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天使の決断

天使の決断

ザレ×ゴト

劇場MOMO(東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★

発想の自由さが心地良い
ルックス偏差値高っ!・・・まず目に入ってくる事なので。 
ファンタジーのフィルターを通すことで、ちょっとメルヘンで不思議な社会が、細かい疑問を感じる事なく機能しています。 
劇団代表さんの説明ではギリギリファンタジー作品(こんな世界がギリギリあるんじゃないか?的な作品)だそうです。 
本来は若い人向けなのかもしれませんが、かなりしっかりと作り込まれているので、大人でも充分に楽しめる作品になっていました。 
そして、あらすじ通り 地上へと落ちていく天使の決断に、がっつり心を揺さぶられてしまうのでした。

挽歌

挽歌

トム・プロジェクト

藤沢市湘南台文化センター・市民シアター(神奈川県)

2016/12/13 (火) ~ 2016/12/13 (火)公演終了

満足度★★★★

「挽歌」として詠む、歌。
劇団チョコらしい/トム・プロらしい舞台。前者は古川健氏の誠実な筆致、後者は俳優たちの佇まいから。
東京公演には時間が取れず地方公演へ赴いた。作者が「福島」をどう描いたかをどうにも知りたかった。
原発事故被災地としての「福島」への切り口に、これは意外な、しかし優れた着想だ。

ネタバレBOX

数首の短歌が冒頭に読まれる。高橋長英の低く押さえた声が響くと、「喪失」と「寂寥」の風が吹いて会場をさらってしまう。「状況」がこれらの歌を生み、歌が状況と思いを伝える。・・既にここに「答え」が有るので、芝居の展開に意外性が乏しいのは今作については憾みでもあるが、やむを得ない所だ。劇中の短歌が作者の作なのか、誰かの借用かは分らないが、、31程度の文字が芝居の中で持つ浸透力に、驚いた。

ホームレス支援の現場らしいディテイルが一瞬みられるが、そうした所作に滲む「良心」の人間像が、主役の安田成美を筆頭に、群像として描き出されていた。
芝居を強力に支えているのはホームレス役の高橋氏で、この静かな芝居の「静かさ」に滋味を与えている。

帰還困難区域を抱える、第一原発に近い大熊町出身者が避難先の会津で作るコミュニティの一つが、舞台中央の畳の一間に集う、短歌グループ。
ただ、劇中に紹介されるのはこの(メンバーでない)「ホームレス歌人」の読む歌だけである。冒頭そして半ば、さらに最後と幾首かを紹介される。
最初は上記の短歌グループが新聞(役所の広報誌だったか)を通じて呼びかけた短歌募集にこたえて、役所に送られてきた(切手がないため直接投函した事が推測される)。
最後の歌は、姿を見せなくなった彼が、グループのメンバーと一度だけの交わりとなったその夜を経て、やがてもたらされたらしい心境の変化がにじみ、メンバー一人一人への、一度だけ交わした言葉に対する返歌となっていた。
歌は劇中にナレーション式に流され、心に沁みる。「孤独」を決め込み、事故への罪意識に埋もれていた彼の(死地を求めるかのような)漂白に、「歌」と共に生きた先人の姿も重ね合わさる。戯曲上の憎い計らいだ。
冬を終えて春の到来を予感させる仄明るさがにじむ歌の、文字の向こうに何かを見ようと、メンバーは顔を寄せ合って紙片を眺めている。そして照明はフェードアウト。
ラストの「形」は定番とはいえ、地域内の対立を生む構造を強いられた「福島」の現在を蓋することなく描いたゆえに、取って付けたような「希望」にはならず、「何が希望なのか」を考えるよう観る者に促していた。
語らなければ、忘却を自他に許しているのに等しい・・とすればよくぞ語ってくれたと、挙って評価すべき作品だと言える。
SOETSU―韓くにの白き太陽―

SOETSU―韓くにの白き太陽―

劇団民藝

三越劇場(東京都)

2016/12/03 (土) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

白い
完璧な人ではなかったけれど、頑張った人ということが分かりました。

ネタバレBOX

今、ウィキペディアを見ています。軍国色の強い時代の沖縄で、沖縄の方言を擁護したことについて憲兵から始末書のようなものを書けと言われたシーから、その憲兵に最初に出会った京城のシーンへ移動して、その時併合から何年とか言っていましたが、回想シーンのようだったので、過去に遡ったり先ほどの時代の沖縄に戻ったりしながら展開するのかなと思いました。

