最新の観てきた!クチコミ一覧

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ある晴れた朝に

ある晴れた朝に

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

昼と夜を観てきて、セット割で観ました!
安すぎませんか!笑
話の内容も凄く素敵で泣いてしまいました。ダンスのおばあちゃんの表情見たときにすでに涙が、、、
私、トイボさんのダンスで泣くこと多いかもしれない。

演出も照明も全てがよかったです!

ただ、若干劇場が暑かったです笑
役者さんの熱気でしょうか?すごい!

師走の月に何想ふ

師走の月に何想ふ

演劇ユニットZANNEN座

遊空間がざびぃ(東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

心地よい演出に惹かれた。
濃厚な恋話をさり気なく軽いテンポで見せつけつつも、しっかり個々に足跡を残す。
変幻自在の3人の女性が思春期から母までを当たり前のように演じきる。
3色の背景となる俳優さんも、少々中性的なカラーで違和感なく溶け込み、女子の恋心を紡ぐ柱として良い存在感があった。
簡素なセットもあえてか想像力が膨らみ、
作者の世界観を自由に共有でいた気がするのが良かった。
逆に作者の心内と意思をがっつり感じられる様な、作りこまれた長編も観てみたい気がした。
出来れば、役者さんの顔と名前が一致するように、
誰が誰だか判るともう少し親切だったかな。

執事達は沈黙

執事達は沈黙

劇団ピンクメロンパン

シアター風姿花伝(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

執事と羊がかかったコミカルサスペンスかと思いきや!
17世紀の欧州っぽい雰囲気の世界観にシェイクスピアのエッセンスが加味され、支配からの卒業を試みる羊のような奴隷的存在の執事たちの物語だった。
物語のプロットも世界観も素敵で面白いが、登場人物が多いため関係性とキャラクターの説明的なシーンがかなりロスって、テンポを悪くさせていた。個々の役者さんの演技もキャラの作り込もよかったので、少々残念。
オープニングの設定共有の件と展開がとても面白く良かったので、その感じで執事たちのキャラも理解できると良かった。

霓裳羽衣

霓裳羽衣

あやめ十八番

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2016/12/17 (土) ~ 2016/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

座席1階EX 列5番

 老婆(熊野善啓さん)がアシュミタ(水澤賢人さん)が語るこの地に伝わる伝説、色欲の女神ダーキニーの物語から始まる物語はやがて、インドの神々と少女アシュミタに纏わる物語になる。

 破壊神シヴァとの不義密通を、正妻パールヴァティーに見咎められ、一辺、四十里の大岩が、塵と化すまで( その時間を“劫”といい、古代インドにおける時間の単位のうち最長のものであり、一劫は、43億2000万年とも言われている。)、百年に一度舞い降りる、天女の羽衣の一撫でが、岩を塵へと変える“一劫”の間、無限に等しい時間の下敷きとなる罰を受けた、色欲の女神ダーキニー。

 刑の長さに耐えかねたダーキニーは、人間の少女に大岩を鑿(ノミ)で削るように持ちかけ、それが末代まで続く呪いになろうとは思いもせず、不老不死の命と引き換えに、鑿を手に取った無垢な少女に課せられた呪いの連鎖、インドの神々と少女に纏わる物語が幕を開けた。

 『呪いの連鎖と業の物語』観ている間中、そんな言葉が頭に浮かんでいた。

 表面に見え業は女の業。けれど、その中に潜むものは、神も人間も関係なく、生と命、愛、富、出世を欲する欲と業と執着、その執着によって引き起こされる負の連鎖。

 その連鎖の鎖は、いつしか心を蝕んで、気づいた時には身動きもならず、断ち切る事さえも出来ない程に自身を縛り、連綿と負の連鎖を繋げて行く。それを断ち切るのは、相当に巨大な力と痛みを伴わなければ止めることは出来ない。

 良い人でも、理不尽に命を奪われてしまうことを、両親の死を目の当たりにして、知ってしまった無垢な少女ソーマが、不老不死を求めて、ダーキニーの甘言にのって、負の連鎖の緒を結んでしまったソーマ(二瓶拓也さん)の悲しみと痛み、やがて、第二のダーキニーになる予感に胸が軋んだ。

