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俺が妹(30)を好きになるはずがない

俺が妹(30)を好きになるはずがない

ソテツトンネル

新宿眼科画廊(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

兄妹愛
こんな兄と妹が近くにいたら、絶対イラッとすると思う。
お兄さんの彼女がかわいそうでした。

ドアを開ければいつも

ドアを開ければいつも

演劇ユニット「みそじん」

atelier.TORIYOU 東京都中央区築地3-7-2 2F tel:03-3541-6004(東京都)

2016/02/27 (土) ~ 2016/03/22 (火)公演終了

満足度★★★★★

何度観ても面白い
筋書きは大きくはかわらないけれど、キャストが代わることで印象が全然違う…というのは、この公演を語るときによく言われることですが、今回自分もそれを強く実感しました。

笑いなしでは見られない、涙なしでは見られない、それは3回経験しても、まったく変わらずでした。

すばらしいストーリーにすばらしいキャスト、そしてそれを支える助手の方たち(自分が行った開催では過去の出演者の方が受付をされていました)に支えられ、このすばらしいステージが行われているんだなぁ…と、お伺いするたびに感じます。本当に面白かったです。

『ドアを開ければいつも』自体は今回の公演でおしまい…ということですが、次回のみそじんにまた期待しています!

通天閣ブルース

通天閣ブルース

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

しっかりとしたお芝居
『解釈はお客様におまかせ』的なものが苦手な自分としては、"問題提起"というか伝えたいことがはっきりしていてモヤモヤの残らないお芝居。
個人的にはこういうのが好きですね。
面白かった。
また機会があれば観てみたい劇団です。

ただ、途中入場や途中トイレで観劇妨害があったので☆マイナス1にします。

家庭内失踪

家庭内失踪

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/23 (水)公演終了

満足度★★★

日常の軋み
違和感というか、漂う居心地の悪さはさすがです。風間杜夫さんは凄い人でした(間が絶妙)小泉今日子さんはそこに存在しているだけで雰囲気勝ちですね。

通天閣ブルース

通天閣ブルース

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

大阪のテイスト漂う良き作品
終始小気味よいテンポで軽快に進んでいくストーリー。
とても重い題材なのにも関わらず、散りばめられた笑いどころのおかげか後味の悪さは感じられませんでした。
笑いあり涙あり、驚いて納得して、と、常に楽しめる作品で、見所満載の内容の濃い作品でした。
関西ならではの小ネタも、安心と信頼の笑いを提供してくれます。
役者陣の熱演と、心にまっすぐ訴えかけるストーリーにただただ圧倒。
観劇することができて、本当に嬉しいです。

しんじゃうおへや

しんじゃうおへや

yhs

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/03/12 (土) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度でも観たくなる。
脚本、演出、役者の熱量が凄まじく、圧倒された。作品として完成されているが、次に観たときはどこが変わっているのか、前に観たときと自分の感じ方がどうなるのかを期待させる。

人は、人が定めた罪を裁くことは出来るが、人を裁くことは出来ない。現代社会において罪とされることを論じ、決め、実行するだけである。どんな罪を犯したとしても、死ぬその日まで人は人以外にはなれない。そんな当たり前だがとても大切なことをこの作品は改めて教えてくれた。また観てみたい。

ネタバレBOX

矢田部の家族を殺して自殺した犯人が三塚なのかと思った。三塚がストーカー殺人だったのかと。死刑と自殺では死因も違うが、パラレルワールド的な要素もあるのかと思わせる展開が面白かった。

矢田部の正論は現代社会の良識そのもの。間違ってはいないが、正論だけで話が片付くほど単純ではない。矢田部のやりたいようにさせる小栗課長も、最初は矢田部みたいな若者だったのかもしれない。様々な経験をした小栗課長のような寛容さで正論は包み込まれ、現代社会は成り立っている。

三塚は物語の最後に自分が死んだことに気付く。罪の意識に苛まれ苦しみ続ける日々が終わった。彼は救われたのだ。だが彼のような狂気は誰の心にでも眠っている。誰もが加害者になり得る。この作品はその警鐘を鳴らしているのかもしれない。
家庭内失踪

家庭内失踪

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/23 (水)公演終了

満足度★★★

キョンキョンはどうしてもキョンキョンで、美しかったり、なまめかしかったり。
倦怠期を迎えた夫婦の物語。
風間氏とキョンキョンの色々訳あり(誰にでもある) の夫婦像。
幼稚な感想ですが、キョンキョンが倦怠夫婦の性生活を演じるなんて!びっくり!
キョンキョンはどうしてもキョンキョンで、美しかったり、なまめかしかったり、
単なる熟年の妻には見えない魅力が出てしまうのは、戯曲の想定の範囲内なのだろうか
とても気になる。

