音無村のソラに鐘が鳴る 公演情報 演劇企画ハッピー圏外「音無村のソラに鐘が鳴る」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    けっこうアラが気になったかな~
    でも楽しい作品でもあり、宇宙とかロケットとかが好きな人には薦められるかしら。 と思えた2時間の作品(ゴンダワラさんの活躍によっては多少伸びるかな(^^)

    ネタバレBOX

    え~っと初演と比べるとサスペンス感が薄れたかなぁと感想

    音無宇宙開発局は財閥系の親会社よりの政策対応(ロケット打ち上げを規制する国連規約(イラクなんかは現実、国民守る為に平気で破っちゃいましたけどね~。)=民間でのロケット開発が遅れます=でも発表前に打ち上げると世論を味方につけて開発熱が頓挫することは無い)用に切り捨てられるところ、皆の熱意により打ち上げられないはずのロケットを見事に打ち上げて意趣返しとなるスッキリする結末のロケットものです(ざっくりの粗筋です・・・)

    う~ん「王立宇宙軍」に似てますね(葬式のとこのサスペンダー=制服のカットが不自然な以外は完璧な作品でした(^^)

    腕は一流だが皆脛にキズ持つみであるという開発局メンバーは好きだった「機動戦艦ナデシコ」のクルーみたいで好ましかった。(腕が良くて性格とかも良いのは一流企業とかが取ってしまっているという(^^;)

    開発局メンバーの引き抜きを狙うJAXAがちょっと協力したり、サスペンスメインで作品を引き締めるはずの無血テロリストの話が取ってつけたような感になってしまったのが残念・・・初演では、えっあの人がもしかして・・・。って思わせるニュアンスが濃くてドキドキしたんだがなぁ。

    オープニングでのISSに蕎麦を届けたって話は、あまりにもリアルさに欠けてたので。主人公に「どこまでが本気で、どこまでが本当なんだろう。この人たちは・・・?」とか言って欲しかった。(JAXAの女上司さんが部下に敬語風に話す1箇所の台詞にも違和感があったなぁ・・と)

    上の方から送られてくる補充人材について、あまりにも怪しい「チスイコウモリ」さんと「デンキマン」さんも仕事だけは並以上で、さすが本社の采配と述べるようなシーンとか台詞が欲しかったなぁ・・・と。(デンキマンさんは今回黄色で統一されててインパクトはあったけど・・・、初演さんの方が”でんきばずーか”の雰囲気好きだったデス。)(チスイコウモリさんは主宰さんで吸血鬼風に痩せ型にダイエットしたのかしら?インタビューウィズバンパイアのトム君みたいでかっこよかったなぁと感想)

    楽しいゴンダワラ氏は今回蕎麦屋の主人とロケットのパーツ作る”鉄職人”=鍛冶屋さん?=似合ってた・・けどラストで活躍する時、電源落とされて開かない扉を次々と彫金加工して。例えば目的地までの十二枚の扉を干支の置物に変えて開けてゆくとかゆ~ギャクとかカマして欲しかったかなぁ→「ここはやはりあれだなネズミからにするのかな?それとも今年の干支からの方がよいのかな?君は何が好きかな?」とかいつも通りに時間かかる会話で笑いを取って欲しかったなぁ。(鉄から何でもつくるゴンちゃんですが、なぜかジュラルミンやらチタン合金まで鉄板から叩きだしてしまうというギャグも一言つけてみて欲しかったかなぁ)(あろさんの漫画「優&魅衣」にでてくるゴン爺みたく特殊合金を鉋がけしたりして、ミクロン単位精度の合金類を大工道具で仕上げてしまうというキャラを思い出しました♪)

    ラストの無血テロリストの爆破台詞に「ロケット周辺の部下たちの~」とか言って決断を誘導したりする台詞も欲しかったでしょうか・・・・ または暗転時にニュースソースでのテロリスト情報ニュースとかを流すとかはどうでしょうか?とか思った

    落とされた電源代わりのデンキマン。でも途中抜けたらPCとか動かないんじゃ・・・?多少のPC充電はできたから発射までは動作はもつから行ってもよいっ!とかいう説明台詞とかも欲しかったなぁ・・と

    等々突込みどころがありもしたが、眠気も起こらず楽しめた作品ではあったです。

    そーいや舞台は見れなかったが、あさりよしとお氏の「なつのロケット」とかも良い話だった。ちなみに名作げーむで「ロケットの夏」とゆ~のもある(^^;)(映画で「月ロケット・ワイン号」ってのも面白かったなぁ・・・・磁石靴でリアルに壁上るのが凄かったが・・・・科学大実験で本当にリアルに磁石での壁のぼりやってたの見たら特撮だったんだろうなぁって理解したさぁ(^^)

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    2015/11/18 00:50

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