最新の観てきた!クチコミ一覧

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ベガスペガサス

ベガスペガサス

やみ・あがりシアター

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/06 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

いまだに耳からとれないです「べーガス、ペガサス!」の歌。何度も繰り返し聞かされたのに、もう聞きたくないやとならずに、なんなら陽気に口ずさんでいて、たぶん私もあのカジノに囚われてしまっているんでしょうね…

ネタバレBOX

シンプルな舞台ながら、ルーレットをまわす時に開かれる布とゴールドの球のインパクトたるや。焦点を絞った舞台美術によってこの作品に通された一本の線が、天井から床に突き立っていました。こんなにも美術の力が強いのに、けして作品を食わずに芯を通している。もしCoRich舞台芸術まつり!にスタッフ賞があるならこの美術に送りたいです。

北区のペガサスホールを舞台に、イマーシブシアターとはなにかという問いかけとともに、カジノをテーマに人間の欲望や幸福に切り込んでいく充実のエンターテイメント戯曲。そもそも北区の王子には劇場の所在や取り組みをベースにした演劇や劇団や観客の繋がりがあり、多くの観客の反応からも(※客席に挙手や発言を促すシーンがある)、やみ・あがりシアターを何度も観ている、王子によく観劇に来る、という人の多さが伺えました。そのうえでの物語や、日替わりゲストの設定や紹介の仕方など、「どこで」「だれに」観せるかという土台のしっかりとある公演でした。

15人もの登場人物のそれぞれに葛藤があり、変化がある。演じるどの俳優も個性的で、作品において対等でした。今回の観劇で心惹かれて、過去の出演歴や今後の予定を調べてしまった俳優が何名もいました。全員大切ゆえに全員分の背景を描くことで、すこし中だるみしたきらいもありましたが、全体の印象として好ましく、まるでルーレットに並ぶ数字のように誰もが輝いて見えました。

この人数の座組と上演形態を実現する力と積み重ねに対する敬意でいっぱいです。楽しかった!
ガラパゴス

ガラパゴス

キルハトッテ

水性(東京都)

2026/03/10 (火) ~ 2026/03/15 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「イグアナ」はこれまで女性のさまざまな象徴として創作物に登場してきましたが、今回は、中絶手術をおこなったサチコ(吉沢菜央)の身体がイグアナになるところから始まります。ほかの生物に変身する設定や、どこかしらが過剰な登場人物たちにより、女性の仕事や出産や生活についての壁や葛藤が語られます。

ネタバレBOX

この社会で、女性はどう生きるか。どう働くのか、子どもを産むのか、そのタイミング、そもそも自分で選び取っていくのかさえ、人それぞれの人生と背景があります。それらは生まれ育った環境と経験によっても価値観が異なるものです。おそらく客席にいる人たちの考え方はバラバラで、だからこそサチコを中心にあれよあれよと進んでいく展開は抽象度が高く、人によって作品の解釈に大きな相違はなくとも、感想や意見などの受け取り方が異なるシーンが多いだろうと想像しました。

題材やその描き方は深く鋭い一方で、もっと力強い方向づけがあってもいいかもしれないなと感じました。けれどもひとつの作品ではなく劇団公演だとして考えると、観客がともに悩める上演だと肯定的に感じ受け取りました。「作り手の疑問」からはじまり、戯曲を書くことで悩み、演劇を創ることで考えるなら、観客はただ作品の受け手ではなく、同じ時代をともに歩む、演劇を媒介にした同志たりえます。
ただその場合は、身近な体感だけでなくもっと現代の社会的なことがらを組み込むと作品としての強度は増すかなと思いました(たとえば中絶薬の話題を出すなど)。

また4名の女性たちがそれぞれ抱える苦しさが描かれる一方、男性はどこか現実離れしており、1役ずつに多くのものを背負わされています。女性が女性というだけでさらされる苦難はデフォルメされつつも切実でしたが、そこに該当しない存在として、奥山樹生さんと村田天翔さんが作品におけるバランスをよく背負ったなと思いました。

それでも、軽やかに覚悟を感じる演劇でした。
奇抜な展開を受け入れさせる筆力・俳優の佇まいはともに、安定した場をつくれる劇団としてのさらなるポテンシャルを感じました。全体を通してコミカルなまま、疾走感を持ってラストシーンへと向かっていきます。最後の台詞は、夏の日に人々が騒ぎ去ったあとの荒涼としたグラウンドに水が落とされたような、渇きに染み込む心地よさでした。たとえその水がすぐに乾いたとしても、一瞬でも潤った安堵は生きる力になります。この次、さらにその先を、期待をもって追いたくなる劇団です。
一万円おじさん

一万円おじさん

株式劇団マエカブ

絵本の劇場カメレオン(香川県)