岩松さんの戯曲は、それぞれの事情を、語られるセリフの中から推測していく
しかなかったり、微妙に会話が食い違っていたり、だれの発言が正しいのか
わかりにくかったりと、わかりやすくするための脚本ではなく、
普通の生活から出た言葉が書かれているのが面白い。

本作では、実際に舞台上に登場しない人物(2名)を想像させられるのが、
いかにも岩松氏のホンという感じです。
加えて、岩松氏演じる、失踪男の滑稽さも面白くもあり、
これらの人物には、非常に苛立ちを覚えてしまう。
これも岩松さんの世界に自然と浸ってしまった結果かもしれない。
そうなってしまうのが、普通の人々、普通の生活というものか。

アストライアー

アストライアー

ぱすてるからっと

千本桜ホール(東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★

進化に期待
〔RED班〕観劇。
「とある場所で、生死の境目に在る魂たちの物語り」という、数多くの劇団が取り上げる題材ですが、
本作品は、コメディ色を前面に出し、ライトタッチで“善と悪”というテーマを描いていた。

シナリオに少々強引(無理)なところがあるように感じたものの、
独特な振り付けのダンスを取り入れたエンターテイメント性は魅力的で、この後の進化に期待したい。

OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」

OOPARTS Vol.3「HAUNTED HOUSE」

CREATIVE OFFICE CUE

サンシャイン劇場(東京都)

2016/02/12 (金) ~ 2016/02/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ザ・エンターテイメント
『水曜どうでしょう』を見ているかどうかで、大きく評価が変わってしまうのは致し方無いのかなー。
だって、多くの観客は、ミスターこと鈴井貴之さんを、ヒゲこと藤村忠寿Dを、リーダーこと森崎さんを目的に足を運んでいるでしょ?と。何の前情報も無ければ、現役のTV局勤務のディレクターが役者を演ってるのか分からないと思うし。。。

OOPARTSの公演は、毎回舞台装置が凝っているそうだけど、今回の舞台装置は、アスレチックコースになんかにある格子状ロープ=網々(あみあみ)でしたね。ほんと、シルクドソレイユかよ、という感じで、あれは演者さんたち足にきたと思う。

キャラメルボックスで拝見している多田さん、贅沢貧乏「ヘイセイ・アパートメント」で拝見した田島ゆみかさん、しっかり存在感を出していたのは嬉しかった。下手すると、鈴井さん・藤村さん・森崎さん・いっけいさんに食われてしまうからね。

賢者ナータン Nathan der Weise

賢者ナータン Nathan der Weise

清流劇場

AI・HALL(兵庫県)

2016/03/10 (木) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても良く作り込まれた名作『賢者ナータン』
イスラム教、ユダヤ教、キリスト教。
この三つの宗教を三人兄弟に例えるナータンのお話は素晴らしく、人類皆がこのように成れないのか…、と思うばかりです。

生演奏、劇中カメラ、歌などの演出も面白く、とっても楽しませて頂きました。

追伸、フライヤーに記載されていましたが、

「私たちはナータンのような人物を『素晴らしい』と理解しながらも、戦争を止めない。
………
私たちはナータンを素晴らしい人物だと『理解している』ことで、安心してはいないだろうか?
私たちは『賢者』ではない。まずはそこから始めたい。」

正にその通りだと思いました。

終わりなきコウカイ

終わりなきコウカイ

劇団星めぐり

ナンジャーレ(愛知県)

2016/03/20 (日) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

久しぶりに演劇を観て満足
前情報をほとんど得ずに劇場へ足を運び、劇団員の若さにまず驚きました。
そして手作り感満載のパンフレットなど、熱意と一生懸命さが伝わってきて、とても好感が持てました。
内容の感想はネタバレに書きますが、今回、本作品を観れてとても良かったです。
課題がまったくないわけではないとは思いますが、これからも応援していきたいと思います。

ネタバレBOX

いわゆる“ループもの”です。
観劇の後、家へ帰り、自室の机の上にパンフレットを置き、題名をもう一度見直したときに、物語の結末と題名の意味がわかりました。
印象に残ったシーンとしては、結末は当然ですが、3人が星空の下で三日月を船に見立てたお話をするところです。
何もない背景に、本当に月と満天の星空が見えるようでした。
通天閣ブルース

通天閣ブルース

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

とてもよかったです!
社会的に、とても重い話を、時には笑いを入れつつも、真剣に考えさせられた公演でした。特に南園さんの演技を通して、その痛さを感じる事が出来ました。
それでも最後は希望が見えてよかったです。
初演のDVDを購入したので、またじっくり観たいと思います。
劇団の皆様、お疲れ様でした!そして素敵な公演を、ありがとうございました!!

