【公演延期】玉乗りマストン
フルーツケイク
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/03/29 (火) ~ 2016/03/31 (木)公演終了
満足度★★★
公演延期 またの機会に。
公演延期 またの機会に。 でも 出張ジャムコントと歌謡ショーと落語家漫談玉すだれ 面白かったわ!!
Gliese
ピヨピヨレボリューション
シアターノルン(東京都)
2016/04/01 (金) ~ 2016/05/29 (日)公演終了
満足度★★★★
元気が出る公演
1ケ月のロングラン、忙しくて終盤にようやく観劇。
今回は最初からポジティブな女の子が成長していく
目標のTOPモデルの悩みを解消するお話。
ピヨピヨらしくハッピーエンドで、元気を貰える公演。
東さんも成長してきてるし、妹さんとの共演も見れて○
アフターイベントのダンス大会が凄い良くて、
日替わりイベント見たさにリピーとするのも解る気がします。
右手さんが楽しそうなのがいいです。
あゆみ
学習院大学演劇部 少年イサム堂
学習院大学富士見会館4階演劇部アトリエ(東京都)
2016/04/27 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★
不思議な魅力
“少年イサム堂”は前々から気にはなっていたのですが、初めて観させて頂きました。
物語は、おそらく在り来たりであろう、一人の人生が描かれており、特異なドラマがあるわけではないのですが、なぜか引き込まれていく作品でした。
何気ない物語なのに引き付けられたのは、演出、役者の演技が要因かもしれません。
イントレランスの祭
サードステージ
よみうり大手町ホール(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/06 (金)公演終了
満足度★★★★★
イントレランス
の「祭」ですから不寛容がたくさんです。今回もどうしても、なんなら宇宙人への差別なんかよりも気になってしまうのが人の「美醜」に関する感覚です。自分に置き換えて考えて・・・うーん、やっぱりそうなるよな。とは思いつつ。
前回スペースゼロで見た時よりも、みなさんフラッグの扱いが上手になってました。俳優さんてすごいですね。
公演パンフレットができていて良かったですが、役名も載せてほしかったです。
ザ・レジスタンス、抵抗
Wけんじ企画
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/04/28 (木) ~ 2016/05/11 (水)公演終了
満足度★★★★
悲哀
新しい不正が発覚したからなあ
ネタバレBOX
家庭や仕事や浮気に、それまで順風満帆に過ごしてきた中高年男性に様々な災難が突如訪れる笑えないけど笑っちゃうような話。
あっちの方が上手くいかなくなり、浮気も夫婦関係もおかしくなり、そもそも会社ではバレていて、その勤め先のドイツ系ディーラーは排ガス規制違反でおかしくなり、妻は浮気をするわ、父親好きの息子だと喜んでいたら実はゲイだったとか、転落していく様が山内健司さんの飄々とした演技によって描かれ悲哀が感じられました。
三菱自動車の燃費データ不正問題が発覚する前に公演されていたら良かったと思いました。フォルクスワーゲンの排ガス不正問題とシールズの国会デモは昨年後半の話で、中途半端に古臭く感じられました。一番悲しいケースです。
舞台上で血は見られませんでしたが、階下で流血シーンがあったようです。流血を取り入れるところは山内ケンジさんらしいと思いました。
わかば
うさぎストライプ
アトリエ春風舎(東京都)
2016/05/01 (日) ~ 2016/05/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
渇きと乾き
独特の乾いた感覚処理が良い。
ネタバレBOX
また、ここで描かれている登場人物たちの背景に広がる世界が、実にグロテスクなものであるらしいことを感じさせる点も良い。実際、我らの生きている状況はグロテスクそのものである。文部科学大臣が大学の自治を否定したりhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201603/CK2016031502000125.html、環境省が、核の塵を一般塵として処理する法律を作ったりhttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201604/CK2016042802000267.html、自由を否定し、民衆の為の報道を力でねじ伏せるべく総務相がメディアを恫喝しまくる。http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016021002000126.html。要は、地球上の総ての生命に対する冒涜である行為、即ち放射性核種をばらまく愚か極まる下司が支配者であるという現実。これがグロテスク以外の何だと言うのだ!! 社畜と言われてへらへらし、血税を宗主国であるアメリカに収奪されながら、喜んで尻尾を振る奴隷根性の塊、それが日本人(・・・)だろう。
