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犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった

犯人はお前だ!と突き出された手はパーだった

GRahAMBox

小劇場 楽園(東京都)

2016/01/22 (金) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★

シュールと言うよりはベタでは無いコントと言った感じ
前評判がいまひとつであったので、ハードルを下げて言ったのが良かったのか、それなりに面白かったです。
劇団のアピールも観劇者評価もシュールコント押しみたいでしたが、自分の考えるシュールと言えるのは、「ズンベンマンション」ぐらいで後は普通に笑わせどころが何処なのか分かりましたし、理解できました。ただ、笑わせ処が分かったり理解できたからと言っても、それで笑えるかはまた別問題なんですが・・・・。

ネタバレBOX

映像の使い方や音楽とダンス等「見る」には退屈しないのですが、「観る」になるには拙い処が多いかなと思いました。拙さも含めた未完成感と試行錯誤したであろう演目が今現在の魅力なのかもと内容それ自体には暖かい目も出来ましたが、後から来る人の席案内、トイレに行く人への配慮、観劇前の注意、観劇後の客出しの導線確保等はシッカリして欲しかったです。
そういう意味では、内容も含めて今後が楽しみと言えなくはないかなと言う感想です。

おかゆ太郎氏は、あらびき団やしょんないTVで見たいたような「渡辺ラオウ」的破天荒さはなく、一番キチっとコントをしていて驚いたのと同時に、さすが達者だなと思いました。

同じ夢

同じ夢

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

日常的な会話
出演者が日本映画に出てくる役者ばかりなのに見事に赤堀世界に嵌って驚き。些細な暮らしに淡々と緩やかに続く会話、思いのすれ違い、誰でも迎える老い。
他者から見れば非日常な暮らしぶりと会話にも思えるのに、そんな会話や生活が出来ることが、いかに苦しいながらも愉しいことなのか。人々の優しさが見える舞台でした。
映画ドラマなどでの印象的な造形の役柄も多いので、哲司さんや南朋さんが裏切りそうで窺って見てしまうが、そうでもなかった。

劇中、喫煙シーンも多い為、タバコが苦手な人は自己防衛したほうがよろしいかと。立ち見客もチラホラ。
約2時間。

あぶくしゃくりのブリガンテ

あぶくしゃくりのブリガンテ

東京No.1親子

駅前劇場(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

ブリガンテってイタリア語か
実の親子と女優が繰り広げる、たまに哲学詩的なセリフとアドリブみたいな行動を見ていたら次第に熱量が上がる心地良さ。
笑っている内にOLからボクサーや権力者、牢屋の老人など、ごちゃごちゃした流れの中で見せる役の切り替えの面白さ。
ベテラン芸を見たって感じ。
約110分。

ネタバレBOX

親の願いと反比例した子供の育ち方、汚れ仕事と思っている?息子と、清濁併せ持った世の中を生きなければないのが、ごく当たり前の人生。
虚実入り組んだ話でしたが面白かったです。
Fire pRay ―秋津悠理のためのプレリュード―

Fire pRay ―秋津悠理のためのプレリュード―

くろまく株式会社

ギャラリー悠玄(東京都)

2016/02/09 (火) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

需要と供給について考えさせられる一作
CoRichで2月13日東京で公演中の舞台を探すと103本。
明らかに需要よりも供給が多すぎるというのが現在の舞台の現状なのでしょう。

はたしてこの103本の中で幾つの公演が同じ仲間内でグルグルとチケットを回したり知人・縁者に頼らずに成立し得るのだろう。
志は高くても才能や資格に欠ける方がやる気だけで演じていける。
淘汰の仕組みに欠けた優しい世界。

演劇はそれほど頻繁に観る訳ではないが、貴重な時間とチケット代を割いてもそれに見合った満足感を与えてくれる舞台には殆ど出会えないという経験を重ねるうちに、そんなシニカルな視点を持たざるを得なくなってしまった。

