最新の観てきた!クチコミ一覧

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グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing

グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing

果てとチーク

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/05/01 (月) ~ 2017/05/02 (火)公演終了

満足度★★★★

精神世界の話なのか,物理的な境界線なのか,断片的な会話でストーリーが進んでいく。雰囲気は伝わるんだけど,結局何って感じで,テーマが抽象的でわかりづらい。それでも,何か面白く観劇できたのは70分という丁度良い時間だったからだろうか。

Lullaby

Lullaby

キコ qui-co.

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/05/02 (火) ~ 2017/05/04 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/02 (火)

不器用な男女の紡ぐ愛のかたちを、いまどき珍しいくらいの、愚直だが繊細なタッチで描いた2時間10分。ザムザ阿佐谷という器を通して増幅された、役者さんたちの熱気に終始当てられ、終演後も暫し腰が立たない程でした。

ネタバレBOX

佐藤健士さん、東澤(とうざわ)有香さん、主宰の小栗剛さんのキコ勢に、客演ながら、鶴町憲さん、春名風花さん、川上憲心さん、百花(ももか)亜希さん。昨年9月の『平日の天使、その他の短編』から引き続きの役者さんが多い座組、なんだか「キコ一座・奮闘公演!」みたいな感覚で、賑やかな序盤の舞台、眺めていました。

でぇ、本作のキーワードである「不倫」には前作『ミートソース・グラヴィティ』を、(今回は「戦争」でしたが)おはなしの推進力たる道具立てには同じく前作の『平日の天使』を、頭に浮かべながら観ていたんですが、舞台が進展…いや「急迫」するにつれて、前作の残像は霧散しました。音楽好きのアンちゃん・敏和を初めとした登場人物たちを、「愛」を描くためとはいえ、どうしてここまで追い詰めるんや!と半ば憤慨しながら(笑)、板の上から一刻も目をそらすことが出来ずにいました。

初めにも述べた通り、「終演後も暫し腰が立たない程」消耗しました。他の方のツイートにも同様の感想がちらほら。観客の五感をグリップして放さない、腕力のあるラブストーリー(&ピースもかな?)の舞台、全身で堪能させてもらいました。感謝!
平日の天使、その他の短編

平日の天使、その他の短編

キコ qui-co.

Ito・M・Studio(東京都)

2016/09/20 (火) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/09/23 (金)

代々木上原の駅から根性試しみたいな急な上り坂を、土砂降りのなか、傘をさして昇り切り、日頃から運動不足のオッサンの体力、約50%を消耗した状態で観てきました。

ネタバレBOX

レストランのコックとウエイトレスの不倫話が、同僚のコックの登場で、輪廻転生の壮大な?ドラマへとなだれ込む…最初の短編『ミートソース・グラヴィティ』は、主人公の、ごく平凡なコックの若者とウエイトレス、同僚のコックとの掛け合いの妙、奇想天外な人物設定共々、愉しませてもらいました。

お次の『赤猫の舌』は、安穏な暮らしと引き換えに、コトバ(詩)も・愛も・性さえも管理下に置かれた、近未来の東京に生きる「恋を知らない」若い男女が主人公。でぇ、「男女」なのにも関わらず、なんですけど、この主人公2人、どういう具合か、観ているうちに、『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカムパネルラにイメージが重なってしまいました。もし今の時代に宮沢賢治が生きていたら、こんな話を書くんじゃないかな?
『赤猫の舌』を観終わっての感想でした。

10分間の休憩を経て始まったのが、表題の『平日の天使』、80分?程の中編です。
愛娘が感染したのは、原因も対抗策も全く不明の病気。しかも、最初に診断を下した病院の他は、どこの医院も診察さえ拒み、ネットで見つけた情報も何者かに即座に消されてしまう…事実婚とはいえ親子三人、それまで幸せな家庭を築いてきたクリーニング屋の夫婦は進退窮まり、協力者たちと共に、近くのスーパーに人質を取って立てこもり事件を引き起こす。世間の耳目が集まったところで娘の病を公表し、病気を治す新たな情報を手に入れようと…。
最初はコメディ調だったのが、段々とサスペンス&バイオレンスな展開に! 映画館で洋画でも観ているような気分に陥りました。

