満足度★★★★★
ぼかし
派遣されてきた青年。始めから、たった一言の台詞で“コイツなんかある!”と思わされる!好青年してても絶対に裏がある!それを探そうと嫌でも舞台に引き込まれる観客。腕は良いが問題児だらけの所員たち、それの上を行く、個性的過ぎる派遣された人員。これだけ揃えて、何も起きないはずがない。本社に突きつけられた有人飛行。短い時間では到底無理な話。しかし、宇宙への思いはそれを実行へと導いていく。これはどう頑張ってもムチャな話です。人の命がかかっているものを短期間で作ろう・打ち上げようなど、人道的にも許せる話ではない。しかし、それを有り得ないキャラの力と、チームワークで切り抜けて行く。これはやる気だけではなく“なんらかの奇跡のようなものがなくては無理なんだよ”という作者のボカシなのかなぁと感じた。
例のごとくのグダグダ、今回はちょっと頑張った?そしてテンポの良さ。打ち上げの流れはドキドキする位、面白い!
そして必要以上に腰の低い内堀さん、頭が下がります。