最新の観てきた!クチコミ一覧

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今だけが 戻らない

今だけが 戻らない

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★

初ストレート
この作品で初めてボクラ団義のストレート作品を見ました!理解しながらの観劇になるほどいろんな出来事が意外な所で繋がっていてまさかまさかの展開が多くてワクワクハラハラして楽しめた。
特に、二幕からの急展開が良かった。

ネタバレBOX

ちょくちょくセリフききどりづらい役者がいたのは残念。一幕終わりの字幕演出を読むのは字数が多く早くてなかなかついていけなかった。
『生命の基準』(仮)

『生命の基準』(仮)

kazakami

王子スタジオ1(東京都)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/21 (月)公演終了

満足度★★★★

生物系SFというなら
もっと描いてほしい面がありました。

ネタバレBOX

少子高齢化を踏まえ、成長後長生きして200歳まで生きられるように受精卵操作された新世代が出現した世界で、新世代の人たちと操作されなかった一人の悩みなどを描いた話。

どのような人口ピラミッドになるのかと思いながら観ていました。縦長になり、一旦始めたら止めるに止められない制度だと思いました。100年以上毎日毎日働かされるのも大変です。

新世代が始まって数十年程度経過したまだまだ過渡期の話で、今後一人当たり何人子供を産むことになるのかなど社会の変化が気になり、長生きする彼女と通常の彼氏の出会い話程度では物足りなく感じました。
新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future 2016 Autumn」

新国立劇場バレエ団「DANCE to the Future 2016 Autumn」

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

18日、19日、20日
今回も素晴らしいプログラムでした。
特に宝満くんのプログラムは、二つとも振り付け、曲の選び方、キャスティング、衣装、照明と本当に凄かったです。
このプログラムは、再上演を望みます。
3日間の即興も凄く楽しめました。

荒地に立つ

荒地に立つ

富岡英里子プロデュース公演

プロト・シアター(東京都)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

想像力豊かにさせる
プロデュース公演ということが気になって観劇した。観客によって好き嫌いが分かれそうな描き方である。物語性や設定を重視する方にはどうか?個人的には好きな方であるが、気になるところも...。
(上演時間1時間30分)

ネタバレBOX

舞台はコーナーを利用するため、客席は斜め(対角線上のような)にしている。最前列は桟敷(座布団あり)、2列目は丸椅子、3列目以降はひな壇に背凭れ椅子。自分が観た回はほぼ満席で盛況のようであった。
芝居は暗転なしで、劇場出入り口方向(客席後方)から たまこ(富岡英里子サン、本公演のプロデューサー)が下着姿で歩いてくる。舞台を半周し、置い(脱ぎ捨)てある衣服を身に着ける。その際、風船を膨らませ腹あたりに抱え服(上・下黒色と割烹着)で被う。見た目は妊婦姿である。小物としては炬燵、鍋ぐらい。
何度か繰り返される「東京オリンピック前夜」という台詞...現在を指し示すのだろうか。

梗概...自分には物語というよりも感覚的、観念的な描き方のようであった。それでも主張したい内容は何となく分かる。
”私”が生まれたこの世界、荒地(東京か)に立って見れば、そこは不条理に満ちたところ。例えば外国人労働者の増加に伴い就労先が少なくなっている、家族に(精神)疾病者がいれば隠匿(いんとく)する、という偏見。花火と称しながら砲声のような轟音、核(シェルター)・平和という言葉が断続的に聞かれる。壁に映し出される映像は雑踏中を歩く姿。それが早送りされノイズ状態で聞き取れなくなる。現代人の早い口調、それに追い付けなくなる。都会(人)へのアイロニーであろうか、東京砂漠(荒地)は掘っても何もない=漂流者はさすらうから未来がないと...。

気になるのは、演出が少し観念的で分かり難いこと。演技は、役者の登場シーンの多い・少ないも影響しているかもしれないが、力量差...富岡サンの圧倒的な存在感が凄い。このバランスが良くなかった。やはりプロデュース公演は難しい。

