
憂世彼方 -霧の花街宵乃籠釣瓶-
劇団アニマル王子
ブディストホール(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/18 (土) 14:00
主人公の次郎左衛門の心に中にある、優しさと憎しみの葛藤がうまく演じられて
いたと思います。そして、子を想う母の優しさ。このあたりからもう、涙腺崩壊
でダメでした。松野代表の演出が憎すぎます。
歳を重ねるごとに劇団員の皆さんが味のある演技を魅せてくれていると感じました。
客演の方の演技も凄く良かったです。
これからもアニマル王子の皆さんのご活躍に期待しております。

うつろな重力
シアターノーチラス
RAFT(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/03/18 (土)
座席1階1列
シアターノーチラス『うつろな重力』 於:RAFT
「ごめん、私あなたに呪いをかけた」
人の持つネガティブな想いや感情が交錯する、呪いをテーマにしたサスペンス作品。
所謂「いい人」が登場人物に一人も居ません。ギスギスした雰囲気が終始漂っていて陰鬱な気分になります。
でも目が離せない。そんな作品でした。
幸か不幸かは受け取り方次第だと思うのだけど、
不幸が呪いの所為だと思うことで案外納得して前へ進める場合もあるのかな、なんて思いました。
最終的には妹との関係が唯一の救いだったような気がします。

星降る地中に〈竜〉は棲まう
sputnik.
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2017/02/11 (土) ~ 2017/02/12 (日)公演終了
満足度★★★★
解り合えない不安、不信が信頼の欠落 心の欠落 人が、伝え切れない歴史が欠落
欠落した情報で恐怖から判断を間違える 違う力、能力の二人が踊る 繋いだ手 合わすステップから通う気持ち 欠落を埋める 竜は封印された 人間の英雄 竜を封印する結界 封印したのは人間ではない 竜は封印されていない自ら居た 人の姿になれば 人は恐怖で選択した道は、生き埋めにしてしまう。人と竜 竜は神の様 台詞で作る芝居 上手く表現していた。

ぼくらが非情の大河をくだる時—新宿薔薇戦争—
中屋敷リーディングドラマ
本多劇場(東京都)
2017/03/16 (木) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
今年は、いつになく説明するのが難しい舞台を観ることが続いている。
この『僕らが非情の大河をくだる時―新宿薔薇戦争―』も、説明するのが難しい。
幕が上がると舞台には、孤独に忘れられたようにぽつんと両側に男性用便器が並び真ん中に洋式便座が据えられ、床や便器、便座の周りには紅い薔薇の花弁が散り敷かれて、ヘッドライトに照らされた都内の公衆便所。
同性愛の男たちが集まる奇怪な深夜のその公衆便所を舞台に、「満開の桜の木の下には一ぱいの死体が埋っている。深夜の公衆便所の下にも一ぱいの死体が埋まっている…」という妄想を信じた、虚空の幻想を抱く詩人と詩人が入る為に作られた白木の棺桶を担いで、詩人の後を追う父と兄の姿が、幻想と残酷の間(あわい)で、圧倒される熱量で紡がれる言葉とリズムで描かれる朗読劇。
始まって暫くは、不条理劇のようないわく言い難い雰囲気が舞台に流れる。
1時間の朗読劇なのに、冒頭から頭と感情がフル稼働、フル回転しても尚、現実とも幻想ともつかない狭間の時間と空間に迷い込んで閉まったような、息苦しいような緊張感とその場に居て、物陰に身を潜めて目の前で目撃しているような妙に生々しい臨場感の中に身を置いているような不思議な感覚に気づけば、惹き込まれ時を忘れ、息を殺し、目を凝らして観ていた。
訳ありの詩人の兄と訳ありの家族。
舞台が始まる前に客席に流れていた日本の70年代の歌謡曲から、時代背景を類推し、フライヤーに入っていた当時の劇評を読み、何となくこうではないかとあたりを付けていた事通りらしいと腑に落ちる。
70年代と言えば、今でも過去の事件の特集などで必ず取り上げられる連合赤軍や連合赤軍による人質事件の『あさま山荘事件』があった年。
かつて革命運動のリーダーだった詩人の兄、その厳しい運動の中で気が狂ってしまった弟の詩人、ひたすら平穏な日常に憧れる父の激しいドラマが展開しているのがこの舞台だと。
舞台は、ト書き読む役者と詩人と詩人の父と兄を演じる4人の役者のみで紡がれてゆく。
唐橋充さんの父は、長男のように革命運動には無縁に、兄に見捨てられたくない一心で、兄と運動に参加し、元来持っていた優しい心故に、耐えきれず気を狂わせた弟の詩人とも違う、薔薇を育てながらただひたすらに平穏平凡に暮らし事だけを望んでいる父。
気の狂ってしまった息子の詩人の後を追い、毎日走り回ることに心底疲れ果て、弱さ故に息子を殺すことで耐えきれない苦痛、心労から逃れようとする無自覚に何処か狂い始めているのではなかったか。
安里勇哉さんの兄は、弟の幻想の中にいる「強くたくましいおにいちゃん」でい続けるために、弟の混沌に寄り添い続けている兄。
父とは違い、自分の中の弱さを自覚し、それ故に、かつて自分の運動に巻き込み、狂ってしまった弟に罪悪感と後悔を感じ、繰り返される不毛な毎日に倦み疲れても、弟を見捨てることも見離すことも出来ず、毎日弟の後を追い、理想の中にいる「強くてたくましい」兄を演じ続ける事の痛みと苦しみが膚を突き刺すように迫って来た。
多和田秀弥さんの詩人の「にいさん、ぼくは気狂いじゃない。にいさん、ぼくを見捨てないで。」叫びが、痛くて切なくて今でも耳の底で響いている。
「強くてたくましい」大好きな兄に見捨てられたくない一心で、兄と共に投じた運動の厳しさに耐えきれずその心を狂わして尚、兄を求め、見捨てないでと叫ぶ弟の詩人の胸の中に去来し、頭に響き続ける声は何だったのだろう。
反目し合う父と詩人ではあるが、根本の性質はもしかすると同一若しくは近似していたのではなかったのか。だからこそ、互いの中に互いの姿を認めて反目し合うのではなかったか。
詩人もまた、ただひたすらに平穏に普通に生きたかったのではなかったろうか。「強くたくましい」兄に見守られ、悲しみに心傷つけることなく、兄がいて父がいて、大きな波に弄ばれることも飲まれることも無く、可もなく不可もない、過不足のない当たり前の日々。
それこそが、潜在意識の中で詩人が本当に求めたものではなかったかと思えてならない。
詩人の叫びが、浮かび上がらせた白昼夢のような幻想は、やがて非情な現実となって行き、その果てに行き着いたものとは何だったのか。
本当は、詩人は狂ってなど居なくて、非常な現実から隔離するために、兄と父によって、狂っていると思い込まされて頂けなのではないか。詩人の余りにも無垢で傷ついたら最後、それは、詩人の魂ごと命を殺してしまう事から守る為に狂っていると思い込まようとした兄の一世一代の芝居のようにすら思えても来る。
見終わっても尚、考え続けている、濃厚で濃密な舞台だった。
文:麻美 雪