途中で関東大震災のシーンがありましたが、あれも最初は単なる火の海で、空襲の話かと思い、はてさて、いったいいつ頃の話なんだろうと思ってしまいました。

結局はなんてことはない、沖縄のシーンを除き時系列に進んでいることが分かりました。1916年に初めて京城に行って、1919年に三・一独立運動、1923年には関東大震災があって、1924年に朝鮮総督府の協力のもと朝鮮民族美術館を設立。沖縄のシーンは1940年前後。今ようやく把握しました。

朝鮮総督府の力を借りてでも朝鮮の民芸品を残すことが大事と考えるのも分かります。名もない民芸品といっても、同じ用途のものがあったら担当者好みのものを選んでしまいがちなこともあるでしょう。宗悦が一瞬自己否定したようで驚きました。民芸運動も難しいです。

1940年頃は沖縄の人のことを軍部が猿呼ばわり、先日は大阪府警が土人呼ばわり、今も昔も大して変わっていないのが情けないですね。

朝鮮と沖縄で同じ憲兵を登場させるところなどは、井上先生風だと思いました。
テンテン

テンテン

劇団 贅沢貧乏

アトリエ春風舎(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★

前半は奇才の予感。後半は若さゆえ・・♪
・・という事で、「終りよければ全てよし」の法則に従えば「惜しかった」という事になるが、それのみをもっては切り捨てがたい。

ネタバレBOX

たまたまレンタルDVDを観た主宰山田女史主演(の一人)の映画は若い世代感覚を映像化した秀作だった。
今回が贅沢貧乏初観劇。山田女史の容姿を忘れていて(てっきり受付に居た方がそうだと)、のっけに登場するカップルの一方が、積極的にスキンシップする様を、全く違う印象で眺めていた(これを「やらせている」のが山田女史だ、と想像しつつ)。・・もっとも当人を認識した今でもこの舞台を作った才女の印象とは遠い。
作品は前半に仕掛けた謎っぽい要素が解けて、割とよくある比喩であったと見えてくると、それって超普通・・と、汗が滲んでしまったが、「ああ、若い女性にとって出産・子育ての世界は未知なる大きなイベントであるし、まァ仕方ないか・・」と自分を納得させてしまった。出産子育てが陰鬱なトーンで描かれているなら、今日「あえて言う」意味はあるが、希望をもって語るに及び、「負」の要素をこれだけ取り沙汰しておいて、どう乗り越えたのか、疑問が湧いてしまう。
無垢の胎児(あるいは胎児以前の「魂」?)が、出口を探し、とりあえず世界に飛び出るべし、と欲するのは分かる気がするが、そのことについての、「世の中」側の納得は、別だ。産まない選択肢、作らない選択肢とある中で、「作った」「出来た」結果である胎児の「とりあえず世に出たい欲求」を取り上げても、議論の上では「産まない」「作らない」選択によって胎児側の物語は前提を失う。それほど重要な議論が「不気味な出来事」の後になされていたのに議論を尽くしきれず、胎児らが勝手に大団円に持ち込んだというのが、戯曲から来る違和感だった気がする。
もっとも、比喩的に描かれた他の場面も、どうとらえるかで物語の導く(議論の)方向性が違ってくる。戯曲が詰め切れなかった事に尽きるか、と思う。

だがそれにしても、出だしから中盤までのシュールな場面の展開、挿入される病院や会議の場面は、何度も録画再生したくなる蠱惑的な代物だ(そこだけ切り売りしても売れる仕上がり)。
その俳優の力、特徴ある登場人物に即した俳優をチョイスした眼力もあろうが、様々な演出的要求に応える働きぶりが印象的であった。
装置もユニーク。キャスト、スタッフいずれの仕事もレベルが高い。
車窓から、世界の

車窓から、世界の

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

良い。
静謐な舞台。と言っても台詞は絶えず交わされているが・・。
こまばアゴラのこの使用法は初めて見た。
新しく出来た駅のホームが、簡素にして見事に現出。
人のまばらさ、喪服、距離感、駅員の登場頻度・・シチュエーションが「らしく」適切である事の快さ。
そしてそこで話題となっている出来事の、不可解さ。

謎解きに躍起になるでもなく言及され、おぼろに「そのこと」は浮び上り、さりとて、だからどうという事でもなく、というより丸ごと抱えるには重く。
もっとも、形の上では、「そのこと」との関わりが人物らの共通項であり、必然「それ」は話題になるのだが・・、語られる文脈の、人物ごとの違いが明瞭で、しっかりした演技の裏打ち。軽妙と深刻の併存両立は、ひとえに俳優の力量と言えよう。
芝居上の圧巻は、主役に当たる教師の立場から発語を繰り出す女性の、さりげなく的を射た、溜飲の下がる論理構築とその言語化(作家を只者でないと思わせる)。・・・が、その言動さえも、川の如く流れる時間、時間とともに流れる会話の中に消え行くのかも知れない。
最後に願わずにおれなかったのは、、今より少しでも人というものが、正しく用いられた「言葉」、その美しさに損得を超えた敬意を払うことができたなら。あァ、そんな世の中になったらねェ・・・
てな事でありんした。(ほとんど感想文)

