最新の観てきた！クチコミ一覧

満足度★★★★★

笑えるから、さらに悲しい
今回も、SPACE 雑遊をフルに使った舞台。
岡本喜八監督の「肉弾」舞台化するのは難しいと思ったので、楽しみでした。まさに「肉弾」でした！
見ごたえありの芝居でした。

プーさん（234）

満足度★★★★★

終末期医療の是非
人間は例外なく誰でも死ぬ。
「癌」は年齢を選ばない病だし、3人にひとりは「癌」で死ぬのだと冒頭にも断言しているほどのポピュラーな疾患である。

既存の医療制度が悪いというのではなく、助からない命とどう向かい合うかというのが本作のテーマであろう。

当たり前のことだが、人間は息を引き取るその瞬間までが人生であり、まさにその瞬間までは生きることを謳歌する権利を持っているのである。

終末期医療の重要性を否定する観客は皆無であったはずだ。
出来得るなら皆、渡良瀬のような医師に助けられながら、家族と一緒の場で死を準備したいに違いない。

しかし、当然のごとく、往診であり、医師一人がかかわれる患者の数はたいした人数ではないのが現実だろうし、医療費そのものや、医師の収入に関しても（本作では触れられていないが）検証する必要があろう。

無理をしない。泣きたい時には泣く。この言葉が胸を打った。

この劇団の素晴らしさは、今の問題をきちんと独自取材して我々に提示してくれるところである。
お芝居としての盛り上げ要素よりも、そのテーマの伝わり方に細心の注意を払っている点は、他劇団の追随を赦さない。

「癌」に限らず、老人介護も問題になっている今、終末期医療や介護制度の整備は急をようするのである。
こう声高に訴えたくなるのも、この劇団と接したからだ！！！

まこと（217）

満足度★★★

期待値ゼロだったのだが....。
ネタばれ

住み込みの女（574）

満足度★★★★

役者たちの熱演が光る 花四つ星
　岡本　喜八がメガホンをとった映画の舞台化である。戦争というものの持つグロテスクな余りの滑稽をアイロニカルに描いた作品としてあとを引く作品だ。（追記後送）

ハンダラ（10989）

満足度★★★★★

大阪に引き続き愛知、そして東京!
「スクエリ」愛知公演昼夜2回観劇しました！大阪とは違う座席配置、私的に名古屋ならではの席を選び観劇！そして見事、大阪公演では観る事の出来なかった景色がそこにはありました！およそひと月半ぶりにみる「スクエリ」の世界に改めて感動、名古屋ならではの演出に驚き、名古屋まで遠征して本当に良かったと思いました！今回の「スクエリ」ツアー最後の地、東京でも新たな何かを観せてくれる事でしょう！

おさるのジョージ（57）

満足度★★★★★

初日と後半を鑑賞
毎回観ている舞台なので、筋書きもわかっているのだけれど、キャストが違うだけで全然違うものになるのが、この座組の面白さ。

初日は、初めての演者が客席との距離の近さに戸惑っている感じが伝わってきたけれど、それぞれの見せ場を作っているのでお目あての演者がいる人も満足できたと思います。
シンガーソングライター４人も慣れない芝居を頑張っていましたね。もちろん、シーンゼロでの歌うシーンや、挿入歌、エンディングに生演奏で聴くことができて、楽しめました。
後半のシーン追加版は、佐々木P役にすっかり感情移入してしまい、ウルっときてしまいました。

交流会は一度しか参加できませんでしたが、さっきまで『観る』相手と話ができて、直接感想を伝えられるのは楽しいです。

秋には、新作にかわるとのことですが、いい意味でのベタさをなくさないで欲しいなと希望します。
今後も注目です。

にゃ。（68）

満足度★★★★★

十二分にびっくり!
シアターKASSAIってココまで広く使えるのか!?と舞台にびっくりしました。後方の席に座りましたが、窮屈感は無かった。前方の列は少し狭そうでした。
光りと映像で目を疑う様なオープニング（おいおい解りますが＾＾） は、今まで大きな劇場で観るよりも解り安く、圧巻でした。徐々に紐解かれるお話しは、今まで観てきた演目と同様ですが、何時の間にか目で追ってる自分に気づき、「えっ!?」
っと驚かされましたな。脚本演出照明などなどの総合力にとてもびっくりさせられます。コレはリピートしなくちゃイカンと思いました。

pan03（18）

満足度★★★★★

大阪公演と愛知公演で四面制覇!
大阪からの遠征で愛知公演へ。初めてのちくさ座。とにかく音響が素晴らしかったです！最前列で観劇しましたが、目の前には大きなスピーカーがふたつ、小さなスピーカーがひとつ、私に向けられていました。オープニングから体を揺さぶられ、高揚を抑えられぬまま公演がスタート。マイムやダンスはさすがというか、激しい動きと緩やかな動きの緩急にすっかり魅了されてしまいました。わたしは今回の昼夜公演で四面制覇しましたが、見る角度によって本当に感じ方が違いました！東京公演に行かれる方は、ぜひ異なる角度から観劇していただきたい。せめて二面！かーなーりーおすすめですよ！(^^)

おかだなおか（3）

満足度★★★★★

愛知公演観ました!
内容も、身体表現も、音楽も、照明も、舞台装置も、すべてすべて素晴らしかったです！無理して見に行ってよかった！ただ、1列目のスピーカーの前に座られる方は覚悟が必要です。（笑）
東京公演迷っている方もぜひ見に行ってください！