地点『スポーツ劇』

地点『スポーツ劇』

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2016/03/11 (金) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★

今日
結果的にですが、単調な感じが拭えず。
およよ、最終日でコレかい? と残念。

『眠れる森の美女』 プロローグと全3幕

『眠れる森の美女』 プロローグと全3幕

日本バレエ協会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

新国立劇場バレエ団の実力。
新国立劇場バレエ団のダンサーさんたちが、主要キャストのほとんどを踊る日を選びました。雄大&絢子ペアの格調高い、優雅な存在感は圧倒的でしたし、やはり新国立劇場バレエ団のダンサーさんたちはすごいです。
普段新国立劇場バレエ団の公演を観ていて、当たり前に思っているコールドの方たちのすごさがここでしみじみと感じました。
主要キャストは☆5つです。

アンジョルラス

アンジョルラス

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

スタイリッシュ!
いや~視覚的にも内容的にも凄く魅せるステージですね。こんなスタイリッシュなレヴォリューションがあるのかな。マシンガンのようなセリフの洪水も全共闘風(?)で、わかったようなわからんようなところが実にいい。

Stay of Execution

Stay of Execution

メガバックスコレクション

錦糸町SIM STUDIO 4F C-studio(東京都)

2016/02/20 (土) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★

祝活動再開
作り込まれたセットと練られた脚本で信頼のメガバックスコレクション。久々と言う事で不安でしたが、やはり満足できる内容でした。
独特の世界観は踏襲していましたが、震災後の渋谷が出てくると言う事で、何時もよりで刺さりましたね。

ネタバレBOX

新メンバーと言う事で、役者陣には、まだ演技の温度差があるかなあと感じました。次回以降に期待します。
スパイ大迷惑

スパイ大迷惑

ホチキス

劇場MOMO(東京都)

2016/03/17 (木) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽
初日から全8公演観劇
最後のシーンに向けて、色々な場面がつながっていく。
最後のシーンは圧巻である。
そして、皆、お芝居、舞台を愛している役者さんたちの舞台である。

対岸の永遠

対岸の永遠

てがみ座

シアター風姿花伝(東京都)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/30 (水)公演終了

満足度★★★★

ロシアが抱えるもの
1999年のサンクトベテルブルグを中心に家族を置いてアメリカへ亡命した詩人と祖国にいる娘やその家族、知り合いの心情を描いた重厚な力作。長田さんの戯曲は実は初観劇。全編で、詩的なセリフが多く心にスッと入るというよりは、もう少し観る側が思考しながら観る必要に迫られるところはあったけれど、ラストに行くにつれ娘と父がどこかの世界でどんどん心が通い合って行く様が力強く押し寄せ、ラストは呪縛からようやく解き放たれた安息が訪れる。観ているこちらも静かに感動できた。
日本人にとって社会主義時代のヨーロッパを100%理解することはできないと思っている。かつて東ドイツ出身の巨匠指揮者、クルト・マズア氏がNHKのインタビューで、東西ドイツ崩壊時の心情を聞かれたとたん、それまで上機嫌で答えていた表情が一変し、こう言った。「今、この限られた時間で、それをあなたに話して、いったいどれだけ理解できるのでしょう?おそらく無理だろうし、あなた方の番組が、むこう1週間にわたって私の話を編集なしに放送してくれるなら、話してもいいが・・・」と。あの情勢の当事者でないとわからないことは山ほどある。ただ、長田さんのこの戯曲は、それを柔軟な感性で上手に解きほぐし、全部は無理でも当時のロシア人の感情の一旦を間違いなく感じることはできたような気がした。

成れの果て

成れの果て

ミュージカルサークルEM

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1778(16-068)
14:00の回(晴)。

13:34会場着、受付。

入って右が舞台、3方を造り込んだバビロンでは珍しい美術。ここは教室、大きな黒板(上部に風船、十字架?、おかめ)には「結婚式」の文字、上手(校舎の廊下側)壁一面に習字の「結婚」、下手に花紙、正面にテーブルと椅子、緑と白に囲まれた舞台。

脚演出の高野さん、当パンによるとしぱらくお休み「(ゆらじしゃく」も)とのこと。

14:01開演、悲愴、~1:58終演。

使われた楽曲、「Let It Be」とジーザスからのものだけ分かりましたが、他は(たぶん)初めて。

ミュージカルらしく鮮やかな色彩、ヘッドセット。

焙り出しのようにゆっくり浮かび上がってくる本当のこと。ミステリー仕立て。

本作、吉岡優希さんが秀逸、表情(たとえば、合唱シーンをひとり見つめるところ)・仕草に一瞬の隙もない。

みなさんとの世代の違い(表の部分はもう少し落ち着いた演出の方が好み...等)を痛感するものの、たしかに力作。

ありがとねえ!

ありがとねえ!

梅舟惟永企画

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2016/02/11 (木) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

満足度★★★★

四者四様
それぞれ面白かったのですが、何といっても巨大な中心、梅舟さんの凄味。可愛くて、面白くて、時より出てくるプチブス感も含めて最高でしたね。共演の女優さんとも丁丁発止にとにかく楽しそう演じられており、観てるこちらも楽しくなりました。

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