最新の観てきた!クチコミ一覧

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バンク・バン・レッスン

バンク・バン・レッスン

劇団MARBLE

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと肩すかし
前説諸注意の凝った見せ方に期待高まる。
しかしながら本編は前説を超える事無く少々消化不良。
役者陣の一生懸命さも、振りきれた演技も良かったものの、
いまひとつかみ合わない物語と、
唐突な早口台詞に後半は少々疲れた感じに。
面白い役者さんもいらっしゃるので、今度は別の作品も観てみたい。

ノッキン オン ヘブンズ ドア

ノッキン オン ヘブンズ ドア

Bobjack Theater

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

完全Wキャストの醍醐味
12/9マチネAチーム12/10マチネBチーム観劇。
男女反転完全Wキャストで脚本はほぼ同じなのですが、2チームのカラーが存分に発揮された名作!
探偵社に舞い込んでくる事件が発端となり、散りばめられたピースが1つにまとまってくる度に心にしみわたる感情が何とも言えず思わず涙でした。

以下簡単なチームカラ-。
Aチーム-はまり役の方が多く役を存分に堪能されている!
その分謎の人物や伏線回収シーンがより際立つ印象。
Bチーム-キャスト様の個性の魅力を役を通じて最大限魅せる!
コミカルとシリアスな部分がより際立つ印象。
できたらどちらも観ていただきたい作品です。


弟の戦争

弟の戦争

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

俳小の心意気
 篠原久美子さんが戦争を扱った脚本を劇団俳小上演するするのを知り、是非観たいと思った。
 「とりつかれた」フィギスの身体から戦場の悲惨さがリアルに伝わってきただけでなく、息子を戦場に送る母の心情やレイシズムなどの問題も織り込まれた話であった。それだけでなく人間の心理にも食い込み、社会(世界)と個人がどう関わるかを問う、刺激的な舞台であった。
 ただ、俳優の演技については首をかしげざるを得ないところがあり、そこが唯一残念なところだった。

 

Take me out

Take me out

シーエイティプロデュース

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/24 (土)公演終了

満足度★★★★

演出が素晴らしい、戯曲も面白い
約2時間10分。プロ野球チームのロッカールームが舞台の2003年トニー賞受賞作。スター選手の告白から巻き起こる事件に米国の現実を映す。対面客席で通路も使う藤田俊太郎演出は臨場感も現前性もバッチリ。テレビも音響もわかりやすい。
場面を重ね、壁を取り除く、演劇ならではの躍動感と立体感に胸熱。俳優は装置を動かし、何度も着替えて、前のめりの演技で飽きさせない。ストレートプレイはそもそも気軽にワクワクして観られる娯楽なのだと証明。そして皮肉も主張もしたたか。
演技の質は色々。でも後半は気にならず。章平さん、Spiさんの場面が秀逸。小柳心さんも好き。良知真次さんは…意外な役回り(笑)。東京公演は21日まで、平日は空席あり。兵庫公演あり。

弟の戦争

弟の戦争

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

強いメッセージの骨太作品
強い問題意識(テーマ)を感じる。その観せ方はサスペンス風にして最後まで飽きさせない工夫をしている。多面的な描き方なのであろうか、少し分かり難いシーンもあったが、それでも事実をなぞり虚構の世界を重ね合わせた骨太作品という印象である。
設定は、イギリスの中流家庭であるが、当時の日本の状況に重ね、さらに言えば今日の日本(人)の姿に重ねて合わせているようだ。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

舞台セットは、建築現場で見かけるようなパイプ組で、2階部分を作り他(多)空間を創り出している。その1階部はイギリス・ヒギンズ家のリビングルーム。上手側にダイニングテーブル・椅子、下手側にソファーが置かれている。2階部はタイトルにある弟アンディ(=ラティーフ 駒形亘昭サン)の部屋である。

