満足度★★★★★
鈍色十七戦地の柳井さんが書く大胆な設定と、ロデオのお二人の繊細で息の合った芝居がグッドバランス。人の骨格を持つ人魚が打ち上げられるという、このあり得ない設定が次第にリアルな色合いを帯びて来るプロセスが素晴らしい。ファンタジーを面白くするのはいつも人間の“裏の顔”だが、人魚のそれが秀逸。映像が美しく巧みで、ファンタジーらしい雰囲気と妖しさを盛り上げる。
ネタバレBOX
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2016/02/13 02:41
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