
にてないモノマネ
実験劇場企画公演
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
お金を払ってでも是非
スピード感ある場面展開が若さに合って魅了的な作品でした。
多くの中の一つでしかないけど、テレビなどで語られる若い世代の批評よりこの舞台を観劇した方が有益だった。

daisen minori × カヨコの大発明
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/01/26 (火) ~ 2016/01/26 (火)公演終了
満足度★★★★★
個性と歌の共演
■daisen minori■
網膜色素変性症という個性を受け入れ、生きていく女性の力強いお話でした。
活力頂きました!
■カヨコの大発明■
米山さん、竹田さん、古川さんが参加。
歌いまくりで、演劇じゃないようで、演劇のような…。
皆さん歌がお上手で!
「徹子の部屋」と「アキラ」のテーマがツボでした♪
楽しかったです。

片想い
方南ぐみ
俳優座劇場(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

らいおんの憂鬱
ザレ×ゴト
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/02/04 (木) ~ 2016/02/08 (月)公演終了
満足度★★★★★
終わり方
号泣のまま終わるという考え方も有りですがやはりザレ✕ゴトらしい終わり方でした。
イマハシミハルさんは羽がなくとも天使でした。

鶴かもしれない
EPOCH MAN〈エポックマン〉
明大前KID AILACK ART HALL 5F ギャラリー(東京都)
2014/05/22 (木) ~ 2014/05/26 (月)公演終了
満足度★★★★
つるかも
自身の体(姿態・容貌・声等等)の持つ表現力、影響力、効果のほどを探り来ったところの自己評価を基盤に、出せるものを出し、使えるものを使い、音、照明、小道具を駆使して笑いも織り込みながら作りこんだ一つの劇世界。 55分。

にてないモノマネ
実験劇場企画公演
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
この演劇より自分たちの演劇や映画のほうが優れていると胸を張れる演劇や映画がいまの日本にどれほどあるだろうか。
見てください。作演出の素晴らしさ。俳優たちのすばらしさ。日本を混乱に陥れている人々が愛おしくなります。愛に満ちてる。この演劇より自分たちのほうが優れていると思える演劇がどれほどこの日本にあるだろうか。ほとんどないと言わざるを得ないぐらい必見。

らいおんの憂鬱
ザレ×ゴト
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/02/04 (木) ~ 2016/02/08 (月)公演終了

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
エンターテイメント
客席の笑いや、上演中に何度も起こる拍手の嵐が、
楽しませようという意識やサービス精神が溢れている証明。
劇場の一体感も心地よかった。
鍛えられたアクションが素晴らしい。
ヒーロー好きなら尚更楽しめると思います。

春は夜来る
演劇ユニット ルソルナ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/02/04 (木) ~ 2016/02/08 (月)公演終了

飛龍伝 2016
大坪企画
劇場HOPE(東京都)
2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★
誰の飛龍伝
役者たちの熱演。次々変わる舞台に違和感なく、上質なものを観れました。
馬の彼が可愛くて好きでした。あとネズミがいい。
私はどの小説を読んだのか

