最新の観てきた!クチコミ一覧

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10978日目の鏡

10978日目の鏡

劇団だるめしあん

十色庵(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

坂本~黒川路線がなんとも楽しい。
だるめしあん、知りませんでした!15周年だそうでおめでとう御座います。さて、坂本・黒川の流れを観てきたのですが、やっぱり面白かった。小スペースながら深みがあるのは、音響も良いから?初めて十色庵も経験。このところ、人生曲がり角 30代的なカラーが強いようなんですが、この後どうなるか?少し興味が持たれます。

『月花抄』

『月花抄』

演劇ユニット 金の蜥蜴

ブディストホール(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

初めての劇団&公演
プレゼントチケットありがとうございました。おかげで、初めての劇団に出会え、現代演劇としては珍しい出し物を見せていただきました。篠本賢一さん主宰の遊戯空間の様な舞台を想像していましたが、今回のお芝居は、衣裳こそ凝ったコスチュームでしたが、殆ど現代劇と言ってもいいものでした。特に狩衣姿の光源氏と頭の中将の会話は、新宿か渋谷で話をしている現代青年のそれでした。現代青年でもあそこまで女性遍歴はすまいと思われる光源氏の女性遍歴の掘り下げがちょっと甘いかな、と思いましたが、美しい光源氏でホッとしました。美しい衣装をまとった女優さんたちが皆キレイで、それぞれの役どころをキチンとおさえての好演、楽しませていただきました。今からブログ(「季節のはざまで」)に書き始めます。

広域指定集団雀組 第1幕『船出』

広域指定集団雀組 第1幕『船出』

雀組ホエールズ

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめた
いろんなネタが盛りだくさんのショートコント80分。
どこかのお笑いで見たような物や、着ぐるみ、コスプレなどがありどれもなかなか面白く笑いっぱなしだった。
メンバーの可愛い女子達が華麗なダンスや、同じ衣装で男子が・・・と
飽きさせない演出で見どころ満載。
特に気になったのは「ボックルさん」←このネタお勧めです!
お土産までいただき楽しい時間を過ごせました。
次の公演楽しみです!!

ミセスフィクションズのまんがまつり

ミセスフィクションズのまんがまつり

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/22 (月)公演終了

満足度★★★★

しっとり
しみじみ系

ネタバレBOX

短編漫画5編をそれぞれ戯曲化したもの。全体としてギャグ漫画ではなくドカーンと盛り上がることはありませんでしたが、しっとりしみじみ系で心に残るいい話した。

アフタートークで原作に忠実だったことが分かりましたが、原作を知らない者にとって部活を引退する三年生が電車の窓から感慨深い思いで学校を見て首が動いたなんてことはさすがに分かりませんでした。

SMの女王様としもべの関係をペットとご主人様の関係に置き換えた話は、ありがちなご主人様とペットの関係じゃなく、ペットとご主人様の関係にしたところが絶妙で面白かったです。
あまやどり

あまやどり

劇団 C.falcata

プロト・シアター(東京都)

2015/12/22 (火) ~ 2015/12/23 (水)公演終了

満足度★★

初演初回
旗揚げ公演、初回を観劇。
旗揚げとは思えない熱量と歌声に圧倒される。
脚本・演出、照明プランは薄く、もう少し練ってほしかった。

夫婦

夫婦

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/01/24 (日) ~ 2016/02/04 (木)公演終了

満足度★★★★

家族の戦いは続く
時間をバラバラに解体して演じられる、ある家族の風景。
医者の仕事に対して真面目な分、余計に傍若無人ぷりが際立つ父親。父の暴虐を許した社会は、それ自体に暴虐さを有しており、父親の死も無慈悲な社会の犠牲になったかのように映る。父という大きな存在を失った後にも残された家族の戦いは終わらない。弱々しい家族の有り様のなかで、理不尽な父に寄り添い続けた母の強さが際立つ。母の強さがあるからこそ、この作品は『夫婦』と名付けられたのではないか。

sanari

sanari

SPINNIN RONIN

シアターX(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

忍者
劇場でパンフレットを見たら、本物の忍者に会える気がしました。
開演したら、本物の忍者に会っているようでした。
素晴らし身体能力に、拍手をおくります。
サナリの切ない心、よかったです。

草莽の果て

草莽の果て

劇団HumanDustUnion

サンモールスタジオ(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

愛を感じました
いろいろな夫婦の相手を思う気持ちがとても切なくて、感動しました。
そして、隊長と隊員の人間愛、とてもよかったです。
殺陣のシーンは、ダイナミックさも必要だと思うのですが、舞台の半分しか使わないのは、勿体無いと思いました。