家庭で作ったカレーライスに入っている、せいぜい面取りした程度のゴツゴツしたジャガイモの食感…そんな肌に伝わる温かみみたいなモンが、セリフの端々に込められた、そんな素敵な3つの作品でした、とさ♪
グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing

グーグス・ダーダ なになにもなになにもない NO nothing nothing nothing

果てとチーク

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/05/01 (月) ~ 2017/05/02 (火)公演終了

満足度★★★★

なんかモヤモヤしたところが良かったです。

ネタバレBOX

戦争で敵対している国の一方か、経済格差のある国の一方か、あるいは壁の向こう側の巨人か宇宙人に適宜人身御供を差し出している社会のことなのか、近くに壁があって人間を順序付けしている国の市民生活を描いたような話。

切れのないダンスなどは無用だと思いました。

ラストでミサイルが着弾してピカッと光ったようなシーンがありましたが、2017年5月1日16時50分頃劇場を出ようとしたとき、ちょうどエジプトのピラミッドの秘密通路に春分の日だけ真っすぐに太陽の光が差し込むように、突然の雷雨が止んだ後の強烈な光が年に一回この時刻しかないかのように、階段下の壁が四角く白いスクリーンのようになるくらいドンピシャで劇場入口の階段に差し込み、あまりにも眩しくて手で光を避けながら、ミサイル着弾直後のような感覚で劇場を後にしました。
「蝉の詩」

「蝉の詩」

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは五星にしませう。炭坑三部作にもあった兄弟(姉妹)愛のモチーフだが、そのバリエーション(同じ轍に流れない)の書き分けに驚かされる。筑豊炭田を流れる遠賀川の船運送会社の斜陽の時期を捉えた物語で、四姉妹の次女と三女、父、三女を慕う青年四名の客演が申し分なく馴染み、良い意味で際立ち、複数のエピソードの絡まり具合といい、時折「劇」をはみ出す笑い取りといい、二次曲線的に競りあがる激情の瞬間といい、全てが絶妙な按配で「静かな屋台崩し」のラストもドラマの理に適い、完成度という言葉を使うなら、高い完成度を達成した桟敷童子の面目躍如たる、というか往年の舞台。

ネタバレBOX

甘い結語に流れがちでもある桟敷舞台の中で、鋭く光る断片的な言葉が時折耳を刺激する。その背後の、現実味のある現実と言えば、例えば・・被占領国となるという事はどういう事か。身を粉にして働き、病んで死んで行くという事はどういう事か。
米兵による強姦殺人の被害者となった沖縄女性を想起する。そうやって劇場の「外」との関連の線を見つける。劇世界の中で完結したい願望と、しかしその中に作り手がこめた「現実」というものの断片を拾うべき義理とを思い、私は「米国に占領され、そして今も協定と密約によって法的に米国による占領に等しい状況にある」という事実を、この作品の横に添えおきたい。
「蝉の詩」

「蝉の詩」

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★

桟敷童子がお好きな方は、満足されることでしょう。
私は満足したうえに、いままでで一番「役者さんの力」を感じました。
これは他の役者さんたちだと私の心に響かなかったのではと感じました。

お若い方にはなかなか難しいかもしれないけれど私はとても好きです……。

ネタバレBOX

現在と過去が交差しますけれど、これ、いらなかったのではと、いままではシナリオと構成には感じなかった部分で、はっきりと「過去は過去の話でまとめて欲しかった」と感じました。
それは私自身がかろうじて昭和の時代を感じることができるからこそなのかもしれないし、シナリオを比較的重視して観劇かるタイプだからかもしれないし、あるいは好みの問題なのかも、それとも私が女性だったからなのかもしれません。
「あ、女性のことも描くんだ」と感じました。でも、もう一押し……欲しいなあ。どうかなあ。
だめな男が本当に巧みで、毎回、きゅっと愛おしいですね……。