この舞台も、そんな気持ちを持ち帰ることになった一本。

一人ひとりの役者の方のパッションは狭い小屋で目の前で演じられることもあり十分に堪能できるものであったが、どこかで読んだことのある話が継ぎ接ぎされた様な脚本と他者目線での推敲が成されていないであろう雰囲気重視で見通しの悪い台詞。

小屋が狭いがために、明らかに退屈している他の観劇者が視線に入る。

演者を含めた脚本家以外のスタッフの方々や観客の皆さんは、このストーリーを1回で理解できたのだろうか。恐らく理解出来なかったのではないか。
例え瞬時に理解できないテーマを持たせたかったとしても、初見で楽しめない物語はエンターテイメント足りえず、世代を超えることは出来ない。

鈍色の水槽

鈍色の水槽

ロデオ★座★ヘヴン

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/02/09 (火) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

鈍色
十七戦地の柳井さんが書く大胆な設定と、
ロデオのお二人の繊細で息の合った芝居がグッドバランス。
人の骨格を持つ人魚が打ち上げられるという、このあり得ない設定が
次第にリアルな色合いを帯びて来るプロセスが素晴らしい。
ファンタジーを面白くするのはいつも人間の“裏の顔”だが、
人魚のそれが秀逸。
映像が美しく巧みで、ファンタジーらしい雰囲気と妖しさを盛り上げる。


ネタバレBOX

光村海洋生物研究所は、三陸海岸沿いの港町の水族館跡地に建てられている。
港では最近漁網が破られたりする被害が出ており、研究所も対策を迫られている。
研究員たちが白イルカの仕業ではないかと考えて対策を練っていたところ、
ある日その白イルカを捕獲したという知らせが入り、研究所は沸き立つ。
水槽に入れられた白イルカを調べていくうちに不思議なことが起こる。
”人魚”と名付けられた白イルカが人間をコントロールするような出来事が続き
やがてそれが30年前に起こった事件と奇妙な一致を見せ始める。
町の誰もが口を閉ざす30年前の出来事とはいったい何なのか・・・?
さらに、何かを知っているらしい館長の秘密は・・・?

冒頭、研究員である天野司(澤口渉)が夢の中で
イルカトレーナーの舞原(音野暁)と語り合ったあと、
タイトルと出演者名が映像で流れるのが大変美しい。
チラシの写真と同じイメージがゆらゆらと立ち上る映像は
このストーリーの根幹を成すものだ。

未知の海洋生物が人間の生活を脅かすというテーマは「花と魚」とも共通するが
今回はそのかかわり方が全く違う。
人魚には感情があり、人間を翻弄するしたたかさがある。
明確な意図をもって陸に近づき、目的を遂げて戻って行く。
その理由を知ると、この物語がラブストーリーであり喜劇であるとも思える。

“登場人物”として白イルカ=人魚は、巧みな映像によって映し出されるだけなのに
ある種の「人格」を持っていることが、このファンタジーの核になっている。
そして驚愕の真実を聞かされた司が割とすんなりそれを受け容れるので
観ている方も「まあ、本人がそれでいいならいいですけど」的に納得してしまう。
こと人魚に関して納得させる所以は、澤口さんと音野さんの自然な感情表現である。
ことさら熱弁を振るったり思い入れたっぷりなわけではない。
ゆったりとしたテンポで、観ている私たちも彼らの心の動きについて行く。

司の夢と現実の行き来が、重なったり同時進行したりという
かなり自由な構成であることなどを考えると、
けっこう強引な作りとも思えるのだが
つまりみんなが信じてしまえばファンタジーは成立するということだ。
「うっそだぁ~!んなわけないじゃん!」と言ったらおしまいなわけで。

朝倉洋介さん演じる同僚研究員のキャラなどが魅力的なので
温かなラストまで惹きつけられる作品。
館長を演じた関根信一さん、いつもながら達者だが、
火サスの愚かな母親みたいなキャラはあまり似合わない気がした。
理性と緻密さで自己をコントロールできる女を演じると
硬軟の加減が絶妙なんだな。