感謝する日は、生まれてきた日ともうひとつ・・・

感謝する日は、生まれてきた日ともうひとつ・・・

放課後ランナー

テアトルBONBON(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

感謝する日は、生まれてきた日ともうひとつ・・・
9回公演、10回公演に続き、今回の感謝する日は、生まれてきた日ともうひとつ・・・を観劇してきました。
皆さん演技がレベルアップし、テンポも良く、ダンス好きの私にはYOSAKOIが入っていたのでより楽しめました。
とても良い刺激とパワーをもらい、次回が楽しみになりました。

リチャード二世

リチャード二世

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

シェイクスピアの台詞を堪能できた
若手とシニアが競演し、大量の車椅子が登場する、印象的な舞台。
シリアスな時代劇で3時間の長丁場だが、まったく飽きずに楽しめた。

その大きな理由は、主演の内田健司さんの台詞回しだったと思う。独白のような抑えたトーンで、シェイクスピアらしい濃厚な長台詞を滔々と吐き続ける。
横暴さと気弱さを合わせ持つ王の苦悩がリアルに伝わってきた。

ヨーク公爵の松田慎也さんも見事だった。若手でありながら、作り声でシニアの役を演じきる。

ネタバレBOX

一方、やや不満だったのは、主演の静かな語り口に対し、まわりの演者たちはめいめい普段どおりの声量や発声でしゃべっているように思え、バランスが悪く感じられたこと。

和装のタンゴは記憶に残るものの、本編中にまったく共通要素がなく、別物としか思えなかったこと。

そして最大の問題は、劇場そのものだ。
地下の稽古場を使って上演されるが、階段は急で、エレベーターもなく、シニア劇団の友人らが観に来ることへの配慮がない(実際、年配の方は数人しかいなかった)。
劇中にはあんなに車椅子が出てきたけれど、座席の配置からしても、車椅子のお年寄りが観劇に来ることは不可能なのではないか?
正義のミカタ

正義のミカタ

劇団ゴサンケ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

正義の都合編
始め満席でどうなることかと思いましたが、無事見させてもらいました。
ワンパンマンやヒーローアカデミー、少し古いのでしたらタイバニや勇者王シリーズ、そして戦隊ものなど、ヒーローものを想起しながらの鑑賞。
今回のこちらの作品は、対立軸をしっかりと明確にしていく過程での現実的(?)な不具合について描かれているように感じました。

キャラクターも個性豊かで、わかりやすい(重要!)。これってかっこいいだろう!、これってかっこいいシーンだろう、と脚本家の愛、みんなに魅せたいという願いが、思いが随所に詰まっているように感じました。

今回は正義の都合編しかみることができなかったので、再演する時には悪の理想編も観てみたいものです。

ゴサンケのみなさんよろしくお願いしますw

感謝する日は、生まれてきた日ともうひとつ・・・

感謝する日は、生まれてきた日ともうひとつ・・・

放課後ランナー

テアトルBONBON(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞台っていいですねぇ
普段はなかなかこのような舞台を観に来る機会がなかったのですが、現場の生の雰囲気に圧倒されました。

キャストの方々の際立ったキャラクターも見ていて面白かったです。
初めは見ること自体に緊張していましたが、気付いたらどっぷり舞台の中に吸い込まれて、親身になって色々と考えさせられました。

つい笑ってしまう場面がたくさんあったり、危うく涙しそうになる場面もあり本当に楽しい時間を過ごせました。

OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」

OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」

CREATIVE OFFICE CUE

サンシャイン劇場(東京都)

2016/02/12 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

エンタメ
開演前から各キャストが場内を歩き回り、楽しませていました。

演劇自体は、お笑いネタがややベタであるけれども、
あちらこちらと楽しめるポイントをちりばめてあり、
エンターテインメントとして面白いです。
約1時間40分。

守里の双眸

守里の双眸

集団as if~

吉祥寺シアター(東京都)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

as if クオリティ
好き嫌いがはっきり別れる作風。
受け入れられない人もいると思う。
しかし非常に誠実に作られているのを感じた。

集団as if~が残酷で救いがない話でも許せるのは、
チケット代3,500円あたりの他の公演と比較しても
いくつかの面で確かに誠実さを感じるからある。
節目の公演ということで、劇場と規模を大きくし、
これまでの公演よりもチケット代を高くする、ということを
真剣に考え、還元しようという姿勢。
あれとこれの経費でこれだけかかるから、
じゃあこの金額で行くか、みたいな作り方をしていない。

ネタバレBOX

見るも無惨な物語。
それでもただの残酷ショーにならないのは、
役者の真摯さと作品への信頼であり、
作家自身もちゃんとこの物語に傷ついているからだと思う。

優しさや自己保身によって
無意識に思考から除外しているような問題を
ぐりぐりと押し付けられるような作品。よくも悪くも特異。
小劇場でなければ見ることのできない、数少ない舞台。

sanari

sanari

SPINNIN RONIN

シアターX(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

見に行って下さい
主宰者の加世田さんの公演前のパフォーマンスから
終わり迄飽きさせません!!