ネタバレBOX

付記: アゴラ劇場の公演で呼び戻し拍手が起こるのを私は初めてみた。
雪女ー密室の行軍ー

雪女ー密室の行軍ー

鬼の居ぬ間に

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

密室の行軍
胸が締め付けられました。一瞬たりとも目が離せませんでした。つらさ、厳しさ、寒さが感じ取れました。衝撃的な脳裏に焼き付く内容です。

ネタバレBOX

追い詰められた人の心は想像を絶することを感じました。歴史の愚かさか、帝国陸軍への批判か、我々が生きる今を見つめなおすことだろうか、どこに進もうとしているのか、ひとそれぞれに感じ方は違うと思います。
イライザ~深海にひそむ初恋~

イライザ~深海にひそむ初恋~

有限会社オレガ

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/20 (火)公演終了

イライザ
え?なんで、そうできたの?・・・と思ってしまったのは途中で襲って来た睡魔のせいで・・・。人工知能とAIについてもよく分からない。もう1度見る予定なので、今度は見逃さないよう・・・。年上の相手に「君」づけなのが違和感でした。

ネタバレBOX

意識をチップに移して能に埋め込んでなんてできるようになる未来がくるのかな?
車窓から、世界の

車窓から、世界の

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

こういう類いのけっこう好き
シンプルな舞台構造にシンプルな照明と音響、良い意味で物語に役割を果たしていた。ワンシチュエーションで入ってきやすいお話だった。笑いの要素も物語から決して脱線しない戯曲力、この会話劇に続きがあるなと感じさせる役者さんたちのリアリティーの出し方上手だった。

Dressing/Dressing UP【本日いずれも当日券あります!13時U、16時U、19時D

Dressing/Dressing UP【本日いずれも当日券あります!13時U、16時U、19時D

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

熱血青春スポ根ガールズバー物語
両方見ましたが、とにかく面白かった。
一応、片方だけ観ても楽しめるとは思うが、一応「Dressing」→「Dressing UP」の準で観たほうが隅々まで楽しめると思います。

自分は女の子ではないけど、これまでの人生で出会ってきた女の子や、見てきた女の子達がたしかにそこにいました。
現実感がありすぎて、初めて舞台上の登場人物に心を奪われてしまったくらい。
ガールズバーでの物語だけど、とにかく熱くて、個性的で、青春していて、見ているこっちまで熱が伝わってくる舞台でした。
話のベースがコメディチックなので笑えながらも、そこに真っ直ぐな熱さを混ぜられるとギャップで思わずジーンとしてしまった。
特にUPに出てくる能澤佑佳さんが素晴らしかったです。
とにかく好きな作品です

ネタバレBOX

~注意事項~
・川島さんの猛獣のような勢いに思わず、喰われるのではないかと腰を引いてしまいますが、客席までは熱さだけしか届かないので安全です
・葱は飛び散り方が日によって違います。客席直前まで飛んで来ることもあります
・その直後にフライパンによる鐘が鳴ります。右側のきいちゃんに気を取られているとふいを付かれて凄いびっくりします
・カップ麺の匂いは、家に帰ってからも脳内再生されます
明後日まで内緒にしておく

明後日まで内緒にしておく

らまのだ

小劇場 楽園(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

働かざる者・・・
らまのだは語呂で覚えるしかなく、意味に引っ掛けられない。人名の可能性は僅かにある(野田ラマとか)。
幸いに縁あって「1かいめ」公演から観る事ができている。戯曲の質は一定レベルを保ち、不出来がないという印象。
基本はリアルなストレートプレイで、割合にマニアックな設定での物語が進行中、ふと挿入される「不思議」要素。それまでの流れにおよそ似つかわしからざる超自然な現象のご登場に、主客が逆転するかのような感覚に襲われ、観客はリアルとファンタジーの微妙な境界をさ迷うことにも。。
現実を現実として破綻なく(つまりリアルに)描く力量があり、どの作品にも共通して、「人にとっての働くこと」や「この世で生きて行くためには生きて行くための諸条件を整えなければならない人の宿命」を背景色にして、人間模様を繊細に描いているイメージがある。「模様」の面白さは、現実感と、人物の言動・キャラのユニークさによるが、戯曲の味わいにとって重要なのはこの「現実味」であろうかと思う。
今作では地方に進出した予備校(全寮制)を舞台に、講師と生徒、経営側(社員)のやりとりを通じて、日本の「今」の諸相を切り取っている。即ち、不況や少子化の帰結としての「経営不振」「退職勧奨」「(講師の)職業人の病み」また生徒たちの十代特有の焦燥と楽観等。
経済的存在である人間の宿命をについて、端折らずに書き込んでいるのが作者の優れた資質だと私は感じている次第だ。

