最新の観てきた!クチコミ一覧

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劇読み!6

劇読み!6

劇団劇作家

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/05/04 (水) ~ 2016/05/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

F.金の卵1970
「劇読み」観たのが初めてでした。実際に芝居をした時はどうなるのか?想像しながら観ていました。面白かったです。

劇団987の最後の公演

劇団987の最後の公演

劇団925

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/02/06 (金) ~ 2015/02/09 (月)公演終了

満足度★★★★

素敵な女優さんの競演!
感想がかなり遅れてしまった…すいません(^^;;

ある劇団解散の話からの展開

魅力ある4人の女優さんの身近な劇団の会話が楽しく

最後はほっこりと温かい気持ちになれました♪

会話中心のシンプル舞台でしたが

それぞれ個性を生かした演技だったので最後まで愉しめました^_^


楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~

楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき~

道頓堀セレブ

梅ヶ丘BOX(東京都)

2016/05/02 (月) ~ 2016/05/03 (火)公演終了

満足度★★★★

関西らしく
笑いがちりばめられた「楽屋」楽しかったです!

わかば

わかば

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2016/05/01 (日) ~ 2016/05/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

説明文にドキドキして
わたしの子どもは、きっと男の子だと思う。その子が歩き始めたら、ヒールのついた靴を履かせて、遠くに行けないようにしよう。大きくなったわたしの子どもが、わたしの頭をヒールで叩いて、わたしのことをすっかり忘れて、生きていってくれればいい。死ぬほどに幸せだった、バラ色の人生。

ワカル。ワカラナイ。分かる。いややっぱり分からない。
そんな不思議な感覚と独特の美しい雰囲気に惹かれ、二度目の小竹向原へ。

ネタバレBOX


舞台に足を踏み入れる。「セブンスター」のセットの、普遍的な幻想性のようなものは感じない。ありふれた生活空間の情景。と、横たわる男性ーーーの足には人目をひく赤いハイ・ヒール。奇妙さはあれ、心惹かれるかと訊かれるとこれまたわからない。あれこれ考えているうちに劇が始まる。
だしてぇーーーーからの激しいミュージック、そして何事もなかったかのように始まる日常の一場面。何とも演劇的。イイ。
ドアから入ってくる女性、菊地さんが「フツウ」に映るのは亀山さんのいでたちがあまりにも強烈で美的で、物語性を持っていたからに違いない。そして女性が「フツウ」であればあるほど状況の異常性は真に迫って伝わってくる。銀の食器の上にはけばけばしい色の縫いぐるみ、これは何かの象徴だろうか。生々しさ…?弱肉強食、動物的な営み、そうとって差し支えないのであれば、この作品の肖像も自然と浮かんでくるのではないか。
ーー愛に束縛され、愛を束縛する、それがマンションのワンルームで繰り返される、それもまた運命に束縛されていること。マンションのワンルームとはまさしく胎内である。
男はおそらく二度とは部屋には戻らない。そしてふたばは、子どもにわかばと名付けるのだろう。愛する男の約束に縛られて。
この何とも言えぬ肉迫感は噛めば噛むほど味が出て楽しいものだ。

けれど、そこに至るまでの流れが長かったようにも感じられる。
一向に動かない場面。男の感情はラストに近づくまで掴み難い。
説明文を台詞の中でほぼそのまま読み上げていたように感じてしまったのも少し残念。

とはいえ説明文の(わかばでありふたばの)思いのようなものはちゃんと垣間見えたような気がするし、ふたばちゃんの痛々しいまでの可愛らしい愛情にキュンときたので、今回の劇は大満足である。

個人的にはふたばちゃんのウエディング・ドレス姿が大好きだ。
ザ・レジスタンス、抵抗

ザ・レジスタンス、抵抗

Wけんじ企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/04/28 (木) ~ 2016/05/11 (水)公演終了