屋上のペーパームーン

屋上のペーパームーン

オフィスコットーネ

ザ・スズナリ(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

オフィスコットーネ☆大竹野正典作品
ここ最近の2公演3作品の大竹野作品のいずれにも魅了され続けだが、その一昨年「密会」「海のホタル」をみた私の勝手な理解は・・・ この凄み、代表作を取り上げたに違いない。おや「屋上のペーパー・・」?大竹野作品再び。柳の下に何とかではないが、一段落ちだろうけれどそれでも観たい。仕方ねえ・・・。 記録を見ると、以前にも2,3作を上演していた。
心から、嬉しい時間であった。
ノワールな話だが、見るべきものを見、語るべきことを語っている戯曲と感じる。描かれているのは一介の、現実にある人間の範囲を僅かも「盛って」ない、リアルな人間。この「リアル」には小っぽけで愚かな、というニュアンスもある。だからこそ、数時間のドラマの中での彼らの帰趨が喜ばしい。涙を催さずしてこの感動は、何だ。。
作家の作品群への興味は愈々増せり。

Revenge of Reversi

Revenge of Reversi

PocketSheepS

萬劇場(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

うーん。。。
なんていうか、勿体無い感じ。
偉そうですみませんが、ポケシ好きだからこそのこの評価で。

ポケシは途中色んな人が色んなトラブル持ち込んだりしてあっちいってこっちいって色々風呂敷広げていくけど終わってみたら結構キレイに繋がっていて観劇後はスッキリ、あぁ面白かったってイメージがあったんだけど。
個人的に今回はあまりスッキリしなかったです。
ちょっとわからないとことかもやもや。

物語がもっともっと主人公軸で復讐に焦点当てて進んでいたら違ったかも?
「復讐モノ」を楽しみに来たのに、ちょっと「復讐」が弱いかなって思った。

ただ、未来の自分と過去の自分を演じ分けた小泉さんと二之宮さんにはとにかく拍手。
二人とも過去と未来のキャラ作りをしっかりしてて演じ分けてて面白かった。
未来の人間が慌てて出て行ったと思ったら過去の同一人物がすました顔で入ってきたりっていうのはやっぱり面白い。
あとね、占い師さんも雰囲気あって良かったけど福澤ちゃん可愛い。

個人的お願いになりますが、今回観て同じくスッキリしなかった方は会場で販売しているポケシ過去公演DVD観て欲しいなぁ。
もの凄い良心価格でちょっと不思議ワールドに連れて行ってくれるから!
舞台は生モノだけど、過去のは物理的に観れないしDVDも悪くないよ。
ちなみに個人的推しは「双鱗姫」と「紙片の王国」です。
ああ、でも千年の狐も捨てがたい。
とにかく好きな劇団さん。

ネタバレBOX

やっぱ最後の最後は対峙するんだろうなぁ、自分と。
二人の同一人物を一緒に舞台に上げるってどう魅せるのかなぁ・・・?って観ながら思っていたけど、最後の石川VS石川の場面、あの演出はかなりイイですね!
小泉さんが過去の石川と、未来の石川を一瞬でくるくる切り替えててとにかく凄い凄い。
鬼気迫る感じ、ワクワクして面白かった。
次回作も期待してます!

