最新の観てきた!クチコミ一覧

76501-76520件 / 190063件中
JAM TOWN

JAM TOWN

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/30 (土)公演終了

満足度★★★

何かもったいない
これだけのパフォーマーを揃えて、この物語の緩さは、もったいなさすぎる。

cicada

cicada

八焔座-Yaenza-

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

すみません、
支援会員枠で観たんで、チケットシステムについての理解が不十分で・・

でも舞台を観てHPを観てみてやっとわかった気がした。

このチケットシステムが舞台上にどう反映されているのかは見れば分かると思う。いいんじゃないか。確かにキャラがかぶっててこの人この舞台に必要なのかな?と思う機会が全くない。みんなギラギラしている。

ただ、このチケットシステムだと笑える三枚目の役者に票が集まらない気がする。
それだとどうしても芝居の全体の構成としてのバランスが悪くなる。

個人的には三枚目の役者があと一人だけ必要だった。できればガリガリの人が(笑

どうしてもシリアスな物語だけだと疲れてしまう。

若い人ならとにかく、中高年の男性の観客が小劇場には多いから、目を休める時間も必要だ。

そういう意味ではチケットシステムに関係ない三枚目枠は別個に必要なような・・

でもそれ以外は緊張感のある「俺を・私を・見ろ」オーラが感じられる舞台は新鮮で素晴らしい。

暗い物語も良い。

今週はショウダウンも観たんだけど、明るい物語と暗めの物語のどちらが好きかっていうと・・暗い物語かな、個人的に(笑

役者それぞれがライブの朗読とかでちょこちょこ活動してないとまったく判断する基準が無いので初見の観客は凄く判断に困るところだけど・・旗揚げが王子で本当に良かった。

鶴巻紬のオールナイトニッポン

鶴巻紬のオールナイトニッポン

喪女会

SPACE EDGE(東京都)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

こんな形の舞台が
あるんだなぁ・・という。

ネタバレBOX

たぶんタイトルが表す内容そのままで舞台が始まって、急に芝居が始まったり、横に座っている制作サイドのいじりがはじまったり、最後は映画のエンドロール・・

やりたいことをやりたいようにやって、面白いかどうかはひとそれぞれだけど、
こんな舞台のやり方があるんだなぁっていう。

こういう舞台が増えるともっと色んな可能性が増えて観客の楽しみ方も増えそうな。

もう少し笑えるネタが増えるといいんだけど、アホな男子を入れるだけでだいぶ違ってきそうな気もするけど、それだと趣旨が違うのか・・?(笑
「OMG/風桶」

「OMG/風桶」

梅棒

吉祥寺シアター(東京都)

2016/01/16 (土) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

風桶
あれだけの大所帯(18名)が、きちんと、それぞれの配役が「浮き出ている」

しかも、それが、それぞれの演者の「プラス」の部分が物凄く出ている気がした。

だから、観ていると、その「役」が生きているし、楽しいし、切ないし、

ドキドキもしての95分。




見どころが多いのはそういった今人さんのホンの「役」の生かし方が濃いから、

色んな人を目で追いたくなる。

梅棒の公演は基本的に台詞が少なく、J-POPの歌詞を重ねたりできて、

情景を観劇側に伝える他に無いパフォーマンスを展開している。




偶然にも今日のアフタートークで客席からの質問に対して答えていた今人さんの言葉が、梅棒のスタイルに関して自分の中での再認識できた返答だった。

「台詞」がとても、重要な事が十分理解している今人さんだからこそなのかなと。
















中林舞さん、七味まゆ味さんが今回出演されていてそれも、楽しみのひとつだった。

中林さんの持つ技術(バレエ)を上手く、演出に生かしつつ、そして、あの表情の幅広さ。

七味さんも同じく、演技者としてのパワーが素敵だった。

お二人とも、お綺麗なのにと、「やっちゃう?」と邪推な事も思いながら、楽しく拝見した。




遠藤誠さんが、今回良いひとでした。(役柄)