満足度★★★★

-
この役者ぞろいでどこか珍妙な内容、くだらなくて面白かった。女性陣の魅力が引き出されている。

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

劇団ダブルデック

劇場MOMO(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです。
話に小難しさがなく、説教くさくなかったのが非常によかったです。
設定自体はいつも通り、垢抜けない馬鹿馬鹿しさに溢れているのですが、それでも胸にぐっとくるテーマ性のようなものを感じました。
ただ、それも後から考えればの話で、観てる最中はただただパワーに圧倒されていました。小ネタのキレが良く、終始笑っていました。

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」

「FAIRY TAIL」舞台製作委員会

サンシャイン劇場(東京都)

2016/04/30 (土) ~ 2016/05/09 (月)公演終了

満足度★★★★

映像表現は良かったといえますが・・・
なんかいろいろと惜しかったなぁと感じるトコが多々あった・・・

でも少年漫画のビジュアルと熱量は十二分に再現できていたなぁと思えた
約100分弱(予定は1時間30分)の作品

開演3分遅れ

ハッピーの開場前アナウンス以外に座の温めが無かったのが残念
また後席のお姉さんが開演後も隣の友人に話しかける事が多々あり
うざかった・・・・・(自宅リビングで観てるんじゃないんだから静かにしようね)
こ~して周囲の空気の読めない年を重ねた大人になってゆくのいね・・・
まぁそ~ゆ~過程が楽しめたと考えれば良いかなぁと(^^;)

ネタバレBOX

始まりではちゃんと魔法やら舞台設定の世界観を説明し
悪を倒すんだ~と盛り上がるオープニングでありやした

紗幕を前面に用いてと舞台後方をスクリーンとした映像・動画投影で
魔法やらの迫力シーンを投影します=でもね~魔力のぶつかり合いとかの表現は真正面から見ないと映像にズレが生じてかっこよくは見えないことあり・・・

さて苦言を多々・・・・

レーザーと呼ばれる素早さメインの敵とのスピード勝負ではローラーシューズと映像での分身の術のような動きをしてましたが、アクション担当の影武者さんはローラー履いてない・・・ここどうにかできなかったんだろか?(で妙にアニメ「スクライド」のストレイ・クルーガーを彷彿させてくれます(^^)

星霊さんのサジタリウス・・・インパクトのある容姿を3Dで披露してくれたのにワンシーンで出番おしまい・・もったいない・・・

でルーシィの88星座超魔法のシーン・・”ため”が無く平坦に進行してゆくので映像が凄くても盛り上がりに欠けてしまった・・・(と私は感じた)何かもっと盛り上げるセリフが一言二言あってから だんだんと音楽を大きくして敵を倒すような演出とかにして欲しかったなぁ・・

敵として戦ってる双子座の星霊との水様を現した水色の布でのシーンは綺麗だったが、その時点でルーシィが出せる最強の星霊=アクエリアスを呼ぶも彼氏とデートで来ない(=実際は魔力不足が原因で・・)とか笑えるシーンを入れても・・とか思えたデス

期待したエルザの鎧換装は無かったが、魔力を操り跳ね返すミッドナイトとの決着シーンで。こここそエルザ代役を使って、まず影武者さんが顔を見せずに舞台上部隅で「鎧が捻じれ体が締め付けられる・・」とヒトコト台詞言って(まぁスピーカーからですね)舞台下に落ちてギミック付きの鎧に着替えたエルザが見せ場=敵の魔力の正体見破ったと話して「鎧換装!」と叫び、テグスで鎧取り去って任侠ものの殴り込みシーンのような原作でのカッコになって素手=徒手空拳でミッドナイトを倒すようには出来なかったんだろうか・・? エルザさん動きが大きくて見栄え良くカッコよかったのに~盛り上げがいまいちに・・ その後は幕袖に引いてからセリフと光で「鎧換装!」いってシーン変えて後のシーンで赤色とかの最強鎧になって再登場したら・・とか思えたなぁと