2026/03/07 (土) ~ 2026/03/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

愛媛県松山市の田町商店街のなかにうまれた「絵本の劇場カメレオン」のこけら落とし公演。カラフルで目を惹くグッズや内装に心躍らせ、客席について、受け取った当日パンフレットを開いたら、工事開始前の劇場内のがらんとした白黒写真が大きく目に飛び込んできて、「これが、この姿になったのか」と、演劇を祝福するような気持ちになりました。いろんな方の手をかけて、地道に作られてきたところに座っているんだと、感謝でいっぱいです。

ネタバレBOX

劇場の経営は、想いだけでは続けられない大変なことだと思います。こけら落としとなる本作については、その「想い」と「経営・経済」を両立する思想の込められた題材として、渋沢栄一がモチーフとなっています。一般チケット2,500円のほかに「経営者チケット」10,000円の設定も作品や劇場の在り方に沿っていて良かったです。

カナコ(宮本はるか)とハル(小川晴菜)というタイプは違うけれども自立心の強い女性ふたりと、「自分は渋沢栄一だ」と言い張る男(三嶋孝弥)。公園の片隅で、社会や働くことといった世の中のあり方を考える会話が続きます。一見、男性が若い女性に社会を説くマンスプレイニングのようなやりとりも、男がホームレスであるという設定と三嶋さんによるダメダメな人物造形で、3人が対等に人として意見を交わしているように感じられました。それにより語られている内容に意識がいき、バランスの練られた戯曲でした。
3人のキャラクターがはっきり活き活きと演じられており好ましかったです。どうしても物理的な奥行きがないので、空間が平たく、目的のために俳優が出てくるように感じられるところもありましたが、3名の俳優が物理的に限られたなかでもバラエティをもたらしていました。
できれば照明や音響などテクニカルスタッフの情報がどこかに掲載されていると嬉しいです。

マエカブさんは演劇でさまざまな取り組みをされていて、秋に全国の劇団が集まるカブフェスはいちファンとして足を運び楽しんでいますが、またあらたな拠点が、人の行き交う商店街のなかに「まちを変えていく最初の灯り」としてうまれたこと、場をつくるという取り組み、たくさんの人の「好き」が集まることが眩しいです。私は「演劇は営みだ」と思っていますが、まさに日々の営みとともに立つ小劇場。今後はここでワークショップなどいろんな企画がおこなわれるそうで、心から応援しています。
われらの血がしょうたい

われらの血がしょうたい

範宙遊泳

シアタートラム(東京都)

2026/02/21 (土) ~ 2026/03/01 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

公演前から来場、入場、公演、終演まで全体を通して、情報も上演もガイドもスムーズで洗練されており、充実した観劇でした。

ネタバレBOX

これが2015年の作品かと、その脚本の弾力にまず驚きました。今同じ切り口で新作を書いたらどうなるんだろうという期待と興味はそれとして、なめらかに2026年の上演とした額田大志さんの演出に安心感があります。山本卓卓さんの戯曲はほかの演出家の手により強く叩きあげられる印象があるのですが、今回安定して感じられたのは、俳優をふくめた演出が空間全域に対して筋を通していたからのように思います。
音も、照明も、美術も、空間と姿勢を伸縮させていて、密度があるのに余裕がある、刺激的なのに安定感がありました。音が折り重なり、距離も時間もフラットに飛ばす演出。そこにある4名の身体は、人間を演じていなくも人間臭く、時空を超えても命を感じる。俳優の身体能力の高さと佇まいが力強くありました。
さまざまなセクションが互いに貢献しあい、充実した上演でした。

充実ゆえか、もくじの区切られた脚本構成ゆえか、全編を通して淡々とした進行は、時のない時空を揺蕩っているようでした。それは「ザマあるいはゼロ」の感覚に近いのかもしれません。
そんななか投じられる、後半の「4分の0」による叫び。無限の空間に個の声を投げかける様は数々のSF作品と重なるシーンではありますが、このアナログな叫びは2026年にリアリティを引き連れて響きます。それは大きな衝撃ではなく、私たちはもうこの世界に下半身くらいは浸かっていることを思い出させ、そこに響く叫びは希望と絶望が同居するように感じられました。4分の0役の端さんの、率直であり柔軟な演技にも惹きつけられました。

劇団活動開始から19年。四方に安定感のある上演が頼もしかったです。
Days Of Grey Sunlight

Days Of Grey Sunlight

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2026/06/26 (金) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/06/26 (金)

ダンスに力を入れているようで、観ていて楽しさのある舞台だった。
それぞれの生き物にそれぞれの背景をちゃんと描いていてキャラクターへの理解が深まるストーリーだった。

Days Of Grey Sunlight

Days Of Grey Sunlight

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2026/06/26 (金) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

感動的なストーリーだった。イヌ役がみんな魅力的だった。

Days Of Grey Sunlight

Days Of Grey Sunlight

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2026/06/26 (金) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ダンス満載、笑い満載で弾ける舞台!面白かったです。

