満足度★★★★
それは「さんいん」だ
「四則演算」
sugerless(中山泰香企画団体)第0回公演 at ART THEATERかもめ座
去年の8月、as ifが初演した作品を
カプセル兵団の中山が主宰する団体での再演、演出は藤丸のまま
中山が、前回はas if常連月岡鈴の演じた主人公の彩役
不幸が似合う月岡に比べると童顔な中山がどう演じるかと思ったが
やっぱり女優は凄えね
「鬼気迫る」と言ったらいいのかな
同じく常連ポンポンペイン湯口がクソオヤジ役で出演
最初は作り込み過ぎだよと思ったが崩れて行くにつれフィットして行く
as ifからは端役全ての山田亮が引き続きの登板
山田くんはそば屋子供ヤクザコンビニ店長施設の先生刑事と前回より一役多い6役
や「出てるより着替えてる時間が多いんですよ」www
>人生を足したり引いたり割ったり掛けたり出来たら何か変わるんだろうか。
小学生で教わることを私は教わってこなかった気がする。
扉が閉まる、心を閉める
「私はあなたを監禁しました」
前半のコメディ編二幕とインプロを挟んでのそこからのネガティブコメディへのジェットコースター
藤丸節の落差の激しさの典型の作品
前回の観劇記をそのままひくと
>作演出の藤丸は、ネガティブコメディと銘打つだけあって、これでもかと不幸さを苦しさを絶望を描き、結末を観客の想像に委ねない
4分の3あたりからどんどん救いがなくなっていくのだが結末までの間に何度でもここで終わるのかここで終わるのかというところがあるが、藤丸はそんな余韻を残すところでは終わらせない
「そんな一番楽しいところを観客に渡してたまるか」という姿勢が見えて、オレには心に収まりがいい
うん、この文は毎回コピペしてもいいかなw
ただ、初演時の「ごきげんよう」のエピソードは改訂しなさいなw
インプロでオレのペーパーが読まれたんだが、中山さん
「やまかげの地震」
うん、それはニュース的な意味で「さんいんの地震」と読んでほしかったなwww