とはいえ、今作で以上のことが直接描かれている訳ではない。ただ、歪んだ人間関係の発露が、極めて効果的に描かれているだけである。登場人物は2人。タイトルの“わかば”は登場しない。実際にわかばが(居る・居た)のかどうかさえ定かでないように組み立てられた作品だ。自分は、既に彼女は死んでいると解釈した。というのも、登場する人物の1人である男は、わかばの主人、そしてもう1人はわかばの妹と名乗る女であり、彼女は戻らない(・・・・)姉の代わりに、姉との約束(・・)を守り続ける義兄と、終には子作りの行為をし妊娠するのだが、男は生まれるのは娘だと言い張り、その名を“わかば”と命名する。
先代わかばは、子作り行為の前にDVを揮われることを要求し、その後行為に及んでいたのだが、恐らくはその暴力が、先代わかばを死に追いやったのである。無論、殺意があった訳ではなく、過失致死だろう。だが、殺してしまったからこそ、代理である妹(・)の妊娠した胎児に姉と同じ名を付けることによって再生を図った訳だ。一方、先代わかばにも奇妙な傾向があった。夫が外出して仕事をすることを禁じ、上半身をぐるぐる巻きに縛って食事の時さえ腕の自由を奪うと共に、真っ赤なハイヒールを寝る時さえ履かせて、2人で始めていた社交ダンスの練習を強制したりもしていた。夫は、部屋に居ても受注できる仕事しかさせて貰えず、1日中、閉じ込められている訳である。だから、真っ赤なハイヒールを履いた状態で足を使ってパソコンを操作している。で、子作り行為の前には必ず、暴力を揮うよう強制されていたのである。このような歪の生まれる背景として自分が想像したのが、上に書いた事柄と言う訳だ。観客の想像力を信じた、面白い作りである。そして恐らくこの作品の成功は、この登場人物たちが抱えている心の・魂の叫びとしての渇きの切実な苦悩すらも、作家によって砂漠の砂のように太陽に灼かれる物として描かれている点にある。その視座の適確、乾きの距離とでも言うべき隔たりによって、対象化されている痛さこそが挙げられよう。
シャバダバダ!
劇団ズッキュン娘
吉祥寺シアター(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
最高の作品
今回の作品は、今までのアイドル感はそれほどありませんでしたが、新たなズッキュンワールドを観る事が出来ました。急遽キャストが代わるというハプニングがありましたが、関係ありませんでしたね。よいGWの思い出になりました。
シャバダバダ!
劇団ズッキュン娘
吉祥寺シアター(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
伏線が素晴らしい!!
歌とダンスがピッタリはまってました。
ネタバレBOX
バイト先のお金をつい盗み刑務所に入ることになった小説家志望の世の中を舐め切った甘ちゃんの金欠女子が経験した刑務所内の出来事とシャバに出てからの浦島太郎のような衝撃的現実に直面した様を描いた話。
大人数の女子による途中途中の歌とダンスはストーリー展開に上手く絡んでいました。藤吉さんが集団の中からちょこちょこと出てきてしゃべる絵も様になっていました。
アル中で酒を飲んで交通事故を起こした受刑者とその事故で娘を亡くした長官の関係で考えさせられ、分かっていたのにも拘わらず出所後の現実に耐え切れなかった受刑者の話に世の無常を感じさせられましたが、それだけではありませんでした。刑務所内で文章を書くきっかけになったノートやボールペンの誤発注がラストに繋がる伏線が素晴らしかったです。
ちょっとしたことが病気のシグナルだったとは、後悔先きに立たずです。心を入れ替えた甘ちゃん、頑張ってほしいと思います。
光の虹彩の裏返し人形の家
劇団40CARAT 【第36回公演『ダーリン×ダーリン×ダーリン』9月15日[金]~9月17日[日]阿佐ヶ谷アルシェ】
劇場MOMO(東京都)
2016/04/28 (木) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★
わかりやすかった
『人形の家』おもしろかったです。
ネタバレBOX
猫がでてきて『人形の家』を演じるあたりから、集中してみることができたのです。が、途中笛のピーヒャララみたいな音やバイオリン?のギーギーギーっていう音で、集中が切れた感じで。
歌やパーカッションやアコーデオン、すごくいいんです。でも途中の笛などを使った効果音的なものは、正直ないほうがいいのになあと。
それは言わない約束
かーんず企画
シアターブラッツ(東京都)
2016/04/30 (土) ~ 2016/05/05 (木)公演終了
満足度★★★★★
それは言わない約束
難しい話の中、時折クスッと笑えるシーンもあり、
終始楽しませて貰いました。
みなさんの演技が素晴らしく、
大野ひろみさんの編集者も、
体当たりな演技で感動しました。
満員御礼になるのも、よくわかりました!
