
弟の戦争
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
観て良かったです
久々に本格的な芝居を観た気がしました。役者さんの演技も上手いし、テンポも
あり楽しめました
篠原久美子さんの青年劇場で観たケプラー・あこがれの星海航路が強く印象に残っていて今回ぜひ観たいと思いました。

どどめ雪
月影番外地
ザ・スズナリ(東京都)
2016/12/03 (土) ~ 2016/12/12 (月)公演終了
満足度★★★
無題
4人姉妹それぞれが背負った後ろめたさが重荷となった人生奇譚というのか、幸福感満載とは裏返しの女の一生であったような。個人的に絶叫セリフの多い場面は見ていて疲弊するが、中和剤的な男性キャストの存在に和む。
事件報道の写真ネタは自分でも思っていた事なので、そこは笑えた。
劇場内「瞬間移動(当日パンフ記載による言葉)」を活用し、姉妹のエピソードをつなぎ合わせ話しは進むが、最後の次女のトドメの刺され方が、ひたすら虚しいとしか例えようがなく、観劇後には空元気な気分になってしまった。
事前ツイートで客席余裕あり、と見た気がしたが当日場内満席だった。
約110分。

弟の戦争
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★
なにか腑に落ちない・・・
一見家族愛に満ちてるかのように始まったが 次第に歪んみだした。題名が弟の戦争になっていたが 見終わってみるとトニーの物語のようにも思えた。
セットはシンプルながら幾多の場面にも合っていて良かったと思う。

「ヴルルの島 」
おぼんろ
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
3回目で座布団席へ
初参加の友人が一緒で椅子席の方がいいかな。。と悩みつつ、席案内をしてる語り部さんにおすすめ席を聞いてみたら、ステージかぶりつきの座布団席を勧められ、友人も快諾☆彡
1~2回目とは全く違う景色が観られ、感動が得られた。
ストーリーは同じはずなのに、登場人物への気持ちの寄り添い方、見える表情で揺さぶられる感情がその都度違って、何回も何回も観たくなる。それが、この劇団の強みなのだなぁ。

「ヴルルの島 」
おぼんろ
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
レベルが、上がった
確かこちら5回目の観劇。今までで一番良かった。脚本も演出も照明も音響も…そして演技も…。そして会場も…(笑) ロボットの設定は特に生きていた。ただ終了時間の大幅な遅れは改善すべき!

ワタシと私のリセット
劇団摂河泉
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2016/11/18 (金) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
完璧な姉と、完璧ではない妹…。観劇後、心がホクホク!
摂河泉さん、初めて拝見しました。
全公演予約完売の好評ぶり、期待度アップで観劇。
完璧な姉と、完璧ではない妹。
妹が唯一勝てるのは、ゲームだった…。
妹は姉を、姉は妹を、仲間は仲間を、隣人は隣人を…、 皆、繋がってると思える、心暖まる、暖かい公演でした。
スタッフの方の対応も丁寧で親切。
気持ち良く観劇。
観劇後、心がホクホクしました。

Dressing/Dressing UP【本日いずれも当日券あります!13時U、16時U、19時D
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/19 (月)公演終了
満足度★★★★
ゆるフワで華やか
【Dressing】観劇
大好きな俳優さんばかりを集めたショーケース的な魅力的な座組み。
きっとお気に入りの女優が見つかります。
楽しいんだけど、整合性だとか、オチというか方向性(舵取り)を誤ったゆるフワな感じに・・。
ガッツリ楽しめた~!といった演技バトル的側面の満足感を得るにはちょっぴり物足りない。もう一波乱欲しかったかな。

SOETSU―韓くにの白き太陽―
劇団民藝
三越劇場(東京都)
2016/12/03 (土) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★
もう少し起伏に富んでいれば
日本民藝館は、気に入っていて、何度か訪れている場所。
いつも、柳宗悦という人はどういう人かと気になっていたところ、あの長田さんが、その宗悦を描かれるというので、これは観ないとと、苦手な劇場ですが、行きました。
手堅い演技の篠田さんと、相変わらずご活躍の日色さんの共演は、嬉しかったのですが、やはり、評伝劇の難しさ…。
どうしても、流れが、年表的になり、少し冗長になったのではと、思いました。
もう少し、登場人物も整理して、起伏に富んだ構成なら良かったのではと、感じました。
それに、いつも思うのですが、民芸の舞台って、どうにも、緊迫感が欠けている気がしてなりません。