作品キーのラストボス的”ニルヴァーナ”はせっかくの動画投影がUPのみで巨大構造物が蜘蛛のように動いている様子とか場所場所の説明見せが出来てなかったのが残念・・・画像の工夫・煮詰めをもっとよく・・とかも思えたです

で映像的には原作に忠実にしたんだろうが 見た目はひょっこりと豹変して出てくるラスボスのオラシオンのマスターブレインさんのラスボス的登場シーンはちゃんと描いて盛り上げて説明上手にして欲しかったなぁと

それでも ラミアスケイルのおっさん(失礼)とか衣装とか雰囲気=原作通りでよかったし

ラストのナツの両手の炎の表現は良かった!(タイトル表現まで出来る電子機器の出来に感動(^^)

基本=魔法は光と動画投影+手に持つカラーライトでの表現でしたが
らしさは良く出来ていたなぁと感心したです

アクションの連続を見せたいのがメインで、
”ため”る部分が少なく思えたのが、若さよのぉ・・とか思えたっす。

氷の造形魔導士の二人が上半身見事な肉体美見せてくれるからでしょうか?
観客はお若い女性客が多かったなぁと=原作が少年漫画なのにねぇ・・(^^;)

ちなみに上記の兄弟魔導士さん・・・兄は晴れ男だそうですが弟は雨男で修学旅行に運動会等凄いそうです・・・・は終演後の個人トークからです(^^)

う~ん しっかり原作読み込んでるのがバレるネタバレ表記っすね(^^;)

ちなみに使い魔?ペット?作品マスコット扱いの魔道猫=ハッピーちゃんとかはマペットとリモコンロボが出てきましたが可愛く出来てて作品世界観に合っていました(笑)
「あたま山」×「ひたすら一本の恋」

「あたま山」×「ひたすら一本の恋」

みどり人

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/05/06 (金) ~ 2016/05/11 (水)公演終了

満足度★★★

落語とのコラボ
落語と芝居の両方を観れるとは貴重でした。小太郎落語はうまいし、面白かったです。

ネタバレBOX

つかめそうでつかみにくい『ひたすら一本の恋』のストーリーは、でもなぜか惹きこまれていくのです。出演者の個性が濃く、特に、荻野目さん(映画館の清掃員)がいい味でした。落語は、話し方が実にうまいです。
イントレランスの祭

イントレランスの祭

サードステージ

よみうり大手町ホール(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/06 (金)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽
と言うことでカーテンコールの時に鴻上さんが登場して、役者さんを紹介していました。その掛け合いや、役者さんの挨拶も楽しかったです。お芝居が見たい人は1回、役者の追っかけの人は複数回同じ芝居を見に行くと誰かが言っていましたが、今回誰一人特別応援している役者さんがいないにも関わらず3回見に行きました。時間とお金に余裕があったらもっと見たかったです。シビアな内容も含むお話なのに、最後は二人は別れてしまうのに、胸がいっぱいになって、でも、なんだか幸せな気持ちになるのは「いいお芝居を見たな」と思うからでしょうか。前回公演のDVDを購入したので、見るのが楽しみです。

神芝居

神芝居

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度観ても新しい
一つ一つの小さなエピソードは分かりやすいのに、それが積み重なって繋がり合って交錯し合って、結果的に少々難解な印象も受けた。
でも、それに関しては自分なりの答えを探すも、謎のままにしておいても何ら問題はないと思っている。ただよく分からないけど「楽しかった!すごかった!」という部分だけ残っていればそれでいいかな、と。

千秋楽まで何度か観劇しましたが、何度観ても新たな発見がありました。公演が終了した後も考察したり、他の方の感想を読んで成る程と思ったり、公式の舞台写真や出演者のこぼれ話など、まだまだ続いて行く神芝居の世界から当分抜け出せそうにありません。

メビウス 2016年 春の特別企画

メビウス 2016年 春の特別企画

劇団ショウダウン

船場サザンシアター(大阪府)

