最新の観てきた!クチコミ一覧

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『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』

『夜、さよなら』『夜が明けないまま、朝』『Kと真夜中のほとりで』

マームとジプシー

彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(埼玉県)

2016/02/18 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

玄人好み
劇団初見。
玄人に評価が高いのは、なんとなく分かる気もしたが、私の中で、この作風を昇華させるには、もう何作品か観ることが必要。

ノンフィクション

ノンフィクション

新宿公社

シアター風姿花伝(東京都)

2016/02/25 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

逆に、
もう少し早かったら歯舞読めない問題は無かったかもですね。

ネタバレBOX

太平洋戦争がもう少し続いていたらという前提に立って、東西に分断された日本における所謂自由主義側の市民生活をノンフィクション風に描いた話。

様々な恋愛事情や国境警備に向かう志願兵の話などはその世界らしいと思いましたが、ノンフィクション風ですからで別に何が起こっても良いとはいうものの、脳へのモノポリーめいた手術を施す医者の話は少し異質でした。

ただ、昨年末に劇団チョコレートケーキの『ライン(国境)の向こう』を観たばかりだったので、申し訳ないのですが全体として新鮮味は感じませんでした。
クラッシュ・ワルツ

クラッシュ・ワルツ

刈馬演劇設計社

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/02/26 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★

何度息をのんだことか・・・
トラフィック・サスペンスという言葉から設定は疾走する車の中で殺人が起きてさて犯人は?みたいなもののを想像したら全然違ってた。ノンストップという説明ははずしてないが、トラフィックとサスペンスという言葉はこの芝居には似つかわしくない。終演後出演者のトークがあったが、加害者役の方がきれいな方だったのでビックリした。この作家の作品はまた観てみたい。また東京おいで。

カンタンには死にたくない!(仮)

カンタンには死にたくない!(仮)

劇団たいしゅう小説家

萬劇場(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

独特の空気
初日に観劇しました。
道徳、コメディ、期待していたよりは少し物足りない感じでしたが、役者さんは良く動いて、全員滑舌も良くて、お話にも入り込み易くて良かったと思います。

お目当ての役者さんの、普段の役柄とのギャップが観れたのは特に嬉しかったです!

ネタバレBOX

ネタバレでもあり、残念だと思った箇所でもあるんですが…

物語の始まりの部分を劇中で観たいと思っていたので、省略されていたのがちょっと残念でした。あらすじだから飛ばしたのかな~と。

それと、主人公(橋本)が高田のぞみに、いつ、心が傾いたのか。
その辺の描写がうまく汲み取れなかったです(自分だけかもしれませんが)
MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~

MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~

株式会社エアースタジオ(Air studio)

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

思いの外若いお客様が多かった
公演時間は長いですがその尺が必要な話し。
若いお役様が思いの外多く、漏れ聞こえる感想も良い感触のものが多かった。決して特攻を賛美するわけでもなく、かといって卑下するわけではなく我々と同じ等身大の人間として扱っていてやっとこんな芝居が普通にできるようになったんだなーと思った。

ネタバレBOX

扱っている題材は特攻隊ではありますが、決して暗〜い話ではなく芝居全体を「思いやりの心」が覆っている様はおかしい表現かもしれないが心安らぐお話。
『英霊の聲―正気―』

『英霊の聲―正気―』

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2016/02/26 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

わかりにくい極み
再生さんの舞台はここ数年、欠かしていません。
私が観た中では、難しかったかも。。。

ネタバレBOX

再生さんの舞台はいつも、
かなり抽象的な部分を含んでいる(私にはそう感じる)ので、
ストーリーを追うことはせず、聞き取れないセリフは無理に聞き取ろうとせず、
ただ目に入ってくるもの、耳に入ってくる音を楽しむ、
という感じでしょうか。。。

オープニング、影が浮き出る演出はカッコよかったし、
最近お気に入り(?)の赤ゴムを、そう使ってきたか!というあの舞台装置。
自決やら、三島演説やら、色々見応えありました。女性の着物も美しかった。

でも、初見だと、ためらうかも。
私のななめ後ろあたりに座っていた若い女性は芝居中に小声で
「どうしよう・・・全然わかんない」って言い合っていました(苦笑)。

最前列に座りたかったので、開場時間前に受付し、
前列(上手側)に座れたので、全体的によく見えましたが、
舞台上手の、畳に正座していたシーンなどは、
後ろの席や遠い席の人には、何をやっていたのかわからなかったのでは?
万世不易

万世不易

劇団Athletics

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/02/05 (金) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

見ましたよ
高校の同級生と二人で鑑賞させてもらいました。友人はセリフのつっかえなどに文句を言ってましたが俺は皆のエネルギーの高さにパワーをもらえました。旗揚げ公演ということでどんなことになるのかな?と不安と期待を持って向かいました。ちょっとながいなと間延びした感じもありました。

しょうてん魂

しょうてん魂

MousePiece-ree

シアター711(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

楽しみすぎて
期待しすぎたかも。。。

ネタバレBOX

ストーリーに全然関係ない、マウスのお3人のやりとりが、
本当に楽しいのが、マウスの舞台の特徴だと思うのだけど、
もちろん、それを楽しみに観に行ったのだけど、
なぜか、今回は、『いつまでやってるの~』って感じてしまって。何故だろう。