最後に風船を飛ばすシーンの意味は...生命の誕生、生きていくことの比喩であろうか、男優演じる路上生活者は刹那的に観えるが、それでも逞しく生きている。

次回公演を楽しみにしております。
量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

理系演劇
理系の人が演劇を作ること自体素敵です。

ネタバレBOX

量子論を取り入れた可愛い女子高生たちの話。

観測される物質は観測する物質に影響され状態が変化するため、物質は確率論的に存在するのかなと思う程度で、どちらの椅子に座っているかとの質問には、右の方からずーっと声が聞こえていたので右の椅子に座っていたと思ったのですが、量子論的にはどちらとも言えないということで自信をもって手を挙げた自分が恥ずかしくなりました。

卒業写真に載せないことである生徒は存在したのかしなかったのかと思わせることや、別の生徒は宇宙人だったのか人間だったのか悩ましいところなどもありましたが、そんなことよりもタヌキ的可愛い女子高生と可愛い女子高生、先輩たちの絡みが面白かったです。
かもめー海に囲まれた物語ー

かもめー海に囲まれた物語ー

ノアノオモチャバコ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

苦悩をもっとエグッていれば
主人公とそのマネージャーの苦悩をもっとエグッて観客に伝えられていれば、さらに良い仕上がりになったのではないかと思います。ただ、これ以外はとっても良かったです。役者さんの演技も生演奏も素敵でした。

永久の神憑き

永久の神憑き

箱庭計画

ウイングフィールド(大阪府)

2016/10/29 (土) ~ 2016/10/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

神憑きや縁切、鬼探し等、面白い設定が盛り沢山!
将来の夢が決まらない就活女子・千鶴と、アヤカシ探偵・物部が、神隠しや妖怪に立ち向かう?

どこかで聞いたお話のような…
「箱庭短編集」の「フォークロア」(「紺青タンザナイト」と思ってましたが違っていた様で)の完結版?

神憑きや縁切、鬼探し等、面白い設定が盛り沢山。
5人の役者さんが入れ替り色んな役を!
笑いもあって楽しかった。

『TERU TERU!』『焦土』

『TERU TERU!』『焦土』

APAF-アジア舞台芸術人材育成部門

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

「焦土」観劇
これも昨年の種芋の発展形。薄っすらと昨年のワークショップ作品の印象がある。今年もそうだけど,ワークショップだけではまだまだ未完成っていうか,方向性が示されただけ。こうやってフルサイズになって演劇作品として成立すると思う。「雨」のモチーフがうまく生かされた好作品。見応えあり。アジア舞台芸術は毎年観るようにしているが,来年も忘れずに行こうと決意させるだけの満足できる舞台だった。

ベッドトークバトルS

ベッドトークバトルS

ショーGEKI

小劇場B1(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

花四つ星 面白い! C「苦悩するベッド」を拝見
 ある意味とても贅沢な企画。

ネタバレBOX


というのも、A~C迄各5本の作品をそれぞれのグループ内では一作も同じ作家が書いた作品ではなく、而も少なくともCチームを拝見した限りでは、作品の独立性が際立つと言っていい位テイストが異なる。その上、どの作品もシナリオ自体極めて良質である。更に1000円で観れる公演というのがあって、これは若手公演のX。尺は不明であるが、作品は2つである。因みにCの尺は約2時間(前説では1時間55分)であったが自分は、アンケを書く方を優先してキチンと時間を計った訳ではないので、正確な所は不明、悪しからず。
 何れにせよ、先に書いたように、シナリオは何れも高いレベルを堅持しており、演出、演技レベルも高く、ホント楽しい公演であった。噛んだ役者も少なかった。気にならなかったと言えば嘘になるので、他の公演との絡みもあるかも知れないが、付け加える点があるとすれば、舞台美術で今回は使わなかったものが、設置されていた点だ。様々な事情があるのでろうことは推測できるし、Wベッドの足元に置かれた丸テーブルに椅子が一脚しかついていないことは、注目に値する。(この舞台設定で物語が動くからである)
 だが、これだけのセンスと、知性及び頭脳を持ちながら、サイドテーブルなどは用いられていなかった気がする。サイドテーブル上に電話が置かれたり、置かれていなかったりの差はあったと思うが。
 何れにせよ、極めてレベルは高い。
お願いだから殴らないで