野球にこだわり続けるのかな。そこはそこでおもしろいなあ。

まだまだずーっとこの劇団を見続けたいと感じました。
女性を描いたもので号泣したいですね……いつか……。
オーバー・ザ・トマソン

オーバー・ザ・トマソン

エンターテイメントユニット・liberta

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2017/05/02 (火) ~ 2017/05/05 (金)公演終了

満足度★★★★★

liberta版「世界に一つだけの花」であり「キャッツ」であり「ラ・ラ・ランド」です。私の思い入れこみで最高です。

別役実「正午の伝説」フェスティバル

別役実「正午の伝説」フェスティバル

die pratze

d-倉庫(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/09 (火)公演終了

満足度★★★★

【しおめも/劇団じゅんこちゃん】
前半のしおめもは少し前の「お昼と言えば……」なアレから始め、イントロ的なトークが終わって以降は2人のパフォーマーによるほぼ言葉を排した身体表現の60分。
ここまで言葉を排するともはや何がなんだか(Empty-Kubrickでさえオーソドックス寄りに感じられるほど(笑))ではあるが、これまでの4団体を観ているので動じることもなく、「あ、そうなの」的に受け止める。

5団体目と前半最後であったしおめもで一番の深淵まで来たと思ったら、後半の劇団じゅんこちゃんは折り返した途端に急浮上、な印象で1場での男女の性別入れ換えはあったものの、手法としてはアムリタよりもオーソドックスだったかも。
で、この性別入れ換えに青年団リンクRoMTと劇団やぶさかの「夏の夜の夢」を(考えようによっては楽園王もそうか?)、終盤での幕を使って演者の影を見せる手法に有末剛 緊縛夜話「盲獣 -あなたの世間に唾を吐く-」を、とそれぞれここ2ヶ月ほどの間に観たものを思い出し、やはり「小劇場シンクロニシティ」か?みたいな。

ところでここまでの6団体の組合わせと上演順(総合)、神レベルでは?

「蝉の詩」

「蝉の詩」

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/04/25 (火) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

泣けた。
やっぱりいいね。
ハンカチ二枚必携です。

オーバー・ザ・トマソン

オーバー・ザ・トマソン

エンターテイメントユニット・liberta

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2017/05/02 (火) ~ 2017/05/05 (金)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/02 (火) 19:30

相変わらずダンスに関しては「うますぎ」なレベル、別にダンス好きでも何でもないが他でいつも観ているものと明らかに違いがあると分かるほどに違う。芝居に関しても始め女性向けな?と思っていたがそんなことはなく、ただちょっと若すぎる方にはピンとこないかもと思ったぐらい。

ネタバレBOX

初日ということのあるのか。音楽の出だしが明らかにずれていると感じた箇所が多々あった。落とし方についてもあまり練られていない感じを受けました。音に関してはカーテンコールの時大音量でずっと流しているだけだったので「あまり融通がきかない」理由がなにかあるのか。
照明は好きな感じでしたが若干入れ方消し方が「?」というところ(あくまで素人の私見)という場面があり残念

主人公の婚約者(仮)の心情が腑に落ちすぎて 辛いw
CHOICE

CHOICE

Charmer Company

劇場HOPE(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★

チラシの絵柄は祈るような…作・演出の千賀多佳乃 女史は当日パンフでこの物語は「宗教の話ではないのです。人の心の話なのです」と書いている。もっとも挨拶文の流れからして宗教に無関係ではなく、そこは十分意識していることが分かる。

