
第三の証言
劇団青年座
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2026/05/21 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
灰色に塗り潰された壁。赤錆びた鉄骨が頭上を斜めに貫いている。JCRのP箱とビールケースをグレーに塗り潰した物が並んでいる。それを椅子代わりに。途中、その上にベニヤ板を渡してテーブル代わりにも。
『コラボレーターズ』のようなサイレント喜劇演出やフラッシュモブがブリッジに流れる。同じ演出家かと思ったら違ってた。西田茉莉さんの無表情ダンスや岡本大樹氏のリズミカルなマイムが印象に残る。『スリラー』のような漫画的な恐怖表現。マクシム・ゴーリキーの『どん底』っぽい場面や不条理系のディストピア工場の描写。
主人公・石塚雄大(ゆうた)氏はせいやっぽい。
社長・工場長的役割の横堀悦夫氏は石橋蓮司っぽいと思っていたが今作では緒形拳似。
その妻、ひがし由貴さんは精神を病んでいる。鼻が高い。
伊東潤氏は塚田僚一っぽい。
彼との結婚を控えた佐原良砂(つかさ)さん。
戦争で松田周氏は大事なものを作らない人生観を身に付ける。西野亮廣っぽかった。
彼を密かに想う尾島春香さんは小保方晴子寄せ。
会社の不正を告発して辞めていった豊田茂氏は大鶴義丹、なべおさみ系だが今作では朝倉未来似。
屈折した母親・万善香織さんは鼻に特徴。
手拍子が鳴ると勝手に踊り出してしまう知的障害者の娘・西田茉莉(まつり)さんは今後要注目の存在かも。
刑事の加門良氏の貫禄。
電報配達夫と刑事の岡本大樹氏はコンテンポラリー・ダンスのようなマイムが鮮やか。
ビスケット工場に入社したばかりの石塚雄大氏。知的障害者の西田茉莉さんと首吊ごっこをしている。西田茉莉さんは何を聞かれても「ハァイ」と元気よく答えてくれる。石塚雄大氏は工場のあちこちに鼠の死骸を発見。ビスケットの原料である粉を食べた様子。これは毒物じゃないのか?工場の人達に伝えて回るが誰も相手にしてくれない。到頭、警察に通報する。
謎のビスケット工場。本当の社長は電報で指示を出すのみで誰なのかも分からない。横堀悦夫氏は指示通りに動くのみ。高額な給与で従業員は疑問を飲み込み口には出さない。
俺達は一体、本当は何をやっているのか?

時計のこども Child of Time
キューブ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2026/05/15 (金) ~ 2026/05/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
音楽は良いんだけど、話はいま一つかな。
リーディングとミュージカルって合わないような気がしたけどやっぱり合ってなかった。制作途中のプロトタイプって感じ

ハラス
劇団美辞女
ウッディシアター中目黒(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

泰山木の木の下で
劇団民藝
三越劇場(東京都)
2026/05/16 (土) ~ 2026/05/22 (金)公演終了

正義の血が騒ぐ
ライオン・パーマ
テアトルBONBON(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

御名残五月大歌舞伎
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2026/05/02 (土) ~ 2026/05/26 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「仁左衛門の盛綱」
大阪松竹座のさよなら公演の夜の部は仁左衛門の「盛綱陣屋」で幕を開ける。

complex
る・ひまわり
博品館劇場(東京都)
2026/05/21 (木) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ショー・バーを舞台にしたミュージカル、ユニークな設定で設定で楽しめました。色んなコンプレックスを抱えた人たちの群像劇でもあって、メインの政治ネタなんかは妙にリアルですね。文楽まで出てきたのはなかなかです。

ブン/ダン
劇団チャリT企画
新宿シアタートップス(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/05/21 (木) 19:30
ふざけた社会派チャリT企画の新作は、現実が追い付いてしまって、ふざけ切れない状況が・・・。96分。
憲法が改正され自衛軍が存在する「日本」で、とあるシェアハウスで反戦を巡って「分断」が生まれる…、的な物語。AIロボットが「自警団」を作っているとか、スパイを「代理人」と呼ぶとか、いきすぎた状況をふざけているつもりで書いてるんだろうな、っていうのは分かるんだが、現実の政治的状況がが劇中の状況に追い付いてしまって、ふざけているように思えないところがオソロシイとも思う。チャリTらしい作品で、終わった後の感触が『ネズミ狩り』に似ているような気がした。