ジオグラフィア

ジオグラフィア

劇団バッコスの祭

ザ・ポケット(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

さすがです
バッコスの祭を観るのは二度目です。前回公演が良かったのでまた観に行きました。
期待にたがわぬ面白さ。わたし好みの「80年代感」と、2010年現代の誰にでも受け入れられるであろう整頓された感じとエンタメ感の、絶妙な融合。個人的にはもうちょっと役者の居住まいがガチャッとしている方が好きですが、万人受けならこのさじ加減だと思います。やっぱり、成長する劇団さんは違うな、と思いました。
脚本、演出とも変わらぬ高レベル。伊能忠敬とはあまり関係ないかも…ですが、面白ければいいでしょう!脚本家は、突出して頭がいいか感性が鋭いかしないと、鑑賞に堪えるものは作れない、と再確認しました。
出演者ではとにかく丹羽さん!看板役者さんのようですが、本当に素晴らしい。演技も体術も申し分なし。特に殺陣には目を見張るものがありました…と言うのは、わたしは殺陣芝居が実は苦手なのですが、この公演の殺陣、丹羽さんがからむ殺陣には見惚れてしまいました。
わたしが演劇に求めるものは、どこまで行っても「表現」で、見た目の格好良さではない…殺陣にも、役柄の人間性やその時の感情、が乗っていないと、ただの自己満足に見えてしまいがち、なのが、丹羽さんの殺陣には、苛立ちや怒りがキレッキレの動きの中に見える気がして、エンタメとしても表現としても成立している、だから「演劇」の中で殺陣をやる意味がある。
今作は見せ場として殺陣を多用されていましたが、プロデュース方法として成功しているように見え、感嘆しました。これならお金を払えます。

ネタバレBOX

ネタバレではないのですが、よく知った役者さんについて触れますと、
鈴木美穂さん>舞台上で観るのは久しぶりでした。2列目から観ていましたが、なんていうかキレイ。殺陣を学ばれて3年とのこと、特技と言えるところまで磨いて今回披露されていました。
松尾武志さん>役柄は合っているように思いました。段から降りるとき妙に乙女な動きなのは、役の「いい人」を表しているのか、単にご本人がそうとしか動けないのか?どちらにしても、そのままでいてほしい役者さんです。
あ、知人ではない方ですが、盗賊団のリーダー、この方の場合、演技ではなくご本人の不器用さ(未熟さ?)が見て取れました。演出家が上手に使っていたとは思うのですが、セリフを喋られるたびこちらがハラハラする感じでした。
ありがとねえ!

ありがとねえ!

梅舟惟永企画

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

快活な演技
「ろりえ」は解散までに一度も観れず。役者的エネルギーが放出せずに鬱積した分だけ、燃焼物がなくとも自らを燃料としてめらめらと炎を上げるのか。梅舟という初めて目にする女優が、役者を続ける事に関して一票入れさせるだけの「届く」表現で爽快な燃え方を見せていた。
 4作家のテキストを得て、それなりの完成度を示していたが、戯曲の世界を忠実に立ち上げる、という所が目的でなく(そこまで高完成度な戯曲じゃない訳で・・)、このテキストの中でどれだけ俳優の魅力が見せられるか(俳優目線で言えばテキストを読み込んでいかに突っ込んだ芝居が出来るか)・・、そのためのフィールドとしての4小編。(もちろん、幼稚なテキストは幼稚な演技を引き出してしまう訳で・・、書き手も頑張ってはいる訳で・・)
 梅舟は4役をそれぞれ的確に演じ分け、それゆえ「同じ人がやってる」ようにも見えず。己を消し、役を生かしている。潔さ・歯切れよさ・快活さが「演劇的」質も高めている様が、見てとれる。
 テキスト如何より俳優の如何を評価してしまうのは何故・・。(「女優の生き様」的オーラがそうさせるのか・・)

正義のミカタ

正義のミカタ

劇団ゴサンケ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

『正義の都合編』を観劇♪
伝説のヒーローが悪を滅ぼしたものの、戦いの傷跡が残る荒廃した世界。
荒廃した世界の不満は、世界を守れなかったのはヒーロー達に向けられ、悪が居ない世界ではヒーローは厄介者…、虐げられるヒーロー達…。
そんな屈折したヒーロー達が、正義感溢れる新人に刺激され、本当のヒーローに目覚めるとき…。
暗躍するヤツらも動き出す…。

ヒーロー達が正義に目覚めてゆく過程が格好良かったです♪
そして、正義と悪と、ヤツら…、なかなか面白い構図でした。
…そして悪の視点から、全てが証される『悪の理想編』へと続く…。