特に「パレスチナ問題」(「問題」という表現が相応しいかは別)を連想させるような展開である。サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」を再読したくなるような…この公演で描かれる宗教の変遷、布教内容は二大宗教の対立という単純構図である。「ベルリンの壁崩壊」「ソ連邦(国家体制)の崩壊」以後はイデオロギー対立よりも宗教で特徴付けられることが多いと言われている。
この公演もそうした宗教(観)を意識している。宗教上の対立が直接の契機ではなく、民族紛争・地域紛争・政治闘争・テロ行為などが絡んで勃発する、そんなことが垣間見える。
公演は、男女2人の主人公が牽引するが、それは「ロミオとジュリエット」をイメージさせる。シェイクスピア戯曲の”家”の確執を”宗教”に置き換えて、その無情にして無常を嘆くあたりは面白い。
(上演時間2時間30分 途中休憩10分)

ネタバレBOX

舞台セットは、白基調の石造りの街をイメージさせる。左右に非対象の階段、下手奥には傾斜・坂道を作る。そこに色彩豊かな照明を当て情景・状況を現す。

レクティ教とウニ教が過去の諍いを乗り越えて共存しているが、それは表面上のこと。そこには土地を中心とした恩讐が渦巻いている。宗教という正面からは表現し難いテーマ、それを今の世界情勢に人間(個人)の愛という普遍的な思いに背負わせて観せる。その視座から分かり易く展開しようと試みており、物語の捉え方としては面白いが、冗長(丁寧に描こうと説明過多)だったと思う。特に前半、土地(イメージはエルサレムか?)を中心に、そこに住んでいる信仰宗教が違う人々の差別と貧困、表面的な平和と平等への懐疑心を描いている。そのシーンが多いような…。いくつかのエピソードを挿入し、あとは観客の想像力に委ねてもよかったと思う。

冒頭、「オ-バーの選択日」として、一定の年齢に達した時(学院卒業時?)にレクティ教かウニ教の選択を行わせるが、そもそも政治的・経済的な不均衡の中で、真に「宗教(信仰)の自由」が選択出来るのであろうか?物語の根幹に疑問が残った。

また、IS(千賀女史によれば、現在ではDaeshと呼ばれていると)の行為、それが個人的な復讐に端を発している。演劇的な戦闘シーン、政治的な駆け引きの見所もあった。それだけに見せ場、盛り上がりに強弱があった方が印象深い。
見せ方は、宗教の違いを色…レクティは青、ウニは赤という違いで、群集シーンは識別させるなど工夫をしていた。

なお自分が観た回は、何人かの役者が台詞を噛んだり言い直したりしており、緊張なのか練習不足なのか、いずれにしても残念であった。

次回公演を楽しみにしております。
『あぁ、自殺生活。』4月~6月/365

『あぁ、自殺生活。』4月~6月/365

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2016/12/31 (土) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

満足度★★

無人受付は戸惑いましたが、おもしろいです。

ネタバレBOX

客席の前列に人が座れるはずのない小さーい椅子があったことから、独特の世界観が繰り広げられるものと期待しました。独特の感がありましたが、全体的に強弱があればよかったかなと感じました。自殺がテーマなので、暗いトーンで、単調に弱、弱、弱・・・と進んでいった印象です。声が聞き取りにくい個所もありました。女優のアクセントがときどき入るのはよかったです。
独立愚連飯店

独立愚連飯店

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2017/04/19 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

とても面白く観劇できました。

あきこのアナの中 〜Again〜

あきこのアナの中 〜Again〜

劇団☆錦魚鉢

テアトルBONBON(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめました。

独立愚連飯店

独立愚連飯店

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2017/04/19 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/04/28 (金) 14:00

価格3,900円

無題2047(17-050)