 ソーマから娘へ、娘からシュクラ(塩口量平さん)へと受け継がれた連鎖は、聡明なシュクラによって、一瞬断ち切られると思われたが、色欲の女神ダーキニーの毒牙によって、シュクラの體の内にに押された色欲の烙印により、更に受け継がれて行く。

 この場面を観た時、20年以上前に観た『ゲットー』という舞台の場面がフラッシュバックした。

 ナチスドイツがユダヤ人を集めたゲットーと呼ばれた場所で、ユダヤ人の少女がナチスの男に無体にその清らか躰を奪われる場面で、直接的に見せるのではなく、真っ白な服にそこだけ真っ赤に染まった服を着た少女の姿とシュクラの服の裾から伸びた美しい布が荒々しくはためく、ダーキニーに色欲の烙印を押される場面が重なり、あの時『ゲットー』の少女の噴き上げるような憤りと血を吐くような痛みと、涙さえ渇れるような悲しみが胸に膚に突き刺さったあの感情と感覚が襲って来て、心に焼き付いて離れない。

 控えめで野心を持たなかったサントーマ・シー(美斉津恵友さん)が、破壊神シヴァのお褥下がりになった側室たちの姿を見て、生き残る為に、人を貶め、蹴落とす邪な姿へと変わってゆくその心模様に、サントーマ・シーもまた、業に囚われ蝕まれた哀しい女神であり、それはまた、人間の女の業と重なった。

 全ての元凶の発端となった、ダーキニー(笹木皓太さん)は、體の底から突き上げ、浸蝕してくる怖さを感じた。

 それは、ダーキニーが人間の全ての欲望と業を体現した存在のように感じたからではなかったのか。

 神も人間も関係なく、生と命、愛、富、出世を欲する欲と業と執着、その執着によって引き起こされる負の連鎖。

 『呪いの連鎖と業の物語』と捉えたことは穿ちすぎだろうか。けれど、私があの日観たあやめ十八番の『霓裳羽衣』は、そのように思えてならなかった。

 ダーキニーの『本当の事なんて見えはしない』という言葉と、その直後に放ったシュクラの『本当に大切なことは目に見えない』という言葉に、ふとサンデク・ジュペリの『大切なものは目に見えないんだよ』という言葉を思い出す。

 もしも、その大切なこと、本当のことが目に見えていたら、もこんな悲しく痛ましいことは起こらなかったろうとも思う。

 これだけ書いても、まだ、感情と感覚と思考が纏まらない。

 ただひとつ言えるとしたら、この日味わった鮮烈な衝撃を放つあやめ十八番の『霓裳羽衣』は、ずっと、私の軆と心と記憶にずっと焼き付いて離れない素晴らしい舞台だったということだろう。

              文:麻美 雪

ブロードウェイ クリスマスワンダーランド

ブロードウェイ クリスマスワンダーランド

Bunkamura

東急シアターオーブ(東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

最高だった。ダンス好きならオススメ。
3階席ならではのダンスフォーメイションも堪能。
ラストの曲が大好きな曲だったので、めっちゃ嬉しかった。踊りたかった!

砂漠のクリスマス

砂漠のクリスマス

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/24 (土)公演終了

満足度★★★

翻訳劇選択の難しさを感じる
アメリカは、日本にとって、卑近な国ですが、アメリカの戯曲は、ともすると、ほとんど縁のない国の戯曲よりも、共感性の乏しさを感じる場合があります。

この作品も、私にとっては、縁遠く感じられた芝居でした。

そもそも、日本の一般家庭においては、政治の話題で、家族が論争するようなシチュエーションがほとんどないという現実。そういう国柄の違いのせいで、この戯曲には、普遍的テーマをみつけにくいと感じました。

それがあってか、役者も、役の人生感を、体に落とし切れていないようなちぐはぐさを感じてしまいました。

それに、この作者の、技量的にも、まだ発展途上の雰囲気を感じます。
作者の頭で書いたセリフが多く、その登場人物の肉薄した言葉として、観客に伝わらないもどかしさを随所に感じました。