同じ夢

同じ夢

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

現実の細やかな不条理の連鎖
現実の細やかな不条理に折り合いをつけて、生きる人々の日常の一コマ。

何も打開策があるわけでもなく、人生が激変するわけでもない。

捉え方次第では、事件化するような事項や、鬱になりそうな懸案が山積みな人達。

案外、どこの家族や隣人達も、似たり寄ったりの生活をしているような気がします。

結局は、ほとんど何も起こらない、2時間を、何故か、卑近に感じて、見入ってしまう観客が、多数いるように感じました。

やはり、日常を描かせたら、赤堀さんの右に出る人は、そうは見当たりません。

映像の世界では、いつも魅力を放っている麻生久美子さんは、舞台でも、輝いていました。

ネタバレBOX

庭の隅に、うず高く、積もった落ち葉。一日何度も、上空を行き交う自衛隊の飛行機。

煙草を、健康に悪いと知りながら、換気扇の下で、遠慮がちに吸い、缶ビールや発泡酒で、喉を潤し、コンビニのおつまみで、何度注文しても来ない鮨を待つ間に、腹ごしらえを余儀なくされる人々。

それぞれ、結構ハードな日常を、打開策もないままに、過ごしていて、トイレさえ、自由に入れない、本当に、思い通りに生きられない、市井の人々。

唯一元に戻るものと言えば、掃除機のコードだけだし、解決したことは、食堂の主人の、片方の靴下がみつかったことぐらい。

夢を語り合えるような若さも、自由も失った、中年男達は、換気扇の下で、遠慮がちに煙草を燻らせながら、共に、「いつでも夢を」を歌うしか、為すすべはないのです。

それが、この芝居のタイトルの所以なのでしょう。
ある意味、非常に切ない、日常のリアルさに、観客の私も、共に、諦観して観てしまい、心がかなり、疲労しました。
GOKÛ

GOKÛ

ネルケプランニング

【閉館】AiiA 2.5 Theater Tokyo(東京都)

2016/02/16 (火) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

孫悟空
月船さららさんの三蔵法師が見たくて行って来ました。手塚治虫さんの「ぼくの孫悟空」が原作だそうで、こちらは読んでいませんがみんながよく知っている(と、思っているのですが・・・)孫悟空の物語。途中散々危ない目にあっても、無事天竺に着いてお経をいただくと言うストーリーなので安心して見ていられます。

ネタバレBOX

いくつかのお話の中から、面白い話、ぐっとくる話を選んだのだと思いますがそれが成功していると思いました。返事をすると吸い込まれてしまうヒョウタンは視覚的にも面白かったし、家庭崩壊(?)に思えたのに我が子のために必死で戦う牛魔王と羅刹女。それを見て彼らを許す悟空の姿や旅の過程で家族のような絆を持つようになる三蔵法師一行など、思わずホロリとしてしまいました。紅孩児の佐々木さんがかっこ良かったです!フラッグを使う演出がありましたが、もっと練習して欲しい感じでした。
草莽の果て

草莽の果て

劇団HumanDustUnion

サンモールスタジオ(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★

着眼点の良、体現の力不足が勿体ない
本公演の時代背景は幕末...多くの公演で取り上げられるのが、倒幕側では坂本龍馬を始め勤王志士、佐幕側では新撰組、描かれ方が微妙であるが勝海舟といった日本史の教科書に載っている人物が多いと思う。もちろんエピソードが残り創られ、芝居として制作しやすい面もあろう。今回登場する赤報隊(自分は、存在は知っていたが、史実面は不知)は、官軍であって官軍でなくなる、という混迷した時期に生じた悲劇でもあろう。時の為政者といっても主導したのが誰か判然としない。それにも関わらず偽官軍としての汚名をきせ歴史の闇に葬られそうになる。この公演は、そういう意味(在野)の一団に光をあて、新たな視点を提供したといえる。

その着眼点の面白さはあるが、その体現する芝居としては少し残念であり、勿体無い公演になった。(実際 2時間20分 休憩なし)

ネタバレBOX

舞台は、進軍している赤報隊(一番隊)が碓氷峠を前に布陣しているという状況。その舞台セットは、中央に段差のある奥舞台、その左右から斜めに下りるような傾斜がある。イメージとしては山間部を表しているようだ。上手には少し大きい直衝立、下手には屏風状の衝立があり、白い粉模様のような...雪景色であろうか。不思議な造形であるが、”和風”空間を感じる。