どどめ雪
月影番外地
ザ・スズナリ(東京都)
2016/12/03 (土) ~ 2016/12/12 (月)公演終了
満足度★
酷過ぎるかも・・・
金額に見合う内容はまるでなかったというのが率直な感想。もちろん、見方は人それぞれで、笑いのハードルの高さも人によって違うので、絶対的な評価なんて存在しない、このことを前提としての感想です。
わかりやすく言えば、かなり薄い、単純な思いつきの(あまり練られていない)笑いの要素とした断片部分をつなぎ合わせただけの作品で、一貫して何が言いたいのか伝わってこない(自分が感じられなかっただけかも知れない)。笑いのとにかく浅く薄っぺらいので、笑えたシーンは一つとしてなかった(ただし、他のお客さんで笑ってらっしゃる方がいたので、自分のハードルが高いからかも知れません)。福原さんの作品では昨年の『墓場、女子高生』の再演やテレビドラマなど、とても面白く拝見したことがある分、期待し過ぎたせいか、まったく笑えず楽しめなかったのは、とても残念でした。
役者さんの一生懸命な演技は伝わってくるのですが、やたらと暗転が多く、本当にブツ切りな印象。何が伝えたかったのでしょうか。本当にひどいと思える内容でした。
会場は下北沢「スズナリ」で小劇場の割に5500円はやや値段高めの印象。さらに通路である階段にまで椅子を置くなど、超満員というかキャパオーバーで、詰め込み過ぎでした。
個人的な主観的な感想なのでひとりよがりなものであることは認識しつつも、福原さんはこの作品に本当に満足していらっしゃるのか、とても疑問に思います。
仮に会場が超満員で、(けして悪い意味ではなく)「笑いのハードルの低いお客さん」の一部にセリフがウケていたとしても、それは高い評価を意味しないのではないかと思いました。むしろ、客観的な見方を誤らせる要素になってしまうのではないかと懸念します。

クロノス
東京農業大学 農友会演劇研究部
農大劇研アトリエ(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
女性の方々華やかでした
いつも農大劇研さんの舞台にお邪魔すると、
女性陣の表情の変化や、ライトに当たっていないときの表現がしっかりしていて、徹底しているんだなぁと感心します。
それに対して、男性の方々の表情が終始固まっているなーと感じました。笑う表情や、人の話を聞いている仕草は良いなと思ったので、直すならたぶんそれ以外?
今回も舞台装置の変化が楽しかったです。

A TRAITOR / 反逆者
兎桃企画
アトリエS-pace(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
世の中の差別と生き方
クローン 病気 臓器 危険な作業 軍隊 死んでも同じ顔の奴がやってくる コードNO 顔に識別のマーク 思考するクローンは欠陥品 思考停止のプログラム 思考を停止しないクローン 排除 殺す 正義はどこにある。 ダンスを軸に表現 動きがぴったり、芝居を綺麗に見せる。 殺陣も上手い。 オープニングの多くの手を寄せて脈打つように動かす 細胞分裂のイメージ クローン誕生のイメージ。 恋を感じた二人が体を重ねる ダンスで表現する愛し合う二人がとても綺麗に感じた。 シンはシマリー教授の息子、クローンにまぎれ生き延びた クローンは奴隷になった。自分をクローンと思っている。 シンが演説 旧人類は、我々が病気・・・臓器提供 危険な作業。 入れ替わった。 父シマリー博士の意思 共存 しかし 旧人類は奴隷に 捕らえられたサダオキの姿 遠くを見つめる。 掃除人の人格 ゴンドウの思う所 とても面白い解り安い物語 ダンスの技能を軸に芝居をしっかりと作っている 殺陣も上手い。 ノトの儚さをダンスの表現力で。 世の中の差別と生き方を考えさせられた とても面白い作品。