梗概...1990年夏。イギリス・ヒギンズ家は兄弟2人で、兄のトム(町屋圭祐サン)と弟のフィギス。 兄は物分りが良くて、特に父を尊敬しているようだ。弟のフィギスは、物事(興味)に拘るタイプで、両親を困らせることもしばしばあった。 その弟が、ある時奇妙な言葉を喋りだし、 「自分はイラクの少年兵・ラティーフだ」と言い始める。
冒頭、兄が心の友人として大切にするフィギス...その姿は紗幕に映し出された陰影のみで、実体は定かではない。この虚構とも思えるよう男は、不定期に現れ、その出現は何を意味しているのかが分かり難かった。精神科医が登場するが、劇中での描きはアンディとラティーフという分身(ドッペルゲンガー)のような感じもする。
アンディ=ラティーフの体験とアナウンサーの実況中継が事実をなぞり、一方この夫婦の会話は、それぞれの主観や立場などの感情に傾く。事実と感情の衝突に観えるのは、TV画面を通じてもたらされる表面上の情報に基づくもの。人は実際、見聞きした体験の向こうにある出来事を想像することは難しい。そして湾岸戦争など、自分にはほとんど関係ないと...。
物語のラスト、兄と弟の様子が逆転(もともと本当に「弟の戦争」か?)。兄の第三者的な行動の結果だとしたら怖い。対岸の火事をわが事のこととして捉えられない。平和を脅かす毒牙さえも傍観しそう。
ただ描き過ぎて、観客への問い掛けなど余白があっても良かったのでは?

脚本は明確なテーマを提示し、また演出は物語を飽きさせない工夫をしている。問題の所在は、市井(中流家庭)の人々…主に夫婦の会話で紡ぎ出され分かりやすい。それを体現させる役者陣の演技は見事であった。

次回公演を楽しみにしております。
あの雲の向こうは青空だった

あの雲の向こうは青空だった

劇団FULL HOUSE

シアター風姿花伝(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

感情の盛り上がりが...
本公演は、歌謡界を描いたものではなく、人を思いやるような、そんな心温まる物語である。話としては好いのだが、気になるところも…。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

舞台セットは、上演前は着物が掛けられ華やかな歌謡界というイメージを作ろうとしている。その後は場面に応じて転換させる。主には歌手・川島さくら(加藤まゆ美サン)の自宅兼事務所内。上手側にサイドボード、その上にコーヒーメーカーが置いてある。客席側にミニ応接セット。下手側に事務机と椅子。母が歌手であることは、壁に貼ってあるポスター(「百花繚乱!じょっぱれ!チンパンジー」の曲名が印刷されているが、同曲は劇中挿入歌でもある)で分かる。

梗概...冒頭、ストリートミュージシャン(氏家エイミーサン)の路上ライブを年配のアベックが聞いているところから始まる。場面は変わり先の音楽事務所、そして毎朝決まったような母と息子・勇気(中平成哉サン)、そして母のマネージャーが加わった会話。そんなある日、1人の青年・曽根崎哲(脇野星サン)が(事務所)応募チラシを持って訪ねて来た。それは何年も前のチラシ。そこから断片的な記憶を辿り、曽根崎と歌手・川島さくらの出会い、そんな邂逅するような話。物語に動く感情は、母と子の愛情、青年とその友人の思いと裏切り、そして彼女・吉田真知子(貴雅マリコサン)への切ない恋心が交錯する。

母で歌手の さくらは、息子の運転する車で事故死しているが、息子のことが心配で現世をさまよっている。一方、曽根崎は仮死状態であるが恋人をめぐり友人を裏切ったとの罪の意識下にある。愛情・悔悟などの感情が透けて見えてくる。それらの感情が現世への未練となっている。それらを乗り越えないと(成仏)いけない...それがタイトル「あの雲の向こうは青空だった」になるのだろう。