どんてん
東京タンバリン
小劇場B1(東京都)
2016/01/21 (木) ~ 2016/01/25 (月)公演終了
満足度★★★
現場仕事にゃ松本哲也なり?
小松台東「想いはブーン」を観たせいか、作業服姿のイメージがかぶって見えた・・という感想を第一に挙げるのも何だが・・、キャラ分担が明瞭な他の役者とは対照的に、彼だけは自のまま、ただ台詞を喋っているような印象。演技の問題?当て書きの精度の問題?ラストをみて、そうなるにはそうである必要があったのかも知れぬな、とも思ったが、「死」が不都合を洗い流したのみという話も・・。
初めて観た「鉄の纏足」と「しなやかに踊りましょう」「あの人」との創造的密度の「落差」(私はそう感じた)に驚き、一本通るものがどこにあるのか、良く言えば多彩さ、なれども私には遠くなっていた劇団。しかし今回たまたま時間と場所のタイミングで観劇したところ、不安を覆して(「鉄の纏足」のインパクトには及ばずだが)、それなりに作りこまれた劇世界を味わった。
しかし、やっぱりこの劇団のコンセプトは何なのか・・というのは残った。芝居というものは完璧ではなく、無理・矛盾、足らなさがあるもので、恐らくはあそこを目指していたのだろうと、推定しながら舞台は受け止めている事が多い。問題はその「あそこ」の在りかで、この劇団はまだよく掴み切れないというのが正直な所。
ムーブというのか、全体でコンビネーションダンス(名称は適当)をやるのはこのユニットの特徴のようで、例えば建築現場の足場材を置き換える動きも組み込んで場面転換を行っていたが、こうした特技もドラマ本体との関係で劇的にもなれば空疎にもなる。今回は悪くはなかったが、私としてはリアルなストレートプレイでビル建築現場を選ぶなら、その作業内容が(ある程度は調査された感じはあったが)もっと緻密であって良い。
もっともそこをリアルにするとラストの展開は起こりづらくなるかも知れない。しかしそうであったとしても、何がしか理由を考え、筋が通らねばならない。 リアルさを追求すればそれはそれとして一つの強さを持つと思う。なぜそこに作り手はコミットするのか、という自問に向き合う事になろう。
「死」がテーマではあるが、その死をどう受け止めるかは、どういう死に方をしたのかが、厳密である事が重要で、あるいは知り得ない部分があるとすれば「知り得ない」現実に人物らは直面する、という事も重要である。
一箇所、「おっ」と目を開いたのは、足場板という30㎝×2~4mの長い板を演技エリアの四角の周囲に組まれた通り道に乗ったり外されたりしているものが、中ほどにある60~80㎝四方位の恐らくコンパネで作った箱型の枠に渡す場面があった。片方は鉄パイプで組まれた足場で頑丈だが、片方はその1~2㎝位の厚さのコンパネに、ギリギリかかる程度に置く。
ちょっとズレれば足場板は1メートル下の床に叩きつけられ、乗っていた者は少なからず負傷するだろう。ところが、その形のままムーブが始まり、何人も人が通っていた。なぜああしたのか。四角の枠の中に後で人が飛び込む場面があり、邪魔にならないためにそうしたのか、それとも、足場という場所の危険さを身をもって知らしめる視覚的効果を狙ったのか、・・、あの「危なさ」は何がしかの効果を持ち、よく試みたものだと思った。にしては、さほどアピールされないのも憾みだが。
繰り言になるが、「想いは・・」の緻密な作りと比較されてしまうのが、作業服の松本氏を起用した事の必然の成り行き。(必ずしも「想いは・・が「現場」を描き切れているわけでなくドラマの構成や人間を捉える角度の問題だったりするのだろうと思うけれども)もう少し、肉薄したい。

ジョルジ・フッチボール・クルーヴィー
Ammo
d-倉庫(東京都)
2016/01/08 (金) ~ 2016/01/11 (月)公演終了
満足度★★
舞台に入り込めず。。
リオのスラムが舞台で貧困の現実とかのテーマ自体は面白いとは思ったが、全体的に違和感があり、スラムとか登場人物の感情とかが、自分には伝わってこなかった。
もっと重い感じのやつって思ってたから、軽いエンタメ要素とかもあって拍子抜けしてしまった。
最後の捜査官が銃を使わずに殺してたのは何だったんだろう?
舞台に入りこめず残念。

暴れ馬/レモネード/コーキーと共に
ナカゴー
ムーブ町屋・ハイビジョンルーム(東京都)
2016/01/09 (土) ~ 2016/01/12 (火)公演終了

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】
劇団マリーシア兄弟
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

飛龍伝 2016
大坪企画
劇場HOPE(東京都)
2016/02/02 (火) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
熱き想い
「飛龍伝」で描かれる内容は、現在も続く出来事(状況)を描きつつ、時代や人に向き合い一生懸命に生きる若者の青春群像劇でもある。さて、 つかこうへい というペンネームはその当時の運動家の名前から付けたということは、著書にも書かれていることから有名な話。そして、自身が在日韓国人であることから、い”つかこうへい”に ということも意識しているとも...その思いは、現在の(特に政治)日韓関係を見たらどう思うだろう。
本公演「飛龍伝2016」は、つか作品の特徴をしっかり踏まえている。基本的に暗転がないこと、大道具は使用しない素舞台であること。しかし、暗転について、本公演では重要シーンとして区切るため使用している。
さて、演出・春田純一氏が少しだけ登場するが、その演技が印象的である。先月行われた映画の舞台挨拶で、共演した女優の言葉を思い出した。
(上演2時間20分、休憩なし)