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

のぶニャがの野望 幸村と五輪の剣

株式会社ADKアーツ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

にゃーにゃー
武士がしゃべるのはいかがなものか・・・などど言ってもしかたない?かわいいしっぽとしぐさを楽しめればいいのか?にしてはけっこうお高い舞台だと思う。

「終わりのセラフ」The Musical

「終わりのセラフ」The Musical

「終わりのセラフ」The Musical製作委員会

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/02/04 (木) ~ 2016/02/11 (木)公演終了

終わりのセラフ
ハーフミラー(だと思う)を使ったステージが面白かったし、普通と違う色のイメージを使った衣装はかっこよかったし、キャストもイケメンだったりかわいかったり、マントを翻しての殺陣も素敵だったのに、眠くなってしまうのは何故?一緒に行った友人が話がよく分からなくて・・・と眠そうでしたがやはりそこ?でも無いような気もするのではありました。

逆鱗

逆鱗

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2016/01/29 (金) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

逆鱗
なんの前知識もなしに行きましたが大丈夫でした。変わった屈折を見せる透明の板を使った舞台美術がすばらしかったです。笑って見ていた前半から怒濤の展開の後半へ。また見たい!
追記:昨日の「NEWS23」での野田さんの対談の録画を見ていたら、今回は前情報を出さなかったそうで何も知らずに行ったのは私だけではなかったようです。番組中では「予習」と言う言葉が皮肉っぽく使われていましたが、悩ましいところです。

この胸のときめきを

この胸のときめきを

演劇企画アクタージュ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

各俳優さんの個性を活かした脚本
公演見てきました。
満足でした。
生で見る役者さんの演技は迫力がありました
劇団の団結力が強く 脚本も長く一緒に演じてきた
各俳優さんの個性・特徴を知り尽くした感じがしました。
しかし、その良さを生かすだけでなく
アクションや効果音など新たな挑戦に挑んだ演出と
思いました。

しょうてん魂

しょうてん魂

MousePiece-ree

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/15 (月)公演終了

満足度★★★

楽しかった~☆★
いい年した大人が汗かいて思い切り馬鹿やる姿はもはや美しい!!人情味溢れるホッコリお芝居に暖かい気持ちにしてもらいました♪

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

超鋼祈願
ところどころに突っ込んで来るだらだら加減と、アクションシーンの落差がたまりません!!今回は(少なくても私の見た回は)コアすぎて置いてけぼり感のあるギャグや、一部の人だけ大笑いしているようなシーンがなくて楽しめました。とは言え・・・

ネタバレBOX

根が真面目な私がカプセル兵団を楽しめるようになるには時間を要したのは確かです。最初に見たときは「何これ?お芝居でこんなことあんなことやってもいいんかい?」と思ってしまいましたもの。今でも「ちょっとそこは違う表現法があるのでは」とか思いつつ見ていたりします。みなさんお怪我無く千秋楽まで突っ走ることができるよう祈願しております。
ラブストーリーはいらない

ラブストーリーはいらない

TOP BANANA

劇場MOMO(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

人生について考えさせてくれる素敵な公演
とても良い公演でした。演者の皆さんの
演技も素晴らしく、ストーリーの展開も
素晴らしいので飽きることもありません。

タイトルから考える内容とは良い意味で
展開が意外なもので、演者の皆さんの
演技が素晴らしいので一気に内容に
引き込まれていきます。

そして、もう一つ素晴らしいと
思ったのは、公演を通して
投げかけられるいくつかの
テーマに対して、自分ならどうか?
さらに、人生とは?という問いを
自分に投げかけながら観ることが
できる点です。 ラストに向けての
流れも、その投げかけをさらに
深く そして多面的に考えることが
できる様に演出されていると
感じました。心がとても
動かされる内容です。

暗転は多いですが、その暗転時に
気持ちの切り替えや気持ちの
留め置きといった心のストップ
モーションに対してとても
効果的な様に感じて、多すぎる
といったネガティブな感情は
起こりませんでした。私はむしろ
ポジティブな印象を受けました。