ノコッタ。
カンムリプロデュース
パールホテル両国・3階会議室(東京都)
2017/03/01 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇場外の場所で趣向を凝らしてやる公演って味わいがあって好きです。本作品は、会場の設定はそのままで、観客を参列者にみたて上演しています。物語も会場の両国に関連させていていい感じでした。物語も、どたばたしながらも最後は綺麗にまとめなかなかの良作。奸曲の巻き込み具合も良かったです。

夏の夜の夢
青年団リンク・RoMT
サンモールスタジオ(東京都)
2017/03/10 (金) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/20 (月)
価格3,500円
無題2029(17-032)
14:00の回(晴、暖)。13:30受付(整理番号がありますがどんな順番なのでしょう、少なくとも整列順ではない)。
初日は、L字、入って左奥でしたが本日は正面、最前列のミニ椅子は追加?
今日も舞台上には役者さん、でもとてもリラックスしているように見えます。
14:02前説(山田さん、日替わりとのこと 150分)、14:07開演~16:40終演。
楽しさ倍増、よく笑いました。客席との一体感、劇中劇のハチャメチャさ、歌声の華麗さ、振付の神々しさ、とても楽しく、キャラクターが輝いている。
当パンをみていたら石渡さん立教の映身出身、ということは新座キャンパス(一度ダンスを観に行きました)でしょうか。ttu山田さんが第2期なので7~8期かな?

【満員御礼】ナンチャッテおちゃめ宇宙
創像工房 in front of.
東演パラータ(東京都)
2017/03/09 (木) ~ 2017/03/11 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/11 (土) 17:00
11日に鑑賞させていただきました。事前情報を全く入れずに鑑賞させていただきました。題名と内容のギャップに意外性を感じました。脚本が素晴らしいなという感想。役者さんたちも1人何役かを演じ分けていて積み重ねの重みを感じさせました。最後に時間の変更も快く応じて下さり有難うございました。

『熱海殺人事件〜ザ・ロンゲスト・スプリング』 『売春捜査官』 『熱海殺人事件〜水野朋子物語〜』
カガミ想馬プロデュース
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
価格3,500円
ザ・ロンゲスト・スプリングを観劇。小劇場界の古典芸能のような本作品、全く古さを感じさせないのに驚きました。