この方は、前回の公演で初めて拝見させて頂いた方ですが、色気がある方だなと。

多分、他の人がやってもカッコよさが出ないけど、

遠藤さんがすると格好良いというマジックがある。不思議な人だ。

ダンスに関しては素人の私なので、技術的な凄さは分からないのだが

エンディング近くの、皆で踊る姿には、感動する。

観客の盛り上がった気持ちが、一気に

そのダンスで、一緒に解き放たれて、爽快な気持ちにさせて貰える。

ネタバレBOX

梅澤裕介さんが

物語のまわし始める

時間を戻す。




そこから、また

時間が戻る。

意図しない時間の戻り。




ここはエド時代

そこで、生活している様々な人達と

夜桜前線のメンバー

そして、吉田テスタロッサ。

更に、逃げている吉田ベルリネッタ。




甘之丞の野田裕貴君が、わかばの稲葉麻由子さんとの

恋に「がんばれよ!!」と、木の陰で応援する気持ちになり、

異なる時代の

余波が結果、幸せな結びつきを生んだのかと。










アフタートークでも

ゲキバカの西川康太郎さんが質問されていたシーンは

確かに、甘之丞と、松本ランボルギーニとの何かしらの

繋がり(祖先と子孫)を暗示させてるような演出にも観て取れた。
マカロンちゃんの憂鬱

マカロンちゃんの憂鬱

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

笑いました〜!
マカロンとチョコに入れ替わり、観てきちゃいました〜!
出だしからクスッときましたね。赤羽さんの背高マカロンちゃんと五條さんの小さなチョコ君、それぞれキュートでした〜( ^ω^ ) 今回はほんとレアですよね〜!歌の入れ替えも楽しめたし、新曲もしっとりしてて、ちょっとジーンときましたね。来月はいよいよマカロンフェスティバル最終月ということなので、最後にどうなるのかまた楽しみにしてます(^_−)−☆

R.P.G.

R.P.G.

公益社団法人日本劇団協議会

広島市南区民文化センター スタジオ(広島県)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/22 (金)公演終了

今の時代には・・・
知人から久しぶりに連絡をもらい、久しぶりに南区民に行きました。
ゲキコン、だったかな?の十数年前頃はよく行っていたのですが、遠方のため南区民からも演劇からも随分足が遠のいてしまいました。原作の宮部さんの小説は好きで、観に行きました。
舞台は2時間で、お客さんもたくさんでしたが・・・。       

ネタバレBOX

でも私には合わなかったかも・・・。人間関係性を把握するまでは興味深く、転換やストップモーションも、シーンが交錯するところも面白かったのです。
でも、ストーリーが・・・。かなり初期の段階から犯人もほぼ分かるし、犯人が誰、よりは登場人物の裏の気持ちを描いているのでしょうけれども、「当然そう思うでしょうね」、とそれにも新しい発見もなく・・・。

きっと時代が時代なのでしょうね。なぜ今、この舞台をやられたのか・・・

小説の書かれた15年前なら新鮮で新しい発見もあったのでしょうけれど・・・。
俳優さんは細かなところが演じられていなくて、お稽古不足?とも感じましたが、みなさん素敵でした。広島と東京の俳優さんの演技の差は気になりました。タイプ・演技の質が違うのでしょうか。他の皆さんがどのように感じられたのか気になります。
錆色の瞳、黄金の海 2016

錆色の瞳、黄金の海 2016

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵なファンタジー
これは良かったねぇ。年明けからパッとしない観劇ばっか続いたけど,こういう芝居を観ると,やっぱ芝居って良いなぁって思える。老若男女,年齢層を問わず入り込める物語。1時間45分,全く飽きることなく,見続けました。このファンタジーはおススメです。また,この劇団,6月と9月にも上京が予定されているとのこと,新作もあるとのことで,今から期待です。