 杏仁豆腐のココロ

杏仁豆腐のココロ

演劇ユニット「みそじん」

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2026/06/30 (火) ~ 2026/07/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

橙チーム観劇
究極のふたり芝居と言う感じ
鄭義信のホンはやはり面白い
ふたりとも表情が良かった
とりわけ大石ともこの演技が秀逸
コメディかと思ったらどんどんシリアスに
基底には温かさがある
セットも必要かつ十分で良く作られていた


ネタバレBOX

留守電に残す形の前説が傑作だった
Days Of Grey Sunlight

Days Of Grey Sunlight

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2026/06/26 (金) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

心温まる舞台でダンスもたっぷりとても良かったです

ストーブがすっ飛ぶ!!!

ストーブがすっ飛ぶ!!!

演劇集団SMILE JACK

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2026/07/01 (水) ~ 2026/07/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

設定としては王道のハートフルコメディですが、前半のテンポの良いドタバタ劇から後半の展開への切り替わりが見事で、そのギャップにぐっと引き込まれました。
登場人物も基本的にみんな良い人ばかりなので、安心して物語に入り込めるのも魅力。
笑いあり、ほろりとする場面ありで、観劇後は心がほっと温かくなる作品でした。
ダジャレが物語のアクセントとして効いていて、最後まで楽しく観ることができました。

 杏仁豆腐のココロ

杏仁豆腐のココロ

演劇ユニット「みそじん」

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2026/06/30 (火) ~ 2026/07/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/01 (水) 19:30

橙チームを観劇。思っていたのとちょっと違って、シリアスでハードなセリフが飛び交う。面白い。(2分押し)82分。
 鄭義信が2000年に書いた戯曲で、いろいろなところで何回も上演された作品だが、個人的には初見。クリスマスイブの茶の間、離婚しようとしている夫婦の2人芝居。ちょっとホッコリする芝居が多いユニットだが、本作はシビアなセリフも多いし、何故別れるのかが徐々に分かる展開が一種の謎解きの要素もある。優れた戯曲だが、演出も2人の役者も舞台美術も優れた、良い芝居だった。
 構成員が三十路ということで「みそじん」と名付けたユニットも、40代の大石ともこ一人になったが、芝居作りは変わらず面白い。

「月の谷」「らん」「赤い石」

「月の谷」「らん」「赤い石」

秦組

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/06/26 (金) ~ 2026/07/02 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

『月の谷』『赤い石』を観劇。160分の大作でしたが、長さを感じさせない濃密な時間でした。
脚本、演出、キャスト、そして生演奏を含む音響まで、どれも素晴らしく、上半期に観た作品の中でも屈指の一本でした。
単なる勧善懲悪ではなく、それぞれの登場人物に譲れない想いや立場があり、誰の視点で見るかによって物語の見え方が変わるのも魅力的でした。
気づけば作品の世界にぐっと引き込まれていました。
この先へ続く『らん』もぜひ観たかったのですが、日程が合わず断念しました。だからこそ、なおさら続きが気になります。
ぜひまた再演してほしいと思える、心に残る作品でした。

ラーメンロック!!

ラーメンロック!!

KENプロデュース

シアターシャイン(東京都)

2026/06/30 (火) ~ 2026/07/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

味噌班の初日を観劇しました。冒頭から生歌とダンスで始まり引き込まれました。

観る前は「2時間は少し長いかな」と感じていたのですが、生歌の迫力と絶妙な効果音も相まって、ラブコメディがテンポよく進んでいきました。特にシャブリーの生歌が上手で、びっくりしました!
今回は舞台が間近で見える抜群の席だったのですが、役者さんのタトゥーに何て書いてあるのかまでマジマジと観てしまいました(笑)

身近なラーメン屋を舞台に、過去のバンド仲間や元カノたち、ラーメン屋のスタッフと客の人間模様がコミカルに描かれていて、笑いどころも多く、面白かったです。エネルギーをもらえました。
味噌や醤油、豚骨などチームによって違うみたいなので違いを見るのも楽しそうです♪

ネタバレBOX

舞台は、とある街のラーメン屋。
そこに新米として入店したユージンと、時を同じくして職を失いここで働くことになった元カノのサクラ。

かつて伝説のロックバンドを組み、当時の恋人・シャブリーから一方的に解散を告げられた過去を持つユージンは、いまや静かにラーメンの世界に身を置こうとしていた。しかし、そんな彼の前に、バンド再加入を企む仲間・ベニーが客のフリをして偵察に現れる!

ユージンをなんとかラーメン屋から連れ戻そうと、あの手この手で画策するベニー。一方で、共に働くうちにユージンへの想いを再び募らせていくサクラ――。

ラーメン屋という身近な場所を舞台に、過去のバンド仲間や元カノたちの思惑がドタバタと交差する、笑いと波乱に満ちたラブコメディの行方は……!?
ラーメンロック!!