スケベの話~オトナのおもちゃ編~
ブルドッキングヘッドロック
ザ・スズナリ(東京都)
2016/04/09 (土) ~ 2016/04/20 (水)公演終了
満足度★★★
長かった。。
何度か拝見している劇団だったが、今回のは合わなくて残念。
エロの部分どうこうでなく、単純に単調で長く厳しかった。
もっとメリハリがあれば良かったのではと感じた。
永井さんが出ているシーンはほっこりして好きだった。
MU、短編演劇のあゆみとビジュアル展(当日精算予約開始しました!)
MU
東京芸術劇場アトリエイースト(東京都)
2016/04/21 (木) ~ 2016/05/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
『MY SWEET BOOTLEG』観ました
Bプログラムのみ観劇。
観終わって、
80分だったとは思えない、ずしんとしたものを感じました。
怒濤の展開って訳じゃなく、でも単調でもなく、笑いも多かったのに、
静かにじわじわと牙が食い込んでくるような痛みのある作品でした。
観ごたえのある、思い返すと面白い作品です。
ネタバレBOX
プロ漫画家役の古屋敷さんのほうに感情移入しながら観ていたので、
どんどんおかしくなっていく様子が観ていてとても辛くて、
でも「腐ってる」側の意見も立場もわからなくもないし。
(本当に、電車の中や喫茶店とかで見かける「露骨な人たち」そっくりでリアルでした。
ガチで嫌悪を感じるくらい上手かったです)
落としどころの「無視する」というのが納得できましたが、
彼がそうできなかった理由も生理的とか感覚的なことでじゃなく、ちゃんと描かれていて良かったです。
どの登場人物もみんな、
別に間違ったことは言ってないから納得できるのに、
心では誰か一人を盲信できるほどには納得できない…という
モヤモヤざわざわしたものを感じました。
喫茶店のマスターが笑いとシリアスとフェロモン(?)をうまく備えていて、
普通の行動なのに時々すごくドキッとしてしまいました。
行動に伴う気持ちの滲ませ方が、とても上手だったのだと思います。
左右に広いアクトエリアと
「あっち側こっち側」がリンクしているような画の作り方も感じられて、
ただのドキュメンタリーではなく見せるモノとしての完成度も高かったです。
AQUA
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★★
痛かったです
とても衝撃的な内容と、役者さんの熱演で、どんどん惹き込まれました。気付けば、瞬きもせず観ていました。怖いけど、悲しく切ないストーリーでした。キリマンジャロさんの演技がリアルで、ロックウエルの傷ついた姿は、観ている自分も痛くなる気がしました。そして、切なさで心も痛くなりました。セットも丁寧に作られていて見事でした。何だか、何とも言えない感じの、すごい舞台でした。
Hit or Miss
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
哲学
初日の2本目。つい1時間前に観た「シュワロヴィッツ・・・」とは全く色合いの違う作品,へー,メガバってこんな作品もやるんだって嬉しい驚き。政治論,幸福論,人の価値観に迫る圧倒的な台詞。物語自体も二転三転(行き当たりバッタリ)する,90分の時間によくこれだけ詰めたよねって面白いもの,いいですよ。GW,時間が空いたらメガバの暴挙,おススメです。
サミュエル・ベケット「芝居」フェスティバル
die pratze
d-倉庫(東京都)
2016/04/27 (水) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★★
人間が存在することに意味はあるか?