合唱曲第58番

合唱曲第58番

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/01/17 (日) ~ 2016/01/27 (水)公演終了

満足度★★

ネタばれなし
単なるドタバタ感で終わった感じで残念。

軽くフィクション

軽くフィクション

合同会社シザーブリッツ

ザ・ポケット(東京都)

2016/01/20 (水) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

何回も観たい
いろいろな伏線が綺麗に回収されていく感がいい。主演の二人やヒロインを始め個性的なキャラクターたちが魅力。笑いの場面も多くあり、またヒロインの美しい涙には涙腺がゆるみました。とても楽しい2時間でした。

いいひと

いいひと

不思議少年

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

人、そして自分
舞台美術から目を奪われワクワクした。
多角的な視点から人や自分という本質を捉えられた作品。
沢山の台詞が自分にとってドキッとするものでした。
自分の心のうちをたくさん揺さぶられキャストの皆様の熱量にひきこまれ演出の多彩さに興奮したりと、濃い時間。

レプリカ

レプリカ

d-contents

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

再演を強く希望します。
今年最初の涙。

当日券飛び込みキャンセル待ちでしたが望外の良席で観られ、2時間半休憩無しでも全く問題無く楽しめました。しかし、確かに落涙必至の作品ではあったものの、少々脚本の粗が目につき、主人公への感情移入はしきれませんでした。

物語の大前提となるのは、 アンドロイドだと判明する事が日常を剥奪される事を意味するという必然性なのですが、その大前提が共有されず、観客を置き去りにしたままで物語が進行してしまっているように感じました。

そもそもの疑問ですが、何故アンドロイドは処分されなければならなかったのでしょうか? 劇中ではその理由は「政府の決定」としか語られず、何故その決定に到ったのか、アンドロイドが人類にどのような災禍をもたらす恐れがあるのかの説明が全くありません。

それ故、枕崎刑事が何故一般人に銃を向ける程ヒステリックにアンドロイドを憎み、恐れるのかが判らないので、どうしても彼の方が不当な暴力を振るう絶対悪のようにしか見えず、一人浮いているように感じました。結末に直に繋がるキーパーソンの行動には、それなりの理由付けが無いと物語の説得力を持ち得ません。

そこは、実際にアンドロイドの暴走によって起きた事例、例えば過去に枕崎刑事の家族が暴走したアンドロイドに殺されたなどのエピソードがあれば、アンドロイドを処分しようとする側の正義も説得力を持ち、観客は正義と倫理の狭間で葬られなければならない主人公の悲しみに、もっと寄り添えたのではないかと思いました。

ラストも「?」が残る少々釈然としないものでした。

とは言え、 劇中何度も涙腺が緩み、上倉刑事が感情を露わにする場面ではついに決壊に到りました。 いろいろと惜しい点はありましたが、心に残る作品である事に違いはありません。多くの人に観て欲しい舞台です。再演を強く希望します。

--------------------

余談ですが、パンフレットは2000円という値段にしては写真ばかりで内容が薄いですね。もっと作品の内面に踏み込んだ文章などが欲しかったです。あと、あそこまで豪快にネタバレするなら終演後のみの販売にするべきだと思います。

【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】

【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2016/01/19 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

流石
DART'Sに限らず 島田さんの芝居も広瀬さんの脚本も
満足しなかった公演は一度もない

中編二本立てとはいえ 演出も芝居も濃厚

毎回ながら DART'Sの芝居を観ていると息をするのを忘れる程集中する
再演だとしても 違う芝居だと思える程に凄い役者を揃えてくる

前売り完売 追加公演もうなずける
75分とは思えない満足感

【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】

【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】

DART’S

ギャラリーLE DECO(東京都)

