最新の観てきた!クチコミ一覧

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デザート・ベイベー

デザート・ベイベー

青色遊船まもなく出航

シアターシャイン(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

鑑賞日2017/02/05 (日)

今回も白井ラテさんの世界に、しっかり引き込まれてしまった。
幸せって?
終演後、帰り道や食事しながら、そんなことを考えさせられた。
最後は優しい気持ちになれる、素晴らしい舞台だった。
白井さん、役者の皆さん、ステキな時間をありがとうございました。

戎緑地

戎緑地

玉城企画

アトリエ春風舎(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★

65分。

ネタバレBOX

緑地に住む浮浪者とか、公園にいるだろう夫を探す妻とか、住所のない封書を届ける人とか、そんな人らを描く。
封筒で埋め尽くされた舞台で、その中の便箋を読み上げながら進むという演出。当初結構面白いかなと思ったけど、そこまで変化もなく、途中で興味が失せてしまった。
オペラ『想稿・銀河鉄道の夜』

オペラ『想稿・銀河鉄道の夜』

オペラシアターこんにゃく座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

初こんにゃく座さんでした。綺麗で儚い詩の世界でした。歌の迫力だけでなく、照明や演奏など総合的に迫ってくる楽しさがあって、二時間、世界にたっぷり浸ってきました。

デザート・ベイベー

デザート・ベイベー

青色遊船まもなく出航

シアターシャイン(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/04 (土)

「デザート」とは、「dessert」の方ではないのですね。会場で気づくお間抜けぶりでした。文字通り様々な「desert」が描かれていましたが、物語の中の男女達は、それを愛の力で乗り越えていっていました。お目当ての永井美生さんがとても可愛らしく、役柄と相まって愛おしく思えました♪

ミュージカル『手紙』

ミュージカル『手紙』

ミュージカル『手紙』製作委員会

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2017/01/20 (金) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/05 (日)

座席2階LB列

原作の世界観を損ねないで、舞台ならではの感動をたっぷりと堪能しました。場面設定の切り替えが素敵で、同時進行の芝居も分かりやすく、歌のおかげで涙が止まりませんでした…
Wキャストの良さも感じられ、主役を含め、皆さんの実力のある演技、村野さん始めとする演奏…どれも欠けられない素晴らしい作品でした。

さらば、ブラックローズ

さらば、ブラックローズ

ライオン・パーマ

萬劇場(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/04 (土)

面白かったです!ふんわりした独特の雰囲気と笑い・・最後は心が温まり、ホッとする感じがしました。ストーリーは、様々な事が絡み、どうなるのか?と思いましたが、最後は上手くまとまっていました。上演時間が長い感はありますが、削る所はない気がするので仕方ないのかな・・と。何だか、妙に気持ちが癒される心地良い時間でした。

オセロ王

オセロ王

劇団鋼鉄村松

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

1999年人類滅亡。
いわゆるアダムとイブ、生き残りのキャラクター性がその後を引き継ぐ人類に色濃く影響を与える。
浅い文明社会、ちょっとお間抜けな世界観の中、結構シリアスに人権問題が絡んだオセロトーナメント戦が展開。
いつもの王子小劇場より客席を多く(満員御礼!)設けてオセロスタジアムにしたセットや、名物MC、体型凸凹スナイパー等アイデア盛り沢山のパラレルワールドでした。

ネタバレBOX

できれば決勝戦はドラマと交錯したままでもいいので実際のオセロ実況が観たかった。
昔、キングコング西野が他の芸人とガチでオセロ対決する企画公演をやっていましたが、かなり盛り上がって、意外とオセロ実況って面白いものです。
【ご来場ありがとうございました!】熱海殺人事件「売春捜査官」

【ご来場ありがとうございました!】熱海殺人事件「売春捜査官」

稲村梓プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2017/01/31 (火) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

チームG観劇。期待以上の熱量溢れる舞台でした。役者さん4人が皆素晴らしく、特に和興さんの李大全(&万平)は流石。稲村梓さんは、初見でしたが別の舞台でも是非観てみたいと思いました。今まで観た「売春捜査官」の中でも最高の舞台でした。

ダークマスター東京公演

ダークマスター東京公演

庭劇団ペニノ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

椅子が低く、さらに座面の下に足が入れられないと尻の一点に体重がかかってしまい長時間だと痛くなる。が、そんな苦痛に耐えてでも見る価値がある。イヤホンから音を聞きながらの覗き見のような体験は、今までのペニノの作風に通じるもので、見ているというよりまさに体験しているかのような後味を残す。必見。