14:00の回(晴)。Bチーム

13:05会場着、受付(整理券あり)、13:30開場。

下手に小さなカウンター、丸テーブルが3つ、壁に織物、実に質素な美術。
13:55前説(アナウンス)、14:01ワルキューレの騎行が鳴る、開演~15:48終演。

「笑うゼットン」が2013/5、4年経ちました。

どの作品もお話の展開が巧く、常に「で、それで、それからどうなる?」と思いながら観ています。

田久保さん、たしかにH-TOA「ワンさんの一生とその一部」の中華料理屋の店主!!
学生時代(くるめるシアター)から観ていてその明るさはますます光度が強くなっているようです。

今日から始まった横森さんのメイキングも楽しみのひとつ。

トリスタンとイゾルデ

トリスタンとイゾルデ

KARAS

シアターX(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

価格3,500円

無題2046(17-049)

19:30の回(晴)

19:10会場着、19:12開場、19:35開演~20:29終演。

巨大な洞窟をイメージする舞台、波打った両サイドの幕は永い年月を刻みつけているようにみえ、繊細な照明の動きは闇の緊張感を最高潮のポジションで維持する。

いつにもましての大音量。

お二人の間には、絶対の距離があるように思え、
触れることができない、超えられない、見えない境があるように思え、
その空間には恐ろしいほどの感情が激流として流れ込んでいるように思え、
お互いにあらゆるものを飲み込もうとしているのではないかと思うほど。

終演後、訊いてみると照明機材は劇場のものだけだそうで、よく出来るなぁ~と思いました。アパラタスの時と同じように鰐川さんが照明しているんだと思いますが、一度実演してほしいものです。

みかん、ヒカリ、到達

みかん、ヒカリ、到達

mooncuproof

旧加藤家住宅(埼玉県)

2017/04/27 (木) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

鑑賞日2017/04/27 (木) 19:00

価格2,000円

無題2045(17-048)

19:00の回(晴)。

ゲッコーパレードを観に来ているこの会場(普通の家)で初めて他のユニット公演。この「家」..ということで観に来ました。

18:40受付、開場、靴はビニール袋に。「ハムレット」の客席が舞台、座席はキッチンと隣の部屋の2面。畳の上に蜜柑がひとつ。ザブトンの上に紙片...書いてあるのは「使用テキスト」らしい。

18:58前説(85分)、19:01開演~20:32終演。

みなさん初めて。当パン、サイトをみると萩谷さんと別府さんは慶應の「STEPS Musical Company」に所属していたとありました。慶應つながりだと「ミュージカルサークルEM」で「成れの果て(2016/3@バビロン)」「ダイフク様の信ジ方(2014/3@風姿花伝)」。

ときどきあるのが、劇中、自分が何処にいるのか分からなくなること。人物の相関関係、いつなのかどこなのか。本作はそれがかなり尾を引きました。あまりにわからないので当パンをみると「あらすじ」。あ~、読んでもわかりませんです。「アーティファクト」ってなんだろう!!帰宅後wikiってみると「人工物」とな。ということは「リプリカント」と同じ?

どういう社会なのか、旧態依然の「発電所」は原発のことを言ってるのか?どうして「みかん」なんだろう。

個性的発声と振付はもう少しこなれると面白くなるのではないかと(観たのが初日なので)、もっと歌うような感じ。

なんとなく、先日王子で観た「グーグス・ダーダ 」との近似性(「壁」と「違い」)を感じる。

あきこのアナの中 〜Again〜

あきこのアナの中 〜Again〜

劇団☆錦魚鉢

テアトルBONBON(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/04/27 (木)

初見の劇団錦魚鉢さん。タイトルやあらすじを見て最初にイメージしていた内容とはだいぶ異なる、良くも悪くも想像を覆された作品でした。主人公あきこの身体の外と中の世界をリンクさせる とはユニーク。目の付け所が面白いなぁと感じました。反面、何を表しているのかがやや分かりにくい部分もあったかなぁと思いました。当日配布のパンフレットに目を通していれば理解出来ると思いますが、見ていなければ各登場人物の役割を理解するのがちょっと難しいかも。両隣の席の方は居眠りしておられました‥が、個人的にはなかなか楽しめた作品でした。