ラーメンロック!!

KENプロデュース

シアターシャイン(東京都)

2026/06/30 (火) ~ 2026/07/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

味噌班を観劇しました。

ネタバレBOX

山保社長の際立つキャラクター造形がとにかく秀逸で、一度見たら忘れられない中毒性があります。ささもとのあまりにも個性的でユニークな立ち回りも、作品に最高のアクセントを添えていて愉快そのものでした。
そして物語のクライマックス、元恋人たちが涙ながらにエモーショナルな盛り上がりを見せる場面では、観ているこちらも祈るような気持ちになり、最後は熱いものが込み上げると同時にホッと胸をなでおろしました。
たっぷり笑わせるコメディでありながら、最後にはしっかり心に刺さるドラマがあり、楽しかったです。
ラーメンロック!!

ラーメンロック!!

KENプロデュース

シアターシャイン(東京都)

2026/06/30 (火) ~ 2026/07/07 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「味噌班」を観ました。コメディタッチのドラマ作品でした。笑いがあり、しんみりとした場面があり、歌もありで楽しかったです。

音楽演劇「光かもしれない」

音楽演劇「光かもしれない」

エリア51

スタジオ空洞(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

You can't fake the groove

ネタバレBOX

高度に発達したテクノロジーによって人間の存在価値が変容した世界で、相棒のロボットを伴い果てしない旅を続ける姿を描いた本作。一見すると既視感のあるスペースオペラでありながら、言葉や音楽、映像が独立せず一体となって生み出す圧倒的な「グルーヴ」というべき推進力が、作品を貫いていました。その劇的構造が、客席で静観していることすら不自然に思わせる高揚感を伴って、世界の不穏さや記憶の切実さを浮かび上がらせていたように思います。

音楽演劇という構え方が、図らずも演劇が音楽を包括しうるという部分と、音楽は演劇の中においても独立しうるという部分を両方示せているのは興味深い点でした。同時に、ここで指す演劇とは何か、問いたくなる作品でもありました。
 杏仁豆腐のココロ

杏仁豆腐のココロ

演劇ユニット「みそじん」

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2026/06/30 (火) ~ 2026/07/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

安定した二人芝居です。思ったより重めの話でした。多分30年くらい前の話ですかね?固定電話とCDの世界観。

ブン/ダン

ブン/ダン

劇団チャリT企画

新宿シアタートップス(東京都)

2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/24 (日) 14:00

現在の日本に酷似しているがテクノロジーは進歩し政情の一部は悪化している架空の国を描いたフィクションだが、今の政情に対する楢原さんの憂い/疑問/怒りが「ど真ん中の剛速球」で描かれており何度も首肯した。そしてラストの怖さよ!

りんごが落ちる

りんごが落ちる

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2026/06/13 (土) ~ 2026/06/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今回は隣人(大西多摩恵)役の登場後、暫く寝落ちしたが、凡そ舞台を観られたと思う。ただ起きた時に迷子になったのは、俳優役(浜田学)の前に出現する面々の共通項が(クイズの問題文の一部が伏せられた感じで)一人を掴み損ねた事で掴み損ねたので。ノゾエ氏の作品らしく摩訶不思議の世界があり、順不同に散りばめられたピースを構成するパズル要素がある(と思って観てる)。
彼の学生時代の後輩、かれが今日初演に立った舞台の演出家(女性)、隣人、妹。現実のものとも夢の中のものとも知れないオーラを漂わせて彼らは、何処となく主人公の鏡のようにある、という感じ。それぞれの自分語りが主人公とどう関係するのかも、微妙なラインを辿って行く作りゆえにやはりピースが抜けると見えづらい。が、どうやら狙われてる構成は推察されて来て、ラストを迎えた時には不思議な群像たちの絵に収まっていた。
面白い台詞や瞬間があったがぼやっとした時間の流れの中で砂金がチカッと煌めく感じに過ぎて行く。
確かめたい理由だけでなくもう一回、機会があれば観たいと思った。

俺節

俺節

イープラス/TBS/キョードー東京

東京建物 Brillia HALL(東京都)

2026/06/10 (水) ~ 2026/06/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです!
主人公コージが、青森から上京し演歌歌手を目指すという、漫画が原作のストーリー。
主役を演じた松田元太さんの熱演、力強い歌声が素晴らしかったです。
流しを演じた六角精児さんは、歌もギターも上手くて、芸達者だし存在感もありました。
愛する人との別れ、上手くいかない現実、現実の厳しさ、夢を叶える為に抗う中、ラストの歌声は、涙腺が緩みました。
笑いあり、涙あり、感動ありで、観応えのある素晴らしい舞台でした!

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