【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】 公演情報 DART’S「【全ステージ前売完売】 「賢者の惡計」 【追加公演決定】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    2016年観劇始めは本格サスペンス
    想像していた以上にゴリゴリのサスペンス。
    本格的なサスペンスを観たのは劇団競泳水着以来かも。
    このジャンルは、下手をすると陳腐な二時間ドラマのようになってしまうので
    なかなか難しいと思うのだが、今回は本当に面白かった。
    手を伸ばせば届きそうな距離で瞬きも忘れるくらいの緊迫感。
    観劇始めとしては物騒な内容でしたが、このくらい現実と懸け離れているのも
    純粋に物語を楽しめて良いかも。

    ネタバレBOX

    「ブラインドタッチ」
    役者は目隠しの状態で舞台へ連れてこられます。
    見えないまま舞台上で手足にテープを巻かれ定位置に。
    そもそも、この劇場では暗転板付きは無理ですが、
    これはこれで面白い演出かも。
    前売り完売なので叶いませんが、結末を知ってからもう一度観たかった。
    一回では気がつかない伏線や演出が絶対にあったはず!
    終演後に友人と答えあわせをしたのですが、情報量が多すぎて色々な部分が欠落している。脚本買えば良かった・・・。
    本当に見えていないまま演じている役者さんが凄すぎです。
    <覚書>
    五十嵐と名乗っていた人物が熊澤だった?
    五十嵐は最初声がおかしいと言っていたけど、
    本物がしゃべった声を聴いても誰も入れ替わりに気がつかなかった?
    進藤の言っていたことのどこまでが本当でどこまでが交渉のための嘘か?
    眼球を持って部屋を出ようとした葵が目潰し魔?
    葵が最後の1回の暗証番号を押したのは見えなくても扉を開けられると判っていたから?
    タイトルの意味はそこから?

    「悪魔の証明」
    殺害シーンを見せておいてから、最後に気持ち良いくらいのどんでん返し。
    作家と役者にやられました。
    演劇のミステリー、サスペンスでもここまで見せてくれるのね!とちょっと驚きでした。
    癖になりそう(笑)
    全員の接点である「つぐみ」が登場しないのは可笑しいなとは思っていたんだけれど、
    人物の入れ替わりがあったとは気がつかなかった。
    もう一本の作品に比べれば判りやすい結末でした。

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    2016/01/23 01:32

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