花待つ鏡の向こう側
四宮由佳プロデュース
サンモールスタジオ(東京都)
2026/05/19 (火) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/05/20 (水) 19:00
チケプレにて観劇。
性別や趣味嗜好といった自分らしさとはなにかという言ってしまえばありきたりでもある題材だが、しっかりとその伝えたい核を持っている作品だった。
綺麗事だけではない、世間体や身内といった関係の中で揺れ動く心の機微をよく捉えて表現されていた。

ブン/ダン
劇団チャリT企画
新宿シアタートップス(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台は一見アットホームなシェアハウスの共用スペース
全くもって一般人の生活なる場に、じんわり社会問題を落とし込む見せ方が本当に巧い
「センソーハンタイ!」を叫べば「センハラですよ!」と訴えられる・・・は予め知っていたのだけれど
このセンハラという言葉が使われた時、あまりにスルっとなめらかに入り込んできたので思わず笑ってしまったし、会場にもざわつく感じの笑いが生まれていた
中東情勢悪化の影響を受けている今、戦争に対してのスタンスをこんなカタチで考えさせてくれるのは、やっぱりチャリT企画しかない!と思える公演でした

ブン/ダン
劇団チャリT企画
新宿シアタートップス(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

ウルトラソウルメイト
ロロ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2026/05/15 (金) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

不思議の国のアリンス ~ALinCE IN WoNDERLaND~
アフリカ座
萬劇場(東京都)
2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/04/23 (木) 19:00
価格4,600円
4月23日(木)19時の回を配信で観劇。

黒いチューリップ
新宿梁山泊
新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)
2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/05/08 (金) 19:00
座席D列14番
価格5,500円
5月8日19時の回を観劇。

居場所・ドラマの基礎と応用(2プログラム)
中野成樹+フランケンズ
シアター711(東京都)
2026/05/19 (火) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ナカフラによる演劇作品集。様々な短編〜中編を複数集め、2プログラムにパッケージされている。近年のナカフラ公演によく見られる形式で、僕の中では音楽ライブの「セットリスト」のように捉えています。多彩なレパートリーと多様な活動経験を誇るナカフラならではのスタイルと言えるかも。
今回は、公募した「1分間の戯曲」で構成された『ランダム1・2』や、1947年に執筆された秋元松代のデビュー作『軽塵』、ナカフラの代名詞とも言える「誤意訳」としてテネシー・ウィリアムズの短編2作が上演された。

裏緑特技悲喜話(うらみどりとくぎひきばなし)
爍綽と
浅草九劇(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
俳優・佐久間麻由さんの団体「爍綽と」の第3回公演。外部から作・演出家を招聘するスタイルで、今回はTHE ROB CARLTONの村角太洋さんが作・演出を担います。キャスティングやアフタートークゲストなどから察するに、演劇ファンとお笑いファンを上手に融合させたい、という意図を感じます。実際、客席の反応も上々で、舞台上と客席による良い相乗効果が起きている印象でした。

音楽演劇「光かもしれない」
エリア51
スタジオ空洞(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/05/20 (水) 19:00
座席1列
価格3,500円
初めてエリア51の公演を観てきました。
演劇と音楽が見事に調和した『音楽劇』、個人的にハマりました。演者の汗だくの熱演、楽曲の完成度、ストーリーも面白く、最前列で至福の時間を過ごしました。
次の公演もまた行きます!!

チョークで描く夢
トム・プロジェクト
シアターX(東京都)
2026/05/20 (水) ~ 2026/05/26 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/05/20 (水) 19:00
実話に基く一種のファンタジー。心痛くなるセリフが飛び交うが、最後は心優しく終わる。127分。
作・演出の中津留章仁が自劇団トラッシュマスターズで2023年に上演した作品を大きく書き換えての上演。障害者雇用で有名なチョーク会社に取材したそうで、初演も2回観るほど気に入った作品だったが、2幕物だった初演を重要なエピソードを混在させることで1幕に再構成した。舞台は昭和30年代前半で、今ならとても使わないような言葉が飛び交うものの、実は心優しい登場人物達で最後はハッピーエンドに。初演のアフタートークでその会社の社長が「奇麗事ですが、それをやるんです」と言ったとかで、ナルホド、と思う。中津留作品でも1・2を争う気に入った作品。

優しい劇団の大恋愛 Volume11『もっと愛してくれよ節』
優しい劇団
吉祥寺シアター(東京都)
2026/05/10 (日) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

空洞
座・高円寺
座・高円寺(東京都)
2026/04/29 (水) ~ 2026/05/17 (日)公演終了