満足度★★★★
男のロマン!
初演に続いて2度目の観劇。改めて観ると、蛇足なギャグシーンが結構気になるけれど(多少整理してもよいのではないか?)、カウントダウンに至る過程はワクワク、ドキドキで、クライマックスにはもうカタルシス!やっぱり宇宙開発モノは男のロマンだねー。
満足度★★★★★
ぼかし
派遣されてきた青年。始めから、たった一言の台詞で“コイツなんかある!”と思わされる!好青年してても絶対に裏がある!それを探そうと嫌でも舞台に引き込まれる観客。腕は良いが問題児だらけの所員たち、それの上を行く、個性的過ぎる派遣された人員。これだけ揃えて、何も起きないはずがない。本社に突きつけられた有人飛行。短い時間では到底無理な話。しかし、宇宙への思いはそれを実行へと導いていく。これはどう頑張ってもムチャな話です。人の命がかかっているものを短期間で作ろう・打ち上げようなど、人道的にも許せる話ではない。しかし、それを有り得ないキャラの力と、チームワークで切り抜けて行く。これはやる気だけではなく“なんらかの奇跡のようなものがなくては無理なんだよ”という作者のボカシなのかなぁと感じた。
例のごとくのグダグダ、今回はちょっと頑張った?そしてテンポの良さ。打ち上げの流れはドキドキする位、面白い!
そして必要以上に腰の低い内堀さん、頭が下がります。
満足度★★★★
最先端科学技術を緩く…
物語は、最先端科学技術の話題であるが、その観せ方は軽妙コミカル。また舞台セットもその演出の延長線上にあるようなマンガに出てくるようなもの。
公演全体の雰囲気は、ハッピー圏外らしい温かみと優しさに包まれている。現実の宇宙開発事業はロケット発射場のある自治体、政府機関、民間企業における様々な思惑が絡むようであるが、この公演でもリアル社会を投影しているような...。
満足度★★★
劇団名の通り ハッピー…?
観終わった後、妙にハッピーな気分になれます。
もっと刈り込めますね。
特に序盤から中盤にかけての展開がズルズルです。
不要なところは思い切ってカットしてみるべきです。おそらくあと20分詰められたら、もっと見事な作品になると思います。
主人公周りが…これがヒントです。
思いっきりフィクションですが、漫画チックな魅力がある作品です。
<やれば出来る>というテーマは少々希薄ではありますが。
それを強調するには個人個人を掘り下げる必要があり、重苦しくなって、この雰囲気が保てないかも。各自のトラウマまでを事前にドラマにしておくと後半が活きるのですが…。
肩肘張らずに、仕事帰りの息抜きに観る。
そんなニーズには十分応えられると思います。
満足度★★★★
けっこうアラが気になったかな~
でも楽しい作品でもあり、宇宙とかロケットとかが好きな人には薦められるかしら。 と思えた2時間の作品(ゴンダワラさんの活躍によっては多少伸びるかな(^^)
満足度★★★★
鐘の響き
確かに楽しかった。
手が届きそうな未来で、SFの様で人間ドラマ。単純な設定だからこそ、キャラクターの濃さと、役者さんの見せどころが大きかったのかも?
笑のツボはおじさんっぽく振り幅が大きかったが、繰り返し見せられると妙な心地よさに変わる不思議さ。
ただ、泣きのツボがあまり見当たらず残念だった。
全体的には良くまとまったステージで楽しめた。次回作にも期待高まる。
満足度★★★★★
初日&二日目観劇!
夢とロマンと人々の想いを乗せて有人ロケットを打ち上げようとするストーリーの展開の面白さやワクワク感、緊張感はハッピー圏外さんならではのもの!
昭和90年の物語!過去に何かを抱えた一癖も二癖もある登場人物が可笑しくも愛おしい。研究所にやってきた青年はロケット打ち上げ時の鐘を音無し村のソラに鳴り響かせることができるのか?
最後まで目が離せなかった。