今回ベケットの“芝居”という作品を東京、名古屋、台湾から集まった8団体が、それぞれの手法で演出、上演するという趣向だ。自分は、台湾のTAL(Theater Actor’s Labo.)と名古屋の双身機関の上演を拝見した。作品の内容は、1人の男と2人の女の間で交わされる痴話喧嘩である。但し、今作は、原作の指定では登場人物3人が大きな壺の中に入っていて、首から上だけが、壺の外に出ていて、スポットが当たるとその人物が科白を喋る、という作りになっていて、各人は対話をするというより勝手に自分の主張を言い張る。従って痴話喧嘩というコンセプトが真に成立するのかどうかも疑わしい。無論、それもベケットの狙いである。彼は後期になると人間がそもそも、真の意味で対話することが可能であるか否かについて相当否定的だったのではないか? 自分などはそう感じてもいるのだ。何れにせよ、双身機関は、壺を西アフリカで使われる蚊帳のような布を用いて表現し、下の方をレースにして足が透けて見えるようにしている。無論、足を演じる役者は足だけを演じている。(これは原作にはない表現である)。
一方TALは、壺その物を使っていない。代わりに各々が、スーツケースを持って登場し、開けると何も中に入っていないので、自らの着ている物を脱いでスーツケースに収め、次いで役者の身体・動作で壺を拵える所から始まる。その後は、各々が定点に立ち止まるのだが、片足立ちをずっと続けるのだ。長時間に及ぶので流石に偶に浮かしていた足が床に着くことはあるが、基本的には、片足を浮かすことで壺からの脱出を夢見ているという心象風景を表している。
2劇団共に、難度の高い作品に果敢に挑戦して人間存在に意味があるか無いか? という問題に取り組んでいるように思えた。
MONSTER TUNE
JAM TAP DANCE COMPANY
あうるすぽっと(東京都)
2016/04/30 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★
ソロ、デュオ、トリオまでは花五つ星
これだけまとまった形でタップダンスを観たのは生まれて初めてである。
ネタバレBOX
無論、かつては映画にアメリカのタップダンサーたちの踊っているシーンが入っていたりして短いものは何度も観たことがあるが、あくまでそれは映画のワンシーンとしてである。つまり初心者と言って良い訳であるが拝見していて矢張り何が大切な要素であり、男女のダンサーでどんな違いがあるのか、何かが弱い側は、どのように弱点を補えば良いのか? その時、効果や演出は何をどのように処理するのかを考えながら拝見した。その結果見えて来たのは以下のようなことである。
先ず、男女のダンサーに関して:男性ダンサーはタッピングの力が強く、戻しが早いので強く速く軽めの表現が可能だが、女性はリズム感が仮に良くても体の動きがそれについて行っておらず、モタモタ感とくすみが出てしまう。無論、タッピングの力も相対的に弱く、リアクションの戻しも遅い為歯切れが悪い。
リズム感が足のつま先までキチンと反応できるほどに身体機能が高くないと、音楽とのコラボレーションに齟齬が生じるがソロ、デュオ、トリオ辺りを演じられるレベルのダンサーのみが、満足にこれをこなせる。また、このレベル迄の実力が伴わないと個性的な演技など到底できるものではない。Artという言葉の持つ2つの大きな意味、技術と芸術の関係は一目瞭然である。
タップしながら、手を打ち合わせる動作や、足以外の身体各部とのコラボレーション、ひらりと体を躱す動作も、その流麗や軽みを出すということになると男性にしかできないようである。女性は重力に縛られているような重さを感じさせてしまうのだ。
一姫、二トラ、三ダンプではないが、反射神経の鈍さが女性ダンサーには決定的である。では、女性ダンサーは何処に焦点を当てて厳しい芸の世界で生きてゆくのか? という点であるが、一つにはグループで一糸乱れぬ演技ができれば、これは高評価に結びつくだろうし、衣装や女性的魅力をアピールしたり、男性ソロができるダンサーとのコラボレーションで、一瞬遅くても構わぬ演出をつけ、音響・照明もそれに合わせるなどの作業が必要(今回このコンセプトで作ったとみられる作品も上演された)なように思われる。音響や照明、舞台美術も効果的であった。
神芝居
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鳴り止まぬ拍手が物語る
千穐楽に四面制覇することができました!!どの面から観てもそれぞれの楽しみ方がありますし、どの列から観ても楽しめると思います。カーテンコールの力強い拍手が物語るように、終わってほしくない!と強く思う、そんな公演でした。