でも、マウスのお3人は大好きなので、
ぜひぜひまた東京にても来ていただきたいです。お待ちしてます!
星の果てまで7人で

星の果てまで7人で

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

サプラ〜イズ☆
千秋楽を終えたので、少しネタバレも含みます。 地球外知的生命体の探査に宇宙へと旅立ち4年目を迎えた7人と言う設定で始まる物語。シンプルな舞台装置で宇宙船が在る訳でも無く、小道具は常に抱えている箱のみ… 勿論 その箱に意味が有る事は解るものの、キャストの小気味良い言葉のやりとりを楽しみつつ 種明かしを待つ事に… 結果 肉体を伴わない人格AIを搭載させた探査衛星だと… これ自体は ある程度 予想されたことだけれど、今を生きる意味や大切さを伝えようとしたのは良かったと。 多少 物足りなく感じた部分については 次回公演を楽しみにしたいと思います

ザ・ドリンカー

ザ・ドリンカー

浮世企画

駅前劇場(東京都)

2016/02/17 (水) ~ 2016/02/22 (月)公演終了

期待しすぎたか。。。
村上航さん目当てで行きました。

時代劇的なものは、年末にスゴイのを観ちゃっていたので、
どうしてもそれと比べてしまって。。。

ネタバレBOX

面白くなかったわけではない。
むしろすごい役者揃いで、見応えはありました。
けども、いかんせん、ファンタジー要素が入ってくるというのはどうも・・・。
(すみません、ファンタジーは完全に苦手なもので。。。)

なんていうか、読めば(頭の中での想像の範囲でなら)面白く読めたのかも。
という気分。
星の果てまで7人で

星の果てまで7人で

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

さすが10周年
とっても面白かったです!
さすが、10周年だけあって、息がぴったり。
笑わせ方も泣かせ方も、セリフだけじゃなく、表情や動き、間でみせてくれました。
舞台の中には、テレビやラジオドラマみたいなのもありますが、これは、舞台でしか味わえないやり方なんじゃないかと、素人ながらに思いました。

ストーリーも、選び抜かれた宇宙飛行士たちの正体が分かって、はじめて、不自然なホームシックや軽い感じ、彼らが暇なわけ、そして、あの箱の意味が納得できました。

でも、私には、8人目の意味がわからなかった…

次回公演も楽しみにしてます!

陽のあたる庭 仙台公演

陽のあたる庭 仙台公演

演劇ユニット狼少年

せんだい演劇工房10-BOX(宮城県)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

面白かった。
仙台での初観劇でした。地元の友達と行きました。仙台と言っても劇場は遠い。すみだパークスタジオのような感じでした。内容も気にせずに行ったので、想像よりずっと面白かったです。戦後復興の時代を感じた。

ネタバレBOX

仙台の平均的な作品などはわかりませんが、当たりと言える作品だったと思います。オリンピックの陰というか、ハッピーエンドでないのは好みだった。細かいところは気になるのもあったんですが満足できる内容。銃や絞殺のシーンはもう少し精度が欲しいなと思いました。
Scoreless

Scoreless

劇団SUNS

新宿村LIVE(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

動きはキレあり。
三時間の長編。仕事でどうしても最後まで見れず残念。
良きところ、違和感、共にあり。ダンスなど身体パフォーマンスとして面白く、何よりジャズシンガー中本マリさんの歌が良かった。生演奏は空間に響きますね。衣装は独特で何とも。前半はリズムだけの会話に聞こえ眠かったですが、休憩挟んでからの後半はずっと良かったと思います。

ネタバレBOX

パネルを使っての場面転換は、形状が変化することでシーンが変わったと分かりやすい反面、回数が多いのと黒子が見えすぎるので集中力が散りやすいのはありました。西洋万歳の戦争反対という訳ではないでしょうが、自由というものへの渇望を感じました。
火の音

火の音

ひねもすほろすけ

BAR COREDO(東京都)

2016/02/25 (木) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

独特でした
旗揚げ公演との事で、若いパワーが感じられる舞台でした。内容が児童虐待という事で、妖しいような独特の雰囲気が出ていました。少年と家庭、学校、偶然知り合った男等とのエピソードで、これは必要なのかな?と思う箇所がありました。最終的には、児童虐待をする人にも理由があるというようにも感じ、何となくモヤモヤしてしまいました(個人の受け止め方だと思いますが・・)。

寝られます―魔女ものがたり・その2―

寝られます―魔女ものがたり・その2―

浪花グランドロマン

ウイングフィールド(大阪府)

2016/02/26 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

別役ワールドを堪能
良く考えるとありそうもない話だけど、ひょっとしたらあるかもしれないと思わせる、そんなストーリーでした。二人だけでそれも出ずっぱり、お疲れさまでした。

エグル

エグル

劇団2012

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2016/02/27 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