物語は面白いが、早い段階で母が亡くなっていることが分かってしまい魅力が半減し残念である。朝の会話で、母と息子、マネージャーの視線がわざとらしく外れる、動き(動線)が不自然であった。
また、感情の高まりとしては、母の一方的な愛情、青年の彼女への愛しさは通じる。逆の息子は坦々とした態度、彼女は秘めた(抑えた)感情で、当事者同士の感情の盛り上がりに差があるように思う。いや確かに思いやる心があったことは描いているが、そのシーンが短(少な)い。互いの高まった感情の交差が大きな感動をよぶと思う。観客(自分)は、その感情の差を醒めたように観ていたようで感情移入が...、その意味で勿体無い公演に思った。ラストはプロローグに対するエピローグを観せるが、少し余韻付けがくどいような。

次回公演を楽しみにしております。
キネマとコント

キネマとコント

順風男女

OFF OFFシアター(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

暴れた
とても楽しかった。でも、かつての映画が題材だが、みなさん作品知っているのかな。時間がとても短く感じられおおいに満足。

弟の戦争

弟の戦争

劇団俳小

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

歪曲する“心”
この作品は、原作を読んでいないので、どのような脚色が為されたのかはわかりませんが、作品の発信するメッセージへの求心力を感じる作品に仕上がっていたと思います。

人生を経験することにより物事の本質を見極める“心”が歪曲してしまう多くの大人ではなく、無垢な“心”を持ち、次世代を担う子供達へメッセージを発信する“児童書”であるという原作に作者の心情を感じました。

原作を読み、作者のメッセージを更に深く感じてみたいと思います。

位置について

位置について

かわいいコンビニ店員 飯田さん

シアターノルン(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

時間を忘れて
とても安心して見ていられるお芝居でした。題材、演出、魅力的な役者さんに時間を忘れて見ました。僕のお気に入りは、一番年長者の「結婚したい、腹減った」と念仏みたいに独り言を言ってだらけているときです。
面白くて、思わず台本も買ってしまいました。あ~あ、面白かった。

15 Minutes Made Volume15

15 Minutes Made Volume15

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ありがとうございました。
チケプレで見させていただきました。

見たかったけど金銭的に余裕がない時期でしたので、本当に嬉しかったです(T-T)
早く感想書かねばと思いつつ、どう書いたらいいのだろうと思っていたら大分日が経ってしまいました。挙げ句、感想も超個人的なものになってしまいました。

アフタートーク(終わりの会?)まで総じて楽しかったです。
ありがとうございました。



①ヤリナゲ
めっちゃ面白かったです。
個人的に好みでした。




②Mrs.fictions
神戸さんをまさか見られると思わず驚き、
そして神戸さんのこういった役柄を見たのは初めてで驚き。
まじまじと舞台上の神戸さんの顔を見たのは初めてなのではないか、と思ったほど、動き回ってなかったです。新鮮でした。

岡野さんを過去色んな舞台で拝見しているのですが、その度にとんでもなくカメレオン俳優だなと思うのですが今回もやはり。ガチなのもギャグも出来てリズム感もよくて、すごいなぁと本当に思います。

タイトル好きです。


③mizhen
すみません!ほんとうに!
眠ってしまいました!
前の日ちゃんと寝なかったからです!
自分のせいです!
そしてこのあとに休憩があると思わず、もっと頑張って見ればよかったと思いました!ごめんなさい!