そこは史実に創作を織り交ぜ、独自の物語を紡ぐ。物語の前半と後半とでは、そのテンポ・趣きが違う。前半は冗長で退屈するが、岩倉卿と対峙する場面あたりから緊迫感を増す。始めからしっかり緊密性をもって描いていれば、骨太作品になったかもしれない。

この公演での登場人物は、どちらかと言えば歴史に大きな名を残した人物の陰にいた人に注目している。例えば、桂小五郎(維新の立役者であるが、坂本龍馬等と比べると知名度、エピソード等の魅力が乏しい)、新撰組の2人(永倉新八、原田左之助は近藤勇、土方歳三と比較)など、強い光があたらない人々を対象に描き出す。公演の底流にある、名もなき人々も歴史を作っている。それは男だけではない。芝居の台詞を借りれば「オナゴにしか出来ないたたかいがある」という。その思いの先...明るい日本を築く礎になること。

この芝居を体現する役者の外形、演技(殺陣も含む)に違和感と物足りなさを感じる。多少細かくなるが、多くの男性キャストが長髪(少しの整髪で印象が違うのでは)、軍服を開けだらしがない。一方、女性キャストは髪を結い、着物・(恋仲)道行などでイメージを作っていた。舞も良かった。
殺陣は、場内スペースを考えれば十分に力を発揮出来ていないかもしれない。それでも技術も迫力不足。刃を交じえ鎬を削る時の発止(ハッシ)音を演出していたが、場面とズレることもあり、効果音としては今一つ。

登場した人物が、史実では顔を合わせたとは思えない。そこは作・演出の大和鳴海氏の私実に基づいて、大胆に発想した物語。激動の時代に翻弄されながらもその志を貫く、その”志実”はあったと思う。

次回公演を楽しみにしております。
ハイタウン外伝vol.4

ハイタウン外伝vol.4

ヨーロッパ企画

元・立誠小学校(京都府)

2016/02/13 (土) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

闇鍋楽しかった♪
ヒーロー戦隊内三角関係、STAR WARSぽい労使交渉、即興ラップ対決、告白への逆説的回答、ダンスのみのノンバーバル告白、声のみ出演、などなど、『告白』をテーマにした様々なテイストが盛りだくさんでした♪

追伸、成人少女さんの替え歌、劇団紹介も良かったです。

ゆけゆけ!おむちゅび大冒険!!

ゆけゆけ!おむちゅび大冒険!!

すこやかクラブ

さくらWORKS<関内>(神奈川県)

2016/02/12 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

癖になりそうな雰囲気でした。
すこやかクラブ、初めて観劇しました。
前情報は公演のポスターイラストとあらすじ。

タイトルや、チケットの小学生以下向け料金、
日曜昼の回は幼児入場可などとあったので、
「親子でわいわい見るおはなし」を想像して行きました。
イラストに、パンが突き刺さって倒れている女の子がいて
(パンの大軍に倒されてしまったのでしょうね…)
いったいどんな話になるんだろうとドキドキして向かいました。

上演時間は70分くらい。
子供がキャッキャと喜ぶようなキャッチーな遊び心もあり、
終盤にはドキッとするような薄ら寒い演出もあって、
楽しかったです。

決めるのは団体の意志だし
色々な事情があるのだと思うのですが、
やっぱり「未着のお客さんがいるので、開演遅らせます」
というのは客席で聞いてて複雑な気持ちになりました。
(理由を明かしてくれるだけ良いかな、とも思います)

ネタバレBOX

おむすび娘のたら子ちゃん&うめこちゃんの必殺技が
ご飯に関連した技だったり、
攻撃のかけ声が「よね!」「まい!」など「米」関連だったり、
「サンドウィッチブラザーズ」の名付けの課程や
「クロワッサンの魔術、略してクロ魔術よ!」など、
妙にツボにはまってしまう言葉遣いが多くておもしろかったです。

フランスパンソードの達人「ボンジュール」を演じていた役者さんが、
戦い方やくるっと回転しながら倒れるなどアクションが軽やかで、
おもわず「おおっ」となってしまいました。
彼が追ってくる際のスポットライト(に見えました)も
良い効果だなと思いました。

沼の精がどんどん増えたり、
村人たちをプラカードで表現したり、
小道具を使って瞬時に一人何役もこなしたりと、
アナログな方法で温かみがあって、楽しかったです。
そのぶん、
米山の心の闇展開がひきたって、
相方の暴走を見つめる稲穂の表情もとてもシリアスで、
前半からのギャップにゾクゾクしました。

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