
かぶりはしたけど、はいてはいない
バカボンド座
枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
裏側みる。
センターの裏と表の顔のシーンがあって、笠原氏が、どういう理由でなにをしていたか、バックヤードも演技でみせます。そしてえん罪について。
男色設定もありますが、みなさまそこまで笑う?という感じでした。
タイトル、こういうことか、です。

世界とクチバシにMETAFICTION
あなピグモ捕獲団
ぽんプラザホール(福岡県)
2016/10/10 (月) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★
人が多いと。
ゴチャゴチャしますが、捜索隊と考えるとすっきりか。芯はわかりました。美術とオープニングは好みです。

るつぼ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2016/10/07 (金) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★
言葉の暴力が招く不信感
新国立版観劇済み。座って見てるだけなのに、緊張感がありすぎる展開にそれを緩和するような場面もあまりなく、終演後には物語の硬質さにグッタリ。つまらない、というわけではない、緊張の途切れない舞台で集中して見られたのは、やっぱり見せ方が上手かったのかな。
同じ作品を見ていたつもりだが、新国立版が女性の視点なら、コクーン版は男性視点といった感じ。イエスの神様とその宗教観が生まれた時から骨身に沁み付いている国のことだから、信念を貫くこと、それこそが17世紀の正義だったんだろうけど、そんな世界観が背景にあるのに、どことなく現代世相も透けて見える。
固定化されたセットの中で俳優が演技しているだけなのに、オランダやイタリアの印象派絵画を鑑賞している気分になり、脳内が勝手に美の巨人の解説の声が聞こえてきそうな錯覚も。衣装や美術がこれまで見た海外戯曲作とは雰囲気が違い、この作品にあって良いなーと思ったら演出家同様、本家イギリスのかたが担当されてた。それも一因か。

お気に召すまま
ワタナベエンターテインメント
本多劇場(東京都)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
初日を観てきました
いいバランスであっという間の2時間でした。
西井幸人くんちょうひさしぶりに観ましたが(もしかしたら生で観るのは初めて??)、印象とちょっと違ってびっくりしました。しかし横を通る時にたいへんいい匂いがしました。一番心配していたのは牧田のタッチストーンだったんですけど、どうしてこれがいい塩梅でした。お話の邪魔をせずにいいアクセントになっていた。見直したのでもう暫く褒めていきたい次第です。あと、遠藤さんのオードリーめっちゃ好きです。あの表情の作り方ときたら!!
鈴木さんは存分に歌ったし(ぜいたく!)とても楽しい空間でした。

100人のタナカ!
PocketSheepS
TACCS1179(東京都)
2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待以上の面白さ
エンターテインメントとして確立した見応えのある作品。
世界観や設定も無理なくとても解り易いSFコメディ!
舞台を縦横無尽に使った演出も秀逸でした。
でもちょっと役者さんが多いのかな…とも思う。
全ての役者さんにそれぞれのキャラクターと役割が与えられ、
きっと出役のみなさんのモチベーションが高まり、
あの壮大な物語が確立する一面もあると思いますが、
やっぱり話が長くなり、同じドタバタを繰り返すことにも。
面白い物語をより分かり易く!
でもこれだけ魅力的な役者さんが揃うと、いろんな事をやりたくなるのか。
面白い物語を素敵な役者陣いっぱいで楽しめました。次回作も期待です。

100人のタナカ!
PocketSheepS
TACCS1179(東京都)
2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
観た目より深い内容
「世界がもし100人の村だったら 」という話...世界には60億人強の人がいるが、それを100人の村に縮めるとどうなるか。インターネットを通じて世界的に流布した人々の相互理解、相互受容を訴えかけるもの。世界には人種、性別などいろいろな人がいて、それぞれが認め合いながら生きている。しかし、実態(現実)は色々な意味で差別などがある。
本公演は、現実の世界ではなく、天才科学者である田中士郎の脳内とシンクロする仮想もの。人の感情は時や場所、状況などによって違うし変化もする。その感情表現は100どころではないだろう。人は時として自分自身をも持て余す色々な感情を抱え、その気持にうまく折り合いをつけて生きている。
物語の発端は「愛」であるが、その人間的感情と”AI”が絡むような面白さもあった。
(上演時間2時間10分)

理想の不幸
HIGHcolors
「劇」小劇場(東京都)
2016/10/05 (水) ~ 2016/10/11 (火)公演終了
満足度★★★★
果たして
理想の不幸があるのかは解らなかったですが、劇中での「不幸は連鎖する」の言葉には、なんとなくわかるような気がしました。なかなか難しい内容でしたが面白かったです!