その上でのファンタジックな要素。・・日常的リアルの素描が得意にみえる作者にとってこの「爆弾」(ファンタジー)は何なのか・・・。今後の作家的展開が楽しみだ。

ノッキン オン ヘブンズ ドア

ノッキン オン ヘブンズ ドア

Bobjack Theater

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

Aチーム
ふたつの探偵社が抱えた二つの依頼。それを探って行くうちに見えて来た意外な事実・・・。え?それは?と思ったものがちゃんと分かって行くのが気持ちいい。でも最後まで分からなかったことも(笑)Bチームも見たい所ですが、諸々事情で残念。

Yellow Submarine~ここは温泉宿…ん?~

Yellow Submarine~ここは温泉宿…ん?~

WAKUプロデュース

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

上手、とは言えないまでも、涙腺に来る作品
ひさびさのお芝居観劇。
期待しすぎた面もあるのか
・演技はブレて噛んでという面あり
・脚本も多人数と宿屋の歴史とを深く絡めようとして
 うまく構成できていない感あり
と、ハズレと感じる部分が(昨年、一昨年の作品より)あったとは思います。

だけど、役者が1人また1人と演技を始めていく中で、
なんだか涙腺を緩ませられたりほっこりしたりする、
それがWAKUのお芝居なんだなあ、という
「WAKU魂」は押さえた作品かと思います。

ひさびさ役者の感情をぶつけられて、その共感覚だけで
かなり涙腺うるませられました。
※ いつもなら号泣まで持ってける所が本作は惜しかった、かと。

ある晴れた朝に

ある晴れた朝に

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

おばあちゃん…
宣伝通り、まさしくおばあちゃんが主役でした…。
様々な自分の中の葛藤や悩み等よく表現されている作品でした。
涙腺崩壊しました…。
おばあちゃんの家族もまたひとつの見所です。

初日なので、詳細は是非とも劇場に足を運んでみてください!

気狂い裁判

気狂い裁判

向雲太郎カンパニー デュ社

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

キチガイと読む
向雲太郎を初観賞。他の3俳優も<白>を塗り、異言を呟いたり口走る奇妙な人種の棲む世界・・・そう言えばこれは「舞踏」の比較的スタンダードな世界だろうか(あまり詳しくないが)と、後になって思い当たった。が、これが身体的な表現=舞いではなく、物語ろうとする人物の意思を読み取ろうという気に観客をさせている時点で「演劇」の時間はすでに始まっており、「演劇」として見るならばこれは優れて自由度の高い、それでいて舞台上に充満する「関心」がある一点に集約されて行く感触があって実に興味深いパフォーマンスだった。
元のキャラの濃い年輩俳優が、台詞を噛んでいるのか故意なのか、相手が言わなかった台詞を「ここで何か言う事になってただろ、それを早く言え」と促したり、段取りが変った事に対応しきれてないのか、わざとそういうくだりを作っているのか(とてもそうは見えなかったが)、そんな偶発的な(と見える)場面も、狂気冴えわたるパフォーマンスの一場面として全体に包み込みながら、「そもそも問題にすべきこと」(核のこと)についての一考察たる「演劇的表現」は粛々と進んで行った。

 「核」を持ってしまった人類社会の諸相を「きちがい」と規定し直す事が、辛うじて正常である唯一の方法だ・・ などと理屈は言わないが敢えて言葉にするならそういう示唆がみえる。 昼下りのテレビ情報番組では覚せい剤だ万引きだ何だとあげつらっては眉間に皺を寄せ合っているが、「狂わない人間」のほうが実はおかしいのではないか・・。安倍首相の売国的態度を問題にできない狂った感覚で編集された事実の体系(報道)もキチガイ沙汰なのであって、異言を呟きながらでもささやかに慎ましい生活を送る「小さな」人間のほうがよほど高貴で正しい生き方をしているのではないか?・・・などと理屈は言わないが、そんな逆説を語りたくなる。
抽象を具象に直接変換する「舞い」の世界から、さらに演劇的言語への変換によって生み出された(と見えた)好感の持てる舞台だった。

ぽっくリボーン!

