
ありがとねえ!
梅舟惟永企画
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
仲良しさが伝わる
親交のある4作家さんと女優さんとの共演
劇中に「ありがとね」って言葉が入るので、どれも感謝が入る作品
川村さんとの疑心暗鬼な友人との会話は普段親友だから
その雰囲気も相まって、かなり面白かったし
ろりえコンビの斎藤さんとの物語は面白くもじんわりしました。
最後のう大さんは宛書のように姉妹の関係がピッタリ
ありがとねぇ、の言葉どおり見る側も素敵な気持ちになる公演でした。

Revenge of Reversi
PocketSheepS
萬劇場(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
我儘ですが分かりやすい回答が欲しかったです
19:30に始まって21:30に終わって、ぴったり2時間というのは気持ちが良いですね。
最初はテンポがいいと言うよりかは淡々と進んで退屈な印象でした。途中から勢いが出て面白かったので、緩急と捉えると悪いとは言いづらいですが。
天井が高かったり奥行きがあったり意外と広い劇場だったこともあってか、声が発散しないように気をつけてるような感じがしました。デフォルメし過ぎか大げさで不自然な感じがしたけど、それはそれで熱がこもってて好きです。自然に見せることは凄いですが、普段と全く違う振る舞いになれるのも楽しいと思いますし。
ストーリーはタイムトラベルのSFもの。悲劇を避けるために過去を変える派と過去は変えちゃいけない派が戦うだけで、それは熱い話で面白いんですが、結局何がどう変わったのか、変わらなかったのか、分かりづらかったです。いろんな結末があって自分で想像するのも好きですが、簡単な回答が欲しかったかなと思います。単純で自分の思い通りに進んだとしても、分かりやすい話の方が受け入れやすく面白いと思うので。
あと思うに、あらすじに多くを書きすぎている気がしました。何の目的で過去に戻ってきた(友への復讐)とか、誰が邪魔をする(過去の自分)とか、黙っておけば盛り上がるポイントを全て書いてしまったように思います。(自分は今回あらすじを読まなかったので大変盛り上がりましたが!)

~GODIVAより、あたしたち。~
踊る酸素
戸塚市民文化センターさくらプラザギャラリー(3階)(神奈川県)
2016/02/13 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1746(16-036)
13:00の回(晴、暖かい)。
12:30会場着、12:45受付。
ギャラリーA+B、座席ではなく、ギャラリーのソファ+立見。可動パネル式の会場、アクティングエリアのパイプ椅子は人数分の14脚。壁にはたくさんの(小さい)額縁やメガネ。
舞台上にダンサー、カラダをほぐす、ポーズをとる、マイクを持っているのはインタヴューか、12:55鐘が鳴り、12:58全員着席、趣向を凝らした前説、開演~13:49終演。
先月観た日芸の「イッポンのマイク(@江古田キャンパス)」で振付を担当していた宮本さんが出るということでしたので観に来ました(さくらプラザは2回目)。
開演してながれるのは「展覧会の絵」、ここは美術館らしい、14人の白い衣装の女神たち、講習会、学芸員(ここに目をつけるなんて!)など面白い振り付け、いやいや、前説からして個性的だった。
パイプ椅子を使うシーンではもう少しテンポを上げたほうがいいなと思ったのと、音量はもっとあったほうがと思いましたが、外に漏れるでしょうからちょっと無理か。
「ナイトミュージアム」のように絵や彫刻たちが自由気ままに動くシーンを想像しました。先日、世田谷美術館のエントランスでダンスをみましたが、もっとそんな雰囲気が醸し出せたらさらによかったかな、と思いました。
終演後、久しぶりに横浜美術に行きました。

オンタマジャクシ
〈三好大貴プロデュースBuilding〉
フジハラビル(アートギャラリーフジハラ)(大阪府)
2016/02/13 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
胸が温かくなる舞台でした。
13日にヤングチームとアダルトチームの公演を観劇しました。
当たり前だけどそれぞれ違った良さがあって、演技の良し悪しは好みがあるし、正解と言うのはないのだと思うけれど、とても好みな作品でした。
命をテーマにしているのに、押しつけるわけでもなく、諭すわけでもないのにセリフがすっと胸に染み渡って、不思議と涙が出ました。
無機質で冷たく白い空間の中に人の温かさが加わって、生ぬるい場所にずっと浸っていたくなるそんな舞台でした。
キャストも含め、スタッフもとても気配りが行き渡っていて、素晴らしかったと思います。
第2弾もある事を心から願ってます!