一幕が、冗長に長く、2幕は、怒涛の展開を急ぎ、芝居構成の配分にも、まだ熟練さが不足して、中だるみを感じました。

たぶん、キャストも、どこか腑に落ちていないのではと感じました。
青年座のベテランの方々をもってしても、この戯曲を演じ切るのは、至難の業という印象でした。

ネタバレBOX

2幕は、サスペンス劇としてなら、意外な結末への導入がうまく行っていると感じますが、よくよく考えると、人物設定や、人物描写に、現実味が乏しい印象を受けました。

特に、ポリーと、シルダの姉妹関係が、台詞として説明されるのみで、生身の人間の肉声として、観客に伝わりません。

また後半で、作家である娘のブルックが、自分は母親のポリーとそっくりだと自白する台詞がありますが、これも、そういう母子の相似を芝居によって見せる部分は皆無です。

だから、描かれているテーマは重いのに、どうも、この芝居のどこにも共感性が見いだせずにいました。

それに、どうしてこうも、アメリカの戯曲って、登場人物が、平気でマリファナを吸うのかしら?
政治の家庭内の浸食率とマリフアナ常用の日常が、どうにも、この芝居を、自らの人生に重ね合わせて観られない、ネックになっているように思いました。
ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2016/12/10 (土) ~ 2016/12/25 (日)公演終了

満足度★★★★

スピード感満載
でも、ていねいに描くべきところはきちんと描かれている。キャラメルボックスらしい緩急でした。伊坂幸太郎さんの作品はどれも幸せと不幸せの配合が絶妙で、それも舞台にしっかり反映されていました。加えて、舞台ならではの視点(というか語り口)に、異例の本番中に携帯での写真撮影OKタイム。舞台の楽しさがたっぷり。キルオ一色さんはすごかったので、また機会があればぜひ観たい。

「痴漢は死ね」の書き初めお手紙からの「浮気してますよ」からの「たいへんよくできました」の容赦ない流れは、知っていても泣ける。
車の中のメモ、「俺は犯人じゃない」に対してあれは「だと思った」でなければいけなかったんだなあと何となく思いました。「知ってる」や「知ってた」ではだめだったような気がします。いい舞台納めでした。

車窓から、世界の

車窓から、世界の

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★

重厚な会話と軽妙なツッコミ
電車に飛び込んだ3人のJCのお別れ会に向かう人達が駅のホームで会話を交わし、浮かび上がる事情や主題。登場人物は皆はっきりとした立ち位置を持っていて、話題が変われば良くも見えたり悪くも見えたり。重い言葉と軽妙なツッコミのバランスが良い。
自分が自分で考える限り主観的な見かたは消せないわけで。ただ、主観を他人の物語や現実ではないところに移してしまうことが唯一の救いの人もいる。登場人物のキャラをわかりやすくしたことで論理的な会話が噛み合っていたけど、そのぶん収束して一つになることが難しくなっていたように感じた

ネタバレBOX

あんだけ神妙な真面目なキャラに仕立て上げといて、JC(女子中学生)を日本青年会議所と真顔で説明されたときの威力ときたら
ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/22 (木)公演終了

満足度★★★★

第二部 -戴冠-
引き続き第二部。ヘンリー四世とハル王子のやり取りときたら、歴代の重みを感じさせます。ラストシーンに高みに上るハル王子の孤独さときたら。一部の終わりでも思ったけど、振る舞いが求められるときに、なんの躊躇もなくそれを入れられるのは血筋。フォールスタッフに分からないのは仕方ないかな……。

しかし、セットで観るとS席が1280円もお得。もともとのチケット代もさすが新国立でたいへん良心的ですが、どうせ観るならまとめてですよね。終日堪能しました。

ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/22 (木)公演終了

満足度★★★★★

第一部 -混沌-
通しで観てきました。劇場内の世界観がまず素晴らしい、半円形を役者たちもよくよく理解しているお芝居。こちらに近付きすぎず、かといって遠すぎもしないちょうどいい距離感。