魅せられました
初めて観劇させてもらいましたが、ストーリーが最後につながるところや、意外な犯人とか、凝った構成になっていて、とても楽しめました。プロダクションの社長役の演技には、完全に魅せられました。

クラッシュ・ワルツ

クラッシュ・ワルツ

刈馬演劇設計社

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/02/26 (金) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

献花
面白い。90分。

ネタバレBOX

イガラシ夫(二宮信也)…マンション建設(販売価格の下落防止)のため、交差点に花を添えないようミタやクドウに土下座する。
イガラシ妻(おくりまさこ)…クドウが花を添える姿をぐっと見守ってきたため、献花には賛成。夫が何も説明してくれないことが不満。交差点の危険性を訴えなかったことで事故が起こったと自分を責める。
ミタ(篠原タイヨヲ)…被害者の父親。クドウを許さず責め続け、同時に自分も責め続けている。
タケイ(長嶋千恵)…被害者の母親。クドウを許したいとして、人生を奪ったことを土下座した。現場に献花はしていない。
クドウ(岡本理沙)…加害者。すべて自分の責任と抱え込む。

交通事故でミタらの子(5歳児)が亡くなった事故現場前の一軒家で立場と都合と気持ちが行き交い一応の決着に辿りつく。
イガラシ妻以外のポジションから見ると、どこかでうーんとスッキリしない感情が起こる。その途端傍観者なポジションに落ち着くわけだけど、いい具合に引き込んでくる魅力があった。時間も短めながら色々詰め込んであったけど、夫が金に執着するのは妻の医療費と判り、二人で拙い花のワルツをBGMに拙いワルツを踊るというラストでキレイめに終幕したので、なんとなく安心した。

人の死に関わる加害者と被害者の関係性に、タケイが言った「対等」はあるのかなと。逆に、ミタのように性的に私刑を行う関係が正常なのかと。どんな関係だったらよいだろうかと。こんなとこに面白味を感じた。
あと、(タケイの子を)身篭ったクドウは出産するようだが、(多分)シングルマザーとなるクドウは、こうした顛末で生まれる子に対しても責任を負うのかしらと。人間連鎖的に繋がってて全てに責任は取れないだろうけど。

いい感じに恐怖とグラつきを感じられた、いい作品だった。
結婚プレイ2016

結婚プレイ2016

シアタージャパンプロダクションズ

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2016/02/26 (金) ~ 2016/02/27 (土)公演終了

満足度★★★

表現方法としては面白いものの
表現方法としてはとても面白い。ほぼ朗読とそれを色付けるダンス。ダンス表現がストーリーとマッチしていて,ストーリーに想像が加わった。これが2人芝居だけだったら,ただ観ただけということになったと思う。面白く,好印象の小作品を見せてもらったと思う。でも,やっぱ,元が外国作品なんだよね。いまいち共感しきれないんだなぁ。ストーリーはわかるし,面白くはあるんだけどね。

Scoreless

Scoreless

劇団SUNS

新宿村LIVE(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

花四つ星
 タイトルからはスポーツ作品かと思っていたのだが、実際は、ミッドウェー敗戦後の太平洋戦争の話であった。

ネタバレBOX

出演者がホントに若い人ばかりなのだが、兵隊の動きが機敏で実際の大日本帝国軍下級兵士たちもこのようであっただろうと思わせるような動作・所作で感心した。演劇がとどのつまり役者と観客の身体表現を賭した一騎打ちである以上、このようなことはとても大切なことで、ダンスもかなりうまいし科白も殆ど通っていた。
 シナリオは、戦争を知らない世代は無論のこと、知っている世代にもキチンとコミットできる内容と質でありながら、広い層に戦争の本質、即ち“無用に失い、取り返しがつかない愚行”という内実を分かり易く押し付けがましくない形で提示されており、心に深く訴えるものである。実際心を撃つシーンが随所に鏤められており深く考えさせる内容である。
 出演する役者が若いので、悲劇ではあるのだが、一種の爽やかささえ感じさせる舞台であることもこの舞台の特徴である。生の歌が歌われるのも嬉しい。主に映画「オズの魔法使い」でジュディー・ガーランドが歌った「Over the Rainbow」が歌われるのだが、繰り返し歌われるこのメロディーが大切な効果を齎している。同時にアメリカが世界の憧れであった頃のイメージを彷彿とさせるのには驚いた。
 無論、視覚的な美しさにも充分配慮した形になっているし、タイトルも適確
ラスボスのお城の前で

ラスボスのお城の前で

アナログスイッチ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/02/25 (木) ~ 2016/02/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

ほのぼの温かい
アナログスイッチらしい爽やかさに溢れていました。

ネタバレBOX

世代を重ねてきた勇者たちが200年振りかでラスボスの城を発見したことによって戦わざるを得なくなった勇者側とラスボス側の人たちの、複雑な思いを描いた話。

恐怖心、恐怖心から来るズル心に加え、泣いても笑ってもこれでお終いという寂しさ、切なさがあり、さらには爽やかな恋愛感情、健康的なお色気に溢れ、とっても楽しかったです。

シーン毎に親密度が増すなど素敵でした。

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