2016/01/19 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

2016年観劇始めは本格サスペンス
想像していた以上にゴリゴリのサスペンス。
本格的なサスペンスを観たのは劇団競泳水着以来かも。
このジャンルは、下手をすると陳腐な二時間ドラマのようになってしまうので
なかなか難しいと思うのだが、今回は本当に面白かった。
手を伸ばせば届きそうな距離で瞬きも忘れるくらいの緊迫感。
観劇始めとしては物騒な内容でしたが、このくらい現実と懸け離れているのも
純粋に物語を楽しめて良いかも。

ネタバレBOX

「ブラインドタッチ」
役者は目隠しの状態で舞台へ連れてこられます。
見えないまま舞台上で手足にテープを巻かれ定位置に。
そもそも、この劇場では暗転板付きは無理ですが、
これはこれで面白い演出かも。
前売り完売なので叶いませんが、結末を知ってからもう一度観たかった。
一回では気がつかない伏線や演出が絶対にあったはず!
終演後に友人と答えあわせをしたのですが、情報量が多すぎて色々な部分が欠落している。脚本買えば良かった・・・。
本当に見えていないまま演じている役者さんが凄すぎです。
<覚書>
五十嵐と名乗っていた人物が熊澤だった?
五十嵐は最初声がおかしいと言っていたけど、
本物がしゃべった声を聴いても誰も入れ替わりに気がつかなかった?
進藤の言っていたことのどこまでが本当でどこまでが交渉のための嘘か?
眼球を持って部屋を出ようとした葵が目潰し魔?
葵が最後の1回の暗証番号を押したのは見えなくても扉を開けられると判っていたから?
タイトルの意味はそこから?

「悪魔の証明」
殺害シーンを見せておいてから、最後に気持ち良いくらいのどんでん返し。
作家と役者にやられました。
演劇のミステリー、サスペンスでもここまで見せてくれるのね!とちょっと驚きでした。
癖になりそう(笑)
全員の接点である「つぐみ」が登場しないのは可笑しいなとは思っていたんだけれど、
人物の入れ替わりがあったとは気がつかなかった。
もう一本の作品に比べれば判りやすい結末でした。
レプリカ

レプリカ

d-contents

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/17 (日)公演終了

満足度

驚き
好きな役者さんの客演で見に行った公演

説明を読んで 面白そうだと思ったのだけど
実際に観終わってガッカリ

脚本の詰めが甘い
カーテンコールになっても納得できないし
サスペンスにしたいのか 青春ドラマなのか 親子愛なのか
焦点が絞れない
それぞれの設定に対する伏線が甘いから
どうして そういう言動をするのか今一つ想像も理解も出来ない

音響も 笹塚ファクトリーならもう少し立体的に出来たはず
照明も平べったい
一番ガッカリなのは アイドル芝居
最近の高校生はあんな感じなのかもしれないが
その辺に居る娘を連れてきた感じ

通常 初劇団でも面白ければDVDを予約して帰ってくるのだが
直帰したのも久し振りだ

【追加公演決定!!】29日19時最高のおもてなし!

【追加公演決定!!】29日19時最高のおもてなし!

ゴツプロ!

駅前劇場(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高のおもてなしでした!
浜谷さんが出演するなら、なんでも観たい!のですが・・(*´ω`*) 
ゴツプロ!の旗揚げ公演は、早くから告知されてたから、待ち遠しくて・・やっと観れた。
上手な役者さんばかりだし、海さんの演出がいい。何より、本がいい。
どの方のファンでも、十分満足できる作品。2時間たっぷり楽しませて貰った。
前半は、チケット完売らしいけど、後半はまだ、大丈夫なので、是非!
もう一回観たら、追記します。

ネタバレBOX

パンフレットは、モノクロですが、写真がたくさんあって、とてもステキです!
いつもある場所

いつもある場所

+ new Company

調布市せんがわ劇場(東京都)

2016/01/19 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

ひまわり組さんを観劇しました
とある田舎町にある1つの小さな家。少し複雑な家庭出身の子供たちが共同生活するファミリーホーム”ひまわり荘”、近所の人やホームの母が温かく彼らの成長を見守っていた。