お願いだから殴らないで

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★

夢追い人
パーな瞬間と引き換えにアイジョウの夢を見た。残すもののないオトコの、あの流れからの「愛しています」には残るものがあった。熱くエネルギッシュな流れの先、海まではもう少しありそう。

風車〜かざぐるま〜

風車〜かざぐるま〜

ものづくり計画

萬劇場(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

満足度★★★★

後半勝負
三部作の完結編との事で、ついて行けるか?と思ったが心配なく楽しめた。
しかし広島弁?が攻撃的なのと、
早口の怒鳴りあいの展開では台詞が上手く伝わらずに残念。
でもトータルでは面白い舞台でした。

ネタバレBOX

冒頭から昭和のドタバタコメディが繰り返され少々食傷気味。
しかし全ての嘘が明るみに出てからは
社会性のあるテーマに絡む濃厚な応酬。
過疎化、原発、自然環境、人間の動機付けである欲のぶつかり合いが、
これでもかと積み上げられる。
前半のドタバタの反動からか、
振り幅が大きくて問題の本質に触れずとも深い問題に見えてくる。
物語は判り易く説得力もあったが、最後はあまりにもご都合主義的に、
何もない島でも大丈夫な仕事を持って誰しもが島に帰ってくる。
ちょっと無理がありすぎかな。
良い役者さんが揃っているだけに、
もう少し島の問題を絞ってタイトなサイズに出来ると良かったかもしれない。
特に男性陣の役者さんがみないい味を出しており良かった。
女性陣がもっと尖っても良いのかも。
未亡人?の女優さんは勢いがあって面白い。
星回帰線

星回帰線

パルコ・プロデュース

ロームシアター京都サウスホール(京都府)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★

星回帰線
スリリングな現代群像劇で2時間集中できた。登場人物全員が興味深く魅力的。外見の美醜問題は根が深い…イケメンに同情しちゃう。人が身の丈を知るには本気で他人と自分の内側までコミットするしかないのかな。ままならない人生、蓬莱竜太さんのお芝居、面白い。
一緒に観劇した母や「蓬莱竜太さんの戯曲は自分について振り返って考えられるから好き」と。お薦めです。

パンチェッタ展

パンチェッタ展

PANCETTA

新宿眼科画廊(東京都)

2016/11/22 (火) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★

Tenしばり
展示会場を転々としながらってのがコンセプトだったのでしょうが、普通に座って観た方が集中できたかもね。

量子的な彼女

量子的な彼女

NICE STALKER

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/19 (土) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

もっと勉強せねば
不思議な空気感を作り上げるマイナスイオンのような団体。
このお話は文系でも楽しめる理系な物語という触れ込みでしたが、
やっぱりその解釈も表現も難しかった。
しかし魅力あふれる役者さんが、
舞台上で活き活きと動き回わる姿は感動的。
サイド席を使った張り出しの様なステージ、シンプルで神秘的な美術、
客席をも使った縦横無人な演出も妙に心揺さぶられる楽しさだった。
これで自分自身が物理的な表現と比喩をもっと昇華できれば,
もっと楽しめたのだろうと思うとちょっと残念。
オカルト研究部の4人、屋上の先輩2人、望遠鏡をのぞく先輩と後輩。
どのシーンも発せられる言葉一つ一つが面白く、次の言葉、次の展開が
待ち遠しくなる一種麻薬的な台詞回しが心地よかった。
やっぱり、イグロヒデアキさんと藤本紗也香さんは反則的なキャラクター。
その歪なる世界観を存在だけで表現できる魅力的で不思議な役者さん。
かなり気になる存在です。