うつろな重力
シアターノーチラス
RAFT(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

「母さん、たぶん俺ら、人間失格だわ~キャンピングカーで巡る真冬の東北二十都市挨拶周りツアー♨いいか、お前ら事故るなよ、ぜったい事故るなよ!!編~」
MICHInoX(旧・劇団 短距離男道ミサイル)
Studio+1(宮城県)
2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
こういうタイプの演劇はどちらかという苦手でしたが、とても楽しめました。震災後、すぐに立ち上がった劇団が、太宰治をモチーフに、自らの人生を赤裸々に語り、それでも前に進む姿がそこにありました。東北二十都市を回るというツアー自体に意味があります。全国回って欲しいです。

皆、シンデレラがやりたい。
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2017/02/16 (木) ~ 2017/02/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/02/16 (木)
面白かったです。
面白いだけでなく人間の合理的な理由のないドロドロした内面を描いているところなどはさすがだなと思いました。
もう少しテーマ性がストーリーにあったらよかったです。
役者はベテランが多いこともあってさすがに上手いです。
最後の終わり方はさすがの終わり方だと思いました。

遠くから見ていたのに見えない。
モモンガ・コンプレックス
BankART studio NYK 3C gallery(神奈川県)
2017/03/18 (土) ~ 2017/03/19 (日)公演終了
満足度★★★★
BankArtという場所もすごく良かったと思うが、「現在」の表現の仕方が面白かった。長い年月をかけて培ってきたものが、今回の作品の形に繋がっているとのことだが、作品のために作品を作るのではなく「現在」を生きる行為そのものが作品に繋がっていることが素晴らしいと思った。

いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した
ロロ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/03/13 (月)公演終了
満足度★★★
「高校生演劇」というフォーマットを利用して、大人が甘酸っぱいことをやるというのは、企画としてとてもおもしろいと思いました。全部を通してみると重層的に楽しめそうで、観る観ないに関わらず、そうやって周辺の空白を作っているのもいいなと思いました。

『壊れかけのダイヤモンド ~Life is Beautiful~』
劇団デブ猫
国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館西棟(新D館)多目的ホール(東京都)
2017/03/20 (月) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★
舞台装置・衣装・配役(人物造形)他どれも緩めでシンプルな作りながら調和が取れていて卒業公演らしい近しくて温かさに包まれていた公演。
序盤は内輪受けが目立ったがもっと精錬していけば、都心の劇場でお金を取って上演するに足る内容のミステリー仕立ての楽しい舞台でした。

SAMPLE
劇団ジェット花子
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2015/10/24 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了
缶ビールとやきとりがあったらよかったです。
(これでお金を取っては・・・)
頑張っている感はありますが、そもそものストーリーが演劇としてのレベルになっていないです。

ダンデライオンII~飛龍伝より~
ThreeQuarter
JOY JOY THEATRE(東京都)
2017/03/19 (日) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/20 (月)
バトルロイヤル公演の卵チームを観劇しました。
卵チームという初々しさもあってか、とても熱い舞台で、段々と見入ってしまいました。噛んでしまう場面もありましたが、かなりの台詞量をこなし、何より熱量が凄かったので、それも気になりませんでした。後半は、感情移入して涙が出てきました。卵チームですが、殻を割ったなぁと・・とても好印象でした。他の鶏・雛チームも観たかったです。社会人劇団との事ですが、これからも頑張ってほしいと思いました!

umami
サスペンデッズ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/03/18 (土) ~ 2017/03/26 (日)公演終了
満足度★★★
どこかで読んだストーリーですね~。
演出も数年前に流行ったパターンです。
もっと独創的内容と展開を期待していたのですが、残念でした。
次回に期待。

うつろな重力
シアターノーチラス
RAFT(東京都)
2017/03/15 (水) ~ 2017/03/19 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/19 (日)
小さな空間だったので、至近距離で迫力満点でした。観終わった後、「隣の芝生は青く見える」という言葉が浮かんできました。幸せか不幸かは、自分の気持ち次第という思いと、どう考えても不幸な人っているよなぁという思いと、何とも複雑な気持ちになりました。役者さん達の演技もリアルで怖かった(いい意味で)です。見応えのある重厚な空間でした。

ITALIA
Creation Club
遊空間がざびぃ(東京都)
2017/03/17 (金) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
満足度★★★★★
ダンスがとても素敵でした!もちろん踊る女性陣もとても素敵でしたよ。三連休最終日の昼下がりを締めくくるには、もってつけの舞台でした!お酒を飲みながら観たかったなぁ〜(笑)お休みの締めくくりに、千秋楽の舞台を是非どうぞ!

『マカロンちゃんの憂鬱 〜和菓子大戦争の巻〜』&『ミニコンサート』
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2017/03/18 (土) ~ 2017/03/22 (水)公演終了
満足度★★★★★
1年ぶりのマカロンちゃんだったけど、やっぱり楽しかった〜(o^^o) マカロンちゃんとキャラメルちゃんの安定感はさすが先輩っ!!!和菓子の新キャラ2人も面白かった。新曲の合の手が好きです=(^.^)= 次のマカロンはいつかな??今から楽しみー!早くまた新作が観たいっ!!!!