「リチャード三世」で観た岡本健一さんは、今回は反乱軍。燃え滾っていてたいへん恰好よかったです。激しかった。フォールスタッフ佐藤さんの小気味よさやヘンリー四世中島さんの哀愁など、言葉では説明されない個性の空気。ジョン王子も凛々しくて素敵でした。放蕩息子であるハル王子が、決戦の場において途端に振る舞いが変わるのは、王家の血筋とでも言うのかな。生まれ持ったものを感じさせられました。たっぷりの時間をストレスなく過ごせたことで、いいお芝居を観た、という満足感に浸れました。

低速ヒロインGO

低速ヒロインGO

追手門学院高等学校 表現コミュニケーションコース

Theatre O(追手門学院高校 表現演習室)(大阪府)

2016/12/15 (木) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

見て来た
高校生の日常にフィクションを足した感じ。
日頃のそんな感じなんだ。 リアルに成就したらええな!!

執事達は沈黙

執事達は沈黙

劇団ピンクメロンパン

シアター風姿花伝(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

もう少し納得性があれば...勿体無い
舞台美術は物語を観やすくするよう工夫して作り込んでいた。しかし内容に謎(疑問)が多く、その展開はまるで霧の中をさ迷うようで手探りだ。
シェイクスピアの「ハムレット」をイメージさせるが、似て非なるものかもしれないが。ハムレットが父の死の真相を知ってもまだ...To be,or not to be: that is the question.と悩み独白するのと違い、本公演のラストには明確な思いが発せられる。その思いを激白する、演技は熱演なのか怒声なのか判然としないが、迫力は感じられる。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

舞台セットは、豪華な執事控え室のような部屋。やや上手側に楕円形のテーブルと椅子、下手側には机、壁には絵画やリースが飾られている。上手側客席側にドアがあるが、執事の仮眠室という設定である。下手側奥に木製ドア。上手側奥、壁の上部にテラスを思わせる空間がある。

梗概...屋敷の公開見学(観光)に来た婦人たち。それが一転して当時の執事(衣装替え)になる。この屋敷の主人が放蕩息子・コソン(登場しない)に毒殺(噂)され、その息子が父亡きあと、2カ月で結婚式を行う。コソンの結婚披露宴当日の騒動がコミカルに描かれる。執事取りまとめ役・アジン(律人サン)は先代主人の霊を見る。先代は、自分は息子に殺されたとアジンに告白。復讐に燃えるアジンは他の執事たちに協力を求めるが...。
その執事役の女優陣は個性豊かな役柄(キャラ)を立ち上げ、楽しませてくれた。出来れば、その役柄の意味というか、役割がわかると良かった。

最大の疑問は、幽霊の存在を一番否定していた執事を幽霊として登場させ、物語を収束させてしまう。それが現実であることを証するためコソンの溺死した嫁も登場させる。
次の先代主人の霊を見るまでは、温厚であったアジンの態度が一変し、途端に厳しくなる。
それ以外には、コソンの嫁の悩み、相談事は何か、そもそも嫁いできた理由は何か...など多くの謎があるが、それらは卑小なことと割り切る。

物語には同性愛(レズビアン)、民族間抗争、飢饉=食欲、軍靴の音などの問題が散りばめられている。ハムレットでは、主人公の奇妙な性格を描きつつ、物語の展開とは直接結びつかないような事柄の省察が描かれている。この公演でも先の問題は観客への問いかけのような気がする。それが物語にうまく絡んでいれば観応えがあったと思うと勿体無い。

ハムレット同様、この物語では主人公・アジンの内省、その独白が見所であろう。執事の取りまとめ役として「支配」したい、という激白によって幕になる。「執事」は「羊」(家畜)にあらず。その反対の解放、自由を求めているのかもしれない。
公演には先代主人、その息子コソンは登場しない。その人物像は観客に委ねられている。そこで主人とアジンの主従の関係性をどうのように想像するかによって復讐の鬼と化したか。
それでも先の疑問は解けない、それ自体が問題だ!