④feblabo
演出やストーリーが予想だにしないもので、終始驚いていました。

一部トリプルキャストで、他の回も見たかったなと思いました。



⑤トリコロールケーキ
大本命です。
やっぱり面白かったです。
新作短編見たのも久しぶりだったので楽しかったです。

こちらもダブルキャストで、もう一方のキャストも見たかったなと心底思いました。



⑥劇団競泳水着
小説のようで、素敵作品でした。
”TVドラマっぽい”とかだとドラマ見りゃいいって思うのですが、そっちに寄りすぎずにどこか叙情的なのが素敵ポイントかもしれません。

あの雲の向こうは青空だった

あの雲の向こうは青空だった

劇団FULL HOUSE

シアター風姿花伝(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

なぜ
しでかしておいて何も感じないのかと不思議でした。

ネタバレBOX

女性演歌歌手、その息子、女性を巡って友人を裏切ったと夢の中で後悔している仮死状態で入院中の男、天使というか死神などが絡む話。

普通に日常を生きていると思われた人たちが仮死状態を含めて死後の世界の人たちという意外性は少し面白かったですが、所詮は幽霊物、何となく分かっていたとはいえ好みではありませんでした。

母親の死は息子の仮免中の事故が原因だったことがさり気なく説明されていました。周囲から息子の情緒不安定さなどが心配されていましたが、本人は普段通りのようでした。これからも母親のマネージャーにお世話になります的な能天気なことを言っていて、自分の過失で母親を死なせたことへの自責の念は全く感じていないようでした。そんなことあるかい、過失致死だったら犯罪じゃないのかいと不思議でなりませんでした。
紅をさす

紅をさす

東京マハロ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/14 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2016/12/11 (日)

東京マハロの第18回公演「紅をさす」を観に東京芸樹劇場に行って来ました。マハロは今年3回目の観劇。赤坂レッドシアターの印象が強いが、今回は10周年記念ラスト公演という事で大きな箱に。日曜という事もあって超満員、補助席も増設されていました。いつもと違うと感じた事が2点。1点は今回、AKBの木崎ゆりあさんが出演している事もあり、ファンと思われる方が多数いた事。もう1つは今までの様なポスターの単品販売がなく、DVDを予約した人に抽選でサイン入りのポスターを販売するというシステムだった事。意図は違うかもしれませんが、AKBファンがサインポスター欲しさにDVDを予約する事を見込んでの様な気がして、毎回、ポスターを買っていた自分としては残念でした。今回はトランジェスターが題材。日本でも最近になってやっと受け入れられる環境になって来ましたが、本人、そして周りの人達の心の葛藤が劇中で分かりやすく表現され、深くなり過ぎない様、笑いも織り交ぜながら約2時間があっという間でした。今週は某芸能人の突然の引退があり、LGBTに関しての話題も持ち上がっていました。LGBTに関していろいろ考えた1週間でした。

ポテトサラダ

ポテトサラダ

自由劇場

神戸大学・出光佐三記念六甲台講堂(兵庫県)

2016/11/18 (金) ~ 2016/11/22 (火)公演終了

満足度★★★★

映画ALWAYSを彷彿とさせるオリジナルストーリー、楽しめました。
小ネタでしっかりお笑いが取れる。
やっぱり、個々の役者さんが上手くて、強い。

序盤の松竹新喜劇テイストから、映画ALWAYS的な展開へ(結構ダブってる気がした?)。
そして話は更に展開して、林檎入りのポテトサラダの伏線が活きるラストへ。
愉しめるオリジナルストーリーでした。

ネタバレBOX

ポテトサラダの林檎アレルギーでの入院先から、原稿という形での愛の告白…。

ラスト、ハッピーエンドっぽいのですが…。
個人的には説得力が弱いというか、青森の人が気になるというか…。
もう少し丁寧な感じでも良かったように感じました。
ただ、そう言えば上演時間も長かったので、難しいとも思いますが…。
戦国転送 改

戦国転送 改

よろずやポーキーズ

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

娘の意見です!!
歴史的な内容は分かりませんが、とても良かったです。子供でも楽しめました!!

戦国転送 改

戦国転送 改

よろずやポーキーズ

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

娘と参加しました!!
満員御礼で、とても良かったです。子供も複数参加していました!!とても綺麗でした!!