愛鷹山の古狼と天狗
office「未塾」
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2016/10/15 (土) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
勝敗の行方にハラハラ・ドキドキ
なぜ「白菊」は思いを寄せる「平八郎」と戦う選択をしたのか?なぜ本人であることを告げなかったのか?私には理解できませんでしたが、それ以外はとても楽しめました。後半の師弟対決は勝敗の行方にハラハラ・ドキドキでした。

MOLOK
劇団メリケンギョウル
明石スタジオ(東京都)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
勉強不足で…
重く長大な物語を笑いを取り入れながら解り易く解きほぐし、
新たなるマクベス像を提示していた。…のであろうが、
自分自身がマクベスやシェイクスピアに疎く、
本筋のベースを知らない事もあり、物語に置いて行かれた感が強かった。
古典に勉強不足が響き、
登場人物の名前と相姦が理解できないのは痛かったものの、
大筋のお話は面白く楽しめました。
史実と虚構の面白さをもっと楽しめるように、
真面目さと笑いのギャップを小さくして、
解りやすく説いても良かったかもしれない。
演出の方向性とは違うのかもしれないが…。
単純だが立体感のあるセットも良かった。
黒一色の世界は、想像力が膨らみ、
高さと奥行きを活かした演出も匠で良かった。
次はもっと勉強してから参ります。

歌姫
タクフェス
サンシャイン劇場(東京都)
2016/10/05 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★★★★
歌姫
ちょっと(だいぶ?)変った(個性的な?)登場人物や、宅間さんの無茶ぶりに大笑いしてしまったのですが、切ない純愛物語でした。なので・・・

翼とクチバシもください
クロムモリブデン
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/05/11 (水) ~ 2016/05/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
観劇から時間が経っても、いや経つほど残像が消えない
クロムモリブデンは初観劇
観終わった後はやや圧倒された部分もあってかそこまで心が動かされた感があったわけではなかった
しかし、時間が経てば経つほど、脳が整理して言語化というか感覚化していっているのか、場面や台詞、登場人物の表情などが薄れるどころかくっきりと思い出せ、リズムを刻むように頭のなかで踊りだしている状況
役者さんが全員存在感が半端無くて技量も素晴らしかった
荒涼とした心象風景をステージに、心地良いテンポとリズムの中で暴風のように過ぎ去っていく場面場面が非常に楽しかった
DVDが早く欲しい

遠い国から来た、良き日
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
「“戦争と平和”のリアル」
私の少年時代には“戦争と平和”をどう感じていたのかなどと思いながら、観させていただきましたが、多感な少年少女達の感情や心情がよく描かれており、場面転換もクイックリーで物語りに集中できました。
大人となった今、改めて感じることが多かった作品でした。

遠い国から来た、良き日
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了
満足度★★★★
紛争地 花四つ星
の住民の生活を覗き見、難民キャンプも可也見て回っている自分にとっては、戦闘シーンや残虐な描写が随分抑えられ、リアリティーには欠けたが、それでも日本の一般の人々にとってはかなりショックを受けた人々も居るハズ。

デトックスウォーターをガブ飲みするセンパイ
パイのミ
Live Cafe&Bar PLACEBO(大阪府)
2016/10/08 (土) ~ 2016/10/08 (土)公演終了
満足度★★★★★
笑いに笑い 大好物です。
中野π子(May)とハシグチメグミ 室屋和美、池下敦子 最強メンバー 替え歌から般若の女子会 控室での会話 笑ろた 笑ろた!! ただただ 笑いに笑い、 お好みとごはん 焼きそばとごはん 炭水化物に炭水化物 笑いに笑い いいじゃないですか。大好物です あーー楽しかった!!

アイドルくの一忍法帖 ー風魔四姉妹の逆襲ー
劇団「神保町界隈」
テアトルBONBON(東京都)
2016/10/13 (木) ~ 2016/10/16 (日)公演終了
満足度★
リハにしてもひどい
客を馬鹿にしていると感じました。
ヘラヘラしている演者が何人もおり、面白くもないアドリブをやり続けているのは見ていて苦痛でした。
面白いと思ってやってるであろう下ネタも気持ちが悪く、一部の役者のファンであろう客が無理に笑っているだけの地獄絵図といった感じでした。
参加したくもないままにこの芝居に巻き込まれたであろう人たちは本当にかわいそうだなと思いました。
運営は客や演者のことを本当に考えるのであれば、この公演はしない方がよかったと思います。

「ウサギ小屋裁判」
Random Encount
カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)
2016/10/07 (金) ~ 2016/10/09 (日)公演終了
満足度★★★★
再確認する 子供の心と母親の心
子供たちの心 自らの裁判で考え悩み そして 犯した罪とその重さ 行きついた先は、 繋がっている.・・・罪は・・・ 自分で止めた子供たちの心。 自分たちに下した判決。 極端な場面設定の中 親が出した結論は、親が下した判決は、それぞれの心の中、 親の子供への愛の方向。 そして再確認する子供への想い。 上手い役者陣が演じる作る、子供の心と母親の心。