たわけ者の血潮

たわけ者の血潮

TRASHMASTERS

座・高円寺1(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/05 (日)

座席1階

中津留さんの新作を見たくて、久しぶりに東京に出てきた。舞台設定が特殊なのだが、ヘイト法案を軸にして展開する中津留ワールドは、今回も鋭い。曖昧さと軽さ、自分にだけ都合のいい言葉て空気が蔓延する今への直撃弾だ。相対する客席も相当な返り血を浴びる覚悟で臨む覚悟が必要だ。

GO ON

GO ON

演劇企画 heart more need

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ている私も話に混じっているような、言葉が胸を突き刺すように飛び込んでくる感覚
終演後にアフタートークもあり、作・演出さんキャストさんのお話も聴ける回だったので、作品をより感じられて良かったです。

アマテラス

アマテラス

少年社中

紀伊國屋ホール(東京都)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

とにかく楽しい、美しい、そして客席にも熱気が届く熱いステージでした。

さらば、ブラックローズ

さらば、ブラックローズ

ライオン・パーマ

萬劇場(東京都)

2017/02/01 (水) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっとだけ、いつもより笑いの要素が少なかったような気もしたが、ライオンパーマらしい世界観はたっぷり盛り込まれており、完成度の高い作品に仕上がっている。

リリオム

リリオム

ユマクトプロデュース

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

不思議な物語の世界があった。人生は、だれにとっても1年生のいくクラスは、存在しない。いつだって一番むずかしいことから学習させられる。それは、リルケのお話しにあった教訓だ。美しい演劇のなかに、しんみりとする展開だった。

ネタバレBOX

リルケ「マルテの手記」を読んだころは,ずっと子どもだった頃だ。そのとき,二つのことをずっと覚えている。ひとつは,見ることをぼくは学んでいるということ。これは,どうして,大人に向かうわれわれが,もう一度見ることを再認識すべきなのか。ものすごく,不思議であり,かつ新鮮だった。やっぱり,見るという行為を根源的に考えてみる必要があるということか。

もう一つは,マルテの母がおもしろいボヤキを口にしていたことだ。人生には,一年生のいくクラスはないんだわ。いつだって,一番むつかしいことから,学習させられる。だから,無防備な若いうちに,平穏にコマを進められたひとは良いが,そうでない子どもは,人生を傷つけ,壊してしまうだろう。それは,だれのせいだろう。いや,運が悪かっただけなのだ。

リリオムは,まだ,子どもだ。だけど,たったひとり自分を理解してくれる魂に出会う。ところが,悲劇はおこってしまった。まるで,ロミオとジュリエットの事件だ。かれは,自分の才能を唯一認めてくれた木馬のいる遊園地から追い出され,犯罪人に落ちていく。気が付けば,愛する妻を残して自殺へと追い込まれた。生まれて来る女の子の顔すら知らないで,天国にもいれてもらえそうもないのだ。なんちゅう悪いくじ!

『リリオム』は,とても美しいハンガリー戯曲。それを,ミュージカルにしてもヒットしたというのは,ストーリーに魅力があるからだ。おそらく,実際にあった話かもしれないし,比較的どこにでも,どこの国でもあるような話だ。それを,そのまま素直に,伝えているから,あまりおもしろものではない。そのために,趣向のなされた演劇になれたひとには,ポカンとして終わる。

でも,むしろそこに,この演劇の狙いもあり,効果がある。人生の,不条理なところまでも,そっくり自然に受け止めて,人生を考えたい。そんな意図が感じられた。珠玉の作品。アコーディオンの奏でる音楽と,悪に走るリリオムたち若者の放つ歌声がやけにあっていて,妙に耳に残る。楽し気であり,それがかえって,終末へのアクセントになっている。
世界☆独創

世界☆独創

シャービィ☆シャービィ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/05 (日)

パステルカラーでポップな劇空間に子供の無垢な感性を踏み台にして結構重い世界観を閉じ込めていて独特。テキストと演出と俳優のバランスが前作よりも格段に良く、ステップアップした感がある。特に主演の沢井エリカにつけている演出とラストのセリフが印象的。

冥途遊山

冥途遊山

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/01/03 (火) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」の新春祭り3館同時公演の1つ。
この松飾内で行われる恒例公演は、3館の上演物語が重なり1つの物語を成している。その連動というか連携した描き方は見事である。また、正月ということもあり、時代劇(女優陣は着物姿)として華やかな雰囲気を漂わせている。