ラクリーメ・ロッセの読書会(6日昼追加公演)
もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡
ラゾーナ川崎プラザソルなど(神奈川県)
2016/11/25 (金) ~ 2016/12/06 (火)公演終了
満足度★★★★★
感想など。
2016年12月06日(火)の夜の回を観劇。
@絵空箱
男5名+女性1名90分の会話劇。
レパートリーシアター、レパートリーシステムとして、今後も上演していくとの事で、今回は約2週間で4ヶ所の上演。
劇場以外の場所(公民館やカフェ、こどもセンター、一般のお家のリビング)などで上演しても面白い作品だと思いました。

凝り性のサンタ、苦労する/ちょべりばペット
ピヨピヨレボリューション
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

「不幸な男の救いかた~MAKE HAPPY~!!」
劇団カッコカリ
APOCシアター(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★
少し辛めに書けば
全体に、時間が進むにつれて良くなっていった気がしました。
初回だったからか噛みが多かったり、セリフが飛んだ?作った?と感じる瞬間があったりもしたのですが、クライマックス少し前ぐらいから、出演者の熱量で、いろいろ気にならなくなっていきました。
特に貧乏神さんとお姉さんが全体を引き上げていたように思います。カーテンコールではお二人に拍手していました。
…その、出演者の方々、演出家をはじめとするスタッフさんたち、の頑張りがいちばんの長所だった(とわたしは感じました)のが、残念だった点です。特に脚本に共感できず…感性の違いが理由なら十人十色しょうがないでいいのですが、もっと何ていうか…浅薄に思われました。作品と値段が釣り合っていると思えなかったのが、残念なところでした。

「ヴルルの島 」
おぼんろ
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
場所を変えてまた
今回も女性同僚を連れて。全く違う位置で観劇。毎回違う位置で観ているとそれぞれに初めて見るような感覚にもなって、何回行ってもほんとに飽きない。同僚は、気分転換とストレス解消に最高に良かったと言って、遠い古河市まで帰って行った。おぼんろの芝居は疲れた人を元気にしてくれるらしい。

紅をさす
東京マハロ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/14 (水)公演終了
満足度★★★★★
静かな感動
女の子になりたい男の子をめぐるお話し。日本ではまだまだ表立って話題にならないトランジェスターをテーマに感情的にならずに、時に笑わせてくれる。ステキなストーリーを最高の役者さん達が魅せてくれます! そして、女の子になりたくてしょうがないチビ栄五郎がとってもかわいいです(*'▽')

ノッキン オン ヘブンズ ドア
Bobjack Theater
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
Bチーム初日
Aチームの初日に続いて、Bチームの初日観劇
ダブルキャスト公演なので、両チーム観劇すると、
一人一人の役者さんの技量がより目立つ。
同じ台詞、同じお芝居でも、演じる役者さんにより、チーム内でのインパクトが違ってくる。
⇒ストーリーは同じだが、観客に与える印象は違ってくる。
他の舞台より、役者さんの技量が際立つ舞台である。

「1+1+1=3」vol.2
K-FARCE
北池袋 新生館シアター(東京都)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

平成戦士デモクラッシャー
アフリカ座
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/11/29 (火) ~ 2016/12/05 (月)公演終了
満足度★★★
物語は面白かったけど
楽しさあふれる戦隊モノは、音楽的にもカッコイ良く面白い物語。
全体的には良くまとまっていて良かったものの、
5人のヒーローも主役のレッドに比べてあとの4人が薄すぎる…。
見た目優先なのか演技スキルが低すぎてバランスが悪かった。
喜怒哀楽が詰め込まれた宝箱のような舞台ながら、
物語がちょっぴり単調だったのが残念。
脇を固める俳優さん女優さんがしっかりして要所を締めてることで、
物語のバランスが保てているのはちょっと綱渡り的か?

凝り性のサンタ、苦労する/ちょべりばペット
ピヨピヨレボリューション
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
マジか!
今までのピヨレボの舞台は、明るく楽しいのが特徴であったが、今回のdarksideは、人間の持つ本質を描き出されており、
全く異なるインパクトがあった。
そんな中でも、歌の迫力はいつも通りで震えた。
最近、プロ野球界では大谷君の二刀流が話題だが、
演劇界ではピヨピヨレボリューションだ。
二つの相反する脚本を作り出す主宰・右手さんの才能に敬服する。
#ピヨピヨレボリューション