眼と耳だけでなく、五感で楽しめて、観るというより感じる舞台、それがX-QUESTさんの舞台なのですね。
毎回お邪魔するたびに思うことなのですが、受付・もぎり・案内等のスタッフさん(制作さん?運営さん?)の対応が素晴らしく、とても気持ちの良い観劇ができることがうれしいです。
AQUA
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了
満足度★★★★
せつなく恐ろしい物語
「AQUA」を鑑賞しました。
途中まで、2人の会話から、いつそれが弾け、崩れてしまうのか・・・はらはらしながら見ていました。
AQUAも父も、その演技、台詞の表現力など、高い水準のもので、臨場感あふれる舞台となっていて、その時々の心理の推移を、私も共振していました。
後半の「破裂」も、無理なく受け入れることができました。
ひとつだけ・・・弁護士さん役の俳優さんへ。声が上に駆け上がってしまい、しかも早口のために、聞きづらく感じました。前に出す練習をぜひしてください。(すみません)
Ironic process theory〜それを永遠と呼ぶ〜
BIG MOUTH CHICKEN
ブディストホール(東京都)
2016/04/21 (木) ~ 2016/04/26 (火)公演終了
満足度★★
昨年のお花の話と同じような話
両チーム2回ずつ拝見させていただきました。
事前情報にあった「ラストが違う」という物語も、話のキーになるキャストの力量的にも、物語を理解するには、風チームの方が向いているという印象。
まだ2日目だったのに、主役役の人だけ声が枯れていたのは、いかがなものかと。
セリフの色も心情も関係なく、「がなる」ような未熟な演技と発声法だったので仕方ないのかもしれない。
2時間ちょっとの公演時間。
ダンスや殺陣もいっぱい見せたいのかもしれないけれど、余計な部分もあったし、もう少しコンパクトにして2時間以内に収められたと思う。
内容以外で気になった点
・客席が寒くて面白そうなシーンでも引いてしまった。役者の衣装が厚着なので、そのために冷やしているのかもしれないが、暑い日だったため、持参した上着を着ても寒すぎた。
・当日パンフレットの、読ませる気がないのかと思う程の仕上がりに、連れが激怒していた。
キャストの写真や役名も、小さいし解像度が低くてぼんやりしていて読みにくい。カラフルな衣装だったのに、全体的に茶色い。人数は多かったが、もっとやりようがあるはず。
「今後の活動予定」やスタッフ紹介のの文字が小さ過ぎて、印刷が潰れているため読めない字がある。
わざわざ稽古時間を削って写真まで撮って、フルカラー印刷なのに、白黒コピーの方が良かったのではないかと思うような出来で、関係者にも、観客にも配慮が足りないのではないだろうか。
そして、皮肉なことに、主催の挨拶文やファンクラブの募集広告だけは、くっきり綺麗で読みやすい。
推しの子が頑張っているだけで、ある程度の満足感が得られてしまうのが残念です。
ネタバレBOX
チャレンジ公演と銘打ってあり、主宰がTwitterでしきりに「今回は、チャレンジした」とつぶやいていたので期待したけれど、昨年の『Heavenly Drop ~全ては物語~』と、仕上がりも展開もさして変わり無いように感じられた。
過去作品と似ていると思ったのは、
○主役のキャラクター。「異端者」「自分のルーツが曖昧」「同じ役者」
○通過点で敵が現れては、なんだか感動的っぽいことを言って一人ずつ脱落していくシステム。
○敵ではない大ボス。
○最後に謎の玉になる。
作家が違うのに、似ていると思ってしまったのは、演出が一緒だからなのか。
冨澤さん演出の舞台で変わった点があるとしたら、客演の方々のレベルが高くなった。
以前出演した方が、信頼する人を紹介してくれたからなのでしょうね。
特に、両チーム出演して2役やっていた古堂たやさんは、圧倒的に華があり、演技もダンスも上手く、振り付けも担当していたとのこと。
間違いなく今回のMVPだと思います。
古堂さんが風チームで演じたポントを見て、内容や展開の中で納得できなかったところが納得できたり、理解できる範囲が広がったりした。
初見の雷チームを見終わった時に、シュラバラ(松井翔吾さん)が主役なのかなと感じました。
物語の中での筋が通っていたし、苦悩し、何らかの成長があるようにも見える。衣装含めた見た目と、華があったのも理由だと思います。
雷チームの方のラストが、私の思った結末と違っていて、なんの解決も救いもないと思ってしまったのも原因かもしれない。
風チームだと、マザーセオリー破壊シーンでの京極博士(藤田マコトさん)の、鬼気迫る演技が圧倒的で格好よかったです。見ていて苦しくなって、心が押しつぶされそうでした。