この胸のときめきを
演劇企画アクタージュ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
タイトルは
あまり感じられなかったが、楽しく安定して見れた。
若い劇団だが喋り、演技がしっかりしていたので今後に期待。
劇終了後、演者さんが知り合いと話していた横を通りすぎようとした私に気づき、道をあけて「ありがとうございましたっ!」と声をかけてくれたのがとても感じが
よかった。
(他の劇団では知り合い同士話し込んでいる横をそっと抜けることがおおいので。)
ちょっとした気遣いが心地よい劇でした。

10978日目の鏡
劇団だるめしあん
十色庵(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
可笑しくも切ない1日
三十路版「女生徒」(生徒じゃないからOLかな?)
男女のベットトークからドラクエ、女子会、携帯に翻弄されるマクベウ
単体でも面白い作品がならび、それがちゃんと1日の流れの中に
2人の作家さんが書かれているのですが連携もバッチリ
楽しみつつも最後の就寝前、タイトルである「10978日目の鏡」では
1日だけじゃなく人生まで振り返り、疲れそうな切ない感じにさせられ
そっと1日を終えると、観る側にも色々残るものがあります。
いや、観れて良かった、間に合ったって感じです。

宮沢賢治 童話劇『注文の多い料理店』
スタジオ・ポラーノ
北沢タウンホール(北沢区民会館)(東京都)
2016/02/14 (日) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1745(16-035)
14:00の回(晴、暑い)。
13:20会場着、受付、13:31開場。正面に大きな半透明の衝立、下手にグランドピアノ。童話劇らしく客席は子供さん連れが多い。
14:02ブザー、前説(川口さん、65分)、14:05ピアノが鳴り開演~15:10終演。
「studio polano」としては初めてですが、みなさん青果鹿の公演でお会いした方。
山猫様と召使い、鈴木さんと山本さんの掛け合いや、シンプルな舞台ながらも回転する扉の模様替え、巨大紙相撲などが物語の展開を巧く示していて、子供さんたちも面白そうに笑い声をあげながら観ていました。
青果鹿は「楢ノ木大学士の野宿(2011/12@スタジオ」「カイロ団長とツェねずみと密猟者ジョバンニの話(2013/3@スタジオ)」「路地裏のシュラ(2014/9@B1)」の3作、Satokoさんは他に客演作2つ。
「注文の多い料理店」はもちろんタイトルくらいは知っていましたが、内容は全然...なので繁盛しているお店...だと思っていました。

バベルの塔Ⅱ
あごうさとし
アトリエ劇研(京都府)
2015/12/18 (金) ~ 2015/12/21 (月)公演終了
満足度★
ネタばれなし
どんな状況で演劇を見せようが、演劇そのものを変えようと試みても、観客が何も感じられないのは失敗作と言っても良いだろう。
アフタートークで余計な事は語らない方が良い。
それより美術家の毛利さんの発想の方がよっぽど面白い。

この胸のときめきを
演劇企画アクタージュ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★
軽い感じで、心地よく観させていただきました。
観劇件数の少ない人間ですので、耳障りであれば読み飛ばしてください。
皆様いろいろ書かれている通り物語としては概ねそのままだと思います。
私は楽しく見させていただきました。
ですが、他の方の書き込みを拝見して、そんなに悪い舞台だったかな?と感じ、これはしっかりとそのまま書き込まねばと思ったところです。
間違いなく正当な評価が得られていないと。
アンケートにも前説が良かったとチェックを入れるほど、前説から楽しませて頂いた者です。家族も本当に楽しんで帰りました。
お話も、確かに誤認逮捕と突っ込んでしまえばそれまでですが、それほど目串良たてることなのでしょうか?
この物語を犯罪助長と言ってしまうと、ほとんどの映画もお話もつまらないものになるのではないでしょうか?
演劇界で時事ネタや、面白おかしくすることがタブーなのであれば、演劇界は非常にクローズドな世界で非常に残念です。
こちらの書き込みを拝見する限り、どうも主宰の方は多方面から恨みを買っているのでは?と思うくらいです(笑)
負けずに新たな作品を作ってほしいと思ってます。
ですが星は4つで。
池袋演劇祭は深いひねりのあるお話も期待してます!

チョコレート戦争
メグルキカク
ワーサルシアター(東京都)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
話が見えても楽しいものは楽しい
話的にはそれほど複雑でもなく。派手な芝居があるわけでもなかった。それでも楽しい芝居は、楽しいことを改めて感じた。

チョコレート戦争
メグルキカク
ワーサルシアター(東京都)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
教えられた事。
今回、メグルキカクさんの旗揚げ公演でワクワクでした。
なかなか感じれない物も感じれました。
そして、教えられた事、「伝えたい事はきちんと伝えなきゃ」と。
なんか意味深い…。
90分なのに、とても深〜い話だったなと私には思えました。

セブンスター
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2016/02/08 (月) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

Strong Punch
7contents
上野ストアハウス(東京都)
2016/02/06 (土) ~ 2016/02/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
ハンカチ必須の良作!!
2月11日(木・祝)の18時の回(『TEAM★Punch』の皆さんのご出演回)を観てきました。
『7contents 』さんの公演は初めてで、殆どの出演者の皆さんの演技も初めて拝見しましたが、物凄く心に響きました。
脚本も非常に良い出来で、本当に観に行って良かったと思える内容でした。
終演後は物販に立ち寄れなかったのですが、DVD化の予定はあるんでしょうか?