あや（1）

満足度★★★★

演劇であって演劇じゃない
初めて壱劇屋を観たのですが、とても面白かったです。上演前に制作の方から爆音だと聴いていましたが、自分の座った席の関係か最初の一発目の音を聴いた後はそこまで気になりませんでした。むしろ、その音楽のビートに合わせて正方形の舞台を自在に動き、観客を惹き付けて離さない役者たち、そんな役者たちをよりかっこよく美しく魅せ、シーンを盛り上げる照明など舞台へのこだわりを感じました。マイムは息が揃っているし、面白いところはさすが関西の劇団、テンポとネタと言い方が流石でした。演劇でありながらパフォーマンスやコントでもあるなあと思いました。
是非この作品は観るべきだと思います！！

まっちゃん（1）

満足度★★★★★

お見事!文句なし!
死と終末医療を見つめた作品。やっぱ，ワンツーワークスの芝居は良いよなぁ。ストーリー，構成，演技はもちろんで，最初から引き込まれて，最後まで隙がない。素晴らしいわぁ。これぞ芝居って感じ，良い観劇でした。そして，ただ観ているだけじゃなくて，考えされられる部分もあるのよね。振り返って，考えてしまう。芝居に思想があるんだよね。もうすぐ都落ちする身だけど，その前にこんな見事な芝居を観ることが出来て，ホント嬉しかったです。絶対おススメです。

ポチ様様（2121）

満足度★★★★

賭博は怖い!
賭博の迫力というか、私にとっては賭博の怖さを感じました。そのため梟の神の自ら歌つた謡「銀の滴降る降るまはりに」や戊辰戦争の土方歳三など背景となる話が脇に追いやられた感があります。俳優陣の上手さを感じましたが、終わってみれば、「博打の話だったのか」の印象がもったいない気がしました。良い舞台だったことは確かですが。。。

sbunshun（616）

満足度★★★

ほかの席からの見え方は?
目の前に大きなスピーカーがあるな～ぁと思ったら、いきなり爆音!!
真四角の部屋に閉じ込められた4人の男女がパントマイム的な行動をして、四方囲み舞台からの奇妙な脱出劇が始まった。
四方の真ん中の座席が全部関係者席になっていると思ったら、真四角の部屋に入れ替わり出たり入ったりする人たちの待機場所だった。
座ったと思ったら立って舞台に上がり、また別の席に待機したりして、その入れ替わりはなかなか面白いものがあった。
集団行動のようだった。
初めは気になってた爆音だけど、その機敏な動きを見ていたら、爆音もいつしか気にならなくなっていた。
ゴムで作られた動きのあるスクエアの空間もなかなか良かった。

barney（87）

満足度★★★★★

“岡本喜八”が描く戦争
“演劇ユニットG.com”は本作が初見。

奇才“岡本喜八”氏の戦争映画を舞台化した本作。

“悲劇”であるはずの戦争を“喜劇”に仕立てることで、
恐ろしさ、危機感を改めて考えさせられ、戦争体験者である“氏”ならではの境地を感じた。

脚本・演出、そして役者さん達の好演を以って素晴らしい舞台となった。

“岡本映画”どんどん舞台化してほしい。。。

zeezo（1328）

満足度★★★★★

もし自分だったら、、
team6g10回記念公演の作品。

事件や災害の報道をどこか他人の事のように思っていないだろうか。
本当は、1歩自分の横にあるのではないだろうかと考えさせられます。

この劇団の公演は、本当にまっすぐ心に刺さります。
そして、本当にまっすぐ泣けます。

乾いてしまった自分の心に、まっすぐ泣いてほしい。


この劇団は、すごい。

pyonta（38）

満足度★★★★★

やはり、単なる朗読ではなかったです
日本の神の物語を観てきた。昨年訪れた出雲大社の神在祭が甦ってきるような不思議な感覚を覚えました。
演技ではない役者さんの演技力なのでしょうか。とても素晴らしかったです。
素敵な朗読を、ありがとうです

じぇんと（71）

満足度★★★★★

人間の作った最悪な場所で時間も場所も崩壊して
死　人殺し　死刑　刑務官　その機械を修理に来た電気工事士　装置の修理 最後の執行 人の想いだけが残り 服のボタンだけで繋がって、時間も場所も崩壊して出来事が繋がって 残るのは、床に落ちたボタン 犯行の時に取れたボタン 若い執行官に殴られた時に取れたボタン そのボタンは取れてた 取れかけていた ただ一回だけ執行官が人として扱った証 　被害者　遺族　さまざまな多くの想いが沁み込んだ部屋、人間の作った最悪な場所を舞台に、ホラーではなく、人の心の変化　想いの強さ、恐怖、人としての心、多くのものが詰め込まれたお芝居を迫真の演技で作った作品。　すばらしい作品

tomi（3891）

満足度★★★★★

終末医療
何を言ってもネタバレになりそう。
久しぶりにこんなに泣いてしまいました。おススメです。

あお（402）

満足度★★★★

昨年に観て面白かったんですよ｡
あーーおもしろかった、流石、力のある役者揃い。　紙に書いて出されたお題は、“言葉がインフレ、１升の枡には1升しか入らぬ、地味顔やんな”　即興芝居はアメリカのモーテルの一室で“２階、窓から駐車場、ベットからばねが出てる　大きな風呂　カーテンの色　”３組が織りなす人間ドラマ。　　京都は遠い、会議とちゅうでドロン致して観る価値はありました。(^_^)/　　次は4/8　楽しみ。

tomi（3891）

難しい
紐は心を表している？紐で囲われたところから出る＝心の解放？
紐を自在に操るのはよかったがセリフを聞き取れない個所が何回かあり残念。バックの音が大きすぎるのか
「見る場所により芝居が違ってくる」そのように思っていたのでワクワクして席選びをしたが理解できなかった

たまちゃん（54）