なにぶん素人ですので
専門的なことは分かりませんが、
公演そのものも非常に魅力的ですし、
その素晴らしい演技と演出により
人生について考えるという
貴重な時間を提供してくれる
素晴らしい公演だと感じました。
ぜひご観賞をおすすめします。

ラブストーリーはいらない

ラブストーリーはいらない

TOP BANANA

劇場MOMO(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

人生について考えさせてくれる素敵な公演
とても良い公演でした。演者の皆さんの
演技も素晴らしく、ストーリーの展開も
素晴らしいので飽きることもありません。

タイトルから考える内容とは良い意味で
展開が意外なもので、演者の皆さんの
演技が素晴らしいので一気に内容に
引き込まれていきます。

そして、もう一つ素晴らしいと
思ったのは、公演を通して
投げかけられるいくつかの
テーマに対して、自分ならどうか?
さらに、人生とは?という問いを
自分に投げかけながら観ることが
できる点です。 ラストに向けての
流れも、その投げかけをさらに
深く そして多面的に考えることが
できる様に演出されていると
感じました。心がとても
動かされる内容です。

暗転は多いですが、その暗転時に
気持ちの切り替えや気持ちの
留め置きといった心のストップ
モーションに対してとても
効果的な様に感じて、多すぎる
といったネガティブな感情は
起こりませんでした。私はむしろ
ポジティブな印象を受けました。

なにぶん素人ですので
専門的なことは分かりませんが、
公演そのものも非常に魅力的ですし、
その素晴らしい演技と演出により
人生について考えるという
貴重な時間を提供してくれる
素晴らしい公演だと感じました。
ぜひご観賞をおすすめします。

奴婢訓

奴婢訓

演劇実験室◎万有引力

座・高円寺1(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

寺山の時代を想像した
主人のいない館で狂宴を繰り広げる召使いたち。寺山修司は「天井桟敷」でこんな感じの舞台を作り上げたのか、当時を見ていない私には想像するしかないが、その想像力を大いに刺激する見事な舞台だった。

これは、役者たちの個人の力が試されるパフォーマンスでもある。座高円寺で舞台を広くとり(すなわち、きっと客席数を削っている)、その大きな空間を思う存分使うとともに、客席の空間も活用。さらに、人間の造形美とも評することができる動き、そして、ろうそくの明滅を効果的に活用した演出。

寺山の演出もそうであったのだろうか。万有引力は寺山劇を忠実に受け継いでいるというから、この戯曲は一見の価値がある。座高円寺は結構広い。これを例えば下北沢の小劇場でやったらどうなるのか。帰り際にそんなことも想像してしまった。

ネタバレBOX

劇は既に、お客さんが入場したときから始まっています。この恐怖の館の仕掛けにも注目。上演後には近寄れるので、ちゃんと見てみよう。
光の国から僕らのために―金城哲夫伝―

光の国から僕らのために―金城哲夫伝―

劇団民藝

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

沖縄を考える舞台
ウルトラマンが登場する1990年代は既に戦争もなく、人類は国を超えて宇宙からの外敵である怪獣に対処している。沖縄県出身で、先の戦争では沖縄戦の鉄の暴風を生き延びた、ウルトラマンの生みの親、金城哲夫。彼がウルトラマンで描いた世界は、ある意味で人類の理想郷。もちろん、沖縄に米軍基地などない世の中だ。

この戯曲の中で、「我々はまだ、ウルトラマンを超えるヒーローを生み出していない」という作家たちの言葉が出てくる。その言葉の意味の通りなのだが、今も広大な米軍基地が存在し、さらに辺野古には新基地が作られようとしているそんな沖縄の今を思わせるせりふでもある。

光の国から僕らのために、来たぞ我らのウルトラマン。今の世の中にウルトラマンがきてくれたら、と願わざるを得ない、そんな思いで劇場を後にする。

ネタバレBOX

友好珍獣・ピグモンも出てきます。宇宙と人間の懸け橋であるというウルトラマンは、ウチナーンチュとヤマトの懸け橋でありたいと願った金城哲夫の映し鏡でもある。

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