ミラクル祭'16
新宿シアター・ミラクル
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
今日、楽ですね。Aのみ観劇
先週に拝見していましたがネタバレするし多忙なので
遅れての見て来たになります。
MUを目当てにAバージョン観劇、
タイトルからして3部作になっておりました。
最初と最後はジュモン終わりで面白かったですが
その好きは通らないが良かったですね、
短いけど物語性が強いし、美香さんが可愛らしいです。
普通そうで普通じゃない人々がズラリそろうのは流石。
呪文を使えるようになる秘密をぜひ知りたいです。

此方彼方輪舞曲
しむじゃっく
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/15 (月)公演終了
登場人物のバックグラウンドは…
江戸をテーマにしたテーマパーク。(雰囲気としてはテーマパークというより大江戸温泉物語か?) そこで働く人々の人間模様。と、描きたいことは概ねわかります。
登場人物が多いので、そのうちの誰かに感情移入するのが通例ですが、各人のバックグラウンドがあまり描かれていないので、感情移入先が見つけられず残念でした。もう少し過去にまつわるエピソードがあっても良かったのではないでしょうか。
登場人物がそこで何故そのような言葉を出すのかが説得力を持つと、もっと観やすくなると思います。

しょうてん魂
MousePiece-ree
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/02/10 (水) ~ 2016/02/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
くだらなくて、オモシロイ
おっさん3人が開演直後から全力でくだらないことを、汗だくになって、顔を真っ赤にして、大声出して・・・も~面白い!
そこに大沢めぐみさん、近内仁子さんの2人の女優が絡むことで、単なるコントから物語にしていくので、「あ~演劇観てるんだ、漫才じゃないんだ」と思い出させてもらえました。
マウスの舞台は最後にちょっとほっこりさせてもらえるので、気持ちよく観終れますね。

ラ・シルフィード/ Men Y Men
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2016/02/06 (土) ~ 2016/02/11 (木)公演終了
満足度★★★★
小野・福岡・本島キャスト
ラ・シルフィード(小野・福岡・本島)
この演目は早いテンポの音楽に合わせたステップと足の動きが細かいところが多い。
いつ観ても、小野のお踊りは丁寧でひとつひとつ大事に踊る姿に感心する。
本島の占い師マッジも見物。
2/7のクラスレッスン見学会にて、米沢・小野の練習姿見ましたが、米沢の大胆な踊りに対し小野はひとつひとつ試しながら確認しながら踊っていた。
小野の無駄な肉が全くない締まった体、米沢はまだそこまでではない。本島は女性らしいくびれが凄い!【スッピンは結構男前(笑)】プロの効率的な練習方法に惹きつけられました。

Revenge of Reversi
PocketSheepS
萬劇場(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

この胸のときめきを
演劇企画アクタージュ
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★
後味の悪さを感じた
ネタバレになる可能性があるので、最終公演を待って投稿することにした。
まず前説。芝居が始まる前からいきなり作演出から延々と物語の舞台(ステージではない)の背景について説明が始まる。それ、登場人物の会話に織り込んどけばいいだけの話じゃないの?
この時点ですでに「何だかなぁ」という気分にさせられる。だって、登場人物から説明はないけど客はそれを予備知識として持ってろ、って言われたような気分にさせられたのだから。
物語自体は凡庸。そのくせ所々ストーリーの練り込みの甘さがかいま見えた。
ストーリー展開の都合を優先させるためなのだろう。前に説明したことと違うんじゃない?という点が何回かあり、その都度「あれ?」と思うことが多くて、芝居に集中できなかった。
そして、個人的には衝撃のラスト。なんだ、あれ?
再演の可能性があるのでネタバレBOXの方に詳細は書き込むことにするが、老婆心ながら忠告すれば、あのラストでは見ている観客によっては下手すると犯罪助長と捉えられかねない。
おそらく「悪い奴が懲らしめられてスカッとするでしょ」と言いたいのだろうが、「ハートフルコメディ」と銘打ってあっただけに、登場人物の一人が貶められることに、ものすごい違和感と嫌悪感を覚えるラストだった。

Oh!Tears!!
モーレツカンパニー
しもきた空間リバティ(東京都)
2016/02/12 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了