えのもとぐりむ作品集 第11部 人の類い、十二の亜種
株式会社Legs&Loins
Geki地下Liberty(東京都)
2016/01/26 (火) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★
演劇的表現に拘ったとのことですが…
今回は演劇的表現に拘ったとのことですが、やはり一度観ただけでは理解しきれず、少々置いてきぼりを感じました。
満席の会場、Twitterに溢れる絶賛コメントの数々から、きっと理解できる方にとっては良い作品なのでしょう。おそらく複数回観劇する事でかなり印象の変わる作品なのだと推測します。
若いメンバーばかりの劇団のようですが、そのせいか少々情熱が先走っているように感じました。もう少し腰を据えた丁寧さが欲しいとは思いました。
あと、途中の笑いの場面は少々長過ぎかと。息抜きの機能もあまりくどいと舞台世界を壊してしまいます。
変なところが気になったのですが、途中に出てくるキーアイテムの黒い林檎は作り物の小道具なのに、冒頭に出てくる赤い林檎は何故本物が使われていたのでしょう? 最初に役者が赤い林檎を実際に齧って見せた為に、以降の黒い林檎の登場場面では、それが作り物であることが余計に際立って感じてしまいました。
ゲスト出演者の山本萌花さんの演技はとても良かったです。

ミルフィーユ
aibook
OFF OFFシアター(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了

明日から来た男
個人企画集団*ガマ発動期
ザ・スズナリ(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
初☆<ガマ発>観劇★ハツ日の巻(汗)
書道に喩えるなら、(舞台なので・・)デカイ白紙にデカイ筆で、例えばデカイ円をかくという一発勝負。墨の軌跡を挑戦者の背中越しに手に「汗」を握りながら目で、感性で追っている・・似ているなァ観劇というものはそれに、と思った次第。 今作は佃氏の不条理劇だがとても血の通った劇になっていた。 涙に落として良いのか・・?と思う部分もあったが、劇にとってそれは大事なことだ、ということであったのだろうか、そうかな。そうかも知れない。墨の書き出しは上々。円弧が左へ膨らみ、下辺を辿っていよいよ難関、右上へ向かうラインで、そこまでに引っ張った線の形を踏まえて最上の「締め方」で墨を置き終えねばならない。結論から言えば、終盤は、伏線の網をよく手繰り揚げたものだが、墨が切れたか、そのスピードではカーブを曲がり切れなかった感はあった。そこまでの引きは私的には抜群で、シュールさにほくそ笑み、スピード感に踊り、総員出そろった場面には激わくわくした。・・冒頭は「城」のKよろしく、宿命づけられたかのような彷徨い方でその時間を彷徨い、やがて辿り着いた教室でのドラマが後半を占める。どういう原理で成り立つ「教室」なのか、判らない滞空時間も、大丈夫、不条理劇だから・・・子供というものはどこでも屈託ないものでもあり。外敵から襲撃されるシーンが秀逸、ツボだった。 願わくはあの敵との何らかのケリを付けるというのが、私的には理想のラストであったが・・ それでもあのシーンを生み出した事に拍手である。
味のある出演陣の、中でも野々村のん・伊東由美子・牛水里美ら女優の存在感、というか、地味ながらの貢献に目が行った。
奇態で涼しげで熱く、温かでもある、程よいバランスの取れた芝居だと思う。(まぁ好みという事か)
ただ初日は台詞の危うさ、それによってか揺れが見えた気がした。(リピートできず残念。。)

らいおんの憂鬱
ザレ×ゴト
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/02/04 (木) ~ 2016/02/08 (月)公演終了

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
ササヅカイン
場当たり見学デーに行って来ました。そもそも「場当たり」がどういうものかも分からないで行ったのですが、お芝居ってこういうふうにできていくのね・・・が一部ですが分かって面白かったです。これが完成するとどうなっているのか、確かめに行きます!