとかを流すとかはどうでしょうか?とか思った

落とされた電源代わりのデンキマン。でも途中抜けたらPCとか動かないんじゃ・・・?多少のPC充電はできたから発射までは動作はもつから行ってもよいっ!とかいう説明台詞とかも欲しかったなぁ・・と

等々突込みどころがありもしたが、眠気も起こらず楽しめた作品ではあったです。

そーいや舞台は見れなかったが、あさりよしとお氏の「なつのロケット」とかも良い話だった。ちなみに名作げーむで「ロケットの夏」とゆ~のもある(^^;)(映画で「月ロケット・ワイン号」ってのも面白かったなぁ・・・・磁石靴でリアルに壁上るのが凄かったが・・・・科学大実験で本当にリアルに磁石での壁のぼりやってたの見たら特撮だったんだろうなぁって理解したさぁ(^^)
>(ダイナリィ)

>(ダイナリィ)

カムカムミニキーナ

座・高円寺1(東京都)

2015/11/12 (木) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★

大稲荷イ?
「スワン・ダイブ」での教訓を生かして、着いたらすぐにパンフレットを買って読んでいたのでお話について行くことができました。3方向客席は(4方向でも)最近ではそう珍しくないですが、サラウンド・スケルトンとはこういうことだったの?しかし、開演したらひたすら舞台を見てしまっている私でした。役者と劇中人物があーなってこーなって!?おもしろかったですが、落としどころはもっとすっきりしても良かったのではないかと。

マカロンちゃんの憂鬱フェスティバル

マカロンちゃんの憂鬱フェスティバル

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

笑いました〜
今回も独特の世界観に引き込まれました!そして‥新曲!!期待以上です!何度も聴きたくなる名曲ぞろいでした!そしてキャラメルちゃんの長台詞‥最近の話題を網羅しててくすっと笑っちゃいました!どれもこれもまさに今が旬な話題!楽しかったです!あとマカロンタイムもなるほどなって感じで説得力ありました〜!ネタバレになっちゃうので詳しく言えませんがチョコ王子‥まさかあんなしかけがあるとは‥。(笑)とにかく歌にネタにと盛りだくさんで大満足です!次のクリスマス編楽しみ〜!!

オレアナ

オレアナ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2015/11/06 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

なんとも不思議な空間だった。。。
なんとも不思議な空間。斜めの舞台、100分間の二人芝居、音楽なし、台詞喋りっぱなし…

前評判通り、あの展開/あのラスト、賛否両論だろうなぁ。。。

ネタバレBOX

個人的に、二幕を観ながら、志田未来さん演じるキャロルは、多重人格者、だと思ったんだけどね。この解釈は少数派みたい(^^;;
蘆州のひと

蘆州のひと

都市魅力研究室

大阪ガス㈱エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室(大阪府)

2015/11/08 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

信長の前の天下人・長慶♪
戦国時代、信長の前に、京都・畿内を制し、天下人となった三好長慶!
戦国時代は信長にばかりスポットが当たり、その前の畿内の様子はあまり知りませんでしたが…。
信長に先駆け、鉄砲による戦や貿易の振興など、信長のお株と思われていた事が実は長慶が…。
実に興味深い!

あまり知られない歴史なので、人間関係を追うのも大変ですが…。
ドラマチックな展開で、兄弟の絆、そして狂い出す歯車…を好演、とっても面白かったです。

「ウミダ短編演劇集『こりない』/『スモーキン・スモーキン・スモーキン』

「ウミダ短編演劇集『こりない』/『スモーキン・スモーキン・スモーキン』

劇団ウミダ

APOCシアター(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

こりない
海田主宰による前説からそのまま始まる表題作は分割されて他の各編の合間に演じられるスタイルにして「またやりゃーがった!」(笑)
前回賛否両論だった「だいなし」を「スモーキン…」の「おまけ」で巧く昇華させたと感心したのは何だったのか?(笑)
がしかし、そう何度も使えるワザではないという観客の油断をつき、少しカタチを変えてまた演る確信犯的な手口、ヤるなぁ(笑)。いっそこのまま毎回演って、ある程度たまったら番外公演でシリーズ一挙上演を…(爆)
他の4編は海田作品と出演者を含む他者作品が半々、バラエティに富んでいたが、とっちらかった感もアリ。
個人的には「やらない」「ふれない」の2作が特に好きかな。
なお、うち1編を「こりない」の劇中劇のようにしたアイデアも〇。

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