思春期に入る子どもたちに、色々な悩みがうまれてくる。それを見守る大人たちも、様々な悩みを抱える。

‘家族’‘兄弟’をテーマにした、日常の中で繰り広げられる、笑いあり涙ありの、
心があたたまる感動ストーリー。     ・・・・であります(^-^)

ネタバレBOX

前説は楽しめたが結局開演時間は10分以上遅れてました・・・改善の余地ありと思います
ストーリーは割と子供向けの明るい展開であり、まぁ客席にいた7~8人ほどのお子様たちにも好評だったのではと思います。(個人的には毒の一つでも話に放り込んで現実の厳しさを示唆しても・・とか思えましたが・・・)
泣き所や心揺さぶるセリフなども散りばめているのですが、キャストが感極まってセリフ聞き取り難くなるのはよくないですねと感想っす。
どこぞの記事で読んだんだが、この作品と同じようなホームの男の子が大学進学の金が無くて高校で勉強が面白く感じたのに進学を諦めて就職をせざるを得なかったという話でしたが。そ~ゆ~リアリティは少なかったなぁと。
ダンスがみたい!新人シリーズ14

ダンスがみたい!新人シリーズ14

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2016/01/13 (水) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

1/22
最終日は観ることができないので本日が最後。今回のシリーズ14は、以前のような「自称」新人が少なく、若手がほとんどだった。そのためかどうかわからないが、多くのダンサーが一定の水準にまとまって、ヒットにはなるがホームランにはならないような印象を受けた。

プクハン

プクハン

齊藤コン ソロダンス企画

SPACE EDGE(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

-
30分。黒い衣装で正方形の照明の中で踊る。突き動かされるように緩急が来る。ダンスもダンサーも名前も印象に残った。

『時々』

『時々』

9625.help

APOCシアター(東京都)

2016/01/15 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

切り貼りしたようなストーリー配列でした
が、上手に飽きさせず繋げた話にしていたですね(^^)
50分と短い話ではありましたが工夫した見せ方がユニークでした♪

旅猫リポート

旅猫リポート

演劇空間WEAVE CUBE

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2016/01/10 (日) ~ 2016/01/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

今年初の五つ星♪良いお話でした!
猫好きのサトルが自分の猫ナナと住めなくなった…。
ナナの引き取り手を探すべく、昔の小学校、中学校、高校・大学の頃の友人を尋ねるが、サトルは自分確認の旅をナナとすることなる。

いや~、ナナとサトルの強~い絆、サトルの健気さ、ナナの想い、本当に、涙が溢れました!
良いお話でした♪
そしてこの良いお話を、ストレートに心に届けてくれた役者さんに感謝!

今年初の(満足度)五つ星です!

ネタバレBOX

猫好きのサトルが自分の飼い猫ナナと住めなくなった…。
ナナの引き取り手を探すべく、昔の小学校、中学校、高校・大学の頃の友人を尋ねながら、サトルとナナは自分確認の旅をすることなる。

一番最初に尋ねたのは、小学校の頃の友人コースケ。
小学校の頃、コースケは捨て猫を見つけ飼おうとするが、父親に反対され断念。その捨て猫ハチはサトルが飼う事に…。
そして小学校の修学旅行の時、サトルの両親が交通事故に遭い他界。
サトルは叔母に引き取られる事になった。
その際、叔母からサトルは両親の実の子供ではない事、両親は子供が出来ず悩み、産みの親から見放されたサトルを引き取って実の子として育てた事を聞かされる。
両親を失い、最期の家族となったハチだったが、検事の叔母は転勤が多いため、ハチを飼えない事になる。