次回公演を楽しみにしております。
Roll Roll Roll Rolling The CINEMA

Roll Roll Roll Rolling The CINEMA

One Bill Bandit

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2016/12/17 (土) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶり&懐かしい&面白かった
数年間見続けていた団体さんで、今回は思いもかけずお誘いをいただいたので久しぶりに行きました。

年々作品の中の技術力(映像が特に・・)が1000円という価格の芝居に見合わないレベルに洗練されてきていますね。パンフレットによればスタッフが自分のやりたいことを申告して、演出がそれに合わせて作品を書いているとのことなので、楽しんでレベルの高いことをやれる団体なんだろうなと思います。お芝居もとても面白かったです。久しぶりに錦織さんの魅力を堪能しました。あと花火の話に出ておられた杉浦さんが出演されていて、嬉しかったです。

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた<X'mas編>

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた<X'mas編>

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

本編もコンサート並み!
今回は、クリスマスコンサートも別に上演するという楽劇座さん。ですが、本編自体の音楽の数も多く、まるでコンサートを観てるようでもありました!他のお芝居とはどこかひと味違うので、ぜひ一度観てもらいたい!楽曲も名曲ぞろいでCD欲しくなっちゃいます。

せみのさなぎ

せみのさなぎ

早稲田大学演劇研究会

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2016/12/15 (木) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

満員御礼
数ある学生演劇の中でも頭いくつか分抜きん出ている事がうかがい知れる集団。 
実直な作品づくりの姿勢が好印象。 
内容的には被害者少女と加害者青年の13年間に渡る生活(2人の心理的やりとり)について、もう少し具体的に描かれていれば、後に向かう結末に対して細かい部分を気にせずに説得力を感じられたのかなーと思います。 
今後の公演も楽しみです。

執事達は沈黙

執事達は沈黙

劇団ピンクメロンパン

シアター風姿花伝(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/18 (日)公演終了

満足度★★★

執事?沈黙?
私が思う執事とはイメージが違い過ぎて、違和感しかありませんでした。
そして、沈黙の意味もよくわからなかったです。
違うタイトルなら、こちらの受け止めかたも違ったのに、と思いました。

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた<X'mas編>

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた<X'mas編>

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

POPなパッケージに包まれた、大人向けエンタメ
相変わらずのルーシー・フラワーズ、今回は2016年の時事ネタ総まとめのようで最高に楽しかった。

普段、人間が思っていても言えないブラックな事をサラリと言って大笑いしてしまうルーシーは不思議な爽快感を感じる程、観ていて気持ちいい。

3人でノンストップ、1時間半持たせるのも相当な技量を感じる。インパクト大の八の字眉幸子はもちろんだが、物語の最初から最後までを運ぶルーとシーの演技には感服。

普通のお涙頂戴的な舞台に飽き飽きしている方はぜひ。新しい世界が広がります。

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた<X'mas編>

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた<X'mas編>

楽劇座

THEATER Rrose Sélavy (東京都)

2016/12/16 (金) ~ 2016/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

大人の為の童話
舞台セットがまたクリスマス特別仕様になっていていつも以上に可愛かったのと、いつもに増して台詞の勢いが凄かったです。毎月この量の台詞をいとも簡単にやってのける役者さんも本当に凄い!ルーシーはブラック楽しいだけでなく、人生の教訓的なところもあって色々な事に気付かされます。大人の為の上質な演劇‥って感じです!

『switch × switch』

『switch × switch』

7contents

上野ストアハウス(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

最高に良かった
ピョンちゃんが出ているので観に行った。何時も通りオープニングのダンスは超絶カッコイイ、そしてお話も毎回グッとくる身近にある話なのに、忘れていた過去のように、心に訴えてくる。いつも感動をありがとう。

時代絵巻AsH 其ノ玖 『草乱〜そうらん〜』

時代絵巻AsH 其ノ玖 『草乱〜そうらん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2016/12/14 (水) ~ 2016/12/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

いつも
最後の展開に泣かされてしまいます。
人の生き方についていつも考えされてしまう作品、ぜひ見て頂きたいですね。

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