2016/04/28 (木) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

A(OM)チーム観劇!楽しかった♪
A(OM)チーム観劇しました!
稲森さんと宮島さんのデコボココンビがとっても楽しく、関西弁のアンドロイドがとってもツボでした。
そして後半、演技や物語に熱が帯び、クライマックスへ!
昨年拝見した小野村さん×小出さんの回とは、大分変わった感じの『メビウス2016』になっていました。
本当に楽しかったです。
林さんやたもつさんも観劇されていました。

今週末、澤井さん、岡田さん、水木さんの回が…、いろんなメビウスに会えると思います。

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」

「FAIRY TAIL」舞台製作委員会

サンシャイン劇場(東京都)

2016/04/30 (土) ~ 2016/05/09 (月)公演終了

満足度★★★

この感じは・・・
爆発やら飛んで行く光線やら前面のスクリーンに投影される映像やら・・・どこかで見た覚えが・・・と思ったら夏にお向かいで催されるウルトラマンフェスティバルのバトルステージでよく見かける手法でした。

アンドロイド・エデン

アンドロイド・エデン

夢幻舞台

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2016/05/06 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1820(16-110)
18:30の回(小雨)

18:27受付、開場。此処は&こちらは初めて(御茶ノ水は1回行ったことがあります)。

明大前、というとキッド・アイラック・アートホール、ここまでは来るのですが、今回、陸橋を初めて渡ったわけで、明治大学、立派な建物ですね、校舎の中にエスカレーターがある...。

説明によると「遥か昔」とあり、ならば未来の話ではないのでSFというよりはファンタジー系か。

廊下の突きあたりから入ると桟敷+椅子席(それぞれ座布団付)。

舞台は瓦礫、灰色、18:27前説(目を上げてビックリ、70分)、18:33開演~19:59終演。もう少し「世界」について丁寧に教えてくれると有難いのと、コミカルにしたいのか...ときどき演出が?

アンドロイドというと平田さん「変身(2015/5@どらま館)」を観ましたが全然面白くない。他にE.クーパーのSF小説をはじめとして、電気羊、お雪、セクサロイドなど多くの作品が存在しています。また、銀座のヴァニラ画廊では「人造乙女美術館(~5/22)」を開催しているので人造人間(的なモノ)を一度目にしておくと今後の参考になるかも。

出演者、みなさん好印象。美術もよかったと思います。ピンク/ブルー/イエローは意識して?

ネタバレBOX

※メモ

アンドロイドは完全な人工物であり、ロボット、マシーンであり、サイボーグは人体の一部を人工物に置き換えた存在で、とちらもすでに(工業や医療手段として等)利用されている。

SFでは「人間そっくり」で見分けがつかないことがありますが、生身の芝居だとかなり厳しいかなと思いました。
カンパニー・ドゥッシュドゥッスゥ「Linea(リネア)- ダンシングロープ!」

カンパニー・ドゥッシュドゥッスゥ「Linea(リネア)- ダンシングロープ!」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/05/05 (木) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★

小品でした・・・・
まぁ50分の作品ですしね♪

内容は説明通りで言葉が無いので無声映画風に
楽しい舞台上を観ていればよいという流れなのですが

ロープワーク+ジャグリングでの大道芸風なパフォーマンス作品といえますね

無料の”ひつじ”が昼にあったし・・
新作も視野に入れての小品連続観劇+イベント広場の何かと一緒に~
とか複合観劇考えると良いのかもしれませんね♪

AQUA

AQUA

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

完璧すぎる一幕劇。
自分が衰えを感じるとき、人はちょっと無理をしたがるものだ。
今回、一気に4公演ときいて、思わずそう思った。

ネタバレBOX

最後に血を吐いて倒れるシーンは圧巻。
それなのに行った日には10人程度しかおらず。
完璧なのに、なぜ人が来ないのかを逆に考えた。

一幕劇としては完璧。だが今までのメガバで見るような
急展開が予想通りといえばそうかもしれない。

華やかさに欠けるといえば確かにそうだが
変わった演出、趣向をしないにも関わらず
飽きさせない脚本はすばらしい。

小手先の面白さを人は求めがちだが、
安定した面白さに軍配を上げたい。


神芝居

神芝居

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/20 (水) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