タイトルの”冥土”から「彼岸」と「此岸」を往還するような物語であるが、”遊山”とは…その場所と期間が気になるところ。

ネタバレBOX

舞台セットは、劇場の天井が高いことを利用し、多層通路のようなものを作る。そこが遊山の途であり、現世という次元の違いを表出している。

梗概は、「此岸」における話…本筋に大店の娘と奉公人。その娘に言い寄る商売敵のような店の若旦那。その陥穽によって娘は吉原遊女になる。その奉公人はその仇の若旦那を…。本筋とは別にいくつかの脇話を従えて物語を振幅させる。「彼岸」では、現世の話に呼応するよう四十九日法要に向けて七日間区切りで生きてきた時の所業に応じて逝く先(天国・地獄など)を決める、そんな裁決の場面が繰り返される。
人それぞれの生き方をしてきており、その思い(悔悟・愉悦など)が此岸の場面として描かれる。この彼岸・此岸の往還を通して人の死後、その死出の旅路がコミカルに描かれる。

この芝居の冒頭、いや上演前から上手側に「地蔵」が立っている。何度も弄ばれる様な場面があるが、この地蔵尊こそ物語の重要なカギ(キーウーマン)となる。

死の瞬間から次の世に生を受けるまでの期間が 四十九日といわれ,人の死後その冥福を祈る。初七日は、故人が三途の川のほとりに到着する日。故人が激流か急流か緩流かのいずれを渡るか裁きで決まる大切な 日で、緩流を渡れるように法要をする。 故人は七日ごとに冥道の裁判官によって裁判を受け、 故人の最終的な行くべき道が 定まるのがこの七七日(四十九日)ということ。 極楽に行くのか、地獄 に行くのかの分かれ目である。
この仏教に纏わるところを、現世の行いを観せながら勧善懲悪のように描く。そのコミカルな演出と切なく悲しいラストの落差が印象的であった。

次回公演を楽しみにしております。
デザート・ベイベー

デザート・ベイベー

青色遊船まもなく出航

シアターシャイン(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/02/05 (日)

物語が終わった後もみんなが幸せになればいいなって思う素敵な舞台でした。

メイド・イン・ジャパン

メイド・イン・ジャパン

NPO法人大阪現代舞台芸術協会-DIVE-

ウイングフィールド(大阪府)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★

個人的にはもどかしさだけが残ってしまった。白バージョンの方、どんなエンディングなんだろ

ネタバレBOX

演出さんの見せたかった意図があまり理解できなかった。特に彼女の過去のシーン。
私には彼女の実像が見えてこなかった。
受付

受付

芝居屋さんプロデュース

音太小屋(大阪府)

2017/02/03 (金) ~ 2017/02/04 (土)公演終了

満足度★★★★

別役実さんの作品で面白くて、恐ろしい。追い詰め方が退路を断つ感じで…
安部公房さんの砂の女、内容忘れているけどこんな感じだったかなと思いだした

ネタバレBOX

最後、患者さんだった人が先生役で出てくるのは、そこに何か意味があるのかなと観客側は考えてしまうので良くないのではと思った。女性だけで先生がいるテイでやった方が良いのかなと。それとも本当に何か意味があったのかな
リリオム

リリオム

ユマクトプロデュース

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2017/02/02 (木) ~ 2017/02/06 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/02/03 (金)

愛らしい作品。古いハンガリーの戯曲だが、生き生きとした台詞に簡素な構成、独特の語り口がある。たまたま半年前に古本屋で見つけて名品発掘!と喜んでいたから嬉しい上演だった。ハンガリー民謡を取り入れた(と思われる)音楽と踊りなど、戯曲の世界に迫ろうとする意気込みを感じさせ、俳優の配置も悪くなかったが、何かがもう一つ欲しい思いが残った。泥臭くリアルに行って良い部分と、軽々と跳躍する部分と、その案配だろうか・・何か惜しかった。

ネタバレBOX

年寄の役も若手がやっており、若手公演の趣も。恐らくは、自分が舞台上でどうなってるのか、判っていないパターン(それでいい場合もあるが今回はどうだったろう)。この戯曲の難易度を高めている、ラストの微妙なシーンに求められる微妙な演技には、とても手が届かないように思える。瑞々しさは替えがたいが、その上を狙える作品だと思う。

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