当たり前のようだけど、制作運営の方がしっかりしていると心地よいですね。
最近ひどいところが多いので、観客に気を配れて、
舞台を楽しんでほしいという気持ちが、
周りに伝わる人たちを見ていると心が洗われます。
これからもがんばってください。

お願いだから殴らないで

お願いだから殴らないで

MacGuffins

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/27 (日)公演終了

疲れた
とにかく、役者の声がはりすぎ、耳障りなBGMで何を言っているか聞こえず。
見疲れてしまう。疲れた。



貴婦人の訪問~THE VISIT~

貴婦人の訪問~THE VISIT~

東宝

シアタークリエ(東京都)

2016/11/12 (土) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ミュージカルに向いている原作なのか?
ミュージカルの原作は難しい。平凡だと客が観ないし、複雑な心理描写が欠かせないとなると、時間が足りなくなる。客も飽きる。このドイツ演劇の代表作は筋書、テーマもはっきりしていて(あざとい話だ)ミュージカルに向いていそうに見える。これは東宝お得意のウイーン仕立てだが、同時期にブロードウエイでもやったそうだ。こちらは情報でしか知らないが、あざとい話を抽象化して表現主義的?にやったらしいが見事失敗。一月持たなかったと聞く。こちらのウイーン版は東宝が知恵をつけているのだからきわめて大衆的な解りやすさをのある宝塚の俳優を生かした東宝ミュージカルだ。元戯曲は金で愛情が買えるのか、金があれば復讐できるのか。現代の社会の法や倫理はそれに対抗できるのか、と言う、まぁ、新書版ハウツーもの向けのテーマをドイツ風にじっくり書いてある4幕物。
対立項が男女の愛と復讐だし、金が前面に出るのでわかりやすいが、そこが落とし穴。今最もモラルが輻輳化しているテーマでもある。終結は明かさないが、これでは今の若者、いや中年も何が言いたいかわからない。原作は別の解決をしていてその方がよかったと思う。
と、中身には疑問だが、クーリエは満員のお客様。音楽は今どきめずらしい絃などもたっぷり入っているし、最近多い凝りまくった曲もなく、ダンスや群舞は手慣れた東宝ミュージカル調で見ている間は楽しく見られる。でも出てからはあれどういうことと?と話し合うネタにはkと欠かないだろう。それでいいのだともいえるか・・・なぁ。
余計なことだが、カーテンコールでもオケが紹介されるのに姿が見えない。カラオケではないと思うが、ミュージカルはオケを見たいのだ

月とすっぽん

月とすっぽん

PAPADOG

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/23 (水)公演終了

満足度★★★★★

AとBでは…
結構感じが違って、連続観劇が本当に楽しかったです♪ 作品だけじゃなく、合間のコーナーも毎回オモシロくて、時間が経つのがあっという間です♪

キネマと恋人

キネマと恋人

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2016/11/15 (火) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

キネマと恋人
面白かった…♪ 映画、舞台、音楽など、人が生み出す芸術への愛情が溢れ出すようでした。終演して劇場から出て行く観客によって、それは外の世界にも届けられるのだと思います。
長い感想書きました:http://shinobutakano.com/2016/11/22/3721/

フェスティバル#2

フェスティバル#2

プロトテアトル

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

Aグループ
学生さんの公演かと思ったら、そうでもないんですね。ギャグが笑えるクオリティーに至ってなくて残念。

福島を上演する

福島を上演する

フェスティバル/トーキョー実行委員会

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2016/11/17 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★

毎ステージ違う内容
体と言葉、中身(意味)がそれぞれに独立した風な演技の、静かな現代劇。家族内のエッチな会話がナンセンス・コントみたいになってて可笑しかった。松田正隆さんの「福島の問題は人類の問題。当事者かどうか、なんてことじゃない」的な発言に共感。

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