遠き山に陽は墜ちて

遠き山に陽は墜ちて

劇団肋骨蜜柑同好会

シアター風姿花伝(東京都)

2017/04/28 (金) ~ 2017/05/02 (火)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/05/01 (月) 15:00

1日午後、目白のシアター風姿花伝で上演された劇団肋骨蜜柑同好会の公演『遠き山に陽は墜ちて』を観てきた。これは、昨年来注目している役者・嶋谷佳恵が出演していた関係からである。この肋骨蜜柑同好会という劇団、名前は前々から知っていたが、実際に観たのは今回が初めて。それにしても、シアター風姿花伝に目白駅から徒歩で向かうのは少々疲れた。


舞台の内容であるが、タイトルから連想されるイメージとは少々異なる。
病気で無職のエミコと画家を目指し花屋でバイトをしているタケシの姉弟一家。ある日、偶然にも人間らしい生き物(後にロジーと名付けられた。実は宇宙人らしい)をエミコが保護し一家と同居を始めてから起きる様々な出来事がつづられた舞台。タケシのバイト先の花屋の女性店員、酔っ払いの隣人主婦、怪しげな刑事、オタクライターと担当の編集者。登場人物を観ただけでも怪しげな内容が想像できる。赤いバラに執着するロジーは、過去に赤いバラを巡って何かあったらしい。しかし、その赤いバラは自分的にはどことなく血を暗示しているように感じた。
結局、登場人物達のロジーを巡ってのドタバタを経て、最後は姉を残し、弟はロジーと宇宙に旅経つ。いや、旅だったらしいが、観ようによっては2人とも自ら命を絶ったとも受け取れる結末であった。
熱演だった姉役の嶋谷、怪しげ感を上手く出していた刑事役の久保広広亘、どこか煮え切らない弟役の澤原剛生など、各役者は与えられた役の持つ個性を好演していて見応えがあった。
強いて言うなら、この劇の最終的なテーマは何か?、タイトルとの関連性は?

舞台を狭いながらも姉弟の家、喫茶店、花屋、宇宙と4分割していた演出はなかなか巧みだったのではないか。
開場から開演まで、舞台で静止パーフォーマンスを魅せた出演者は苦労だったろうと思う。意味のあるパーフォーマンスだったかは、観る側個々の感性の問題だろう

あきこのアナの中 〜Again〜

あきこのアナの中 〜Again〜

劇団☆錦魚鉢

テアトルBONBON(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/04/27 (木) 14:00

『あきこのアナの中』というなかなか刺激的なタイトルの劇団錦魚鉢の公演チケットがコリッチのプレゼント応募で当たったので27日午後に観に出かけた。場所は、中野のシアターMOMOであった。

公演パンフレットによると、この作品は再演らしい。
結婚詐欺にあったあきこがそのショックで壊れているとき、その体内でなんとか正常の健康に戻ろうと奮戦している細菌や身体の器官を擬人化したドラマ。ん~、これに似た発想の舞台(それは、細菌などではなく、体内に取り込まれた栄養素を擬人化したもの)を以前観たことがあるが、体内を舞台にしたいという発想は脚本家にとって少なからず興味あるもののようである。
結局は悪玉細菌は破れ、善玉細菌が勝利して各器官もも正常に戻るというわけだが、これを2時間にわたって観させられると、よほどしっかりしたテーマがあるとか、笑えるとか、泣けるとか、格闘シーンがあるとかがないと実際観ている者は辛くなる。今回の舞台は、その辛さと面白さの狭間を行ったり来たりしていた。
登場する人物達の個性がイマイチ分かりにくかったり脳の各器官の擬人化が雑だったりしたのが原因かもしれない。

そんな中で熱演していたのがリン役の佐々木里奈だろう。終わってみれば、一番印象に残っていた。
役者的には問題はあるまい。脚本に決定的なシーンが欠如していたことが、この舞台の核不足感を大きくしていたように思う。

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