鱗人輪舞(リンド・ロンド)
DAZZLE
あうるすぽっと(東京都)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/23 (日)公演終了
全てのカテゴリーに属し、属さない、曖昧な眩さ。
DAZZLE の公演は、どれだけ期待値を高めても、それをヒラリと舞うように越えてゆく。
今回の作品も衝撃だった。
全ての瞬間、瞬間、が尋常ではない緻密さと儚く退廃的で、そして決して折れない美しさの連続だった。
二十周年記念公演と云う事で、彼らの培ってきた全てが凝縮された作品だった。
マルチエンディングでは観客が舞台上の世界の行く末を決める。その時に、本当に手が震えた。
彼らはDAZZLE と云うダンスに人生を捧げ、命懸けで踊っている。命懸け、が比喩ではないとあの舞台に触れれば理解出来ると思う。
そして触れてしまえば、渇いた世界での水を求めるように、彼らのパフォーマンスを求める。
まだDAZZLE を知らない、観たことが無いと云う人がいたら、今、この時、DAZZLE に気づいて欲しいと願ってやまない。

不謹慎な人たち
ねじリズム
シアターブラッツ(東京都)
2016/09/28 (水) ~ 2016/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
不謹慎なドッキリの先にあるものとは?
付き合って五年になる恋人・吉田との結婚を考える山神しおりが、吉田の本心を確かめるために、不謹慎なドッキリを仕掛ける。
そのドッキリとは・・・自分が死んだことにしてウソのお葬式を営み、吉田がどんな反応をするのか?というものだった。
吉田は、しおりの企み通り、遺影の前で泣き崩れ「本当は結婚したかった」と告白し、その企みは一見成功したかに見えた。
が、そこからしおりは、自分にそっくりだったという吉田の過去の恋人・みわこの存在に悩まされるようになり、みわこに似た自分が好きなのか、しおりとしての自分が好きなのかを知るために、さらなるドッキリを仕掛ける。
その過程で、15年ぶりに明かされるみわこの死の真実。
そして、そのドッキリに込められていたのは、みわこの死から徐々におかしくなっていった吉田に、人としての心を取り戻させようとするしおりの深い愛。
終盤で、事態が二転三転するようなドッキリに客席も騙されながら、最後はスッキリし、笑って観終ることのできる結末がよかったです。
今回は群像劇ということで、個性的な12人の登場人物がぞれぞれしおりと吉田に複雑に絡んでくるので、それぞれの思惑で動く不謹慎な人たちの人間模様もとても面白く、楽しめました。
また、小劇場には珍しい回り舞台という大仕掛けが場面転換に効果的に使われていて、その舞台を回しているのが出番のない役者さんたち、という演出も斬新でよかったと思います。
こんな風に、毎回新しい仕掛けや試みで驚かせてくれる劇団ねじリズム。
次の作品が、早くも楽しみです。

解体されゆくアントニン・レーモンド建築旧体育館の話
かまとと小町
シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)
2016/09/24 (土) ~ 2016/09/25 (日)公演終了
満足度★★★★
旧体育館の話。ガールズ・ビー・アンビシャス!全編ギターの生演奏!
一度、かまとと小町 さんの公演をしっかり拝見したいと思っていました。
番外公演ですが、拝見できた良かった。
息吹、敬虔、奔放、哲学、癇癪、沈黙、平穏、飴玉、史学の女子大生9人。
その名前の通り、個性的で、それぞれの想いもって大学に入学した女子大生たちのガールズトーク。
彼女らは何を成し何処へ向かうのか?
多感な女子大生たちへ、ガールズ・ビ・アンビシャス!
おじさんも頑張ります!
全編ギターの生演奏も凄かった!
先週の赤猫プロジェクトさんのウクレレ生演奏も凄かったですが、こちらのギターも凄かった!
追伸、この秋、学生演劇花盛り、行けない公演多数ですが、この前の週のちゃうかさんの「Яeverse」も良かったです。

慕情の部屋
スポンジ
新宿眼科画廊(東京都)
2016/10/14 (金) ~ 2016/10/18 (火)公演終了
満足度★★★★
豚箱友情物語、ではないが。
初スポンジ、名前もこの度知った。
タテに長い新宿眼科画廊(地下スペース、逃げ口無し)の奥行きを使った、多場面を作りだす装置の活用で、「物語」はテンポ良く、スリリングに進んでいた。
スーパーのバックヤード、ビデオ屋店内、主人公の部屋、上野、留置場、接見室・・。
印象的なのは、狭い横幅をさらに狭める上手側の小さなエリアで、機材を駆使して無機質系の「音楽」未満ただの音以上の幻想音を「生演奏」する姿、ドラマを「不穏」に盛り立てていた。
当て書いたように物語上のキャラに合う人達は、一劇団に属する同質感がないが、持つキャラによって物語の中に嵌め込まれ、総体で一つの芝居をこなし切った感じ。
悪行の果てであるはずの檻の中が、最もヒューマンな空間だというのも皮肉が利いて好きである。