コースケはハチを引き取ろうとするが、再度、父親の反対で断念。
仕方なく、ハチはサトルの遠い親戚の所に預けられる事に…。
大人になったコースケだが、相変わらず父親に頭が上がらず、生業の写真館を継ぎ、結婚後も、父親の干渉から奥さんを守れず、奥さんは実家に帰り別居状態に…。
今回、コースケはナナを飼おうとするが、ナナを見る度、飼えなかったハチを思いだし、父への恨みの気持ちが深くなる。
ナナはナナ、ハチではない。
サトルは、コースケが過去の父とのいざこざを振り払い、奥さんと新たな一歩を踏み出すためには、ナナではなく、コースケと奥さんが選んだ新しい猫を飼うべきだと提案し、ナナを連れて帰る。

次に尋ねたのが中学校の友人ヨシミネ。
中学校時代、ヨシミネの両親は離婚し、祖母に預けられる事になるが、同じような境遇のサトルとヨシミネは親友になる。
中学校の修学旅行、旅先がハチを預けた親戚宅に近かったため、サトルはホテルを抜け出しハチに会いに行こうとするが、先生に見つかってしまう。
ヨシミネはサトルが叔母に心配かけたくないという事情を察し、ヨシミネは罪を全て被りサトルをかばう。
そんな2人の行動を全て暖かく見守ってくれたヨシミネの祖母も他界し、ヨシミネはチャトラの猫と暮らしていたが、小さく弱々しい子猫だったので、ナナはチャトラを鍛える事に…。
その様子がナナとチャトラが喧嘩しているようだったので、サトルはナナをヨシミネに預けるのを断念。

次に向かったのが、高校・大学の友人スギとチカコの夫婦。
2人はペット同伴可なペンションを経営。
チカコはサトルを歓迎するが…。
サトルとチカコがお互い惹かれていたが、叔母の転勤でサトルが引っ越しする事になり、離ればなれに…。
そんなこんなで、スギとチカコは付き合いだすが、スギとチカコは大学でサトルと再会する。
スギはサトルとチカコが再び惹かれ会うのを恐れ、サトルがチカコを好きだった事は内密にしていてくれ、サトルに頼む。
それ以来、スギはサトルに負い目を感じていた。
スギの飼い犬もその負い目に気づき、サトルを追い返そうとしたため、ナナと喧嘩となり、ここでもナナを連れて帰る事になる。
帰り際、スギの負い目に気づいたサトルは、チカコに「高校時代、チカコが好きだった」事をカミングアウトするが、チカコは笑い出してしまう。
スギが思う以上に、スギとチカコの絆は深く、スギがサトルに負い目を感じる必要が全く無い事をサトルは分かっていた。

サトルは僕がノラになる事を心配しているけど、僕はもともとノラなんだ。それよりもサトルと過ごした楽しい思い出が出来ただけで、僕はとっても幸せなんだ!
この旅を通じて、ナナとサトルは、富士山や大海原、空一杯にかかる虹など、世界中のどんな猫と飼い主よりも、たくさんの思い出を重ね、改めてお互いが必要としあっていることを認識する。

そして最後に辿り着いたのは、叔母の家。結局誰にもナナを預けられず、叔母の家に。
叔母は検事を辞めて弁護士になったため、ナナを飼う事が出来るように…。
でも実は叔母は猫恐怖症…、徐々にナナとの距離を短くしていくのだった。

そんな日常の中、サトルは叔母の家から病院に通いだす。
ナナを飼えなくなったのは病気のためだった。
徐々に弱ってゆくサトルをナナは暖かく癒す。
そして通院ではなく入院する事になったとき、ナナは叔母の家を飛び出し、いつでもサトルと会えるよう、病院の近くでノラとして生活し出す。
サトルが最期を迎えるとき、叔母はナナを病室まで連れて行き、叔母とナナに見守れらながらサトルは臨終を迎える。

お葬式に集まった昔の友人達同士も、サトル繋がりで仲良くなっていた。
その後、ナナは叔母の元に戻り、ナナも最期の時を迎えるが、ナナは最期までサトルの猫だったよと、待っていてくれたサトルに告げる。

このページのQRコードです。

拡大