ぽっくリボーン!

実験劇場企画公演

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い死生観
面白い死生観のドタバタ喜劇。最後はちょっと推理モノっぽくなるが、死んだ人がとことんおバカで悲愴感がないところがいい。

The sky is the limit

The sky is the limit

makaniまにまにlani

APOCシアター(東京都)

2016/12/15 (木) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

素敵な生演奏
視覚・聴覚への刺激は強くはなく、繊細なストーリーを繊細な音で紡いだ作品。ギターのやさしい音色と面白いエフェクトも良かった。

ネタバレBOX

死者の魂とまだこの世にいる人間が心を通わすことの出来たまさにその瞬間が感動。
「熱海殺人事件」

「熱海殺人事件」

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

花四つ星-泣けます。
【売春捜査官】観劇。
アズ○ハル○「売春-」のような良質なエンターテインメント作品とは質が異なる、これがAKT STYLE-
烈風の如き熱量に飲み込まれてぐっちゃぐちゃになります。

The sky is the limit

The sky is the limit

makaniまにまにlani

APOCシアター(東京都)

2016/12/15 (木) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

”音”には拘りが出ていました・・・
再演です
ストーリーの変更はありませなんだが
見せ方と生演奏にての効果音発生は驚かされた
なかなか良かったですわ(^ー^)
と感じた1時間45分

明日はピアノVer、だそうですが・・・。
う~む聴いてみたい・・かしら♪

前回と同じく
上演中の飲み物はOKとの事です・・・
だったら下がカフェなんだから~
劇場内にて安価な紙コップとかで
コーヒー販売=¥100ぐらいとか
(開演前に~とかね)
してみたら良いのでは?
とか商魂が浮上しましたわ(^_^;)

ネタバレBOX

生演奏は男性二人で向かって右の方は
裸足での演奏されてました~
&スマホの着信音とか効果音まで生音っすよ!
こだわるなぁ~と感心しきり(^。^)
まつるひ

まつるひ

人肌くらげ

立教大学新座キャンパス(埼玉県)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/17 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題1986(16-276)
16:45の回(晴、強風で寒!)。

初めて下りる志木駅。キャンパスまで15分くらい。ほんの一部しかみていませんがとても立派なキャンパス、思わず勉学に励んでしまう雰囲気(図書館も立派!)、チャペルがあって正門には特大ツリーのイルミネーション。

内山茜さんは「傍らに佇む(2014/8@サブタレニアン)」から4作品目。

16:45開演~17:25終演。

帰宅後、当パンに挟まれた制作メモを読むと自分が(感覚として)受けた印象とだいぶずれていました(やはり、ちゃんと読まないとダメですね)。

しかし、今までに感じたことがないもの、「身体」が持つ、奥深さと自由度。一方ではその身体自身がもつ輪郭(制約)が見えていたように思います。

闇と融合した巫女のような出で立ち、能の所作のような動き、明と暗との曖昧な境。バランス。

~正確にリズムを刻む直線的なデジタル音、呼吸から生まれる儚いアナログ世界の言葉。身体と言葉との関係についてはいろいろな考え方があると思いますが、喉(声帯)を使った空気の振動音と概念を固定化した言語とは別物ではないかと思うのでした~

その立姿と目線は、長い年月を経てもなお魅力を秘めている像のような趣。観客としての(数十年の)自分と千年ですら一瞬として過ごす永遠の像との対比のような気持ち。

ある公演のアフタートークで、劇場とは「生身の身体が生身の身体と出会うところ」というお話を聴きました。今夜の公演ではなぜか強くそのことを思いながら観ていました。

内山さんは来月「妖精大図鑑@花やしき」。

Dressing/Dressing UP【本日いずれも当日券あります!13時U、16時U、19時D

Dressing/Dressing UP【本日いずれも当日券あります!13時U、16時U、19時D

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

まんべんなく観て!
Dressing UPの方を2公演観てきました。
贔屓にしている役者さんがいると、どうしてもその人と主役に関心がいってしまい、他の人物の細やかな表現まで気が回らずに終わることが多いのですが、魅力的で個性豊かな役者さんばかりですので、まんべんなく観ることをおすすめします。
私は2公演目の方が幅広く観られた分、より楽しめました。

ネタバレBOX

個人的な注目ポイントは、比較的中立な立ち位置で控えめにしていたレモンさん(役者と掛け持ちしている子)が、取り乱して我を忘れたさえちゃんに「ダブスタじゃん」とバッサリ切り込んで正気に戻してあげる場面ですね。
役者さんが役者を演ずるという難易度の高い役どころですが、あのシーンはカッコよかったです。

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