衝撃が忘れられない作品
ファンタジーだけどファンタジーじゃない作品、トクナガさんの本は人の心を大事にされてるのでそんな作品が多い印象。まだクエスト歴が浅い自分ですがこんなにもそれを痛感したのは初めて。題材だけ見てファンタジーかな、面白そう!とフワッと観に行くと帰ってくる頃にはズガンと頭を撃ち抜かれたかのような衝撃を受けて帰ってくる、そんな作品でした。まさかアリスからこの題材に繋がるとは…。
周りの声からも扱うものが特殊なだけに難しいとの声が上がっていた今作品だけど、"三人寄れば文殊の知恵"とでもいいますか友人と話しているとあれよこれよと色んなネタが出てくる出てくる。その度に感嘆の声を上げてたしトクナガさんの尽きない引き出しにますます惚れ込むばかりでした。
「なんだこれ、凄いよ!」って言いながら勧めるしかできない(笑)
ダメな人はダメかもしれない題材もあるけれど、とてもマイルドなタッチになっているので受け入れやすかったです。自分も苦手な題材ですがその他が魅力的すぎるし魅せ方が軽く柔らかいので拒否反応よりかは衝撃が勝った上、多くの中の一つの題材にすぎないしこの世界の終着も行く末も沢山広がるので自分なりのビッグバンを感じて欲しいなあと思います。とりあえず凄いよ!

今回は主な題材がファンタジーだけに、衣装がすごく可愛らしいものばかりで目がとても楽しい。いや、いつもか。いつもでした。今回も可愛いしカッコいいし素敵。ジッパー大活躍でした。笑)

そしてミラピ、金銀、義経と続いて照明機材が半端なかっただけにシンプルに思われた照明ですが個々を追ってるとそんな事なんてなかった、やっぱり凄いです。世界が繋がる時のレーザー、色んな種類の形があって綺麗だったなあ…。いつも思いますけどPAさんの席の位置から見てみたい。DVDが楽しみです。あと月を模した丸い照明(なんですかね?)がミラーボールを通すことでポッカリ穴が開いてるような仕様になっていた事に意味があるのかないのかがとても気になる…気になりつつも確かめ損ねました(笑)気になる…!

そして音楽。やっぱり耳に残る中毒性の高いオリジナル楽曲…本当にサントラCD欲しいです。オープニングとお魚ダンスの中毒性が…。更に今回はトクナガさん曰く王子スペシャルって事でふんだんに使われていた過去作品の楽曲たちもやっぱり素敵に中毒性があるものばかりで「あ、これは!あ、ここは!」って気づけるものが多くて楽しかったです。

総じての感想が「なんだか訳が分からないけど凄いよ」っていう今作だけど、初めて見に来てくれたお友達もみんな、凄い、凄いって言いながら目を輝かせて「次楽しみだから教えて!」と言ってくれるのでとてつもなく印象的な作品であったという事なんだろうなと…衝撃作。遅筆すぎてもう終演後ですがDVDが出たら是非。

イントレランスの祭

イントレランスの祭

サードステージ

よみうり大手町ホール(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/06 (金)公演終了

満足度★★★★★

ストレートなプロテスト演劇
問題提起のやり方がストレート。
深刻過ぎず、かといって軽過ぎもせず、ポップでカラフルな仕上がりの割には心の奥底に響く作品でした。

この作品のタイトルから思い出したのは、昭和天皇の玉音放送の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という言葉。

「ダークマスター」

「ダークマスター」

庭劇団ペニノ

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2016/05/05 (木) ~ 2016/05/15 (日)公演終了

満足度★★★

長かった…。
何を訴えたかったのかが、良く分かりませんでした。人生は目的を持って生きろ、ということなんでしょうか…。演技力は、大変良かったです!!スタイル抜群の女優は、最高に注目でした。