ハルカチカ

ハルカチカ

第2劇場

フジハラビル(アートギャラリーフジハラ)(大阪府)

2016/12/10 (土) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

娘の意見です!!
シンクロが何度もあり、誰が誰なのか分かりにくく、笑える場面もありましたが、最終的にはよく分かりませんでした。すいません…。

裏の泪と表の雨

裏の泪と表の雨

BuzzFestTheater

ウッディシアター中目黒(東京都)

2016/12/08 (木) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

生き生きとした人物像
体臭や安物の香水が臭ってきそうな程、人物がリアル。 
実際、舞台であるお好み焼き屋はお好み焼きの匂いが漂い、場末感も含めて完璧だし飲食や喫煙は全て本物。 
細部にわたってリアルを追求していた様に思えます。 
そして人物。方言効果もあり人間味溢れる人物達。 
そもそも役者さんそのものに味のある人が多いのではないかと思いました。 
今まで人の表層から「それは間違っている」「そんな事をする奴は悪人だ」と言い切ってしまえたものまでもが、そう単純ではない事を思い知らされました。 
あいりん地区の不器用な人生模様、深いなーっ。

ネタバレBOX

自分だけが家族の業を背負い、自分を犠牲にしてきたと思い詰めていた兄が、数十年ぶりに再会できた弟の人生を知る。 
両親が離れ離れとなる時、子供に課せられる運命の選択。 
父親について行った弟の幼く単純な想いがあまりにも哀しい。 
それでも十分に希望の残るラストで良かったと思います。 

子供はいる「設定」かと思いきや、ちゃんと子供も登場し感服しました。
東京のぺいん

東京のぺいん

ぐりむの法則

新宿村LIVE(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

深夜バス、大人の事情
外は東京タワーをバックに降りしきる雪。
そこは深夜バスの待合室。
三十路にして夢敗れ田舎に帰るバンドマン、見送りの元バンドメンバー、そして訳ありの人々。 
希望溢れた頃のフラッシュバックが東京ラストDAYの感慨を深めます。 
SHOGO(175R)さんもミュージシャンでありながら好演。
終始安心して観る事ができる鉄板のハートウォーミングコメディーでしたが、もう少しチケット代が安ければ良かったのに。

バンク・バン・レッスン

バンク・バン・レッスン

劇団MARBLE

ART THEATER かもめ座(東京都)

2016/12/09 (金) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★

「バンク・バン・レッスン」
この戯曲は初観劇になります。
所謂、一幕劇のコメディですが、特に物語があるわけでもなく、メッセージがあるわけでもなく、解りやすく言えば“コント”のような戯曲であり、その面白さは、演出や役者の実力に問われることでしょう。

その意味では、今回の上演は“実力不足”という感が否めない。

劇団のカラーに“合う合わない”ということもあるのかも知れませんが、
実力に対して“難しい戯曲”を選択してしまったように感じました。

スルース~探偵~

スルース~探偵~

パルコ・プロデュース

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2016/11/25 (金) ~ 2016/12/28 (水)公演終了

満足度★★★★

身分階級の問題にも迫る。
旧映画版、新映画版を鑑賞済み。
ミステリーの舞台は少ないので、
とても楽しみにしていて、念願の鑑賞です。
きりっとした表情の新納慎也さんの【探偵バージョン】を鑑賞。
トリック、サプライズ命の作品と言えますが、
前半は「そう簡単に信じてしまうのか?」と
どうしても思ってしまいました。
一部ミスかな?というところもありましたが、
その後は、展開を楽しみました。
昔のミステリー、探偵小説に存在する、
身分階級を肯定した差別などに対して糾弾した点は、
今回初めて気づかされました。
【スルースバージョン】とはどの程度の差異があるのか、
とっても気になる。

ネタバレBOX

出演者数から、
どうしてもネタバレしてしまうところを、
すこしでもネタバレの可能性が低くなるようにという、
「ある」スタッフ・ワーク?(ミス・リードの仕掛け)に関心しました!

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