内容も、マザーセオリー破壊がクライマックスで、そこからエピローグが始まってもおかしくないボリュームだったので、お腹いっぱいです。
アーシュという鬼(冨澤十万喜さん)が、「男も女も惚れてしまう程の圧倒的な魅力と、中性的な外見」という設定らしいのだが、どうにも無理があるように感じられた。
周りで騒いでいるキャラクターたちが、無理をして嘘をついているように見えて可哀相でした。
よくある「座長だから主役」なのかもしれないけれど、無理に主役をやるのではなく、演出をやりながらでもできる、力量にあった役をやった方が魅力的に見えるのではないだろうかと、いらぬ心配をしてしまいました。
サンプルの3人が「何を知っていて何を知らないのか」とか「サンプルの3人以外の人間は、感情を持たない」という設定が、余計な小ネタで矛盾するような部分もあって、わかりにくくなっていたように思う。
サンプル部屋を覗く京章院教授が、3人の悪口と右京教授の煽りにイライラして、護衛を殴るような演出があったり。
音楽という概念が無いのに、ドラゴンクエストのレベルアップ音で遊んでいたり。
ドラゴンクエストとも、レベルアップとも言っていないから、自身で編み出した遊びという解釈もできるけど、有名なものを使うリスクを負ってまでやるような小ネタではなかったと思う。
「アンドロイドみたいで気持ち悪い」と言うセリフから、アンドロイドが存在し、彼らの知識にも組み込まれているのがわかるけれど、彼らが知っていることが多いと、鬼を知らなかった事が不自然に思えてくる。
私が見た回だけのアドリブ上のミスなのだろうけれど、鬼を知らなかったのに、怖い顔をした女性に「鬼みたいな顔」とツッコミを入れていた。(ツッコミが必要な部分ではなかったし、ちゃんと理解した上で演技をしていないのが見えてしまう。)
京極博士が感情豊かな人なのは、マザーセオリーを作った古い人間だからなのかの疑問が解けないし、教授2人も古い人間のコピーだから、喋り方こそ変だけど、感情が見え隠れしているのか。。。
出てくる「人間」6人が、全員感情を持っているため、それ以外のあの世界の大多数の人間が、どのような感じなのか気になった。
感情を持って生まれてくるが、マザーセオリーで感情を抑制していたのだとしたら、なぜ3人のサンプルに嘘の理由を教えたのか。京章院が、クライマックスで何やらまくし立てていたけれど、前提がないのにひっくり返されたため、理解が追いつかなかったです。
人間と仲良くなるのも、ご都合で理由が見えないし、安い気がする。
鬼が「ずっと一人だ」とか「みんなに嫌われている」というような事を言うのだけれど、ワーキャーとアイドル扱いされているし、ずっと気にしてくれてるイドラもいるのに、イドラが可哀想だと思う。
鬼自身が幼稚で勝手なことをしていただけだから、孤独であることに同情できなかったし、ただ、「”孤独で可哀想な鬼”に素敵な”仲間”ができるお話」にしたかったからなんだろうなと思えた。
どうでもいい部分だと、鬼や神に殴られたのにあんまりダメージがなかったのが面白かったです。
鬼とか神々は、人間とは違う頑丈な体だろうし、右京教授は、いろいろ壊れているっぽいので除外するとしても。
雷チームで、社長(神)にケイ(人間)がタコ殴りにされているシーンは、死ぬくらいの結構なレベルで殴られたのに、足腰頑丈で強化人間なのかな、と思いました。
風チームの京極博士がポントに殴られた時のリアクションだけが痛そうで、私は好きでしたが、逆に浮いて見えました。
どちらが良かったのか、演出が、すり合わせをするべき部分をサボっているように思います。
政野屋遊太さんと、白井サトルさんの殺陣が、速くて格好良かったので、速度を落とさないでいい相手との殺陣がもっと見たかったです。
願わくば、小森秀一さんと三井伸介さんの殺陣が、また見たいです。
青山菜緒さんが、ポーカーフェイスの設定だったので笑顔こそ登場シーンのみでしたが、涼しげな表情の中にある愛嬌が見え隠れして、とても可愛かったです。
紗夜さんは、ちょっと面白いポーズを取っていたのに、それでもスタイリッシュで格好良くみえてしまう所や、ダンスをやっているだけあって、長いチュールでの殺陣?がとても美しかったです。
NEXTREAM21 vol.15
NEXTREAM21 in RIKKOUKAI 事務局
六行会ホール(東京都)
2016/04/22 (金) ~ 2016/05/05 (木)公演終了
ダンスコンテスト一般部門観覧
一観客としては「トビハ」「ヨハク」「もうきっと潮時」が気に入った。審査員の質向上を求む。広範囲のダンスに精通し、講評の表現力のあるひとが適任。表現という点では同じとの論外レベルの発言、1作品のみ言及する舌足らず、精神論の力説等、審査力不足に聞こえた。