AQUA

AQUA

メガバックスコレクション

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/04/29 (金) ~ 2016/05/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

小出しにする狂気
巧みにちりばめられた小さな伏線が見事。
所々で小出しにする狂気が絶大な効果をもたらしている。
それによって最初から最後まで緊張感が途切れない。
キリマンジャロ伊藤さんはもちろん、アクア役の杉坂若菜さんも素晴らしかった。
それにしてもこの企画で、構想・脚本共、作者の引き出しの豊かさに
改めて驚かされる。

ネタバレBOX

舞台は森の中の山小屋のような家。
ロックウェル(キリマンジャロ伊藤)は、借金の取り立てに追われていた15年前
当時3歳のアクアを教会の前に置き去りにした。
その後アクア(杉坂若菜)は母親に引き取られたが、その母親が病死したとの知らせに
ロックウェルは15年ぶりで娘と再会する。
嘘をついたことが無いという純真なアクアは、新しい家族と一緒に暮らそうという父に、
ここで二人で暮らしたいと訴える。
アクアの心情を尊重したロックウェルだったが、次第にアクアの感情の起伏は激しくなり
やがて、想像を絶する真実が明らかになる…。

冒頭間に入った女性弁護士から、この後再会する娘について説明を聞く場面で
既に小さな疑念が生じる。
母娘がどうやって生活していたのか、この窓の鉄格子は何のためなのか、
弁護士は基本的な、そして肝心なことについて「さあ、解りません」としか答えない。

再会した18歳のアクアは素直だが、幼児が喜ぶような遊びに狂喜し、
仕事の電話をする父親を許せずスマホを床に叩きつけるような激しい一面を見せる。
捨てられた物に執着し、カメラやビデオデッキなどを拾って来ては“直している”と言う。
また時折過呼吸のような発作を起こして父親を驚かせる。

アクアの生い立ちに何か大きな秘密が隠されていることは容易に想像がつくが、
それが教会で神父から性的虐待を受け、母のもとに戻っても
母親の心臓の具合が悪くなれば客を取って生活費を稼ぐという事実は衝撃的だ。
この事実にたどり着くまでに少しずつアクアの異様さをチラ見せしていく手法が巧い。
人間も時計と同じように“直してあげる”と父親の遺体にナイフを突き立てるラストまで
彼女の狂気がエスカレートしていく様に釘付けになる。

ロックウェルの、父親としての負い目から来るアクアに対する“甘さ”がリアル。
弁護士の汚いやり方を見破る冷静さを持つ彼が、娘に対する疑念からは目をそらす。
またアクアの振れ幅の大きい性格は、再会した父親への甘えに見せつつ
実は巧妙に父親を追いつめるしたたかさを感じさせてこれも巧い。

あまりに悲惨な人生に絶望して、頭の中で別の世界を創らなければ
生きていけなかったのかもしれない。
もう二度と自分を捨てることが出来ないように、母親を閉じ込めるために作った鉄格子、
その鉄格子の中で、本当はアクア自身が、一歩も出られずにもがいていたのだ。



Collected Stories

Collected Stories

Art-Loving

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/04/27 (水) ~ 2016/04/29 (金)公演終了

満足度★★★★★

ニューヨークが見えました
ドナルド・マーグリーズの世界にぐいぐいと引きずり込まれました。

ネタバレBOX

フィクションとノンフィクションが入り混じったストーリーがいいですね。
あまりの話の面白さにぐいぐい引きずり込まれました。
アメリカンドリームを夢見るルースを演じた北澤小枝子さんとルースを最後まで包み込むリサを演じた鳥越さん、とても素敵した。
また客席から見ての縦のラインの使い方、奥行き感が出てとても良かったです。ウッディアレンの顔がリサが何気なくめくるタイム誌(ライフ紙?)の表紙になっていて、完全にニューヨークでした。

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